JP2962559B2 - ユニット建物 - Google Patents
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Landscapes
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電磁結合通信システムを備えるユニット建
物に関する。
物に関する。
[従来の技術] 従来、複数の建物ユニットを互いに接合して構成され
るユニット建物がある。このユニット建物の建築方式
は、工場における建物の組立完成度を極力高めることに
より、品質の安定と工期の短縮を図ろうとするものであ
る。
るユニット建物がある。このユニット建物の建築方式
は、工場における建物の組立完成度を極力高めることに
より、品質の安定と工期の短縮を図ろうとするものであ
る。
他方、住宅等の防犯防災装置(ホームセキュリティ・
システム)として、特開昭62−27891号公報に記載され
る如くの、電磁結合通信システムを用いるものがある。
システム)として、特開昭62−27891号公報に記載され
る如くの、電磁結合通信システムを用いるものがある。
この電磁結合通信システムにあっては、主装置と、主
装置から離隔した建物の特定位置に配置されるセンサ装
置とから構成されている。そして、主装置は、特定の監
視用周波数信号を発生する信号発生部と、センサ装置か
らのエコーの有無を検出する検出部と、電磁結合により
信号発生部の発生信号をセンサ装置に送信し、かつセン
サ装置からのエコーを受信する第1のアンテナと、信号
発生部と検出部のそれぞれを第1のアンテナに切換え接
続する切換スイッチと、切換スイッチを一定の周期で信
号発生部と検出部のそれぞれの側に切換える制御部と、
検出部の検出結果を表示する表示部とを有して構成され
ている。又、センサ装置は、電磁結合により、信号発生
部からの監視用周波数信号を受信し、かつ該信号に共振
したエコーを主装置に送信する第2のアンテナと、主装
置からの監視用周波数信号に対応する共振信号と、第2
のアンテナと共振回路の間に挿入され、監視対象領域内
における状態変化によりオン/オフする感知スイッチ
(例えば、窓施錠センサ、玄関施錠センサ、火災センサ
等)とを有して構成されている。
装置から離隔した建物の特定位置に配置されるセンサ装
置とから構成されている。そして、主装置は、特定の監
視用周波数信号を発生する信号発生部と、センサ装置か
らのエコーの有無を検出する検出部と、電磁結合により
信号発生部の発生信号をセンサ装置に送信し、かつセン
サ装置からのエコーを受信する第1のアンテナと、信号
発生部と検出部のそれぞれを第1のアンテナに切換え接
続する切換スイッチと、切換スイッチを一定の周期で信
号発生部と検出部のそれぞれの側に切換える制御部と、
検出部の検出結果を表示する表示部とを有して構成され
ている。又、センサ装置は、電磁結合により、信号発生
部からの監視用周波数信号を受信し、かつ該信号に共振
したエコーを主装置に送信する第2のアンテナと、主装
置からの監視用周波数信号に対応する共振信号と、第2
のアンテナと共振回路の間に挿入され、監視対象領域内
における状態変化によりオン/オフする感知スイッチ
(例えば、窓施錠センサ、玄関施錠センサ、火災センサ
等)とを有して構成されている。
これにより、監視対象領域の感知スイッチがオンした
とすると、センサ装置では、第2のアンテナと共振回路
が閉成されるので、第2のアンテナを通して受信した監
視用周波数信号により共振回路が共振し、共振電流によ
るエコーが電磁結合により第1のアンテナで受信され
る。感知スイッチがオフしている場合、第2のアンテナ
は切り離されているので、上記エコーは発生しない。第
1のアンテナを介して受信された上記エコーは主装置の
検出部へ入力されるので、検出部はこのエコーの存在か
ら監視対象領域の状態変化(例えば、窓の施解錠、玄関
の施解錠、火災の有無等)を検知できる。
とすると、センサ装置では、第2のアンテナと共振回路
が閉成されるので、第2のアンテナを通して受信した監
視用周波数信号により共振回路が共振し、共振電流によ
るエコーが電磁結合により第1のアンテナで受信され
る。感知スイッチがオフしている場合、第2のアンテナ
は切り離されているので、上記エコーは発生しない。第
1のアンテナを介して受信された上記エコーは主装置の
検出部へ入力されるので、検出部はこのエコーの存在か
ら監視対象領域の状態変化(例えば、窓の施解錠、玄関
の施解錠、火災の有無等)を検知できる。
[発明が解決しようとする課題] 然るに、ユニット建物に電磁結合通信システムを採用
しようとする場合には、ユニット建物の天井、床、壁等
に、該システムを構成する主装置の第1のアンテナを取
り回し設置する必要があり、施工及び構成が複雑にな
る。
しようとする場合には、ユニット建物の天井、床、壁等
に、該システムを構成する主装置の第1のアンテナを取
り回し設置する必要があり、施工及び構成が複雑にな
る。
本発明は、ユニット建物に電磁結合通信システムを採
用するに際し、施工及び構成を単純化することを目的と
する。
用するに際し、施工及び構成を単純化することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、複数の建物ユニットを互
いに接合して構成され、かつ電磁結合通信システムを備
えるユニット建物であって、電磁結合のためのアンテナ
が、建物ユニット間の目地に装着される目地材本体に予
め添設されるようにしたものである。
いに接合して構成され、かつ電磁結合通信システムを備
えるユニット建物であって、電磁結合のためのアンテナ
が、建物ユニット間の目地に装着される目地材本体に予
め添設されるようにしたものである。
請求項2に記載の本発明は、前記アンテナが前記目地
材本体に内蔵されるようにしたものである。
材本体に内蔵されるようにしたものである。
請求項3に記載の本発明は、前記目地材本体が単一の
建物ユニットの周縁に沿って装着されるようにしたもの
である。
建物ユニットの周縁に沿って装着されるようにしたもの
である。
請求項4に記載の本発明は、前記目地材本体が建物の
全体の周縁に沿って装着されるようにしたものである。
全体の周縁に沿って装着されるようにしたものである。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、下記の作用効果
がある。
がある。
電磁結合通信システムを構成する主装置のアンテナ
が、建物ユニット内の目地に装着される目地材本体に予
め添設されている。このため、該アンテナを、目地材本
体の施工と同時に、該目地材本体とともにユニット建物
内に取り回し設置済とすることができる。
が、建物ユニット内の目地に装着される目地材本体に予
め添設されている。このため、該アンテナを、目地材本
体の施工と同時に、該目地材本体とともにユニット建物
内に取り回し設置済とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、下記の作用効果が
ある。
ある。
アンテナが目地材本体に内蔵されるから、該目地材本
体が建物ユニット内にて狭圧される如くに装着される場
合にも、アンテナは該目地材本体内にて保護され、健全
なアンテナ機能を維持できる。
体が建物ユニット内にて狭圧される如くに装着される場
合にも、アンテナは該目地材本体内にて保護され、健全
なアンテナ機能を維持できる。
請求項3に記載の本発明によれば、上記の作用効果
がある。
がある。
目地材本体が単一の建物ユニットの上面、下面もしく
は側面の周縁に沿って装着される結果、該目地材本体に
予め添設されているアンテナは該建物ユニット内空間の
全体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建物ユニット
内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを容
易に構築できる。
は側面の周縁に沿って装着される結果、該目地材本体に
予め添設されているアンテナは該建物ユニット内空間の
全体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建物ユニット
内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを容
易に構築できる。
請求項4に記載の本発明によれば、下記の作用効果
がある。
がある。
目地材本体が建物の全体の周縁に沿って装着される結
果、該目地材本体に予め添設されているアンテナは該建
物内空間の全体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建
物内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを
容易に構築できる。
果、該目地材本体に予め添設されているアンテナは該建
物内空間の全体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建
物内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを
容易に構築できる。
[実施例] 第1図は目地材を示す要部断面図、第2図は建物ユニ
ットの上面に目地材を装着した状態を示す模式図、第3
図は防犯防災装置を示す模式図、第4図は防犯防災装置
を示すブロック図、第5図は防犯防災装置を示す電気回
路図、第6図はユニット建物の施工状態を示す模式図、
第7図は他のユニット建物の施工状態を示す模式図であ
る。
ットの上面に目地材を装着した状態を示す模式図、第3
図は防犯防災装置を示す模式図、第4図は防犯防災装置
を示すブロック図、第5図は防犯防災装置を示す電気回
路図、第6図はユニット建物の施工状態を示す模式図、
第7図は他のユニット建物の施工状態を示す模式図であ
る。
ユニット建物1は、第6図に示す如く、基礎2の上部
に、複数の建物ユニット3を互いに接合して構成され
る。
に、複数の建物ユニット3を互いに接合して構成され
る。
そして、ユニット建物1は、第3図〜第5図に示す如
くの、電磁結合通信システムからなる防犯防災装置10を
備えている。
くの、電磁結合通信システムからなる防犯防災装置10を
備えている。
防犯防災装置10は、主装置20と、主装置20から離隔し
たユニット建物1の特定監視対象としてのある建物ユニ
ット3内に配置されるセンサ装置30(窓施錠センサ装置
30A、玄関施錠センサ装置30B、火災センサ装置30C等)
とからなる。
たユニット建物1の特定監視対象としてのある建物ユニ
ット3内に配置されるセンサ装置30(窓施錠センサ装置
30A、玄関施錠センサ装置30B、火災センサ装置30C等)
とからなる。
主装置20は、信号発生部21と、検出部22と、第1のア
ンテナ23(インダクタンスL1)と、切換スイッチ24と、
制御部25と、表示部26とを有して構成されている。
ンテナ23(インダクタンスL1)と、切換スイッチ24と、
制御部25と、表示部26とを有して構成されている。
信号発生部21は、発振回路を切換えることにより、或
いは周波数変調を行なうことにより異なる周波数f1、f
2、f3…の監視用周波数信号を所定周期で順次かつサイ
クリックに送出する。
いは周波数変調を行なうことにより異なる周波数f1、f
2、f3…の監視用周波数信号を所定周期で順次かつサイ
クリックに送出する。
検出部22は、センサ装置30からの信号を取込み、信号
増幅等を行なって、エコーの有無を検出する。この時、
検出部22は、エコーの有無及び周波数から各監視対象の
状態(窓施錠状態、玄関施錠状態、火災発生状態等)を
検出する。
増幅等を行なって、エコーの有無を検出する。この時、
検出部22は、エコーの有無及び周波数から各監視対象の
状態(窓施錠状態、玄関施錠状態、火災発生状態等)を
検出する。
第1のアンテナ23は、例えばループアンテナであり、
電磁結合により信号発生部21の発生信号を送信し、かつ
エコーを受信する。
電磁結合により信号発生部21の発生信号を送信し、かつ
エコーを受信する。
切換スイッチ24は、信号発生部21と検出部22のそれぞ
れの第1のアンテナ23に切換接続する。
れの第1のアンテナ23に切換接続する。
制御部25は、信号発生部21の起動、停止を制御する
他、信号発生部21が監視用周波数信号を送出する度に、
送出後、センサ装置30からのエコーが減衰する直前に切
換スイッチ24を検出部22の側へ切換える。
他、信号発生部21が監視用周波数信号を送出する度に、
送出後、センサ装置30からのエコーが減衰する直前に切
換スイッチ24を検出部22の側へ切換える。
表示部26は、検出部22の検出結果を、例えば発光素子
の点灯、消灯、又はブザー鳴動にて表示する。
の点灯、消灯、又はブザー鳴動にて表示する。
センサ装置30(30A、30B、30C…)は、第2のアンテ
ナ31(インダクタンスL2)と、コンデンサ32(容量C2)
と、水晶振動子33(X)と、感知スイッチ34(窓開閉ス
イッチ34A、玄関開閉スイッチ34B、熱感知スイッチ34C
等)とを有して構成されている。
ナ31(インダクタンスL2)と、コンデンサ32(容量C2)
と、水晶振動子33(X)と、感知スイッチ34(窓開閉ス
イッチ34A、玄関開閉スイッチ34B、熱感知スイッチ34C
等)とを有して構成されている。
各センサ装置30の第2のアンテナ31は、電磁結合によ
り、主装置20の信号発生部21からの監視用周波数信号f
1、f2、f3…を受信し、それらのいずれか1つの周波数
に共振したエコーを送信する。
り、主装置20の信号発生部21からの監視用周波数信号f
1、f2、f3…を受信し、それらのいずれか1つの周波数
に共振したエコーを送信する。
各センサ装置30において、第2のアンテナ31とコンデ
ンサ32と水晶振動子33はLCX並列共振回路を構成し、信
号発生部21が送出する監視用周波数信号の周波数f1、f
2、f3…のいずれか特定の1つに共振するように、L2、C
2、Xの値が選定されている。
ンサ32と水晶振動子33はLCX並列共振回路を構成し、信
号発生部21が送出する監視用周波数信号の周波数f1、f
2、f3…のいずれか特定の1つに共振するように、L2、C
2、Xの値が選定されている。
各センサ装置30の感知スイッチ34は、コンデンサ32と
水晶振動子33の並列回路と第2のアンテナ31との間に挿
入され、窓施錠、玄関施錠、火災等の感知によりオン/
オフする。
水晶振動子33の並列回路と第2のアンテナ31との間に挿
入され、窓施錠、玄関施錠、火災等の感知によりオン/
オフする。
次に、上記防犯防災装置10の動作について説明する。
防犯防災装置10においては、主装置20の信号発生部21
から周波数f1、f2、f3…fnの監視用周波数信号が所定時
間間隔でサイクリックに送出され、第1のアンテナ23か
ら順次かつサイクリックに発振される。
から周波数f1、f2、f3…fnの監視用周波数信号が所定時
間間隔でサイクリックに送出され、第1のアンテナ23か
ら順次かつサイクリックに発振される。
今、周波数fnで共振する火災センサ装置30Cを配設し
た監視対象の前記熱感知スイッチ34Cだけが熱感知して
オンしたとする。この時、防犯防災装置10は、下記
(A)、(B)の如く動作する。
た監視対象の前記熱感知スイッチ34Cだけが熱感知して
オンしたとする。この時、防犯防災装置10は、下記
(A)、(B)の如く動作する。
(A)周波数f1、f2、f3…f(n−1)の監視用周波数
信号が信号発生部21から送出されている間 火災センサ装置30C以外のセンサ装置30はそれら感知
スイッチ34がオフしているので動作しない。
信号が信号発生部21から送出されている間 火災センサ装置30C以外のセンサ装置30はそれら感知
スイッチ34がオフしているので動作しない。
火災センサ装置30Cは、熱感知スイッチ34Cがオンして
いるので、第1のアンテナ23と第2のアンテナ31とが電
磁結合するが、共振動作を行なわない。
いるので、第1のアンテナ23と第2のアンテナ31とが電
磁結合するが、共振動作を行なわない。
(B)周波数fnの監視用周波数信号が信号発生部21から
送出されて第1のアンテナ23から発振される時 切換スイッチ24が信号発生部21側(接点a)に設定さ
れて信号発生部21から第1のスイッチ23に周波数fnの電
流が流れる。
送出されて第1のアンテナ23から発振される時 切換スイッチ24が信号発生部21側(接点a)に設定さ
れて信号発生部21から第1のスイッチ23に周波数fnの電
流が流れる。
上記により第1のアンテナ23からの磁束が発生し、
各センサ装置30のうち、熱感知スイッチ34Cがオン状態
にある火災センサ装置30Cが並列共振し、共振電流が第
2のアンテナ31に流れる。
各センサ装置30のうち、熱感知スイッチ34Cがオン状態
にある火災センサ装置30Cが並列共振し、共振電流が第
2のアンテナ31に流れる。
上記の発振終了と同期したタイミングで、切換スイ
ッチ24が検出部22側(接点b)へ切換えられる。
ッチ24が検出部22側(接点b)へ切換えられる。
上記により第1のアンテナ23からの磁束が消失し、
第2のアンテナ31からエコー(交番磁束)が発生する。
第2のアンテナ31からエコー(交番磁束)が発生する。
相互インダクタンスMを通して、第1のアンテナ23と
第2のアンテナ31とが電磁結合し、第1のアンテナ23に
誘導電流が流れる。
第2のアンテナ31とが電磁結合し、第1のアンテナ23に
誘導電流が流れる。
即ち、監視用周波数信号に応答して火災センサ装置30
Cに発生するエコーは電磁結合により第1のアンテナ23
で受信され、この受信信号は切換スイッチ24を通して検
出部22に入力され、ここで増幅処理される。
Cに発生するエコーは電磁結合により第1のアンテナ23
で受信され、この受信信号は切換スイッチ24を通して検
出部22に入力され、ここで増幅処理される。
検出部22は入力された受信エコーの周波数から、この
周波数が割当てられた監視対象位置を判別し、該監視対
象位置の状態(火災の発生)に関する監視情報を表示部
26に表示する。
周波数が割当てられた監視対象位置を判別し、該監視対
象位置の状態(火災の発生)に関する監視情報を表示部
26に表示する。
検出部22での上記信号処理、判別処理が終了するタイ
ミングで、制御部25により切換スイッチ24が信号発生部
21側(接点a)で切換えられるとともに、信号発生部21
が周波数f1の監視用周波数信号を送出する。
ミングで、制御部25により切換スイッチ24が信号発生部
21側(接点a)で切換えられるとともに、信号発生部21
が周波数f1の監視用周波数信号を送出する。
ところで、LCX並列共振回路の共振電流は、水晶振動
子33があるために、その減衰が、LC並列共振回路の場合
より緩やかになり、受信可能な臨界レベルへ減衰するま
での時間t0が長くなる。このことは、主装置20の第1の
アンテナ23とセンサ装置30の第2のアンテナ31との送受
信可能距離を伸ばすことができることを意味する。又、
LCX並列共振回路は、そのQが高いので、共振波形は鋭
くなり、受信したエコーの識別に要する周波数帯域が狭
くて足りるので、異なる周波数域の複数のエコーを混信
なく識別することが容易となる。
子33があるために、その減衰が、LC並列共振回路の場合
より緩やかになり、受信可能な臨界レベルへ減衰するま
での時間t0が長くなる。このことは、主装置20の第1の
アンテナ23とセンサ装置30の第2のアンテナ31との送受
信可能距離を伸ばすことができることを意味する。又、
LCX並列共振回路は、そのQが高いので、共振波形は鋭
くなり、受信したエコーの識別に要する周波数帯域が狭
くて足りるので、異なる周波数域の複数のエコーを混信
なく識別することが容易となる。
然るに、ユニット建物1にあっては、第2図に示す如
く、上下に接合される建物ユニット3の接合部の目地
に、風雨の吹込みを防止するための目地材40を装着して
いる。目地材40の本体40Aは、下階に据え付けられる単
一の建物ユニット3の上面の周縁に沿って取付けられる
ように周回状をなし、横断面の外郭を略方形とする、ゴ
ム、プラスチック等の弾性管状体にて構成されている。
従って、目地材40の本体40Aは、上下の建物ユニット3
の間の目地にて、第1図(A)の自由状態から第1図
(B)の如くに弾性的に変形する。尚、第2図におい
て、4は建物ユニット3の上面の4隅の内方寄りに設け
られた案内突起であり、この建物ユニット3の上階に据
え付けられる建物ユニット3の下面に設けられる嵌合孔
と相嵌合する。
く、上下に接合される建物ユニット3の接合部の目地
に、風雨の吹込みを防止するための目地材40を装着して
いる。目地材40の本体40Aは、下階に据え付けられる単
一の建物ユニット3の上面の周縁に沿って取付けられる
ように周回状をなし、横断面の外郭を略方形とする、ゴ
ム、プラスチック等の弾性管状体にて構成されている。
従って、目地材40の本体40Aは、上下の建物ユニット3
の間の目地にて、第1図(A)の自由状態から第1図
(B)の如くに弾性的に変形する。尚、第2図におい
て、4は建物ユニット3の上面の4隅の内方寄りに設け
られた案内突起であり、この建物ユニット3の上階に据
え付けられる建物ユニット3の下面に設けられる嵌合孔
と相嵌合する。
この時、目地材40は、本体40Aの空洞部に前述の防犯
防災装置10において主装置20を構成する第1のアンテナ
23を内蔵している。即ち、第1のアンテナ23は、目地材
40における本体40Aの空洞部に、該本体40Aの周回状の全
長に渡り延設される如くに内蔵される。そして、第1の
アンテナ23の両端部は、本体40Aの適宜位置にて空洞部
の外に取出され、前述の如く切換スイッチ24に接続され
る。
防災装置10において主装置20を構成する第1のアンテナ
23を内蔵している。即ち、第1のアンテナ23は、目地材
40における本体40Aの空洞部に、該本体40Aの周回状の全
長に渡り延設される如くに内蔵される。そして、第1の
アンテナ23の両端部は、本体40Aの適宜位置にて空洞部
の外に取出され、前述の如く切換スイッチ24に接続され
る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
防犯防災装置10を構成する主装置20の第1のアンテナ
23が、建物ユニット3の間の目地に装着される目地材本
体40Aに予め内蔵される状態で添設されている。このた
め、該アンテナ23を、目地材本体40Aの施工と同時に、
該目地材本体40Aとともにユニット建物1内に取り回し
設置済とすることができる。
23が、建物ユニット3の間の目地に装着される目地材本
体40Aに予め内蔵される状態で添設されている。このた
め、該アンテナ23を、目地材本体40Aの施工と同時に、
該目地材本体40Aとともにユニット建物1内に取り回し
設置済とすることができる。
第1のアンテナ23が目地材本体40Aに内蔵されるか
ら、該目地材本体40Aが上下の建物ユニット3の間にて
狭圧される如くに装着される場合にも、アンテナ23は該
目地材本体40A内にて保護され、健全なアンテナ機能を
維持できる。
ら、該目地材本体40Aが上下の建物ユニット3の間にて
狭圧される如くに装着される場合にも、アンテナ23は該
目地材本体40A内にて保護され、健全なアンテナ機能を
維持できる。
目地材本体40Aが単一の建物ユニット3の上面の周縁
に沿って装着される結果、該目地材本体40Aに予め添設
されているアンテナ23は該建物ユニット3の内空間の全
体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建物ユニット3
の内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを
容易に構築できる。
に沿って装着される結果、該目地材本体40Aに予め添設
されているアンテナ23は該建物ユニット3の内空間の全
体を取り囲んでその送受信範囲とし、該建物ユニット3
の内空間を監視対象領域とする電磁結合通信システムを
容易に構築できる。
尚、本発明は、第7図(A)〜(C)の如くに組立て
られるユニット建物1において、建物1の外周に臨む、
上下建物ユニット3の接合部まわりに装着される化粧用
目地材50に、上記実施例におけるアンテナ23を内蔵する
等にて予め添設するものであっても良い。これによれ
ば、目地材50がユニット建物1の外周縁に沿って装着さ
れる結果、該目地材50に予め添設されているアンテナ23
は該建物1の内空間の全体を取り囲んでその送受信範囲
とし、該建物1の内空間を監視対象領域とする電磁結合
送信システムを容易に構築できる。
られるユニット建物1において、建物1の外周に臨む、
上下建物ユニット3の接合部まわりに装着される化粧用
目地材50に、上記実施例におけるアンテナ23を内蔵する
等にて予め添設するものであっても良い。これによれ
ば、目地材50がユニット建物1の外周縁に沿って装着さ
れる結果、該目地材50に予め添設されているアンテナ23
は該建物1の内空間の全体を取り囲んでその送受信範囲
とし、該建物1の内空間を監視対象領域とする電磁結合
送信システムを容易に構築できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、ユニット建物に電磁結
合通信システムを採用するに際し、施工及び構成を単純
化することができる。
合通信システムを採用するに際し、施工及び構成を単純
化することができる。
第1図は目地材を示す要部断面図、第2図は建物ユニッ
トの上面に目地材を装着した状態を示す模式図、第3図
は防犯防災装置を示す模式図、第4図は防犯防災装置を
示すブロック図、第5図は防犯防災装置を示す電気回路
図、第6図はユニット建物の施工状態を示す模式図、第
7図は他のユニット建物の施工状態を示す模式図であ
る。 1……ユニット建物、 3……建物ユニット、 10……防犯防災装置、 23……アンテナ、 40……目地材、 40A……本体、 50……目地材。
トの上面に目地材を装着した状態を示す模式図、第3図
は防犯防災装置を示す模式図、第4図は防犯防災装置を
示すブロック図、第5図は防犯防災装置を示す電気回路
図、第6図はユニット建物の施工状態を示す模式図、第
7図は他のユニット建物の施工状態を示す模式図であ
る。 1……ユニット建物、 3……建物ユニット、 10……防犯防災装置、 23……アンテナ、 40……目地材、 40A……本体、 50……目地材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 25/10 G08B 25/10 H04B 1/08 H04B 1/08 Z
Claims (4)
- 【請求項1】複数の建物ユニットを互いに接合して構成
され、かつ電磁結合通信システムを備えるユニット建物
であって、電磁結合のためのアンテナが、建物ユニット
間の目地に装着される目地材本体に予め添設されること
を特徴とするユニット建物。 - 【請求項2】前記アンテナが前記目地材本体に内蔵され
る請求項1記載のユニット建物。 - 【請求項3】前記目地材本体が単一の建物ユニットの周
縁に沿って装着される請求項1又は2記載のユニット建
物。 - 【請求項4】前記目地材本体が建物の全体の周縁に沿っ
て装着される請求項1又は2記載のユニット建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2034278A JP2962559B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | ユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2034278A JP2962559B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | ユニット建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03237823A JPH03237823A (ja) | 1991-10-23 |
JP2962559B2 true JP2962559B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12409698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2034278A Expired - Fee Related JP2962559B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | ユニット建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638339U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-20 | 株式会社クボタ | 受信アンテナを兼ねる壁構造 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP2034278A patent/JP2962559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03237823A (ja) | 1991-10-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |