JP2958164B2 - 光偏向器 - Google Patents

光偏向器

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JP2958164B2
JP2958164B2 JP19497591A JP19497591A JP2958164B2 JP 2958164 B2 JP2958164 B2 JP 2958164B2 JP 19497591 A JP19497591 A JP 19497591A JP 19497591 A JP19497591 A JP 19497591A JP 2958164 B2 JP2958164 B2 JP 2958164B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金属線、光ファ
イバ等の外径をインラインのプロセス上で測定する外径
測定機に適用され、被測定物にレーザ光を走査する光偏
向器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば金属線や光ファイバ等のように連
続的に生産される線材は、迅速な品質管理を行うため
に、製造や検査等のインラインのプロセス上で外径の測
定を実行しており、この際の測定器としては、非接触で
高速かつ高精度な測定が可能なレーザ光走査式の外径測
定機が一般に用いられている。
【0003】図10はレーザ光走査式による外径測定機
の原理構造を示している。以下、外径測定機の構成およ
び測定原理について説明する。外径測定機はレーザ光で
被測定物Wを走査する光学系61と、光学系61からの
信号を復調して被測定物Wの外径に比例した信号に変換
する信号処理系62とを備えて概略構成されている。光
学系61は所定波長のレーザ光を出力するレーザ光源6
3、レーザ光を反射ミラーにより偏向する光偏向器6
4、偏向されたレーザ光が平行に振動するように変換す
るレンズ65、偏向されたレーザ光の一部を取り出すモ
ニタ回路66、被測定物Wを走査して通過したレーザ光
を受光する受光回路67を備えて構成されている。
【0004】そして、この光学系61では、レーザ光が
光偏向器64の反射ミラーに入射して偏向され、レンズ
65を通過すると、被測定物Wの置かれた空間をY軸方
向に正弦的に走査する。被測定物Wを走査したレーザ光
は、受光回路67の受光器上に集光され、光電変換によ
って電気信号Q1となる。また、光偏向器64により偏
向されたレーザ光の一部はモニタ回路66によって取り
出され、走査ビームの位相と振幅を検出するためのモニ
タ信号Q2,Q3に変換される。
【0005】ここで、図11は横軸を時間軸としてX軸
方向に走行する被測定物上を走査するレーザ光の位置と
受光信号Q1との関係を示す。図において、走査ビーム
の位置をS=S0 sinω0 tとし、Ra,Rbを走査
空間における被測定物Wの両縁の位置とすると、受光信
号Q1は走査ビームが縁Raを通過する時刻ta1にて
立下がり、縁Rbを通過する時刻tb1では立上がる。
この結果、下記の関係が成立する。 Ra=S0 sinω0 ta1 Rb=S0 sinω0 tb1 …(1)
【0006】一方、信号処理系62は受光信号Q1に基
づいて一定のパルス信号を出力するパルス発生器68、
モニタ信号Q2,Q3に基づいて走査ビームの位置をシ
ミュレートする参照信号V=V0 sinω0 tを発生す
る参照信号発生器69、パルス信号に基づいて参照信号
の電圧を各々サンプルホールドするサンプルホールド回
路70,71、サンプルホールドされた各々の信号を差
動増幅する差動増幅器72、増幅された信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器73を備えて構成されて
いる。
【0007】そして、この信号処理系62では、2つの
サンプルホールド回路70,71が図11(c)に示す
ように時刻ta1およびtb1において、参照信号の電
圧Vをサンプルホールドし、被測定物Wの縁の位置R
a,Rbに相当する電圧Va1,Vb1を発生する。こ
の電圧Va1,Vb1は(1)式から下記の式に変換さ
れ、 Va1=V0 sinω0 ta1=(V0 /S0 )Ra …(2) Vb1=V0 sinω0 tb1=(V0 /S0 )Rb …(3) これらの差電圧V D1は、V D1=Va1−Vb1=
(V0 /S0 )dとなり、被測定物Wの外径に比例す
る。この外径電圧V Dnは図11(d)に示すように1
回の走査によって検出される値が次の反対方向の走査が
終わるまでの間(π/ω0 )だけホールドされ、A/D
変換された後にCPUに取り込まれる。CPUに取り込
まれたデータは、外部から設定された平均回数、目標
値、上下限値等の各種パラメータに従って処理され、こ
の処理によって得られた測定データはディスプレイコン
トローラを介して、例えばLED表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ光走
査式の外径測定機における光偏向器64としては、ミラ
ーを一方向に回転させ、光源からの光を偏向すること
で、被測定物Wに対して光を走査する回転ミラーを利用
したものが一般的に用いられている。
【0009】しかしながら、この回転ミラーを用いた光
偏向器では、図12(a)に示すように走行中に被測定
物Wが矢印C方向に横揺れして移動した場合、走査ビー
ムが片方の端面を横切った後、もう一方の端面を横切る
までの間に生ずる移動量ε分が被測定物Wの実際の径に
加算され測定値として出力されることになるので、測定
値に大きな誤差が生じて常に精密な測定を行うことがで
きないという問題があった。
【0010】そこで、本件出願人は上述した回転ミラー
に代えて音叉振動子を利用した光偏向器を提案してお
り、被測定物に対してレーザ光を往復走査する(図12
(b)参照)ことで、上述した測定値に与える被測定物
の横揺れの誤差を小さく抑えていた。
【0011】ところが、近年では被測定物としての金属
細線やエナメル被覆線などの径が細くなる傾向にあると
ともに、生産性の向上を図るべくラインが高速化してき
ている。この結果、被測定物の振動周波数が高くなり、
被測定物の横揺れの速度とレーザの走査速度との比によ
って決まる前記εが増加し、往復走査による光偏向器に
よっても被測定物の横揺れによる誤差を完全に無くして
精密な測定を行うに十分でなくなってきた。
【0012】さらに、往復走査による光偏向器の問題を
図13に基づいて詳述する。図13は横軸を時間、縦軸
をY方向位置としてY方向に移動する被測定物と走査ビ
ームとの関係を示している。図に示すように、走査ビー
ムが被測定物の両縁Ra,Rbとそれぞれ点A,Bで交
わるとすると、外径測定機によって測定される値は点
A,B間をY軸方向に測った距離であり、被測定物が静
止しているときに測定される外径d=線分AA’に誤差
εが加わった値となる。この誤差εは走査ビームの位置
をS(t)、被測定物の中心位置をy(t)とすると、
【数1】
【外1】 で表すことができる。ここで、は
【数2】 を示す。
【0013】
【外2】 また、往復走査の平均による誤差は、ε1,ε2を往
復走査による各々の走査時に発生する誤差とすると、
【数3】 となる。ここで、
【数4】 で表わされる。
【外3】 いま、被測定物の速度が一定で、往復走査ビームの速
度の大きさのみ一定で方向のみ変わるとすると、
【数5】 であり、
【数6】 となり、
【外4】 走査ビームの速度が被測定物の速度に比べて十分大
きいとすると、
【数7】 となり、誤差はほとんど無視することができる。なお、
上記式は被測定物が光の走査方向を横切るときにも当て
はまる。
【0014】ところが、被測定物が連続走行している場
合には、被測定物は走行しながら振動する。つまり、動
きが一定していないため、
【数8】 となり、従って、音叉振動子を用いて被測定物を往復走
査しても
【数9】 による誤差が残り、精密な測定を行うことができない。
【0015】ところで、測定値に与える被測定物の横揺
れの誤差を低減する解決法として、音叉振動子の振動周
波数を上げて周期を短くすることも考えられるが、この
場合、被測定物を通過して受光検出されるレーザ光の処
理速度についても高速に対応できるように処理系の高速
化を図る必要があり、装置の構成および処理が複雑化し
高価になるという問題があった。
【0016】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、処理系を変更すること
なく、測定値に与える被測定物の横揺れの誤差を低減
し、被測定物を静止状態に近い状態に保って高精度なイ
ンラインのプロセス上での測定を実現することができる
光偏向器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る光偏向器は、所定方向に偏
波面を持つ光を発光する光源と、角度変化に伴ってたわ
み振動する2つの振動片の先端にそれぞれ反射ミラーが
設けられた音叉振動子と、前記光源からの光を直接光と
反射光とに2分割し、前記直接光を前記音叉振動子の一
方の反射ミラーに反射させ、該反射ミラーで反射された
光を平行に振動する光に変換するとともに、前記反射光
を前記音叉振動子の他方の反射ミラーに反射させ、該反
射ミラーで反射された光を平行に振動する光に変換し、
これら変換された走査位相が180度異なる光を重畳し
て前記被測定物に対して同時に往復走査するためのハー
フミラーと反射ミラーとレンズの組み合わせからなる光
学系とを備えたことを特徴としている。また、請求項2
に係る光偏向器は、所定方向に偏波面を持つ光を走査出
力する走査ビーム出力装置と、前記走査ビーム出力装置
からの光を平行に振動する光に変換するレンズ、該レン
ズからの光を直接光と反射光とに2分割するハーフミラ
ー、該ハーフミラーにより2分割された一方の光を反転
させる台形プリズムを有し、該台形プリズムで反転され
た光と前記直接光とによる走査位相が180度異なる光
を重畳して前記被測定物に対して同時に往復走査するた
めの光学系とを備えたことを特徴としている。更に、請
求項3に係る光偏向器は、所定方向に偏波面を持つ光を
走査出力する走査ビーム出力装置と、前記走査ビーム出
力装置からの光を平行に振動する光に変換するレンズ、
該レンズからの光を直接光と反射光とに2分割するハー
フミラー、該ハーフミラーにより2分割された一方の光
を反転させる2個の凸レンズを有し、該2個の凸レンズ
で反転された光と前記直接光とによる走査位相が180
度異なる光を重畳して前記被測定物に対して同時に往復
走査するための光学系とを備えたことを特徴としてい
る。
【0018】
【作用】請求項1に係る光偏向器では、光源からの光を
ハーフミラーにより直接光と反射光とに2分割し、直接
光を音叉振動子の一方の反射ミラーに反射させ、この反
射ミラーで反射された光を平行に振動する光に変換する
とともに、前記反射光を音叉振動子の他方の反射ミラー
に反射させ、この反射ミラーで反射された光を平行に振
動する光に変換し、これら変換された走査位相が180
度異なる光を重畳して被測定物に対して同時に往復走査
する。また、請求項2に係る光偏向器では、光を一方向
に走査出力する走査ビーム出力装置を設け、この走査ビ
ーム出力装置からの走査光をハーフミラーによって2分
割し、2分割された一方の走査光を台形プリズムにより
反転させる。そして、台形プリズムで反転された光と直
接光とによる位相が180度異なる2つの走査光を重畳
して被測定物に対して同時に往復走査する。更に、請求
項3に係る光偏向器では、光を一方向に走査出力する走
査ビーム出力装置を設け、この走査ビーム出力装置から
の走査光をハーフミラーによって2分割し、2分割され
た一方の走査光を2個の凸レンズにより反転させる。そ
して、2個の凸レンズで反転された光と直接光とによる
位相が180度異なる2つの走査光を重畳して被測定物
に対して同時に往復走査する。これにより、被測定物を
極めて静止状態に擬似的に保ち、測定値に与える被測定
物の横揺れの誤差を低減して測定が行われる。
【0019】
【実施例】図1は本発明による光偏向器の第1実施例を
示す図である。この実施例による光偏向器は、例えばイ
ンラインのプロセス上での測定に用いられる外径測定機
に適用されるもので、レーザ光源1、光学系2、音叉振
動子3を備えて概略構成されている。
【0020】レーザ光源1は所定の方向に偏波面を持つ
光を連続発光している。光学系2は第1のハーフミラー
4、1/2波長板5、第1の反射ミラー6、第1のレン
ズ7、第2のレンズ8、第2の反射ミラー9、第2のハ
ーフミラー10を備えて構成されている。第1のハーフ
ミラー4はレーザ光源1からの出射光の光軸L1−L1
の中心上に所定角度傾斜して配設され、レーザ光源1か
らの光を直進光と反射光とに2分割して直進光を1/2
波長板5側に透過し、反射光を音叉振動子3の一端に反
射させている。1/2波長板5は第1のハーフミラー4
と同一の光軸L1−L1上に配設され、第1のハーフミ
ラー4からの直進光の光の偏波方向を90度ずらして第
1の反射ミラー6に出射している。第1の反射ミラー6
は第1のハーフミラー5と同一の光軸L1−L1上に配
設され、1/2波長板5からの光を第1のハーフミラー
4による反射光と平行な方向に全反射して音叉振動子3
の他端に出射している。
【0021】音叉振動子3は光軸に対して所定角度傾斜
して配設され、両振動片3a,3bの先端には第1,第
2の振動子反射ミラー11,12が貼付されている。こ
の音叉振動子3には電磁石など外部より音叉の共振周波
数に相当する加振力が加えられており、両振動片3a,
3bのたわみ振動に伴って第1,第2の振動子反射ミラ
ー11,12が角度変化を起こし、第1のハーフミラー
4および第1の反射ミラー6より入射されるレーザ光を
第1,第2の振動子反射ミラー11,12で全反射させ
て各々対応する第1,第2のレンズ7,8に出射してい
る。
【0022】第1のレンズ7は第1の振動子反射ミラー
11を前側焦点、被測定物Wの中心を後側焦点として光
軸L2−L2上に配設され、音叉振動子3の振動により
第1の振動子反射ミラー11で全反射して図の下方に正
弦波的に走査された光を平行に振動するように変換して
被測定物W側に出射している。第2のレンズ8は第2の
振動子反射ミラー12を前側焦点とし、この前側焦点ま
での距離と同一距離に被測定物Wの中心が位置するよう
に光軸L3−L3上に配設され、音叉振動子3の振動に
より第2の振動子反射ミラー12で全反射して図の上方
に走査された光を平行に振動するように変換して第2の
反射ミラー9に出射している。第2の反射ミラー9は第
2のレンズ8からの正弦波的に走査された光を第1のレ
ンズ7の光軸L2−L2上に全反射している。第2のハ
ーフミラー10は第1のレンズ7の光軸L2−L2上に
設けられ、第2の反射ミラー9からの正弦波的に走査さ
れた光を被測定物W側に全反射させている。この反射光
は第1のレンズ7を透過した光の振動とは位相が180
度異なり、両者の光は同一平面上で重畳されて被測定物
Wを往復走査している。
【0023】すなわち、この実施例では、レーザ光源1
より光が出射されると、この光はハーフミラー4により
2分割され、一方の光は音叉振動子3の第1の振動子反
射ミラー11に、他方の光は1/2波長板5により偏波
方向が90度変えられて音叉振動子3の第2の振動子反
射ミラー12に出射される。そして、音叉振動子3の角
度変化に伴う振動片3a,3bのたわみ振動によって第
1,第2の振動子反射ミラー11,12で全反射された
光は、互いに位相が180度異なり、正弦波的に走査さ
れた光に変換された後に同一平面上で重畳されて被測定
物Wを往復走査する。同一平面上で重畳された互いに偏
光方向の90度異なる2つの光は、被測定物Wを走査
後、偏光ビームスプリッターなどを用いて分離される。
また、反射ミラー9とハーフミラー10を用いてレンズ
8を通過した光とレンズ7を通過した光を同一平面上と
せず、被測定物の置かれる位置で2つの光が交差するよ
うにすることもでき、このときには1/2波長板5は不
要となる。
【0024】次に、図2は第2実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例において、レーザ光源1からの出射
光の光軸L1−L1の中心上には45度傾斜してハーフ
ミラー13が配設されており、このハーフミラー13は
レーザ光源1からの出射光を直進光と反射光とに2分割
して直進光を第3の反射ミラー14側に透過し、反射光
を第4の反射ミラー15側に反射させている。
【0025】第3の反射ミラー14は音叉振動子3にお
ける一方の振動片3aの先端に向けて所定角度傾斜して
配設され、ハーフミラー13からの直進光を音叉振動子
3の一端に全反射している。第4の反射ミラー15はハ
ーフミラー13からの反射光を直進光と平行な方向に全
反射して第5の反射ミラー16に反射している。第5の
反射ミラー16は音叉振動子3における他方の振動片3
bの先端に向けて音叉振動子3を中心として第3の反射
ミラー14と対称な位置に所定角度傾斜して配設され、
第4の反射ミラー15からの反射光を音叉振動子3の他
端に全反射している。
【0026】音叉振動子3は両振動片3a,3bのたわ
み振動に伴って第1,第2の振動子反射ミラー11,1
2が角度変化を起こし、第3の反射ミラー14および第
5の反射ミラー16より入射されるレーザ光を第1,第
2の振動子反射ミラー11,12で全反射させて各々対
応する第3,第4のレンズ17,18に出射している。
【0027】第3のレンズ17は第1の振動子反射ミラ
ー11を前側焦点、被測定物Wの中心を後側焦点として
光軸L4−L4上に配設され、音叉振動子3の振動によ
り第1の振動子反射ミラー11で全反射されて図の下方
に正弦波的に走査された光を平行に振動するように変換
して被測定物W側に出射している。第4のレンズ18は
第2の振動子反射ミラー12を前側焦点、被測定物Wの
中心を後側焦点として光軸L5−L5上に配設され、音
叉振動子3の振動により第2の振動子反射ミラー12で
全反射されて図の上方に正弦波的に走査された光を平行
に振動するように変換して被測定物W側に出射してい
る。この反射光は第3のレンズ17を透過した光とは位
相が180度異なり、両者の光は被測定物Wが移動する
平面上で重畳されて被測定物Wを往復走査する。
【0028】すなわち、この実施例では、レーザ光源1
からの光をハーフミラー13により2分割し、反射光を
第4の反射ミラー15により直進光と平行な方向に反射
させ、以降、音叉振動子3の振動に伴って対称位置に配
設された反射ミラー16、レンズ17,18を介して互
いに位相が180度異なる正弦波的に走査された光を光
の走査平面上で重畳して被測定物Wを往復走査してい
る。
【0029】次に、図3は第3実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例による光偏向器は、第1実施例の光
偏向器において、1/2波長板5、第2の反射ミラー
9、第2のハーフミラー10の構成を省き、第1のレン
ズ7および第2のレンズ8を光軸L1−L1に対して平
行に配設したもので、各レンズ7,8より透過される光
は、位相が互いに180度異なる正弦波的に走査された
光であり、被測定物Wに対して平行に出射され、被測定
物Wの両エッジを往復走査している。
【0030】次に、図4は第4実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例による光偏向器は、所定の方向に偏
波面を持つ光を走査出力する単一走査ビーム出力装置2
0と、光学系21を備えて構成されている。なお、音叉
のたわみ振動を用いた音叉偏向器において、片方のミラ
ーだけを用いたときや回転ミラーなどはその一例であ
る。
【0031】光学系21は第5のレンズ22、第3のハ
ーフミラー23、1/2波長板5、第6の反射ミラー2
4、第7の反射ミラー25、台形プリズム26、第4の
ハーフミラー27を備えて構成されている。第5のレン
ズ22は走査ビーム出力装置20からの出射光の光軸L
6−L6の中心上に配設され、走査ビーム出力装置20
からの出射光を平行に振動するように変換して同一光軸
L6−L6上の第3のハーフミラー23に出射してい
る。第3のハーフミラー23は第5のレンズ22からの
平行に振動している光を直進光と反射光とに2分割して
直進光を1/2波長板5側に透過し、反射光を第7の反
射ミラー25側に反射させている。1/2波長板5は第
3のハーフミラー23と同一の光軸L6−L6上に配設
され、第3のハーフミラー23からの直進光の光の偏波
方向を90度ずらして第6の反射ミラー24に出射して
いる。第6の反射ミラー24は1/2波長板5からの光
を第4のハーフミラー27に全反射している。第7の反
射ミラー25は第3のハーフミラー23からの反射光を
台形プリズム26に反射している。台形プリズム26は
第6の反射ミラー24からの光を反転して方向を変えて
第4のハーフミラー27に出射している。第4のハーフ
ミラー27は第6の反射ミラー24からの光と台形プリ
ズム26からの光を重畳して被測定物Wに出射してい
る。
【0032】すなわち、この実施例では、光を一方向に
走査出力する装置20を設け、この装置20からの走査
光を第3のハーフミラー23によって2分割し、2分割
された一方の走査光を台形プリズム26によって反転さ
せ、第4のハーフミラー27により位相が180度異な
る2つの走査光を重畳して被測定物Wに出射し往復走査
している。
【0033】次に、図5は第5実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例による光偏向器は、図4に示す第4
実施例の光偏向器において光の方向を変えるための台形
プリズム26に代えて2個の凸レンズ28,29を用
い、第4のハーフミラー27より互いに位相が180度
異なる光を重畳して被測定物Wを往復走査している。
【0034】次に、図6は第6実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例において、レーザ光源1が出力する
光の光軸L1−L1上にはビームスプリッタ30が配設
されている。このビームスプリッタ30はレーザ光源1
からの光を直進光と反射光とに2分割して直進光を1/
2波長板5側に透過し、反射光を第8の反射ミラー31
に出射している。1/2波長板5はビームスプリッタ3
0と同一の光軸L1−L1上に配設され、ビームスプリ
ッタ30からの直進光の光の偏波方向を90度ずらして
第9の反射ミラー32に出射している。第8の反射ミラ
ー31はビームスプリッタ30の光軸L1−L1と直交
する光軸L7−L7上に45度傾斜して配設され、ビー
ムスプリッタ30から反射光をビームスプリッタ30の
直進光と平行に全反射している。また、第9の反射ミラ
ー32はビームスプリッタ30の光軸L1−L1上に4
5度傾斜して配設され、1/2波長板5からの光をビー
ムスプリッタ30の反射光と平行に全反射している。第
8の反射ミラー31と第9の反射ミラー32との間に
は、外周の8面が反射ミラー33aとされた8面体回転
ミラー33が配設されている。この8面体回転ミラー3
3は第8,第9の反射ミラー31,32からの反射光の
光軸L8−L8,L9−L9上に各反射ミラー33aの
中心が位置するように一方向(図中では時計方向)に回
転自在な構成とされている。そして、この8面体回転ミ
ラー33は第8の反射ミラー31とほぼ平行に配設され
た第10の反射ミラー34に対して第8の反射ミラー3
1からの光を図の左方に走査しながら全反射している。
また、第9の反射ミラー32とほぼ平行に配設された第
11の反射ミラー35に対して第9の反射ミラー32か
らの光を図の下方に走査しながら全反射している。
【0035】第10の反射レンズ34の反射出力側の光
軸L10−L10上には第6のレンズ36が配設されて
おり、この第6のレンズ36は第10の反射ミラー34
からの反射光を図の上方に平行に走査するように変換し
て透過している。また、第11の反射ミラー35の反射
出力側の光軸L11−L11上には第7のレンズ37が
配設されており、この第7のレンズ37は第11の反射
ミラー35からの反射光を図の右方に平行に走査するよ
うに変換して透過している。第6のレンズ36および第
7のレンズ37の出力側には各レンズ36,37の光軸
L10−L10,L11−L11の交点P1を中心とし
て偏光ビームスプリッタ38が配設されている。この偏
光ビームスプリッタ38は第6のレンズ36からの光を
図の上方に走査しながら透過するとともに、第7のレン
ズ37からの光を図の下方に走査しながら反射してい
る。この結果、被測定物Wは偏光ビームスプリッタ38
からの位相が180度異なる光により往復走査される。
【0036】次に、図7は第7実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例による光偏向器は、図6に示す第6
実施例の光偏向器における一点鎖線で囲む部分の構成
(第6のレンズ36、第7のレンズ37、偏光ビームス
プリッタ38)に代えて偏光ビームスプリッタ38の後
段に第8のレンズ39を配設し、2つの光を重畳した後
に平行に振動するように変換して位相が180度異なる
光により被測定物Wを往復走査している。
【0037】次に、図8は第8実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例による光偏向器は、図7に示す第7
実施例の光偏向器における8面体回転ミラー33に代え
て5面体回転ミラー40を用いたものである。
【0038】次に、図9は第9実施例の光偏向器を示し
ている。この実施例において、レーザ光源1が出力する
光の光軸L1−L1上にはビームスプリッタ41が配設
されている。このビームスプリッタ41はレーザ光源1
からの光を直進光と反射光とに2分割して直進光を第1
2の反射ミラー42側に、反射光を1/2波長板5側に
出射している。1/2波長板5はビームスプリッタ41
の光軸L1−L1と直交する光軸L12−L12上に配
設され、ビームスプリッタ41からの反射光の偏波方向
を90度ずらして第13の反射ミラー43に出射してい
る。
【0039】第12の反射ミラー42はビームスプリッ
タ41と同一の光軸L1−L1上に配設され、ビームス
プリッタ41から直進光を光軸L12−L12と平行に
全反射している。また、第13の反射ミラー43は光軸
L12−L12上に45度傾斜して配設され、1/2波
長板5からの光をビームスプリッタ41の直進光と平行
に図の右方に全反射している。さらに、第12の反射ミ
ラー42の後段でビームスプリッタ41の光軸L1−L
1と直交する光軸L13−L13上には第14の反射ミ
ラー44が配設されている。この第14の反射ミラー4
4は第12の反射ミラー42からの光をビームスプリッ
タ41の直進光と平行で逆方向に全反射している。
【0040】第13の反射ミラー43の後段でビームス
プリッタ41の光軸L1−L1と平行な光軸L14−L
14上には第1の偏光ビームスプリッタ45が配設され
ている。この第1の偏光ビームスプリッタ45は第13
の反射ミラー43からの光をビームスプリッタ41の反
射光と平行で逆方向に反射している。また、第14の反
射ミラー44の反射側出力の光軸L15−L15上には
第2の偏光ビームスプリッタ46が配設されている。こ
の第2の偏光ビームスプリッタ46は第14の反射ミラ
ー44からの光を光軸L15−L15に沿って透過して
いる。
【0041】光軸L15−L15と第1の偏光ビームス
プリッタ45の光軸L16−L16との交点P2上に
は、この交点P2を中心として一方向(図中では反時計
方向)に回転自在な回転ミラーあるいは振動ミラー47
が配設されている。なお、以下、反時計方向の回転ミラ
ーの場合で説明する。この回転ミラー47は第1の偏光
ビームスプリッタ45からの光を図の上方向に走査して
第2の偏光ビームスプリッタ46側に反射している。ま
た、この回転ミラー47は第2の偏光ビームスプリッタ
46からの光を図の右方向に走査して第1の偏光ビーム
スプリッタ45側に反射している。さらに、第1の偏光
ビームスプリッタ45の後段における光軸L16−L1
6上には第15の反射ミラー48が配設されている。こ
の第15の反射ミラー48は第2の偏光ビームスプリッ
タ46より回転ミラー47を介して第1の偏光ビームス
プリッタ45を透過した光を光軸L14−L14と平行
に全反射している。さらに、第15の反射ミラー48の
光軸L17−L17と第2の偏光ビームスプリッタ46
の反射側光軸L18−L18との交点P3上には、この
交点P3を中心として第3の偏光ビームスプリッタ49
が配設されている。この第3の偏光ビームスプリッタ4
9は第2の偏光ビームスプリッタ46からの光を90度
反射するとともに、第15の反射ミラー48からの光を
透過し、これらの光は後段の第9のレンズ50で平行に
振動するように変換され、被測定物Wを往復走査してい
る。さらに説明すると、第1の偏光ビームスプリッタ4
5より回転ミラー47を介して反射された第2の偏光ビ
ームスプリッタ46からの光を反射して出力し、また、
第2の偏光ビームスプリッタ46より回転ミラー47を
介して反射された第15の反射ミラー48からの反射光
を透過して出力しており、互いに位相が180度異なる
光を重畳して被測定物Wを往復走査している。
【0042】従って、上述した各実施例では、図12
(c)に示すように周期Tをもって走査位相が180度
異なる光(走査ビーム)を重畳して被測定物に対して同
時に往復走査しているので、被測定物を静止状態に近い
状態に保ち、測定値に与える被測定物の横揺れの誤差を
低減して常に精密なインラインのプロセス上での測定を
行うことができる。
【0043】また、図12(b)に示す従来の往復走査
による光偏向器では、周期T毎に測定サンプリングされ
た測定値を往復走査後の周期2T毎に平均して出力して
いるが、本発明による光偏向器では、周期T毎に測定値
を平均して出力処理(図12(c)参照)することがで
きるので、図12(b)の往復走査による光偏向器に比
べて処理速度が2倍となり、信号の処理速度の向上が図
れる。
【0044】さらに、上述した各実施例は、特に信号の
処理系を変更することなく受光信号の処理を行うことが
できる。また、特に第1実施例乃至第3実施例によれ
ば、従来使用されていた音叉振動子の振動片の片側に加
えて振動片の両側を用い、ミラー、レンズ等の光学系を
増設するだけの極めて簡単な構成により実現できる。
【0045】ところで、上述した各実施例では、走査位
相が180度異なる走査ビームを被測定物に供給する構
成として音叉振動子および回転ミラーを用いた場合を例
にとって説明したが、これに代えてガルバノメータの原
理やねじりの振動を利用した光偏向器を用いてもよい。
【0046】また、各実施例の光偏向器は、被測定物の
外径を測定する外径測定機に適用されるものとして説明
したが、物の歪み、段差等の各種変位を測定する場合の
光偏向器として用いることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光偏向器
は、走査位相が180度異なる走査ビームを重畳して被
測定物に対して同時に往復走査する構成なので、測定値
に与える被測定物の横揺れの誤差を低減し、被測定物を
静止状態に近い状態に保って高精度なインラインのプロ
セス上での測定を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光偏向器の第1実施例を示す図
【図2】本発明による光偏向器の第2実施例を示す図
【図3】本発明による光偏向器の第3実施例を示す図
【図4】本発明による光偏向器の第4実施例を示す図
【図5】本発明による光偏向器の第5実施例を示す図
【図6】本発明による光偏向器の第6実施例を示す図
【図7】本発明による光偏向器の第7実施例を示す図
【図8】本発明による光偏向器の第8実施例を示す図
【図9】本発明による光偏向器の第9実施例を示す図
【図10】光偏向器を備えた外径測定機の測定原理を説
明するための構成図
【図11】横軸を時間軸として被測定物上を走査するレ
ーザ光の位置と受光信号Q1との関係を示す図
【図12】被測定物に対する走査ビームの走査状態を示
す図で、 (a)従来の光偏向器による一方向走査を示す図 (b)従来の光偏向器による往復走査を示す図 (c)本発明の光偏向器による重畳した走査ビームの往
復走査を示す図
【図13】横軸を時間、縦軸をY方向位置としてY方向
に移動する被測定物と走査ビームとの関係を示す図
【符号の説明】
2 光学系 3 音叉振動子 11 第1の振動子ミラー 12 第2の振動子ミラー 20 走査ビーム出力装置 21 光学系 26 台形プリズム 28,29 凸レンズ 33 8面体回転ミラー 40 5面体回転ミラー 47 回転ミラー W 被測定物
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G02B 26/10 - 26/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に偏波面を持つ光を発光する光
    源と、 角度変化に伴ってたわみ振動する2つの振動片の先端に
    それぞれ反射ミラーが設けられた音叉振動子と、 前記光源からの光を直接光と反射光とに2分割し、前記
    直接光を前記音叉振動子の一方の反射ミラーに反射さ
    せ、該反射ミラーで反射された光を平行に振動する光に
    変換するとともに、前記反射光を前記音叉振動子の他方
    の反射ミラーに反射させ、該反射ミラーで反射された光
    を平行に振動する光に変換し、これら変換された走査位
    相が180度異なる光を重畳して前記被測定物に対して
    同時に往復走査するためのハーフミラーと反射ミラーと
    レンズの組み合わせからなる光学系と を備えたことを特
    徴とする光偏向器。
  2. 【請求項2】 所定方向に偏波面を持つ光を走査出力す
    る走査ビーム出力装置と、 前記走査ビーム出力装置からの光を平行に振動する光に
    変換するレンズ、該レンズからの光を直接光と反射光と
    に2分割するハーフミラー、該ハーフミラーにより2分
    割された一方の光を反転させる台形プリズムを有し、該
    台形プリズムで反転された光と前記直接光とによる走査
    位相が180度異なる光を重畳して前記被測定物に対し
    て同時に往復走査するための光学系とを備えたことを特
    徴とする光偏向器。
  3. 【請求項3】 所定方向に偏波面を持つ光を走査出力す
    る走査ビーム出力装置と、 前記走査ビーム出力装置からの光を平行に振動する光に
    変換するレンズ、該レンズからの光を直接光と反射光と
    に2分割するハーフミラー、該ハーフミラーにより2分
    割された一方の光を反転させる2個の凸レンズを有し、
    該2個の凸レンズで反転された光と前記直接光とによる
    走査位相が180度異なる光を重畳して前記被測定物に
    対して同時に往復走査するための光学系とを備えたこと
    を特徴とする光偏向器。
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