JP2962002B2 - 船外機のカウリング - Google Patents
船外機のカウリングInfo
- Publication number
- JP2962002B2 JP2962002B2 JP3299215A JP29921591A JP2962002B2 JP 2962002 B2 JP2962002 B2 JP 2962002B2 JP 3299215 A JP3299215 A JP 3299215A JP 29921591 A JP29921591 A JP 29921591A JP 2962002 B2 JP2962002 B2 JP 2962002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- air
- air intake
- louver
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、船外機のカウリング、
特にエンジンに空気を供給するためのカウリング構造に
関する。
特にエンジンに空気を供給するためのカウリング構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、船外機においてはエンジンを覆
うカウリング、特にトップカウルに上方に立上がる吸気
筒を設けるとともに、その吸気筒をエアインテイクカバ
ーによって覆い吸気筒から直接水がカウリング内に流入
することを防止している。
うカウリング、特にトップカウルに上方に立上がる吸気
筒を設けるとともに、その吸気筒をエアインテイクカバ
ーによって覆い吸気筒から直接水がカウリング内に流入
することを防止している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに吸気筒の上方をエアインテイクカバーによって覆う
ようにしたものにおいては、そのエアインテイクカバー
の下方に適宜高さの吸気室を形成するためにエアインテ
イクカバー内面に高いボスやリブを設ける必要がある。
そのため、上記エアインテイクカバーにはその製作時に
上記高いボスやリブ形成部にヒケが生じ外観が損なわれ
るとともに、トップカウルとエアインテイクカバー間の
吸気用開口部から吸気室内が見え、商品価値が低下する
等の問題がある。
うに吸気筒の上方をエアインテイクカバーによって覆う
ようにしたものにおいては、そのエアインテイクカバー
の下方に適宜高さの吸気室を形成するためにエアインテ
イクカバー内面に高いボスやリブを設ける必要がある。
そのため、上記エアインテイクカバーにはその製作時に
上記高いボスやリブ形成部にヒケが生じ外観が損なわれ
るとともに、トップカウルとエアインテイクカバー間の
吸気用開口部から吸気室内が見え、商品価値が低下する
等の問題がある。
【０００４】本発明はこのような点に鑑み、エアインテ
イクカバーの外観が損なわれることがなく、水と空気を
簡単に分離することができるとともに、吸気室の内部が
外部から見えないようにした船外機のカウリングを得る
ことを目的とする。
イクカバーの外観が損なわれることがなく、水と空気を
簡単に分離することができるとともに、吸気室の内部が
外部から見えないようにした船外機のカウリングを得る
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、船外機のエン
ジンを覆うトップカウルの頂壁に吸気筒を突設するとと
もに、その吸気筒の上方に配設されたヱアインテイクカ
バーの後部に形成された吸気用開口部に、内端側が下方
に屈折された複数の案内板からなるルーバーを、エアイ
ンテイクカバー取付用ボルトによって装着したことを特
徴とする。
ジンを覆うトップカウルの頂壁に吸気筒を突設するとと
もに、その吸気筒の上方に配設されたヱアインテイクカ
バーの後部に形成された吸気用開口部に、内端側が下方
に屈折された複数の案内板からなるルーバーを、エアイ
ンテイクカバー取付用ボルトによって装着したことを特
徴とする。
【０００６】
【作用】船外機の作動中、エアインテイクカバーに設け
られた吸気用開口部から吸気室に流入する空気は、ルー
バーによって下方に曲げられ、その間流速が落ちたとこ
ろで、水と空気が分離し、空気のみが吸気筒を経てエン
ジンに導かれる。したがって吸気筒から水がトップカウ
ル内に流入することが確実に防止される。しかも、上記
ルーバーはエアインテイクカバーとエアインテイクカバ
ー取付用ボルトによって共締によって取付けるようにし
たことにより、エアインテイクカバーに高いボス等を設
ける必要がなくヒケ等の発生がなくなり外観が損なわれ
ることがなく、さらにルーバーの屈折部によって吸気室
内が見えることもなくデザイン的にもその効果を向上さ
せることができる。
られた吸気用開口部から吸気室に流入する空気は、ルー
バーによって下方に曲げられ、その間流速が落ちたとこ
ろで、水と空気が分離し、空気のみが吸気筒を経てエン
ジンに導かれる。したがって吸気筒から水がトップカウ
ル内に流入することが確実に防止される。しかも、上記
ルーバーはエアインテイクカバーとエアインテイクカバ
ー取付用ボルトによって共締によって取付けるようにし
たことにより、エアインテイクカバーに高いボス等を設
ける必要がなくヒケ等の発生がなくなり外観が損なわれ
ることがなく、さらにルーバーの屈折部によって吸気室
内が見えることもなくデザイン的にもその効果を向上さ
せることができる。
【０００７】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。
について説明する。
【０００８】図２は、船体の船尾板に取付けられる船外
機の全体側面図であり、アッパケーシング１の下方には
プロペラ２を有するロアケーシング３が連結され、アッ
パケーシング１の上部には、ボトムカウル４及びトップ
カウル５に覆われた図示しないエンジンが配設されてい
る。
機の全体側面図であり、アッパケーシング１の下方には
プロペラ２を有するロアケーシング３が連結され、アッ
パケーシング１の上部には、ボトムカウル４及びトップ
カウル５に覆われた図示しないエンジンが配設されてい
る。
【０００９】上記トップカウル５の頂壁後部には、図３
に示すように、段部６が凹設されており、その段部６に
吸気筒７が突設されている。そして、上記段部６には、
吸気筒７の上方を覆うとともにトップカウル５の外面と
同一面を形成するようなエアインテイクカバー８が装着
されている。
に示すように、段部６が凹設されており、その段部６に
吸気筒７が突設されている。そして、上記段部６には、
吸気筒７の上方を覆うとともにトップカウル５の外面と
同一面を形成するようなエアインテイクカバー８が装着
されている。
【００１０】図１は、上記トップカウル５の吸気筒７形
成部の拡大断面図であって、段部６を覆うように配設さ
れたエアインテイクカバー８の内面には、複数個のボス
８ａ、８ｂが突設されており、トップカウル５の内側か
ら挿通された前取付ボルト９ａ及び後部取付ボルト９ｂ
をエアインテイクカバー８の対応するボス８ａ、８ｂに
螺着することにより上記エアインテイクカバー８がトッ
プカウル５に装着され、トップカウル５の段部６とエア
インテイクカバー８との間に吸気室１０が形成されてい
る。
成部の拡大断面図であって、段部６を覆うように配設さ
れたエアインテイクカバー８の内面には、複数個のボス
８ａ、８ｂが突設されており、トップカウル５の内側か
ら挿通された前取付ボルト９ａ及び後部取付ボルト９ｂ
をエアインテイクカバー８の対応するボス８ａ、８ｂに
螺着することにより上記エアインテイクカバー８がトッ
プカウル５に装着され、トップカウル５の段部６とエア
インテイクカバー８との間に吸気室１０が形成されてい
る。
【００１１】ところで、上記エアインテイクカバー８に
はその後側壁部に、吸気用開口１１が形成されており、
その吸気用開口１１部には上下方向に所定間隔を有する
ようにされた複数個の案内板からなるルーバー１２が配
設されている。このルーバー１２の各案内板の内端側す
なわち吸気室１０側先端部にはそれぞれ下方に屈折した
屈折部１２ａが形成されており、トップカウル５の段部
６をエアインテイクカバー８のボス８ｂとの間にサンド
イッチ状に挾持され、エアインテイクカバー８を取付け
るための後取付ボルト９ｂを挿通することによってエア
インテイクカバー８と共締めによりトップカウル５に装
着されている。
はその後側壁部に、吸気用開口１１が形成されており、
その吸気用開口１１部には上下方向に所定間隔を有する
ようにされた複数個の案内板からなるルーバー１２が配
設されている。このルーバー１２の各案内板の内端側す
なわち吸気室１０側先端部にはそれぞれ下方に屈折した
屈折部１２ａが形成されており、トップカウル５の段部
６をエアインテイクカバー８のボス８ｂとの間にサンド
イッチ状に挾持され、エアインテイクカバー８を取付け
るための後取付ボルト９ｂを挿通することによってエア
インテイクカバー８と共締めによりトップカウル５に装
着されている。
【００１２】しかして、船外機の作動中には、吸気用開
口１１から吸気室１０内に流入した空気が吸気筒７を通
ってトップカウル５内に流入しその空気がエンジンに供
給されるが、この場合、吸気用開口１１から吸気室１０
内に流入する空気はルーバー１２の下方への屈折部１２
ａによって下方に曲げられた後、吸気室１０内に流入す
る。したがって、上記下方に曲げられ流速が落ちたとこ
ろで、空気と水とが効果的に分離され、その空気のみが
吸気筒７の上部開放端からトップカウル５内へ導入され
る。
口１１から吸気室１０内に流入した空気が吸気筒７を通
ってトップカウル５内に流入しその空気がエンジンに供
給されるが、この場合、吸気用開口１１から吸気室１０
内に流入する空気はルーバー１２の下方への屈折部１２
ａによって下方に曲げられた後、吸気室１０内に流入す
る。したがって、上記下方に曲げられ流速が落ちたとこ
ろで、空気と水とが効果的に分離され、その空気のみが
吸気筒７の上部開放端からトップカウル５内へ導入され
る。
【００１３】一方、分離された水はエアインテイクカバ
ー８の外周の間隙からカバー外に排出される。
ー８の外周の間隙からカバー外に排出される。
【００１４】なお、上記実施例においては、ルーバー１
２を一体成形したものとして示したが、図４に示すよう
にルーバー１２を各案内板１２ｂ毎に分割しておき、取
付ボルト９ｂによって一体に組み立てるようにすれば、
ルーバーは型抜き構造が簡単で安価に作ることができ
る。
２を一体成形したものとして示したが、図４に示すよう
にルーバー１２を各案内板１２ｂ毎に分割しておき、取
付ボルト９ｂによって一体に組み立てるようにすれば、
ルーバーは型抜き構造が簡単で安価に作ることができ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、エアイ
ンテイクカバー後部に形成された吸気用開口部に、内端
側が下方に屈折された複数の案内板からなるルーバーを
エアインテイクカバー取付用ボルトによって装着したの
で、トップカウル内に導入される空気が上記ルーバーの
屈折部によって一旦下方に曲げられる。したがって、空
気とともに流入しようとする水が空気から十分分離さ
れ、水がトップカウル内に流入することが完全に防止さ
れる。しかもエアインテイクカバー取付用ボルトによっ
て上記ルーバーを共締め形式によってエアインテイクカ
バーとともに取付けるので、エアインテイクカバーの内
面に高いボス等を設ける必要がなく外観がよいものとす
ることができる。さらに、上述のようにルーバーの内端
側が下方に屈折されているため、吸気用開口部から吸気
室内が直接見えることがなく、見かけもよくすることが
できる。
ンテイクカバー後部に形成された吸気用開口部に、内端
側が下方に屈折された複数の案内板からなるルーバーを
エアインテイクカバー取付用ボルトによって装着したの
で、トップカウル内に導入される空気が上記ルーバーの
屈折部によって一旦下方に曲げられる。したがって、空
気とともに流入しようとする水が空気から十分分離さ
れ、水がトップカウル内に流入することが完全に防止さ
れる。しかもエアインテイクカバー取付用ボルトによっ
て上記ルーバーを共締め形式によってエアインテイクカ
バーとともに取付けるので、エアインテイクカバーの内
面に高いボス等を設ける必要がなく外観がよいものとす
ることができる。さらに、上述のようにルーバーの内端
側が下方に屈折されているため、吸気用開口部から吸気
室内が直接見えることがなく、見かけもよくすることが
できる。
【図１】船外機のトップカウルの吸気口部の拡大断面
図。
図。
【図２】船外機の外観図。
【図３】トップカウル部の縦断側面図。
【図４】ルーバーの他の実施例を示す図。
４ ボトムカウル ５ トップカウル ７ 吸気筒 ８ エアインテイクカバー ９ａ、９ｂ 取付ボルト １０ 吸気室 １１ 吸気用開口 １２ ルーバー １２ａ 屈折部
Claims (1)
- 【請求項１】船外機のエンジンを覆うトップカウルの頂
壁に吸気筒を突設するとともに、その吸気筒の上方に配
設されたエアインテイクカバーの後部に形成された吸気
用開口部に、内端側が下方に屈折された複数の案内板か
らなるルーバーをエアインテイクカバー取付用ボルトに
よって装着したことを特徴とする船外機のカウリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299215A JP2962002B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 船外機のカウリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3299215A JP2962002B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 船外機のカウリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05131985A JPH05131985A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2962002B2 true JP2962002B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17869644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3299215A Expired - Lifetime JP2962002B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 船外機のカウリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2962002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5760487B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2015-08-12 | スズキ株式会社 | 船外機の吸気装置 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3299215A patent/JP2962002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05131985A (ja) | 1993-05-28 |
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