JP2955125B2 - 螺合構造 - Google Patents

螺合構造

Info

Publication number
JP2955125B2
JP2955125B2 JP14644692A JP14644692A JP2955125B2 JP 2955125 B2 JP2955125 B2 JP 2955125B2 JP 14644692 A JP14644692 A JP 14644692A JP 14644692 A JP14644692 A JP 14644692A JP 2955125 B2 JP2955125 B2 JP 2955125B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
female
male screw
male
female screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14644692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05321922A (ja
Inventor
和雄 北浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitaura Kogyo KK
Original Assignee
Kitaura Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitaura Kogyo KK filed Critical Kitaura Kogyo KK
Priority to JP14644692A priority Critical patent/JP2955125B2/ja
Publication of JPH05321922A publication Critical patent/JPH05321922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2955125B2 publication Critical patent/JP2955125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌ねじ材に螺合された
雄ねじ材を、雌ねじ材に対し所望の螺合位置で回り止め
および振れ止めすることができる螺合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雌ねじ材に螺合された雄ねじ材
を、雌ねじ材に対し所望の螺合位置で回り止めしたい場
合、多くの場合、前記雌ねじ材とは別にロック用ナット
を雄ねじ材に螺合して、このロック用ナットを雌ねじ材
に当接する所謂ダブルナット構造が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のダブルナッ
ト構造においては、(イ)雌ねじ材に対し雄ねじ材を一
方向のみにしか回り止めできない(雌ねじ材がロック用
ナットから離れることとなる方向には、回り止めできな
い)、(ロ)雌ねじ材に対する雄ねじ材の螺合位置を調
整する過程において、所望の螺合位置に達する前に雌ね
じ材がロック用ナットに当接してしまい、雌ねじ材に対
し雄ねじ材を回転できなくなることにより、ロック用ナ
ットの存在が邪魔になることがある、(ハ)前記ロック
用ナットが操作しにくい場所に位置してしまう場合に
は、作業性が悪くなる、等の問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の一つの目的は、雌ねじ材に対し雄ね
じ材を、簡単な操作で所望の螺合位置において両方向に
回り止めするとともに振れ止めすることができる螺合構
造を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、雌ねじ材に対する雄
ねじ材の螺合位置を調整する過程においては、雌ねじ材
に対し雄ねじ材を固定する部材の存在が邪魔になる虞が
ない螺合構造を提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、雌ねじ材と雄
ねじ材を固定する部材とを、メッキ層の破壊等の弊害を
もたらす溶接を用いることなく、低コストで一体化する
ことができる螺合構造を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、作業容易な場所で、
雌ねじ材に対し雄ねじ材を回り止めおよび振れ止めする
作業を行うことができる螺合構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による螺合構造
は、内周に雌ねじ部を設けられた筒状の雌ねじ材と、前
記雌ねじ部に螺合された雄ねじ材と、前記雌ねじ材にか
しめられた板材からなる拘束材と、前記拘束材に設けら
れ、前記雄ねじ材を挿通された雄ねじ材挿通穴または凹
部とを有してなり、前記雄ねじ材挿通穴または凹部の周
縁部が前記雄ねじ材を拘束するように前記拘束材が変形
されることにより、前記雌ねじ材に対して前記雄ねじ材
が固定されるものである。
【0009】
【作用】本発明においては、雌ねじ材に対する雄ねじ材
の螺合位置を調整した後、拘束材を変形して、該拘束材
の雄ねじ材挿通穴または凹部の周縁部で雄ねじ材を拘束
することにより、雌ねじ材に対し雄ねじ材を、所望の螺
合位置で両方向に回り止めするとともに振れ止めするこ
とができる。
【0010】また、本発明においては、雌ねじ材に対す
る雄ねじ材の螺合位置を調整する過程においては、拘束
材は雄ねじ材の回転に干渉することはないので、この拘
束材の存在が邪魔になる虞はない。
【0011】また、かしめにより雌ねじ材と拘束材とを
結合するので、雌ねじ材と拘束材とを、メッキ層の破壊
等の弊害をもたらす溶接を用いることなく、低コストで
一体化することができる。
【0012】さらに、雄ねじ材とは別に締付ねじを設
け、この締付ねじを締め付けると、該ねじが拘束材を押
したり、引張ったりして拘束材が変形されるように構成
した場合には、作業容易な場所で、前記回り止めおよび
振れ止めのための作業を行うことが可能となるととも
に、前記締付ねじを緩めることにより前記回り止めを解
除することも可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。なお、以下の実施例はいずれも本発明を、二
重床構造においてコンクリート等の基礎床面上に床パネ
ルを支持する床パネル支持構造に適用した例であるが、
本発明はこのような床パネル支持支持構造以外のものに
も適用できるものである。
【0014】図1は本発明による螺合構造の第一実施例
によって支持される床パネル2の表面側を、図2は該パ
ネル2の裏面側をそれぞれ示している。前記床パネル2
は、正方形の四隅部を45度に切り落とした八角形状を
なしており、その四隅部には該床パネル2の中心に向っ
て入り込む湾部2aが設けられている。前記床パネル2
の表面側においては、湾部2aの周囲に表側凹部2bが
設けられており、床パネル2の裏面側においては、湾部
2aの周囲に裏側凹部2cが設けられている。
【0015】図3〜10は本発明による螺合構造の第一
実施例を示している。このうち図3および4は、床パネ
ル支持具1を示しており(このような床パネル支持具1
が1枚の床パネル2に対して4個用意される)、この床
パネル支持具1は、それぞれ鋼鉄等の金属材料からなる
基板3と、拘束材4と、雌ねじ材5とを有してなる。前
記基板3は、床パネル2の裏側凹部2cに対応する大き
さおよび形状とされている。前記基板3の幅方向中央部
には、床パネル2の湾部2aに対応する大きさおよび形
状の凸部3aがプレス加工により隆起されており、この
凸部3aの幅方向中央部には円形の雌ねじ材挿通穴6お
よびねじ穴7が設けられている。前記拘束材4は、板材
からなり、細長い帯状をなしていて、その一端部付近に
雌ねじ材挿通穴8を設けられている。
【0016】前記雌ねじ材5は大略円筒状をなしてお
り、この雌ねじ材5には、該雌ねじ材5の周壁の一部を
全周に渡って2重に折れ重なって径方向外側につば状に
広がるように塑性変形してなる塑性変形部5aが設けら
れている。そして、前記雌ねじ材5は、拘束材4の雌ね
じ材挿通穴8および基板3の雌ねじ材挿通穴6に挿通さ
れて塑性変形部5aを拘束材4に当接された状態で、基
板3より上方の部分の周壁を、塑性変形部5aと同様
に、全周に渡って2重に折れ重なって径方向外側につば
状に広がるように塑性変形されて塑性変形部5bを形成
され、この塑性変形部5bと塑性変形部5aとが基板3
および拘束材4を挟持することにより、基板3および拘
束材4を互いに重ね合せた状態でかしめており、これに
より基板および拘束材4は雌ねじ材5に対して固定され
ている(なお、塑性変形部5aと5bとを形成する順番
を逆にしてもよいし、いずれの塑性変形部も設けない状
態で雌ねじ材5を雌ねじ材挿通穴6に挿通し、塑性変形
部5aおよび5bに対応する2つの塑性変形部を同時に
形成することにより、雌ねじ材5で基板3をかしめても
よい。また、本実施例では、塑性変形部5aおよび5b
が雌ねじ材5の中間部に設けられているが、塑性変形部
5aまたは5bが雌ねじ材5の一端部に設けられるよう
にしてもよい)。前記雌ねじ材5の内周には雌ねじ部5
cが設けられている。
【0017】前記拘束材4は、塑性変形部5a,5bの
間からねじ穴7の下方に延び、さらに曲げ返されて雌ね
じ材5の下方に戻るように屈曲ないしは湾曲されてい
る。そして、この拘束材4の先端部付近には、該拘束材
4の長さ方向を長軸方向とされた長円形の雄ねじ材挿通
穴9が設けられている。
【0018】図6等に示されるように、前記雌ねじ材5
の雌ねじ部5cには、下端部にカバー10を取り付けら
れた雄ねじ材11が、拘束材4の雄ねじ材挿通穴9に挿
通された状態で螺合されており、この雄ねじ材11はコ
ンクリート等からなる基礎床面12上に鉛直方向に立て
られる。前記雄ねじ材11の上端にはドライバ溝11a
が設けられている。図6,8および9に示されるよう
に、前記基板3は、凸部3aを床パネル2の湾部2aに
嵌合されるとともに、凸部3aの周囲の部分を裏側凹部
2cに嵌合された状態で、床パネル2の裏側に当てられ
る。ここにおいて、基礎床面12に対する床パネル2の
高さは、ドライバ溝11aにドライバを嵌合して雄ねじ
材11を回転することにより調整することができる。
【0019】押え部材13は、図6,7,9および10
に示されるように、床パネル2の表側凹部2bに対応す
る形状および大きさを有しており、その中央部にねじ挿
通穴14を貫通されるとともに、その後端部に湾部2a
の幅に対応する大きさの幅を有する折り曲げ部13aを
一体的に設けられている。この押え部材13は、折り曲
げ部13aを湾部2aに挿入されるとともに、表側凹部
2bに嵌合された状態で、床パネル2の表側に当てられ
ている。前記押え部材13のねじ挿通穴14に挿通され
た締付ねじ15は、基板3のねじ穴7に螺合されてお
り、該締付ねじ15が締め付けられることにより、基板
3と押え部材13との間に床パネル2が挟持される。ま
た、このように締付ねじ15が締め付けられると、この
締付ねじ15の先端が拘束材4のうちのねじ穴7の下方
の部分を下方に押圧して拘束材4を変形させ、雄ねじ材
挿通穴9の周縁部が雄ねじ材11に強く押圧されて雄ね
じ材11を拘束するようにするので、雌ねじ材5に対し
雄ねじ材11が両方向に回り止めされるとともに図6の
矢印Aに示されるような雌ねじ材5に対する雄ねじ材1
1の振れが防止される。
【0020】また、もし雌ねじ材5と拘束材4とを溶接
により結合するとすると、これらの部材にメッキ層が設
けられていても該メッキ層が破壊されてしまうので、再
度これらの部材をメッキする必要が生じ、コストが高く
なるが、この螺合構造においては、かしめにより雌ねじ
材5と拘束材4とを結合するので、これらの部材を、溶
接を用いることなく、低コストで一体化することができ
る。
【0021】また、本実施例では、床パネル2の上方か
ら締付ねじ15を回転することにより、雌ねじ材5に対
し雄ねじ材11を回り止めすることができるので、該回
り止め作業の作業性が非常によくなるとともに、締付ね
じ15を緩めることにより前記回り止めを解除すること
も可能となる。
【0022】なお、本発明においては、拘束材4の雄ね
じ材挿通穴9の代りに凹部を設け、この凹部の周縁部が
雄ねじ材11を拘束する構成としてもよい。
【0023】図11は本発明の第二実施例を示す。本実
施例においては、基板3には、前記第一実施例における
ねじ穴7の代りに、雌ねじを形成されていないねじ挿通
穴16が設けられている。拘束材4は、雌ねじ材5の塑
性変形部5a,5bの間から雌ねじ材5の下方を経由し
て基板3のねじ挿通穴16の下方に至るように屈曲ない
しは湾曲されており、その先端部付近にバーリング加工
を施されたねじ穴17を設けられている。締付ねじ15
は、ねじ挿通穴16に挿通された上、ねじ穴17に螺合
されている。他の構成は前記第一実施例と同様である。
【0024】本実施例においては、締付ねじ15が締め
付けられると、この締付ねじ15が螺合されている拘束
材4のねじ穴17部分が上方に持ち上げられて拘束材4
が変形され、雄ねじ材挿通穴9の周縁部が雄ねじ材11
に強く押圧されることにより、雌ねじ材5に対し雄ねじ
材11が両方向に回り止めおよび振れ止めされる。
【0025】図12は本発明の第三実施例を示す。本実
施例においても、床パネル支持具1は基板3と、拘束材
4と、雌ねじ材5とを有してなる。前記基板3は、中央
部を下方に陥没された円板状をなしており、その中心部
には円形の雌ねじ材挿通穴6が設けられている。前記拘
束材4は、板材からなり、細長い帯状をなしていて、そ
の一端部付近に円形の雌ねじ材挿通穴8を設けられてい
る。
【0026】前記雌ねじ材5は前記第一実施例の場合と
同様のもので、前記第一実施例の場合と同様にして基板
3および拘束材4を互いに重ね合せた状態でかしめてい
る。前記拘束材4は、雌ねじ材5の塑性変形部5a,5
bの間から一旦斜め下方に延びた後、屈曲部4aにおい
て屈曲されて雌ねじ材5の下方に戻るように屈曲してい
る。また、前記拘束材4の先端部付近には、雄ねじ材挿
通穴9が設けられている。この雄ねじ材挿通穴9は、図
13に示されるように、その一端部においては雄ねじ材
11の山径より若干大きい幅を有するが、他端側に行く
程その幅は狭くなり、他端部においては雄ねじ材11の
谷径と同じかそれより小さい幅を有している。
【0027】本実施例においては、床パネル2に設けら
れた穴2dに雌ねじ材5が挿入された状態で基板3が床
パネル2の下面に取り付けられる。また、雄ねじ材11
が拘束材4の雄ねじ材挿通穴9の幅の広い側の端部に挿
通されるとともに雌ねじ材5の雌ねじ部5cに螺合され
る。そして、雄ねじ材11を回転することにより、基礎
床面12からの床パネル2の高さを調整した後、例えば
矢印Bで示すように屈曲部4aのやや上側をハンマのよ
うなもので斜め下方に叩いたり、矢印Cのように屈曲部
4aを水平方向に叩いて、拘束材4を変形させ、雄ねじ
材挿通穴9の幅の狭い部分が雄ねじ11のねじ溝に食
い込むようにすると、雌ねじ材5に対し雄ねじ材11が
回り止めされる。また、拘束材4を先端側から反対方向
に叩き、雄ねじ材挿通穴9の幅の狭い部分を雄ねじ
1のねじ溝から脱出させれば、再び雌ねじ材5に対して
雄ねじ材11を回転させることができるようになる。な
お、拘束材4をハンマ以外の手段により変形させてもよ
い。また、前記第一および第二実施例のように締付ねじ
15により拘束材4を変形させる場合においても、雄ね
じ材挿通穴9を、本実施例の場合のように、幅が広い部
分から狭い部分へと減少して行く形状としてもよい。
【0028】図14は、本発明の第四実施例を示してい
る。本実施例においては、拘束材4には、前記第三実施
例における雄ねじ材挿通穴9の代りにバーリング加工を
施されたねじ穴18が形成されている。そして、雄ねじ
材11はこのねじ穴18と雌ねじ材5の雌ねじ部5cと
の両方に螺合されている。また、拘束材4のねじ穴18
の周囲の部分は、雌ねじ材5の下端部に接するか、また
は該雌ねじ材5の下端部の近傍に位置している。他の構
成は前記第三実施例と同様である。
【0029】本実施例においても、雄ねじ材11を回転
することにより、基礎床面12からの床パネル2の高さ
を調整した後、拘束材4の適当な部分をハンマのような
もので叩くと、拘束材4が変形し、ねじ穴18が雄ねじ
材11に強く押圧されたり、ねじ穴18の雌ねじが破壊
されることにより、ねじ穴18が雄ねじ材11を拘束
し、雌ねじ材5に対し雄ねじ材11が回り止めされる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明による螺合構造によ
れば、(a)拘束材を変形することにより、雌ねじ材に
対し雄ねじ材を、所望の螺合位置で両方向に回り止めお
よび振れ止めすることができる、(b)雌ねじ材に対す
る雄ねじ材の螺合位置を調整する過程においては、拘束
材は雄ねじ材の回転に干渉することはないので、この拘
束材の存在が邪魔になる虞はない、(c)かしめにより
雌ねじ材と拘束材とを結合するので、雌ねじ材と拘束材
とを、メッキ層の破壊等の弊害をもたらす溶接を用いる
ことなく、低コストで一体化することができる、(d)
雄ねじ材とは別の締付ねじを設け、この締付ねじを締め
付けると、該ねじが拘束材を押したり、引張ったりして
拘束材が変形されるように構成した場合には、作業容易
な場所で、前記回り止めおよび振れ止めのための作業を
行うことが可能となるとともに、前記ねじを緩めること
により前記回り止めを解除することも可能となる、等の
優れた効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による螺合構造の第一実施例によって支
持される床パネルを示す平面図である。
【図2】前記床パネルを示す底面図である。
【図3】前記第一実施例を示す拡大断面図である
【図4】前記第一実施例を示す拡大平面図である。
【図5】前記第一実施例を示す拡大底面図である。
【図6】前記第一実施例を用いて構成された床パネル支
持構造を示す断面図である。
【図7】前記床パネル支持構造を示す平面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線における断面図で
ある。
【図9】前記床パネル支持構造を示す右側面図である。
【図10】前記床パネル支持構造を示す左側面図である
(床パネルは想像線で示している)。
【図11】本発明による螺合構造の第二実施例を示す断
面図である。
【図12】本発明による螺合構造の第三実施例を示す断
面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線における断面
図である。
【図14】本発明による螺合構造の第四実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
4 拘束材 5 雌ねじ材 5a,5b 塑性変形部 5c 雌ねじ部 9 雄ねじ材挿通穴 11 雄ねじ材 15 締付ねじ 17 ねじ穴 18 ねじ穴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に雌ねじ部を設けられた筒状の雌ね
    じ材と、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ材と、前記雌
    ねじ材にかしめられた板材からなる拘束材と、前記拘束
    材に設けられ、前記雄ねじ材を挿通された雄ねじ材挿通
    穴とを有してなり、前記雄ねじ挿通穴は該穴の一端部に
    おいては前記雄ねじ材の山径より大きい幅を有するが、
    該穴の他端側に行く程その幅は狭くなり、該穴の他端部
    においては前記雄ねじ材の谷径と同じかそれより小さい
    幅を有しており、前記拘束材が叩かれて前記雄ねじ挿通
    穴の幅の狭い部分が前記雄ねじ材のねじ溝に食い込むよ
    うに該拘束材が変形されることにより、前記雌ねじ材に
    対して前記雄ねじ材が固定されることを特徴とする螺合
    構造。
  2. 【請求項2】 内周に雌ねじ部を設けられた筒状の雌ね
    じ材と、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ材と、前記雌
    ねじ材にかしめられた板材からなる拘束材と、前記拘束
    材に設けられ、前記雄ねじ材を挿通された雄ねじ材挿通
    穴または凹部と、前記雌ねじ材に前記拘束材とともにか
    しめられた部材と、この部材に設けられた雌ねじ部と、
    この雌ねじ部に螺合されるとともに前記拘束材に連係さ
    れた締付ねじとを有してなり、前記締付ねじを回転する
    ことにより、前記雄ねじ材挿通穴または凹部の周縁部が
    前記雄ねじ材を拘束するように前記拘束材が変形される
    ことによって、前記雌ねじ材に対して前記雄ねじ材が固
    定されることを特徴とする螺合構造。
  3. 【請求項3】 内周に雌ねじ部を設けられた筒状の雌ね
    じ材と、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ材と、前記雌
    ねじ材にかしめられた板材からなる拘束材と、前記拘束
    材に設けられ、前記雄ねじ材を挿通された雄ねじ材挿通
    穴または凹部と、前記雌ねじ材に前記拘束材とともにか
    しめられた部材と、この部材に挿通されるとともに前記
    拘束材に設けられたねじ穴に螺合された締付ねじとを有
    してなり、前記締付ねじを回転することにより、前記雄
    ねじ材挿通穴または凹部の周縁部が前記雄ねじ材を拘束
    するように前記拘束材が変形されることによって、前記
    雌ねじ材に対して前記雄ねじ材が固定されることを特徴
    とする螺合構造。
  4. 【請求項4】 内周に雌ねじ部を設けられた筒状の雌ね
    じ材と、前記雌ねじ部に螺合された雄ねじ材と、前記雌
    ねじ材にかしめられた板材からなる拘束材と、前記拘束
    材に設けられ、前記雄ねじ材を螺合されたねじ穴とを有
    してなり、前記ねじ穴が前記雄ねじ材を拘束するように
    前記拘束材が変形されることにより、前記雌ねじ材に対
    して前記雄ねじ材が固定されることを特徴とする螺合構
    造。
JP14644692A 1992-05-13 1992-05-13 螺合構造 Expired - Lifetime JP2955125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14644692A JP2955125B2 (ja) 1992-05-13 1992-05-13 螺合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14644692A JP2955125B2 (ja) 1992-05-13 1992-05-13 螺合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05321922A JPH05321922A (ja) 1993-12-07
JP2955125B2 true JP2955125B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=15407833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14644692A Expired - Lifetime JP2955125B2 (ja) 1992-05-13 1992-05-13 螺合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2955125B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05321922A (ja) 1993-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002518641A (ja) ジャッキ拘束ねじ
JP2955125B2 (ja) 螺合構造
JP2000027315A (ja) 高力ボルト接合構造
JP2000009125A (ja) ボルト・ナット用保護キャップ
JP2004011918A (ja) 戻り止めボルト
JP2955129B2 (ja) 雌ねじ材で雄ねじ材を拘束する方法
US3137197A (en) Sheet metal nut with sealer escapement ports
US7128512B2 (en) Panel fastener system
JPH11350669A (ja) 折版屋根はぜ取付け金具
JPS6018647Y2 (ja) 鋼管の固定機構
JP2000074035A (ja) 連れ廻り防止機能付座金
JP2581630Y2 (ja) スローアウェイチップのクランプ機構
JPH06185518A (ja) 板材へのナット取付構造および方法
JP4043792B2 (ja) フリーアクセスフロア
JP2520256Y2 (ja) 養生クランプ
JPH09273291A (ja) 二重床用パネルの支持脚
JPH08145025A (ja) ボルトの締結構造
JP2803323B2 (ja) ブラインドナットの連れ回り防止構造
JP3243283B2 (ja) 固定方法および固定構造
JP2002242349A (ja) パネル取付金具
JP3216989B2 (ja) 閉断面を有した薄肉金属成形品へのねじ孔形成法およびそれによって製作されたフェンスポスト
JP2002322649A (ja) 共廻り防止装置
JP2600139Y2 (ja) 留め具
JP2005016601A (ja) 雌ネジ具
JP2000145744A (ja) フランジ接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100716

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

EXPY Cancellation because of completion of term