JP2960748B2 - 画像形成用現像装置 - Google Patents

画像形成用現像装置

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JP2960748B2 JP2102380A JP10238090A JP2960748B2 JP 2960748 B2 JP2960748 B2 JP 2960748B2 JP 2102380 A JP2102380 A JP 2102380A JP 10238090 A JP10238090 A JP 10238090A JP 2960748 B2 JP2960748 B2 JP 2960748B2
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像形成装置に用いられる現像装置に関
し、さらに詳しくは、2成分系現像剤の特性に関する。
(従来の技術) 周知のように、複写機あるいはプリンタ等の画像形成
装置にあっては、感光体上に形成された静電潜像を現像
剤により可視像処理することが行なわれている。
上述した現像装置のひとつとしては、磁気ブラシ現像
装置が知られており、この現像装置は、感光体の表面に
近接させた現像スリーブを有し、この現像スリーブ上に
磁気ブラシを形成してブラシ中のトナーを静電潜像に静
電吸着させるようになっている。そして、磁気ブラシを
成す現像剤としては、樹脂トナーをこれを表面に担持す
る鉄粉等のキャリアとから成る2成分系現像剤が知られ
ている。
上述した現像装置においては、2成分系現像剤を用い
る場合、トナーの帯電量を上げるために、現像剤と補給
されたトナーとをパドルホィール等で撹拌することでト
ナーを摩擦帯電させるようになっている。
しかしながら、このような帯電方式では、撹拌のため
のスペースがかなり必要となることから、装置の小型化
が難しくなり、さらには、現像剤を担持している現像ス
リーブの表面だけでなく、上述した撹拌部にも現像剤が
必要となることから、充填される現像剤の量が比較的多
く必要となるなどの問題があった。
このような問題を解消するため、第3図にような小型
化、軽量化を図った現像装置が知られている。
第3図は上述した構造の概略を示す断面図であり、こ
の現像装置Aは、建造スリーブBを配置した現像槽Cと
補給トナーを収容した補給槽Dとから構成してあり、補
給トナーは、補給槽Dの出口に位置する供給ローラEに
よって現像スリーブBの近傍に位置する供給ローラFの
表面に擦り付けられて補強ローラFの表面に担持された
うえで、薄層化ブレードGによる薄層化が行なわれる時
点に摩擦帯電させられて現像スリーブBに向けて搬送さ
れる。
上述した供給ローラEと、供給ローラFと、補給ロー
ラFの表面に接触して補給トナーを薄層化するブレード
Gとには、補給トナーへの補給バイアス回路Hが接続し
てあり、この回路Hは、補給ローラのバイアス電位を設
定するようになっている。
バイアス回路Hは、感光体I上に形成してある基準濃
度パターンiからの反射光量と感光体地肌部からの反射
光量との比を演算し、この比が所定値に対して大きい場
合および小さい場合に応じて補給ローラへのバイアス電
位を調整して画像濃度が一定となるように補給トナーの
帯電量を補正するようになっている。
トナーの補給にあたっては、トナーの電気的極性を
(−)とし、現像スリーブBでの現像バイアス電位を−
450V、補給時のトナーに対する補給バイアスを−600Vと
した場合、補給ローラFが図示しない制御部による作動
指令によりオンするクラッチJを介して回転し、現像ス
リーブBとの間での電位差によって補給トナーを移動さ
せて現像スリーブB上に補給トナーを供給する。
(発明が解決しようとする課題) 上述した構造にあっては、現像スリーブ上に担持され
ている磁気ブラシは、補給されるトナーの比電荷(Q/
M)および単位面積あたりの付着量(M/A)によって、感
光体の地肌汚れや十分なトナーの供給が行えない場合が
ある。
補給ローラ上でのトナーの比電荷(Q/M)が低すぎ、
かつ、付着量(M/A)が多すぎる場合には感光体上での
地肌汚れが顕著に発生し、また、これとは逆に補給ロー
ラ上でのトナーの比電荷(Q/M)が高すぎてかつ、付着
量(M/A)が少なすぎる場合には、トナーの供給不足が
顕著となる。
補給ローラ上で上述したトナーにおける特性の管理が
重要となるが、従来では、このような管理は十分でな
く、単に、感光体上での画像濃度の管理に重点がおかれ
ているにすぎなかった。
本発明の目的は、上述したトナーの補給における問題
に鑑み、感光体上での地肌汚れの原因となるような帯電
特性の不安定化を抑えて、供給量の過不足をなくした状
態で現像スリーブへのトナーの補給を可能にできる現像
装置を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、補給バイアス回
路に接続された供給ローラおよび補給ローラを用いて補
給槽から磁気ブラシ現像スリーブに向け補給トナーを供
給する構造を備えた現像装置において、上記補給ローラ
上での補給トナーのトナー比電荷(Q/M)を、 −1μC/g≧Q/M>−10μC/gとし、補給トナーの単位
面積あたりの付着量(M/A)を、 0.5mg/cm2>M/A>0.1mg/cm2 に設定することを提案するものである。
(作用) 本発明によれば、補給ローラ上に担持されるトナー
を、−1μC/g≧Q/M>−10μC/g、および0.5mg/cm2>M/
A>0.1mg/cm2とすることで、トナー供給不足あるいはト
ナー過剰供給の原因を除去されて適正量で円滑な移行が
行なえ、しかも、感光体上に供給された場合に現像バイ
アスを有効に作用させて地肌汚れを抑えることができ、
安定した画像を得ることができる。
(実施例) 以下、第1図において、本発明の実施例の詳細を説明
する。
第1図は、本発明実施例による現像装置を示す第3図
相当の断面図であり、第3図に示したものと同じ構成部
品については、第3図に示した符合に番号を付して示す
ことを前置きしておく。
本実施例による現像装置1Aは、第3図示の場合と同様
に、現像スリーブ2Bを備えた現像槽3Cと補給トナーを収
容している補給槽4Dとを備えている。
補給槽4Dにおけるトナー繰り出し口には、供給ローラ
5Eが回転自在に配置してあり、この供給ローラ5Eには、
クラッチ6F1により回転断接が行われる補給ローラ6Fが
当接している。
補給ローラ6Fの周面には、トナーの薄層化を行うため
のブレード7Gが近接して配置してある。
供給ローラ5E、補給ローラ6Fおよびブレード7Gは、い
ずれも後述する補給バイアス回路8Hに電気的に接続して
ある。
補給バイアス回路8Hは、例えば、その詳細を図示しな
いが定電圧回路で構成してある。
本実施例の場合、補給ローラ6Fでトナーに摩擦帯電を
行なわせるブレード7Gの当接条件として、補給ローラ6G
上に担持されるトナーの比電荷(Q/M)を、−1μC/g≧
Q/M>−10μC/gとし、補給トナーの単位面積あたりの付
着量(M/A)を、0.5mg/cm2>M/A>0.1mg/cm2とすること
ができる条件に設定してある。
本実施例は以上のような構造であるから、上述した補
給ローラ6F上でのトナーの帯電特性及び付着量とした場
合の供給性の良否及び感光体上での地肌汚れの有無を下
表に示す。
この結果は、第2図に示す構造の実験装置により行っ
たものであり、第2図において、供給ローラ5E、補給ロ
ーラ6Fおよびブレード7Gには、補給バイアス回路8Hが接
続してあり、そして、ブレード7Gは、補給ローラ6Fに対
する当接条件を次の通りに設定されている。
上記表に示す結果は、トナーとして、帯電極性剤の量
を異ならせたポリエステル系の樹脂トナーを用い、次式
により補給ローラ6F上でのトナーの帯電量と付着量を測
定するモードと、補給ローラ6Fを1回転させた時のトナ
ーの帯電量と付着量を測定したものである。
Q/M=Q/(M−MO) M/A=(M−MO)*10^3/tRπn 但し、 Q:測定帯電量(μC) MO:吸引前吸引部重量(g) M:吸引後吸引部重量(g) t:吸引幅(1.17cm) R:補給ローラの径(φ19) n:補給ローラの回転数(rpm) 上記表において、地肌汚れの欄に「○」で示す結果は
地肌汚れが起こらなかったことを意味し、そして、補給
性の欄に「○」で示す結果はトナーの飛散や過不足が起
こらない状態で補給ローラ上から現像スリーブに向けト
ナーが補給されたことを意味している。
本実施例によれば、補給ローラ上でのトナーの比電荷
(Q/M)が低い場合にあっても、キャリアの帯電能力が
あれば補給トナーが補給されたときの帯電量をあげるこ
とができる。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、補給ローラから現像スリーブ
に向け供給されるトナーの比電荷及び付着量を設定する
ことにより、補給量に過不足かない適正量を円滑に供給
することが可能になると共に、感光体上に接触する磁気
ブラシ中の帯電特性、特に、キャリアの帯電特性に影響
するトナーの帯電電荷の量を規制することで、感光体の
地肌汚れを未然に抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による現像装置の外力構成を示す
模式的な断面図、第2図は第1図に用いられるトナーの
特性による供給性及び地肌汚れの程度を得るための実験
装置の構造を示す模型図、第3図は現像装置の一例を示
す第1図相当の模式的な断面図である。 1A……現像装置、2B……現像スリーブ、3C……現像槽、
4D……補給槽、5E……供給ローラ、6F……補給ローラ、
7G……ブレード、8H……補給バイアス回路を構成する定
電圧回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補給バイアス回路に接続された供給ローラ
    および補給ローラを用いて補給槽から磁気ブラシ現像ス
    リーブに向け補給トナーを供給する構造を備えた現像装
    置において、 上記補給ローラ上での補給トナーのトナー比電荷(Q/
    M)を、 −1μC/g≧Q/M>−10μC/gとし、 そして、補給トナーの単位面積あたりの付着量(M/A)
    を、 0.5mg/cm2>M/A>0.1mg/cm2 に設定したことを特徴とする画像形成用現像装置。
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