JP2955982B2 - 扉のルーバー構造 - Google Patents

扉のルーバー構造

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JP2955982B2
JP2955982B2 JP14505895A JP14505895A JP2955982B2 JP 2955982 B2 JP2955982 B2 JP 2955982B2 JP 14505895 A JP14505895 A JP 14505895A JP 14505895 A JP14505895 A JP 14505895A JP 2955982 B2 JP2955982 B2 JP 2955982B2
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均 榊原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア、引戸などの建具
や家具、クローゼットの扉などの開口部に取り付けられ
るルーバー構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来よりドア、引戸など
の扉には、外部との通風を行ないつつ外界から入ってく
る光を遮断するためにルーバーを取り付けている。その
ルーバー構造に関する従来技術として特開平5−133
172号に、対向面の長さ方向に一定間隔毎に係止突部
を突設してなる左右一対の連結用棒材と、断面逆V字状
の複数本の羽根板とからなり、各羽根板の両端部を、前
記左右連結用棒材の上下に隣接する係止突部間の空間凹
所に順次嵌着、一体化させてなることを特徴とする建具
用ルーバー、およびこのルーバーを用いたルーバー付き
建具の製造方法が開示されている。つまり、この技術は
羽根板が連結用棒材によって連結されることによって構
成された建具用ルーバーの連結用棒材を表裏からの額縁
材で挟持状態で固定するものである。
【0003】しかし、この発明では羽根板を一本一本連
結用棒材によって連結させなくてはならないため、作業
性が良好ではなく、扉の開口部へのルーバーの形成に時
間と人手を要してしまっていた。また、連結用棒材によ
って、羽根板間の間隔(通気部分の間隔)が規制されて
しまうため、間隔の変更は連結用棒材を新たに作り直さ
なくてはならず容易に変更できるものではなかった。さ
らに、この建具用ルーバーを構成するのに必要とされる
部材が、少なくとも羽根板を連結するための連結用棒材
と羽根板、額縁が必要となり、余計な部材が多く製造、
組立にコストがかかってしまっていた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の問題点を解決す
るために、本発明は、扉4の開口部に取り付けられる羽
根板1とそれを固定する額縁2とからなる扉のルーバー
構造において、頂部と下方に開放される羽根部からなる
断面逆V字形であるとともに頂部を左右方向に延長した
突出片1aを有する羽根板1を扉の開口部四周内側に取
り付けられる表裏面の額縁2間に挟持固定することによ
って羽根板1が固定される扉のルーバー構造を発明した
ものである。
【0005】
【構成】以下図面に基づいて説明する。図において、1
は羽根板であって、2は左右の額縁2b,2bよりなる
額縁である。羽根板1は長さ方向に長く、頂部より下方
に向けて開放される羽根板からなる断面逆V字形である
とともに、頂部を左右方向に延長した突出片1aを有し
ている。突出片1aは、羽根板を表裏面からの左右の額
縁部材2b,2bの間に羽根板1を挟持固定するために
設けられるものであるため、左右の額縁部材2b,2b
と等しいか、それよりも薄い厚さの平面形に構成された
方が良い。突出片1aは材料を切削する時にルーター加
工などで一体に形成しても良いし、先に羽根板1を切削
形成しておき、後で羽根板1の頂部左右端に突出片1a
を接着して形成することもできる。
【0006】額縁2は一般に用いられる形状のものが使
用でき、矩形、曲面形や面取りなどの加飾を行なうこと
もできる。額縁2の内周を表面側の一部を残して切り欠
けば、羽根板1の取り付けの時に羽根部の左右端および
下端が額縁の切り欠き内に納まることとなり、外観が良
くなって寸法が多少ずれても切り欠きの部分で納めるこ
とができるものである。
【0007】羽根板1、額縁2は無垢板、合板、木質繊
維板、パーティクルボード、単板積層材(LVL)など
の木質系材料や、塩化ビニール樹脂などの合成樹脂を押
し出し成型した合成樹脂棒を切削加工して構成され、そ
の部材によって構成を違えても良い。その表面には任意
塗装をしたり、化粧紙、化粧合成樹脂シートを表面に貼
着して化粧を施しても良い。羽根板1は断面逆V字形と
したが、羽根板1の形状は羽根板1を取り付けた時に遮
光性、通気性を持つルーバー状になる末広がり形であれ
ば良く、頂部が丸い山型や平坦な台形、逆V字形などで
あっても良い。
【0008】図1は、図4のf1−f1矢視図でドア、
引戸、家具などの扉4の開口部に本ルーバー構造によっ
て羽根板1が取り付け固定されたところを示すものであ
る。図4は図1のf4−f4矢視図である。扉4の開口
部四周に表裏面から額縁2の左右額縁部材2b,2bが
取り付けられることによって、羽根板1の頂部より突出
している突出片1aが等間隔に挟持固定されている。羽
根板1の頂部から左右に伸びる突出片1aが等間隔に左
右の額縁2bに固定されることにより、羽根板1間の通
気部の間隔も等しく形成されるものである。図1,図4
において、sは羽根板1の頂部間の通気部を示す。
【0009】本ルーバー構造は、ドアや引戸、家具のク
ローゼットの扉、可動間仕切りや種々のパネルをルーバ
ー構造とするときに用いられるものであるが、額縁2に
よって羽根板1を固定するものであれば、扉以外のパネ
ルにルーバーを取り付けるときにも適用できる。次に、
扉の開口部に本ルーバー構造によってルーバーを固定す
る方法を説明する。まず、ルーバーが取り付けられる扉
4の開口部四周端縁に、額縁の下面を開口部四周端縁に
向けて突き合せるようにし、片側より釘、ビス、接着剤
などで額縁2を固定する。本発明における羽根板1は、
左右の額縁部材2b,2bによって羽根板1の突出片1
aを挟持固定することで扉に保持固定するため、必ずし
も開口部四周に額縁2を固定されなければならないもの
ではなく、ルーバーの外観や体裁があまり重視されない
ところに設置されるものであれば、開口部の左右にのみ
額縁2を固定して開口部の上下には額縁2を設けなくて
も良い。
【0010】つづいて、上段の羽根板1の頂部下面側に
下段の羽根板1の頂部上面が重なるように通風空間を持
ち、かつ遮光性を損なわないように重ねた複数の羽根板
1を額縁2が固定されていない側より取り付けられた額
縁2の内面側に向けて没入させる。この時にはすでに取
り付けられてる左右額縁部材2b,2b内面に突出片1
aを当接させ、最上段および最下段の羽根板1は上下の
額縁2との間にすき間がでないように配置されるととも
に、各段の羽根板1を左右の額縁との間にすき間が出な
いように配置されることはいうまでもない。羽根板1間
の通気部の間隔は額縁2上の突出片1aの固定位置をず
らすだけで容易に変更ができ、そのルーバーの仕様によ
って任意変更が可能である。額縁2の内面には表裏から
の左右額縁2b,2b間に羽根板1を挟持固定すると
き、羽根板1間の寸法を規定するためにコマ3を用いて
も良い。
【0011】そして額縁2内面に配置された複数校の羽
根板1にステープル、釘を打ち込むか、あるいは接着剤
などの手段で額縁2内面と羽根板1の突出片1aを固着
する。最後に、額縁2が固定されていない面の開口部四
周端縁に先ほどと同じく額縁2を釘、ビスなどで固定す
るものである。ルーバーの構造として羽根板1を額縁2
に直接固定して、表裏面の額縁2に挟持させる構成とし
たため、作業工程や部材が簡略化でき、効率的にルーバ
ーの取り付けを行なうことができる。図5に羽根板の他
の実施例を示し、突出片1aが上方に突出するので組立
に際してコマ3を必要としない。図6a,bは左右額縁
部材2b,2bの外側端に突条2xを設けた場合を示
す。このように突条2xを設けると羽根板1の外側端が
隠れ、意匠性を向上する。
【0012】
【発明の効果】以上の構成より、扉4の開口部にルーバ
ーを取り付ける時に、開口部に取り付けられる額縁2に
直接羽根板1を固定することができ、余計な部材、工程
を省くことができ、扉4へのルーバー取り付け作業の効
率化を図ることができる。
【0013】ルーバーの羽根板1が開口部左右に取り付
けられる額縁2に固定され、かつ表裏面より挟持される
ため、額縁2が羽根板1を保持・固定することとなり、
開口部にルーバーの確実な固定を行なうことができる。
【0014】羽根板1を直接額縁2で固定する構成を採
っているため、従来より用いられている鏡板を額縁で挟
持・固定する方法で組立てられる扉4の製造ラインを共
用することができ、新たな専用製造設備を設けなくとも
ルーバーを備えた扉4の製造を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明扉のルーバー構造の図4f1−f1矢
視図、
【図2】 羽根板の正面図、
【図3】 羽根板の斜視図、
【図4】 組立途中における羽根板の配置を示す図1f
4−f4矢視図、
【図5】 羽根板の他の実施例の斜視図、
【図6】▲a▼ 額縁の他の実施例の斜視図、 ▲b▼ 図6▲a▼の平面図、
【符号の説明】
1:羽根板、1a:突出片、2:額縁、2b:左右の額
縁、2x:突条、3:コマ、4:扉、s:羽根板1の頂
部間の通気部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の開口部に取り付けられる羽根板とそ
    れを固定する額縁とからなる扉のルーバー構造におい
    て、頂部と下方に開放される羽根部からなる断面逆V字
    形であるとともに頂部を左右方向に延長した突出片を有
    する羽根板を扉の開口部四周内側に取り付けられる表裏
    面の額縁間に挟持固定することによって羽根板が固定さ
    れる扉のルーバー構造。
JP14505895A 1995-05-09 1995-05-09 扉のルーバー構造 Expired - Lifetime JP2955982B2 (ja)

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JPH08303137A JPH08303137A (ja) 1996-11-19
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