JPH0411177A - ドアの施錠検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はワイヤレス方式のドアの施錠検知装置に関す
る。

〔従来の技術〕 近年、実用段階に入ったホームセキリティ・システムは
、基本的には、被監視対象の「状態」に対応した信号を
発生するセンサ部、このセンサ部が発生する上記信号を
受信し、これを解読して「状態」を判定し、デイスプレ
ィ装置に表示させたり、警報装置を駆動させたりする監
視・制御部およびセンサ部と監視・制御部間の信号の伝
送を司る伝送路を備えている。

この伝送路としては、信号線を用いるのが一般的である
が、例えば、引違い戸の施錠状態を監視するシステムで
は、可動体である引違い戸にセン上部を取り付けること
になるため、信号線が、戸開閉時の邪魔になる上、美観
を損ねることになるので、従来、例えば特開昭６２−２
７８９１号公報に見られるように電［誘導の相互作用を
利用してこの問題を解決しようとしたものがある。

第８図および第９図はこの電磁誘導方式の従来例を示し
たものである。第８図において、３１はガラス戸の戸枠
、３２ａ、３２ｂはガラス戸、３４ａ、３４ｂはガラス
戸３２ａ、３２ｂの枠部３３ａ、３３ｂの縦かまち、３
５はタレセント錠３６の、ロックボタン３５ａを有する
回動レバ、３７はタレセント錠３６の係合爪であって第
１０図に示すように、リードスイッチ３８が設けられて
いる。３６ａはタレセント状３６のロック棒である。３
９はコルピッツ発振回路からなる発振器であって、ガイ
ド枠３１の内側に形成される戸レールの裏側に固定配置
されており、第９図に示すように、監視・制御部４０に
接続されている３９ａはコルピッツ発振回路のコイルで
ある４１は片側回路であって、第９図に示すように、コ
イル４２とコンデンサ４３からなるＬＣ並列共振回路か
らなり、縦かまち３４ｂの上部空間内に配設されている
。この片側回路４１は信号線４４を通して上記リードス
イッチ３８と接続されているこの片側回路４１は発振器
３９が送出する監視用周波数信号の周波数に共振する。

なお、コイル３９ａと４２は、ガラス戸３２ａ、３２ｂ
が閉じられた時に、上下に対向する位置関係となるよう
に配設される。

この構成においては、回転レバー３５が操作されると、
ロック棒３６ａが係合爪３７内に挿入されて該係合爪に
係合してタレセント錠３６が施錠されるとともに、上記
ロック棒３６ａの先端磁化部からの磁気によりリードス
イッチ３８がオフする。タレセント錠３６の非施錠時は
、リードスイッチ３８はオンしてコイル４２を短絡して
いる。

次に、この装置の動作について説明する。

（１）ガラス戸３２ａ、３２ｂが開かれ、コイル３９ａ
と４２とが対向位置関係に無い場合は、上記コルピッツ
発振回路はコイル３９ａの自己インダクタンスＬ１と図
示しないコンデンサの容量で決まる発振周波数（第１の
発振周波数）で発振する。

（２）ガラス戸３２ａ、３２ｂが閉じ、コイル３９ａと
４２とが対向位置関係にあるが、施錠されていない場合
、コイル４２に流れる短絡電流により生起する磁束がコ
ルピッツ発振回路のコイル３９ａに鎖交し、この鎖交磁
束の影響を受けて、コルピッツ発振回路は上記第１の発
振周波数とは異なる第２の発振周波数で発振することに
なる。

（３）ガラス戸３２ａ、３２ｂが閉じ、コイル３９ａと
４２とが対向位置関係にあり、施錠されている場合は、
コルピッツ発振回路の発振出力によりコイル４２とコン
デンサ４３からなる共振回路が共振し、共振電流による
磁束がコイル３９ａに鎖交してコルピッツ発振回路は、
上記第１及び第２の発振周波数とは異なる第３の発振周
波数で発振する。

監視・制御部４０は、発振器３９からの上記第１、第２
および第３の出力周波数から、ガラス戸３２ａ、３２ｂ
の開閉状態、施錠の有無を識別し、この識別情報を図示
しないデイスプレィ装置等へ送出する。

〔発明が解決しようとする課［ このように電磁誘導の相互作用による監視情報の通信を
行う方法では、被監視対象が引違い戸のような可動体で
ある場合にも、監視情報を伝送する伝送路をワイヤレス
化することができるが、ＬＣ並列共振回路４１の共振電
流は第３図（ロ）に実線で電圧レベル■で示すように急
速に減衰するため、所要伝送距離すなわちコイル３９ａ
と４２間の距離が大きくなって、コイル３９ａ側での受
信レベルが低下して受信信号を監視・制御部４０で処理
するに必要なレベルを得ることができなくなる。第３図
（ｂ）において、Ｖｋ、−Ｖｋは上記信号処理に必要な
受信レベル、Δｔはスイッチ１２の切り換えに要する時
間、ＴＯは上記信号処理に許容される最大許容処理時間
である。

従って、センサ部である月例回路４１をＬＣ並列共振回
路で構成した従来のものでは、センサ部の送受信端（コ
イル４２）とこれに監視用周波数信号を送出する親機（
発振器３９）の送受信端（コイル３９ａ）とを数センチ
メートルのオーダーで近接配置しなくはならず、数セン
チメートルのオーダーのワイヤレス区間を取り得るだけ
である。

このため、親機の配設位置に制約を受けるという問題が
ある他、１のセンサ部に対して１の発振器を必要とする
ので、複数の被監視対象をこの方法で監視する場合には
、被監視対象の数だけの親機を必要とし、信号線の所要
本数も増えるので、システムが相当に高価になるという
問題があった。

この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
ワイヤレス区間を従来に比して太き（とることができ、
１台の親機で複数の戸・窓の施錠の有無を検知すること
ができるドアの施錠検知装置を提供することを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］ この発明は上記目的を達成するため、ドアの施錠の有無
に応じてＯＮ／ＯＦＦする状態検知スイッチを有し上記
ドアにより開閉される出入口の枠部に配設されたセンサ
部、上記枠部から空間的に離間した箇所に配設された送
受信用の第１のアンテナと該第１のアンテナに切換スイ
ッ゛チを介して監視用周波数信号を供給する監視用信号
発生部、上記第１のアンテナが電磁結合により受信する
上記センサ部からの信号を、上記切換スイッチを介して
供給される監視・制御部とを備え、上記ドアのドア錠は
、内部空間を区画して出入口の柱に取着された受座、キ
ーもしくはつまみ操作により上記内部空間へ該内部空間
を区画する内側面と所定間隙を隔てて進退するデッドボ
ルトを有し上記出入口のドアに取着される錠部材を備え
るドア錠であって、上記状態検知スイッチは、上記受座
の上記内部空間を区画する内側面に取着された第１の電
気接点と第２の電気接点を橋絡可能に該第２の電気接点
に一端を支持された山形の導電性を有する弾性橋絡子を
有し、上記デッドボルトが上記弾性橋絡子の凸面を押圧
して橋絡させるスイッチであり、上記センサ部は上記状
態検知スイッチを備える他、並列共振回路を形成して上
記枠部に配設されたコンデンサと固体振動子、および上
記監視用周波数信号を電磁結合により受信する送受信用
の第２のアンテナを有し、該第２のアンテナと上記並列
共振回路との間に上記状態検知スイッチが挿入され、上
記切換スイッチは上記監視用周波数信号発生後、該監視
用周波数信号に対して共振する上記センサ部の応答信号
を上記第１のアンテナを通して上記監視・制御部に入力
可能なタイミングで、該監視・制御部側へ切換えられ、
上記監視・制御部は上記応答信号の有無から上記ドアの
開閉状態を判別して出力するとともに上記切換スイッチ
の切換え制御を司る構成としたものであり、請求項２で
は、ドアが複数であって、センサ部が複数個ある場合に
、監視用信号発生部は、所定間隔毎に周波数の異なる周
波数信号を順次サイクリックに送出し、上記各センサ部
は該監視用周波数信号のいずれかの１つの周波数に共振
し、監視・制御部はセンサ部が発信する応答信号の周波
数と信号の有無から被監視対象とその状態を識別する構
成とした。請求項３では、状態検知スイッチとして、ド
ア錠の受座の内部空間を区画する内側面に取着されたリ
ードスイッチと、デッドボルトの上記内側面に対向する
面に取着された磁性スイッチ子とからなるスイッチを用
いた。

〔作用〕

この発明では、ドア錠のデッドボルトを内部空間に進入
させて施錠すると、デッドボルトが、状態検知スイッチ
の弾性の橋絡子を押圧して第１の電気接点と第２の電気
接点とを橋絡させるので、あるいは、磁気スイッチ子が
リードスイッチを応動させるので、状態検知スイッチが
ＯＮＬ、第２のアンテナとコンデンサおよび固体振動子
からなるＬＣχ並列共振回路が閉成され、第２のアンテ
ナを通して受信した監視用周波数信号により該ＬＣＸ並
列共振回路が共振し、共振電流による応答信号が電磁結
合により第１のアンテナで受信される。非施錠時は、状
態検知スイッチが開路し、第２のアンテナは切離されて
いるので、上記応答信号は発生しない。第１のアンテナ
を介して受信された上記応答信号は監視・制御回路へ入
力されるので、監視・制御回路はこの応答信号の存在か
ら施錠の有無を検知する。また、錠が複数であって、セ
ンサ部が複数個ある場合には、各センサ部が割当られた
周波数で共振するので、応答信号の有無から状態が検知
され、周波数から被監視対象が識別される。

〔実施例〕

以下、この発明の１実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１は表示盤であって、建物のドア３２
および該ドアにより開閉される出入ロア０に配設された
ノブ錠の開閉状態を表示するデイスプレィ部２を有し、
内部には後述する１台の親機（第５図に示す）が備えら
れている。デイスプレィ部２のＮα３３、Ｎα３□、Ｎ
Ｏ，３３・・・　は上記各ノブ錠の開閉状態を表示する
区分デイスプレィであって、対応するノブ錠が閉じてい
る場合には、内部にある発光素子が点灯する。

１３は送受信用のループアンテナ、１８は送信受信用の
アンテナであって、両者については後述する。

３は上記複数のドアの各々に設けられたノブ錠であって
、第２図に拡大して示す。同図において、符号５１で示
す部材はドア側の錠部材であって、ノブ５２を有する本
体枠５３は取着板５４を蝶番支持されたドア３２の縦端
面（＠番支持側とは反対側の縦端面）に露出してドア内
部に設けられている。５５はデッドボルトであって、本
体枠５３内で進退可能に保持されており、ノブ５２に形
成された鍵孔５２Ａから挿入されるキー（図示しない）
の左右回動操作により、例えば、キーを左回動すると、
その端面が取付板５４表面から水平方向に所定長さだけ
突出し、右回動すると、本体枠５３内へ退避する。５６
は係合子であって、本体枠５３内で進退可能に弾性支持
されている。５７はドア錠３の建屋側の錠部材であって
、受箱５８の開口側に取着される受座５９と該受座５９
を取着されて出入ロア０の枠部７１に取着される取付板
６０を有し、取付板６０を枠部７１の表面に露出して該
枠部７１内に配設されている。受座５９は長方形の内部
空間６２を有し、取付板６０にはデッドホルト用窓６０
Ａと係合子用窓６０Ｂとが形成されている、 ドア錠３の受座５９の１つの側面には第１の電気接点４
Ａと第２の電気接点４Ｂおよび橋絡子４Ｃからなるスイ
ッチ本体４が図示しない絶縁物を介在して取着されてい
る。橋短子４Ｃは弾性を有する導体からなり、第２の電
気接点４Ｂから山形を形成して伸び、常時は、第３図（
ａ）に示す如く一端（自由側端）が第２の電気接点４Ａ
に対し所定間隙を隔てて対向している。

スイッチ本体４はデッドボルト５５とともに状態検知ス
イッチ（以下、符号５で示すことがある）を構成する。

ドア３２を締めて、上記したキー操作（左回動）を行う
と、デッドボルト５５がプントボルト用窓６０Ａから受
座５９内に進入するが、受座５９内に進入したデッドボ
ルト５５は、第３図（ｂ）に示す如く、橋絡子４Ｃを押
圧して、橋絡子４Ｃの自由端側を第１の電気接点４Ａに
押圧し、スイッチ「閉」となる。前記したキーを右回動
すると、デッドボルト５５が退避するので、橋絡子４Ｃ
は、その弾性により元の姿勢に復帰する（第３図（ａ）
）。

出入ロア００枠部７１には、第６図に示す如く電気的に
互いに並列接続された水晶発振子２０とコンデンサ（容
量Ｃｚ）１９がケース６に収納されて配設されており、
この並列回路の一端は第１の電気接点４Ａに接続される
ともに他端は第２の電気接点４Ｂに接続されている。

状態検知スイッチ４、水晶振動子（Ｘ）２０、アンテナ
（インダクタンスＬｔ）１８およびコンデンサ１９はセ
ンサ部（以下、符号７で示す場合がある）を形成してお
り、このセンサ部７は、電気的には、第６図に示す如く
、ＬＣＸ並列共振回路を構成する。

前記した親機は、第５図に示す如く、監視用信号送出部
１１を有し、発振回路を切換えることにより、或いは周
波数変調を行うことにより異なる周波数ｆ１、ｆｚ、ｆ
ｓ　　・・・の監視用周波数信号を所定周期で順次かつ
サイクリックに送出し、この周波数信号は、切換スイッ
チ１２を通して、上記送受信用ループアンテナ（インダ
クタンスＬ、とする）１，３に送られる。１４は信号受
信部であって、ループアンテナ１３で受信した受信信号
を切換スイッチ１２を介して取り込み、信号増幅等を行
って監視・制御部１５の監視部１６へ入力する。１７は
制御部である。

７１１７□、７．・・・７．は上記したセンサ部７と同
じ構成を持つセンサ部であって、各ドアのドア錠３１．
３２．３３　・・・３．、に取着されている。５１．５
□、５３　・・・５ゎは状態検知スイッチ５と同じ構成
の状態検知スイッチである。

なお、センサ部７１．７□、７３　・・・　７．。

のＬＣＸ並列共振回路は信号送出部１１が送出する周波
数信号の周波数ｆ＋　、ｆｚ、ｆ３ｆｆｉでそれぞれ共
振するように、Ｌ２、Ｃ２およびＸの値が選定されてい
る。

監視・制御部１５の制御部１７は、信号送出部１１の起
動・停止を制御する他、信号送出部１１が監視用周波数
信号を送出する度に、送出後、センサ部からの応答信号
が減衰する直前に切換スイッチ１２を信号受信部１４側
へ切換えるスイッチ開閉制御を司る。また、監視制御部
１５の監視部１６は信号受信部１４の出力を監視し、応
答信号の有無および周波数から被監視対象の状態を被監
視対象別に識別してデイスプレィ部２の対応する発光素
子の点灯・消灯制御を行う。

本実施例におけるループアンテナ１３は部屋の天井や壁
等に配設され、アンテナ１８は第１図に示す如（出入ロ
ア０の枠部７１の室内側外周部に沿ってループ状に貼着
される。

この構成においては、信号送出部１１から周波数ｆ、　
　　ｆ２、ｆ３　・・・ｆｎの監視用周波数信号が所定
時間間隔でサイクリックに送出され、ルプアンテナ１３
から順次かつサイクリックに発振される。

今、周波数ｆアで共振するセンサ部７゜を配設した出入
口のドア錠３．ｌのデッドボルト５５が、図示しないキ
ー操作により、第３図（ｂ）に示す如く、受座５９の内
部空間６２に進入して橋絡子４Ｃを押圧し、状態検知ス
イッチ５．、が閉路し、他のドア錠はの状態検知スイッ
チは「開」位置にあるとする。周波数ｆ＋、ｆｚ、ｆｓ
　　・・・ｆ　ｎ−１の監視用周波数信号が信号送出部
１１から送出されている間は、センサ部７１．７□、７
．・・・７、、−１　はそれぞれの状態検知スイッチ５
１．５□、５３　・・・５Ｒ−１が閉路しているので動
作しない。センサ部７アは、状態検知スイッチ５ｎが閉
路しているのて、アンテナ１８とループアンテナ１３と
が電磁結合するが、共振動作を行わない。

周波数ｆゎの監視用周波数信号が信号送出部１１から送
出されてループアンテナ１３から発振されると、発振終
了と同期したタイミングで、切換スイッチ１２が信号受
信部１４側（接点す側）へ切換えられる。ループアンテ
ナ１３から発振された上記監視用周波数信号を受信した
センサ部７ｎは並列共振し、共振電流がアンテナ１８に
流れて、これによる交番磁束が発生し、相互インダクタ
ンスＭを通して、アンテナ１８と１３とが電磁結合し、
アンテナ１３に誘導電流が流れる。即ち、監視用周波数
信号に応答してセンサ部７□に発生する応答信号は電磁
結合によりアンテナ１３で受信され、この受信信号は切
換スイッチ１２を通して信号受信部１４に入力され、こ
こで増幅処理されたのち監視・制御部１５の監視部１６
に供給される。監視部１６は入力された受信信号の周波
数から、この周波数が割当られたドアのドア錠を判別し
、該ドア錠の状態（この場合、「閉」状Ｂ）に関する監
視情報をデイスプレィ部２の対応する発光素子に送出し
て該発光素子を点灯させる。

監視部１６での上記信号処理・判別処理が終了するタイ
ミングで、制御部１７により切換スイッチ１２が信号送
出部上側（接点ａ側）へ切換えられるとともに信号送出
部ＩＩが周波数ｆ、の監視用周波数信号を送出する。

ところで、前記したように、ＬＣ並列共振回路の共振電
流は象、速に減衰するが、ＬＣＸ並列共振回路の共振電
流は、水晶振動子２０があるために、第７図（ａ）に示
すように、その減衰が、ＬＣ並列共振回路の場合より、
緩やかになり、受信可能な臨界レベルへ減衰するまでの
時間Ｔｏが長くなる。

また、ＬＣＸ並列共振回路は、そのＱが高いので、共振
波形は鋭くなり、受信した応答信号の識別に要する周波
数帯域は狭くて済むので、異なる周波数域の複数の応答
信号を混信なく識別することは容易となる。

従って、本実施例よれば、センサ部７１．７□、７３　
・・・７、に対するループアンテナ１３の間隔を、例え
ば数メートル程度まで大きくとることができ、狭い帯域
内での複数種類の応答信号の周波数識別が容易であるの
で、１つの親機で複数のセンサ部を受は持たせることが
できる。

第４図は状態検知スイッチの他の例を示したもので、６
３はリードスイッチ本体、６４は磁気スイッチ子である
。リードスイッチ本体６３は受座５９の内側面に取着さ
れ、磁気スイッチ子６４はデッドボルト５５の外側面の
上記リードスイッチ本体６３と対向する面に取着されて
いる。

この構成においては、施錠によりデッドホルト５５が受
座５９内に進入すると、磁気スイッチ子６４の磁気によ
りリードスイッチ本体６３が作動して「閉」し、ＬＣＸ
共振回路が閉成される。

なお、上記実施例のセンサ部では、水晶振動子を用いて
いるが、これは、Ｑの高い振動子であればよい。

また、上記実施例におけるドア錠はキー操作により施錠
・解錠するドア錠であるが、つまみの回動操作により施
錠・解錠するドア錠であってもよい 〔発明の効果〕 この発明は以上説明した通り、固体振動子とコンデンサ
およびアンテナからなるＬＣＸ並列共振回路を、ドアに
より開閉される出入口の枠部に配設するとともに、ドア
錠のデッドボルトの受座内への進入により「閉」となる
状態検知スイッチにより上記アンテナを回路から接離さ
せるようにしたから、施錠時は、上記ＬＣＸ共振回路が
、親機からの監視用周波数信号に対して応答信号を発生
するので、減衰率の低い応答信号を発生させることがで
き、センサ部に対する親機の配設距離を従来に比し大き
くすることができ、従来に比し、親機の配設場所につい
ての自由度が増し、またｌ親機−複数センサ部のシステ
ムを実現することができ、ドアの施錠検知装置を従来に
比し安価に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すシステム構成図、第２
図は上記実施例におけるドア錠と除隊検知スイッチを示
す分解図、第３図（ａ）は上記状態検知スイッチの「開
」状態を示す図、第３図（ｂ）は上記状態検知スイッチ
の「閉」状態を示す図、第４図は状態検知スイッチの他
の例を示す分解図、第５図は上記実施例の回路構成図、
第６図は上記実施例における要部の回路例を示す図、第
７図（ａ）は上記実施例における応答信号の波形図、第
７図（ｂ）は従来の応答信号の波形図、第８図は従来の
施錠検知装置のシステム構成図、第９図は上記従来例の
回路図、第１０は上記従来例のスイッチ部を示す図であ
る。 ３．３１．３□、３３　・・・　−・−ドア錠、４−ス
イッチ本体、 ４Ａ、４Ｂ−電気接点、４Ｃ−・−橋絡子、５．５Ｉ、
５□、５３　・・・５イー　状態検知スイッチ、 ７．７１．７□、７３　・・・７１１−・−センサ部、
１１−・号送出部、１２・・・切換スイッチ、１３・−
・第１のアンテナ、１４・−信号受信部、１５−・・監
視・制御部、１６−・・監視部、１７・−・制御部、１
８・・−第２のアンテナ、１９−コンデンサ、２〇−水
晶振動子。 ５５−デッドボルト、５９・・・受座。６３・・・リー
ドスイッチ本体、６４−・・磁気スイッチ子。 Ｉ！ｆ２ｒｌＡ ５６−−−儀今千 第３図 （ｂ） カーーー刊ｒ゛ホ′；吐 第４図 ５６−−−孫会千 第７図 （ｂ） Δ■ 時間（Ｔ）− 第１０図 第８図 第９図 手 続 補 正 書 （方式） ％式％ ■、事件の表示 平成２年特許願第９ ４号 ２、発明の名称 ドアの施錠検知装置 ８、補正をする者 事件との関係

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドアの施錠の有無に応じてＯＮ／ＯＦＦする状態
   検知スイッチを有し上記ドアにより開閉される出入口の
   枠部に配設されたセンサ部、上記枠部から空間的に離間
   した箇所に配設された送受信用の第１のアンテナと該第
   １のアンテナに切換スイッチを介して監視用周波数信号
   を供給する監視用信号送出部、上記第１のアンテナが電
   磁結合により受信する上記センサ部からの信号を、上記
   切換スイッチを介して供給される監視・制御部とを備え
   、上記ドアのドア錠は、内部空間を区画して出入口の枠
   部に取着された受座、キーもしくはつまみ操作により上
   記内部空間へ該内部空間を区画する内側面と所定間隙を
   隔てて進退するデッドボルトを有し上記出入口のドアに
   取着される錠部材を備えるドア錠であって、上記状態検
   知スイッチは、上記受座の上記内部空間を区画する内側
   面に取着された第１の電気接点と第２の電気接点を橋絡
   可能に該第２の電気接点に一端を支持された山形の導電
   性を有する弾性の橋絡子を有し、上記デッドボルトが上
   記弾性の橋絡子の凸面を押圧して橋絡させるスイッチで
   あり、上記センサ部は上記状態検知スイッチを備える他
   、並列共振回路を形成して上記枠部に配設されたコンデ
   ンサと固体振動子、および上記監視用周波数信号を電磁
   結合により受信する送受信用の第２のアンテナを有し、
   該第２のアンテナと上記並列共振回路との間に上記状態
   検知スイッチが挿入され、上記切換スイッチは上記監視
   用周波数信号発生後、該監視用周波数信号に対して共振
   する上記センサ部の応答信号を上記第１のアンテナを通
   して上記監視・制御部に入力可能なタイミングで、該監
   視・制御部側へ切換えられ、上記監視・制御部は上記応
   答信号の有無から上記ドアの開閉状態を判別して出力す
   るとともに上記切換スイッチの切換え制御を司ることを
   特徴とするドアの施錠検知装置。
2. （２）ドアが複数であって、センサ部が複数個ある場合
   において、監視用信号発生部は、所定間隔毎に周波数の
   異なる周波数信号を順次サイクリックに送出し、上記各
   センサ部は該監視用周波数信号のいずれかの１つの周波
   数に共振し、監視・制御部はセンサ部が発信する応答信
   号の周波数と信号の有無から被監視対象とその状態を識
   別することを特徴とする請求項１記載のドアの施錠検知
   装置。
3. （３）状態検知スイッチが、ドア錠の受座の内部空間を
   区画する内側面に取着されたリードスイッチと、デッド
   ボルトの上記内側面に対向する面に取着された磁性スイ
   ッチ子とからなることを特徴とする請求項１または２記
   載のドアの施錠検知装置。