JP2954710B2 - 枚葉打抜機のストリッパ下板の製造方法 - Google Patents

枚葉打抜機のストリッパ下板の製造方法

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JP2954710B2
JP2954710B2 JP2406573A JP40657390A JP2954710B2 JP 2954710 B2 JP2954710 B2 JP 2954710B2 JP 2406573 A JP2406573 A JP 2406573A JP 40657390 A JP40657390 A JP 40657390A JP 2954710 B2 JP2954710 B2 JP 2954710B2
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和司 斉藤
豊 白田
由自 松本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枚葉打抜機のストリッパ
下板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図6に示すように、ブランク1
01に窓部101aを形成したものが知られている。こ
れは、例えば内容物を消費者に目視による確認を可能と
するためのものである。
【0003】そして、このような窓部101aを備えた
ブランク101を抜生地から打抜く場合には、図7に示
すように、窓部打抜部102aとブランク打抜部102
bとを備えた枚葉打抜機102が使用される。
【0004】しかして、窓部打抜部102aで抜生地か
ら窓部を予じめ打抜いておいて、その後ブランク打抜部
102bで抜生地からブランクが打抜かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な枚葉打抜機においては、抜生地に形成されたブランク
の形状に応じて、その都度窓部の位置設定を行なわなけ
ればならず、再現性がなく、毎回打抜条件が変わるため
に、作業効率が悪いといった問題点がある。
【0006】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、窓部の打抜精度を向上させることがで
き、ひいては作業効率の向上を図ることができる枚葉打
抜機のストリッパ部基板の製造方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はストリッパ上板
(1)に取り付けられた窓部打抜ピン(2)と共にブラ
ンク(12)の抜生地(11)に窓部(12a)を打抜
く枚葉打抜機のストリッパ下板(3)の製造方法におい
て、上記ブランク(12)および上記窓部(12a)の
形状データを自動設計装置内に入力し、この自動設計装
置内の窓部(12a)の輪郭線(a)よりも外側に、打
抜き用隙間に対応する一定の間隔を置いて窓部打抜穴
(3a)の輪郭線(b)を決定し、上記ストリッパ下板
(3)及び上記窓部打抜穴(3a)の形状データを自動
設計装置内に入力した後、上記窓部(12a)の輪郭線
(a)及び上記ブランク(12)の形状データを削除
し、残った上記窓部打抜穴(3a)の輪郭線(b)のデ
ータに基づいて上記ストリッパ下板(3)に上記窓部打
抜穴(3a)を穿設することを特徴とする枚葉打抜機の
ストリッパ下板の製造方法である。
【0008】
【作用】自動設計装置内にブランクと窓部の形状データ
を入力する。そして、窓部の形状データに基づいて、一
定間隔で外側に窓部打抜穴の外形形状を決定する。次
に、ストリッパ下板と窓部打抜穴との形状データを自動
設計装置内に入力する。そして、ブランクの形状データ
を自動設計装置上から削除することにより、自動設計装
置内にはストリッパ下板と窓部打抜穴の形状データのみ
が残る。そのため、ストリッパ下板上への窓部打抜穴の
位置決定をすることができる。そして、このデータに基
づいてストリッパ下板に窓部打抜穴を穿設することによ
り、ストリッパ下板が製造される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。
【0010】図1は本発明における枚葉打抜機のストリ
ッパ部の概略断面図である。図中符号1はストリッパ上
板であり、このストリッパ上板1には複数個の窓部打抜
ピン2,2,…が突設されている。また、この窓部打抜
ピン2,2,…側でストリッパ上板1に相対向してスト
リッパ下板3が配設されている。このストリッパ下板3
には、上記窓部打抜ピン2に対応する箇所に窓部打抜穴
3a,3a,…が穿設されている。
【0011】図2は本発明における枚葉打抜機のブラン
ク打抜部の概略断面図である。図中符号4は上型であ
り、この上型4は上板5を有している。この上板5の適
所には、ドブ押え部材6を位置決め装着するための位置
決め穴5aが穿設されている。さらに、適所には空気逃
げ穴5cが開口されている。そして、上板5にドブ押え
部材6を装着する。なお、このドブ押え部材6は図中上
下方向に進退可能に設けられている。さらに、上板5の
適所にはスペーサ7を介して打抜板8が吊設されてい
る。この打抜板8のほぼ中央部には空気が逃げるための
空気逃げ穴8bが開口されている。
【0012】一方、図中符号9は下型であり、この下型
9は5枚の下型形成部材10,10,…を積層すること
によって形成されている。この下型9の上記打抜板8に
対応する箇所には打抜板8が進退可能なように穴9aが
開口されている。
【0013】このように構成された枚葉打抜機によっ
て、抜生地11から窓部を備えたブランクを打抜く際の
作用について以下に説明する。
【0014】まず、ブランクを印刷した抜生地11を、
ストリッパ部のストリッパ上板1とストリッパ下板3と
の間に搬送し、所定の位置に位置決めする。この状態で
ストリッパ上板1を図1中下方に移動させる。すると、
窓部打抜ピン2が抜生地11の窓部に当接する。さら
に、ストリッパ上板1が図1中下方に移動することによ
って、窓部打抜ピン2がストリッパ下板3の窓部打抜穴
3aへと入り込み、窓部打抜ピン2と窓部打抜穴3aと
の間には打抜き用隙間が介在することから、窓部12a
が適正に打抜かれることとなる。そして、この抜きカス
部はストリッパ下板3の窓部打抜穴3aから下方に落と
される。このようにして、ストリッパ部においてブラン
クの窓部12aが打抜かれる。
【0015】さらに、この抜生地11はブランク打抜部
の上型4と下型9との間に搬送され、所定の位置に位置
決めされる。この状態で、上型4を図2中下方に移動さ
せると、ドブ押え部材6が抜生地11のドブ部に当接さ
れる。さらに、上型4を図2中下方に移動させると、打
抜板8がブランクに当接され、そのまま打抜板8が下方
に移動することによってブランクを打抜くこととなる。
このとき、打抜板8には空気逃げ穴8bが設けられてい
ることから、この打抜板8はブランクとの間に隙間なく
当接することができる。ドブ押え部材6は上板5に対し
て軸方向に移動することとなり、抜生地11のドブ部を
押圧した状態である。そして、打抜かれたブランクは下
型9の穴9aを通って図2中下方に抜き落とされる。そ
の後、上型4は図2中上方に移動し、初期位置に戻り、
下型9上に残ったドブを取り除き、再び、新たな抜生地
11を搬送することによって、同様にして打抜作業が行
なわれる。
【0016】ところで、以下に本発明におけるストリッ
パ部のストリッパ下板3の製造方法について、添付図面
を参照して説明する。
【0017】図3は抜生地に形成されたブランク12の
形状を示した図である。まず、このブランク12の形状
を自動設計装置であるCADのディスプレイ上に写し出
す。このとき、ブランク12に形成された窓部12aも
同時に写し出す。そして、この窓部12aの形状の輪郭
線aよりも外側に一定の間隔を有する輪郭線bをディス
プレイ上に写し出す。そして、ブランク12の形状デー
タをCAD内に入力した後、ディスプレイ上から削除す
る。
【0018】次に、CADのディスプレイ上にストリッ
パ下板3の形状を写し出し、CAD内に入力したブラン
ク12の形状データを呼び出して複数枚の割付けを行な
う(図4)。そして、この状態で、ブランク12の外形
線および窓部12aの輪郭線aをディスプレイ上から削
除する(図5)。これによって、ディスプレイ上に残っ
た輪郭線bが窓部打抜穴3aの外形形状を示すこととな
り、このデータに基づいて、ストリッパ下板3に窓部打
抜穴3aを穿設することにより、ストリッパ下板3が製
造される。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
って、ストリッパ下板を容易に、しかも低コストで製造
することができる。また、窓部の寸法精度を向上させる
ことができ、ひいては作業効率の向上を図ることができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における枚葉打抜機のストリッパ部の概
略断面図である。
【図2】本発明における枚葉打抜機のブランク打抜部の
概略断面図である。
【図3】窓部を備えたブランクの形状を示す平面図であ
る。
【図4】ストリッパ下板に複数のブランクを割付けした
状態を示す平面図である。
【図5】ストリッパ下板に窓部打抜穴を示した平面図で
ある。
【図6】窓部を備えたブランクの平面図である。
【図7】ストリッパ部を備えた枚葉打抜機の概略図であ
る。
【符号の説明】
1…ストリッパ上板 2…窓部打抜ピン 3…ストリッパ下板 3a…窓部打抜穴 11…抜生地 12…ブランク 12a…窓部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−36641(JP,A) 特開 昭63−239557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B31B 1/00 - 49/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリッパ上板に取り付けられた窓部打
    抜ピンと共にブランクの抜生地に窓部を打抜く枚葉打抜
    機のストリッパ下板の製造方法において、上記ブランク
    および上記窓部の形状データを自動設計装置内に入力
    し、この自動設計装置内の窓部の輪郭線よりも外側に、
    打抜き用隙間に対応する一定の間隔を置いて窓部打抜穴
    の輪郭線を決定し、上記ストリッパ下板及び上記窓部打
    抜穴の形状データを自動設計装置内に入力した後、上記
    窓部の輪郭線及び上記ブランクの形状データを削除し、
    残った上記窓部打抜穴の輪郭線のデータに基づいて上記
    ストリッパ下板に上記窓部打抜穴を穿設することを特徴
    とする枚葉打抜機のストリッパ下板の製造方法。
JP2406573A 1990-12-26 1990-12-26 枚葉打抜機のストリッパ下板の製造方法 Expired - Lifetime JP2954710B2 (ja)

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