JP2955128B2 - スクロール型流体機械 - Google Patents
スクロール型流体機械Info
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- JP2955128B2 JP2955128B2 JP18731992A JP18731992A JP2955128B2 JP 2955128 B2 JP2955128 B2 JP 2955128B2 JP 18731992 A JP18731992 A JP 18731992A JP 18731992 A JP18731992 A JP 18731992A JP 2955128 B2 JP2955128 B2 JP 2955128B2
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- Japan
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- oil
- scroll
- thrust surface
- lubricating oil
- orbiting
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- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機、膨張機等として
用いうるスクロール型流体機械に関する。
用いうるスクロール型流体機械に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の１例が図３
及び図４に示されている。密閉ハウジング８の内部には
その上部にスクロール型圧縮機構Ｃが、下部に電動モー
タＭが配設され、これらは回転シャフト５を介して互い
に連動連結されている。電動モータＭはロータMaとステ
ータMbとからなり、ロータMaは回転シャフト５に固定さ
れ、ステータMbは密閉ハウジング８に固定されている。
及び図４に示されている。密閉ハウジング８の内部には
その上部にスクロール型圧縮機構Ｃが、下部に電動モー
タＭが配設され、これらは回転シャフト５を介して互い
に連動連結されている。電動モータＭはロータMaとステ
ータMbとからなり、ロータMaは回転シャフト５に固定さ
れ、ステータMbは密閉ハウジング８に固定されている。
【０００３】スクロール型圧縮機構Ｃは固定スクロール
１、旋回スクロール２、旋回スクロール２の公転旋回運
動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等
の自転阻止機構３、フレーム６等からなる。回転シャフ
ト５の上端は上部軸受71を介してフレーム６に軸支さ
れ、下端は下部軸受72を介してステイ31に軸支されてい
る。
１、旋回スクロール２、旋回スクロール２の公転旋回運
動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等
の自転阻止機構３、フレーム６等からなる。回転シャフ
ト５の上端は上部軸受71を介してフレーム６に軸支さ
れ、下端は下部軸受72を介してステイ31に軸支されてい
る。
【０００４】固定スクロール１は端板11とその内面に立
設されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11の中央
部には吐出ポート13が設けられている。
設されたうず巻状ラップ12とを備え、この端板11の中央
部には吐出ポート13が設けられている。
【０００５】旋回スクロール２は端板21とその内面に立
設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21の外面
に立設されたボス23内にドライブブッシュ54が旋回軸受
73を介して回転自在に嵌装されている。このドライブブ
ッシュ54に穿設された穴55内には回転シャフト５の上端
から突出する偏心ピン53が回転自在に嵌合されている。
設されたうず巻状ラップ22とを備え、この端板21の外面
に立設されたボス23内にドライブブッシュ54が旋回軸受
73を介して回転自在に嵌装されている。このドライブブ
ッシュ54に穿設された穴55内には回転シャフト５の上端
から突出する偏心ピン53が回転自在に嵌合されている。
【０００６】固定スクロール１と旋回スクロール２とを
相互に所定距離だけ偏心させ、かつ、180 °だけ角度を
ずらせて噛み合わせることによって複数個の密閉空間24
が形成されている。
相互に所定距離だけ偏心させ、かつ、180 °だけ角度を
ずらせて噛み合わせることによって複数個の密閉空間24
が形成されている。
【０００７】フレーム６は密閉ハウジング８に固定さ
れ、このフレーム６の上面に形成された円形状のスラス
ト面65は旋回スクロール２の外面と摺接して旋回スクロ
ール２を支持している。スラスト面65には、図４に示す
ように、放射状に伸びる多数の給油溝66が穿設されてい
る。回転シャフト５内下部には遠心式の油ポンプ51が設
置され、この油ポンプ51の吐出圧力は回転シャフト５の
回転数の増加に伴って増加するようになっている。
れ、このフレーム６の上面に形成された円形状のスラス
ト面65は旋回スクロール２の外面と摺接して旋回スクロ
ール２を支持している。スラスト面65には、図４に示す
ように、放射状に伸びる多数の給油溝66が穿設されてい
る。回転シャフト５内下部には遠心式の油ポンプ51が設
置され、この油ポンプ51の吐出圧力は回転シャフト５の
回転数の増加に伴って増加するようになっている。
【０００８】電動モータＭを駆動することによって偏心
ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73等からなる公
転旋回機構を介して旋回スクロール２が駆動され、旋回
スクロール２は自転阻止機構３によって自転を阻止され
ながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。
ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73等からなる公
転旋回機構を介して旋回スクロール２が駆動され、旋回
スクロール２は自転阻止機構３によって自転を阻止され
ながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。
【０００９】すると、ガスが吸入管82を経て密閉ハウジ
ング８内に入り、このガスは通路85、吸入通路15を通り
吸入室43から密閉空間24内に吸入される。そして、旋回
スクロール２の公転旋回運動により密閉空間24の容積が
減少するのに伴って圧縮されながら中央部に至り、吐出
ポート13から逆止弁17を押し開いて吐出室14内に入り、
ここから吐出管83を経て外部に吐出される。
ング８内に入り、このガスは通路85、吸入通路15を通り
吸入室43から密閉空間24内に吸入される。そして、旋回
スクロール２の公転旋回運動により密閉空間24の容積が
減少するのに伴って圧縮されながら中央部に至り、吐出
ポート13から逆止弁17を押し開いて吐出室14内に入り、
ここから吐出管83を経て外部に吐出される。
【００１０】これと同時に密閉ハウジング８内底部に形
成された油溜り81内に貯溜された潤滑油は油ポンプ51に
よって吸い上げられ、この回転シャフト５に穿設された
給油孔52を通って下部軸受72、上部軸受71及び偏心ピン
53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73等からなる公転旋
回機構に供給されてこれらを潤滑する。
成された油溜り81内に貯溜された潤滑油は油ポンプ51に
よって吸い上げられ、この回転シャフト５に穿設された
給油孔52を通って下部軸受72、上部軸受71及び偏心ピン
53、ドライブブッシュ54、旋回軸受73等からなる公転旋
回機構に供給されてこれらを潤滑する。
【００１１】公転旋回機構を潤滑した潤滑油及び穴55内
を流過した潤滑油はフレーム６の上面中央部に形成され
た室61に入る。そして、この室61内から潤滑油の一部が
スラスト面65に穿設された給油溝66内に入り、この給油
溝66を流れる過程で旋回スクロール２の公転旋回運動に
よりスラスト面65に引き出されてスラスト面65を潤滑す
る。そして、給油溝66を流過した潤滑油及びスラスト面
65を潤滑した潤滑油はスラスト面65の外周縁から流出し
て自転阻止機構３を潤滑する。一方、室61に入った余剰
の潤滑油は排油通路62を通って油溜り81に戻る。
を流過した潤滑油はフレーム６の上面中央部に形成され
た室61に入る。そして、この室61内から潤滑油の一部が
スラスト面65に穿設された給油溝66内に入り、この給油
溝66を流れる過程で旋回スクロール２の公転旋回運動に
よりスラスト面65に引き出されてスラスト面65を潤滑す
る。そして、給油溝66を流過した潤滑油及びスラスト面
65を潤滑した潤滑油はスラスト面65の外周縁から流出し
て自転阻止機構３を潤滑する。一方、室61に入った余剰
の潤滑油は排油通路62を通って油溜り81に戻る。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型流体機械においては、電動モータＭに供給される電流
の周波数をインバータにより増減してその回転速度を増
減すると、これに伴って油ポンプ51の吐出圧力が変動す
る。従って、低速回転時にスラスト面65に適量の潤滑油
を供給できるように油ポンプ51の吐出圧力を設定してお
くと、高速回転時には油ポンプ51の吐出圧力が上昇する
ため、スラスト面65に供給される潤滑油が過剰となり、
この結果、多量の潤滑油の飛沫が通路85及び吸入通路14
を流れるガスに伴われて密閉空間24に吸入されて油上が
り量( 吐出ガスに伴われて吐出される潤滑油量をいう)
が増大するという不具合があった。
型流体機械においては、電動モータＭに供給される電流
の周波数をインバータにより増減してその回転速度を増
減すると、これに伴って油ポンプ51の吐出圧力が変動す
る。従って、低速回転時にスラスト面65に適量の潤滑油
を供給できるように油ポンプ51の吐出圧力を設定してお
くと、高速回転時には油ポンプ51の吐出圧力が上昇する
ため、スラスト面65に供給される潤滑油が過剰となり、
この結果、多量の潤滑油の飛沫が通路85及び吸入通路14
を流れるガスに伴われて密閉空間24に吸入されて油上が
り量( 吐出ガスに伴われて吐出される潤滑油量をいう)
が増大するという不具合があった。
【００１3 】一方、高速回転時にスラスト面65に適量の
潤滑油が給油できるように設定しておくと、低速回転時
にはスラスト面65への給油量が不足し、潤滑不良を招く
という不具合があった。
潤滑油が給油できるように設定しておくと、低速回転時
にはスラスト面65への給油量が不足し、潤滑不良を招く
という不具合があった。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、固定スクロールと互いに噛み合わされる旋回ス
クロールをフレームに形成されたスラスト面上に摺動自
在に支持し、上記旋回スクロールを駆動する回転シャフ
トの回転数の増加によって吐出圧力が増大する油ポンプ
から吐出される潤滑油を上記旋回スクロールの公転旋回
機構を潤滑した後上記スラスト面に給油するスクロール
型流体機械において、上記公転旋回機構を潤滑した後の
余剰の潤滑油を排出するための排油通路の出口に逆Ｕ字
形のサイフォン管を接続し、このサイフォン管の頂部を
上記スラスト面よりも上方に位置せしめたことを特徴と
するスクロール型流体機械にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、固定スクロールと互いに噛み合わされる旋回ス
クロールをフレームに形成されたスラスト面上に摺動自
在に支持し、上記旋回スクロールを駆動する回転シャフ
トの回転数の増加によって吐出圧力が増大する油ポンプ
から吐出される潤滑油を上記旋回スクロールの公転旋回
機構を潤滑した後上記スラスト面に給油するスクロール
型流体機械において、上記公転旋回機構を潤滑した後の
余剰の潤滑油を排出するための排油通路の出口に逆Ｕ字
形のサイフォン管を接続し、このサイフォン管の頂部を
上記スラスト面よりも上方に位置せしめたことを特徴と
するスクロール型流体機械にある。
【００１５】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、回転シャフトの回転数の変化に伴って油ポンプの吐
出圧力が変化した場合、サイフォン管によって排油通路
から排出される潤滑油量が調整されるので、スラスト面
に供給される潤滑油量の変動巾が小さくなる。
め、回転シャフトの回転数の変化に伴って油ポンプの吐
出圧力が変化した場合、サイフォン管によって排油通路
から排出される潤滑油量が調整されるので、スラスト面
に供給される潤滑油量の変動巾が小さくなる。
【００１６】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。図
１はスクロール型圧縮機の部分的縦断面図である。公転
旋回機構を潤滑した後の余剰の潤滑油を排出するための
排油通路62の出口には逆Ｕ字形のサイフォン管63が取り
付けられており、このサイフォン管63の頂部63a はスラ
スト面65よりも上方に位置せしめられている。即ち、排
油通路62の位置を基準にとり、スラスト面65の高さをＺ
1 、サイフォン管63の頂部63a の高さをＺ2 とすると、
Ｚ1 ＜Ｚ2 の関係を有するようになっている。また、サ
イフォン管63の末端の流出口63b は排油通路62よりも下
方へＺ3 の高さに位置せしめられている。他の構成は図
３及び図４に示す従来のものと同様であり、対応する部
材には同じ符号が付されている。
１はスクロール型圧縮機の部分的縦断面図である。公転
旋回機構を潤滑した後の余剰の潤滑油を排出するための
排油通路62の出口には逆Ｕ字形のサイフォン管63が取り
付けられており、このサイフォン管63の頂部63a はスラ
スト面65よりも上方に位置せしめられている。即ち、排
油通路62の位置を基準にとり、スラスト面65の高さをＺ
1 、サイフォン管63の頂部63a の高さをＺ2 とすると、
Ｚ1 ＜Ｚ2 の関係を有するようになっている。また、サ
イフォン管63の末端の流出口63b は排油通路62よりも下
方へＺ3 の高さに位置せしめられている。他の構成は図
３及び図４に示す従来のものと同様であり、対応する部
材には同じ符号が付されている。
【００１７】しかして、スラスト面65に供給される潤滑
油量は回転シャフト５の回転数の変化に応じて図２に実
線で示すように変化する。なお、この図２において、破
線は従来の場合を示している。即ち、回転シャフト５が
低速で回転する図２の（イ）の領域にあっては、油ポン
プ51の吐出圧力が低いため、スラスト面65とサイフォン
管63の頂部63a との位置ヘッド差Ｚ1 −Ｚ2 により潤滑
油は排油通路62から排出されず、専らスラスト面65に供
給される。
油量は回転シャフト５の回転数の変化に応じて図２に実
線で示すように変化する。なお、この図２において、破
線は従来の場合を示している。即ち、回転シャフト５が
低速で回転する図２の（イ）の領域にあっては、油ポン
プ51の吐出圧力が低いため、スラスト面65とサイフォン
管63の頂部63a との位置ヘッド差Ｚ1 −Ｚ2 により潤滑
油は排油通路62から排出されず、専らスラスト面65に供
給される。
【００１８】回転シャフト５の回転数が増加した図２の
（ロ）の領域にあっては、油ポンプ51の吐出圧力の上昇
に基づいて増加した潤滑油量が排油通路62からサイフォ
ン管63を通りその頂部63a より満液にならない所謂堰の
流れ状態となって油溜り81へ排出されるので、スラスト
面65にはほぼ一定の潤滑油量が供給される。
（ロ）の領域にあっては、油ポンプ51の吐出圧力の上昇
に基づいて増加した潤滑油量が排油通路62からサイフォ
ン管63を通りその頂部63a より満液にならない所謂堰の
流れ状態となって油溜り81へ排出されるので、スラスト
面65にはほぼ一定の潤滑油量が供給される。
【００１９】回転シャフト５の高速回転時、即ち、図２
（ハ）の領域にあっては、潤滑油は排油通路62からサイ
フォン作用によってサイフォン管63を満液状態となって
油溜り81へ排出される。即ち、サイフォン作用が開始し
た直後は排油通路62からサイフォン管63を経て油溜り81
へ排出される潤滑油量はＺ2 ＋Ｚ3 の位置ヘッド差の増
加と油ポンプ51の吐出圧力の上昇に基づいて急増し、ス
ラスト面65へ供給される潤滑油量は一時的に低下する
が、油ポンプ51の吐出圧力が上昇するに従って排油通路
62からサイフォン管63を経て排出される潤滑油量が増加
し、スラスト面65に供給される潤滑油量も次第に増加す
る。
（ハ）の領域にあっては、潤滑油は排油通路62からサイ
フォン作用によってサイフォン管63を満液状態となって
油溜り81へ排出される。即ち、サイフォン作用が開始し
た直後は排油通路62からサイフォン管63を経て油溜り81
へ排出される潤滑油量はＺ2 ＋Ｚ3 の位置ヘッド差の増
加と油ポンプ51の吐出圧力の上昇に基づいて急増し、ス
ラスト面65へ供給される潤滑油量は一時的に低下する
が、油ポンプ51の吐出圧力が上昇するに従って排油通路
62からサイフォン管63を経て排出される潤滑油量が増加
し、スラスト面65に供給される潤滑油量も次第に増加す
る。
【００２０】かくして、回転シャフト５の回転数の変化
に従って油ポンプ51の吐出圧力が変化した場合にもサイ
フォン管63によって排油通路62から排出される潤滑油量
が増減調整されるので、スラスト面65に供給される潤滑
油量の変動巾が小さくなり適正な潤滑油量を安定して供
給することができる。
に従って油ポンプ51の吐出圧力が変化した場合にもサイ
フォン管63によって排油通路62から排出される潤滑油量
が増減調整されるので、スラスト面65に供給される潤滑
油量の変動巾が小さくなり適正な潤滑油量を安定して供
給することができる。
【００２１】なお、回転シャフト５の回転数が図２の
（ハ）の領域から（ロ）ないし（イ）の領域に減少する
場合にあっては、排油通路62内の潤滑油がなくなるまで
サイフォン管63によるサイフォン作用が働くためスラス
ト面65に潤滑油が一時的に供給されないこととなるが、
これに対しては室61及び排油通路62の容積を小さく設定
する等の措置を講ずることによってスラスト面65への給
油停止時間を極力低減するようにすれば良い。
（ハ）の領域から（ロ）ないし（イ）の領域に減少する
場合にあっては、排油通路62内の潤滑油がなくなるまで
サイフォン管63によるサイフォン作用が働くためスラス
ト面65に潤滑油が一時的に供給されないこととなるが、
これに対しては室61及び排油通路62の容積を小さく設定
する等の措置を講ずることによってスラスト面65への給
油停止時間を極力低減するようにすれば良い。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、回転シャフトの回転数
の変化に伴って油ポンプの吐出圧力が変化した場合にも
サイフォン管によって排油通路から排出される潤滑油量
が調整されるので、スラスト面に適正な量の潤滑油を供
給することができる。この結果、スラスト面の潤滑不良
を回避できるとともに油上がり量を低減でき、信頼性の
高い圧縮機を提供することができる。
の変化に伴って油ポンプの吐出圧力が変化した場合にも
サイフォン管によって排油通路から排出される潤滑油量
が調整されるので、スラスト面に適正な量の潤滑油を供
給することができる。この結果、スラスト面の潤滑不良
を回避できるとともに油上がり量を低減でき、信頼性の
高い圧縮機を提供することができる。
【図１】本発明の１実施例に係わるスクロール型圧縮機
の部分的縦断面図である。
の部分的縦断面図である。
【図２】上記実施例における回転シャフトの回転数とス
ラスト面への潤滑油量との関係を示す線図である。
ラスト面への潤滑油量との関係を示す線図である。
【図３】従来のスクロール型圧縮機の縦断面図である。
【図４】従来のスクロール型圧縮機のスラスト面を示す
平面図である。
平面図である。
１ 固定スクロール ２ 旋回スクロール ５ 回転シャフト ６ フレーム ８ 密閉ハウジング 51 油ポンプ 62 排油通路 63 サイフォン管 63a 頂部 65 スラスト面
Claims (1)
- 【請求項１】 固定スクロールと互いに噛み合わされる
旋回スクロールをフレームに形成されたスラスト面上に
摺動自在に支持し、上記旋回スクロールを駆動する回転
シャフトの回転数の増加によって吐出圧力が増大する油
ポンプから吐出される潤滑油を上記旋回スクロールの公
転旋回機構を潤滑した後上記スラスト面に給油するスク
ロール型流体機械において、上記公転旋回機構を潤滑し
た後の余剰の潤滑油を排出するための排油通路の出口に
逆Ｕ字形のサイフォン管を接続し、このサイフォン管の
頂部を上記スラスト面よりも上方に位置せしめたことを
特徴とするスクロール型流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18731992A JP2955128B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | スクロール型流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18731992A JP2955128B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | スクロール型流体機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610872A JPH0610872A (ja) | 1994-01-21 |
| JP2955128B2 true JP2955128B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16203930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18731992A Expired - Lifetime JP2955128B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | スクロール型流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2955128B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100417425B1 (ko) * | 2001-08-27 | 2004-02-05 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 핀응력 저감 구조 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP18731992A patent/JP2955128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610872A (ja) | 1994-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990615 |