JP2958777B2 - 給油所に設置の機器制御方法 - Google Patents

給油所に設置の機器制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等にガソリン等の油の給油や洗車、
エンジンオイル交換などを行う給油所に設置の機器制御
方法に関する。
〔従来の技術〕
給油所では、自動車へのガソリンなどの給油の他に、
洗車、エンジンオイル交換、タイヤのエアー充填、さら
にはカー用品をはじめとして種々の商品の販売を行って
いるが、当該自動車に関する油種や、洗車の程度、エン
ジンオイル量、タイヤの空気圧値などは、給油や洗車な
どの都度、給油所の係員が運転者に尋ねている。
そして、給油、洗車、エンジンオイル交換など複数の
種目が1台の自動車に対して行われた場合は、これらの
種目を給油所の係員や運転者が記憶しておいて、最後に
事務所内の精算所などで種目を告げて全料金を算出し精
算している。
〔発明が解決しようとする課題〕 給油、洗車、エンジンオイル交換、タイヤのエアー充
填などに必要なデータは数多くあるため、運転者自身で
覚えきれないことがあり、また誤って記憶する場合もあ
って、正しいデータが得られず、その結果、該油種が給
油されたり、シャンプーが少なすぎるなど最適な条件で
洗車がなされなかったり、また、交換するエンジンオイ
ル量を誤るおそれがある。
そして、正しいデータが得られる場合であっても、デ
ータを得るためには給油所の係員が種目毎にその都度、
運転者に問合わせる必要があり面倒である。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、当該自
動車に関する油種や車種、エンジンオイル交換量など、
給油やエンジンオイル交換などの業務に必要なデータを
運転者自ら記憶しておく必要がなく、これらの業務遂行
に際しては正しいデータに基づいて自動的に給油機など
の機器が制御され給油所の運営能率の向上を図ることの
できる給油所に設置の機器制御方法を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、走行パルス発信器
からの出力信号が導入されるICカードリーダーライター
を自動車に搭載し、給油所に設置の給油機やエンジンオ
イル交換装置にICカードリーダーライターを設け、エン
ジンオイル量や油種等の固定データや自動車に搭載の走
行パルス発信器からの出力信号を基にした走行距離デー
タ等の可変データをICカードに記憶し、前記給油機やエ
ンジンオイル交換装置を、これに設けたICカードリーダ
ーライターへのICカード挿入により該ICカードに記憶さ
れている前記固定データに基づいて当該自動車に適した
条件に設定することを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、自動車への給油、エンジンオイル交
換などの種々の業務を行う給油所において、給油、エン
ジンオイル交換などを行うには、各給油客毎のICカード
を給油機、エンジンオイル交換装置などにそれぞれ備え
てあるICカードリーダーライターに挿入すれば、該ICカ
ードに記憶されている当該自動車の油種、車種、走行距
離、エンジンオイル量などのデータが読取られてこのデ
ータに基づいて当該自動車に適した給油、エンジンオイ
ル交換などが自動車に設定されて行われる。
そして、走行距離データの基になる出力信号は自動車
に搭載のICカードリーダーライターに走行距離パルス発
信器から導入されるから、このICカードリーダーライタ
ーにICカードを挿入するだけでこれに簡単かつ正確に走
行距離データを記憶できる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明方法が実施される給油所を示す斜視
図、第2図は本発明が実施される給油所で使用するICカ
ードの正面図で、給油所の全体構成は、防火塀1で囲ま
れた敷地内の地上に細長のアイランド2を設け、該アイ
ランド2上に給油機3、エンジンオイル交換装置4、エ
アー充填機5を並べて立設した。
給油機3は、例えばハイオクタンガソリン、レギュラ
ーガソリン、軽油の3油種を扱うものとし、各油種に対
応する給油ノズルを先端に有する3本の給油ホース6が
ハウジングの前面に吊下され、各給油ノズルを掛止する
ノズル掛けには給油ノズルの掛外しに連動してオンオフ
するノズルスイッチSW1が設けてある。
また、ハウジング内には図示は省略するが、各油種毎
に地下の貯油タンクに連通する給油管を立上げ、該給油
管の途中に、給油モータを連結した給油ポンプ、流量パ
ルス発信器を接続した流量計を設け、これらの給油管端
を前記給油ホース6に接続した。
そして、ハウジングの例えば前面に各給油ホース6,6,
6に対応させて当該給油機構の可動を表示する可動表示
ランプ7,7,7を設けるとともに、当該給油機で給油不可
の油種が後述のICカードにより指定された場合に、給油
不可を知らせる報知器8を設ける。図中9は、給油量な
どの給油データを表示する表示器を示す。
エンジンオイル交換装置4はハウジング前面にオイル
交換のスタートスイッチSW2を有し、側面にオイル交換
用のノズル10を設けたものである。
エアー充填機5は、エアー充填を行う車輪が、前輪、
後輪、スペアタイヤのいずれであるのかを選択する車輪
選択スイッチSW3を有するエアー充填用のノズル11を設
けた。
また、これらの給油機3、エンジンオイル交換装置
4、エアー充填機5の全てにICカードリーダーライター
12,13,14をそれぞれ設け、ICカードの挿入口12a,13a,14
aを前記各機器のハウジングに設ける。
さらに、敷地内の角隅部などに門型の洗車装置17を設
置し、この洗車装置17にもICカードリーダーライター15
を設け、ICカードの挿入口15aを門型フレームの前面な
どに配設し、また、洗車のスタートスイッチSW4を設け
た。
他方、事務所内に、料金精算機能とICカードリーダー
ライター18を備え、かつ給油客毎の暗証番号(PINパー
ソナルアイデンティティーナンバー)入力キー19を接続
した給油所用販売データ入出力装置(以下POSと称す)2
0を設置する。番号18aはカード挿入口である。
給油客毎の自動車21にもICカードリーダーライター16
を搭載しておく。番号16aはカード挿入口である。
第2図、第3図は本発明で使用するICカード23及びそ
の構成を示し、固定データとしてカード番号、暗証番
号、当該給油客の自動車に使用できる油種、当該自動車
の車体形状(例えば車巾、車高、車長、色など)、エン
ジンオイル量、各位置毎のタイヤ空気圧などを、また、
可変データとして車検毎に更新がなされる車検日、六カ
月点検日、洗車日、オイル交換日、ワイパー駆動時間、
全走行及び期間走行距離、各種給油量などがこのICカー
ド23の記憶装置(ROM)28、記憶装置(RAM)29に記憶さ
れている。
図中24は前記データを表示する表示器、25はデータ読
出し用のキーボードを示し、該キーボード25はテンキー
25aと燃費、走行距離、洗車日などのように表示したい
事項を選択するスイッチ25bとより構成される。
また、該ICカード23には前記した各ICカードリーダー
ライター12,13,14,15,16,18への接続用の接点26を設け
た。
このようにしてICカード23は第3図に示すように、そ
の中枢部である中央処理装置27にキーボード25,接点26
を介して各機器のICカードリーダーライター12,13,14,1
5,16,18、記憶装置28,29からの出力信号が導入され、中
央処理装置27からの出力信号が各機器のICカードリーダ
ーライター12,13,14,15,16,18記憶装置28,29及び表示器
24に導入される。
そして、ICカード23による自動車21の制御機構として
は、第4図に示すように、自動車21に走行距離を計測す
るための走行パルス発信器30とワイパーの使用時間を計
測するためのワイパー駆動検知器31とを設け、走行パル
ス発信器30、ワイパー駆動検知器31からの出力信号をIC
カードリーダーライター16に導入し、該ICカードリーダ
ーライター16からの駆動可信号を自動車21の制御装置32
に導入する。
ICカード23による給油所全体の制御機構は、第5図に
示すように、各々のICカードリーダーライター12,15,13
に出力信号を導入し、またここからの出力信号が導入さ
れる給油機3、洗車装置17、エンジンオイル交換装置4
の各制御部からの出力信号をPOS20に導入する。該POS20
には、さらに暗証番号入力キー19からの出力信号が導入
され、また、銀行などの金融機関とモデム33を介して相
互に出力信号が導入され、POS20に備えてあるICカード
リーダーライター18とも相互に出力信号が導入される。
次に、第6図〜第11図のフローチャートについて本発
明の動作を説明する。
第6図は、各機器に備えた全てのICカードリーダーラ
イター12,13,14,15,16,18に共通するICカード23による
基本動作を示すもので、ICカード23をICカードリーダー
ライター12,13,14,15,16,18から抜いた状態では、ICカ
ード23の記憶装置(RAM)29に記憶されている可変デー
タの一部が中央処理装置27により読出されて表示器24に
ICカード23の所有者に対するお知らせ事項として車検の
時期、免許証書換えの時期、6カ月点検日、オイル交換
日、洗車日などが表示される(ステップイ)。
かかる表示はICカード23をICカードリーダーライター
12,13,14,15,16,18から抜いた後、所定時間T(例えば3
0秒間)を経過すると自動的に消え(ステップロ)、ま
た、キーボード25のテンキー25aやスイッチ25bを押すと
(ステップハ)、記憶装置(RAM)29に記憶されている
データや、これらのデータに基づいて演算されたデータ
として、燃費や走行距離などのデータが表示器24に表示
され、処理される(ステップニ)。
これらのデータも所定時間T(例えば30秒間)を経過
すると自動的に表示が消える。
そして、ICカード23を給油機3やエンジンオイル交換
装置4などの機器に備わっているICカードリーダーライ
ター12,13,14,15,16,18に挿入すれば(ステップホ)、
以下に個々のケースについて詳細に述べるように各々の
機器に対応して自動車データ、給油データ、洗車データ
などの処理がなされる(ステップへ)。
次に、ICカード23を利用して給油機3で給油する場合
を第7図のフローチャートについて説明する。
自動車21のICカードリーダーライター16から抜いたIC
カード23を給油機3に設けてあるICカードリーダーライ
ター12に挿入口12aから挿入すると(ステップト)、該I
Cカード23に記憶されているデータのうちカード番号、
油種などのデータが読取られてPOS20に送られる(ステ
ップチ)。
そして、POS20からの出力により当該ICカード23に記
憶されている油種例えばレギュラーガソリンが自動的に
選択されて(ステップリ)、レギュラーガソリン用の給
油ホース6に対応する可動表示ランプ7が点灯して(ス
テップヌ)、レギュラーガソリン給油可、他の油種は給
油不可であることを表示する。
この状態で、レギュラーガソリン用の給油ホース6先
端の給油ノズルをノズル掛けから外せば、これに連動し
てノズルスイッチSW1がオンし(ステップル)、表示器
9が帰零し、給油モーターが回り給油ポンプが駆動して
給油可となる。
よって、給油ノズルを自動車21のガソリンタンクに挿
入してノズルを開けば、地下の貯油タンクから給油ポン
プにより汲上げられたガソリンは流量計で計測され流量
パルス発信器から流量パルス信号としてPOS20に送ら
れ、ここで給油量が算出され、給油量は表示器9に表示
される(ステップヲ)。
給油が終了して、給油ノズルをノズル掛けに戻せば、
これに連動してノズルスイッチSW1がオフし(ステップ
ワ)、このオフ信号が給油の終了信号としてPOS20に出
力され、これによりPOS20では給油終了を検知し、給油
モータを停止し、可動表示ランプ7を消灯するとともに
ICカード23の記憶装置(RAM)29に可変データとして給
油量を記憶する(ステップカ)。
レギュラーガソリン以外の他の油種であるハイオクタ
ンガソリンや軽油を給油する場合も前記レギュラーガソ
リンの場合と同様にICカード23に記憶されている油種
名、ハイオクタンガソリン、または軽油にもとづいたそ
れぞれの油種の油が給油される(ステップタ、レ)。
なお、当該給油機3で給油できない油種、すなわちレ
ギュラーガソリン、ハイオクタンガソリン、軽油以外の
油種例えば有鉛ハイオクタンガソリンがICカード23の記
憶装置(ROM)28から読取られた場合は、報知器8が作
動して、当該油種は給油不可であることを知らせる(ス
テップソ)。
以上のように給油を行ったならば、あるいは給油不可
が報知されたならば、最後にICカード23をICカードリー
ダーライター12から抜取って(ステップヨ)、ICカード
23による給油に関する制御が終了する。
次にICカード23を利用して洗車装置17で洗車を行う場
合を第8図のフローチャートについて説明する。
ICカード23を洗車装置17に設けてあるICカードリーダ
ーライター15に挿入口15aから挿入すると(ステップ
ツ)、該ICカード23に記憶されているデータのうちカー
ド番号、車体形状、車体の色、前回の洗車日、前回の洗
車日からのワイパー駆動時間すなわち雨天時における走
行時間などのデータが読取られ、カード番号がPOS20に
送られるとともに、前記した車体形状その他のデータに
基づいて洗車装置17に備えているブラシなどの各機器が
当該自動車21に最適の条件に設定される(ステップ
ネ)。
すなわち、例えばワイパー駆動時間が1時間以上の場
合はシャンプーの量を多く、前回の洗車日から20日以上
が経過していればワックスの量を多く、車体形状に応じ
てブラシの位置を適宜変更して調整、車体の色が濃色の
場合はブラシの押圧力を小さくするなどである。
以上のようにして当該自動車にとって最適の洗車条件
が設定されたならば、スタートスイッチSW4を押すと
(ステップナ)、洗車装置17はこの条件にしたがって自
動的に駆動し洗車が行われる(ステップラ)。
そして、洗車が終了すると(ステップム)、洗車種と
金額とがPOS20に送られると同時に、当該洗車日が洗車
日としてICカード23に記憶更新され、また、ワイパー駆
動時間は帰零される(ステップウ)。
最後に、ICカード23をICカードリーダーライター15か
ら抜取る(ステップノ)。
次にICカード23を利用してエンジンオイル交換装置4
でエンジンオイルの交換を行う場合を第9図のフローチ
ャートについて説明する。
エンジンオイル交換装置4に設けてあるICカードリー
ダーライター13にICカード23を挿入口13aから挿入する
と(ステップオ)、ICカード23に記憶されているデータ
のうち、カード番号、当該自動車21のオイル量、すなわ
ちオイルパンの容量などのデータが読取られてPOS20に
送られる(ステップク)。
そして、オイル交換のノズル10を自動車21のオイルパ
ンに挿入してスタートスイッチSW2を押すと(ステップ
ヤ)、オイルパン内の古いエンジンオイルが抜取られ、
抜取り終了後、ICカード23から読取られたオイル量が自
動的に設定されてこの所定のオイル量が給油され(ステ
ップマ)、給油が終了する(ステップケ)。
このようにしてエンジンオイルの交換が終ると、カー
ド番号と給油量とがPOS20に送られると同時に、当該エ
ンジンオイル交換日がエンジンオイル交換日としてICカ
ード23に記憶更新され、また、エンジンオイル交換用の
走行距離データが帰零される(ステップフ)。
最後に、ICカード23をICカードリーダーライター13か
ら抜取る(ステップコ)。
次にICカード23を利用してエアー充填機5でタイヤに
エアーを充填する場合を第10図のフローチャートについ
て説明する。
エアー充填機5に備えてあるICカードリーダー14に挿
入口14aからICカード23を挿入すると(ステップエ)、I
Cカード23に記憶されている前輪、後輪、スペヤタイヤ
毎の当該自動車21のタイヤ空気圧のデータが読取られ
(ステップテ)、エアーを充填しようとするタイヤ、例
えば前輪の選択スイッチSW3を次いで押せば(ステップ
ア)、前輪の空気圧が自動的に設定される(ステップ
カ)。
よって、エアー充填用のノズル11より前輪にエアーを
充填し、他の後輪、スペアタイヤについても同様にして
エアーを充填し(ステップキ,ユ)、エアー充填が終了
すればICカード23をICカードリーダー14から抜取る(ス
テップメ)。
なお、エアー充填は,通常、給油所では無料サービス
としているため、エアー充填に関するデータはPOS20に
送らないものとした。
以上のようにしてICカード23を給油機3、エンジンオ
イル交換装置4、洗車装置17などに設けてあるICカード
リーダーライター12,13,15に挿入して、給油、エンジン
オイル交換、洗車などを行った後、これらの料金を精算
するには第11図のフローチャートに示すようにICカード
23を事務所に持って行き、これをPOS20に設けてあるIC
カードリーダーライター18に挿入口18aから挿入すれば
(ステップミ)、該ICカード23のカード番号が読みとら
れ、このカード番号に基づいて給油機3、エンジンオイ
ル交換装置4、洗車装置17からPOS20に既に送られてき
ている該カード番号に対応する給油、エンジンオイル交
換、洗車の油種、給油量、洗車種などのデータを収集
し、これらのデータをPOS20の表示器に表示する(ステ
ップシ)。
そして、事務所内で他の商品を購入した場合は、品
名、金額などのデータをPOS20の入力キーにより入力し
(ステップモ)、これを表示した後(ステップセ)、全
料金をその場で現金で支払う場合にはPOS20の設定キー
を押し(ステップス)、伝票を発行するとともにデータ
を記憶する(ステップン)。
最後にICカード23をICカードリーダーライター18から
抜取る(ステップイ′)。
なお、料金支払いを銀行などの金融機関から自動引落
しとする場合は、暗証番号(PINコード)を客が暗証番
号入力キー19から入力すれば(ステップロ′)、該暗証
番号がモデム33を介して金融機関に送られ、該金融機関
で照合の結果、OKの信号が入力されると(ステップ
ニ′)、ICカード23にデータが記憶される(ステップ
ホ′)。
その後は、現金支払いの場合と同様にして伝票が発行
され、データの記憶がなされ(ステップン)、ICカード
23を抜取って全ての動作が終了する(ステップイ′)。
このようにして、給油所で、給油、洗車、エンジンオ
イル交換などを行った後、給油所から退出するには最後
にPOS20から抜取ったICカード23を自動車21に搭載のIC
カードリーダーライター16に挿入する。
これによりICカードリーダーライター16から駆動可の
信号が自動車21の制御装置32に出力されて走行可能とな
る。
走行中は、走行パルス発信器30からのパルス信号がIC
カード23に入力されて走行距離が全燃費算出用などのデ
ータとしてICカード23の記憶装置29の全走行距離記憶エ
リアに記憶され、また、期間走行距離算出用などのデー
タとして期間走行距離記憶エリアやエンジンオイル交換
用などのデータとして走行距離記憶エリアにそれぞれ記
憶される。さらに、雨天走行時などにワイパーを駆動す
ると、ワイパー駆動検知器31からの出力により、ワイパ
ー駆動時間が記憶装置29の専用の記憶エリアに記憶され
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油所に設置の機器制御方
法は、給油、エンジンオイル交換などがICカードに記憶
されているデータにもとづいて当該自動車に適した条件
に自動的に設定されて行われるので、給油所の集中管理
体制をととのえることができるのみならず、種々の作業
を正確かつ迅速に行えるので業務遂行の能率を向上でき
る。
そして、走行距離データは自動車に搭載のICカードリ
ーダーライターに走行距離パルス発信器から導入される
から、このICカードリーダーライターにICカードを挿入
するだけでこれに簡単かつ正確に記憶でき、給油所の前
記機能をさらに実効的なものにできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法が実施される給油所の実施例を示す
斜視図、第2図は本発明で使用するICカードの正面図、
第3図はICカードのブロック図、第4図は自動車に搭載
のICカードリーダーライターによる自動車制御のブロッ
ク図、第5図はPOSによる給油所制御のブロック図、第
6図はICカードによる基本動作を示すフローチャート、
第7図は給油のフローチャート、第8図は洗車のフロー
チャート、第9図はエンジンオイル交換のフローチャー
ト、第10図はエアー充填のフローチャート、第11図はPO
Sの動作を示すフローチャートである。 1……防火塀、2……アイランド 3……給油機、4……エンジンオイル交換装置 5……エアー充填機、6……給油ホース 7……可動表示ランプ、8……報知器 9……表示器、10……オイル交換用のノズル 11……エアー充填用のノズル 12,13,14,15,16,18……ICカードリーダーライター 12a,13a,14a,15a,16a,18a……ICカードの挿入口 17……洗車装置、19……暗証番号入力キー 20……給油所用販売データ入出力装置(POS) 21……自動車、23……ICカード 24……表示器、25……キーボード 25a……テンキー、25b……スイッチ 26……接点、27……中央処理装置 28……記憶装置(ROM)、29……記憶装置(RAM) 30……走行パルス発信器、31……ワイパー駆動検知器 32……自動車の制御装置、33……モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 仁一 東京都港区芝浦2丁目12番13号 株式会 社東京タツノ内 (72)発明者 金森 明文 東京都港区芝浦2丁目12番13号 株式会 社東京タツノ内 (56)参考文献 特開 昭62−75764(JP,A) 特開 昭63−203591(JP,A) 実開 昭62−144765(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行パルス発信器からの出力信号が導入さ
    れるICカードリーダーライターを自動車に搭載し、給油
    所に設置の給油機やエンジンオイル交換装置にICカード
    リーダーライターを設け、エンジンオイル量や油種等の
    固定データや自動車に搭載の走行パルス発信器からの出
    力信号をもとにした走行距離データ等の可変データをIC
    カードに記憶し、前記給油機やエンジンオイル交換装置
    を、これに設けたICカードリーダーライターへのICカー
    ド挿入により該ICカードに記憶されている前記固定デー
    タに基づいて当該自動車に適した条件に設定することを
    特徴とする給油所に設置の機器制御方法。
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