JP2955626B2 - 遊技場設備 - Google Patents

遊技場設備

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JP2955626B2
JP2955626B2 JP3356006A JP35600691A JP2955626B2 JP 2955626 B2 JP2955626 B2 JP 2955626B2 JP 3356006 A JP3356006 A JP 3356006A JP 35600691 A JP35600691 A JP 35600691A JP 2955626 B2 JP2955626 B2 JP 2955626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技場に設置される遊
技場設備に関し、更に詳しくは低額硬貨(100円硬貨
及び500円硬貨)はもとより高額紙幣(千円紙幣及び
五千円及び一万円の何れの紙幣も使用可能)も受け入れ
て遊技媒体を貸出す遊技媒体貸機から釣銭として払出さ
れる硬貨(500円硬貨)を千円紙幣に逆両替する逆両
替機構付きの島システム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技場には、島と呼称されるパチンコの
遊技台を多数並設したブロックが存在し、遊技台の間に
は顧客が席を立たずその場で玉の貸出しが受けられるよ
うに遊技媒体貸機(以下、台間玉貸機という)が設置さ
れている。従来の台間玉貸機は、投入出来る限度額が千
円までしか使用出来ないが、これは千円を挿入して貸出
ボタンを操作すれば、選択した金額に相当する貸出しと
その釣銭が放出されるものであるが、使用可能金額が千
円までであることと貸玉の度毎に貨幣を投入せねばなら
ないものであった。
【0003】このため、最近出願の当出願人の特願平3
−238681号の「パチンコ玉貸機」は、使用可能金
額を千円から一万円にまで引き上げ、紙幣受入時にはそ
の金額をRAMに記憶して表示し、玉貸ボタン操作で貸
玉処理する毎に貸玉金額分を記憶から減算し、投入金額
の限度額までの貸玉処理が終了するか、又は精算ボタン
操作で精算処理が終了した時点で記憶を“0”とする、
つまり貸玉の度毎に貨幣を投入せずにしたものである。
しかし、釣銭は補給枚数の削減と釣銭収納マガジンのス
ペースと払い出枚数の関係から500円硬貨によるもの
となっていたので、一万円紙幣を投入した場合、その少
額金額の貸玉処理後の精算時には高額な残金のために釣
銭は多数枚の500円硬貨によって払出されるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、一万円紙幣
を紙幣挿入口へ挿入して玉貸ボタンの500円を操作す
ると、500円分の玉貸がされてプレーするところとな
るが釣銭は払出されておらず、残金の9500円分は記
憶されている。ところで、運良くこの500円分の玉貸
で大当たりして継続プレーを止める時は、精算ボタンを
操作すると、この記憶されていた残金分を500円硬貨
によって精算されるのである。この精算において19枚
もの500円硬貨を手にすることになる。しかし、この
数は極めて多量であって、ポケットは嵩張り、持ち歩き
には重く、計数の点で不便であるなど煩わしく、顧客に
とっては決して快適なものでなかった。
【0005】出来れば500円硬貨2枚を1枚の千円紙
幣に逆両替(即ち、低額の500円硬貨をより大きい単
位の千円紙幣に交換すること)して貰いたいものであ
る。しかも今まで遊技していた島に於いて逆両替が受け
られればわざわざ遠くのカウンターまで行く必要がなく
便利であり、店員を煩わせずに済み、狭いホール内に場
所を取って逆両替付両替専用機などを設置する必要もな
くなる。またこれは島単位で売上を管理・制御するとい
う遊技店側の事情からも極めて好都合なことと顧客に対
し快適なサービスの提供となるのである。
【0006】一方、多量の500円硬貨が精算されて払
い戻された後では台間玉貸機に500円硬貨の補充が為
されなくてはならないし、逆両替を行った逆両替機でも
千円紙幣の補充が必要であるから、前者は同じ島の逆両
替機から循環するようにし、後者はやはり同じ島の台間
玉貸機から補充されるようにしておけば済む訳である。
【0007】上記の問題点に鑑み、本発明は同一の島に
於いて逆両替を受けることが出来、同一の島内で500
円硬貨が循環し、千円紙幣が補充されるように制御可能
な遊技場設備の提供とサービスの向上を課題とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の遊技
場設備は、複数の遊技台に隣接して配置され、100円
硬貨及び500円硬貨と千円紙幣及び五千円及び一万円
の何れの紙幣も使用可能な遊技媒体貸機と、島の一端に
設けられ内部に制御部とを備えた島システム機と、前記
遊技媒体貸機に投入された100円硬貨及び500円硬
貨を回収する硬貨回収搬送装置と、千円紙幣及び五千円
及び一万円を回収する紙幣回収搬送装置とを上下に備え
た遊技場設備において、前記遊技媒体貸機に投入された
100円硬貨及び500円硬貨は硬貨回収搬送装置で島
システム機まで回収し、回収した100円硬貨及び50
0円硬貨のうち500円硬貨を硬貨補給搬送装置にて前
記遊技媒体貸機内へ釣銭用として再利用し、前記遊技媒
体貸機に投入された千円紙幣及び五千円及び一万円は紙
幣回収搬送装置で島システム機まで回収し、回収した千
円紙幣及び五千円及び一万円のうち千円紙幣を逆両替用
の千円紙幣として再利用する構成としたものである。
【0009】また、本発明の請求項2の遊技場設備は、
請求項1記載の遊技場設備において、前記島システム機
は、正面に500円硬貨投入口と、千円紙幣払出し口に
千円紙幣を払出す紙幣払出し機と、500円硬貨返却口
に500円硬貨を払出す硬貨払出し機とを備え、前記5
00円硬貨投入口に連接して逆両替機構を設け、該逆両
替機構にて投入した500円硬貨の枚数を偶数枚か、奇
数枚かを検出し、投入した500円硬貨が偶数枚の時
は、前記制御部にて該当する千円紙幣の枚数に換算し、
一方、投入した500円硬貨が奇数枚の時は、前記制御
部にて該当する千円紙幣の枚数と釣銭の500円硬貨1
枚を換算して前記千円紙幣払出し口に千円紙幣を払出
し、前記500円硬貨返却口に500円硬貨をそれぞれ
払出す構成としたものである。
【0010】
【作用】請求項1では、台間玉貸機に投入された硬貨の
うち500円硬貨のみが、硬貨補給搬送装置にて各台間
玉貸機内へ釣銭用として再利用されるため、遊技店にお
ける釣銭(500円硬貨)の準備金が少なくて済むよう
に成るので店員の作業が軽減される。さらに、台間玉貸
し機に投入された紙幣のうち千円紙幣も島端に設けた島
システム機の逆両替機構に関する払い出し用として再利
用されるため、店員による島システム機への千円紙幣の
補充作業も合わせて軽減することが出来るので、より店
員の作業効率が向上するという顕著な効果となる。
【0011】また、請求項2では、顧客が台間玉貸機か
ら釣銭用として払い出された多数枚の500円硬貨を島
システム機の500円硬貨投入口に投入された500円
硬貨は硬貨補給搬送装置にて各台間玉貸し機へ釣銭用と
して使用することが出来るため、500円硬貨が同一の
島内にて循環することで日々新たな500円硬貨を準
備、補充する店員の作業が軽減される。さらに顧客が多
数枚所持(台間玉貸機から釣銭として払出された)した
500円硬貨を無造作に同じ島内の島システム機の50
0円硬貨投入口に投入しても逆両替機構にて偶数枚か、
奇数枚かを検出し、偶数枚の時(換算し)は該当する枚
数の千円紙幣に逆両替し、奇数枚の時(換算し)は該当
する枚数の千円紙幣と釣銭の500円硬貨1枚をそれぞ
れの紙幣払出し口及び硬貨返却口に払出すため、顧客は
いちいち逆両替表示器にて逆両替可能か確認しなくても
所定の逆両替を行うことが出来る。そのため、使い勝手
が良く、不慣れな顧客であっても操作し易いという顕著
な効果を有している。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこの実施例にのみ限定されるものではない。
【0013】さて、本発明の遊技場設備である逆両替機
構付の島システムの一実施例に付いて説明する。図1は
逆両替機構付の島システムに於ける島の斜視図であり、
図2は台間玉貸機2の正面図であるが、複数の遊技台
(図示せず)に隣接して台間玉貸機2が配置されてお
り、島1の一端部に設けた逆両替機構付の島システム機
4と前記台間玉貸機2との間に高額紙幣を回収する紙幣
搬送路(紙幣回収搬送装置)3と、100円及び500
円硬貨の搬送を行う硬貨回収路(硬貨回収搬送装置)3
0とが遊技島内の上下長手方向に備えると共に、500
円硬貨を補給用として再利用する硬貨補給路(硬貨補給
搬送装置)31も備えれている。
【0014】前記台間玉貸機2に於いては、下方に紙幣
挿入口21が設けられて1万円迄の紙幣の受け入れが可
能となっている。この内部には紙幣識別装置が設置され
ており挿入された紙幣の適・不適とその金種(千円紙
幣、5千円、1万円)を識別して制御部8に記憶処理し
前記紙幣搬送路3を介して逆両替機構付の島システム機
4内の各紙幣スタッカー48に送り収納する。正面最上
部に硬貨投入口22が設けられている。また2aは50
0円と表記された玉貸ボタン、2bは1000円と表記
された玉貸ボタン、2cは精算ボタンであって、希望す
る貸玉金額を指定して玉貸ボタン2aまたは2bを操作
すれば内部の貸玉計数機構が作動して正面中央下部の玉
壷20内にパチンコ玉が排出される。また精算ボタン2
cを操作すると内部の釣銭計数機構が作動して正面下部
の硬貨返却口23に釣銭が払戻されるようになってい
る。
【0015】符号25はLED表示による玉貸残数表示
部で、硬貨投入口22または紙幣挿入口21から受入さ
れた金種を2桁で表示し、内部の貸玉計数機構が玉切動
作をする毎に減算表示する。符号24はLED表示によ
る受入紙幣表示部で、前記紙幣挿入口21から挿入され
た適正紙幣の金種を1桁で表示し、限度額までの貸玉処
理または中途での精算ボタン2c操作で釣銭処理が終了
した時点で0表示に戻る。尚符号25は硬貨返却レバー
である。
【0016】従来の台間玉貸機は千円紙幣までしか使用
出来ず、またその際に貸玉と釣銭とが一括して放出され
るため、放出された釣銭の置き場所や出し入れが厄介で
あり、また玉貸しが生ずる都度硬貨等を投入しなくては
ならないため、投入する動作自体が面倒であったが、本
実施例の台間玉貸機2では、これとは異なり5千円や1
万円等の高額紙幣が使用可能であるうえ、挿入された高
額紙幣の金額が一旦RAMに記憶されて、玉貸ボタン2
a,2bの操作で投入金額の限度額まで続けて貸玉処理
が可能で、且つ精算ボタン2cの操作で最後に一括して
精算処理することが可能となっている点に特徴がある。
【0017】次に、図3は島端に設けられた逆両替機構
付の島システム機4の正面図であり、図4はその内部に
設置された逆両替装置部6の内部構造図であり、図5は
硬貨連続投入機構(逆両替機構)60の側面図であり、
図6は500円硬貨払出部7の内部構造図であるが、本
実施例に於いては逆両替時に投入される硬貨は500円
とし、500円玉の数÷2の枚数分だけ千円紙幣に両替
され、端数(釣銭)が有れば500円硬貨を1枚だけ払
戻すように設定されている。逆両替機構付の島システム
機4は頂上部に表示ボックス53が載置され、上部には
500円硬貨投入口50とLED表示による受入金額表
示部52が設けられ、中部には千円紙幣払出口(紙幣払
出し機)54と500円硬貨返却口51とが並設されて
いる。図3で破線表示をした500円硬貨投入口50か
ら500円硬貨返却口51に至る部位は島システム4内
部の逆両替装置部6の取付位置を表わしている。
【0018】当該逆両替装置部6に於いて61は500
円硬貨の順送りレバーで、その先端に硬貨を係留する第
1の突起62a、次位の硬貨を係留する第2の突起62
bが設けられ、63は順送りソレノイドで前記順送りレ
バー61に接続され、64は順送りセンサーで第1の突
起62aに係留された硬貨を検出するようになってお
り、投入された500円硬貨が第1の突起62aに係留
されると、順送りセンサー64はその検出信号で順送り
ソレノイド63を励磁し、該順送りソレノイド63が順
送りレバー61を下方向に回動させ、第1の突起62a
による係留を解除し、次位の硬貨を第2の突起62bに
係留する。第1の突起62aによる係留が解除された硬
貨はコインセレクター65に入るが、コインセレクター
65は硬貨通路66に臨設されて通過する500円硬貨
の適・不適を識別する。硬貨が適正であれば硬貨マガジ
ン70に分岐集積し、不適正硬貨は硬貨通路67を落下
して500円硬貨返却口51に排出される。
【0019】7は硬貨払出部(硬貨払出し機)であり、
後述するように投入硬貨が奇数枚である場合に(500
円硬貨投入数÷2)枚の千円紙幣と500円硬貨1枚が
払出されるが、この1枚の硬貨を払出すものであり、払
出指令に基づいて起動する払出しモータ71が硬貨1枚
を落下させる押出しプレート72を操作し、当該押出し
プレート72に摺接するスイッチ73が払出しモータ7
1を1回転で停止抑制し、押出しプレート72によって
ここより押出され落下した硬貨は前記落下通路67に合
流して500円硬貨返却口51から払戻されるように構
成されている。尚、前記表示ボックス53は、島システ
ム機4の制御部8が、台間玉貸機2や紙幣搬送路3など
で異常が発生した場合には、前面の表示ランプが該当す
る箇所を点灯表示する。また頂部には係員に異常発生を
知らせる回転点灯表示灯が載置されている。
【0020】図7は本実施例制御部8のブロックダイア
グラムであり主にCPU、ROM、RAMより成ってお
り、ROMに書き込まれたプログラムで制御されINP
UTポートより外部データを取り込み、バッテリーでバ
ックアップされたRAMとの間でデータバスとアドレス
バスとを介してデータの授受を行いつつ演算処理し、処
理データを必要によりOUTPUTポートへ出力するよ
うに設定されている。図8及び図9は上述した制御を実
行するフローチャートであり、図中のn101乃至n1
17はフローチャートの各ステップを示す。以下INP
UTポート及びOUTPUTポートの主要部分の動作を
図10及び図11に示すタイムチャートを参照しながら
説明する。
【0021】先ず、投入される500円硬貨が偶数枚の
場合、逆両替機構付の島システム機4の500円硬貨投
入口50に投入され、逆両替装置部6の硬貨連続投入機
構60の順送りセンサー64がONになると(ステップ
n101)、順送りソレノイド63を作動させ順送りレ
バー61を回動させて500円硬貨を1枚ずつ送り出す
が(ステップn102)、次段のコインセレクター65
で硬貨の適・不適を検査し、適正なものであれば500
円の受入表示52を行い(ステップn103〜n10
4)、不適正であれば硬貨通路51を経て500円硬貨
返却口51に落下排出させ(ステップn113)、適正
であれば3秒タイマーをセットし、初期値0である内部
データに+1(加算)を行い(ステップn105〜n1
06)、3秒以内に次の硬貨が続いて投入され順送りセ
ンサー64がONとなれば3秒タイマーをリセットして
(ステップn107→n114)、ステップn102へ
戻るが、順送りセンサー64がONにならない時には3
秒カウントし続け、この間順送りセンサー64を監視し
続ける(ステップn107〜n108のルーチン)。
【0022】500円硬貨の投入が終了したことが分か
ると(ステップn108)、ステップn106の内部デ
ータを調べ、この値が偶数であれば、2の除算を行い
(即ち500円硬貨投入数÷2)演算結果の数値分だけ
の千円紙幣を島システム機4の千円紙幣払出口54から
払出す訳である(ステップn110)。この紙幣払出し
が終了しているかチェックし(ステップn111)、未
完であればステップn110に戻り、完了していればス
テップn110の内部データをクリアすると共に、前記
受入表示をクリアしてステップn101に戻るのである
(ステップn112)。
【0023】次に、投入される500円硬貨が奇数枚の
場合には、ステップn109より分岐してステップn1
15に移り、スイッチ73を制御して払出しモータ71
を1回転させ押出しプレート72により硬貨マガジン7
0内の500円硬貨1個を前記硬貨通路67に排出し
て、島システム機4の500円硬貨返却口51より払い
戻した後、ステップn106の内部データを−1(減
算)し、この結果の値に対して、2の除算を行い(即ち
500円硬貨投入数÷2)、演算結果の数値分の千円紙
幣を島システム機4の千円紙幣払出口54から払出し
(ステップn110)、この紙幣払出しが終了している
かチェックし(ステップn111)、未完の場合にはス
テップn110に戻り、完了していればステップn11
0の内部データをクリア(初期値0)すると共に、受入
表示をクリア(ステップn112)した後ステップn1
01に戻るのであり、この結果奇数枚の500円硬貨に
対して(500円硬貨投入数÷2)枚の千円紙幣と50
0円硬貨1枚が払い出されるのである。
【0024】尚、図10は前記内部データが偶数の場合
のタイミングチャートであり、前記ステップn101に
T1が、ステップn102にT2が、ステップn103
にT3が夫々対応し、T4では当然パルスが発生してお
らず、ステップn110にT5が対応しており、また図
11は前記内部データが奇数の場合のタイミングチャー
トであって、前記ステップn101にT1が、ステップ
n102にT2が、ステップn103にT3が夫々対応
し、T4では当然パルスが1つ(500円硬貨1枚に相
当)発生しており、ステップn110にT5が対応して
いる。上記何れの場合でも、続けて投入される500円
硬貨の投入間隔が3秒以内であればコインセレクター6
5のセレクタ信号は1カウントずつ加算され、最後の5
00円硬貨の投入以後3秒を経過して初めて上述したス
テップn110での、2による除算が為され精算される
訳であり、このことは逆両替したい500円硬貨は全て
の投入間隔を3秒以内に連続して行わなければならず、
暫くもたついて3秒を経過して以後は紙幣払出し完了ま
で何個投入しても前記硬貨通路67に落とされ返却され
て終い、逆両替はそれ以前の分に対してだけ為されるこ
とを意味するのである。尚、本実施例ではこの投入間隔
を3秒に設定しているが、その他の秒数が任意に設定可
能である。
【0025】さて図2に於いて精算ボタン2cを押す
と、場合によっては19枚もの多量の500円硬貨が硬
貨返却口23より払戻され、この後では台間玉貸機2に
硬貨の補充が為されなくてはならない訳であるが、図4
で硬貨マガジン70に備蓄されている500円硬貨が硬
貨送出通路74に排出され最終的に図1の本島システム
の硬貨補給路31を搬送されて台間玉貸機2に補充され
る。また台間玉貸機2の硬貨投入口22に投入され回収
された100円及び500円の混合硬貨は本島システム
の硬貨回収路30を通って、島システム機4内の100
円・500円振分け部41で選別され、100円硬貨は
100円金庫42に保管され500円硬貨はホッパ44
に備蓄され、この後ホッパシュート45を経て、本島シ
ステムの硬貨補給路31に搬送されて台間玉貸機2に補
充される。
【0026】一方、逆両替を行った逆両替機構付の島シ
ステム機4でも千円紙幣の補充が必要であるが、これは
次のような手順で島システム機4に補充される。即ち、
台間玉貸機2の紙幣挿入口21に挿入され識別された適
正な千円、5千円、1万円紙幣は、本島システムの紙幣
搬送路3を経て識別部46及び札振分け部47で処理さ
れ、島システム機4内に設けた各々金種別のスタッカ4
8に保管される。この内千円用スタッカに保管されてい
る千円紙幣が前述したステップn110の紙幣払出に再
利用される訳である。尚、前記識別部46及び札振分け
部47を島システム機4内に取り込むことも可能であ
る。
【0027】本実施例によれば、台間玉貸機2で高額紙
幣迄の使用が可能であり、挿入された高額紙幣の金額が
一旦RAMに記憶されその限度額まで続けて貸玉処理を
受けることが可能であり且つ精算ボタン2cの操作で最
後に一括して精算処理することが可能であるから、玉貸
しが生ずる都度硬貨等を投入せずとも済むのでゲームに
集中することが出来る。また台間玉貸機2より払い出さ
れる500円硬貨を同じ島の逆両替機構付の島システム
機4で逆両替することが出来、顧客はわざわざカウンタ
ー等まで足を運んで逆両替しなくても済むため顧客の利
便性が向上し、店員の作業、労力を軽減することが可能
で、この時硬貨を続けて入れ終われば、他に何の操作も
行うことなく自動的に逆両替されるから、操作自体が簡
単で老婦女子にも分かり易く円滑に逆両替出来る。また
同一の島内に於いて500円硬貨等の硬貨をリサイクル
して両替時の釣銭として使用することが出来、同時に島
システム機への千円紙幣の自動補充が可能と成り、島単
位での売上の管理・制御が行えるためホール側にとって
も大きなメリットが生じている。
【0028】尚、本発明は上述した実施例に限定されな
いから、例えば本島システムの全体はパチンコ以外のゲ
ーム機に関しても適用可能で、本島システムは硬貨回収
路や硬貨補給路の位置が変更されるなど構成が変わるこ
ともあり、台間玉貸機の設置を遊技台に対して1対1に
対応させ玉壷に回動自在の玉供給樋を取り付け隣接した
遊技台の玉受皿内に直接供給出来るように構成すること
も好ましく、島システム機4には逆両替機構以外の例え
ば両替機や景品玉計数器等の装置を併設することも出
来、逆両替機構は500円硬貨を2個感知する毎に処理
して1枚の千円札を払い出すように設定しても良く、ま
た上記逆両替し得る硬貨の種類を500円として説明し
たが例えば100円硬貨でもよく、コインセレクター等
を選定するかまたは追加すれば済む訳であり、逆両替中
に発生したトラブルを表示する装置を設けることなども
望ましい。
【0029】また、逆両替の方法としては、上述の硬貨
投入間隔の時間を設定せずに、例えば島システム機4の
前面部に複数個の押ボタンを設け、押ボタンに2枚、4
枚、6枚、8枚、10枚というような表示を行ない、あ
る押ボタンを押し、硬貨を投入させて該当する硬貨枚数
に到達した時点で、千円紙幣を払出し、この時余分な硬
貨が投入されたら、その分を返却させる方法であっても
よい。
【0030】
【発明の効果】叙上の如く、本発明は請求項1によれ
ば、台間玉貸機に投入された硬貨のうち500円硬貨の
みが、硬貨補給搬送装置にて各台間玉貸機内へ釣銭用と
して再利用されるため、遊技店における釣銭(500円
硬貨)の準備金が少なくて済むように成るので店員の作
業が軽減される。さらに、台間玉貸し機に投入された紙
幣のうち千円紙幣も島端に設けた島システム機の逆両替
機構に関する払い出し用として再利用されるため、店員
による島システム機への千円紙幣の補充作業も合わせて
軽減することが出来るので、より店員の作業効率が向上
するという顕著な効果を有している。
【0031】叙上の如く、本発明は請求項2によれば、
顧客が台間玉貸機から釣銭用として払い出された多数枚
の500円硬貨を島システム機の500円硬貨投入口に
投入された500円硬貨は硬貨補給搬送装置にて各台間
玉貸し機へ釣銭用として使用することが出来るため、5
00円硬貨が同一の島内にて循環することで日々新たな
500円硬貨を準備、補充する店員の作業が軽減され
る。さらに顧客が多数枚所持(台間玉貸機から釣銭とし
て払い出された)した500円硬貨を無造作に同じ島内
の島システム機の500円硬貨投入口に投入しても逆両
替機構にて偶数枚か、奇数枚かを検出し、偶数枚の時
(換算し)は該当する枚数の千円紙幣に逆両替し、奇数
枚の時(換算し)は該当する枚数の千円紙幣と釣銭の5
00円硬貨1枚をそれぞれの紙幣払い出し口及び硬貨返
却口に払い出すため、顧客はいちいち逆両替表示器にて
逆両替可能か確認しなくても所定の逆両替を行うことが
出来る。そのため、使い勝手が良く、不慣れな顧客であ
っても操作し易いという顕著な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】逆両替機構付の島システムに於ける島の斜視図
である。
【図2】台間玉貸機2の正面図である。
【図3】島端に設けられた逆両替機構付の島システム機
4の正面図である。
【図4】島システム機4の内部に設置された逆両替装置
部6の内部構造図である。
【図5】硬貨連続投入機構60の側面図である。
【図6】500円硬貨払出部7の内部構造図である。
【図7】本実施例の制御部8のブロックダイアグラムで
ある。
【図8】制御を実行するフローチャートである。
【図9】制御を実行するフローチャートである。
【図10】内部データ値が偶数の場合のタイミングチャ
ートである。
【図11】内部データ値が奇数の場合のタイミングチャ
ートである。
【図12】島システム機4の内部構造図である。
【符号の説明】
2 台間玉貸機(遊技媒体貸出機) 21 紙幣挿入口 22 硬貨投入口 23 硬貨返却口 3 紙幣搬送路(紙幣回収搬送装置) 30 硬貨回収路(硬貨回収搬送装置) 31 硬貨補給路(硬貨補給搬送装置) 4 島システム機 50 500円硬貨投入口 51 500円硬貨返却口 54 千円紙幣払出口(紙幣払出し機) 6 逆両替装置部 60 硬貨連続投入機構(逆両替機構) 61 順送りレバー 63 順送りソレノイド 64 順送りセンサー 65 コインセレクター 66 硬貨通路 67 硬貨通路 7 硬貨払出部(硬貨払出し機) 70 硬貨マガジン 71 払出しモータ 72 押出しプレート 73 スイッチ 74 硬貨送出通路 8 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技台に隣接して配置され、10
    0円硬貨及び500円硬貨と千円紙幣及び五千円及び一
    万円の何れの紙幣も使用可能な遊技媒体貸機と、島の一
    端に設けられ内部に制御部とを備えた島システム機と、
    前記遊技媒体貸機に投入された100円硬貨及び500
    円硬貨を回収する硬貨回収搬送装置と、千円紙幣及び五
    千円及び一万円を回収する紙幣回収搬送装置とを上下に
    備えた遊技場設備において、 前記遊技媒体貸機に投入された100円硬貨及び500
    円硬貨は硬貨回収搬送装置で島システム機まで回収し、
    回収した100円硬貨及び500円硬貨のうち500円
    硬貨を硬貨補給搬送装置にて前記遊技媒体貸機内へ釣銭
    用として再利用し、前記遊技媒体貸機に投入された千円
    紙幣及び五千円及び一万円は紙幣回収搬送装置で島シス
    テム機まで回収し、回収した千円紙幣及び五千円及び一
    万円のうち千円紙幣を逆両替用の千円紙幣として再利用
    する構成としたことを特徴とする遊技場設備。
  2. 【請求項2】 前記島システム機は、正面に500円硬
    貨投入口と、千円紙幣払出し口に千円紙幣を払出す紙幣
    払出し機と、500円硬貨返却口に500円硬貨を払出
    す硬貨払出し機とを備え、前記500円硬貨投入口に連
    接して逆両替機構を設け、該逆両替機構にて投入した5
    00円硬貨の枚数を偶数枚か、奇数枚かを検出し、投入
    した500円硬貨が偶数枚の時は、前記制御部にて該当
    する千円紙幣の枚数に換算し、一方、投入した500円
    硬貨が奇数枚の時は、前記制御部にて該当する千円紙幣
    の枚数と釣銭の500円硬貨1枚を換算して前記千円紙
    幣払出し口に千円紙幣を払出し、前記500円硬貨返却
    口に500円硬貨をそれぞれ払出す構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の遊技場設備。
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