JP2952901B2 - 2線式信号伝送装置 - Google Patents

2線式信号伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、2本の伝送線に対して直列に接続された電
源から電力の供給を受けこの伝送線に流す電流値をプロ
セスデータに応じて変化させアナログの電流信号として
2線の伝送線に送出する2線式信号伝送装置に係り、特
に限られた電力の中で高い電圧と大きい負荷電流を必要
に応じて採用できるように電源効率を向上させるように
改良された2線式信号伝送装置に関する。
<従来の技術> この種の従来の2線式信号伝送装置の1例を第3図に
示し、これについて説明する。
10は2線式信号伝送装置であり、この2線式信号伝送
装置10は例えば温度、圧力などのプロセス変数PVに対応
してこれを電気信号に変換して、その出力端T1、T2にこ
のプロセス変数PVに対応する電流信号IL1を出力する。
この2線式信号伝送装置10の出力端T1、T2には2本の
伝送線l1とl2を介してこの2線式信号伝送装置10を付勢
する電源11と、電流信号IL1を受信し例えばプロセス変
数PVを指示する受信器12などがそれぞれ直列に接続され
ている。
通常、この電流信号IL1は例えば4〜20mAなどの統一
電流として伝送される。この内、4mAの電流はベース電
流として2線式信号伝送装置10の中で消費する電力の全
てが賄われる。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、この様な2本の伝送線からのみしかも
4mAなどの小さな電流を用いて回路の電源を賄う場合に
は、2線式信号伝送装置の回路での消費電流を大きくと
ることができない。このため、機能の増大の要求にも拘
らず性能を犠牲にしても素子数を限らさなければならな
いなどの問題がある。
そこで、限られた電力を有効に活用して回路の要求に
応じる必要がある。
<課題を解決するための手段> 本発明は、以上の課題を解決するために、伝送線に対
して直列に接続された電源から電力の供給を受け伝送線
に流す電流値をプロセスデータに応じて変化させアナロ
グの電流信号として伝送線に送出する2線式信号伝送装
置において、プロセスデータが入力されこのプロセスデ
ータに対応した電気信号に変換する信号変換手段と、2
線式信号伝送装置の中の他の信号処理回路の電源端から
みた負荷と、伝送線に流れる電流を用いて第1定電圧を
作り信号変換手段と負荷とに直列に第1定電圧を印加す
る第1定電圧素子と、この第1定電圧が電源端に供給さ
れると共に基準電圧をベースとして信号変換手段と負荷
との接続点の電圧を所定の値に制御する制御手段とを具
備するようにしたものである。
<作 用> 電源投入により伝送線に流れる電流の少なくとも一部
が第1定電圧素子に流され第1定電圧が発生する。この
第1定電圧は信号変換手段と負荷とに直列に印加され所
定の電流を流す。
また、この第1定電圧を介して制御手段により信号変
換手段と負荷との接続点の電圧が所定の値に制御され
る。
この接続点の電圧は制御手段により基準電圧に対応す
る電圧に制御される結果、信号変換手段と負荷にはこれ
等の消費電流差を補給するための不足の或いは過大の電
流を吸い込み或いは吐き出しがなされ、最終的にこれ等
に必要な消費電流になるように制御される。
<実施例> 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
第1図は本発明の1実施例の構成を示す回路図である。
13は本実施例の2線式信号伝送装置の全体構成を示
し、これは第3図の2線式信号伝送装置10に対応してい
る。
その端子T1、T2にはダイオードD2、カレントミラー回
路CMR、制御トランジスタQ1、ダイオードD2、D3、抵抗R
1、帰還抵抗Rfなどが直列に接続された直列回路SRCが接
続されている。
カレントミラー回路CMRはトランジスタQ1、Q3の2個
で構成され、トランジスタQ2のエミッタ面積1に対して
トランジスタQ3のエミッタ面積はn倍に選定されてい
る。トランジスタQ2のエミッタはダイオードD1のカソー
ドに接続され、そのベースとコレクタは電界効果トラン
ジスタQ4のドレインDに接続されている。
電界効果トランジスタQ4のゲートGは抵抗R1と帰還抵
抗Rfの接続点C1に直接に、そのソースSは抵抗R2を介し
て接続点C1にそれぞれ接続されて定電流回路CCRを構成
している。この定電流回路CCRによりトランジスタQ2
コレクタに定電流Isを供給している。
カレントミラー回路CMRのトランジスタQ2とQ3のベー
スとエミッタはそれぞれ互いに接続されたトランジスタ
Q3のコレクタは定電圧素子ZD1を介して接続点C1に接続
されている。定電圧素子ZD1の両端に発生した定電圧V1
は、図示はしていないが2線式信号伝送装置の他の信号
処理回路、例えばアナログ/デジタル変換器などの負荷
LDの電源端と圧力、差圧などのプロセスデータPVを信号
電圧に変換する信号変換回路SVCの電源端との直列回路
に印加されている。
さらに、この定電圧V1は抵抗R3を介してツエナダイオ
ードZD2に印加されツエナダイオードZD2の両端に基準電
圧Vsを発生させる。
Q5は制御回路として機能する演算増幅器であり、その
電源端には定電圧V1が印加されている。その非反転入力
端(+)には基準電圧Vsが、反転入力端(−)にはその
出力端子の定電圧V2を抵抗R4とR5で分圧した分圧電圧VD
がそれぞれ印加されている。さらに、その定電圧V2は負
荷LDの電源端と信号変換回路SVCの電源端との接続点C2
に印加されている。
Q6は回路の基準電圧を作る演算増幅器であり、この演
算増幅器Q6の非反転入力端(+)には基準電圧Vsが印加
され、その反転入力端(−)は出力端と接続されこれ等
は基準電位点COMに接続されている。これにより、演算
増幅器Q5の非反転入力端(+)が回路の基準電位点に固
定される。
また、信号変換回路SVCの出力端はその一端が基準電
位点COMに接続され、他端と接続点C1との間に発生する
出力電圧V0は抵抗R6と抵抗R7で分圧されて演算増幅器Q7
の反転入力端(−)に印加されている。演算増幅器Q7
非反転入力端(+)は接続点C1と基準電位点COMとの間
に発生した電圧を抵抗R8とR9で分圧した電圧が印加され
ている。そして、その出力端の電圧で出力トランジスタ
Q1のベース電圧を制御する。演算増幅器Q7の電源端には
定電圧V2が印加されている。
なお、負荷LDと信号変換回路SVCの各電源端にはノイ
ズの混入を防ぐためにコンデンサCLとCSがそれぞれ接続
されている。
なお、以上のように構成したときの最小の端子間の動
作電圧Vminは、トランジスタQ3のコレクタ・エミッタ間
の電圧をVce、ダイオードD1の順方向の電圧降下をVdf
帰還抵抗での電圧降下をIL1Rfとすれば、 Vmin=V1+Vce+Vdf+IL1Rfとなる。Vce=0.1V、Vdf
=0.7V、IL1Rf=1V程度であるので、 Vmin=V1+2(V) となり、2線式信号伝送装置において最小の端子間電圧
を決定すれば、この電圧より2V低い定電圧V1としてこれ
らを決定できる。
次に、以上のように構成された実施例の動作に付いて
説明する。
端子T1とT2を介して電流信号IL1が入力されると、定
電流IsがトランジスタQ2と定電流回路CCRを介して流
れ、これによりこの定電流IsをトランジスタQ3のように
所定の倍率でコピーして定電圧素子ZD1に流し、この両
端に定電圧V1を発生させる。この定電圧V1により、基準
電圧Vsが確立し、演算増幅器Q5の作用で定電圧V2が確立
する。
このため、信号変換回路SVC、演算増幅器Q6、Q7の電
源が確立するので、これ等は正常動作が出来る状態とな
り、出力トランジスタQ1はプロセスデータPVに対応する
バイアスがかかり全体として正常に立ち上がる。
以上のようにして回路が正常に立ち上がると、プロセ
スデータPVは演算増幅器Q7で増幅され、その出力電圧に
対応した電圧が出力トランジスタQ1のベースに印加され
て、この出力トランジスタQ1の内部抵抗を変化させてプ
ロセスデータPVに対応した電流信号IL1として伝送線
l1、l2を介して伝送される。
また、電流信号IL1により帰還抵抗Rfに発生する帰還
電圧は、抵抗R8とR9で分圧されて演算増幅器Q7の非反転
入力端(+)に負帰還され、その反転入力端(−)に印
加される出力電圧V0を抵抗R6とR7で分圧した分圧電圧に
等しくなるように制御されるので、回路全体が安定化さ
れる。
いま、負荷LDで消費する電流がiLDで、信号変換回路S
VCで消費する電流がiSVとし、具体的には例えばiLDが2m
Aで、iSVが3mAを必要とする場合には、iLDは定電圧V1
より2mAとして賄われるが、iLDは定電圧V1によって流れ
る電流では1mA不足する。この不足分は、演算増幅器Q5
でその出力電圧が定電圧V2に制御される結果、その出力
端から吐出電流i01として信号変換回路SVCに吐き出され
る。また、逆の場合は演算増幅器Q5の出力端から吸出電
流i02として吸い出される。
以上のようにして、実消費電流3mAの電流でこれ以上
の消費電流である負荷LDと信号変換回路SVCの2つの負
荷の合計の消費電流5mAを駆動させることができる。
第2図は本発明の第2の実施例の要部を示すブロック
図である。
この実施例は第1図の実施例に対して演算増幅器Q5
非反転入力端(+)側に抵抗R10で正帰還がかかってい
る点が異なっている。
電源投入により定電圧素子ZD1が立上り、演算増幅器Q
3の電源が安定化する。演算増幅器Q3には抵抗R10により
正帰還がかかっているので、その出力が増大し始める。
しかし、定電圧素子ZD2によって演算増幅器Q3の非反転
端子(+)の電圧は一定に保持されるので、演算増幅器
Q3を安定に立ち上げることができる。その他の点につい
ては、第1図に示す実施例と同様である。
<発明の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように、請求項
1に記載された発明によれば、制御手段により2つの負
荷の消費電流差を調製しているので、多くの消費電流を
必要とする負荷であっても負荷を上下の2つに分離する
ことにより少ない実消費電流で駆動することができる。
このため消費電流が4〜20mAなどの統一電流方式が採用
される2線式信号伝送装置に有効に使用出来る。
また、請求項2に記載された発明によれば、信号変換
回路と負荷とを直列接続するようにして、負荷で消費す
る電流を信号変換回路で再利用するようにしているの
で、伝送線を介して流れる電流信号を無駄なく使用で
き、電源効率のよい2線式信号伝送装置が実現出来る。
特に、負荷と信号変換回路での消費電流の変動が小さい
場合に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の構成を示す回路図、第2図
は本発明の他の実施例の要部の構成を示す回路図、第3
図は従来の一般式な2線式信号伝送装置の構成を示すブ
ロック図である。 10、13……2線式信号伝送装置、11……電源、12……受
信器、CMR……カレントミラー回路、SRC……直列回路、
CCR……定電流回路、PV……プロセスデータ、LD……負
荷、SVC……信号変換回路、V1、V2……定電圧、ZD1、ZD
2……定電圧素子、Is……定電流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新国 雅章 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−142258(JP,A) 特公 平7−9375(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 3/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送線に対して直列に接続された電源から
    電力の供給を受け前記伝送線に流す電流値をプロセスデ
    ータに応じて変化させアナログの電流信号として前記伝
    に送線に送出する2線式信号伝送装置において、前記プ
    ロセスデータが入力されこのプロセスデータに対応した
    電気信号に変換する信号変換手段と、前記2線式信号伝
    送装置の中の他の信号処理回路の電源端からみた負荷
    と、前記伝送線に流れる電流を用いて第1定電圧を作り
    前記信号変換手段と前記負荷とに直列に前記第1定電圧
    を印加する第1定電圧素子と、この第1定電圧が電源端
    に供給されると共に基準電圧をベースとして前記信号変
    換手段と前記負荷との接続点の電圧を所定の値に制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とする2線式信号伝
    送装置。
  2. 【請求項2】伝送線に対して直列に接続させた電源から
    電力の供給を受け前記伝送線に流す電流値をプロセスデ
    ータに応じて変化させアナログの電流信号として前記伝
    送線に送出する2線式信号伝送装置において、プロセス
    変数の信号変換を行うための信号変換回路と機能実現の
    ために電流を消費する負荷とを前記伝送線に対して直列
    接続したことを特徴とする2線式信号伝送装置。
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