JP3145563B2 - 患者等の検出装置 - Google Patents

患者等の検出装置

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JP3145563B2 JP09879394A JP9879394A JP3145563B2 JP 3145563 B2 JP3145563 B2 JP 3145563B2 JP 09879394 A JP09879394 A JP 09879394A JP 9879394 A JP9879394 A JP 9879394A JP 3145563 B2 JP3145563 B2 JP 3145563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は患者等の検出装置に係
り、特に無線通信によって患者等を検出する患者等の検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、徘徊患者の移動を検出するた
めに図15に示すように、ポケット型携帯送信機31、
ループセンサ32、ループアンテナ33(病室出入口等
に設置されている)、受信機34で構成された徘徊患者
の移動検出装置が知られている。
【0003】この徘徊患者の移動検出装置において、ル
ープアンテナ33からはループセンサ32から送られて
きた250KHzの電磁波が常時放射されている。送信
機31を携帯している徘徊患者がループアンテナ33上
を通過すると、ループアンテナ33からの250KHz
の電磁波で送信機31を動作させる。送信機31から発
射された100MHz帯の微弱電波のうち放射電界成分
を受信機34で受信し、その警報信号により表示器35
(図16)から警報音を発する。
【0004】また、図17に示すように、ポケット型携
帯送信機36、受信機37(病室出入口等に設置されて
いる)、表示器38で構成された徘徊患者の移動検出装
置も知られている。
【0005】この徘徊患者の移動検出装置において、送
信機36は常時310MHzの微弱電波を発信してい
る。ポケット型携帯送信機36を携帯している徘徊患者
が受信機37へ一定の距離に接近すると、この微弱電波
を受信機37が受信し、警報信号を発し表示器38から
警報音を発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな徘徊患者の移動検出装置では、徘徊患者にポケット
型携帯送信機31、36を持たせたり、身に付けさせた
りすると、徘徊患者がポケット型携帯送信機31、36
に対して違和感を感じることが多く、この場合、徘徊患
者は所持しているポケット型携帯送信機31、36を、
すぐに取外したり、壊したりする問題点がある。
【0007】これらの対策のために徘徊患者に所持させ
る携帯送信機を、(1)名札にデザインする、(2)お
守りにデザインする、(3)服の衿の内側に縫いつける
等、各種のアイデアが提案され、実用に供されている。
しかし、名札やお守りにデザインしても徘徊患者に所持
させているので、取外したり、壊したりする問題点を解
消することはできない。また、携帯送信機が縫いつけら
れた服を徘徊患者に強制的に着用させるのは、「好みの
服を着用する」という個人の自由を奪うことになり、人
権上、問題がある。
【0008】このように、何れのアイデアも根本的な解
決策となっておらず、未だに徘徊患者が携帯送信機を取
外したり、壊したりする問題点が解消されていないのが
実情である。
【0009】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、携帯送信機を患者等に携
帯させることなく、患者等を検出することができる患者
等の検出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の患者等の検出装置は、看護人によって携帯さ
れループアンテナとしてのバーアンテナを内蔵している
携帯送信機と、携帯送信機から送信されてきた電波をダ
イバーシティー受信する互いに直交したループアンテナ
としての少なくとも2個のバーアンテナを内蔵し、病室
出入口等の検出位置に設置された受信機と、看護人、患
者等の人体から出る赤外線を検知する焦電型赤外線セン
サおよび/または予め超音波を発し、人体によって反射
される超音波を検知する超音波センサからなり病室出入
口等の検出位置に設置され看護人、患者等を検知する人
体センサーと、携帯送信機が受信機に接近したとき受信
機から出力される電波検出信号の有無によりそれぞれ制
御され人体センサーから出力されるセンサー検出信号を
それぞれ阻止、通過させるスイッチ回路と、スイッチ回
路から通過されたセンサー検出信号出力により警報する
警報器とを備え、スイッチ回路は、受信機の検出エリア
を通過した後に人体センサーの検出エリアを通過するよ
うに受信機および人体センサーが設置されている場合
に、電波検出信号を一定時間保持するタイマー回路を有
するものであり、また看護人によって携帯されループア
ンテナとしてのバーアンテナを内蔵している携帯送信機
と、携帯送信機から送信されてきた電波をダイバーシテ
ィー受信する互いに直交したループアンテナとしての少
なくとも2個のバーアンテナを内蔵し、病室出入口等の
検出位置に設置された受信機と、看護人、患者等の人体
から出る赤外線を検知する焦電型赤外線センサおよび/
または予め超音波を発し、人体によって反射される超音
波を検知する超音波センサからなり病室出入口等の検出
位置に設置され看護人、患者等を検知する人体センサー
と、携帯送信機が受信機に接近したとき受信機から出力
される電波検出信号の有無によりそれぞれ制御され人体
センサーから出力されるセンサー検出信号をそれぞれ阻
止、通過させるスイッチ回路と、スイッチ回路から通過
されたセンサー検出信号出力により警報する警報器とを
備え、スイッチ回路は、人体センサーの検出エリアを通
過した後に受信機の検出エリアを通過するように人体セ
ンサーおよび受信機が設置されている場合に、センサー
検出信号を一定時間遅延する遅延回路を有する。
【0011】
【作用】この患者等の検出装置において、携帯送信機を
携帯した看護人が病室出入口等の検出位置に設置された
受信機および人体センサーに接近すると、受信機はルー
プアンテナによって携帯送信機から送信される電波を受
信し、電波検出信号をスイッチ回路に出力する。また、
人体センサーはセンサー検出信号をスイッチ回路に出力
する。この際、スイッチ回路は入力された電波検出信号
に基づきセンサー検出信号が警報器に出力されるのを阻
止する。
【0012】一方、携帯送信機を携帯していない患者等
が病室出入口等の検出位置に設置された受信機および人
体センサーに接近すると、受信機は電波を受信すること
はなく、人体センサーのみがセンサー検出信号をスイッ
チ回路に出力する。この際、スイッチ回路にはセンサー
検出信号のみが入力されるので、スイッチ回路はこのセ
ンサー検出信号を警報器に出力することができ、この警
報器から警報が発せられる。
【0013】このように電波検出信号およびセンサー検
出信号が共にスイッチ回路に入力されるときには、スイ
ッチ回路からセンサー検出信号が出力されるのを阻止
し、センサー検出信号のみがスイッチ回路に入力すると
きには、スイッチ回路からセンサー検出信号を通過させ
るので、携帯送信機を携帯していない患者等が病室出入
口等の検出位置を通過するときに、警報器から警報を発
することができる。これにより、患者等が携帯送信機を
取外したり、壊してしまったりすることを確実に防止す
ることができる。なお、受信機と人体センサーとの検出
エリアが重複していない場合、例えば、携帯送信機を携
帯した看護人が受信機の検出エリア、人体センサーの検
出エリアの順に通過するときには、受信機から出力され
る電波検出信号をタイマー回路を有するスイッチ回路に
入力させることにより、このスイッチ回路から警報器に
出力されるセンサー検出信号を阻止することができる。
一方、看護人が人体センサーの検出エリア、受信機の検
出エリアの順に通過するときには、人体センサーから出
力されるセンサー検出信号を遅延回路を有するスイッチ
回路に入力させることにより、このスイッチ回路から警
報器に出力されるセンサー検出信号を阻止することがで
きる。
【0014】これにより、受信機と人体センサーとの検
出エリアが重複していない場合においても、確実に患者
等を検出することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の患者等の検出装置を痴呆性老
人または徘徊患者の移動検出装置に適用した実施例につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】この徘徊患者の移動検出装置は図1に示す
ように、徘徊患者を看護する看護人に携帯させる携帯送
信機Tと、病室出入口等の検出位置に設置された受信機
R1、R2、…R10および人体センサーJ1、J2、…J10
と、人体センサーJ1、J2、…J10から出力されるセン
サー検出信号により警報する警報器D1、D2、…D4と
を備えている。受信機R1、R2、…R10および人体セン
サーJ1、J2、…J10はスイッチ回路SW1、SW2、…
SW10を介して警報器D1に接続され、この警報器D1に
警報器D2、…D4が順次直列接続されている。
【0017】携帯送信機Tは、図9に示すように、電池
1と、電池1からの電圧を一定にする定電圧回路(Re
g)2と、電池の電圧検出を行なう電圧検出器3と、電
圧検出器3からの電圧検出出力により送信ON−OFF
のデューティーを決めるタイマー4およびスイッチイン
グ回路5と、スイッチイング回路5により450KHz
の微弱電波を間欠発振する発振器(OSC)6と、微弱電
波を間欠送信する微小ループアンテナとしてのバーアン
テナ7とを内蔵している。バーアンテナ7は450KH
zに共振されている。
【0018】電圧検出器3からの電圧検出出力によりタ
イマー4は送信ON−OFFのデューティーを決め、ス
イッチイング回路5のスイッチイングにより、通常時に
は1msec送信ON、0.5secOFFの信号S1
を作り、電圧低下時には1msec送信ON、0.75
secOFFの信号S2を作り、スイッチイング回路5
により発振器(OSC)6をドライブし450KHzの微
弱電波を間欠発振させ、450KHzに共振されたバー
アンテナ7から微弱電波を間欠送信する。
【0019】受信機R1、R2、…R10は、携帯送信機T
から間欠送信される微弱電波を受信するもので、具体的
には図10、図13に示すように、送信機Tから間欠送
信されてきた微弱電波のうち静磁界成分を偏波ダイバー
シティー受信する互いに直交した少なくとも2個の微小
ループアンテナとしてのバーアンテナ8a、8bを内蔵
し、病室出入口等の検出位置に設置されている。
【0020】受信機R1、R2、…R10において、バーア
ンテナ8a、8bには、それぞれバンドパス増幅器9
a、9b、各バーアンテナ8a、8bに誘起された電圧
をバンドパス増幅器9a、9bを介して強度検出し、そ
の強度に比例した電流を出力する電界強度検出器(RSSI
=Radio Signal Strength Indicator)10a、10bが
接続されている。これらの電界強度検出器10a、10
bからの出力側は加算器Mixで混合され、コンパレー
タからなる波形整形回路11に接続されている。波形整
形回路11はそれぞれ周期検出回路12a、12bに接
続され、周期検出回路12a、12bはそれぞれ警報用
フォトカプラTr4、電池切れ用フォトカプラTr5に接
続されている。警報用フォトカプラTr4はスイッチ回
路SW1、SW2、…SW10に接続され、電池切れ用フォ
トカプラTr5は直接、警報器D1に接続されている。
【0021】人体センサーJ1、J2、…J10は、例えば
人体から出る赤外線を検知する焦電型赤外線センサや、
予め超音波を発し、人体によって反射されるこの超音波
を検知する超音波センサ等が使用される。
【0022】焦電型赤外線センサは、赤外線エネルギー
を電気エネルギーに変換する焦電性を利用した温度セン
サで、LiTaO3(タンタル酸リチウム)、Sr1-X
XNb26(ニオブ酸バリウムストロンチウム)、P
b5Ge311(ゲルマン酸鉛)、PbTi1-XZrX3
(チタン酸ジルコン酸鉛)、PbTiO3(チタン酸
鉛)などが焦電性材料として使用され、センサとしての
機能を具備するために素子化されている。このような焦
電型赤外線センサは、焦電性材料に人体から出る赤外線
が当ると、この焦電性材料が加熱され、僅かながら伸縮
するので表面層の過剰電荷が少なくなり、その電荷と対
になっていた浮遊電荷が余る。この余った浮遊電荷を外
部に取り出し焦電流にして、この焦電流によって人体を
検知する。
【0023】超音波センサは、送信用素子と受信用素子
とから成り、各々の素子の材料としては圧電セラミック
スが多用されており、BaTiO3(チタン酸バリウ
ム)、Pb(Zr−Ti)O3(チタン酸ジルコン酸
鉛)、LiNbO3(リチウム−ニオブ酸)、LiSO4
(硫酸リチウム)などが使用され、センサとしての機能
を具備するために素子化されている。このような超音波
センサは、送信用素子の圧電セラミックスに電圧を印加
すると、電圧と周波数に応じて機械的な歪みが発生して
振動することにより超音波が発生し、この超音波が受信
用素子の圧電セラミックスに超音波振動を加えて電気信
号が発生する。この電気信号によって人体を検知する。
【0024】このような受信機R1、R2、…R10および
人体センサーJ1、J2、…J10は、図14(a)、
(b)に示すように、例えば病室出入口等の天井に受信
機R1、R2、…R10を設置させ、壁に人体センサーJ
1、J2、…J10を設置させる。なお、人体センサーJ
1、J2、…J10としての焦電型赤外線センサは、人体か
ら出る赤外線を検知する検出素子のみを使用しているの
で、壁の一側面に設置するだけでよい。
【0025】スイッチ回路SW1、SW2、…SW10は図
2に示すように、PNP形トランジスタTr1、PNP
形トランジスタTr2、インバータ108、AND回路
109、NPN形トランジスタTr3、接点cを有する
電磁リレー110で構成されている。
【0026】PNP形トランジスタTr1のベースは、
抵抗101を介して受信機R1、R2、…R10の警報用フ
ォトカプラTr4のコレクタに有線で接続され、この受
信機R1、R2、…R10の警報用フォトカプラTr4のエ
ミッタは有線で接地されている。また、PNP形トラン
ジスタTr2のベースは、抵抗104を介して人体セン
サーJ1、J2、…J10の一端に接続され、この人体セン
サーJ1、J2、…J10の他端は接地されている。電源V
ccはPNP形トランジスタTr1のエミッタ及びコレ
クタ、抵抗103を介し、また、PNP形トランジスタ
Tr2のエミッタ及びコレクタ、抵抗106を介して接
地されている。PNP形トランジスタTr1のベース、
抵抗101間には電源Vccに接続される抵抗102が
接続され、PNP形トランジスタTr2のベース、抵抗
104間には電源Vccに接続される抵抗105が接続
されている。
【0027】PNP形トランジスタTr1のコレクタ、
抵抗103間にはインバータ108の入力側が接続さ
れ、このインバータ108の出力側はAND回路109
の入力a側に接続されている。PNP形トランジスタT
r2のコレクタ、抵抗106間にはAND回路109の
入力b側が接続されている。AND回路109の出力側
は、抵抗107を介してNPN形トランジスタTr3の
ベースに接続されている。このNPN形トランジスタT
r3のコレクタは電源Vccに接続される電磁リレー1
10に接続され、NPN形トランジスタTr3のエミッ
タは接地されている。電磁リレー110の接点cは有線
で警報器D1に接続されている。
【0028】このように構成された徘徊患者の移動検出
装置において、看護人が携帯する携帯送信機Tは発振器
(OSC)6で発振される450KHzの微弱電波のキャ
リヤを、電圧検出器3、タイマー4およびスイッチイン
グ回路5で決められる送信ON−OFFのデューティー
の周期で450KHzに共振されたバーアンテナ7から
微弱電波を間欠送信する。即ち、電圧検出器3により電
池1の電圧検出を行なってタイマー4は通常時には1m
sec送信ON、0.5secOFFの信号S1を作
り、また、電圧低下時には1msec送信ON、0.7
5secOFFの信号S2を作り、スイッチイング回路
5により発振器(OSC)6をドライブし450KHzの
微弱電波を間欠発振させ、450KHzに共振されたバ
ーアンテナ7から微弱電波を間欠送信する。
【0029】この際、携帯送信機Tはバーアンテナ7を
使用しており、図11に示すように、バーアンテナ7よ
り放射される静磁界F1、誘導電磁界F2、放射電磁界F
3は、それぞれアンテナからの距離Rの3乗、2乗、1
乗に反比例して減衰し、R=λ/2πのときそれぞれ等
しくなり(450KHzの場合107m)、携帯送信機
Tから数mの範囲では静磁界F1のみ存在すると考えて
よい。また、この静磁界F1の電力はアンテナからの距
離Rの6乗に反比例して減衰する。携帯送信機Tの近傍
は静磁界成分に比べて誘導電磁界F2、放射電磁界F3は
非常に小さく、受信できるのは送信機近傍(数mの範
囲)では静磁界成分だけと考えてよい。
【0030】一般に電波と呼ばれている放射電磁界は電
界と磁界がペアーになって成立っているが、磁界成分は
人体や構造物による反射や、減衰等の影響を受けにくい
伝播特性をもっている。また、静磁界強度は叙上のよう
に距離Rの3乗に反比例して減衰するため、検出距離の
設定が放射電磁界と比べて非常に容易となる。さらに、
静磁界F1の放射特性は図12(a)に示すように大き
な8字特性と、これに直交する小さな8字特性を有して
おり、その合成放射特性は図12(b)に示すような特
性を呈する。このため、放射電磁界F3を利用した放射
特性(図12(c))とは異なり、バーアンテナ7を使
用した静磁界F1の送信は無指向性となる。
【0031】以下、このような携帯送信機Tを携帯する
看護人と徘徊患者とを区別する移動検出について説明す
る。
【0032】実施例1 図6に示すように、受信機R1と人体センサーJ1との検
出エリアが重複している場合において、携帯送信機Tを
携帯している看護人Nが受信機R1に接近したとき、受
信機R1は携帯送信機Tから間欠送信されてきた微弱電
波の静磁界を2個のバーアンテナ8a、8bで受信す
る。携帯送信機Tから送信されてくる静磁界は送信アン
テナの向きにより偏波が異なるが、2個のバーアンテナ
8a、8bは互いに直交して配置されているため(図1
0、図13)、偏波ダイバーシティー受信しており、携
帯送信機Tのバーアンテナ7の向きによって不感となる
ことはない。なお、携帯送信機Tのバーアンテナ7が図
13においてY軸方向の磁力線に対しては、理論的には
不感となるので、本来ならばY軸方向にも受信バーアン
テナが必要であるが、実験によれば2個のバーアンテナ
8a、8bで充分であった。
【0033】各バーアンテナ8a、8bに誘起された電
圧は、それぞれバンドパス増幅器9a、9bを介して強
度検出し、電界強度検出器(RSSI=Radio Signal Streng
th Indicator)10a、10bはその強度に比例した電
流を出力する。この電界強度検出器10a、10bから
の出力は加算器Mixで混合され、コンパレータからな
る波形整形回路11により波形整形されたパルスを出力
する。このパルス出力はそれぞれ周期検出回路12a、
12bに印加される。周期検出回路12a、12bで携
帯送信機Tからの間欠発振周期と同じかどうかを検出
し、ノイズとの識別を行なう。周期検出回路12a、1
2bは周期検出を行なうとその検出出力をそれぞれ警報
用フォトカプラTr4、電池切れ用フォトカプラTr5に
印加する。
【0034】図2において、携帯送信機Tの電圧検出器
3により電池1の電圧検出を行なってタイマー4が通常
時には1msec送信ON、0.5secOFFの信号
S1を作りだしたときは、周期検出回路12aがこの周
期検出を行ない、警報用フォトカプラTr4はスイッチ
回路SW1のPNP形トランジスタTr1をオン状態にす
る。このPNP形トランジスタTr1がオン状態になる
と、電波検出信号入力Rが高レベル(図2に示す真理値
表において「1」)になってインバータ108に入力さ
れるため、インバータ108から低レベル「0」の電波
検出信号がAND回路109の入力a側に入力される。
【0035】また、看護人Nは人体センサーJ1にも接
近しているので、人体センサーJ1が看護人Nを検知し
てPNP形トランジスタTr2をオン状態にする。この
PNP形トランジスタTr2がオン状態になると、高レ
ベル「1」のセンサー検出信号入力JがAND回路10
9の入力b側に入力される。
【0036】しかし、AND回路109の出力OUTは
看護人Nが接近する前と変化はなく、NPN形トランジ
スタTr3のベースに低レベルの信号が出力されたまま
なので、NPN形トランジスタTr3はオフ状態であ
る。このNPN形トランジスタTr3がオフ状態の時に
は、電磁リレー110が動作しないので警報器D1はド
ライブされないことになる。
【0037】なお、送信機Tの電圧検出器3により電池
1の電圧検出を行なってタイマー4が電圧低下時には1
msec送信ON、0.75secOFFの信号S2を
作りだしたときは、周期検出回路12bがこの周期検出
を行ない、電池切れ用フォトカプラTr5は、警報器D1
をドライブし、これらの警報器は携帯送信機Tが受信機
R1に接近したとき受信機R1から出力される検出信号に
より電池切れをLEDで警報する。
【0038】一方、徘徊患者Pが受信機R1に接近した
ときは、徘徊患者Pは携帯送信機Tを携帯していないの
で受信機R1は動作しない。したがって、受信機R1の警
報用フォトカプラTr4のコレクタに接続されているP
NP形トランジスタTr1はオフ状態のままで、低レベ
ル「0」の電波検出信号入力Rがインバータ108に入
力されるため、インバータ108からAND回路109
の入力a側に高レベル「1」の信号が入力される。この
際、徘徊患者Pは人体センサーJ1にも接近しているの
で、人体センサーJ1が徘徊患者Pを検知してPNP形
トランジスタTr2をオン状態にさせる。このPNP形
トランジスタTr2がオン状態になると、高レベル
「1」のセンサー検出信号入力JがAND回路109の
入力b側に入力される。
【0039】これにより、AND回路109の出力OU
TはNPN形トランジスタTr3のベースに高レベル
「1」の信号を与えるので、NPN形トランジスタTr
3はオン状態になる。このNPN形トランジスタTr3が
オン状態になると、電磁リレー110が動作して警報器
D1及び警報器D2、…D4をドライブし、LED点灯、
警報チャイム音などの警報をする。
【0040】したがって、携帯送信機Tを携帯していな
い徘徊患者Pが、病室出入口等の検出位置に設置された
受信機R1および人体センサーJ1に接近したときのみ、
警報器D1及び警報器D2、…D4をドライブすることが
できる。これにより、徘徊患者Pに携帯送信機Tを携帯
させなくとも、確実に徘徊患者Pを検出することができ
る。
【0041】なお、図3に示すように、受信機R1とA
ND回路109の入力a側との間に、NPN形トランジ
スタTr10を設けてもよい。この場合、NPN形トラン
ジスタTr10のベースは、抵抗101を介して受信機R
1の警報用フォトカプラTr4のエミッタに接続され、N
PN形トランジスタTr10のベース、抵抗101間には
抵抗103が接続され接地されている。電源Vccは受
信機R1の警報用フォトカプラTr4のコレクタに接続さ
れ、また、抵抗102を介してNPN形トランジスタT
r10のコレクタに接続されている。このNPN形トラン
ジスタTr10のコレクタ、抵抗102間にはAND回路
109の入力a側が接続されている。なお、NPN形ト
ランジスタTr10のエミッタは接地されている。
【0042】このように構成されたスイッチ回路SW1
に使用されるAND回路109の動作を図3に示す真理
値表によって説明する。
【0043】ここで、受信機R1の警報用フォトカプラ
Tr4のエミッタからの信号を電波検出信号入力R、人
体センサーJ1の一端からの信号をセンサー検出信号入
力J、AND回路109の出力側からの信号を出力OU
Tとする。
【0044】電波検出信号入力Rが高レベルの信号
「1」、センサー検出信号入力Jが低レベルの信号
「0」で、それぞれAND回路109の入力a、b側に
入力するときには、AND回路109の出力側から出力
OUTが低レベルの信号「0」で出力される。
【0045】電波検出信号入力Rが低レベル「0」の信
号、センサー検出信号入力Jが低レベル「0」の信号
で、それぞれAND回路109の入力a、b側に入力す
るときには、AND回路109の出力側から出力OUT
が高レベル「1」の信号で出力される。
【0046】したがって、図2に示すスイッチ回路SW
1と同様に、携帯送信機Tを携帯していない徘徊患者P
が、病室出入口等の検出位置に設置された受信機R1お
よび人体センサーJ1に接近したときのみ、警報器D1及
び警報器D2、…D4をドライブすることができる。これ
により、徘徊患者Pに携帯送信機Tを携帯させなくと
も、確実に徘徊患者Pを検出することができる。
【0047】実施例2 受信機R1の検出エリアを通過した後に人体センサーJ1
の検出エリアを通過するように受信機R1および人体セ
ンサーJ1が設置されている場合には、図4に示すよう
に、スイッチ回路SW1のPNP形トランジスタTr1の
コレクタとインバータ108との間にタイマー回路11
1を接続させる。
【0048】これにより、図7に示すように携帯送信機
Tを携帯する看護人Nが受信機R1の検出エリアに入っ
たとき、受信機R1は携帯送信機Tから間欠送信されて
きた微弱電波を受信する。その後、看護人Nが受信機R
1の検出エリアから出て人体センサーJ1の検出エリアに
入るが、受信機R1が携帯送信機Tから間欠送信されて
きた微弱電波を受信するのと同時にタイマー回路111
が動作しているので、PNP形トランジスタTr1のコ
レクタからの高レベルの電波検出信号がインバータ10
8に出力される状態を一定時間保持させることができ
る。
【0049】したがって、AND回路109の入力a、
b側にはインバータ108から低レベルの信号(電波検
出信号入力R=「1」)、PNP形トランジスタTr2
のコレクタから高レベルの信号(センサー検出信号入力
J=「1」)がそれぞれ入力されることになり、AND
回路109の出力側からは低レベルの信号(出力OUT
=「0」)が出力され、NPN形トランジスタTr3は
オフ状態のままであるので電磁リレー110は動作せ
ず、警報器D1及び警報器D2、…D4はドライブさせる
ことはできない。
【0050】一方、携帯送信機Tを携帯していない徘徊
患者Pが受信機R1の検出エリアに入ったとき受信機R1
は動作せず、従ってPNP形トランジスタTr1はオフ
状態のままである。その後、徘徊患者Pが受信機R1の
検出エリアから出て人体センサーJ1の検出エリアに入
ると、AND回路109の入力a、b側にはインバータ
108から高レベルの信号(電波検出信号入力R=
「0」)、PNP形トランジスタTr2のコレクタから
高レベルの信号(センサー検出信号入力J=「1」)が
それぞれ入力することになり、AND回路109の出力
側からは高レベルの信号(出力OUT=「1」)が出力
され、NPN形トランジスタTr3がオン状態となるの
で、電磁リレーは動作し警報器D1及び警報器D2、…D
4をドライブさせることができる。
【0051】これにより、徘徊患者Pに携帯送信機Tを
携帯させなくとも、確実に徘徊患者Pを検出することが
できる。
【0052】実施例3 人体センサーJ1の検出エリアを通過した後に受信機R1
の検出エリアを通過するように人体センサーJ1および
受信機R1が設置されている場合には、図5に示すよう
に、PNP形トランジスタTr2のコレクタとAND回
路109の入力側の他端との間に遅延回路112を接続
し、PNP形トランジスタTr1のコレクタおよびイン
バータ108の結合点と遅延回路112とを接続させ
る。
【0053】これにより、図8に示すように、携帯送信
機Tを携帯する看護人Nが人体センサーJ1の検出エリ
アに入ったとき、人体センサーJ1が看護人Nを検知し
てPNP形トランジスタTr2をオン状態にさせ、さら
に、遅延回路112を動作させセンサー検出信号を一定
時間遅延させる。この遅延回路112が動作している間
に看護人Nが受信機R1の検出エリアに入ると、受信機
R1が携帯送信機Tから間欠送信されてきた微弱電波の
電波検出信号を受信することによりPNP形トランジス
タTr1のコレクタから高レベルの信号が出力されるの
で、遅延回路112はリセットされ、AND回路109
の入力b側には低レベルの信号が出力されたままであ
る。また、PNP形トランジスタTr1のコレクタから
の高レベルの信号はインバータ108に入力される。
【0054】したがって、AND回路109の入力a、
b側にはインバータ108から低レベルの信号(電波検
出信号入力R=「1」)、PNP形トランジスタTr2
のコレクタから低レベルの信号(センサー検出信号入力
J=「0」)がそれぞれ入力されることになり、AND
回路109の出力側からは低レベルの信号(出力OUT
=「0」)が出力され、NPN形トランジスタTr3が
オフ状態となるので電磁リレーは動作せず、警報器D1
及び警報器D2、…D4はドライブさせることはできな
い。
【0055】一方、携帯送信機Tを携帯していない徘徊
患者Pが人体センサーJ1の検出エリアに入ったとき
は、人体センサーJ1が徘徊患者Pを検知してPNP形
トランジスタTr2をオン状態にさせ、さらに遅延回路
112を動作させるが、この遅延回路112が動作して
いる間に受信機R1が動作しないので、遅延回路112
はリセットされず、PNP形トランジスタTr2からの
高レベル「1」の信号がNPN形トランジスタTr3に
出力される。
【0056】したがって、電波検出信号入力Rが低レベ
ル「0」となって、インバータ108から高レベル
「1」の信号、PNP形トランジスタTr2のコレクタ
から高レベルの信号(センサー検出信号入力J=
「1」)がAND回路109の入力a、b側にそれぞれ
入力することになり、AND回路109の出力側からは
高レベルの信号(出力OUT=「1」)が出力され、N
PN形トランジスタTr3がオン状態となるので、電磁
リレーは動作し警報器D1及び警報器D2、…D4をドラ
イブさせることができる。
【0057】これにより、徘徊患者Pに携帯送信機Tを
携帯させなくとも、確実に徘徊患者Pを検出することが
できる。
【0058】このような実施例によると、携帯送信機T
を携帯した看護人と、携帯送信機Tを携帯していない徘
徊患者とが同伴で、病室出入口等の検出位置に設置され
た受信機R1、R2、…R10および人体センサーJ1、J
2、…J10に接近した場合には、警報器D1及び警報器D
2、…D4をドライブさせないので、単独で行動している
徘徊患者のみを確実に検出することができる。また、携
帯送信機Tを携帯した看護人に対してのみ、病室出入口
等のドアの自動開閉、自動解鍵を行なうこともできる。
【0059】なお、本実施例では受信機からの検出信号
を警報器に有線伝送し、警報させているが、警報器を受
信機自体に内蔵し、この警報器から警報するようにして
もよい。
【0060】また、本実施例では受信機のバーアンテナ
を2本直交して配置しているが、3本のバーアンテナを
直交して配置すれば、不感となる方向をなくすことがで
きる。さらに、本実施例では受信機にバーアンテナを使
用しているが、このバーアンテナとして他の微小ループ
アンテナ(岡本次郎著、CQ出版株式会社、昭和57年
10月31日通巻第9版発行、「アマチュアのアンテナ
設計」第137頁〜第141頁)を使用することもでき
る。
【0061】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の患者等の検出装置によれば、徘徊患者に携帯送信機
を携帯させなくとも、確実に徘徊患者を検出することが
でき、電波検出信号を一定時間保持するタイマー回路、
センサー検出信号を一定時間遅延する遅延回路を有する
ことにより、受信機と人体センサーとの検出エリアが重
複していない場合においても、確実に患者等を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による徘徊患者検出装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明による徘徊患者検出装置に使用されるス
イッチ回路の説明図。
【図3】本発明による徘徊患者検出装置に使用される他
のスイッチ回路の説明図。
【図4】本発明による徘徊患者検出装置に使用される他
のスイッチ回路のブロック図。
【図5】本発明による徘徊患者検出装置に使用される他
のスイッチ回路のブロック図。
【図6】受信機と人体センサーとの検出エリアが重複し
た場合の受信機および人体センサーの動作状態を表わす
図。
【図7】受信機と人体センサーとの検出エリアが重複し
ない場合の受信機および人体センサーの動作状態を表わ
す図。
【図8】受信機と人体センサーとの検出エリアが重複し
ない場合の受信機および人体センサーの動作状態を表わ
す図。
【図9】本発明による徘徊患者検出装置に使用される送
信機のブロック図。
【図10】本発明による徘徊患者検出装置に使用される
受信機のブロック図。
【図11】本発明による徘徊患者検出装置における送受
信で使用される電磁界強度と距離の関係を示す図。
【図12】図12(a)、(b)は本発明による徘徊患
者検出装置における送受信で使用される静磁界の放射特
性を示す図、図12(c)は従来の徘徊患者検出装置に
おける放射電磁界の放射特性を示す図。
【図13】本発明による徘徊患者検出装置における送受
信で使用されるアンテナの配置関係を示す図
【図14】本発明による徘徊患者検出装置に使用される
受信機および人体センサーの施工例を示す図で、(a)
は上面図、(b)は正面図。
【図15】従来の徘徊患者検出装置のブロック図。
【図16】図14の従来の徘徊患者検出装置の適用例を
示すブロック図。
【図17】従来の徘徊患者の他の検出装置のブロック
図。
【符号の説明】
T・・・・・・携帯送信機 7・・・・・・バーアンテナ 8a、8b・・・・・・2個のバーアンテナ R1、R2、…R10・・・・・・受信機 J1、J2、…J10・・・・・・人体センサー D1、D2、…D4・・・・・・警報器 SW1、SW2、…SW10・・・・・・スイッチ回路 111・・・・・・タイマー回路 112・・・・・・遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/04 A61B 5/00 102 G08B 25/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】看護人によって携帯されループアンテナと
    してのバーアンテナ(7)を内蔵している携帯送信機
    (T)と、前記携帯送信機から送信されてきた電波をダ
    イバーシティー受信する互いに直交したループアンテナ
    としての少なくとも2個のバーアンテナ(8a、8b)
    を内蔵し、病室出入口等の検出位置に設置された受信機
    (R1、R2、…R10)と、看護人、患者等の人体から出
    る赤外線を検知する焦電型赤外線センサおよび/または
    予め超音波を発し、人体によって反射される超音波を検
    知する超音波センサからなり前記病室出入口等の検出位
    置に設置され看護人、患者等を検知する人体センサー
    (J1、J2、…J10)と、前記携帯送信機が前記受信機
    に接近したとき前記受信機から出力される電波検出信号
    の有無によりそれぞれ制御され前記人体センサーから出
    力されるセンサー検出信号をそれぞれ阻止、通過させる
    スイッチ回路(SW1、SW2、…SW10)と、前記スイ
    ッチ回路から通過されたセンサー検出信号出力により警
    報する警報器(D1、D2、…D4)とを備え、 前記スイッチ回路は、前記受信機の検出エリアを通過し
    た後に前記人体センサーの検出エリアを通過するように
    前記受信機および前記人体センサーが設置されている場
    合に、前記電波検出信号を一定時間保持するタイマー回
    路(111)を有する ことを特徴とする患者等の検出装
    置。
  2. 【請求項2】看護人によって携帯されループアンテナと
    してのバーアンテナ(7)を内蔵している携帯送信機
    (T)と、前記携帯送信機から送信されてきた電波をダ
    イバーシティー受信する互いに直交したループアンテナ
    としての少なくとも2個のバーアンテナ(8a、8b)
    を内蔵し、病室出入口等の検出位置に設置された受信機
    (R1、R2、…R10)と、看護人、患者等の人体から出
    る赤外線を検知する焦電型赤外線センサおよび/または
    予め超音波を発し、人体によって反射される超音波を検
    知する超音波センサからなり前記病室出入口等の検出位
    置に設置され看護 人、患者等を検知する人体センサー
    (J1、J2、…J10)と、前記携帯送信機が前記受信機
    に接近したとき前記受信機から出力される電波検出信号
    の有無によりそれぞれ制御され前記人体センサーから出
    力されるセンサー検出信号をそれぞれ阻止、通過させる
    スイッチ回路(SW1、SW2、…SW10)と、前記スイ
    ッチ回路から通過されたセンサー検出信号出力により警
    報する警報器(D1、D2、…D4)とを備え、 前記スイッチ回路は、前記人体センサーの検出エリアを
    通過した後に前記受信機の検出エリアを通過するように
    前記人体センサーおよび前記受信機が設置されている場
    合に、前記センサー検出信号を一定時間遅延する遅延回
    路(112)を有する ことを特徴とする患者等の検出装
    置。
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