JP2959638B2 - 自動注射器 - Google Patents

自動注射器

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JP2959638B2
JP2959638B2 JP2187308A JP18730890A JP2959638B2 JP 2959638 B2 JP2959638 B2 JP 2959638B2 JP 2187308 A JP2187308 A JP 2187308A JP 18730890 A JP18730890 A JP 18730890A JP 2959638 B2 JP2959638 B2 JP 2959638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬液注射装置、ことに自動注射器型のこの種
装置に関する。
自動注射器は周知である。基本的には、自動注射器は
一服の液状の医薬を自分で自分の体に注射する装置であ
る。自動注射器の利点は、計測された量の1服の液状の
医薬を密封殺菌状態で収容し、長い不使用期間中このよ
うな状態で保管することができ、必要な時にはいつでも
この保管していた1服の医薬を最も苛酷な緊急条件下で
も即時に注射することができることである。自動注射器
の他の利点は、完備した1服の液状医薬の投与が、使用
者がこの液状医薬を注射する皮下注射針をまず目で見る
必要なしに、またこのような目で見られる注射針を使用
者の組織に手で刺し込む必要なしに、行なうことができ
ることである。自動注射器には釈放可能の押圧ばねアセ
ンブリが設けてある。この押圧ばねアセンブリは、押圧
した状態にあるばねと、このばねを押圧保管位置に釈放
可能に保持する釈放可能機構と、所定の作動手順に応答
してこの釈放可能機構を釈放する釈放機構とを包含する
ものである。
自動注射器は今までは緊急条件下の使用に特に好適な
ものであった。たとえば、突発する化学戦下において使
用する神経ガス解毒剤を封入したこのような自動注射器
が数千万本も製造され販売されて来た。この目的に用い
られる典型的なものは米国特許第2,832,339号明細書、
同第3,882,863号明細書および同第4,031,893号明細書に
記載され公知である。さらに、この型式のものは、心臓
発作の緊急時に抗不整脈薬の投与に用いることが提案さ
れている。このような用途は米国特許第3,910,260号明
細書および同第4,004,577号明細書の記載内容から明ら
かなように、携帯用モニタと結び付いている。また、凝
血選択性血栓崩壊剤(たとえばtPA)およびこれに関連
する医薬のような、心臓発作の徴候に対処するのに有用
な他の医薬を投与するのに用いることも提案されてい
る。これについてはたとえば米国特許第4,689,042号明
細書、同第4,755,169号明細書および同第4,795,433号明
細書を参照されたい。最後に、自動注射器は、たとえば
牛の初乳またはその類似のものに対するはげしいアレル
ギ反応を消す解毒剤として1服のエピネフリンを入れた
ものとして近年市販されている。
これらのすべての場合において明らかなように、自動
注射器の緊急時使用の分野は第1番目に意義のある分野
である。
本発明は、自動注射器の利点は緊急時の使用のみなら
ず、自動注射器の無痛性と作動の簡単さが他の利便と結
合して、広く使用されているこれよりも簡単でコスト安
の手動式の注射器に比べてコストが増すことを是認させ
るに充分な程多くの人々に望まれるような、はるかに多
用される用途の多くの他の医薬投与にも用いることがで
きるという認識から派生したものである。たとえば最近
エリトロポイエティンは貧血の治療薬としてFDAによっ
て認められた。この薬は腎臓病の患者、エイズの患者、
さらには緊急を要しない手術を予測して自分自身のため
に採血する患者にとって特に有用である。このような患
者は週に1回のようにひんぱんにエリトロボイエティン
の投与を必要とする。他の例としては、インポテンツ対
策のため各種の血管拡張剤を直接ペニスに注射する最近
の用例がある。自動注射は、患者が注射針を自分の肌に
刺すのに熟練を要することなくして液状医薬と投与でき
る非常に便利なやり方を提供するものである。この型式
の注射にあっては、使用者に自動注射器の有効性、取扱
い性および使用に最大の便利さを提供するのと同時に、
他の使用ことに子供の使用を思いとどまらせるようにす
ることが望ましい。
従って本発明の目的は、医薬カートリッジアセンブリ
と、押圧ばねアセンブリと、これらアセンブリを互いに
保管位置において協働関係に装架して注射針伸長端部と
反対端部とこの反対端部上に延在するキャップ構造体と
を有する外部ハウジング本体を提供するようにした管状
ハウジング部材とを包含する。特に使用者自身に注射を
行なうに適した自動注射器を提供することにある。キャ
ップ構造体とハウジング本体構造体とは組付時に保管位
置に協働関係で装架されて、従来の万年筆の寸法、形状
と大略等しい寸法、形状の外部形状となる。キャップ構
造体は、開放端部と反対側の閉鎖端部部分とこの閉鎖端
部部分に一端を固定した細長いクリップとを有するおお
よそ管状の構造のものである。細長いクリップはキャッ
プ構造体の管状構造に沿って長手方向に延び、その開放
端部に隣接してキャップ構造体の外面と係合するように
片寄らせた自由端部を有し、これによってクリップがハ
ウジングキャップ構造体とハウジング本体構造体とを使
用者個人のポケット内に止め付ける役割を果すのであ
る。医薬カートリッジは、容器と、この容器内に入れた
液状医薬と、保管位置に配置されこの位置から伸長作動
位置へと動くことのできる皮下注射針とを包含する。押
圧ばねアセンブリは、ばねと、このばねを押圧保管位置
に保持する釈放可能機構と、この釈放可能機構を釈放す
る所定の手動作動手順に応答して作動して、ばねが皮下
注射針を伸長作動位置に動かす間にこの皮下注射針がハ
ウジング本体構造体の針伸長端部の外方へと動いて使用
者の皮膚を貫き皮膚に隣接する組織内に突入し、液状の
医薬がこの皮下注射針から使用者の皮下組織内へと注入
されるようにする釈放機構とを包含する。釈放機構は、
ハウジング本体構造体の反対側端部部分をこえて手動係
合に好適な外部位置へと延び、この釈放機構が釈放可能
機構を釈放する手動作動手順を行なっている間手動的に
動かされる手動的に可動の部材を包含している。キャッ
プ構造体はハウジング本体構造体の反対側端部部分に開
放端嵌め合い関係で保持位置のハウジング本体構造体に
取外し可能に取付けられて、手動的に可動の部材を覆
い、このキャップ構造体をハウジング本体構造体に対す
る保管位置から外さない限り手動的に可動の部材に手を
触れることを妨げるのである。キャップ構造体は、ハウ
ジング本体構造体に対する保管および最終位置にある
時、このキャップ構造体およびハウジング本体構造体を
使用者のポケットに止め付けるのを容易にするという目
的と、釈放可能機構の望まれていない釈放が生じその結
果皮下注射針の望まれていない動きが生じて液体医薬が
皮下注射針から外に望まれていない移動を生ずる可能性
を排除するという目的との二重の目的を果すのである。
好適には、キャップ構造体はまた、ハウジング本体構
造体の針伸長端部部分に開放端部嵌め合い関係で最終位
置におけるこのハウジング本体構造体に取外し可能に取
付けられ、注射場所から引き抜かれた後伸長作動位置に
ある皮下注射針を覆うようにするのである。キャップ構
造体はこのようにして、注射場所から抜き出され伸長作
動位置にある皮下注射針にあやまって触れることがない
ように保護をするという第3の機能を果すことができる
のである。
本発明はまたいくつかの改善した態様を提供すること
を目的とする。これらの態様には、押圧ばねアセンブリ
の一部分をたとえば前部管状ハウジング部材によって医
薬カートリッジアセンブリと協働関係に装架できるよう
に形成する複機能キャップ構造体の利用を包含してい
る。他の態様としては、ハウジング部材のラグ係合面と
協働するラグを有し、係合を外すのに特定の複合運動を
必要とするようにした。上述の型式のキャップ構造体に
ある。
また別の態様は、ふたつの部材をスナップ係合させた
構造のキャップ構造体であって、各部材が、互いに近付
いたり離れたりできるふたつのダイ部材をもってプラス
チック材料で成型可能のものとしたことにある。さらに
他の態様としてはおおよそ半径方向に延びる鎖錠面を有
する自由後端部部分をそなえたばねフィンガを有するコ
レット部材を包含する押圧ばねアセンブリを提供するこ
とにある。この半径方向に延びる鎖錠面はハウジング部
材のおおよそ半径方向に延びる鎖錠面と係合するように
安全作動部材の前進運動に応答して内方にたわめるよう
に作動でき、これによってコレット部材のばねバイアス
釈放を行なうようにするものである。
上述およびそれ以外の本発明の目的は以下の実施例に
関する詳細な記述および特許請求の範囲の記載からさら
に明かとなろう。
本発明は添付図面に例示した実施例についての記述か
らよく理解されよう。
図面ことに第1図には本発明の原理を具体化した自動
注射器が符号10で示されている。この自動注射器はふた
つの基本的なアセンブリを包含する。すなわち、一方は
符号12で示す医薬カートリッジアセンブリであり、他方
は符号14で示す押圧ばねアセンブリである。これらふた
つのアセンブリは管状のハウジング部材16を包含する手
段により互いに協働関係で保管位置に装架されている。
管状のハウジング部材16は、その前端部に医薬カートリ
ッジアセンブリ12を収容しその後端部に押圧ばねアセン
ブリ14を取付けて、これらふたつのアセンブリ12および
14を互いに協働する関係で保管位置に維持するように作
用している。本発明はことに押圧ばねアセンブリ14の構
造、さらにはこの押圧ばねアセンブリ14の一部をなす分
離可能のキャップ構造体18に帰因する構造および機能に
関する。
図示の医薬カートリッジアセンブリ12は好適には以下
に詳述するように製作する。本発明の押圧ばねアセンブ
リ14は、この好適な実施例以外の型式の医薬カートリッ
ジアセンブリを用いる他の自動注射器にも用いることが
できる。たとえば1968年8月13日特許の米国特許第3,39
6,726号において具体化されている型式のカートリッジ
アセンブリを用いることができる。この型式のカートリ
ッジアセンブリでは、注射針が医薬室内に配設されてお
り、注射針が使用者の筋肉組織内へと動くにつれ、この
注射針を通じて医薬室の外へと医薬が移動するのであ
る。その他の型式の医薬カートリッジアセンブリの例と
しては米国特許第4,394,863号明細書、同第4,529,403号
明細書、同第4,820,286号明細書および同第4,822,340号
明細書に記載の型式の多室アセンブリがある。
図示の好適な型式の医薬カートリッジアセンブリ12は
おおよそ円筒形の容器20を包含する。この容器20はガラ
ス製で、その後端部が開放しその前端部がくびれて外部
フランジ22を形成している。符号24で全体を示す金属の
ハブ部材は皮下注射針26の後端部部分を容器20のくびれ
た前端部のフランジ22に固定する役割を果している。ハ
ブ部材24はクリンプ止めされた前部部分28を包含する。
この前部部分28は皮下注射針26の後端部部分の外縁部と
密封係合している。ハブ部分24は中央部分30を包含して
おり、この中央部分は前部環状肩部32によって前部部分
と合体している。中央部分30は密封中空内部空間を提供
しており、この密封中空内部空間内に注射針26の後端部
が延びている。図示のように注射針の後端部は鋭利にし
てあり、後方に延びる先端を形成している。ハブ部材24
はまた後部部分34を包含し、この後部部分は後部肩部36
によって中央部分と合体している。
隔膜シール38は、容器20のくびれた端部のフランジ22
とハブ部材24の後部肩部36の後面との間に装架した外周
縁部を有する。ハブ部材24の後部部分34は容器20のくび
れた前端部の外部フランジ22の上にクリンプ止めされ注
射針26を容器20に固定している。
液状の医薬40は容器20内に充填されており、前方を隔
膜シール38で後方をプランジャまたはピストン42で閉じ
られている。このプランジャまたはピストン42は弾性材
料で作られ、外周縁部を容器20の内周縁部にその後端部
のおおよそ前方の位置において滑動密封係合させてい
る。
注射針26を取り囲んで装架されているのは弾性シース
46であって、これはハブ部材24のクリンプ止めした前部
部分28の前方に延び、前方にとがらせた端部44のところ
で終っている。この弾性シース46は、注射針26のとがら
せた端部44の前方に配設した閉鎖前端部と、ハブ部材24
のクリンプ止めした前部部分28の上に係合する形状とし
た後端部とを包含している。弾性シース46の後端部には
一体に形成した半径方向外方に延びる環状フランジ48が
設けてある。一端部に内方フランジ52を有する環状シー
ス保持部材50は、ハブ部材24の中央部分30に係合して、
その内方フランジ52が弾性シース46のフランジ48と係合
し弾性シース46の後端部をハブ部材24の前部肩部32と当
接係合関係に密封保持するようにしている。
所望により、また容器20内の液状医薬の量に依存し
て、スペーサ部材(図示しない)を米国特許第4,031,89
3号明細書に記載のように容器20の後端部部分内でピス
トン42の後方に装架するようにしてもよい。
本発明の原理に従って製作されたばねアセンブリ14は
主後部管状ハウジング部材54を包含している。この主後
部管状ハウジング部材54はその前端部に対して後方に間
隔を隔てた関係で外周縁部に形成した前部環状突出部56
と、この前部環状突出部56に対して後方に間隔を隔てた
関係に配設されたわずかに外径の大きい後部突出部58と
を包含している。前部管状ハウジング部材16は環状溝60
を形成した後部内周縁部を有し、前部管状ハウジング部
材16の後端部部分を、ばねアセンブリ14の管状部材54の
前端部部分をこえて後方へ移動させることを可能とし、
これにより前部管状ハウジング部材16の後端部が後部環
状突出部58の前面に係合する位置に保持されるようにし
ている。前部管状ハウジング部材16の前端部部分は減径
してあり、孔のあいた端壁62を有する。注射側管状挿入
部材64が前部ハウジング部材14の減径端部の上に嵌めて
ある。第1図に示すようにこの挿入部材64は通常は筋肉
注射用の注射器10を皮下注射器に転換するように作られ
たものである。第8図は筋肉注射型の挿入部材66を例示
している。
ハウジング部材16の減径部分の内径は、医薬カートリ
ッジアセンブリ12を前部ハウジング部材14の後部開放端
部内に装架した時、医薬カートリッジアセンブリ12の弾
性シース46の閉鎖した前部外周縁部を受け入れるに充分
な寸法のものである。容器20の後端部は、ばねアセンブ
リ14の管状ハウジング部材54の前端部におおよそ当接関
係で配設されている。
ばねアセンブリ14の管状ハウジング部材54には、その
後端部から内方にわずか間隔を隔てて内部環状フランジ
68が形成してある。この環状のフランジ68の前面は、押
圧ばねアセンブリ14の一部分を形成するコイルばね70の
後部巻回部分と係合するようにしてある。このコイルば
ね70の前部巻回部分は、符号74で示すコレット部材の前
部フランジ72の後方を向いた面と係合する。
コレット部材74はコイルばね70内において前部フラン
ジ72から後方に延びている。このコレット部材74の後端
部部分は分れていて、複数個(2個)の後方に延びるば
ねフィンガ76を形成している。図示のばねフィンガ76に
は、後端部から内方に延びる1対の対向する後部弧面78
と、これから前方に延びるわずかに大径の1対の前部弧
面80とを形成してある。ばねフィンガ76の後部周縁部分
には、前方に向いた鎖錠面82を提供する半径方向外方に
延びる弧状のフランジが形成してあり、この鎖錠面82
は、後部ハウジング部材54の内部環状フランジ68の後方
に向いた面とおおよそ半径方向に延びる平面に沿って係
合するようにしてある。図示のように、鎖錠面82は半径
方向平面内に配設されており、環状フランジ68の後方を
向いた面はたとえば16度のようなわずかな角度だけ傾い
ている。フランジ76の後部周縁部分はまた切頭円錐形の
後方および外方に向いた面を包含し、この面が組付け中
にフランジ68内のフィンガ76とかみ合う。
図示のように、符号84で示す安全作動ピン部材は保管
位置において弾性フィンガと協働する関係に配設してあ
り、弾性フィンガ76の後部の弧面78とおおよそ同じ大き
さの前部部分86を包含している。安全作動部材84はまた
前部部分86に対して減径した直径の中間部分88を包含し
ている。これらふたつの部分間は切頭円錐形の係合をし
ている。この切頭円錐形係合部分に隣接する前部部分に
は、ここから延在する半球形のノブ90の形の一連の環状
に間隔を隔てたしきい値圧力誘起突出部分が形成してあ
る。コレット部材74のふたつのばねフィンガ76の後端部
はノブ90の前方に配設してあり、前部ピン部分86の前端
部はわずかに拡大してあり、弧面78をこえて面80に入る
形状の保持突出部分を与えて、安全作動部材84の偶発的
な後方への引き出しを防止している。最後に、この安全
作動部材84は、拡大した直径寸法の後部親指係合部分す
なわち作動部分92を包含している。この後部親指係合部
分92は、環状フランジ68の後方で後部ハウジング部材54
の後部内周縁部の対応する捕捉リセス内に係合する寸法
のものである。ばねフィンガ76の鎖錠面82がフランジ82
の後方に向いた鎖錠面に係合した時、コイルばね70はコ
レット部材74の前部フランジ72とハウジング部材54の内
部フランジ68の前方を向いた面との間に押圧された状態
で保持される。
ハウジング部材54の後部外縁部には前方に間隔を隔て
た環状溝94が形成してある。この環状溝94か後方に半径
方向外方に延びる環状フランジを画成している。第2図
に最もよく示されているように、この環状フランジのセ
グメント部分は符号96で示すように環状溝94の半径と等
しい半径方向内方部分を除去してある。従ってこのよう
にして設けられ大略300度にわたる有効弧長を有するこ
の環状フランジは、キャップ構造体18を押圧ばねアセン
ブリ14内の保管位置に止めておくことを許容する役割を
果している。
図示のように、キャップ構造体18は、第1の管状部材
98を包含している。この第1の管状部材98は好適には中
央軸線を有する形状に適宜のプラスチック材料で成型さ
れたものである。管状部材98は、前部内部フランジ100
内で終る前方で集斂する切頭円錐形部分と、後部内部フ
ランジ102内で終る後部の略円筒形部分とを有する。第
2図に最もよく示されているように、前部切頭円錐形部
分内の前部内部フランジ100から後方に延びているのは
3つの等間隔で環状に間隔を隔てているガイドバー101
である。後部内部フランジ102の半径方向内方へ延びて
いる長さはわずかであって、ふたつの協働するダイ部材
によって第1の管状部材98をモールド成形することを可
能とする。これらのダイ部材は管状部材98によって与え
られる中央軸線の軸線方向に互いに協働関係に動かされ
る。次いでこれらふたつのダイ部材は反対の軸線方向に
動かして分離せしめることができる。
キャップ構造体18はまた符号104で示す第2のクリッ
プ部材を包含している。この第2のクリップ部材も適宜
のプラスチック材料でモールド成形される。図示のよう
に、クリップ部材104は細長いクリップ106を包含し、こ
の細長いクリップ106は、半径方向内方に延びる突出部
分108を前端部に有している。クリップ106の後端部に一
体に形成してあるのは装架部分であって、これは管状部
材98の円筒形の後部部分の外径にほぼ等しい外径を有す
る円形の後部壁部分110を包含している。
第3図および第4図に最もよく示されているように、
クリップ部材104の装架部分は第1の弧状の壁部分112を
包含しており、この壁部分112は後部壁部分110から前方
に延び、クリップ106から180度離れた後方に向いた鎖錠
面を有する半径方向内方に延びるラグ114に終ってい
る。第1の弧状の壁部分112の外周縁部は、傾斜前面お
よび後部当接縁部面と有する弧状の突出部分116を包含
している。第2の弧状の壁部分118が、第1の弧状の壁
部分112に対しておおよそ直径的に対向する関係で後端
部壁部分110から一体に前方に延びている。第2の弧状
の壁部分118は同様にその外周縁部に弧状の突出部分120
を包含している。この外周縁部はその前縁部を斜切して
あり、後縁部がするどく横方向に延びている。
上述の形状のクリップ部材104はふたつの協働するダ
イ部材でモールド成形され得るものである。これらのダ
イ部材は、ラグとクリップの間を横方向整合の方向に垂
直な方向に互いに協働関係で動くことができる。モール
ド成形を行なった後、これらふたつのダイ部材は反対方
向に引き離され、クリップ部材104が釈放される。
第1および第2の部材98および104の配置は、これら
が管状部材98の軸線に沿う方向に互いに近付く相対運動
によって移動せしめられ組付位置に保持され得るような
配置である。管状部材98の円筒形部分の後部内部フラン
ジ102はふたつの弧状の壁部分112および118の外周縁部
の上にうまく係合し、次いでその後部フランジ102はこ
れらふたつの外部の弧状の突出部分116および112に乗り
上げ、これらにスナップ係合し、このようにしてふたつ
の部材98および104を共に組付関係に保持するのであ
る。
キャップ構造体18は、開放前端部を後部ハウジング部
材54の後端部部分の上に嵌め合い関係で係合せしめるこ
とによって、押圧ばねアセンブリ14内の保管位置に組付
けられる。これに関しては、ハウジング部材54の後部突
出部分58の外周縁部には矢印122を環状フランジの切り
欠き位置から180度移動した環状位置にエンボス形成し
てあることを第1図および第2図において注目される。
キャップ構造体18は、ラグ114の後部傾斜面をハウジン
グ部材54のフランジの上に重ねることにより保管位置に
取付けられる。キャップ構造体18の取付中、クリップ10
6の前端部は矢印の標識122と整合せしめられる。この矢
印の標識122はラグをハウジング部材54のフランジの切
り欠き部分98に整合せしめる効果を有する。次いでキャ
ップ構造体を廻して、ラグ114の後方に向いた面を、溝9
4によって画成されたフランジの前方に向いた面と当接
関係にもち来たらすことが必要である。ラグ114は環状
溝94内に乗り、この回動作用を許容している。
自動注射器10は、これをポケットの中に、丁度従来の
万年筆のようにして入れてクリップするだけで通常携帯
されるものである。この点に関して、この自動注射器
は、前部ハウジング部材16と後部ハウジング部材54と挿
入部材64または66によって形成されるハウジング本体構
造体を包含することに注目されたい。キャップ構造体18
は通常、ラグ114の作動によってその開放端部をハウジ
ング本体構造体の後端部の上に嵌め合い関係で保持され
ている。クリップの突出部分108はポケットの服地をつ
かみハウジング構造体を包含するこの自動注射器をポケ
ット内に保持するようにする。
さらに、キャップ構造体18のハウジング本体構造体へ
の係合は安全作動ピン84の動きを妨げるようなものであ
ることに注目されたい。中間部分88およびその親指係合
部分92はキャップ構造体18の中でハウジング構造体の後
方へと延びており、このようにして自動注射器の作動前
にキャップ構造体をハウジング本体構造体から除去する
ことを要するようにしている。
このキャップ構造体のハウジング本体構造体からの取
外しは、自動注射器10を作動させる所定の手動操作手順
の第1の段階を構成するものである。キャップ構造体18
を取外すためには、ふたつの手動操作の組合せを実行し
なければならない。まず第1に、キャップ構造体18をハ
ウジング本体構造体に対して、クリップ106が矢印の標
識122と整合するまで回動せしめることが必要である。
キャップ構造体18がこの位置まで回動せしめられた時、
クリップ106に直径的に対向するラグ114を、溝94によっ
て定まるフランジの切り欠き部分96内に位置せしめる。
これは使用者がキャップ構造体18の第2の動きをなさし
めることを可能とする。この第2の動きとはハウジング
本体構造体の軸線に沿ってこれから離れる方向に向う長
手方向直線運動である。
キャップ構造体18をこのようにして取外した後、使用
者は片方の手で前部管状ハウジング部材16をつかみ、こ
の手の親指を安全作動ピン部材84の親指係合部分92の上
に延ばす。次いで使用者は、挿入部材64または66の前面
を使用位置に当てて皮膚に係合させる。次に、第5図に
示すように保管位置にある安全作動ピン部材84を親指の
圧力で前方に動かして、第6図に示すように作動ピン部
材が作動位置に達するまでノブ90とフィンガ面76との係
合によって与えられるしきい値圧力に打ち勝つに充分な
圧力を与える。管状ハウジング部材54の環状のフランジ
68とコレット部材74の前部フランジ72との間のばね70の
応力はばねフィンガ76の前方を向いた鎖錠面82をフラン
ジ68の後方を向いた面と係合せしめるように付勢する。
安全作動ピン部材84の前部部分86が第5図に示す保管
位置にある限り、ばねフィンガ76は横方向に内方に互い
に向い合う方向に動くことができない。このようにして
鎖錠面を係合状態に維持するのである。安全作動ピン部
材84が第6図に示す位置に達するや否や、ばねフィンガ
は鎖錠面間の圧力のためにたわんで、その後端部は親指
係合部分92に隣接する中間部分88の表面に近付く位置へ
と動く。これらのばねフィンガがこの程度にたわむと、
鎖錠面82はフランジ68から離れて動き、コレット部材74
が安全作動ピン部材84と共にばね70の作用の下で前方へ
動くことを許容する。
安全作動ピン部材の親指係合部分92がフランジ68に達
すると、その運動は停止し、第7図に示すように管状部
材54の端部内のくぼみ内に捕捉される。しかしながら鎖
錠面82がフランジ68を通りすぎて前方に動くや否や、ば
ねフィンガ76はたわみが戻り始め、第7図に示すように
保管位置へと戻るのである。この保管位置では、コレッ
ト部材74は前方に動き続けるが、安全作動ピン部材84は
管状部材54により捕捉関係のまま背後に残される。
コレット部材74はその前方への運動中ピストン42と係
合し、このピストンと医薬カートリッジアセンブリ12全
体をハウジング部材16内で前方に運ぶのである。この運
動の間、針26のとがった前端部44はゴムシース46の閉鎖
端部に侵入し、有孔壁62を貫通し、注射場所で組織内に
入る。容器20の前方への動きに伴なって、医薬40および
ピストン42は前方へ動き、シース46は圧縮される。この
シースが圧縮されるにつれ、容器20の動きは拘束され
る。ピストン42とコレット部材74との連続する前方への
動きは液状医薬40を加圧し、隔膜シール48を外方にふく
らませ、これに注射針26の後部先端によって穴をあけ
る。すると液状医薬40は中央ハブ部分30内へ、さらに注
射針26を通って注射場所の組織内へと流れる。ピストン
42の動きは、これが容器20のくびれた前端部に達するま
で継続する。
このようにして注射が完了すると、使用者はこの自動
注射器を引き抜いて、それからキャップ構造体18を、内
部フランジ100が挿入部材66(または64)の先が開いた
後部部分に達するまで、第8図に示すように延びた皮下
注射針26の上に配置するのである。このようにして、キ
ャップ構造体18は、人が露出している皮下注射針26に触
れることから防護するという付加的な機能を提供するの
である。
上述から本発明の目的が充分にかつ有効に達成される
ことがわかる。しかしながら、上述の好適な特定の実施
例は本発明を説明するために例示され説明されたもの
で、本発明はその原理を逸脱することなく変更を加える
ことができる。従って、本発明は請求の範囲の精神およ
びその範囲内であればすべての変化変形を包含するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図に本発明の原理を具体化した自動注射器の縦断面
図、第2図は第1図の2−2線に沿う拡大断面図、第3
図はキャップ構造体のクリップ部分の側面図、第4図は
第3図に示したクリップ部分の端部図、第5図は第1図
に示した自動注射器の後端部部分の拡大部分縦断面図で
キャップ構造体取外し後の各部の位置を示す図、第6図
は第5図と同様な図であるが作動時における各部の位置
を示す図、第7図は第5図と同様な図であるが作動直後
の各部の位置を示す図、第8図は自動注射器の前端部の
拡大部分断面図であって注射を終り取外し可能のキャッ
プ構造体がその最終的な針保護位置にある状態の各部の
位置を示す図である。 10……自動注射器、12……医薬カートリッジアセンブ
リ、14……押圧ばねアセンブリ、16……ハウジング部
材、18……キャップ構造体、20……容器、22……外部フ
ランジ、24……ハブ部材、26……皮下注射針、28……前
部部分、30……中央部分、32……前部環状肩部、34……
後部部分、36……後部肩部、38……隔膜シール、40……
液状の医薬、42……ピストン、44……前方にとがらせた
端部、46……弾性シース、48……環状フランジ、50……
環状シース保持部材、52……内方フランジ、54……主後
部管状ハウジング部材、56……前部環状突出部、58……
後部突出部、60……環状溝、62……孔のあいた端壁、64
……注射側管状挿入部材、66……挿入部材、68……内部
環状フランジ、70……コイルばね、72……前部フラン
ジ、74……コレット部材、76……ばねフィンガ、78……
後部弧面、80……前部弧面、82……鎖錠面、84……安全
作動ピン部材、86……前部部分、88……中間部分、90…
…ノブ、92……後部親指係合部分、94……環状溝、96…
…セグメント部分、98……第1の管状部材、100……前
部内部フランジ、101……ガイドバー、102……後部内部
フランジ、104……第2のクリップ部材、106……クリッ
プ、108……突出部分、110……後部壁部分、112……第
1の弧状の壁部分、114……ラグ、116……弧状の突出部
分、118……第2の弧状の壁部分、120……弧状の突出部
分、122……矢印の標識。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エヌ.ローレンス ダーリング アメリカ合衆国、22625 バージニア、 クロス ジャンクション、レイクビュー ドライブ 352‐2番地 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 5/18 - 5/34

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者が身につけて携えるのに特に適した
    自動注射器において、 従来型の万年筆の寸法と形状に大略等しい寸法と形状の
    外形をなし、針の延びる端部とこれと反対側の端部とを
    有する細長いおおよそ円筒形の形状のハウジング本体ア
    センブリと、開放端部とこれと反対側の閉鎖端部とを有
    する細長いおおよそ円筒形の形状の分離ハウジングキャ
    ップ構造体とを包含するハウジング装置と、 前記キャップ構造体の閉鎖端部に隣接して前記キャップ
    構造体の外部に固定され前記キャップ構造体に沿って長
    手方向に延びる一端部と前記開放端部に隣接して前記キ
    ャップ構造体の外部に係合するように片寄らされた自由
    端部とを有し、前記キャップ構造体を使用者自身のポケ
    ット内に取付ける役割を果す細長いクリップと、 前記ハウジング本体アセンブリと前記ハウジングキャッ
    プ構造体との間に前記ハウジング本体アセンブリの反対
    側の端部部分と開放端部嵌め合い関係で配設され前記ハ
    ウジング本体アセンブリを前記キャップ構造体と共に前
    記クリップによってポケット内に取付けるようにする装
    置と、 前記ハウジング本体アセンブリの中に画成された内部室
    と、 容器とこの容器内に収容されている液状の医薬と保管位
    置に配置されこの保管位置から延長した作動位置へと動
    くことができる皮下注射針とを包含し前記ハウジング本
    体アセンブリの針延長端部に隣接して前記内部室内の保
    管位置に装架された医薬カートリッジアセンブリと、ば
    ね装置とこのばね装置を前記内部室内で押圧保管位置に
    保持する釈放可能装置とこの釈放可能装置を釈放する所
    定の手動操作手順に応答して作動し前記ばね装置が前記
    皮下注射針を前記延長作動位置へと動かしこの間に前記
    皮下注射針が前記ハウジング本体アセンブリの針延長端
    部の外方へと動き使用者の皮膚を貫いて皮膚に隣接する
    組織内へと入ると共に前記液状の医薬が前記皮下注射針
    を通って外方へと出てゆき使用者の組織内に注入される
    ようにする釈放装置とを包含し、前記ハウジング本体ア
    センブリの反対側の端部に隣接して前記ハウジング本体
    アセンブリによって担持された釈放可能の押圧ばねアセ
    ンブリと、 前記釈放装置に包含され、前記ハウジング本体アセンブ
    リの反対側端部部分を越えて手動係合に好適な外部位置
    へと延び前記釈放位置を前記釈放可能装置を釈放するよ
    うに応答させる手動作動手順中手動で動かされる手動可
    動装置とを包含し、 前記ハウジングキャップ構造体が前記ハウジング本体ア
    センブリに取付けられた時前記手動可動装置を覆って、
    前記ハウジングキャップ構造体が前記ハウジング本体ア
    センブリから外れることなく前記手動可動装置の手動係
    合を妨げ、これによって前記ハウジングキャップ構造体
    が前記ハウジングキャップ構造体と前記ハウジング本体
    アセンブリとの使用者ポケットへの取付けを容易にする
    と共に、前記釈放可能装置の望ましくない釈放の可能性
    をなくしこれにより前記皮下注射針の望ましくない動き
    および前記液状の医薬の前記皮下注射針の外への望まし
    くない移動をなくすようにしたことを特徴とする自動注
    射器。
  2. 【請求項2】使用者が身につけて携えるのに特に適した
    自動注射器において、 医薬カートリッジアセンブリと、押圧ばねアセンブリ
    と、これらアセンブリを互いに保管位置において協働関
    係で組み合せて装架し針延長端部とこれと反対側の端部
    とを有する外部ハウジング本体構造体とこの外部ハウジ
    ング本体構造体の反対側の端部を越えて延びるキャップ
    構造体とを形成する装置とを包含し、 前記キャップ構造体と前記ハウジング本体構造体とが前
    記保管位置に協働する関係で一緒に装架された時これら
    構造体が従来型の万年筆の寸法および形状と大略等しい
    寸法および形状の外形を画成し、 前記キャップ構造体が、開放端部とこれと反対側の閉鎖
    端部部分とこの閉鎖端部部分に固定された一端部を有す
    る細長いクリップとを有するおおよそ管状の構造のもの
    であり、 前記細長いクリップが前記キャップ構造体の管状構造に
    沿って長手方向に延在し前記キャップ構造体の開放端部
    に隣接して前記キャップ構造体の外側と係合するように
    片寄せられた自由端部を有しこれによって前記クリップ
    が使用者自身のポケット内に前記キャップ構造体と前記
    ハウジング本体構造体とを取付ける役割を果すように
    し、 前記医薬カートリッジアセンブリが、容器を形成する装
    置と、この容器内に収容した液状の医薬と、保管位置に
    配置されここから延長作動位置へと動くことができる皮
    下注射針とを包含し、 前記釈放可能の押圧ばねアセンブリが、ばね装置と、こ
    のばね装置を押圧保管位置に維持する釈放可能装置と、
    この釈放可能装置を釈放する所定の手動操作手順に応答
    して操作でき前記ばね装置が前記皮下注射針を延長作動
    位置へと動かしこの間に前記皮下注射針が前記ハウジン
    グ本体構造体の針延長端部の外方へ動いて使用者の皮膚
    を貫いて皮膚に隣接する組織内へ入り、前記液状の医薬
    が前記皮下注射針から使用者の組織内へ注射されるよう
    にする釈放装置とを包含し、 前記釈放装置が、前記ハウジング本体構造体の反対側端
    部部分を越えて手動係合に好適な外部位置へと延びて手
    動操作手順中手動で動かされて前記釈放装置が前記釈放
    可能装置を釈放するのに応答するようにする手動可動装
    置を包含し、 前記ハウジング本体構造体と前記キャップ構造体との間
    に前記キャップ構造体を前記ハウジング本体構造体に脱
    着可能に取付ける装置を設け、この装置により前記キャ
    ップ構造体を前記ハウジング本体構造体に、前記ハウジ
    ング本体構造体の反対側端部部分に開放端部嵌め合い関
    係で前記キャップ構造体が前記ハウジング本体構造体に
    対する前記保管位置から外れることなしに前記手動可動
    装置の手動係合を妨げるように前記手動可動装置を覆う
    前記保管位置と、前記ハウジング本体構造体の針延長端
    部部分と開放端部嵌め合い関係で注射場所から引き抜い
    た後前記延長作動位置にある前記皮下注射針を覆う最終
    位置とに固定するようにし、 前記キャップ構造体が前記ハウジング本体構造体に対す
    る前記両位置にある時、前記キャップ構造体と前記ハウ
    ジング本体構造体とを使用者のポケットに取付けること
    を容易にし、前記釈放可能装置の望まれない釈放、これ
    に伴なう前記皮下注射針の望まれない動きおよび前記皮
    下注射針の外への液状医薬の望まれない移動の可能性を
    なくし、注射場所から引き抜いたあとも前記延長作動位
    置にある前記皮下注射針に望まれない接触をなすことか
    ら防護するという複数の目的を果すようにしたことを特
    徴とする自動注射器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動注射器において、前
    記アセンブリ固定装置が前記ハウジング本体構造体の針
    延長端部を画成する装置を前端部に有する前記管状ハウ
    ジング部材を包含し、前記高圧ばねアセンブリが前記ハ
    ウジング本体構造体の反対側端部を画成するように前記
    前部ハウジング部材に固定された後部ハウジング部材を
    包含し、前記押圧ばねアセンブリがまた前記キャップ構
    造体を包含し、前記保管位置に前記キャップ構造体を着
    脱可能に取付ける装置が前記キャップ構造体上および前
    記後部ハウジング部材上にあることを特徴とする自動注
    射器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の自動注射器において、前
    記手動可動装置が保管位置から作動位置へ動けるように
    装架した作動部材を包含し、前記釈放装置が前記釈放可
    能装置を釈放するように応答する前記所定の手動操作手
    順が、親指で前記作動部材を前記前部ハウジング部材に
    向けて手動的に動かし前記作動部材を前記後部ハウジン
    グ部材に対し前記作動位置へと相対移動せしめ、一方前
    記ハウジング本体構造体の針延長端部は注射を行なう場
    所における使用者の皮膚の作動位置に保持するようにし
    たことを特徴とする自動注射器。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の自動注射器において、前
    記容器が前記前部管状ハウジング部材内に装架され前記
    前部管状ハウジング部材内で保管位置から延長位置まで
    動けること、前記医薬カートリッジアセンブリがさら
    に、前記皮下注射針の後端部を前記容器の前端部にこれ
    と共に動けるように接続するハブアセンブリと、前記皮
    下注射針が保管位置にある時前記皮下注射針の上に延在
    する弾性シースとを包含すること、前記容器が、後端部
    部分が前記容器内の液状医薬と接触するように密封的か
    つ滑動可能に装架されたピストンを有しこのピストンが
    前記ばね装置によって延長位置に動かされその間に前記
    容器がその延長位置に動き、前記皮下注射針が前記容器
    と共に動いて前記シースを貫通し使用者の組織内に入る
    一方、前記シースは前記前部ハウジング部材内で圧縮さ
    れ、前記液状医薬は前記皮下注射針の外へ出て使用者の
    組織内に注入されるようにしたこと、および前記ハブア
    センブリはシールを有し通過は前記液状医薬を前記皮下
    注射針との接触から密封するが前記容器内における前記
    ピストンの運動の最初の部分に応答してこの密封が破ら
    れるようにしたことを特徴とする自動注射器。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の自動注射器において、前
    記釈放可能装置が、コレット保持位置からコレット釈放
    位置へと半径方向内方に動くように前記後端部部分に接
    続した複数個の環状に間隔を隔てた細長いフィンガを有
    するコレット部材を包含し、前記フィンガがその外部部
    分に外部鎖錠面を有し、前記後部ハウジング部材の協働
    する鎖錠面が前記外部鎖錠面と係合して前記釈放可能装
    置が前記保管位置にある時前記コレット部材を前進運動
    から維持すると共に前記ばね装置を押圧状態に維持し、
    さらに前記作動部材の前記作動位置への動きに応答して
    前記ばね装置が前記フィンガの半径方向内方への運動お
    よび前記コレット部材の前方への運動を行なわせること
    ができるようにすることを特徴とする自動注射器。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の自動注射器において、前
    記フィンガが内部釈放面を有し、前記作動部材が、前記
    作動部材が前記保管位置にある時前記内部釈放面と係合
    する外面装置を有する前部部分と、使用者の親指がかか
    るように前記前部部分の後方に間隔を隔てた後部部分
    と、前記前部部分と前記後部部分との間に接続された細
    い中間部分とを包含することを特徴とする自動注射器。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の自動注射器において、前
    記作動部材が、前記前部部分の後端部からわずか外方に
    延び動きに対してわずかなしきい値抵抗を与える突出部
    を包含することを特徴とする自動注射器。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の自動注射器において、前
    記フィンガが、互いに自由な後端部を有し、これら自由
    な後端部を内方にたわめるようにし、前記鎖錠面および
    前記鎖錠面装置が係合時におおよそ半径方向に延びる平
    面内に配設されていることを特徴とする自動注射器。
  10. 【請求項10】請求項3に記載の自動注射器において、
    前記ハウジングキャップ構造体を着脱可能に取付ける装
    置が、ふたつの異なる手動運動をそれらの間に相対的に
    印加することだけで前記ハウジングキャップ構造体を前
    記後部ハウジング部材との取付け関係から手動で外せる
    ように操作できるようにしたことを特徴とする自動注射
    器。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の自動注射器において、
    前記ハウジングキャップ構造体を取外し可能に取付ける
    装置によって前記ハウジングキャップ構造体が前記後部
    ハウジング部材との取付関係から手動で取外されるよう
    にするふたつの手動操作が、相対的な回動運動と、前記
    ハウジングキャップ構造体および前記ハウジング本体構
    造体を引き離す方向への相対的長手方向運動との組合せ
    を包含することを特徴とする自動注射器。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の自動注射器において、 前記キャップ構造体が、開放端部と反対側端部とそれら
    の間を延在する管状の軸とを有する第1の管状部材と、 細長いクリップとこのクリップの一端部と一体とした取
    付部分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体の
    ポケット係合部分とを包含する第2のクリップ部材とを
    包含し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に向う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記
    クリップから大略180度環状に離れて前記クリップの方
    に突出する一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    全外形を画成する表面を有し、 前記第2の部材が、一緒に動くことができ前記クリップ
    に向う前記ラグの突出の方向におおよそ垂直の方向に前
    記第2の部材に対して離れることができるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によりモールド成形され前
    記第1の管状部材の反対側端部の方を向いて前記ラグ上
    に形成されたキャップ装架面を包含する全外形を画成す
    る表面を有し、前記キャップ装架面が前記後部フレーム
    部材に取付けるための前記キャップ構造体上の装置を構
    成していることを特徴とする自動注射器。
  13. 【請求項13】請求項3に記載の自動注射器において、 前記キャップ構造体が、開放端部と反対側端部とこの間
    に延在する管状の軸とを有する第1の管状部材と、 細長いクリップとこのクリップの一端部と一体の取付部
    分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体のポケ
    ット係合部分とを包含する第2のクリップ部材とを包含
    し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に向う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、 前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記クリップか
    ら大略180度環状に離れて前記クリップの方に突出する
    一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    全外形を画成する表面を有し、前記第2の部材が、一緒
    に動くことができ前記クリップに向う前記ラグの突出の
    方向におおよそ垂直の方向に前記第2の部材に対して離
    れることができるふたつのダイ部材に形成された対応ダ
    イ面によりモールド成形され前記第1の管状部材の反対
    側端部の方を向いて前記ラグ上に形成されたキャップ装
    架面を包含する全外形を画成する表面を有し、前記キャ
    ップ装架面が前記後部フレーム部材に取付けるための前
    記キャップ構造体上の装置を構成していることを特徴と
    する自動注射器。
  14. 【請求項14】自動注射器の医薬カートリッジアセンブ
    リと協働する関係の作動ストロークを与え前記医薬カー
    トリッジアセンブリの液状医薬を前記医薬カートリッジ
    アセンブリの皮下注射針を介して使用者の注射場所へ注
    射するようにする押圧ばねアセンブリにおいて、 開放前端部と後端部とこれら端部間に延在する内外周縁
    部とを有する管状ハウジング部材と、 前記管状ハウジング部材の内周縁部の後端部部分内に形
    成され当接部分を画成する装置と、 前記当接部分と作動的に係合する後端部を有しここから
    前方に前記管状ハウジング部材の内周縁部内を延びるコ
    イルばねと、 拡大前端部を有し前記コイルばねの前端部と作動的に係
    合せしめて配設され、前記コイルばね内を前記拡大前端
    部から後方に延び、複数の横方向内方にたわめるフィン
    ガ部分を形成するように分れている後端部部分を有する
    コレット部材と、 前記フィンガ部分の外部と前記管状ハウジング部材の後
    端部部分とに設けられ互いに協働する鎖錠面装置と、 前記フィンガ部分に対して保管位置に装架され、 前記フィンガ部分の横方向内方へのたわみを防止して、
    前記コレット部材が前記管状ハウジング部材に対する保
    管位置に配設され前記コイルばねが前記当接部分および
    前記コレット部材の拡大前端部間で押圧されている時、
    前記フィンガ部分の鎖錠面装置を前記管状ハウジング部
    材の鎖錠面装置との協働係合関係に保持するようにした
    安全部材と、 前記安全部材に設けられ前記安全部材が前記保管位置に
    ある時前記管状部材の後方に延びる手動係合自由端部部
    分と、 閉鎖後端部と前記管状ハウジング部材に対する保管位置
    に配設された開放前端部とを有し、前記開放前端部が前
    記管状ハウジング部材の外周縁部の後端部部分の上に嵌
    め合い関係で延びており前記安全部材の手動係合自由端
    部部分に対し包囲関係にあるキャップ構造体とを包含
    し、 前記キャップ構造体の内部と前記管状ハウジング部材の
    後端部には協働する面装置が設けてあり、通常は前記キ
    ャップ構造体を前記管状ハウジング部材に対する保管位
    置に保持し、前記キャップ構造体の前記管状ハウジング
    部材に対するふたつの異なった運動の組合せの手動によ
    る実行に応答して、前記キャップ構造体を前記管状ハウ
    ジング部材に対する保管位置から除去して前記安全部材
    の手動係合自由端部部分を露出できるようにし、 前記鎖錠面装置を協働係合関係から外すように動かして
    前記コイルばねの押圧状態を釈放してこれにより、前記
    キャップ構造体を前記管状ハウジング部材から除去し前
    記保管位置にある前記安全部材の手動係合自由端部部分
    を露出するのに必要なふたつの運動の組合せの手動実行
    と、前記安全部材を前記保管位置の外へ動かして前記コ
    レット部材のフィンガ部分を横方向内方にたわませるこ
    とを可能とするに充分なだけ前記安全部材の手動係合自
    由端部部分の手動運動とを包含する所定の手動操作手順
    の実行に応答して前記コレット部材が作動ストロークを
    動くようにしたことを特徴とする押圧ばねアセンブリ。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の押圧ばねアセンブリに
    おいて、前記鎖錠面装置は前記協働係合時にはおおよそ
    半径方向平面内に延在しており、前記フィンガ部分は互
    いに自由の後端部を有し前記コイルばねの押圧によって
    内方にたわむ充分なたわみ性のものであり前記安全部材
    の前記保管位置外への前方手動運動に応答して前記鎖錠
    面装置を協働係合から外すように動くようにしたことを
    特徴とする押圧ばねアセンブリ。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の押圧ばねアセンブリに
    おいて、前記フィンガが内部釈放面を有し、前記安全部
    材が、これが前記保管位置にある時前記内部釈放面に係
    合する外部面装置を有する前部部分と、使用者の親指に
    当接するように前記前部部分の後方に間隔を隔てた後部
    部分と、前記前部部分と前記後部部分との間を連結する
    細い中間部分とを包含していることを特徴とする押圧ば
    ねアセンブリ。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の押圧ばねアセンブリに
    おいて、前記安全部材が、前記前部部分の後端部からわ
    ずか外方に延び運動に対するわずかなしきい値抵抗を与
    えるように係合できる突出部分を包含していることを特
    徴とする押圧ばねアセンブリ。
  18. 【請求項18】請求項14記載の押圧ばねアセンブリにお
    いて、前記キャップ構造体が、 開放端部と反対側端部とこれらの間に延在する管状の軸
    とを有する第1の管状部材と、 細長いクリップとこの細長いクリップの一端部と一体の
    取付部分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体
    のポケット係合部分とを包含する第2のクリップ部材と
    を包含し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に向う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、 前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記クリップか
    ら大略180度環状に離れて前記クリップの方に突出する
    一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    た全外形を画成する表面を有し、 前記第2の部材が、一緒に動くことができ前記クリップ
    に向う前記ラグの突出の方向におおよそ垂直の方向に前
    記第2の部材に対して離れることができるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によりモールド成形され前
    記第1の管状部材の反対側端部の方を向いて前記ラグ上
    に形成されたキャップ装架面を包含する全外形を画成す
    る表面を有し、 前記キャップ装架面が前記キャップ構造体の内部におけ
    る協働面装置を構成していることを特徴とする押圧ばね
    アセンブリ。
  19. 【請求項19】自動注射器の医薬カートリッジアセンブ
    リと協働する関係の作動ストロークを与え前記医薬カー
    トリッジアセンブリの液状医薬を前記医薬カートリッジ
    アセンブリの皮下注射針を介して使用者の注射場所へ注
    射するようにする押圧ばねアセンブリにおいて、 開放前端部と後端部とこれら端部間に延在する内外周縁
    部とを有する管状ハウジング部材と、 前記管状ハウジング部材の内周縁部の後端部部分内に形
    成され当接部分を画成する装置と、 前記当接部分と作動的に係合する後端部を有しここから
    前方に前記管状ハウジング部材の内周縁部内を延びるコ
    イルばねと、 拡大前端部を有し前記コイルばねの前端部と作動的に係
    合せしめて配設され、前記コイルばね内を前記拡大前端
    部から後方に延び、複数の横方向内方にたわめるフィン
    ガ部分を形成するように分れている後端部部分を有する
    コレット部材と、 前記フィンガ部分の外部と前記管状ハウジング部材の後
    端部部分とに設けられ互いに協働する鎖錠面装置と、 前記フィンガ部分に対して保管位置に装架され、前記フ
    ィンガ部分の横方向内方へのたわみを防止して、前記コ
    レット部材が前記管状ハウジング部材に対する保管位置
    に配設され前記コイルばねが前記当接部分および前記コ
    レット部材の拡大前端部間で押圧されている時、前記フ
    ィンガ部分の鎖錠面装置を前記管状ハウジング部材の鎖
    錠面装置との協働係合関係に保持するようにした安全部
    材と、 前記安全部材に設けられ前記安全部材が前記保管位置に
    ある時前記管状部材の後方に延びる手動係合自由端部部
    分と、 閉鎖後端部と前記管状ハウジング部材に対する保管位置
    に配設された開放前端部とを有し、前記開放前端部が前
    記管状ハウジング部材の外周縁部の後端部部分の上に嵌
    め合い関係で延びており前記安全部材の手動係合自由端
    部部分に対して包囲関係にあるキャップ構造体とを包含
    し、 前記キャップ構造体の内部と前記管状ハウジング部材の
    後端部分には協働する面装置が設けてあり、通常は前記
    キャップ構造体を前記管状ハウジング部材に対する保管
    位置に保持し、前記キャップ構造体の前記管状ハウジン
    グ部材に対するふたつの異なった運動の組合せの手動に
    よる実行に応答して、前記キャップ構造体を前記管状ハ
    ウジング部材に対する保管位置から除去して前記安全部
    材の手動係合自由端部部分を露出できるようにし、 前記鎖錠面装置を協働係合関係から外すように動かして
    前記コイルばねの押圧状態を釈放してこれにより、前記
    キャップ構造体を前記管状ハウジング部材から除去し前
    記保管位置にある前記安全部材の手動係合自由端部部分
    を露出する運動と、前記安全部材を前記保管位置の外へ
    動かして前記コレット部材のフィンガ部分を横方向内方
    にたわませることを可能とするに充分なだけ前記安全部
    材の手動係合自由端部部分の手動運動とを包含する所定
    の手動操作手順の実行に応答して前記コレット部材が作
    動ストロークを動くようにし、 前記鎖錠面装置を前記協働係合時におおよそ半径方向平
    面内で延在しており、 前記フィンガ部分が互いに自由の後端部を有し、前記コ
    イルばねの押圧によって内方にたわむ充分なたわみ性の
    ものであり、前記安全部材の前記保管位置外への前方手
    動運動に応答して前記鎖錠面装置を協働係合から外すよ
    うに動くようにしたことを特徴とする押圧ばねアセンブ
    リ。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の押圧ばねアセンブリに
    おいて、前記キャップ構造体が、開放端部と反対側端部
    とこれらの間に延在する管状の軸とを有する第1の管状
    部材と、 細長いクリップとこの細長いクリップの一端部と一体の
    取付部分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体
    のポケット係合部分とを包含する第2のクリップ部材と
    を包含し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に向う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、 前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記クリップか
    ら大略180度環状に離れて前記クリップの方に突出する
    一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    全外形を画成する表面を有し、 前記第2の部材が、一緒に動くことができ前記クリップ
    に向う前記ラグの突出の方向におおよそ垂直の方向に前
    記第2の部材に対して離れることができるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によりモールド成形され前
    記第1の管状部材の反対側端部の方を向いて前記ラグ上
    に形成されたキャップ装架面を包含する全外形を画成す
    る表面を有し、 前記キャップ装架面が前記キャップ構造体の内部におけ
    る協働面装置を構成していることを特徴とする押圧ばね
    アセンブリ。
  21. 【請求項21】開放端部と反対側端部とそれらの間を延
    在する管状の軸とを有する第1の管状部材と、 細長いクリップとこのクリップの一端部と一体とした取
    付部分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体の
    ポケット係合部分とを包含する第2のクリップ部材とを
    包含し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に向う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、 前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記クリップか
    ら大略180度環状に離れて前記クリップの方に突出する
    一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    全外面を画成する表面を有し、 前記第2の部材が、一緒に動くことができ前記クリップ
    に向う前記ラグの突出の方向におおよそ垂直の方向に前
    記第2の部材に対して離れることができるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によりモールド成形され前
    記第1の管状部材の反対側端部の方を向いて前記ラグ上
    に形成されたキャップ装架面を包含する全外形を画成す
    る表面を有することを特徴とするキャップ構造体。
  22. 【請求項22】自動注射器の医薬カートリッジアセンブ
    リと協働する関係の作動ストロークを与え前記医薬カー
    トリッジアセンブリの液状医薬を前記医薬カートリッジ
    アセンブリの皮下注射針を介して使用者の注射場所へ注
    射するようにする押圧ばねアセンブリにおいて、 開放端部と後端部とこれら端部間に延在する内外周縁部
    とを有する管状ハウジング部材と、 この管状ハウジング部材の外周縁部の内方において押圧
    保管位置に前記管状ハウジング部材により担持されたば
    ね装置と、 このばね装置を前記管状ハウジング部材内の前記保管位
    置に保持する釈放可能装置と、 この釈放可能装置を釈放する所定の手動操作手順に応答
    して操作でき前記ばね装置が前記医薬カートリッジアセ
    ンブリの前記皮下注射針を延長作動位置へと動かしこの
    間に前記皮下注射針が皮膚を貫いて注射場所の使用者の
    隣接組織内に入り、前記医薬カートリッジアセンブリの
    液状医薬が前記皮下注射針を通って外方に使用者の組織
    内に注射されるようにした釈放装置と、 この釈放装置に包含され保管位置にある時前記管状ハウ
    ジング部材の後方に延びる手動係合自由端部部分を包含
    し通常は保管位置に配置されている安全部材と、 閉鎖後端部と前記管状ハウジング部材に対する保管位置
    配設された開放前端部とを有し、前記開放前端部が前記
    管状ハウジング部材の外周縁部の後端部部分の上に嵌め
    合い関係で延びており前記安全部材の手動係合自由端部
    部分に対し包囲関係にあるキャップ構造体とを包含し、 前記キャップ構造体の内部と前記管状ハウジング部材の
    後端部には協働する面装置が設けてあり、通常は前記キ
    ャップ構造体を前記管状ハウジングに対する保管位置に
    保持し、また前記キャップ構造体を前記管状ハウジング
    部材に対する保管位置から除去して前記安全部材の手動
    係合自由端部部分を露出できるようにし、 前記キャップ構造体が、開放端部と反対側端部とこれら
    の間に延在する管状の軸とを有する第1の管状部材と、
    細長いクリップとこの細長いクリップの一端部と一体の
    取付部分と前記細長いクリップの反対側自由端部と一体
    のポケット係合部分とを包含する第2のクリップ部材と
    を包含し、 前記第1および第2の部材が前記管状の軸に沿う方向に
    互いに近付く相対的な運動によって動かされて互いに固
    定的に組み合った位置に配置され、前記取付部分および
    前記ポケット係合部分が前記管状の軸に沿う方向に前記
    クリップの各端部から突出し、前記第2のクリップ部材
    の前記取付部分が前記管状部材の反対側端部に取付けら
    れており、 前記取付部分が、前記管状の軸に対して前記クリップか
    ら大略180度環状に離れて前記クリップの方に突出する
    一体ラグを有し、 前記第1の管状部材が、一緒に動くことができかつ前記
    管状の軸に沿う方向で離れることのできるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によってモールド成形され
    全外形を画成する表面を有し、 前記第2の部材が、一緒に動くことができ前記クリップ
    に向う前記ラグの突出の方向におおよそ垂直の方向に前
    記第2の部材に対して離れることができるふたつのダイ
    部材に形成された対応ダイ面によりモールド成形され前
    記第1の管状部材の反対側端部の方を向いて前記ラグ上
    に形成されたキャップ装架面を包含する全外形を画成す
    る表面を有し、 前記キャップ装架面が前記キャップ構造体の内部におけ
    る協働面装置を構成していることを特徴とする押圧ばね
    アセンブリ。
  23. 【請求項23】従来型の万年筆の寸法と形状に大略等し
    い寸法と形状の外形をなし、針の延びる端部とこれと反
    対側の端部とを有する細長いおおよそ円筒形の形状のハ
    ウジング本体アセンブリと、開放端部とこれと反対側の
    閉鎖端部とを有する細長いおおよそ円筒形の形状の分離
    ハウジングキャップ構造体とを包含するハウジング装置
    と、 前記ハウジング本体アセンブリと前記ハウジングキャッ
    プ構造体との間に設けられ、前記ハウジングキャップ構
    造体を前記ハウジング本体アセンブリの反対側端部部分
    に開放端部嵌め合い関係で取り外し可能に取付けられ、
    それらの間に相対的にふたつの異なった手動操作を加え
    ることだけで前記ハウジングキャップ構造体を前記ハウ
    ジング本体アセンブリとの取付関係から手動的に外せる
    ように操作できるようにする装置と、 前記ハウジング本体アセンブリの中に画成された内部室
    と、 容器とこの容器内に収容されている液状の医薬と保管位
    置に配置されこの保管位置から延長した作動位置へと動
    くことができる皮下注射針とを包含し前記ハウジング本
    体アセンブリの針延長端部に隣接して前記内部室内の保
    管位置に装架された医薬カートリッジアセンブリと、 ばね装置と、このばね装置を前記内部室内で押圧保管位
    置に保持する釈放可能装置と、この釈放可能装置を釈放
    する所定の手動操作手順に応答して作動し、前記ばね装
    置が前記皮下注射針を前記延長作動位置へと動かしこの
    間に前記皮下注射針が前記ハウジング本体アセンブリの
    針延長端部の外方へと動き使用者の皮膚を貫いて皮膚に
    隣接する組織内へと入ると共に、前記液状の医薬が前記
    皮下注射針を通って外方へと出てゆき使用者の組織内に
    注入されるようにする釈放装置とを包含し、前記ハウジ
    ング本体アセンブリの反対側の端部に隣接して前記ハウ
    ジング本体アセンブリによって担持された釈放可能の押
    圧ばねアセンブリと、 前記釈放装置に包含され、前記ハウジング本体アセンブ
    リの反対側端部に対する外部位置に手動係合できるよう
    に装架され、前記釈放装置が前記釈放可能装置を釈放す
    るようにする手動操作手順中に手動で動かされるように
    した手動可動装置とを包含し、 前記ハウジングキャップ構造体が前記ハウジング本体ア
    センブリに取付けられた時前記手動可動装置を覆ってし
    まい、前記ハウジングキャップ構造体を前記ハウジング
    本体アセンブリから外さない限り前記手動可動装置の手
    動係合を防止するようにしたことを特徴とする自動注射
    器。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の自動注射器において、
    前記ハウジングキャップ構造体を取外し可能に取付ける
    装置によって前記ハウジングキャップ構造体を前記ハウ
    ジング本体アセンブリとの取付関係から手動で取外すこ
    とを可能にするふたりの手動操作が、前記ハウジングキ
    ャップ構造体と前記ハウジング本体アセンブリとを離す
    ように動かす方向の相対的長手方向運動と相対的回動運
    動との組合せを包含することを特徴とする自動注射器。
  25. 【請求項25】医薬カートリッジアセンブリと、押圧ば
    ねアセンブリと、これらアセンブリを互いに保管位置に
    おいて協働関係で組み合せて装架し針延長端部とこれと
    反対側の端部を有する外部ハウジング本体構造体とこの
    外部ハウジング構造体の反対側の端部を越えて延びるキ
    ャップ構造体とを形成する装置とを包含し、 前記キャップ構造体と前記ハウジング本体構造体とが前
    記保管位置に協働する関係で一緒に装架された時これら
    構造体が従来型の万年筆の寸法および形状と大略等しい
    寸法および形状の外形を画成し、 前記キャップ構造体が、開放端部とこれと反対側の閉鎖
    端部部分とを有するおおよそ管状の構造のものであり、 前記医薬カートリッジアセンブリが、容器を形成する装
    置と、この容器内に収容した液状の医薬と、保管位置に
    配置されてから延長作動位置へと動くことのできる皮下
    注射針とを包含し、 前記釈放可能の押圧ばねアセンブリが、ばね装置と、こ
    のばね装置を押圧保管位置に維持する釈放可能装置と、
    この釈放可能装置を釈放する所定の手動操作手順に応答
    して操作でき前記ばね装置が前記皮下注射針を延長作動
    位置へと動かしこの間に前記皮下注射針が前記ハウジン
    グ本体構造体の針延長端部の外方へ動いて使用者の皮膚
    を貫いて皮膚に隣接する組織内に入り、前記液状の医薬
    が前記皮下注射針から使用者の組織内へ注射されるよう
    にする釈放装置とを包含し、 前記釈放装置が、前記ハウジング本体構造体の反対側端
    部部分を越えて手動係合に好適な外部位置へと延びて手
    動操作手順中手動で動かされて前記釈放装置が前記釈放
    可能装置を釈放するのに応答するようにする手動可動装
    置を包含し、 前記ハウジング本体構造体と前記キャップ構造体との間
    に前記キャップ構造体を前記ハウジング本体構造体を前
    記ハウジング本体構造体に脱着可能に取付ける装置を設
    け、この装置により前記キャップ構造体を前記ハウジン
    グ本体構造体に、前記ハウジング本体構造体の反対側端
    部部分に開放端部嵌め合い関係で前記キャップ構造体が
    前記ハウジング本体構造体に対する前記保管位置から外
    れることなしに前記手動可動装置の手動係合を妨げるよ
    うに前記手動可動装置を覆う前記保管位置と、前記ハウ
    ジング本体構造体の針延長端部部分と開放端部嵌め合い
    関係で注射場所から引き抜いた後前記延長作動位置にあ
    る前記皮下注射針を覆う最終位置とに固定するように
    し、 前記キャップ構造体が前記ハウジング本体構造体に対す
    る前記両位置にある時、前記キャップ構造体と前記ハウ
    ジング本体構造体とを使用者のポケットに取付けること
    を容易にし、前記釈放可能装置の望まれない釈放、これ
    に伴なう前記皮下注射の望まれない動きおよび前記皮下
    注射針の外への液状医薬の望まれない移動の可能性をな
    くし、注射場所から引き抜いたあとも前記延長作動位置
    である前記皮下注射針に望まれない接触をなくすことか
    ら防護するという複数の目的を果すようにしたことを特
    徴とする自動注射器。
  26. 【請求項26】請求項25に記載の自動注射器において、
    前記ハウジングキャップ構造体を着脱可能に取付ける装
    置が、ふたつの異なる手動運動をそれらの間に相対的に
    印加することだけで前記ハウジングキャップ構造体を前
    記後部ハウジング部材との取付け関係から手動で外せる
    ように操作できるようにしたことを特徴とする自動注射
    器。
  27. 【請求項27】請求項26に記載の自動注射器において、
    前記ハウジングキャップ構造体を取外し可能に取付ける
    装置によって前記ハウジングキャップ構造体が前記後部
    ハウジング部材との取付関係から手動で取外されるよう
    にするふたつの手動操作が、相対的な回動運動と、前記
    ハウジングキャップ構造体および前記ハウジング本体構
    造体を引き離す方向への相対的長手方向運動との組合せ
    を包含することを特徴とする自動注射器。
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