JP2955393B2 - 輸送枠への庇ユニット取付構造 - Google Patents

輸送枠への庇ユニット取付構造

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JP2955393B2
JP2955393B2 JP11487891A JP11487891A JP2955393B2 JP 2955393 B2 JP2955393 B2 JP 2955393B2 JP 11487891 A JP11487891 A JP 11487891A JP 11487891 A JP11487891 A JP 11487891A JP 2955393 B2 JP2955393 B2 JP 2955393B2
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直美 津恵
啓一 中村
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RIKO KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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RIKO KOGYO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅用の庇ユ
ニットを製造工場から建築現場まで輸送する際に、その
庇ユニットを所定の輸送枠に取り付けるための構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−78950号公報に
記載されているような庇ユニットが知られている。そし
て、図6〜図8に示すように、製造工場で作成されたユ
ニット住宅用の庇ユニット5は、輸送枠10に取り付け
られ、その庇ユニット5を組み付けるべきユニット住宅
の建築現場へ輸送される。
【0003】図6に示すように、輸送枠10において
は、複数本(図中4本)の庇ユニット取付用梁部材1が、
互いに平行に且つ水平に配設され、支柱2および小柱3
により枠部材4に取付・固定されるとともに、輸送すべ
き庇ユニット5をボルト締めにて各梁部材1に取り付け
るべく、各梁部材1に、上下一対のボルト穴1a,1a
が適当な位置(庇ユニット5の長さ,形状に応じた位置)
に多数形成されている。
【0004】また、図7に示すように、庇ユニット5に
おいては、実際にユニット住宅の所定箇所に組み付ける
ために、庇アーム5aが複数本設けられるとともに、各
庇アーム5aの先端にはフランジ部5bが設けられ、庇
ユニット5をボルト締めにてユニット住宅側に取り付け
るべく、フランジ部5bに上下一対のボルト穴(取付穴)
5c,5cが形成されている。なお、梁部材1における
上下一対のボルト穴1a,1aは、このフランジ部5b
の上下一対のボルト穴5c,5cに対応して形成されて
いる。
【0005】そして、輸送枠10に庇ユニット5を取り
付ける際には、図7に示すように、庇ユニット5の各フ
ランジ部5bにおけるボルト穴5c,5cを梁部材1に
おけるボルト穴1a,1aに合わせた後、これらのボル
ト穴1a,5cにボルト6を貫通させ、ワッシャー8を
介してナット7をボルト6に螺合させて締め付けること
により、庇ユニット5が梁部材1に対して固定され、図
8に示すように、輸送枠10に庇ユニット5が取り付け
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輸送枠への庇ユニット取付手段では、輸送枠10に庇ユ
ニット5を取り付けるために、ボルト6とナット7とを
締め付ける作業を多数の箇所で行なっているので、輸送
枠10への庇ユニット5の取付作業のみならず、輸送枠
10からの庇ユニット5の取外し作業にも多大な時間を
要してしまう。
【0007】また、輸送枠10に庇ユニット5を取り付
けるために用いたボルト6,ナット7,ワッシャー8
は、輸送先の建築現場において取外し後にはゴミとして
廃棄されてしまい材料費の無駄となるほか、輸送枠10
の梁部材1には多数のボルト穴1aを予め形成しておく
必要があり、輸送枠10の生産コストが増大する要因と
なっていた。
【0008】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、ボルト,ナットを用いることなく庇ユニッ
トの取付を行なえるようして、その取付/取外し作業の
簡易化および時間短縮をはかるとともに、輸送枠におけ
るボルト穴を不要とし輸送枠の生産コストの低減をも実
現した、輸送枠への庇ユニット取付構造を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の輸送枠への庇ユニット取付構造は、庇ユニ
ットを所定箇所に取り付けるべく前記庇ユニットの庇ア
ーム先端のフランジ部に形成された上下一対の取付穴を
利用して、輸送枠の梁部材に前記庇ユニットを取り付け
るものにおいて、前記梁部材の上下幅を前記上下一対の
取付穴の間隔よりも小さく設定し、前記庇ユニットの取
付時に前記梁部材を挾み前記フランジ部に対向して配置
される取付具をそなえ、この取付具に、前記梁部材の上
下側を通過して前記上下一対の取付穴にそれぞれ差し込
まれる上下一対のピン部材を設けたことを特徴としてい
る。
【0010】また、前記上下一対の取付穴に前記上下一
対のピン部材を差し込み前記梁部材を挾んで前記のフラ
ンジ部と取付具とを対向配置した状態で、これらのフラ
ンジ部および取付具を外側から挾み込んで固定する固定
具をそなえてもよい。
【0011】
【作用】上述した本発明の輸送枠への庇ユニット取付構
造では、庇ユニットのフランジ部を輸送枠の梁部材の適
当な位置に配した後、梁部材を挾んで取付具をフランジ
部に対向配置し、その取付具の上下一対のピン部材を、
フランジ部に形成された上下一対の取付穴に差し込むこ
とにより、庇ユニットが輸送枠の梁部材に取り付けられ
る。このとき、上下一対のピン部材は、梁部材の上下側
をそれぞれ通過してフランジ部の上下一対の取付穴に差
し込まれる。
【0012】また、前述のように取付具により庇ユニッ
トを輸送枠の梁部材に取り付けた状態で、固定具により
フランジ部および取付具を外側から挾み込むことで、取
付具のピン部材がフランジ部の取付穴から抜けるのを防
止することができ、庇ユニットの取付状態が確実に保持
されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
輸送枠への庇ユニット取付構造について説明すると、図
1はその分解斜視図、図2はその要部を拡大して示す分
解斜視図、図3はその要部を示す側面図、図4(a),
(b)はそれぞれ本実施例の取付具を示す側面図および正
面図、図5(a),(b)はそれぞれ本実施例の固定具を示
す側面図および正面図である。
【0014】本実施例においても、図1に示すように、
製造工場で作成されたユニット住宅用の庇ユニット5を
輸送枠11に取り付けて、その庇ユニット5を組み付け
るべきユニット住宅の建築現場へ輸送する場合について
説明する。
【0015】従来と同様に、庇ユニット5においては、
庇アーム5aが複数本設けられるとともに、各庇アーム
5aの先端にはフランジ部5bが設けられ、庇ユニット
5をボルト締めにてユニット住宅側に取り付けるべく、
フランジ部5bに上下一対のボルト穴(取付穴)5c,5
cが形成されている。
【0016】また、本実施例の輸送枠11においては、
複数本(図1中には1本のみ示し他のものの図示は省略
している)の庇ユニット取付用梁部材12が、互いに平
行に且つ水平に配設され、支柱13等に取付・固定され
ている。
【0017】そして、輸送枠11の梁部材12は、図3
に示すごとく、その上下幅がフランジ部5bに形成され
た上下一対のボルト穴5c,5cの間隔よりも小さくな
るように形成されている。
【0018】一方、梁部材12への庇ユニット5の取付
時には、図4(a),(b)に示すような取付具14と、図
5(a),(b)に示すような固定具15とが用いられる。
【0019】取付具14は、図2〜図4に示すように、
梁部材12への庇ユニット5の取付時に、梁部材12を
挾みフランジ部5bに対向して配置されるもので、この
取付具14のフランジ部5bとの対向面側には、梁部材
12の上下側を通過して上下一対のボルト穴5c,5c
にそれぞれ差し込まれる上下一対のピン部材14a,1
4aが設けられ、取付具14の前記対向面の裏面側(外
側)には、後述する固定具15のスリット部15aに嵌
まり込む凸部14bが突設されている。
【0020】また、固定具15は、図2,図3および図
5に示すように、上下一対のボルト穴5c,5cに上下
一対のピン部材14a,14aを差し込み梁部材12を
挾んでフランジ部5bと取付具14とを対向配置した状
態で、上方から差し込むことによりフランジ部5bおよ
び取付具14を外側から挾み込んで固定するフォーク状
のもので、この固定具15には、差し込み固定時に取付
具14の外側の凸部14bに嵌まり込むスリット部15
aが形成されている。
【0021】上述の構成により、輸送枠11に庇ユニッ
ト5を取り付ける際には、図1に示すように、庇ユニッ
ト5の各フランジ部5bを、輸送枠11の梁部材12に
沿う適当な位置に配するとともに、各フランジ部5bに
おけるボルト穴5c,5cがそれぞれ梁部材12の上下
側に位置するように配設する。
【0022】この後、取付具14を、梁部材12を挾ん
でフランジ部5bに対向配置し、この取付具14の上下
一対のピン部材14a,14aを、それぞれ梁部材12
の上下側を通過させて、フランジ部5bに形成された上
下一対のボルト穴5c,5cに差し込む。
【0023】このような状態で、固定具15を上方から
差し込みフランジ部5bおよび取付具14を外側から挾
み込むことで、取付具14のピン部材14a,14aが
フランジ部5bのボルト穴5c,5cから抜けるのを防
止できる。
【0024】また、このとき、本実施例では、固定具1
5のスリット部15aに、取付具14の外側に形成され
た凸部14bが嵌め込まれるため、固定具15の梁部材
12長手方向への移動も規制されるため、取付具14に
よる庇ユニット5の取付状態が確実に保持される。
【0025】このように、本実施例の取付構造によれ
ば、前述した専用の取付具14および固定具15を用
い、これらの取付具14および固定具15を差し込むだ
けで、庇ユニット5を輸送枠11の梁部材12の任意の
位置に取り付けることができ、従来のようなボルト,ナ
ット等が全く不要となる。
【0026】従って、ボルト,ナット等を用いることな
く庇ユニット5の取付を行なえ、その取付/取外し作業
が極めて簡易に行なえ、作業時間も大幅に短縮すること
ができる。
【0027】また、取付具14および固定具15は容易
に回収して繰り返し用いることができ、従来のボルト,
ナットのように使い捨てとしないので、取付構造に要す
る材料費を削減することができるほか、庇ユニット5の
輸送先でゴミ(ボルト,ナット等)がでなくなる。
【0028】さらに、従来のようにボルト,ナットを用
いないので、輸送枠11の梁部材12にボルト穴を形成
する必要がなくなり、輸送枠11の生産コストを大幅に
低減することもできる。
【0029】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の輸送枠へ
の庇ユニット取付構造によれば、輸送枠の梁部材の上下
幅を庇ユニットのフランジ部における上下一対の取付穴
の間隔よりも小さく設定し、庇ユニットの取付時に梁部
材を挾みフランジ部に対向して配置される取付具をそな
え、この取付具に、梁部材の上下側を通過して上下一対
の取付穴にそれぞれ差し込まれる上下一対のピン部材を
設けることにより、ボルト,ナットを用いることなく庇
ユニットの取付を行なえるので、取付/取外し作業が簡
易化されるとともに作業時間が短縮されるほか、輸送枠
におけるボルト穴が不要となり輸送枠の生産コストが大
幅に低減されるなどの効果がある。
【0031】また、取付具により庇ユニットを輸送枠の
梁部材に取り付けた状態で、固定具によりフランジ部お
よび取付具を外側から挾み込むように構成したことで、
取付具のピン部材が取付穴から抜けるのを防止でき、庇
ユニットの取付状態を確実に保持できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての輸送枠への庇ユニッ
ト取付構造を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例の取付構造要部を拡大して示す分解斜
視図である。
【図3】本実施例の取付構造要部を示す側面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ本実施例の取付具を示す
側面図および正面図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれ本実施例の固定具を示す
側面図および正面図である。
【図6】従来の輸送枠を示す斜視図である。
【図7】従来の輸送枠への庇ユニットの取付手順を説明
するための分解斜視図である。
【図8】従来の輸送枠への庇ユニットの取付状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】 5 庇ユニット 5a 庇アーム 5b フランジ部 5c ボルト穴(取付穴) 11 輸送枠 12 庇ユニット取付用梁部材 13 支柱 14 取付具 14a ピン部材 14b 凸部 15 固定具 15a スリット部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送枠の梁部材に庇ユニットを取り付け
    るための構造であって、前記庇ユニットを所定箇所に取
    り付けるべく前記庇ユニットの庇アーム先端のフランジ
    部に形成された上下一対の取付穴を利用して、前記梁部
    材に前記庇ユニットを取り付ける構造において、 前記梁部材の上下幅が、前記上下一対の取付穴の間隔よ
    りも小さく設定され、 前記庇ユニットの取付時に前記梁部材を挾み前記フラン
    ジ部に対向して配置される取付具がそなえられ、 該取付具に、前記梁部材の上下側を通過して前記上下一
    対の取付穴にそれぞれ差し込まれる上下一対のピン部材
    が設けられていることを特徴とする輸送枠への庇ユニッ
    ト取付構造。
  2. 【請求項2】 前記上下一対の取付穴に前記上下一対の
    ピン部材を差し込み前記梁部材を挾んで前記のフランジ
    部と取付具とを対向配置した状態で、前記のフランジ部
    および取付具を外側から挾み込んで固定する固定具がそ
    なえられたことを特徴とする請求項1記載の輸送枠への
    庇ユニット取付構造。
JP11487891A 1991-05-20 1991-05-20 輸送枠への庇ユニット取付構造 Expired - Lifetime JP2955393B2 (ja)

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JPH08128164A JPH08128164A (ja) 1996-05-21
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