JP2960691B2 - 異なる沸騰温度を有する少なくとも2つの相を有する物質混合物を処理するための方法及び装置 - Google Patents

異なる沸騰温度を有する少なくとも2つの相を有する物質混合物を処理するための方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カドミウム及び水
銀の群からなる重金属の成分少なくとも1種を含む、異
なる沸騰温度を有する少なくとも2つの相を有する物質
混合物を処理する方法及びより高い沸騰温度を有する相
から少なくとも1種の成分を、大気圧を下回る圧力で、
真空室中で気化させ、かつ相を別々に凝縮させることに
より回収する方法、殊に、電解電源の水相から重金属を
回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも50重量%まで、固体及び/
又は液体水銀からなり、かつバルク内では循環し得ない
ような物質混合物は、次のものだけではないが例えば、
金属ケース、電解水を有する電解質及び重金属、例え
ば、水銀及び/又は重金属化合物、例えば、水酸化カド
ミウムを含有する回収された老朽蓄電池、例えば、水銀
蓄電池及びニッケル−カドミウム蓄電池に存在する。殊
に、最後に挙げた2つの物質は、高度に毒性で、かつ環
境に有害であり、そのため、その廃棄処理には、厳密な
規則が発せられた。更に、このような蓄電池は、プラス
チックからなる充填材及び/又はケースを有する。全て
の成分は、いわゆる蒸気圧曲線で表すことができる相互
に異なる蒸気圧及び沸騰温度を有する。
【0003】この目的に該当するプラスチックは、温度
上昇及び圧力低下により、易揮発性成分(炭化水素)と
高分子量の固体に分解することができ、その際、易揮発
性成分を気化させ、凝縮させることができ、かつその
際、高分子量成分は、物質混合物の残留物中に残留し、
その中で、相応する温度で炭化水素に変換される。非毒
性金属、例えば、鉄、亜鉛も、処理工程の最後に、真空
室中に、いわゆる「ケーキ」を形成する物質混合物中に
残留する。
【0004】このような極めて不均一な物質混合物は、
非常に煩雑ではあるが、個々の成分に分解することがで
き、更に、これも非常に煩雑ではあるが、その分解生成
物及び気化可能な成分は、相互に分離することができ
る。従って、例えば、高度に危険な水銀蓄電池を、熱
的、物理で機及び化学的方法で処理するもしくは廃棄処
理することは、実験においては、成功している。
【0005】ドイツ特許(DE)第3243813C2
号明細書により、水銀含有蓄電池を、第1の処理工程で
0.95バールの圧力で、不活性ガスでの掃気下に、2
00℃に加熱して、その際に開放し、かつ蓄電地中に充
填材として含有されるプラスチック成分を部分的に分解
することにより、この蓄電池を後処理することが公知で
ある。その際生じる、水銀も一部存在する蒸気を、空気
及び燃焼ガスの供給下にアフターバーナ中に導き、その
中で、プラスチックの分解生成物を、1500〜200
0℃の温度で燃焼させる。アフターバーナの排ガスを、
冷却容器中に導き、その中で、水銀を凝縮させる。第2
の方法工程で、蓄電池残留物を415℃に加熱し、その
際、残りのプラスチック成分を分解し、かつ同様にその
他の水銀分を有するその分解生成物を、アフターバーナ
に導通させる。水銀を、同様に冷却容器中で凝縮させ
る。第3の方法工程中で、蓄電池残留物を510℃に加
熱し、かつ0.5〜0.05バールで拍動する圧力によ
り残りの水銀分を圧出する。冷却容器から出た水銀分
を、最後に特殊な冷却トラップに集める。
【0006】公知の方法では、費用及び時間がかかり、
かつそのエネルギー決算は、不利である。それというの
も、つまり、不活性な加熱された掃気ガスを、全装置に
導通させるためであり、殊に、2000℃までの加熱の
後に冷却容器に導かれ、それにより冷却容器に熱的にか
なりの負荷を負わせる大量の燃料ガス及び燃焼空気を供
給する必要があるためである。これらのガスを、全装置
に、つまり冷却トラップにも導通させ、それにより冷却
トラップは、同様にかなり熱的に負荷を負う。両方の水
銀コンデンサー中で、水銀の凝縮熱のみだけでなく、伴
出した大量のガスの熱エネルギーも排除される。加え
て、アフターバーナで強制的に高温加熱された水銀蒸気
は、大抵の金属に対して極めて腐食性であり、それは、
それらがアマルガム形成をもたらすためである。必然的
に存在する電解水の残留に関しては、全く言及されてい
ない。カドミウム含有物質混合物の処理に関しても、そ
こでは記載されていない。
【0007】ドイツ特許(DE)第4402499C1
号明細書により、織物、皮革、毛皮、生皮、部品、電子
素子等の洗浄工程に由来する、水、低沸点物質及び炭化
水素溶剤の群からなる成分を有する汚染された溶剤浴
液、即ち液体を、真空蒸留させ、かつ温度に依存して切
り替えることにより、選択的に、第1の真空ポンプを用
いて水及び低沸点物質のための第1のコンデンサーに、
かつ第2の真空ポンプを用いて溶剤ガスのための第2の
コンデンサーに供給し、かつ気化されなかった残留物
を、廃棄処理工程に供給することが公知である。液体中
では、継続的な運転に基づき、沸騰工程を通じて非常に
均一な温度分布が支配的である。温度を、蒸気室中で、
液体上で測定すると、それは、ちょうど気化されたフラ
クションに関するその実測値を示す、即ち、温度測定
は、それぞれ最も低い沸点の成分の値で開始し、かつ成
分が多い場合には、移行は緩やかである。
【0008】水銀及びカドミウムの群からなるかなり高
い沸点を有する毒性重金属を、固体又はスラッジの循環
不可能な床から気化、凝縮及び回収することは、記載さ
れていない。
【0009】米国特許(US)第4401463号明細
書により、老朽蓄電池から金属を回収するために、酸素
3〜12%を供給し、真空を使用しない熱分解法が公知
であり、その際、蓄電池を先ず粉砕し、廃物を、熱気で
予熱装置中で乾燥及び予熱し、かつ後続された熱分解炉
中で、500℃までの温度で有機成分を除去する。この
場合、金属カドミウムは、必然的にその酸化物系に移行
する。ここで形成されるガスを、特殊な炉で後燃焼させ
る。約900℃までの温度上昇及び水素を有する還元雰
囲気の使用により、酸化カドミウムを再びカドミウムに
還元し、引き続き留去する。最後に、カドミウム蒸気を
凝縮させ、かつ鋳型に流し、ブロックにする。この場合
には、有機成分が失われるだけではなく、環境に、燃焼
ガス及び熱ガスが負わされ、その際、燃焼ガスを、熱分
解蒸気からの塩素分の除去のために、ベンチュリスクラ
ッバーに導通させる。ニッケルが、非常に高温の残留物
中に残留し、これを、熱の回収のために、乾燥のために
備えられた空気流にさらす。その際、ニッケル及びその
他の金属が、著しい熱作用下に粉塵状の酸化物に酸化す
る。粉塵状で、だま状物をかなり生じさせる酸化ニッケ
ルも、乾燥空気と共に大気中に達し、これは、もはや今
日認められていない。装置の切り替えのための温度測定
は、行われていない。
【0010】この方法は、装置だけでなく、エネルギー
の点においても非常に費用がかかり、かなりの負担を環
境にかける。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらに対して、本発
明の課題は、不活性掃気ガスも、燃料ガス及び燃焼空気
も必要なく、かつそれぞれ異なる沸騰温度を有する成分
を、確実に、かつ費用的に有利に、並びにエネルギーを
節約して、かつ環境に安全に相互に分離する冒頭に記載
の類の方法を提供することである。更に、管は、凝縮物
により詰まるべきではない。
【0012】殊に、より高い沸騰温度を有し、毒性成
分、例えば、水銀及びカドミウムを含む重金属の場合
に、これらの重金属の、装置及び環境に安全な回収が可
能でなければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】記載の課題は、冒頭に記
載の方法で本発明により、酸素の不在下に、 a)物質混合物を、物質混合物中の継続的な温度測定下
に、100ミリバール未満の出発圧力下に、少なくとも
主に、より低い沸騰温度を有する相のみが気化する温度
範囲で処理し、気化した相を、コンデンサー中で凝縮さ
せ、かつ凝縮物を遮断可能な容器中に集め、 b)残留した物質混合物からのより低い沸騰温度を有す
る相の除去の結果として物質混合物中の温度推移が変化
したら、前記の容器を第1のコンデンサーに対して遮断
し、かつ c)残留した物質混合物を、より高い温度で更に処理
し、かつここで、カドミウム及び水銀の群からなる重金
属からの成分少なくとも1種を含む、より高い沸騰温度
を有する相の少なくとも1つを、蒸気の形で除去し、か
つその蒸気を凝縮させることにより解決される。
【0014】本発明の方法により、装入される物質混合
物は、極めて確実に、かつ殊に、低い圧力及び温度で、
個々の成分もしくは相及び/又は成分群又は相群に分解
させることができる。掃気ガス並びに燃焼ガス及び燃焼
空気は、高い燃焼温度と同様に、真空室に後続された凝
縮面が、大量の排ガスを負わされない程度に、僅かに必
要であるのみである。従来技術に対して明らかに低い方
法実施の最高温度により、装置部分に対する気化された
成分の反応性が高まることもない。このことにより、明
らかにより有利なエネルギー均衡が生じるが、それにも
関わらず、場合により、なお更に後処理して、個々の成
分を確実に相互に分離することができる。
【0015】その際、循環不能な充填物そのものの中
で、かつ有利にはそこが最も低温の領域であるので、充
填物の中央で温度を測定することが、重要である。加熱
を、炉のジャケット部により、即ち、充填物の辺縁帯を
介して行う。最も低温の帯域が、それぞれ相応する圧力
で所定の沸騰温度又は気化温度に達して、初めて切り替
えを行うので、切り替え点未満で気化しうる成分も、残
らず気化させることができるということが保証される。
【0016】他方で、その際、充填物温度は、酸化反応
がないために、炉に加熱調節された温度よりもより高い
値をとることはなく、その結果、気化は穏やかに生じ、
このことは、有機物質に非常に有利である。熱分解は生
じず、かつ有害物質、例えば、塩素化合物及びダイオキ
シンが遊離されえないので、排ガスの湿式洗浄も必要な
い。
【0017】水酸化又は酸化金属化合物の形のより高い
沸点の相が存在する場合には、これらの化合物を解離及
び/又は還元して該当する金属にし、これを気化させ、
かつより低い沸騰温度を有する相の凝縮のためのコンデ
ンサーの前に接続された金属コンデンサーで凝縮させる
のが、特に有利である。
【0018】水銀蓄電池の物質混合物中に水銀が存在す
る場合には、先ず、電解水のみを、当初の温度で気化さ
せ、かつ液体コンデンサーとして構成され、かつ遮断バ
ルブを介して容器と結合されているコンデンサー中で凝
縮させ、かつ水の気化の終了後に遮断バルブを閉じ、残
留した物質混合物の温度を高め、水銀を気化させ、かつ
同一のコンデンサー中で凝縮させるのが、特に有利であ
る。
【0019】この場合に、水銀が、実質的に定量的にコ
ンデンサー中に生じ、一方で、電解水は、凝縮されて容
器中に存在し、かつ気化されなかった及び気化されない
成分の全てを伴う装入された物質混合物からなるケーキ
状の残留物が、真空室中に残留する。
【0020】物質混合物中に水酸化カドミウムが存在す
る場合には、 a)電解水用のコンデンサーとして、液体コンデンサー
を使用し、かつこれに、金属コンデンサーを前接続し、 b)先ず、遊離の電解水のみを気化させ、かつコンデン
サー中で凝縮させ、 c)遊離の電解水の気化の後に、残留した物質混合物の
温度を、水酸化カドミウムが、酸化カドミウムに解離す
るように更に高め、 d)解離作用に由来する水を、コンデンサー中で凝縮さ
せ、 e)酸化カドミウムに、水素及び炭化水素の群からなる
還元ガスを供給して、カドミウムを保留し、かつ反応水
を気化させ、かつこれを再びコンデンサー中で凝縮さ
せ、 f)全凝縮水を容器中に集め、かつこれを、コンデンサ
ーに対して遮断し、かつ最後に、 g)減圧を更に低くし、かつ温度を更に高めることによ
り、カドミウムを気化させ、かつカドミウム蒸気を金属
コンデンサー中で凝縮させると、特に有利である。
【0021】この場合にも、高度に有毒なカドミウム
が、実質的に、定量的に金属コンデンサー中に生じる一
方で、電解水及び更に形成された反応水は、遮断された
容器中に存在し、かつ装入物質混合物の気化されなかっ
た及び気化されない残留物が、真空室中に残留する。
【0022】本発明方法のその他の有利な実施態は、残
りの請求項の方法から判明する。
【0023】本発明は、加熱可能な真空室、コンデンサ
ー、これに後続された少なくとも1つの真空ポンプ装置
を有し、並びに物質混合物及び乾燥塊の温度を測定する
ための少なくとも1つの温度センサーを有する、本発明
の方法を実施するための装置にも関する。
【0024】この同一の課題を解決するために、その装
置は、本発明では、コンデンサーが、遮断バルブを介し
て容器に接続されており、かつ温度センサーが、調節装
置を介して遮断バルブに接続されていることを特徴と
し、その際、調節装置は、温度センサーが、水気化の終
了後に物質混合物中で測定される温度の上昇を探知する
と、遮断バルブが閉じるように設計されている。
【0025】物質混合物中に金属が存在し、それが、元
素の状態の、例えば、水銀であっても、また、先ず解離
され、かつ元素の金属、例えば、カドミウムに還元する
必要のある水酸化又は酸化化合物の形であっても、真空
室とコンデンサーとの間に、循環ポンプ、加熱装置、冷
却機及び加熱と冷却の切り替えにより、金属コンデンサ
ーの凝縮面が、非金属蒸気の通過の際には、非金属蒸気
の縮合が生じない温度に調節され、かつ金属蒸気の侵入
の際には、金属凝縮が生じる温度に調節されるように設
計されている調節装置を有する循環に接続されている金
属コンデンサーを設置するのが、特に有利である。
【0026】循環において、加熱装置と冷却機の間に、
循環に供給される液体を、選択的にバイパス管を介して
冷却機に導通させることができる逆転バルブが設置され
ていると、特に有利な方法実施が可能である。
【0027】本発明の目的の実施例2つを、次の図1及
び2に基づき詳述する。
【0028】図1は、水銀蓄電池から水銀を回収するた
めの方法の図を示し、かつ図2は、ニッケル−カドミウ
ム蓄電池からカドミウム及びニッケルを回収するための
変性された方法の図を示す。
【0029】図1には、ドア2及び熱遮断ジャケット3
を有する加熱可能な真空室1が記載されている。ここに
は、例えば、バスケット中に、循環不可能な物質混合物
の充填物4が存在し、その中央に、温度センサーTが突
き刺さっている。圧力センサーPを、室内圧力の把握の
ために使用する。充填物4を、外部から加熱する、即
ち、真空室1は、加熱装置を備えているか、又は(示さ
れていない)加熱装置が、真空室1の内壁と充填物4の
間に設置されている。この結果、加熱の際の充填物4の
最も低温の帯域は、充填物4の中央である。
【0030】吸引管5が、真空室1から、凝縮面6を有
するコンデンサーK1に通じている。コンデンサーK1
の底部は、管を介して、排出バルブ7を有する容器B1
の遮断バルブに接続している。
【0031】吸引管が、コンデンサーK1から、ルーツ
ポンプ10、中間ポンプ11及び水環状ポンプ12を有
するポンプセット9に通じている。水環状ポンプ12に
は、再冷却機K2及び管14を介して排出口と接続され
ている水分離器13を伴う水循環が属する。必要に応じ
て、記されていないガス精製装置、例えば、プラスチッ
クの分解生成物がその中で分離される吸収機が、中間に
接続されていてよい。
【0032】真空室1を先ず、所定の方法圧力(例え
ば、42.4ミリバール)での沸騰温度を下回る壁又は
加熱装置の温度で、水銀が気化しないように運転する。
充填物温度も、壁又は熱装置の相応する温度を超えては
ならない。コンデンサーK1中で先ず、電解水を凝縮さ
せ、これを容器B1中に移す。温度上昇が、Tにより、
残留物質混合物は、中央でも充分に水不含であることを
示したら、遮断バルブV1を、調節ユニット15により
閉じる。次いで、水銀の沸騰温度を越えるように、充填
物温度を高め、かつ圧力を更に低くする。水銀が、コン
デンサーK1中で、定量的に凝縮される。蓄電池のプラ
スチックパッキンの気化可能な分解生成物も同様に、コ
ンデンサーK1中で、液体の形で分離される。蓄電池の
プラスチックパッキンの高分子量の分解生成物及び炭素
及びその他の金属は、真空室中の乾燥物質、いわゆる
「ケーキ」中に残留し、かつこれを、分けて後処理す
る。真空室中に、酸素は供給しない。
【0033】図2では、図1と同様の部分には、同じ記
号を使用し、そのため、繰り返しは必要ない。しかし、
この場合には、コンデンサーK1に、凝縮面16を有す
る金属コンデンサーK3が前接続され、これには、循環
ポンプ18、加熱装置19、調節装置20及び冷却機2
1を有する冷却循環17が属する。しかし、冷却機21
は、調節装置20、逆転バルブ22及びバイパス管23
により処理することもできる。
【0034】コンデンサーK1は、この場合にも、電解
水の凝縮のために役立ち、かつ3段階である。先ず、図
1に記載の温度及び圧力で、遊離の電解水を追い出し、
かつ凝縮させる。次いで、充填物の温度を、例えば40
0℃に高め、これにより、水酸化カドミウムを酸化カド
ミウムに変化させる。ここで遊離された、もとは結合し
ていた電解水を、第2の段階で凝縮させる。第3の段階
で、充填物の温度を500℃に上げ、かつ水素及び炭化
水素の群からなる還元ガスを供給し、これにより、酸化
カドミウムを金属カドミウムに還元する。ここで生じる
反応水及び蓄電池のパッキン材料の易揮発性分解生成物
を、同様にコンデンサーK1中で凝縮させる。全凝縮物
量が、容器B1中に存在する。温度センサーTが、温度
上昇により、残留充填物が水不含であることを示した
ら、調節装置15が、遮断バルブV1を閉じる。
【0035】調節管24を介して、調節装置20は調節
ユニット15から、冷却循環17を切り替える命令を受
ける:初めに、凝縮面16を、例えば80℃の温度に保
って、水を凝縮させず、次いで、その温度を、例えば2
0℃に低めて、カドミウムを金属コンデンサーK3中で
定量的に分離する。ニッケルは、その他の金属、例え
ば、鉄、及びプラスチックの高分子量の分解生成物及び
生じた炭素と共に真空室1中の残留充填物、いわゆるケ
ーキ中に残留し、これに関しては、第2の実施例で、更
に詳述する。この場合にも、真空室1に、方法のどの時
点でも、酸素は供給しない。
【0036】例I(水銀蓄電池):0.2m3の真空室
体積を有する図1の装置中で、水銀分0.7kg及び電
解水分9kgを有する未粉砕老朽蓄電池100kgを、
真空室中に装入し、かつこれを先ず23ミリバールま
で、真空にした。引き続き、酸素供給をせずに、42.
4ミリバールの圧力及び40℃の温度に調節した。この
際、水が気化したが、水銀は気化しなかった。約480
分で、コンデンサーK1中で、水8.6kgが凝縮さ
れ、かつこれを、容器B1中に移動させた。ここでは、
物質混合物の温度を、相応して調節される加熱により一
定に保持した。蓄電池は、水気化の際に自然に壊れた。
水気化の終了時に、残留物質混合物中の温度を上げた。
これらの経過は、物質混合物の中央に設置された温度セ
ンサーにより把握され、それにより、調節ユニット15
が遮断バルブV1を閉じた。引き続き、酸素供給をせず
に圧力を10-2ミリバールに低め、かつ温度を、加熱装
置により140分かけて、300℃に上げ、これによ
り、水銀を次々と気化させ、同様にコンデンサーK1中
で凝集させた。90分後に、乾燥塊1kg当たり、わず
か1.7mgの残留水銀含有率を有する88.8kgの
乾燥塊が存在し、これを、機械的に粉砕した。鉄含分
は、磁気分離器で選別し、かつ鋼鉄材料の標準的な鋼鉄
スクラップに加えた。存在した二酸化マンガン及び亜鉛
粉塵を、亜鉛製錬所で後処理した。
【0037】例II(ニッケル−カドミウム蓄電池):
0.015m3の真空室体積を有する図2による装置中
で、2.1kgのカドミウム含有率、2.0kgのニッ
ケル含有率及び1.8kgの電解水含有率を有する未開
封の老朽蓄電池10kgを、真空室1中に入れ、かつこ
れを、先ず、20ミリバールまで真空にした。引き続
き、酸素供給をせずに、20ミリバールの圧力及び50
℃の温度に調節した。この際、水は気化されるが、カド
ミウムもニッケルも気化されなかった。約120分で、
コンデンサーK1中で電解水1.65kgが凝縮され、
かつこれを、容器B1中に移した。これに続いて、酸素
供給をせずに温度を400℃に高めて、水酸化物として
結合されたカドミウムを解離させて、酸化カドミウムに
変換させた。その際、更に反応水0.15kgが気化さ
れ、かつこれをコンデンサーK1中で凝縮し、かつ容器
B1に移動させた。続いて、温度を500℃に調節し、
かつ残留した物質混合物に、酸化カドミウムが、金属カ
ドミウムに還元されるまで60分間、還元ガスとしてメ
タンを供給した。ここで生じた反応水も気化させ、かつ
コンデンサーK1中で凝縮させると、0.2kgの量で
あり、これを容器B1中に移動させた。この場合にも、
蓄電池は、既に水気化の際に自然に壊れた。水の気化の
際に物質混合物中に加熱により生じる温度を継続的に測
定し、かつ乾燥塊の水不含の印としての付加的な温度上
昇が始まったら、容器B1をバルブV1によりコンデン
サーK1に対して遮断した。最後に、圧力を、10-2
リバールに低め、かつカドミウムを700℃まで徐々に
上昇する温度下に気化させ、かつ金属コンデンサーK3
中で凝縮させた。ここで、カドミウム2.1kgが得ら
れた。乾燥塊中のカドミウム含有率は、乾燥塊1kg当
たり、5.6mgであった。
【0038】金属コンデンサーK3を、接続された循環
17により、調節装置20で、金属コンデンサーK3の
凝縮面16が、水蒸気の通過の際には、加熱装置19に
より水の凝縮の生じない80℃の温度に調節され、かつ
カドミウム蒸気の侵入の際には、冷却機21により、カ
ドミウムの定量的凝縮が生ずる20℃の温度に調節され
るように操作した。鉄及びニッケルが、乾燥塊中に残留
し、かつこれを、鋼鉄材料中に後処理した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により、水銀蓄電池から水銀を回
収するための装置の1実施形を示す図
【図2】本発明の方法により、ニッケル−カドミウム蓄
電池からカドミウム及びニッケルを回収するための装置
の1実施形を示す図
【符号の説明】
1 真空室、 9 真空ポンプ装置、 15 調節装
置、 17 循環、 18 循環ポンプ、 19 加熱
装置、 21 冷却機、 B1 容器、 K1コンデン
サー、 K3 金属コンデンサー、 T 温度センサ
ー、 V1 遮断バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルヴィン ヴァネツキー ドイツ連邦共和国 グロースクロッツェ ンブルク ローベルト−コッホ−シュト ラーセ 4 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C22C 7/00 - 9/22 H01M 10/54

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カドミウム及び水銀の群からなる重金属
    の成分少なくとも1種を含む、異なる沸騰温度を有する
    相少なくとも2つを有する物質混合物を処理し、より高
    い沸騰温度を有する相から少なくとも1種の成分を、大
    気圧を下回る圧力で、真空室(1)中で気化させ、かつ
    相を別々に凝縮させることにより回収するための方法に
    おいて、酸素の不存在下に、 a)物質混合物を、物質混合物中の継続的な温度測定下
    に、100ミリバール未満の出発圧力下に、少なくとも
    主に、より低い沸騰温度を有する相のみが気化する温度
    範囲で処理し、気化した相を、コンデンサー(K1)中
    で凝縮させ、かつ凝縮物を遮断可能な容器(B1)中に
    集め、 b)残留する物質混合物からより低い沸騰温度を有する
    相を除去した結果として、物質混合物中の温度推移が変
    化したら、前記の容器(B1)を第1のコンデンサー
    (K1)に対して遮断し、かつ c)残留した物質混合物を、より高い温度で更に処理
    し、その際、カドミウム及び水銀の群からなる重金属か
    らの成分少なくとも1種を含むより高い沸騰温度を有す
    る相の少なくとも1つを、蒸気の形で除去し、かつその
    蒸気を凝縮させることを特徴とする、カドミウム及び水
    銀の群からなる重金属からの少なくとも1種の成分を含
    む、異なる沸騰温度を有する少なくとも2つの相を有す
    る物質混合物を処理し、より高い沸騰温度を有する相か
    ら少なくとも1種の成分を、大気圧を下回る圧力で、真
    空室(1)中で気化させ、かつ相を別々に凝縮させるこ
    とにより回収するための方法。
  2. 【請求項2】 水酸化又は酸化金属化合物の形の高沸点
    相が存在する場合に、この化合物を、その当該金属に解
    離及び/又は還元した後に、その金属を気化させ、かつ
    より低い沸騰温度を有する相の凝縮のためのコンデンサ
    ー(K1)に前接続されている金属コンデンサー(K
    3)で凝縮させる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 水銀蓄電池の物質混合物中に水銀が存在
    する場合に、先ず、その電解水のみを最初の温度で気化
    させ、液体コンデンサーとして設計され、かつ遮断バル
    ブ(V1)を介して容器(B1)と結合されているコン
    デンサー(K1)中で凝縮させ、かつ水の気化の終了後
    に、遮断バルブを閉じ、残留した物質混合物の温度を高
    め、水銀を気化させ、かつ同じコンデンサー(K1)で
    凝縮させる、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 物質混合物中に水酸化カドミウムが存在
    する場合に、 a)電解水を凝縮させるためのコンデンサー(K1)と
    して、液体コンデンサーを使用し、かつこれに、金属コ
    ンデンサー(K)を前接続し、 b)先ず、遊離の電解水のみを気化させ、かつコンデン
    サー(K1)中で凝縮させ、 c)遊離の電解水の気化の後に、残留した物質混合物の
    温度を、水酸化カドミウムが酸化カドミウムに解離する
    ように更に高め、 d)解離工程からの水を、コンデンサー(K1)中で凝
    縮させ、 e)酸化カドミウムに水素及び炭化水素の群からなる還
    元ガスを供給して、カドミウムを保留し、反応水を気化
    させ、これを再びコンデンサー(K1)中で凝縮させ、 f)全ての凝縮水を容器(B1)中に集め、かつこの容
    器をコンデンサー(K1)に対して遮断し、かつ最後
    に、 g)減圧を更に低め、かつ温度を更に上げることによ
    り、カドミウムを気化させ、かつカドミウム蒸気を金属
    コンデンサー(K3)中で凝縮させる、請求項2に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 金属コンデンサー(K3)の凝縮面を、
    水の気化の間に、水が凝縮しない温度に保持し、かつ水
    の気化の終了後、カドミウムの気化を開始する際に、金
    属コンデンサー(K3)の凝縮面の温度を、カドミウム
    が定量的に凝縮する値に調節する、請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 電解水の気化の際の圧力を、20〜50
    ミリバールの値に調節し、バルブ(V1)をコンデンサ
    ー(K1)に対して遮断した後に、圧力を20ミリバー
    ル未満に低下させ、かつ水銀を残留混合物の温度上昇下
    に気化させ、かつコンデンサー(K1)中で凝縮させ
    る、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 残留した物質混合物の温度を、実質的に
    水銀を含有しない乾燥塊を生じさせるために、真空下
    に、最大400℃まで上昇させる、請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】a)遊離の電解水を気化させる際の圧力を
    20〜50ミリバールに、かつ温度を100℃未満に調
    節し、 b)続いて、水酸化カドミウムの解離のために、温度を
    100℃を上回る400℃までの値に高め、 c)次いで、酸化カドミウムのカドミウムへの還元を、
    水素又は炭化水素の群からなる還元ガスを用いて、50
    0℃までの更なる温度上昇下に実施し、 d)気化の際に物質混合物中に生じた温度を測定し、か
    つ温度上昇下に、容器(B1)をバルブ(V1)でコン
    デンサー(K1)に対して遮断し、かつ最後に、 e)カドミウムの気化のために、圧力を、20ミリバー
    ルを下回る値に低め、かつカドミウムを温度上昇下に気
    化させ、かつ金属コンデンサー(K3)中で凝縮させ
    る、電解質含有ニッケル−カドミウム蓄電池から、カド
    ミウムを回収するための請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】 残留した物質混合物の温度を、実質的に
    カドミウム不含の乾燥塊を生じさせるために真空下に最
    大800℃まで上昇させる、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 加熱可能な真空室(1)、コンデンサ
    ー(K1)、少なくとも1つのこれらに後続された真空
    ポンプ装置(9)を有し、かつ物質混合物及び乾燥塊の
    温度を測定するための少なくとも1つの温度センサー
    (T)を有する請求項1から9のいずれかに記載の方法
    を実施するための装置において、コンデンサー(K1)
    が、遮断バルブ(V1)を介して容器(B1)に接続さ
    れており、かつ温度センサー(T)が、調節装置(1
    5)を介して遮断バルブ(V1)に接続されており、そ
    の際、調節装置(15)は、温度センサー(T)が、水
    の気化の終了後に物質混合物中で測定される温度上昇を
    探知すると、すぐに遮断バルブ(V1)が閉まるように
    設計されている、加熱可能な真空室(1)、コンデンサ
    ー(K1)、少なくとも1つのこれらに後続された真空
    ポンプ装置(9)を有し、かつ物質混合物及び乾燥塊の
    温度を測定するための少なくとも1つの温度センサー
    (T)を有する、請求項1から9のいずれかに記載の方
    法を実施するための装置。
  11. 【請求項11】 環ポンプ(18)、加熱装置(1
    9)、冷却機(21)及び加熱から冷却へ切り替えるこ
    とにより、金属コンデンサー(K)の凝縮面が、非金
    属蒸気の通過の際には、非金属蒸気の凝縮が生じない温
    度に調節され、かつ金属蒸気の侵入の際には、金属凝縮
    が生じる温度に調節されるように設計されている調節装
    置(20)を有する循環(17)に接続されている金属
    コンデンサー(K3)が、真空室(1)とコンデンサー
    (K1)との間に設置されている、請求項10に記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 循環(17)において、加熱装置(1
    9)と冷却機(21)との間に、循環に供給される液体
    を選択的に、バイパス管を介して冷却機(21)の側に
    導通させることを可能にする逆転バルブ(22)が設置
    されている、請求項11に記載の装置。
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