JP2953909B2 - 超音波脂肪厚測定装置 - Google Patents
超音波脂肪厚測定装置Info
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- JP2953909B2 JP2953909B2 JP5122417A JP12241793A JP2953909B2 JP 2953909 B2 JP2953909 B2 JP 2953909B2 JP 5122417 A JP5122417 A JP 5122417A JP 12241793 A JP12241793 A JP 12241793A JP 2953909 B2 JP2953909 B2 JP 2953909B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- fat thickness
- transducer
- measuring
- delay line
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/48—Other medical applications
- A61B5/4869—Determining body composition
- A61B5/4872—Body fat
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波により人体等
における脂肪層の厚さを計測するための比較的安価な測
定装置の提供に関するものである。
における脂肪層の厚さを計測するための比較的安価な測
定装置の提供に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】超音波パルスを被検人体に照射し、その
反射波（エコー）を受信して被検体の所定断層像を撮像
する超音波診断装置が従来より医学分野において用いら
れており、その解像度を向上するために、例えば特開昭
６３−２０３１４３号公報にその超音波パルスの送受波
方式の改良案が提案開示されている。
反射波（エコー）を受信して被検体の所定断層像を撮像
する超音波診断装置が従来より医学分野において用いら
れており、その解像度を向上するために、例えば特開昭
６３−２０３１４３号公報にその超音波パルスの送受波
方式の改良案が提案開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来提案例にあっては、前記人体に入射した超音
波のエコーを受波（受信）する手段において、詳細説明
の重複は省略するが、振動子と人体との音響的な整合を
とるために、振動子の前面に整合層と呼ばれる薄い層や
シリコンゴム等より成る超音波の遅延線等を設けたり、
超音波のエコーの長さを短縮するために前記振動子の背
面にはバッキング材を設けたりしていた。
ような従来提案例にあっては、前記人体に入射した超音
波のエコーを受波（受信）する手段において、詳細説明
の重複は省略するが、振動子と人体との音響的な整合を
とるために、振動子の前面に整合層と呼ばれる薄い層や
シリコンゴム等より成る超音波の遅延線等を設けたり、
超音波のエコーの長さを短縮するために前記振動子の背
面にはバッキング材を設けたりしていた。
【０００４】以上のように、センサ手段の構造が複雑化
するため、装置が高価となり、その利用は従来、病院施
設等に限定されていた。しかしながらこの一方、一般的
には、例えば人体の特定部位における脂肪層の厚さ等の
測定等は、特定の医療診断面のみならず、例えば、一般
家庭や美容関係施設等においても利用し得ることが極め
て望ましい。
するため、装置が高価となり、その利用は従来、病院施
設等に限定されていた。しかしながらこの一方、一般的
には、例えば人体の特定部位における脂肪層の厚さ等の
測定等は、特定の医療診断面のみならず、例えば、一般
家庭や美容関係施設等においても利用し得ることが極め
て望ましい。
【０００５】本発明は以上のような局面にかんがみてな
されたもので、これらの要望に添うことのできる比較的
安価な超音波脂肪厚測定装置の提供を目的としている。
されたもので、これらの要望に添うことのできる比較的
安価な超音波脂肪厚測定装置の提供を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、この種の超音波脂肪厚測定装置を、一端に超音波
放射・受信面が形成された、樹脂材料より成る超音波遅
延線、及び上記超音波遅延線の他端に配設された超音波
振動子から構成された超音波トランスデューサと、この
トランスデューサと電気的に整合性を有する送受信回路
と、超音波エコーの到達時間を計測するための計測手段
と、この計時出力より人体脂肪厚を計算するための演算
手段と、この演算出力を表示するための表示手段と、前
記超音波放射・受信面が側面に露出するように、上記超
音波トランスデューサ、送受信回路、計測手段、演算手
段及び表示手段を収納するための収納ケースが設けら
れ、上記超音波遅延線と収納ケースとが一体成形されて
ものであり、そのことにより、前記目的を達成しようと
するものである。
ては、この種の超音波脂肪厚測定装置を、一端に超音波
放射・受信面が形成された、樹脂材料より成る超音波遅
延線、及び上記超音波遅延線の他端に配設された超音波
振動子から構成された超音波トランスデューサと、この
トランスデューサと電気的に整合性を有する送受信回路
と、超音波エコーの到達時間を計測するための計測手段
と、この計時出力より人体脂肪厚を計算するための演算
手段と、この演算出力を表示するための表示手段と、前
記超音波放射・受信面が側面に露出するように、上記超
音波トランスデューサ、送受信回路、計測手段、演算手
段及び表示手段を収納するための収納ケースが設けら
れ、上記超音波遅延線と収納ケースとが一体成形されて
ものであり、そのことにより、前記目的を達成しようと
するものである。
【０００７】
【作用】以上のような本発明構成により、家庭用等にも
利用の可能性を有する比較的安価なこの種の超音波脂肪
厚測定装置が得られる。
利用の可能性を有する比較的安価なこの種の超音波脂肪
厚測定装置が得られる。
【０００８】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図１に本発明に係るこの脂肪厚測定装置の一実施例の構
成ブロック図、図２にその送受信機の回路図を示す。
図１に本発明に係るこの脂肪厚測定装置の一実施例の構
成ブロック図、図２にその送受信機の回路図を示す。
【０００９】図１において、１は超音波遅延線であり、
容器ケース９と共に、同一の樹脂（例えばポリエチレン
等の合成樹脂材料）で一体に成形されている。２は、遅
延線１の一端に形成された超音波放射・受信面であり、
この面を人体の測定対象部に適切なゲルを介して当接さ
せて、エコーによりその部位の脂肪厚を測定する。ま
た、３は、遅延線１の他端に接着されて、超音波パルス
を発生するための超音波振動子で、ＰＺＴ（チタン酸ジ
ルコン酸鉛）を使用している。
容器ケース９と共に、同一の樹脂（例えばポリエチレン
等の合成樹脂材料）で一体に成形されている。２は、遅
延線１の一端に形成された超音波放射・受信面であり、
この面を人体の測定対象部に適切なゲルを介して当接さ
せて、エコーによりその部位の脂肪厚を測定する。ま
た、３は、遅延線１の他端に接着されて、超音波パルス
を発生するための超音波振動子で、ＰＺＴ（チタン酸ジ
ルコン酸鉛）を使用している。
【００１０】４は、これら超音波遅延線１，超音波放射
・受信面２及び振動子３により構成された超音波トラン
スデューサであり、５はこのトランスデューサ４と電気
的に整合性を有する送受信回路を示す。６は超音波放射
面４から放射された超音波の脂肪層を透過したエコーの
受信面２への到達時間を計測するための計時手段、７
は、計時手段６の計時出力より対象とする脂肪層を演算
するための演算手段であり、８はこの演算結果である脂
肪厚さをmm単位で表示するための例えばＬＣＤ（液晶デ
ィスプレイ）等の表示手段である。
・受信面２及び振動子３により構成された超音波トラン
スデューサであり、５はこのトランスデューサ４と電気
的に整合性を有する送受信回路を示す。６は超音波放射
面４から放射された超音波の脂肪層を透過したエコーの
受信面２への到達時間を計測するための計時手段、７
は、計時手段６の計時出力より対象とする脂肪層を演算
するための演算手段であり、８はこの演算結果である脂
肪厚さをmm単位で表示するための例えばＬＣＤ（液晶デ
ィスプレイ）等の表示手段である。
【００１１】図２は、送受信回路５の具体的な回路図の
一例であり、１１はインダクタ（Ｌ）、１２はトランス
（１：Ｔ）、１３は抵抗（Ｒ）、１４はパルサ（ＶＩ
Ｎ）、１５は受信アンプを示す。
一例であり、１１はインダクタ（Ｌ）、１２はトランス
（１：Ｔ）、１３は抵抗（Ｒ）、１４はパルサ（ＶＩ
Ｎ）、１５は受信アンプを示す。
【００１２】図３は、超音波トランスデューサ４のアド
ミッタンス特性曲線図であり、このトランスデューサ４
と送受信回路５（図１）との整合をとるためにはつぎの
条件を満足するように定める。 １）インダクタ１１のＬ＝１／（ωｙ２）、ここにωは
（ｙ１，ｙ２）における角周波数
ミッタンス特性曲線図であり、このトランスデューサ４
と送受信回路５（図１）との整合をとるためにはつぎの
条件を満足するように定める。 １）インダクタ１１のＬ＝１／（ωｙ２）、ここにωは
（ｙ１，ｙ２）における角周波数
【００１３】２）トランス１２のＴ、抵抗１３のＲはα
／ｙ１＝Ｒ／Ｔ 2 、ここにαは(0.3＜α＜0.7)
／ｙ１＝Ｒ／Ｔ 2 、ここにαは(0.3＜α＜0.7)
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば超
音波脂肪厚測定装置を極めて簡単かつ安価な構成とした
ため、例えば家庭用等における利用も可能となった。
音波脂肪厚測定装置を極めて簡単かつ安価な構成とした
ため、例えば家庭用等における利用も可能となった。
【図１】 一実施例の構成ブロック図
【図２】 その送受信機回路図
【図３】 超音波トランスデューサのアドミッタンス特
性曲線図
性曲線図
１ 超音波遅延線 ２ 超音波放射・受信面 ３ 超音波振動子 ４ 超音波トランスデューサ ５ 送受信回路 ６ 計時手段 ７ 演算手段 ８ 表示手段 ９ ケース
Claims (1)
- 【請求項１】 一端に超音波放射・受信面が形成され
た、樹脂材料より成る超音波遅延線、及び上記超音波遅
延線の他端に配設された超音波振動子から構成された超
音波トランスデューサと、 このトランスデューサと電気的に整合性を有する送受信
回路と、 超音波エコーの到達時間を計測するための計測手段と、 この計時出力より人体脂肪厚を計算するための演算手段
と、 この演算出力を表示するための表示手段と、 前記超音波放射・受信面が側面に露出するように、上記
超音波トランスデューサ、送受信回路、計測手段、演算
手段及び表示手段を収納するための収納ケースが設けら
れ、 上記超音波遅延線と収納ケースとが一体成形されている
ことを特徴とする超音波脂肪厚測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122417A JP2953909B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 超音波脂肪厚測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5122417A JP2953909B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 超音波脂肪厚測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327668A JPH06327668A (ja) | 1994-11-29 |
| JP2953909B2 true JP2953909B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=14835313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5122417A Expired - Lifetime JP2953909B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 超音波脂肪厚測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953909B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860547B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-12-28 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Visceral fat measuring apparatus, visceral fat measuring method, program, and recording medium |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030033318A (ko) * | 2001-10-20 | 2003-05-01 | (주)에이치비메디컬스 | 지방 흡입 및 지방층 측정 시스템 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP5122417A patent/JP2953909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860547B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-12-28 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Visceral fat measuring apparatus, visceral fat measuring method, program, and recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06327668A (ja) | 1994-11-29 |
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