JP3917369B2 - ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける方法及び装置並びに該装置を備えた吊り橋 - Google Patents
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Description
本発明は、ある種の建設工法におけるケーブルの使用法に関し、特に荷重伝達部材を構造用ケーブルへ取り付けるのに使用される方法に関する。
【0002】
それ以外の用途にも用いられるが、この発明の重要な用途は吊り橋への用途である。この用途において、デッキの荷重を伝達する吊り材は、素線の1個以上の束で形成される、橋の吊りケーブルに取り付ける必要がある。
【0003】
この取付けは一般にカラーによって実行され、各カラーはケーブルの周りにボルトのような手段を用いて締付けられる幾つかの曲面板からなり、各吊り材はカラーの曲面板の一つに固定される。カラーへ加えられる締付け力は吊り材によって伝達された力の接線方向の分力を摩擦力によって吊りケーブルに吸収させる。
【0004】
フランス特許第2 739 113号は、素線の、密な束からなる吊りケーブルを提案している。密な各素線は、厳密に言えば、7本以上の鋼線の撚られた集合体からなり、付着性のエラストマー材料により被覆され、可塑性の材料からなる個々の被覆材により外包されている素線を有する。それにより、素線とエラストマ材料が個々の被覆材の内部空間を満たしている。
【0005】
締付け動作に必要な力がこの撚り線構造によって制限され、それによって、システムの信頼性が改善される。
【0006】
欧州特許出願第0 789 110号は、個々に保護された素線(例えば密な素線)からなるケーブル内への充填材の挿入を開示しており、充填材は取付カラーの位置において、組み合わされた素線の個々の被覆材間の隙間に充填されるように配置され、その隙間の断面は曲面状の側面を有する三角形となっている。
【0007】
この構成は、張力のかかった場合にカラーの締付け力をより均等に素線に伝達することを保証する。カラーの位置において吊りケーブルは可塑性材料の管状の外被に囲まれ、変形可能な材料が外被と素線の束との間に挿入されている。この集合体は、カラーが締付けられたとき直ちに押しつぶされ、また外被や、変形可能な材料や、および/または充填材が作られている一般的には可塑性の材料のクリープのために遅れて押しつぶれを生じる。
【0008】
カラーの標準例としては内径が400mmであり、クリープ効果による遅れて起こるつぶれは通常1mm程度である。この値はカラーを緩め、ひどい結果を生ずる。その結果、締付けカラーの強さを点検するための正規の保守作業を行い、必要に応じて再締付けを行う必要がある。
【0009】
本発明の目的は、構造ケーブルへの取付けカラーの締付け動作を改善することにある。
【0010】
したがって、本発明は、ケーブルに荷重伝達部材を取り付けるための取付装置を提案し、その取付装置は少なくとも2個の曲面板から構成されるカラー(10)と、カラーをケーブルの周りに締付ける手段とを備え、少なくとも1個の曲面板は荷重伝達部材を連結する手段を有する。ケーブルはカラーの位置において、素線の間の隙間を埋める変形可能な基材中に入れられ張力のかかった素線の集合から構成され、基材の少なくとも一部は締付ける手段の作用によってクリープすることができる可塑性の材料である。本発明においては、締付ける手段は、カラーの曲面板に締付け力を伝達し、かつクリープによる基材の最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形が生ずるように応力をかけられた細長い締付け部材を備えていることを特徴とする。
【0011】
事前に応力をかけられた締付け部材は、カラーの下側に置かれた組立体におけるクリープの効果によるいかなるつぶれも吸収することができる、変形についての一種の蓄積容量を備える。これらの締付け部材の弾性による伸びを、クリープによるケーブルの予測されるつぶれよりも非常に大きくすることによって(典型的には少なくとも5倍以上)、締付け作用が、調整可能な値でありかつ初期の値に近い値に留まることを保証することができる。
【0012】
本発明の取付装置の好ましい実施の態様は:
1)ケーブルの、張力のかかった各素線は、付着性のエラストマー材料により被覆され、かつ可塑性の材料でできた個々の被覆材により囲まれた素線から構成されており、それにより素線とエラストマー材料が個々の被覆材の内部空間を満たしている(密になった素線)。
2)基材は曲面状の側面を有する三角形の断面の挿入材を備え、その挿入材は、カラーの位置において、組み合わされて束になった素線の個々の被覆材の間に位置する、挿入材に一致する形状の隙間を満たすように置かれている。基材は束になった素線の周囲に配置されたエラストマー材料とエラストマー材料を囲む可塑性材料の管状の外被とをさらに備えてもよく、カラーの曲面板がその外被上に支持されている。
3)細長い締付け部材は金属ロッドであって、その少なくとも一端部に、締付け部材に応力を加えるためのナットを受け止めるねじが切られており、あるいは張力のかかったケーブルであって、その少なくとも一端部が、固定用のジョーによって締付けられて固定されている。
4)細長い締付け部材は石油ワックス、グリースあるいは樹脂のような保護物質で満たされた少なくとも1個の支持パイプに入れられている。
【0013】
本発明の第2の態様は、両端を固定された少なくとも1個の吊りケーブルと、吊り材によって吊りケーブルから吊されたデッキとを備え、少なくとも幾つかの吊り材が上述の取付装置によって吊りケーブルに取り付けられている、吊り橋に関する。
【0014】
取付装置は吊りケーブルの、実質的に上側に突出した部分であって、かつ張力のかかった締付け部材を含む部分を有し、この部分の頂部には人間が吊りケーブルに沿って移動できるようにする手すりを固定する手段が取り付けられていることが有利である。
【0015】
本発明の他の態様は、ケーブルに、少なくとも2個の曲面板から構成されたカラーによって荷重伝達部材を取り付ける方法に関し、ケーブルは、カラーの位置において基材中に入れられ、張力のかかった素線の集合体から構成され、基材の少なくとも一部がカラーに働く締付け作用によってクリープすることができる可塑性の材料である。この方法において、カラーの曲面板は、クリープによる基材の最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形を生ずるように応力をかけられた細長い締付け部材によってケーブルの周りに締付けられる。
【0016】
この方法は、油圧システムによって細長い複数の締付け部材に同時に応力を加えるステップと、細長い締付け部材を応力のかかった位置で固定するステップを有することが有利である。これによって同じカラーのすべての締付け部材に加わる張力を均等化することができ、別々な締付け力をかけることによって生ずるおそれのある、部材のねじれを避けることができる。
【0017】
この方法を実行する具体的な手法は:
1)同時に応力をかけるステップと、その応力のかかった位置で締付けるステップは、カラーがケーブルの周囲に取り付けられるのに続いて実行されるだけでなく、その後の監視や再締付け作業の間にも実行される。
2)同時に応力をかけるステップは、油圧システムが、第1の応力より大きい第2の応力をかける第1の段階と、これに続いて締付け段階に進む前に、応力を減少させて前記第1の応力にする第2の段階とを有する。
【0018】
応力が同時にかけられ、締付け作用が、応力のかかった位置で行われる間のステップは、カラーがケーブルの周囲に取り付けられるのに続いて実行されるだけでなく、その後の監視や再締付け作業の間にも行われる。
【0019】
同時に応力がかけられるステップは、油圧システムが、第1の応力より大きい第2の応力を加える第1の段階と、これに続く締付け段階に進む前に加える応力を小さくする第2の段階に組み込まれる。
【0020】
本発明の他の特徴や利点は、付属の図面を参照した以下の模範となる実施形態例の記述から明確になるが、これに限定されるものではない。
【0021】
図1に例として示される吊り橋は、通常、デッキ1、2基の塔2、図面では1本だけが示されているが2本の平行した吊りケーブル3、およびそれぞれのカラー10よってケーブル3に取り付けられてデッキ1を支え、その荷重を吊りケーブル3に伝達する一連の吊り材4を備えている。吊りケーブル3は橋の両端にある2基の基礎アンカー5の間に張られ、塔2によって支持されている。図示のように吊りケーブル3は塔2の位置では連続しておらず、この場合この塔に固定されている。
【0022】
各吊りケーブル3は、図2に示されるような個別保護素線6の組み合わせにより作られている。
【0023】
これらの各素線は場合によっては亜鉛めっきされた幾つかの撚り鋼線7、この場合は7本の鋼線、から作られ、ポリブタジェンあるいは同様なエラストマー8内に埋め込まれている。エラストマー8はポリオレフィン、特に高密度ポリエチレン(HDPE)あるいはポリイミドの、可撓性で可塑性の材料から作られる外部被覆9により囲まれている。エラストマー8は撚り線7に付着し、素線自体を、表面への付着によって、およびその形状に適応することによって形成している。エラストマー8はまたHDPEの個々の被覆9にも付着する。この密な素線の製法の詳細については、フランス特許2 739 113号を参照するとよい。
【0024】
個々の被覆9は、素線の鋼線7と一体となり、その結果、素線6の軸方向に平行に付加された力が鋼線7に正確に伝達される。
【0025】
図3は、付着性の37本の素線6の束から作られた吊りケーブル3の構造を示す。この断面を見ると、これらの素線6は、六角形の格子状に配置され、曲面状の側面を持った三角形状の隙間を形成している。
【0026】
カラー10の位置において、素線の束は、HDPEのような可塑性材料から作られ連結された半円筒形の2個の曲面板12を接合することにより形成された管状の外被内に入れられている。エラストマー部材13が素線の六角形の束と曲面板12の内面との間に配置されており、束を外被内部の位置に保持し取付カラー10により加えられる締付け力を束に伝達する。
【0027】
素線6の個々の外被9の間を区画する曲面状の側面を有する三角形の隙間に、例えばHDPEのような可塑性の材料で作られた挿入材14が、カラー10の位置でこれらの隙間を満たすように、配置されている。欧州特許出願0 789 110号に説明されているように、挿入材14は締付け力を様々な密な素線6の間に確実に均等に伝達する。
【0028】
したがって、カラー10の位置において、素線6の束は管状の外被12、エラストマー部材13、および挿入材14からなる基材に包まれている。
【0029】
この基材はカラー10により行われる締付け作用によって起こるクリープによってつぶれることが望ましい。上述のように、直径400mmのケーブルの場合のつぶれの通常の数値は1mmである。もし、カラーが、ヤング係数が20,000kg/mm2 で、実効長が150mmの鋼製のボルトを用い、引張応力が50kg/mm2 である従来の方法で締付けられると、これらのボルトの弾性伸びは150×50/20,000=0.375mmであり、これは、予想される1mmのつぶれに対処するには十分ではない。したがって、カラーの位置でケーブルを含む基材に遅れて起こるクリープが、最初に加えられた締付け力を消滅させる。
【0030】
この不具合を避けるために、図4に示されるような型の吊り装置が用いられる。カラー10は2個の(あるいはそれ以上の)半円筒形の曲面板10a、10bで形成され、それがケーブルの管状外被12の上を圧迫する。カラーは、吊り材4の上端と関節状に連結する連結部材15を、例えば下側の曲面板10bに有する。
【0031】
曲面板10a、10bは、締付け部材17を挿入する孔が開けられた側方延長部16a、16bを、互いが僅かの距離だけ離れて対向する中央の平面の位置に有する。
【0032】
各締付け部材17は細長い形状をしている。その4個以上が各カラー10に用いられる。
【0033】
各締付け部材17は、一方が上側の曲面板10aの側方延長部16aを圧迫し、他方が下側の曲面板10bの側方延長部16bを圧迫する2本の支持パイプ18a、18bに挿入されている。
【0034】
支持パイプ18a、18bは曲面板10a、10bと一体となっていてもよく、別な部材となっていてもよい。各曲面板10a、10bにはケーブルの延びる方向を横断する平面上に、支持パイプ18a、18bを支持するようにリブ19が設けられてもよい。
【0035】
図4に示される実施形態例では、細長い締付け部材17は金属製のロッドでできており、その断面は支持パイプの内径の1/10程度であり、その端部20にはねじが切られている。ナット21が、ねじが切られた各端部20に螺合しており、曲面板の側方延長部16a、16bと反対側の支持パイプ18a、18bの対応する端部を圧迫する。
【0036】
これらのナット21は金属ロット17に事前の応力がかかるようにしっかり締められる。この事前の応力は、カラーの位置でロッド17が素線を含む基材のクリープによる最大のつぶれよりも大きな長手方向の弾性変形を生ずるような張力である。この弾性変形即ち伸びはクリープによる基材の最大つぶれ量の5倍以上であることが望ましい。
【0037】
ヤング係数が20,000Kg/mm2 で120kg/mm2 の引張り応力(事前に加える張力としては通常の値)に耐える鋼製のロッド17を選択することによって、長さ1mのロッド17を用いることが可能となり、1000×120/20,000=6mm程度の弾性変形が得られる。したがって、クリープの影響によって起こる1mmの標準的なつぶれは、最初に加えられた締付け力を僅か16%損失させるに過ぎない。
【0038】
図4に示した締付け装置では、締付け装置の大まかな構成がカラーの中央平面の両側で対称となっている。したがって、支持パイプ18a、18bは長さが50cm程度となっていればよい。
【0039】
図5に記載の実施形態例では、事前に張力を加える各ロッド17に対して1個の支持パイプ18が用いられている。下側のナット21は下側の曲面板10bの側方延長部16bを直接圧迫しており、一方長さ1mの支持パイプ18は、上側の曲面板10aの側方延長部16aを圧迫している。
【0040】
また、図5は、人がケーブルに沿って移動可能なように吊りケーブル3の上方に設けられたプラットフォーム25を示す。特に、このプラットフォーム25はカラーの上側曲面板10a上に固定することができる。支持パイプ18と事前に張力が掛けられるロッド17が吊りケーブル3の上に約1m突出しているので、それらの上端には、プラットフォーム上で動きまわる人のために手すりが取り付けられるように、リングのような部材26を備えることができる。これらの部材26は、例えば、ナット21の上に突出しているロッド17の、ねじの切られた端部20に螺合されている。
【0041】
図6は、締付けロッド17に事前に応力をかける有利な方法を示す。
【0042】
曲面板10a、10bがケーブル3に取り付けられると、上下のナット21はもちろん、支持パイプ18(または18a,18b)は、所定の場所に配置されるが、これらはこの段階ではしっかりと締められていない。
【0043】
ロッド17の上端部20の位置に孔部29が開けられたプレート28が、ロッド17の端部20が孔部29を貫通して突出するように、組立品の上部に取り付けられる。次にナット30がプレート28上に突出した、ねじの切られた各端部20上にしっかりと締められる。1個以上のジャッキからなる油圧システム31が、曲面板10aの上面とプレート28の下面との間に配置される。同様の装置(プレート28、ナット30および油圧システム31)を、カラーの下側の曲面板10b下側に対称的に設けてもよい。
【0044】
第1の段階で、油圧システム31は、ロッド17に張力を与える力Fが働くように作動し、ロッドの頂端20はプレート28により押し上げられるナット30により持ち上げられる。公称の力Fが加えられたとき、すなわちロッド17の必要な変形が得られると、上側のナット21が支持パイプ18の頂端に接触するように動かされて、応力のかかった位置でロッド17を固定する。次に油圧システム31の作動が停止され、仮のナット30とプレート28とが取り外され、油圧システム31が取り除かれる。
【0045】
この締付け方法はロッド17にねじれを与えることを避けるので、同じカラーを締付けるための異なったロッド17間に加わる力のバランスを良くする。
【0046】
油圧システム31を作動させる段階において、素線の束を含む基材のクリープを急速に起こさせるように、初期の過剰な締付け力、すなわち公称の力よりも大きい力Fを与えて開始することができる。この初期の過剰な締付け力は、その後の数時間であってよい期間の後、弱められる。その後、ロッドがナット21により固定される前に公称の力がかけられる。
【0047】
プレート28、ナット30、および油圧システム31を用いる上述の締付け方法は、カラー10が取り付けられるときに適用されるが、またその後の監視や、時によっては再締付けの間にも実行することができる。しかしながら、このような操作は、締付け部材17がこの発明で提案されたように事前に荷重が掛けられていなかったならば必要であろうと思うほど頻繁に行われなくともよい。
【0048】
図7は本発明の他の実施形態例を示しており、そこでは細長い締付け部材が、ねじの切られたロッドではなく、1本以上の素線からなるケーブル37である(図示の例では1本)。
【0049】
素線37は支持パイプ18に入れられ、その頂端部38は一般的には幾つかのくさびからなる円錐台形の固定用のジョー39により締付けられている。ジョー39の外部側面は、ソケット41に設けられた孔部40の、一致する円錐台形の表面によって支えられている。ソケット41は、ねじが切られた延長部42を、孔部40が設けられている部分の下側に有し、その上に締付けナット21が係合される。
【0050】
図7に示されるように、ソケット41は、ねじの部分42と円錐台形の孔部40の設けられた部分との間に、締付け部材37に張力をかけるためのプレート28と係合する肩部を有する。このプレート28が油圧システム31によりかけられた力Fにより押し上げられたとき、ソケット41も上昇し、固定用のジョー39が素線37を堅く締付ける。必要な力がかけられると直ちに、ナット21はねじの部分42に沿って下降させられ、支持パイプ18の頂端と係合する。
【0051】
素線37の下の端もまた、ジョー39で固定されてもよく、あるいは引き出しや圧縮により素線の端部に形成された隆起により単純に固定されてもよい。
【0052】
図7に示されるように、素線37を含む支持パイプ18は、石油ワックス、グリースあるいは樹脂のような保護物質44で満たされていることが有利である。この種の保護物質44はまた、細長い締付け部材が異なったタイプ、例えばねじが切られたロッド17の場合であっても、用いられてもよい。
【0053】
ここでは、この発明は吊り橋への望ましい適用に関して記載されたが、伝達された荷重を受けるケーブルを必要とする他の構造物に対しても適用できることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の吊り橋の一般的な模式図である。
【図2】 図1の吊り橋の吊りケーブルにおける密な素線の1つの断面図である。
【図3】 吊り具取付カラーの位置における吊りケーブルの内部の素線の配置を示す断面図である。
【図4】 本発明で提案された取付装置の実施形態例の断面図である。
【図5】 本発明で提案された取付装置の実施形態例の断面図である。
【図6】 取付装置の締付け部材に初期応力をかける一つの方法を示す図面である。
【図7】 カラーを締付ける手段の別の実施形態例の模式図である。
Claims (15)
- ケーブル(3)に荷重伝達部材(4)を取り付ける取付装置であって、少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されるカラー(10)と、前記カラーを前記ケーブルの周りに締付ける手段とを備え、前記曲面板の少なくとも1個が、前記荷重伝達部材を連結する手段(15)を形成しており、前記ケーブルは、前記カラーの位置において、素線の間の隙間を埋める変形可能な基材(13、14)中に入れられた張力のかかった素線(6)の集合から構成され、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料である、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置において、
前記締付ける手段は、前記カラーの前記曲面板に締付け力を伝達し、かつ前記基材の、前記締付ける手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形が生ずるように応力をかけられている細長い締付け部材(17)を備えており、細長い前記各締付け部材(17)は、前記締付け部材に応力を加えるのに使用されるナット(21)を受け止めるねじ(20)が少なくとも一方の端部に切られている金属ロッドであることを特徴とする、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置。 - ケーブル(3)に荷重伝達部材(4)を取り付ける取付装置であって、少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されるカラー(10)と、前記カラーを前記ケーブルの周りに締付ける手段とを備え、前記曲面板の少なくとも1個が、前記荷重伝達部材を連結する手段(15)を形成しており、前記ケーブルは、前記カラーの位置において、素線の間の隙間を埋める変形可能な基材(13、14)中に入れられた張力のかかった素線(6)の集合から構成され、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料である、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置において、
前記締付ける手段は、前記カラーの前記曲面板に締付け力を伝達し、かつ前記基材の、前記締付ける手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形が生ずるように応力をかけられている細長い締付け部材(37)を備えており、細長い前記締付け部材は、少なくとも一方の端部(38)が固定用ジョー(39)によって締付けられて固定され張力のかかったケーブル(37)であることを特徴とする、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置。 - ケーブル(3)に荷重伝達部材(4)を取り付ける取付装置であって、少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されるカラー(10)と、前記カラーを前記ケーブルの周りに締付ける手段とを備え、前記曲面板の少なくとも1個が、前記荷重伝達部材を連結する手段(15)を形成しており、前記ケーブルは、前記カラーの位置において、素線の間の隙間を埋める変形可能な基材(13、14)中に入れられた張力のかかった素線(6)の集合から構成され、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料である、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置において、
前記締付ける手段は、前記カラーの前記曲面板に締付け力を伝達し、かつ前記基材の、前記締付ける手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形が生ずるように応力をかけられている細長い締付け部材(17)を備えており、細長い前記各締付け部材(17)は、石油ワックス、グリース、および樹脂の内から選択された物質(44)で満たされた少なくとも1個の支持パイプ(18a、18b;18)に入れられていることを特徴とする、ケーブルに荷重伝達部材を取り付ける取付装置。 - 細長い前記各締付け部材(17、37)は、前記基材(12、13、14)の、クリープによる最大つぶれ量の少なくとも5倍の長手方向の弾性変形が生ずるように応力をかけられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の取付装置。
- 前記ケーブルの、張力のかかった前記各素線(6)は、付着性のエラストマー材料(8)により被覆されかつ可塑性の材料でできた個々の被覆材(9)により囲まれた素線(7)から構成されており、それによって、前記素線と前記エラストマー材料は個々の前記被覆材の内部空間を満たしている、請求項1から4のいずれか1項に記載の取付装置。
- 前記基材は、曲面状の側面を有する三角形の断面の挿入材(14)を備え、前記挿入材は、前記カラー(10)の位置において、組み合わされて束になった前記素線(6)の、個々の前記被覆材(9)の間に位置する、前記挿入材に一致する形状の隙間を満たすように配置されている、請求項5に記載の取付装置。
- 前記基材は、束になった前記素線(6)の周囲に配置されたエラストマー材料(13)と前記エラストマー材料を囲む、可塑性の材料の管状の外被(12)とをさらに備え、前記カラーの前記曲面板(10a、10b)は前記外被上に支持されている、請求項6に記載の取付装置。
- 両端を固定された少なくとも1個の吊りケーブル(3)と、吊り材(4)によって前記吊りケーブルから吊されたデッキ(1)とを備え、前記吊り材の、少なくとも幾つかが、請求項1から7のいずれか1項に記載の取付装置によって前記吊りケーブルに取り付けられている吊り橋。
- 前記取付装置は、前記吊りケーブル(3)の実質的に上側に突出した部分であって、かつ張力のかかった締付け部材(17)を含む部分(18)を有し、前記部分の頂部には人間が前記吊りケーブルに沿って移動できるようにする手すりを固定する手段(26)が取り付けられている、請求項8に記載の吊り橋。
- 少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されたカラー(10)によって荷重伝達部材(4)をケーブル(3)に取り付ける方法であって、前記ケーブルは、前記カラーの位置において基材(12、13、14)中に入れられ張力のかかった素線(6)の集合体を有し、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料であり、前記カラーの前記曲面板は、前記基材の、締付け手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形を生ずるように応力をかけられた細長い締付け部材(17)によって前記ケーブルの周りに締付けられ、細長い前記各締付け部材(17)は、前記締付け部材に応力を加えるのに使用されるナット(21)を受け止めるねじ(20)が少なくとも一方の端部に切られている金属ロッドである、荷重伝達部材をケーブルに取り付ける方法。
- 少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されたカラー(10)によって荷重伝達部材(4)をケーブル(3)に取り付ける方法であって、前記ケーブルは、前記カラーの位置において基材(12、13、14)中に入れられ張力のかかった素線(6)の集合体を有し、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料であり、前記カラーの前記曲面板は、前記基材の、締付け手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形を生ずるように応力をかけられた細長い締付け部材(37)によって前記ケーブルの周りに締付けられ、細長い前記締付け部材は、少なくとも一方の端部(38)が固定用ジョー(39)によって締付けられて固定され張力のかかったケーブル(37)である、荷重伝達部材をケーブルに取り付ける方法。
- 少なくとも2個の曲面板(10a、10b)から構成されたカラー(10)によって荷重伝達部材(4)をケーブル(3)に取り付ける方法であって、前記ケーブルは、前記カラーの位置において基材(12、13、14)中に入れられ張力のかかった素線(6)の集合体を有し、前記基材の少なくとも一部が可塑性の材料であり、前記カラーの前記曲面板は、前記基材の、締付け手段の作用によって引き起こされるクリープによる最大つぶれ量を実質的に超える長手方向の弾性変形を生ずるように応力をかけられた細長い締付け部材(17)によって前記ケーブルの周りに締付けられ、細長い前記各締付け部材(17)は、石油ワックス、グリース、および樹脂の内から選択された物質(44)で満たされた少なくとも1個の支持パイプ(18a、18b;18)に入れられている、荷重伝達部材をケーブルに取り付ける方法。
- 油圧システム(31)によって細長い複数の前記締付け部材(17、37)に同時に応力を加えるステップと、細長い前記締付け部材を応力のかかった位置に固定するステップを有する、請求項12に記載の方法。
- 同時に応力を加える前記ステップと、応力のかかった位置に固定する前記ステップは、前記カラー(10)が前記ケーブル(3)の周囲に取り付けられるのに続いて実行されるだけでなく、その後の監視や再締付け作業の間にも実行される、請求項13に記載の方法。
- 同時に応力を加える前記ステップは、前記油圧システム(31)が、第1の応力より大きい第2の応力を加える第1の段階と、これに続いて締付け段階に進む前に、加える応力を小さくして前記第1の応力にする第2の段階とを含む、請求項13または14に記載の方法。
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