JP2952753B2 - 自動車における後車輪駆動型無限軌道装置 - Google Patents

自動車における後車輪駆動型無限軌道装置

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JP2952753B2
JP2952753B2 JP7317476A JP31747695A JP2952753B2 JP 2952753 B2 JP2952753 B2 JP 2952753B2 JP 7317476 A JP7317476 A JP 7317476A JP 31747695 A JP31747695 A JP 31747695A JP 2952753 B2 JP2952753 B2 JP 2952753B2
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/02Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
    • E02F9/024Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with laterally or vertically adjustable wheels or tracks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Road Paving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車において、後車
輪に無限軌道を着脱できる無限軌道装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、雪道を走行するために、タイ
ヤにチェーン装着したり、車輪をスパイクタイヤに交換
したりしてスリップを防止して安全に操作走行できるよ
うにしている。しかし、それらの着脱は衣類等を汚して
しまったり、時間のロスや大変な労力を費やすことにな
り、不愉快な思いをすることが多い。また、スリップの
防止にしても、凍結した坂道ではチェーンやスパイクタ
イヤでは操作不能に陥り、危険を回避するのに充分では
なかった。そこで、これまで雪坂を確実に登降りできる
ために各種の無限軌道付の車が提供されている。
【0003】それらの無限軌道車はタイヤへの切換えが
できず、雪道では安全ではあるが、雪のない道路ではス
ピードはでないし、金属無限軌道の場合などは走行騒音
が大きい難点があった。さらに、チェーンやスパイクタ
イヤの装着が極めて煩わしいのでゴムタイヤとの切換え
しないで走行してしまうことが多く、その結果、雪道走
行から雪なしの道の走行へ移った後のチェーンやスパイ
クタイヤによる粉塵の発生や雪なしの道の走行から雪道
走行へ移った後のスリップ事故の発生が多発している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は自動車のかか
る実情に鑑みてなされたもので、走行しつつ、雪のない
道路では通常のタイヤでの走行ができ、雪道に至った時
には無限軌道に切換えができ、また雪道での無限軌道
ら、雪のない道路での通常のタイヤへの切換えが極めて
簡単にできる無限軌道装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、自動車の両後車輪R内側の車輪軸Sに該後
車輪Rに近接して後車輪RのタイヤT径より小径の後部
ベルト車1を回転フリーに軸承する。また車体Bに対し
運転席からの指令で水平及び垂直方向に移動させる
動部10,12を有するシャフト機構Aを設け、そのシ
ャフト機構Aに後部ベルト車1の前方に間隔を設けて前
部ベルト車2を枢着し、該前部ベルト車2と後部ベルト
車1間に、裏面3aを前記タイヤTのトレッド幅に合致
する帯形状とした無限軌道3を掛架し、前部ベルト車2
の後方の後部ベルト車1寄りの上部及び下部に前記前部
ベルト車2に追随して移動可能に且つ前記無限軌道裏面
3aに当接状態に上下両ベルトガイドローラー4,5を
シャフト機構Aに枢着して成り、前記無限軌道3が前記
上下両ベルトガイドローラー4,5に導かれて後部ベル
ト車1と後車輪Rを交互に乗換え可能とする後車輪駆動
無限軌道装置である。
【0006】また、前記無限軌道3が後部ベルト車1に
掛架状態の時、後車輪Rの径と後部ベルト車1の径の差
から生じる無限軌道3の緩みを解消する緩み解消手段U
を有するものである。そして、その緩み解消手段Uを、
前部ベルト車2の前方移動によるもの、ベルトガイドロ
ーラー4の上方移動によるもの又は無限軌道3の外側に
設けたベルトガイドローラー20の下方附勢によるもの
などとするものである。さらに、前記無限軌道3の形状
を、タイヤTのトレッドの凹凸形状に合致した内面3a
に形成したものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の無限軌道装置の実施例を図で説
明をすると、図1及び図2に示すように、自動車の左右
対称に両後車輪R内側の車輪軸Sに該後車輪Rに近接し
て後車輪RのタイヤT径より小径の後部ベルト車1を回
転フリーに軸承する。そして、車体Bに対して運転席か
らの指令で水平及び垂直方向に移動させる駆動部10,
12を有するシャフト機構Aを設け、そのシャフト機構
に後部ベルト車1の前方に間隔を設けて前部ベルト車
2を枢着する。そして、該前部ベルト車2と後部ベルト
車1間に無限軌道3を掛架する。前記後部ベルト車2の
両端には無限軌道3を両側から抱き抱えるように前部ベ
ルト車2の径より大きい径の円盤状の脱輪ガイド15を
装着する。
【0008】前記無限軌道3は、その裏面3aを無限軌
3内面がタイヤT表面に対して摩擦抵抗を持つよう
に、図9に示すように、タイヤTのトレッドの凹凸形状
に合致させ、また幅をタイヤTのトレッド幅と同程度の
幅にした帯形状とし、その外面に凹凸を形成する。こう
してタイヤTと無限軌道3とが滑ることなく安全に自動
車を操縦できるようにする。また走行中の側方移行に伴
無限軌道3の連結追随性をよくするために、無限軌道
3は側方に変形してずれてしまうことのない材質及び構
造とすることが必要である。その材質は例えば合成樹脂
製、ゴム製、金属製等が可能である。
【0009】また、前部ベルト車2の後方の後部ベルト
車1寄りに、中間にスプリング19で伸びる方向に附勢
したシャフト伸縮部18を有する垂直突張杆9を配し、
その上下両端部にそれぞれベルトガイドローラー4,5
を前記無限軌道3の裏面3aに当接状態に枢着する。そ
して、垂直突張杆9のシャフト伸縮部18の下方中間部
と前部ベルト車2の車軸6とをガイドローラー連結シャ
フト8で水平に連結固定する。前記ベルトガイドローラ
ー4,5は、そのローラー軸13,14で回転フリーに
軸承され、ベルトガイドローラー4,5の両端にはベル
トガイドローラー4,5の径より大きい径の円盤状の脱
輪ガイド16を装着する。
【0010】前記シャフトAの構造は、図1及び図2に
示すように、前記ガイドローラー連結シャフト8を固着
した垂直出没シャフト7部分と、この先端部に垂直出没
シャフト7上端部を固着し、基端部に車体Bに対する取
付け固定部17を有する水平出没シャフト11から成
る。そして前記垂直出没シャフト7には垂直出没シャフ
ト出没用シリンダ10を設ける。また前記水平出没シャ
フト11には水平出没シャフト出没用シリンダ12を設
ける。
【0011】そして、前記ガイドローラー連結シャフト
8の垂直方向への移動については、前記シャフト機構A
を構成する垂直出没シャフト7の駆動部10によるシリ
ンダの出没操作によって、前部ベルト車2を垂直方向に
おいては、掛架した無限軌道3が接地不能な状態となる
位置(図1に示す位置)から接地可能状態となる上方位
置(図3に示す位置)に移動可能にする。
【0012】また、前記ガイドローラー連結シャフト8
の水平方向への移動については、水平出没シャフト11
の駆動部12によるシリンダの出没操作によって、車体
の左右方向に後車輪Rと同じ車体側部位置(図4に示す
位置)からその後車輪R内側の後部ベルト車1と同じ車
体側部位置(図2に示す位置)に移動可能にする。この
移動によって無限軌道3が上下両ベルトガイドローラー
4,5に導かれて後部ベルト車1と後車輪Rとの交互乗
換えが可能となる。
【0013】前記垂直出没シャフト出没用シリンダ10
と水平出没シャフト出没用シリンダ12は、油圧によっ
て出没するものを用いる(油圧系統図略)。それら前記
各シャフトの油圧による出没操作は運転席に設けた操作
盤のスイッチのオン・オフで電気的に指令して水平方向
と垂直方向に自動的に駆動し、前部ベルト車2及びベル
トガイドローラー4,5を垂直方向と水平方向に所定範
囲移動できるようにする。垂直出没シャフト7及び水平
出没シャフト11の出没方法は上記油圧によるものの他
にモーターによる電動駆動や機械的駆動によって行なう
ことができる。
【0014】また、無限軌道機構による走行からタイ
ヤTによる走行への移行に伴って、単に内側に寄せて後
車輪Rから後部ベルト車1へ切換えたのでは後車輪Rの
径と後部ベルト車1の径の差から無限軌道3に緩みが生
じる。そこで、この緩みを解消する緩み解消手段Uを設
ける。その緩み解消手段Uは、図1及び図3に示すよう
に、上部ベルトガイドローラー4を垂直突張杆9のシャ
フト伸縮部18に内蔵したスプリング19によって上方
に附勢し、無限軌道3に張力を加えて、接地側の無限軌
3部分を引っ張り上げることにより緩みを解消するこ
とができる。
【0015】その他に緩み解消手段Uは各種可能である
が、例えば、図5に示すように、前部ベルト車2の前方
移動によるもの、また図6に示すように、無限軌道3の
上部外側に設けたベルトガイドローラー20の下方附勢
によって無限軌道3を折曲げて行なうものが可能であ
る。
【0016】また、接地側の無限軌道3部分を引っ張り
上げるためには、上記の無限軌道3を緊張させて行なう
緩み解消手段Uとは別に、図9に示すように、無限軌道
3の両側にベルト側溝22を設け、前記ガイドローラー
連結シャフト8の下部に固着した掛架棒支持板26に
限軌道3をその両側からだき抱えるようにして取付けた
掛架アーム24によって、その掛架アーム24の先端に
枢支したベルト側溝22幅より小径の掛架ローラー2
3,23をベルト側溝22,22に填めて、無限軌道
の進行を阻害しないようにするとともに前記ガイドロー
ラー連結シャフト8の上方移動に従って接地側の無限軌
3中間部を引っ張り上げられるようにすることもでき
る。この場合、無限軌道3の上下方向の振幅に掛架アー
ム24が対応可能とするために、掛架棒支持板26に縦
の摺動溝27を設け、縦方向に折曲げて摺動部25aを
形成したL字型の掛架フレーム25の摺動部25aを前
記摺動溝27内に上下にスライド可能に填め込み、その
摺動溝27の上下端部に掛架フレーム25の上限ストッ
パー30と下限ストッパー29とを設るとともに、摺動
溝27内に掛架フレーム25の摺動部25aを下方に附
勢するスプリング28を取り付ける。
【0017】また、無限軌道機構Cは無限軌道3の中間
部の浮き上がりを防ぐために、図7と図8に示すよう
に、無限軌道3の中間部に無限軌道3の後車輪Rと前部
ベルト車2間の間隔に応じた適宜数の振れ止め用の補助
ローラー21,21を前記ガイドローラー連結シャフト
8の下部に枢支すると良い。
【0018】また、前部ベルト車2及びベルトガイドロ
ーラー4,5を垂直方向と水平方向に所定範囲移動に移
動させる手段は、上記のように垂直出没シャフト7と水
平出没シャフト11の二つに分けずに一本のシャフトに
よって水平方向と垂直方向に操作することも可能であ
り、この場合にも前記前部ベルト車2とその前部ベルト
車2の移動に追随するベルトガイドローラー4,5の移
動によって導かれた無限軌道3が後車輪Rの回転によっ
て後部ベルト車1と後車輪Rとの乗換えが可能となる。
【0019】
【発明の作用並びに効果】本発明は上記のようで、無限
軌道3を後車輪Rに装着した状態から外す時には、前部
ベルト車2を下部ベルトガイドローラー5と一緒に地面
Gへの接地位置より高く上げると共にそれらを上部ベル
トガイドローラー4と一緒に車体Bの内側に寄せると、
無限軌道3が自動車の後車輪RのタイヤTから脱輪して
後車輪Rの内側にある後部ベルト車1に掛かる。そして
無限軌道3の接地部分の全体が浮き上がって地面Gから
離れる。即ち無限軌道機構による走行からタイヤT
よる走行に移行される。
【0020】この移行の際、単にタイヤTから脱輪する
と後車輪Rの径と後部ベルト車1の径の差から生じる
限軌道3の緩みが発生し、そのままでは無限軌道3が地
面Gに垂れ下がる。この垂れ下がるのを防ぐために、前
部ベルト車2を前方へ移動させて無限軌道3を引っ張っ
たり、またベルトガイドローラー4を上方へ移動させた
り、無限軌道3の外側に設けたベルトガイドローラー2
0を下方へ附勢して無限軌道3全体を緊張させて、垂れ
下がろうとする無限軌道3の接地側部分を引き上げるこ
とができる。
【0021】また、雪道にさしかかり、無限軌道機構
による走行に移行する場合には、前部ベルト車2を接地
位置に下げ、下部ベルトガイドローラー5も前部ベルト
車2に追随して一緒に下降してそれぞれ接地する。そし
てさらに車体Bの外側へ向けて水平方向に自動車の後車
輪Rと同じ車体幅まで寄せると、前部ベルト車2と上部
及び下部のベルトガイドローラー4,5に前記無限軌道
3が引き連られ、この際に後車輪Rを回転させるとその
後車輪RのタイヤTの側部から無限軌道3の端部から引
き込まれて行き、無限軌道3が完全にタイヤTに着輪す
る。タイヤTに無限軌道3が着輪すると後車輪Rの回転
駆動によって引張られて無限軌道3が前部ベルト車2と
ともに回転する。即ちタイヤTによる走行から無限軌道
機構による走行に移行される。
【0022】従来、雪道を走行するためには、これまで
大変な思いで、チェーン装着やスパイクタイヤ交換をし
なければならなかったが、本発明によって走行中に後車
輪タイヤTから無限軌道3へ、逆に無限軌道3から後車
輪タイヤTへと自動的に切換えることが可能となり、雪
道走行から雪なしの道の走行へ、雪なしの道の走行から
雪道走行へと何の苦労もせずに移行できるようになっ
た。このために、雪道走行と雪なし道走行の転換が即行
なうようになり、チェーンやスパイクタイヤによる粉塵
の発生、雪なし道の走行から雪道走行へ移った後のスリ
ップ事故の発生を減少させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無限軌道の不使用状態を示す模式的側
面図。
【図2】図1の模式的平面図。
【図3】無限軌道の使用状態を示す模式的側面図。
【図4】図3の模式的平面図。
【図5】無限軌道の緩み解消手段の一態様を示す模式的
側面図。
【図6】無限軌道の緩み解消手段の別の態様を示す模式
的側面図。
【図7】補助ローラーを備えた無限軌道の使用状態を示
す模式的側面図。
【図8】補助ローラーを備えた無限軌道の不使用状態を
示す模式的側面図。
【図9】無限軌道を引上げる要部の態様を示す模式的側
面図。
【符号の説明】
1 後部ベルト車 2 前部ベルト車 3 無限軌道 3a 無限軌道裏面 4 上部ベルトガイドローラー 5 下部ベルトガイドローラー 6 前部ベルト車の車軸 7 垂直出没シャフト 8 ガイドローラー連結シャフト 9 垂直突張杆 10 垂直出没シャフト出没用シリンダ 11 水平出没シャフト 12 水平出没シャフト出没用シリンダ 13 上部ベルトガイドローラー輪支持軸 14 下部ベルトガイドローラー輪支持軸 15 脱輪ガイド 16 脱輪ガイド 17 車体への取付け固定部 18 シャフト伸縮部 19 スプリング 20 ベルトガイドローラー 21 補助ローラー 22 ベルト側溝 23 掛架ローラー 24 掛架アーム 25 掛架フレーム 25a 掛架フレームの摺動部 26 掛架棒支持板 27 摺動溝 28 スプリング 29 下限ストッパー 30 上限ストッパー A シャフト機構 R 後車輪 T タイヤ S 後車輪軸 C 無限軌道機構 B 車体 U 緩み解消手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−116274(JP,A) 特開 昭59−164270(JP,A) 特開 平6−227445(JP,A) 特開 昭55−39837(JP,A) 実開 昭64−48306(JP,U) 実開 昭55−161786(JP,U) 実開 昭63−8172(JP,U) 実開 昭64−6191(JP,U) 実開 平1−59787(JP,U) 実開 平3−129584(JP,U) 実開 平4−42484(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 55/02 - 55/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の両後車輪内側の車輪軸
    に該後車輪に近接して後車輪のタイ
    径より小径の後部ベルト車(1)を回転フリー
    に軸承し、車体)に対して運転席からの指令で水平
    及び垂直方向に移動させる駆動部(10),(12)を
    有するシャフト機構)を設け、そのシャフト機構
    (A)に後部ベルト車(1)の前方に間隔を設けて前部
    ベルト車(2)を枢着し、該前部ベルト車(2)と後部
    ベルト車(1)間に、裏面(3a)を前記タイヤ
    のトレッド幅に合致する帯形状とした無限軌道(3)を
    掛架し、前部ベルト車(2)の後方の後部ベルト車
    (1)寄りの上部及び下部に前記前部ベルト車(2)に
    追随して移動可能に且つ前記無限軌道裏面(3a)に当
    接状態に上下両ベルトガイドローラー(4),(5)を
    シャフト機構に枢着して成り、前記無限軌道
    (3)が前記上下両ベルトガイドローラー(4),
    (5)に導かれて後部ベルト車(1)と後車輪
    交互に乗換え可能とする自動車における後車輪駆動型
    限軌道装置。
  2. 【請求項2】 無限軌道(3)が後部ベルト車(1)に
    掛架状態の時、後車輪の径と後部ベルト車(1)
    の径の差から生じる無限軌道(3)の緩みを解消する緩
    み解消手段を有する請求項1の自動車における後
    車輪駆動型無限軌道装置。
  3. 【請求項3】 無限軌道(3)の緩み解消手段
    が、前部ベルト車(2)の前方移動によるものである請
    求項2の自動車における後車輪駆動型無限軌道装置。
  4. 【請求項4】 無限軌道(3)の緩み解消手段
    が、ベルトガイドローラー(4)の上方移動によるもの
    である請求項2の自動車における後車輪駆動型無限軌道
    装置。
  5. 【請求項5】 無限軌道(3)の緩み解消手段
    が、無限軌道(3)の外側に設けたベルトガイドローラ
    ー(20)の下方附勢によるものである請求項2の自動
    車における後車輪駆動型無限軌道装置。
  6. 【請求項6】 無限軌道(3)の形状が、タイヤ
    のトレッドの凹凸形状に合致した内面(3a)を形成し
    て成る請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の自動車
    における後車輪駆動型無限軌道装置。
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