JP2958241B2 - 緊張材の架設方法及び架設用絞り装置 - Google Patents

緊張材の架設方法及び架設用絞り装置

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JP2958241B2 JP16011294A JP16011294A JP2958241B2 JP 2958241 B2 JP2958241 B2 JP 2958241B2 JP 16011294 A JP16011294 A JP 16011294A JP 16011294 A JP16011294 A JP 16011294A JP 2958241 B2 JP2958241 B2 JP 2958241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、斜張橋ケーブ
ル等において主桁と主塔の定着部間に架設される緊張材
を絞って束ねる緊張材の架設方法と、その方法に使用す
る架設用絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斜張橋や吊り橋などにおける斜材
ケーブルは、図8乃至図9に示すように、主塔12と主
桁12aとの定着部13,13間にガイドワイヤー等で
先導させてストランド5を架設し、その後、定着部にセ
ットしたジャッキで前記ストランドを緊張させ、これを
所要数本のストランド5に各々施工した後に、前記複数
本のストランド5を纏めてジャッキで緊張させて、定着
部13のアンカーヘッド13bにクサビ15,16を締
め込んで定着させていたものが知られている。
【0003】斜材ケーブル13aは、PC鋼より線若し
くはPC鋼線等で形成したストランド5を複数本束ね
て、これらに外套保護管13cを被覆し、前記束ねたス
トランド5と前記外套管13cとの間隙に防錆材等のグ
ラウトを充填して形成されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記斜材ケーブル13
aは、所要数のストランド5を束ねることによって、前
記外套管13cの直径をより小さくして作業性を良く
し、充填するグラウトの使用量を少なくしたり、風雨の
影響による振動を少なくする必要がある。
【0005】しかしながら、各ストランドを当初から束
ねた状態に架設・緊張することは、ストランドの端部
を、定着部のアンカーヘッドに所要数穿設した円錐型貫
通孔に割り型のクサビを締め込んで保持させるために互
いに隣接するクサビを適宜な間隔をおいて同心円状に配
設しなければならず、また、緊張用のジャッキをアンカ
ーヘッドにセットする場所を確保する必要からも、どう
しても広い範囲に配設せざるを得ないので困難であっ
た。更に、当初からストランドを絞った状態で緊張させ
ても、各ストランド間で緊張力にバラツキが生じてしま
う問題点があった。
【0006】そこで、両定着部の各アンカーヘッドで適
宜間隔を有して平行状態に緊張された各ストランドを、
定着部間で一本のケーブルに束ねるには、各種治具など
が提案されているが、構造の複雑さ若しくは束ね作業の
困難さ等から工期の長期化やコストの増大を招いてい
た。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、簡易な構造の絞り装置を提案し、それによって従
来よりも作業性が良く緊張力が均一に付与され、コスト
低減された緊張材の架設方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る緊張材の架
設方法は、両定着部のアンカーヘッドの間に複数のスト
ランドを各々緊張させ所定の間隙を有して平行状態に架
設し、これらストランドに対しシース管の出口側に近い
位置で仮クランプを用いて一括して半径方向に絞り込ん
互いに接触し所定の形状に纏め、当該纏めたストラン
ドに滑材を内周面に貼着した本設クランプを前記仮クラ
ンプよりもシース管の出口側に近づけて取り付けて絞り
状態を維持させ、当該本設クランプをシース管内へ前記
仮クランプに反力を取ったジャッキによって摺接させて
押し込み、その後、前記仮クランプを除去して緊張材を
架設するものである。
【0009】
【0010】本発明に係る緊張材の架設用絞り装置は、
複数のストランドを半径方向に絞り込んで所定形状に形
成するための一対の仮クランプと、前記所定形状に絞り
込まれた前記複数のストランドの状態を維持するととも
に前記仮クランプに反力を取って前記ストランドに対し
て摺接しシース管の出口側端部に押し込まれる本設クラ
ンプとからなり、前記本設クランプは、内周面が前記所
定形状で外周面が円形状であるとともに、内周面に滑材
が貼着されていることである。
【0011】そして、前記複数のストランドを半径方向
に絞り込んで所定形状が六角形状であって、一対の仮ク
ランプが、異形状若しくは同形状であり、かつ、それぞ
れが二つ割りにされるとともに、六角形状の4つの辺を
対称に有したクランプと、六角形状の2つの辺とその2
つの辺の両側に1/2の辺とを対称に有したクランプと
からなることである。
【0012】
【作用】本発明に係る緊張材の架設方法によれば、シー
ス管の出口側に近い位置で仮クランプを用いて一括して
半径方向に絞り込んで互いに接触し所定の形状に纏め、
当該纏めたストランドに滑材を内周面に貼着した本設ク
ランプを前記仮クランプよりもシース管の出口側に近づ
けて取り付けて絞り状態を維持させ、当該本設クランプ
をシース管内へ前記仮クランプに反力を取ったジャッキ
によって摺接させて押し込むので、複数本のストランド
を容易に束ねることができるようになる。
【0013】また、本発明に係る架設用絞り装置によれ
ば、仮クランプが所定形状にストランドを纏めるように
一対の組み合わせから成り、それが互いに補完する関係
となっている。そして、各仮クランプが二つ割りとなっ
ていて、直線状のストランドの任意の位置に該仮クラン
プをセットすることができる。
【0014】更に、前記一対の仮クランプが、六角形状
の4つの辺を対称に有したクランプと、六角形状の2つ
の辺とその2つの辺の両側に1/2の辺とを対称に有し
たクランプとからなるので、複数本のストランドを能率
よく六角形状に束ねることが出来る。
【0015】また、前記本設クランプにおいては、複数
本のストランドを六角形状に維持するとともに、二つ割
りにされてストランドに装着しやすく、本設クランプの
内周面に滑材が貼着されていることでストランドの外面
との摺接がスムーズとなって定着部のシース管に容易に
押し込むことができるようになる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る実施例について図面を参
照して詳細に説明する。本発明に係る架設用絞り装置1
は、図1乃至図3に示すように、一対の金属製仮クラン
プ2,3と金属製本設クランプ4とから形成される。
【0017】前記仮クランプ2は、両定着部の間で、所
定の間隙を有して平行に緊張・架設され、略六角形状に
配設された19本の各ストランド5を、一方向から絞り
込むように十分な長さで、六角形状の4つの辺a,b,
c,dを対称に有して二つ割りの本体2a,2cが形成
されている。
【0018】そして、辺a,bを有する本体2aの両端
部にストランド絞り込み用のフランジ2bが、そして、
辺c,dを有する本体2cの両端部に絞り込み用のフラ
ンジ2dが、それぞれに設けられている。
【0019】前記フランジ2b,2dの間に、各々に穿
設された貫通孔に挿通してボルト・ナット6,7が装着
され、前記ナット7を締め込んで、前記19本のストラ
ンド5を半径方向に絞り込むものである。
【0020】一方、前記仮クランプ3は、各ストランド
5を六角形状に絞り込むために、前記仮クランプ2を補
完する関係にあり、図2に示すように、略六角形状に配
設された19本の各ストランド5を、一方向から絞り込
むように十分な長さで、六角形状の2つの辺e,fと該
辺e,fの両側に1/2辺g,hとを対称に有して二つ
割りの本体3a,3dと補助部3b,3eが形成されて
いる。
【0021】更に、前記1/2辺gを有する補助部3b
の一端部からストランド絞り込み用のフランジ3cが、
そして、1/2辺hを有する補助部3eの一端部からス
トランド絞り込み用のフランジ3fが、それぞれに設け
られている。
【0022】前記フランジ3c,3fの間に、各々に穿
設された貫通孔に挿通してボルト・ナット6,7が装着
され、前記ナット7を締め込んで、前記19本のストラ
ンド5を半径方向に絞り込むものである。
【0023】次に、前記本設クランプ4は、図3に示す
ように、その内周面が所定の六角形状で外周面が円形状
であって、二つ割りにしたクランプ本体4a,4bの両
端部には締結用のフランジ4c,4dを設けて形成され
ている。
【0024】そして、前記フランジ4c,4dに、各々
に穿設された貫通孔に挿通してボルト・ナット8,9が
装着され、前記ナット9を締め込んでストランド5を六
角形状に維持するようになされている。
【0025】そして、前記本設クランプ4の内周面に、
該本設クランプ4をシース管に押し込む作業をスムーズ
にさせるための滑材10,11が貼着されている。
【0026】前記滑材10,11は、図示のように前記
クランプ本体4a,4bに対応して二つ割りに形成され
ており、その材質としては、合成ゴムや弾性合成樹脂な
どの弾性体であって、該弾性体のストランド5に摺接す
る面側にテフロン等の薄膜を接着剤で貼着して積層した
ものである。
【0027】以上のようにして形成される緊張材の架設
用絞り込み装置1を使用して、例えば、斜張橋の斜材ケ
ーブルを架設する方法を説明する。
【0028】本発明に係る架設方法は、図4乃至図6の
順にて施工されるものである。即ち、斜張橋の主塔12
における定着部13において、アンカーヘッド14の貫
通孔に挿通されてクサビ15,16で締め込まれたスト
ランド5を、例えば、センターホール型ジャッキで緊張
させて所定の緊張力を付与する。
【0029】この緊張作業を19本の各ストランド5に
実施し、更に、大型のジャッキで前記ストランド5の全
部を緊張させる。
【0030】これによって、隣接するストランド5が所
定の間隔を有して平行状態に定着部13,13間に架設
される。
【0031】次に、前記ストランド5に、一対の仮クラ
ンプ2,3を定着部13のシース管17の出口側に近い
位置において、図1乃至図2に示すように、ボルト・ナ
ット6,7で装着する。
【0032】前記一対の仮クランプ2,3によって、六
角形状の各辺が形成されるようになっている。
【0033】そして、前記ボルト・ナット6,7によっ
て二つ割りの各本体2a,2c及び本体3a,3dを絞
り込み、各ストランド5を整形しながら互いに接触し所
定の六角形状にする。
【0034】その後、本設クランプ4をシース管17の
出口側により近づけて、図3に示すように、ボルト・ナ
ット8,9でセットする。そして、図5に示すように、
仮クランプ3の右端面にジャッキ18を適宜数設ける。
【0035】そして、前記ジャッキ18のロッド先端部
を前記本設クランプ4に当接させ、更に、ロッドを伸長
させて当該本設クランプ4をシース管17の出口側端部
に押し込む。前記一対の仮クランプ2,3で絞り込んだ
ストランド5の六角形状の六辺全部を囲繞し、かつ、更
に2辺分だけ多くストランドに摺接することとなり、六
辺でストランド5に摺接している本設クランプ4よりも
摺接面積が大きくなって、該本設クランプ4をジャッキ
18でシース管17内へ押し込むことが出来るのであ
る。
【0036】このとき、本設クランプ4の内周面には滑
材10,11が設けられているので、スムーズにストラ
ンド5と摺接して、テーパ状のストランド5を所定の六
角形状に絞り込みながらシース管17に押し込まれるも
のである。
【0037】また、同時に、前記本設クランプ4とシー
ス管17の間に、図3に示すように、合成ゴムなどから
なる防振材19(19a,19b,19c,19d)
が、隣接する防振材と間隙19eを有して挿入される。
【0038】前記本設クランプ4をシース管17内に挿
入した後に、前記仮クランプ2,3をそのボルト・ナッ
ト6,7を緩めて解体して撤去する。
【0039】このようにして、各ストランド5が所定の
六角形状にして一括で絞り込まれて一本の斜材ケーブル
20が定着部13,13間に架設されるものである。
【0040】本発明の架設方法の第2実施例として、前
記仮クランプ2,2を一対にし、互いに60゜回転させ
た位置関係にて、各ストランド5を所定の六角形状に絞
り込んでもよい。
【0041】また、同様に、第3実施例として、前記仮
クランプ3,3を一対にして、互いに60゜回転させた
位置関係にして、各ストランド5を所定の六角形状に絞
り込んでも良い。
【0042】更に、前記本設クランプ4において、滑材
10,11をテフロン等の膜を複数枚積層して形成して
も良いものである。
【0043】尚、図7に示す実施例は、シース管17が
拡巾タイプの場合の様子を示したものであり、形状等の
相違があるのみで、施工手順は変わらないものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る緊張
材の架設方法は、両定着部のアンカーヘッドの間に複数
のストランドを各々緊張させ所定の間隙を有して平行状
態に架設し、これらストランドに対しシース管の出口側
に近い位置で仮クランプを用いて一括して半径方向に絞
り込んで互いに接触し所定の形状に纏め、当該纏めたス
トランドに滑材を内周面に貼着した本設クランプを前記
仮クランプよりもシース管の出口側に近づけて取り付け
絞り状態を維持させ、当該本設クランプをシース管内
へ前記仮クランプに反力を取ったジャッキによって摺接
させて押し込み、その後、前記仮クランプを除去するの
で、簡易な施工により所要数のストランドを所定形状に
束ねることができて作業能率が向上するとともに、各ス
トランドを所定の緊張力を付与した後に一括して束ねる
ので、各ストランドの緊張力のバラツキも防止されると
言う優れた効果を奏する。
【0045】また、前記本設クランプとシース管との間
に、防振材を介在させたことにより、ケーブルの風雨に
よる振動の影響を抑えるように前記本設クランプの柔軟
な動きが可能となり各ストランドにキズを付けることが
なく信頼性が向上すると言う優れた効果を奏する。
【0046】本発明に係る架設用絞り装置は、複数のス
トランドを半径方向に絞り込んで所定形状に形成するた
めの一対の仮クランプと、前記所定形状に絞り込まれた
前記複数のストランドの状態を維持するとともに前記仮
クランプに反力を取って前記ストランドに対して摺接し
シース管の出口側端部に押し込まれる本設クランプとか
らなり、前記本設クランプは、内周面が前記所定形状で
外周面が円形状であるとともに、内周面に滑材が貼着さ
れているので、前記所定の形状が六角形であることにし
て、前記仮クランプが互いに相手方を補完する形状位置
関係で各ストランドを一括して絞り込むので、緊張後の
ストランドを無理なく絞り込み作業を行うことが出来る
と言う優れた効果を奏する。
【0047】また、前記複数のストランドを半径方向に
絞り込んで所定形状が六角形状であって、一対の仮クラ
ンプが、異形状若しくは同形状であり、かつ、それぞれ
が二つ割りにされるとともに、六角形状の4つの辺を対
称に有したクランプと、六角形状の2つの辺とその2つ
の辺の両側に1/2の辺とを対称に有したクランプとか
らなり、前記一対の仮クランプが、異形状若しくは同形
状であり、かつ、それぞれが二つ割りにされているの
で、例えば、異形状であればストランドの絞り込み作業
において一対の仮クランプを間違いなく装着することが
でき、他方、同形状であれば、それだけクランプの選択
肢が広がることになる。
【0048】前記一対の仮クランプが、六角形状の4つ
の辺を対称に有したクランプと、六角形状の2つの辺と
その2つの辺の両側に1/2の辺とを対称に有したクラ
ンプとからなるようにすれば、この一対の仮クランプで
絞り込んだストランドの六角形状の六辺全部を囲繞し、
かつ、更に2辺分だけ多くストランドに摺接することと
なり、六辺でストランドに摺接している本設クランプよ
りも摺接面積が大きくなって、該本設クランプをジャッ
キでシース管内へ押し込むことが出来ると言う優れた効
果を奏する。
【0049】前記本設クランプは、内周面が所定の六角
形状で外周面が円形状であって、二つ割りにしたクラン
プ本体の両端部には締結部を有しており、その内周面に
滑材が貼着されているので、シース管内へ押し込む作業
がスムーズになると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一対の仮クランプの一方の仮クラ
ンプの縦断面図である。
【図2】同本発明に係る一対の仮クランプの他方の仮ク
ランプの縦断面図である。
【図3】同本発明に係る本設クランプの縦断面図であ
る。
【図4】本発明に係る架設方法の施工手順を示す説明図
である。
【図5】同本発明に係る架設方法の施工手順を示す説明
図である。
【図6】同本発明に係る架設方法の施工手順を示す説明
図である。
【図7】同本発明に係る架設方法の施工の他の実施例を
示す縦断面図である。
【図8】従来例に係る斜張橋ケーブルの説明図である。
【図9】同従来例に係るケーブルの定着部の様子を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 架設用絞り装置、 2,3 仮クランプ、 4 本設クランプ、 5 ストランド、 6 ボルト、 7 ナット、 10,11 滑材、 12 主塔、 13 定着部、 14 アンカーヘッド、 15,16 クサビ、 17 シース管、 18 ジャッキ、 19 防振材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 渡 東京都千代田区二番町12番地 株式会社 エスイー内 (72)発明者 平山 晃 東京都千代田区二番町12番地 株式会社 エスイー内 (72)発明者 武井 雅光 千葉県千葉市中央区新浜町1番地 川鉄 テクノワイヤ株式会社内 (72)発明者 庄司 茂雄 千葉県千葉市中央区新浜町1番地 川鉄 テクノワイヤ株式会社内 (72)発明者 峰 公雄 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 坂吉 利邦 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 中村 茂樹 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (56)参考文献 特開 平7−109710(JP,A) 特開 平6−73711(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01D 19/10 E01D 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両定着部のアンカーヘッドの間に複数の
    ストランドを各々緊張させ所定の間隙を有して平行状態
    に架設し、 これらストランドに対しシース管の出口側に近い位置で
    仮クランプを用いて一括して半径方向に絞り込んで互い
    に接触し所定の形状に纏め、当該纏めたストランドに滑材を内周面に貼着した本設ク
    ランプを前記仮クランプよりもシース管の出口側に近づ
    けて取り付けて 絞り状態を維持させ、当該本設クランプをシース管内へ前記仮クランプに反力
    を取ったジャッキによって摺接させて押し込み、 その後、前記仮クランプを除去すること、 を特徴とする緊張材の架設方法。
  2. 【請求項2】複数のストランドを半径方向に絞り込んで
    所定形状に形成するための一対の仮クランプと、 前記所定形状に絞り込まれた前記複数のストランドの状
    態を維持するとともに前記仮クランプに反力を取って前
    記ストランドに対して摺接しシース管の出口側端部に押
    し込まれる本設クランプとからなり、 前記本設クランプは、内周面が前記所定形状で外周面が
    円形状であるとともに、内周面に滑材が貼着されている
    こと、 を特徴とする緊張材の架設用絞り装置。
  3. 【請求項3】複数のストランドを半径方向に絞り込んで
    所定形状が六角形状であって、一対の仮クランプが、異
    形状若しくは同形状であり、かつ、それぞれが二つ割り
    にされるとともに、六角形状の4つの辺を対称に有した
    クランプと、六角形状の2つの辺とその2つの辺の両側
    に1/2の辺とを対称に有したクランプとからなるこ
    と、 を特徴とする請求項2に記載の緊張材の架設用絞り装
    置。
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JP4847805B2 (ja) * 2006-06-28 2011-12-28 株式会社エスイー 斜張ケーブルの架設方法
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