JPH0978835A - 圧力分散装置 - Google Patents
圧力分散装置Info
- Publication number
- JPH0978835A JPH0978835A JP26892995A JP26892995A JPH0978835A JP H0978835 A JPH0978835 A JP H0978835A JP 26892995 A JP26892995 A JP 26892995A JP 26892995 A JP26892995 A JP 26892995A JP H0978835 A JPH0978835 A JP H0978835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- tension
- tensile force
- dampers
- stages
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の緊張装置は、複数各々のPC鋼より線
を同時に緊張する事が可能であるが複数各々のPC鋼よ
り線に均等な緊張力を与える事が困難であるため複数各
々のPC鋼より線に均等な緊張力を与える緊張補助装置
を提供する。 【構 成】 複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動油
(9)を油圧ホース(4)で一体化し複数段各々の油圧
ダンパー(3)に異なった圧縮力が作用した時、複数段
各々の油圧ダンパー(3)の作動油(9)が油圧ホース
(4)内を移動して異なった圧力の油圧ダンパー(3)
に流れ複数段各々の油圧ダンパー(3)の圧力が各々均
等になることを特徴とした圧力分散装置。
を同時に緊張する事が可能であるが複数各々のPC鋼よ
り線に均等な緊張力を与える事が困難であるため複数各
々のPC鋼より線に均等な緊張力を与える緊張補助装置
を提供する。 【構 成】 複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動油
(9)を油圧ホース(4)で一体化し複数段各々の油圧
ダンパー(3)に異なった圧縮力が作用した時、複数段
各々の油圧ダンパー(3)の作動油(9)が油圧ホース
(4)内を移動して異なった圧力の油圧ダンパー(3)
に流れ複数段各々の油圧ダンパー(3)の圧力が各々均
等になることを特徴とした圧力分散装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレストレスト
コンクリート工法やアンカー工法に関する。プレストレ
ストコンクリート工法やアンカー工法は、複数のPC鋼
より線を緊張材に使用しその反力を利用してコンクリー
ト躯体や山留壁に圧縮力を与え躯体の強度を高めたり山
留壁を支持する工法である。本発明の圧力分散装置は、
これらの工法に使用する緊張用ジャッキの補助装置であ
る。
コンクリート工法やアンカー工法に関する。プレストレ
ストコンクリート工法やアンカー工法は、複数のPC鋼
より線を緊張材に使用しその反力を利用してコンクリー
ト躯体や山留壁に圧縮力を与え躯体の強度を高めたり山
留壁を支持する工法である。本発明の圧力分散装置は、
これらの工法に使用する緊張用ジャッキの補助装置であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプレストレストコンクリート工法
やアンカー工法に用いられている緊張装置は、主に緊張
用ジャッキ一台と緊張ヘッドで一個で構成され、緊張ヘ
ッドに複数のPC鋼より線をくさび状の固定具で固定し
た状態で複数のPC鋼より線を同時に緊張し定着ヘッド
に定着する工法が最も多い。または、複数のPC鋼より
線を複数の緊張用ジャッキで緊張する工法もあるが実用
性に乏しい。
やアンカー工法に用いられている緊張装置は、主に緊張
用ジャッキ一台と緊張ヘッドで一個で構成され、緊張ヘ
ッドに複数のPC鋼より線をくさび状の固定具で固定し
た状態で複数のPC鋼より線を同時に緊張し定着ヘッド
に定着する工法が最も多い。または、複数のPC鋼より
線を複数の緊張用ジャッキで緊張する工法もあるが実用
性に乏しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。緊張用ジャッキ一台と緊張ヘッドで一個で緊
張する複数各々のPC鋼より線は、各々垂みの量も一定
ではなく時には長さをそれぞれ変えて使用する場合もあ
るので、緊張用ジャッキー台と緊張ヘッド一個で複数の
PC鋼より線を同時に緊張すると複数各々のPC鋼より
線の長さの違いにより複数各々のPC鋼より線に同じ緊
張力を与える事ができず設計どおりの性能を期待するこ
とができない。
があった。緊張用ジャッキ一台と緊張ヘッドで一個で緊
張する複数各々のPC鋼より線は、各々垂みの量も一定
ではなく時には長さをそれぞれ変えて使用する場合もあ
るので、緊張用ジャッキー台と緊張ヘッド一個で複数の
PC鋼より線を同時に緊張すると複数各々のPC鋼より
線の長さの違いにより複数各々のPC鋼より線に同じ緊
張力を与える事ができず設計どおりの性能を期待するこ
とができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】複数段各々の油圧ダンパ
ー(3)の作動油(9)を油圧ホース(4)で一体化し
複数段各々の油圧ダンパー(3)に異なった圧縮力が作
用した時、複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動油
(9)が油圧ホース(4)内を移動して異なった圧力の
油圧ダンパー(3)に流れ複数段各々の油圧ダンパー
(3)の圧力が各々均等になることを特徴とした圧力分
散装置を補助装置として提供する。
ー(3)の作動油(9)を油圧ホース(4)で一体化し
複数段各々の油圧ダンパー(3)に異なった圧縮力が作
用した時、複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動油
(9)が油圧ホース(4)内を移動して異なった圧力の
油圧ダンパー(3)に流れ複数段各々の油圧ダンパー
(3)の圧力が各々均等になることを特徴とした圧力分
散装置を補助装置として提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】アンカー工法の場合、地盤(1
0)に削孔を穿設しこの孔内に複数のPC鋼より線
(1)を束ねて挿入すると同時にモルタル等(11)を
充填して地盤(10)に係留し山留壁(12)を支持す
るのが目的である為、緊張に際しては複数段各々のPC
鋼より線(1)の地上に出ている部分を緊張用ジャッキ
(2)の中穴に通しその延長上にPC鋼より線(1)と
同数の油圧ダンパー(3)と緊張ヘッド(5)を交互に
取り付ける。この時、PC鋼より線(1)は一本に対し
一個の緊張ヘッド(5)にくさび型の緊張固定具(6)
を取り付けた状態で複数段各々の緊張ヘッド(5)に取
り付ける。複数段各々の油圧ダンパー(3)は油圧ホー
ス(4)で接続し緊張用ジャッキ(2)を所定の緊張力
で作動させる。
0)に削孔を穿設しこの孔内に複数のPC鋼より線
(1)を束ねて挿入すると同時にモルタル等(11)を
充填して地盤(10)に係留し山留壁(12)を支持す
るのが目的である為、緊張に際しては複数段各々のPC
鋼より線(1)の地上に出ている部分を緊張用ジャッキ
(2)の中穴に通しその延長上にPC鋼より線(1)と
同数の油圧ダンパー(3)と緊張ヘッド(5)を交互に
取り付ける。この時、PC鋼より線(1)は一本に対し
一個の緊張ヘッド(5)にくさび型の緊張固定具(6)
を取り付けた状態で複数段各々の緊張ヘッド(5)に取
り付ける。複数段各々の油圧ダンパー(3)は油圧ホー
ス(4)で接続し緊張用ジャッキ(2)を所定の緊張力
で作動させる。
【0006】
【実施例】複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動油
(9)を油圧ホース(4)で一体化し複数段各々の油圧
ダンパー(3)に異なった圧縮力が作用した時、複数段
各々の油圧ダンパー(3)の作動油(9)が油圧ホース
(4)内を移動して異なった圧力の油圧ダンパー(3)
に流れ複数段各々の油圧ダンパー(3)の圧力が各々均
等になることを特徴とした圧力分散装置を製造する。
(9)を油圧ホース(4)で一体化し複数段各々の油圧
ダンパー(3)に異なった圧縮力が作用した時、複数段
各々の油圧ダンパー(3)の作動油(9)が油圧ホース
(4)内を移動して異なった圧力の油圧ダンパー(3)
に流れ複数段各々の油圧ダンパー(3)の圧力が各々均
等になることを特徴とした圧力分散装置を製造する。
【0007】
【発明の効果】複数各々のPC鋼より線(1)に与えら
れた緊張力は複数段各々の緊張ヘッド(5)を介して複
数段各々の油圧ダンパー(3)へと伝わる。複数段各々
の油圧ダンパー(3)に与えられた圧縮力は油圧となり
複数段各々の圧力が異なった油圧ダンパーへと作動油
(9)が流れることにより複数段各々の油圧ダンパー
(3)が均等な圧力となり複数段各々の緊張ヘッド
(5)を介して複数各々のPC鋼より線(1)へと伝わ
る。緊張用ジャッキ(2)の緊張力が所定の緊張力に達
したら緊張用ジャッキ(2)の緊張力を緩めることによ
り定着ヘッド(7)に定着くさび(8)が食い込み緊張
した複数各々のPC鋼撚線(1)を各々同じ緊張力で緊
張したまま定着ヘッド(7)に固定することができる。
よって、本発明の圧力分散装置は、施工の信頼性を高か
めることができ、更には、施工不良によって発生する事
故を未然に防止することができる。
れた緊張力は複数段各々の緊張ヘッド(5)を介して複
数段各々の油圧ダンパー(3)へと伝わる。複数段各々
の油圧ダンパー(3)に与えられた圧縮力は油圧となり
複数段各々の圧力が異なった油圧ダンパーへと作動油
(9)が流れることにより複数段各々の油圧ダンパー
(3)が均等な圧力となり複数段各々の緊張ヘッド
(5)を介して複数各々のPC鋼より線(1)へと伝わ
る。緊張用ジャッキ(2)の緊張力が所定の緊張力に達
したら緊張用ジャッキ(2)の緊張力を緩めることによ
り定着ヘッド(7)に定着くさび(8)が食い込み緊張
した複数各々のPC鋼撚線(1)を各々同じ緊張力で緊
張したまま定着ヘッド(7)に固定することができる。
よって、本発明の圧力分散装置は、施工の信頼性を高か
めることができ、更には、施工不良によって発生する事
故を未然に防止することができる。
【図1】本発明の斜系図である。
【図2】本発明の断面図である。
【図3】本発明の実施状態を示す断面図である。
1 1a,1b,1C PC鋼撚線 2 緊張用ジャッキ 3 3a,3b,3c 油圧ダンパー 4 4a,4b 油圧ホース 5 5a,5b,5c 緊張ヘッド 6 緊張固定具 7 定着ヘッド 8 定着クサビ 9 作動油 10 地盤 11 モルタル 12 山留壁 13 13a,13b 油圧出口キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数段各々の油圧ダンパー(3)の作動
油(9)を油圧ホース(4)で一体化し複数段各々の油
圧ダンパー(3)に異なった圧縮力が作用した時、複数
段各々の油圧ダンパー(3)の作動油(9)が油圧ホー
ス(4)内を移動して異なった圧力の油圧ダンパー
(3)に流れ複数段各々の油圧ダンパー(3)の圧力が
各々均等になることを特徴とした圧力分散装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26892995A JPH0978835A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 圧力分散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26892995A JPH0978835A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 圧力分散装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0978835A true JPH0978835A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17465247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26892995A Pending JPH0978835A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 圧力分散装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0978835A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472135B1 (ko) * | 2002-05-28 | 2005-03-08 | 박병구 | 늘음량 조절 앵커시스템 |
KR100691355B1 (ko) * | 2004-06-23 | 2007-03-12 | (주)대영 | 앵커용 연선 인장장치 |
CN103422676A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-12-04 | 中煤科工集团西安研究院 | 锚索均匀张拉装置 |
CN105239513A (zh) * | 2015-11-01 | 2016-01-13 | 刘应才 | 一种钢梁预应力张拉装置及其张拉控制方法 |
CN106044609A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-26 | 铁道第三勘察设计院集团有限公司 | 测夹片回缩值装置及带该装置的智能千斤顶 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP26892995A patent/JPH0978835A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472135B1 (ko) * | 2002-05-28 | 2005-03-08 | 박병구 | 늘음량 조절 앵커시스템 |
KR100691355B1 (ko) * | 2004-06-23 | 2007-03-12 | (주)대영 | 앵커용 연선 인장장치 |
CN103422676A (zh) * | 2013-07-30 | 2013-12-04 | 中煤科工集团西安研究院 | 锚索均匀张拉装置 |
CN103422676B (zh) * | 2013-07-30 | 2016-01-20 | 中煤科工集团西安研究院有限公司 | 锚索均匀张拉装置 |
CN105239513A (zh) * | 2015-11-01 | 2016-01-13 | 刘应才 | 一种钢梁预应力张拉装置及其张拉控制方法 |
CN106044609A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-26 | 铁道第三勘察设计院集团有限公司 | 测夹片回缩值装置及带该装置的智能千斤顶 |
CN106044609B (zh) * | 2016-06-08 | 2018-03-16 | 中国铁路设计集团有限公司 | 测夹片回缩值装置及带该装置的智能千斤顶 |
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