JP2956968B2 - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は冷陰極管等の発光手段の輝度を変更するため
の表示制御装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、例えば冷陰極管を備えた半透過型LCD（液晶表
示装置）などの冷陰極管等を有する表示装置には、同一
ハード構成で該冷陰極管等の輝度を種々の態様で制御で
きるものや、表示面の照度に応じて前記冷陰極管等の輝
度を段階的に制御するものは未だ存在しなかった。 一般に、表示装置の輝度に関しては、操作者が適当だ
と感じる輝度レベルは表示面照度の違いによって異なる
ものである。 例えば、表示面の照度が明るくなるにつれて、操作者
が妥当と感じる輝度は高くなる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来の冷陰極管等を有する表示装置にあって
は、表示面の照度変化に基づいて輝度を調整したり、こ
の輝度調整を違和感がない見やすい状態の表示面を保ち
ながら行うことは非常に困難であった。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、本
発明の目的は、同一ハード構成で種々の態様で発光手段
の輝度調整を容易にかつ正確に行うことができ、かつ絶
え間ない輝度変化に起因する使用者の違和感を無くすこ
とができる表示制御装置を提供することである。 本発明の表示制御装置は、上記目的を達成するため、
表示面照度を検出する検出手段と、前記検出手段で検出
した照度データをディジタルデータに変換する変換手段
と、前記変換手段で変換されるディジタルデータを予め
それぞれのグループが複数のディジタルデータから成る
複数のグループに分け、それぞれのグループ毎に１つの
アドレス情報を対比させたデータに基づき、前記変換手
段で変換されたディジタルデータに対応するアドレス情
報を選択する選択手段と、電圧情報を記憶した記憶手段
と、前記選択手段で選択されたアドレス情報に基づき、
該アドレス情報が指示する位置に格納された電圧情報を
前記記憶手段から読み出す読出手段と、入力される電圧
を、前記読み出した電圧情報に基づき変圧する変圧手段
と、前記変圧された電圧を加えることにより発光する発
光手段とを有し、前記検出手段で検出された照度を変換
したディジタルデータが、予め対応付けられているグル
ープの範囲を超えて変更になった場合、前記発光手段の
発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させるこ
とを特徴とする。 上記構成によれば、複数のグループに分けられた表示
面の検出照度および記憶手段に記憶された電圧情報に基
づいて、各グループ毎に変圧される電圧により発光輝度
を調整することから、検出照度と電圧との対応関係を変
更するだけで、同一ハード構成により段階的輝度変化の
制御を種々の態様で容易にかつ正確に行うことができる
ことに加え、表示面の照度変化をグループ分けするとと
もに、対応するグループの範囲を越えて変化したときに
発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させるよ
うに、発光輝度をグループ毎に段階的に変化させること
から、表示面の照度変化に対応させて連続的に発光輝度
を変化させる場合の絶え間ない輝度変化に起因する使用
者の違和感を無くすことができる。 〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第１図は本発明を適用した表示制御装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。 第１図において、１は照度計21を搭載したLCD（液晶
表示装置）等の表示部を、２はA/D変換部を、３は中央
演算処理装置（CPU）を、４は制御プログラムや各種デ
ータなどが格納されているROMを、５は表示部１の冷陰
極管の輝度を調整する輝度調整回路を、６はインバータ
を、７は表示部１の冷陰極管を、それぞれ示す。 表示部１にはLCD等の表示面22および照度計21が配置
されている。 この照度計21は、表示面22の照度の違いによってLCD
ケーブルを介してA/D変換部２へ表示面22の照度に対応
した電圧を出力する。 第４図は表示面22の各照度における出力電圧およびA/
Dデータの対応値を例示する。 例えば、照度計21の受光部へ100Lxの光が照射された
とき、すなわち表示面22の照度が100Lxのとき、10mVの
電圧がA/D変換部２へ出力される。 A/D変換部２では表示部１に搭載された照度計21の出
力電圧を第４図に示すようなA/Dデータに変換し、CPU3
が処理できるようにデジタル変換する。例えば、照度計
21から10mVの出力があった場合、CPU3には01という値を
知らせる。 第５図はA/Dデータとアドレスの対応を示す。 A/D変換部２で変換されたA/Dデータに対しては、CPU3
で例えば第５図に示すアドレスが選択される。例えば、
CPU3に01という値が入力されると該CPU3ではアドレスｘ
を選択する。 ROM4には、そのＸ、Ｘ＋１、Ｘ＋２、Ｘ＋３の各番地
にそれぞれ輝度調整用のデータE0、E1、E2、E3を格納し
ておく。 第３図は輝度調整回路５の構成を示す。 輝度調整回路５は、第３図に示すごとく、CPU3から読
み出したデータE0〜E3をラッチするラッチ10、そのラッ
チ出力を解読するデコーダ８、およびデコーダ出力e0、
e1、e2、e3に対応してインバータ６に印加する電圧を決
定するためのインバータ駆動電圧調整部９を備えてい
る。 ROM4には、CPU3を制御するプログラムが格納されてお
り、その中には輝度調整用のプログラムも含まれてい
る。 第６図は冷陰極管７の輝度調整のための制御動作を示
すフローチャートである。 第６図において、CPU3はステップ101においてA/Dデー
タが変換したか否かを判別する。 A/Dデータに変化があると次のステップ102へ進み、該
A/Dデータが01〜10のいずれであるかを判別する。 01〜10のいずれであるかを判別すると、ステップ103
へ進み第５図に示した対応表に基づいてアドレスを選択
する。 アドレスが選択されると、ステップ104へ進み、第２
図に示した対応表に基づいてROM4中の輝度調整用データ
（E0〜E3のうちのどれか）を探し出す。 例えば、A/Dデータが01に変化したときには、CPU3は
Ｘアドレスの内容E0を読み出し、次のステップ105にお
いて、その読み出したデータE0を輝度調整回路５に転送
する。 第３図の輝度調整回路５ではCPU3から転送されてきた
読み出しデータ（E0〜E3のいずれか）を解読し、その解
読したデータ（e0〜e3のいずれか）により、比較器11の
基準となる電圧を決定する。 ここで読み出したデータがE0のときにはe0が零ボルト
になり、e1、e2、e3が５ボルトになる。よって、デコー
ダ８の出力側に設けた抵抗R1、R2、R3、R4の分圧により
比較器11のマイナス側の基準電圧が決定される。 一方、比較器11のプラス側は第３図に示すごとく抵抗
R6を通じてインバータ印加電圧Ｖに接続されているの
で、このインバータ印加電圧Ｖが電位上昇することによ
って比較器11のプラス側の電圧が増大する。こうして比
較器11のプラス側の電位がマイナス側の電位よりも大き
くなると、比較器11の出力は抵抗R5を通じて電流が流れ
込まなくなり、トランジスタQ1はOFFになる。 トランジスタQ1がOFFした後は、電位が下がって比較
器11のプラス側電位が小さくなり、マイナス側電位より
も低くなると、比較器11の出力は抵抗R5を通して電流が
流れ、再びトランジスタQ1がONの状態になる。 以上のようにして、インバータ印加電圧Ｖの電圧設定
が行われる。 第３図中のインバータ駆動電圧調整部８において、Ｌ
およびＣはそれぞれインバータ印加電圧Ｖを平滑化させ
るためのコイルおよびコンデンサであり、抵抗R7は比較
器11のプラス側に加える電圧を抵抗R6と分圧するための
抵抗である。 第１図において、第３図に示す輝度調整回路５で設定
されたインバータ６への入力電圧（印加電圧）Ｖは、イ
ンバータ６の部分で交流化され、冷陰極管７の電圧とな
る。 なお、インバータ６の部分では、入力電圧Ｖの変動に
応じて冷陰極管７に加わる交流電圧（出力電圧）が変動
する。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明の表示制御装
置によれば、表示面照度を検出する検出手段と、前記検
出手段で検出した照度データをディジタルデータに変換
する変換手段と、前記変換手段で変換されるディジタル
データを予めそれぞれのグループが複数のディジタルデ
ータから成る複数のグループに分け、それぞれのグルー
プ毎に１つのアドレス情報を対比させたデータに基づ
き、前記変換手段で変換されたディジタルデータに対応
するアドレス情報を選択する選択手段と、電圧情報を記
憶した記憶手段と、前記選択手段で選択されたアドレス
情報に基づき、該アドレス情報が指示する位置に格納さ
れた電圧情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
入力される電圧を、前記読み出した電圧情報に基づき変
圧する変圧手段と、前記変圧された電圧を加えることに
より発光する発光手段とを有し、前記検出手段で検出さ
れた照度を変換したディジタルデータが、予め対応付け
られているグループの範囲を超えて変更になった場合、
前記発光手段の発光輝度を次のグループに対応する輝度
へ変更させる構成としたので、表示面の検出照度および
記憶手段に記憶された電圧情報に基づいて変圧される電
圧により発光輝度を調整することから、検出照度と電圧
との対応関係を変更するだけで、同一ハード構成により
段階的輝度変化の制御を容易にかつ正確に行うことがで
きることに加え、表示面の照度変化をグループ分けする
とともに、対応するグループの範囲を越えて変化したと
きに発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させ
るように、発光輝度をグループ毎に段階的に変化させる
ことから、表示面の照度変化に対応させて連続的に発光
輝度を変化させる場合の絶え間ない輝度変化に起因する
使用者の違和感を無くすことができる表示制御装置が提
供される。
の表示制御装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、例えば冷陰極管を備えた半透過型LCD（液晶表
示装置）などの冷陰極管等を有する表示装置には、同一
ハード構成で該冷陰極管等の輝度を種々の態様で制御で
きるものや、表示面の照度に応じて前記冷陰極管等の輝
度を段階的に制御するものは未だ存在しなかった。 一般に、表示装置の輝度に関しては、操作者が適当だ
と感じる輝度レベルは表示面照度の違いによって異なる
ものである。 例えば、表示面の照度が明るくなるにつれて、操作者
が妥当と感じる輝度は高くなる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、従来の冷陰極管等を有する表示装置にあって
は、表示面の照度変化に基づいて輝度を調整したり、こ
の輝度調整を違和感がない見やすい状態の表示面を保ち
ながら行うことは非常に困難であった。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、本
発明の目的は、同一ハード構成で種々の態様で発光手段
の輝度調整を容易にかつ正確に行うことができ、かつ絶
え間ない輝度変化に起因する使用者の違和感を無くすこ
とができる表示制御装置を提供することである。 本発明の表示制御装置は、上記目的を達成するため、
表示面照度を検出する検出手段と、前記検出手段で検出
した照度データをディジタルデータに変換する変換手段
と、前記変換手段で変換されるディジタルデータを予め
それぞれのグループが複数のディジタルデータから成る
複数のグループに分け、それぞれのグループ毎に１つの
アドレス情報を対比させたデータに基づき、前記変換手
段で変換されたディジタルデータに対応するアドレス情
報を選択する選択手段と、電圧情報を記憶した記憶手段
と、前記選択手段で選択されたアドレス情報に基づき、
該アドレス情報が指示する位置に格納された電圧情報を
前記記憶手段から読み出す読出手段と、入力される電圧
を、前記読み出した電圧情報に基づき変圧する変圧手段
と、前記変圧された電圧を加えることにより発光する発
光手段とを有し、前記検出手段で検出された照度を変換
したディジタルデータが、予め対応付けられているグル
ープの範囲を超えて変更になった場合、前記発光手段の
発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させるこ
とを特徴とする。 上記構成によれば、複数のグループに分けられた表示
面の検出照度および記憶手段に記憶された電圧情報に基
づいて、各グループ毎に変圧される電圧により発光輝度
を調整することから、検出照度と電圧との対応関係を変
更するだけで、同一ハード構成により段階的輝度変化の
制御を種々の態様で容易にかつ正確に行うことができる
ことに加え、表示面の照度変化をグループ分けするとと
もに、対応するグループの範囲を越えて変化したときに
発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させるよ
うに、発光輝度をグループ毎に段階的に変化させること
から、表示面の照度変化に対応させて連続的に発光輝度
を変化させる場合の絶え間ない輝度変化に起因する使用
者の違和感を無くすことができる。 〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第１図は本発明を適用した表示制御装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。 第１図において、１は照度計21を搭載したLCD（液晶
表示装置）等の表示部を、２はA/D変換部を、３は中央
演算処理装置（CPU）を、４は制御プログラムや各種デ
ータなどが格納されているROMを、５は表示部１の冷陰
極管の輝度を調整する輝度調整回路を、６はインバータ
を、７は表示部１の冷陰極管を、それぞれ示す。 表示部１にはLCD等の表示面22および照度計21が配置
されている。 この照度計21は、表示面22の照度の違いによってLCD
ケーブルを介してA/D変換部２へ表示面22の照度に対応
した電圧を出力する。 第４図は表示面22の各照度における出力電圧およびA/
Dデータの対応値を例示する。 例えば、照度計21の受光部へ100Lxの光が照射された
とき、すなわち表示面22の照度が100Lxのとき、10mVの
電圧がA/D変換部２へ出力される。 A/D変換部２では表示部１に搭載された照度計21の出
力電圧を第４図に示すようなA/Dデータに変換し、CPU3
が処理できるようにデジタル変換する。例えば、照度計
21から10mVの出力があった場合、CPU3には01という値を
知らせる。 第５図はA/Dデータとアドレスの対応を示す。 A/D変換部２で変換されたA/Dデータに対しては、CPU3
で例えば第５図に示すアドレスが選択される。例えば、
CPU3に01という値が入力されると該CPU3ではアドレスｘ
を選択する。 ROM4には、そのＸ、Ｘ＋１、Ｘ＋２、Ｘ＋３の各番地
にそれぞれ輝度調整用のデータE0、E1、E2、E3を格納し
ておく。 第３図は輝度調整回路５の構成を示す。 輝度調整回路５は、第３図に示すごとく、CPU3から読
み出したデータE0〜E3をラッチするラッチ10、そのラッ
チ出力を解読するデコーダ８、およびデコーダ出力e0、
e1、e2、e3に対応してインバータ６に印加する電圧を決
定するためのインバータ駆動電圧調整部９を備えてい
る。 ROM4には、CPU3を制御するプログラムが格納されてお
り、その中には輝度調整用のプログラムも含まれてい
る。 第６図は冷陰極管７の輝度調整のための制御動作を示
すフローチャートである。 第６図において、CPU3はステップ101においてA/Dデー
タが変換したか否かを判別する。 A/Dデータに変化があると次のステップ102へ進み、該
A/Dデータが01〜10のいずれであるかを判別する。 01〜10のいずれであるかを判別すると、ステップ103
へ進み第５図に示した対応表に基づいてアドレスを選択
する。 アドレスが選択されると、ステップ104へ進み、第２
図に示した対応表に基づいてROM4中の輝度調整用データ
（E0〜E3のうちのどれか）を探し出す。 例えば、A/Dデータが01に変化したときには、CPU3は
Ｘアドレスの内容E0を読み出し、次のステップ105にお
いて、その読み出したデータE0を輝度調整回路５に転送
する。 第３図の輝度調整回路５ではCPU3から転送されてきた
読み出しデータ（E0〜E3のいずれか）を解読し、その解
読したデータ（e0〜e3のいずれか）により、比較器11の
基準となる電圧を決定する。 ここで読み出したデータがE0のときにはe0が零ボルト
になり、e1、e2、e3が５ボルトになる。よって、デコー
ダ８の出力側に設けた抵抗R1、R2、R3、R4の分圧により
比較器11のマイナス側の基準電圧が決定される。 一方、比較器11のプラス側は第３図に示すごとく抵抗
R6を通じてインバータ印加電圧Ｖに接続されているの
で、このインバータ印加電圧Ｖが電位上昇することによ
って比較器11のプラス側の電圧が増大する。こうして比
較器11のプラス側の電位がマイナス側の電位よりも大き
くなると、比較器11の出力は抵抗R5を通じて電流が流れ
込まなくなり、トランジスタQ1はOFFになる。 トランジスタQ1がOFFした後は、電位が下がって比較
器11のプラス側電位が小さくなり、マイナス側電位より
も低くなると、比較器11の出力は抵抗R5を通して電流が
流れ、再びトランジスタQ1がONの状態になる。 以上のようにして、インバータ印加電圧Ｖの電圧設定
が行われる。 第３図中のインバータ駆動電圧調整部８において、Ｌ
およびＣはそれぞれインバータ印加電圧Ｖを平滑化させ
るためのコイルおよびコンデンサであり、抵抗R7は比較
器11のプラス側に加える電圧を抵抗R6と分圧するための
抵抗である。 第１図において、第３図に示す輝度調整回路５で設定
されたインバータ６への入力電圧（印加電圧）Ｖは、イ
ンバータ６の部分で交流化され、冷陰極管７の電圧とな
る。 なお、インバータ６の部分では、入力電圧Ｖの変動に
応じて冷陰極管７に加わる交流電圧（出力電圧）が変動
する。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明の表示制御装
置によれば、表示面照度を検出する検出手段と、前記検
出手段で検出した照度データをディジタルデータに変換
する変換手段と、前記変換手段で変換されるディジタル
データを予めそれぞれのグループが複数のディジタルデ
ータから成る複数のグループに分け、それぞれのグルー
プ毎に１つのアドレス情報を対比させたデータに基づ
き、前記変換手段で変換されたディジタルデータに対応
するアドレス情報を選択する選択手段と、電圧情報を記
憶した記憶手段と、前記選択手段で選択されたアドレス
情報に基づき、該アドレス情報が指示する位置に格納さ
れた電圧情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
入力される電圧を、前記読み出した電圧情報に基づき変
圧する変圧手段と、前記変圧された電圧を加えることに
より発光する発光手段とを有し、前記検出手段で検出さ
れた照度を変換したディジタルデータが、予め対応付け
られているグループの範囲を超えて変更になった場合、
前記発光手段の発光輝度を次のグループに対応する輝度
へ変更させる構成としたので、表示面の検出照度および
記憶手段に記憶された電圧情報に基づいて変圧される電
圧により発光輝度を調整することから、検出照度と電圧
との対応関係を変更するだけで、同一ハード構成により
段階的輝度変化の制御を容易にかつ正確に行うことがで
きることに加え、表示面の照度変化をグループ分けする
とともに、対応するグループの範囲を越えて変化したと
きに発光輝度を次のグループに対応する輝度へ変更させ
るように、発光輝度をグループ毎に段階的に変化させる
ことから、表示面の照度変化に対応させて連続的に発光
輝度を変化させる場合の絶え間ない輝度変化に起因する
使用者の違和感を無くすことができる表示制御装置が提
供される。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を適用した表示制御装置の一実施例の構
成を示すブロック図、第２図は第１図中のROMに格納さ
れた輝度調整用データの図表、第３図は第１図中の輝度
調整回路を示す回路図、第４図は表示面の照度とA/Dデ
ータとの対応を示す図表、第５図はA/Dデータとアドレ
スとの対応を示す図表、第６図は第１図の表示制御装置
の制御動作を示すフローチャートである。 １……表示部、２……A/D変換部、３……CPU、４……RO
M、５……輝度調整回路、６……インバータ、７……冷
陰極管、８……デコーダ、９……インバータ駆動電圧調
整部、10……ラッチ、11……比較器、21……照度計、22
……表示面。
成を示すブロック図、第２図は第１図中のROMに格納さ
れた輝度調整用データの図表、第３図は第１図中の輝度
調整回路を示す回路図、第４図は表示面の照度とA/Dデ
ータとの対応を示す図表、第５図はA/Dデータとアドレ
スとの対応を示す図表、第６図は第１図の表示制御装置
の制御動作を示すフローチャートである。 １……表示部、２……A/D変換部、３……CPU、４……RO
M、５……輝度調整回路、６……インバータ、７……冷
陰極管、８……デコーダ、９……インバータ駆動電圧調
整部、10……ラッチ、11……比較器、21……照度計、22
……表示面。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．表示面照度を検出する検出手段と、 前記検出手段で検出した照度データをディジタルデータ
に変換する変換手段と、 前記変換手段で変換されるディジタルデータを予めそれ
ぞれのグループが複数のディジタルデータから成る複数
のグループに分け、それぞれのグループ毎に１つのアド
レス情報を対比させたデータに基づき、前記変換手段で
変換されたディジタルデータに対応するアドレス情報を
選択する選択手段と、 電圧情報を記憶した記憶手段と、 前記選択手段で選択されたアドレス情報に基づき、該ア
ドレス情報が指示する位置に格納された電圧情報を前記
記憶手段から読み出す読出手段と、 入力される電圧を、前記読み出した電圧情報に基づき変
圧する変圧手段と、 前記変圧された電圧を加えることにより発光する発光手
段とを有し、 前記検出手段で検出された照度を変換したディジタルデ
ータが、予め対応付けられているグループの範囲を超え
て変更になった場合、前記発光手段の発光輝度を次のグ
ループに対応する輝度へ変更させることを特徴とする表
示制御装置。 ２．前記検出手段で検出される照度が高くなった場合、
前記変圧手段で変圧される電圧が高くなるように変圧す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の表示制
御装置。 ３．前記変圧手段は、前記電圧情報をデコードし、基準
となる電圧を発生することにより、変圧を行うことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の表示制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62218797A JP2956968B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62218797A JP2956968B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 表示制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6461792A JPS6461792A (en) | 1989-03-08 |
| JP2956968B2 true JP2956968B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16725515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62218797A Expired - Fee Related JP2956968B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956968B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6054169U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-16 | 三洋電機株式会社 | 液晶表示装置 |
| JPS6218593A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | シャープ株式会社 | デ−タ処理装置 |
| JPS62123428A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-04 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶表示装置 |
| CH668727A5 (de) * | 1985-12-20 | 1989-01-31 | Elpatronic Ag | Verfahren und vorrichtung zum verbinden eines hohlkoerpers mit einem innenkoerper. |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP62218797A patent/JP2956968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6461792A (en) | 1989-03-08 |
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