JP2951187B2 - 多重腰折ウェットテシューの連続取出し構造 - Google Patents

多重腰折ウェットテシューの連続取出し構造

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JP2951187B2 JP6023774A JP2377494A JP2951187B2 JP 2951187 B2 JP2951187 B2 JP 2951187B2 JP 6023774 A JP6023774 A JP 6023774A JP 2377494 A JP2377494 A JP 2377494A JP 2951187 B2 JP2951187 B2 JP 2951187B2
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    • A47K10/42—Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a store of single sheets, e.g. stacked
    • A47K10/421—Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a store of single sheets, e.g. stacked dispensing from the top of the dispenser
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    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S206/00—Special receptacle or package
    • Y10S206/812—Packaged towel

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】 この発明は多重腰折ウェットテ
シューを容器に収容し、容器に設けた取出口より各腰折
ウェットテシューを順次連続して取出し得るようにした
多重腰折ウェットテシューの連続取出し構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】多重腰折ウェットテシューは容器内に収
容し、容器に設けた取出口より順次取出し得るようにし
ており、この多重腰折ウェットテシューとしては図１乃
至図５に示すものが知られている。これら多重腰折ウェ
ットテシューは何れも、各右向き腰折ウェットテシュー
１（又は左向き腰折ウェットテシュー２）の下部折片１
ａ（又は２ａ）と各左向き腰折ウェットテシュー２（又
は左向き腰折ウェットテシュー１）の上部折片２ｂ（又
は１ｂ）とを相の手に組んで多重腰折ウェットテシュー
を形成し、該多重腰折ウェットテシューを容器３内に収
容しその天板に設けた取出口３ａより最上位の腰折ウェ
ットテシュー１又は２の上部折片１ｂ又は２ｂを引き出
すことにより上記相の手組部において摩擦係合する下位
の腰折ウェットテシューの上部折片１ｂ又は２ｂの遊離
端を上記取出口３ａより誘出させ連続取出しが行なえる
ようにした構成を採用している点で共通している。
【０００３】而して、図１、図２に示した多重腰折ウェ
ットテシューは当初より最も普遍的に用いられてきてい
るが、図１に示す多重腰折ウェットテシュー４は定寸法
の腰折ウェットテシューを二つ折りして略二分の一の折
片が他の折片と相の手に組まれるようにした構成なの
で、容器３の取出口３ａからは腰折ウェットテシュー１
又は２の略二分の一の折片が誘出される。
【０００４】又図２に示す多重腰折ウェットテシュー４
は定寸法の各腰折ウェットテシュー１，２をＺ形に腰折
し下端の折片を他の腰折ウェットテシューの折片と相の
手に組む構成なので、容器３の取出口３ａからは腰折ウ
ェットテシュー１，２の略三分の一の折片が誘出され
る。
【０００５】上記のように、図１、図２に示す多重折ウ
ェットテシュー４は何れも定長の腰折ウェットテシュー
１、２の略二分の一乃至三分の一が取出口３ａより外方
へ誘出され、誘出長が長過ぎ美感を損なうとの指摘がな
されている。
【０００６】殊に多重腰折ウェットテシュー４は薬液等
を湿潤した状態であり、各腰折ウェットテシューの折片
がその端末から相当の長さに亘って薬液により接着する
ので、取出口３ａより取り出そうとする腰折ウェットテ
シューに次に続く腰折ウェットテシューの全体が友連れ
されて取出されてしまう欠点を有する。加えてウェット
テシューは容器の取出し口から誘出された部分が乾いて
しまいその効用を喪失するので、上記誘出長はできるだ
け短かくすることが望まれるが、図１、図２の場合には
上記誘出長が長過ぎる欠点を有する。上記二つの理由か
ら図１、図２の例はウェットテシューには実施困難であ
り加えて美感を損なう問題点を有している。
【０００７】又図３Ａ、図４Ａに示すように、上記Ｚ形
に腰折りした各腰折ウェットテシュー１，２の腰折り位
置を調整することにより各腰折ウェットテシューの端部
折片間の相の手組部の寸法をできるだけ短縮する方法が
思考されているが、図３Ａの場合には相の手組部が、図
３Ｂに示すように多重腰折ウェットテシュー４の左半部
又は右半部の一方に偏在するため一方が嵩高になってし
まう欠点を有している。
【０００８】又図４Ａの場合には相の手組部が、図４Ｂ
に示すように多重腰折ウェットテシュー４の中間部に集
中し膨らみを生ずる欠点を有している。従って図３、図
４の何れの場合も、複数の多重腰折ウェットテシュー４
を積上げた場合には荷崩れを生じがちであり、又局部が
嵩高になり商品性を損なう問題を有している。
【０００９】次に図５に示すように、上記多重腰折ウェ
ットテシュー４が極部的に嵩高になるのを防止せんとし
て、二つ折りにした各腰折ウェットテシュー１，２の腰
折位置を調整することにより各腰折ウェットテシューの
端部折片の相の手組部が多重腰折ウェットテシューの左
半部と右半部に按分されるようにした例が思考されてい
る。
【００１０】然しながら、この方法は多重腰折ウェット
テシューの局部が嵩高になる欠点を防止できるが、二つ
折りした各腰折ウェットテシュー１，２の上部折片１
ｂ，２ｂの巾が下部折片１ａ，２ａを短縮した分だけ長
くなり、結果として容器の巾が図１の場合よりも大巾に
長くなってしまい、実施し難い問題を有している。
【００１１】又図５の場合には、摘出に供される各腰折
ウェットテシュー１，２の上部折片１ｂ，２ｂの誘出量
が、図２の場合と同様腰折ウェットテシューの略三分の
一に達する問題を内在している。
【００１２】
【発明が解決しようとする問題点】この発明は多重腰折
ウェットテシューにおける各腰折ウェットテシューの上
部折片の誘出量を可及的に短縮すると共に、各腰折ウェ
ットテシュー間の相の手組部が多重腰折ウェットテシュ
ーの局部に集中しないようにし、更には容器の取出口か
ら引き出された腰折ウェットテシューに下位の腰折ウェ
ットテシュー全体又は上部折片全体が友連れされて引き
出される問題を解消した多重腰折ウェットテシューの連
続取出し構造を提供するものである。
【００１３】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記目的を
達成する手段として、各右向き腰折ウェットテシューと
左向き腰折ウェットテシューとを相の手に組んで多重腰
折ウェットテシューを形成し、この多重腰折ウェットテ
シューを容器内に収容して上部接片を摘出し連続取出し
を行なうようにする場合に、上記各右向きと左向き腰折
ウェットテシューの下部折片の遊離端側を各腰折ウェッ
トテシューの腰折り方向とは逆方向に折り返して短巾の
重畳端を形成し、上記各右向き腰折ウェットテシューの
短巾重畳端と各左向き腰折ウェットテシューの短巾重畳
端とを下位の腰折ウェットテシューの上部折片の遊離端
側と相の手に組むようにして各腰折ウェットテシューの
上部折片の誘出量を充分に短縮できるようにすると共
に、上記右向き腰折ウェットテシューの短巾重畳端と左
向き腰折ウェットテシューの短巾重畳端とが多重腰折ウ
ェットテシューの左半部側と右半部側に按分されるよう
にして各上位腰折ウェットテシューの上部接片の遊離端
を取出し手段として容器に設けた取出口より連続的に取
出すように構成したものである。
【００１４】
【作用】この発明によれば各腰折ウェットテシューの下
部折片の遊離端側を折り返して上記短巾重畳端を形成し
て多重ねを行なっているので、各腰折ウェットテシュー
間における下部折片と上部折片の相の手組部の寸法を腰
折ウェットテシューの展開長の略四分の一に縮小でき、
この結果、上位の腰折ウェットテシューの上部折片を引
き出した時の下部折片の相の手組部における摩擦係合に
よって容器の取出口から誘出される下位腰折ウェットテ
シューの上部折片の寸法は最大上記略四分の一の寸法に
短縮できる。
【００１５】又この多重腰折ウェットテシューは各腰折
ウェットテシューの下部折片の末端が次に引き出される
腰折ウェットテシューの上部折片の末端と引張りに対し
て順方向に重ね合せられる構造を形成しない。換言する
と各上位の腰折ウェットテシューの下部折片は各下位の
腰折ウェットテシューの上部折片と略二分の一の巾で液
により接着しているのみで他の二分の一には引張力が作
用しない。
【００１６】従って上位の腰折ウェットテシューの下部
折片の全巾が下位の腰折ウェットテシューの上部折片の
全巾と液により接着して下位の腰折ウェットテシューの
全体又は同上部折片の全体を容器の取り出し口より過度
に引き出してしまいウェットテシューとしての効用を損
なう不具合を有効に防止できる。
【００１７】又この発明によれば上記相の手組部の寸法
を縮小しながら、同相の手組部を多重腰折ウェットテシ
ューの左側と右側に略均等に按分することができるの
で、多重腰折ウェットテシューの局部を嵩高にする問題
も併せて解消できる。
【００１８】この発明によれば上述の通り上位の各腰折
ウェットテシューの下部折片と各下位の腰折ウェットテ
シューの上部折片の相の手組部の寸法を縮小できると共
に、右向き腰折ウェットテシューの末端と左向き腰折ウ
ェットテシューの末端とを引張力に対し順方向となる接
着を排除できるので、上位の腰折ウェットテシューの取
出しに伴って下位の腰折ウェットテシューの上部折片が
過度に引き出されたり、或いは下位腰折ウェットテシュ
ー全体が引き出されてしまう問題点を有効に解消でき
る。
【００１９】
【実施例】以下この発明の実施例を図６乃至図１０に基
いて説明する。
【００２０】図６はこの発明に係る多重腰折ウェットテ
シュー１４の連続取出し構造の第１実施例を示し、図８
はこの多重腰折ウェットテシュー１４の加工法を説明す
る図である。
【００２１】図７はこの発明に係る多重腰折ウェットテ
シュー１４の連続取出し構造の第２実施例を示し、図９
はこの多重腰折ウェットテシュー１４の加工法を示し、
図１０は各腰折ウェットテシューに共通する折線の位置
を示す図である。
【００２２】図６、図７に示すように、多重腰折ウェッ
トテシュー１４は右向きの腰折ウェットテシュー１１と
左向きの腰折ウェットテシュー１２とから成り、各右向
き腰折ウェットテシュー１１（又は各左向き腰折ウェッ
トテシュー１２）の下部折片１１ａ（又は１２ａ）と各
左向き腰折ウェットテシュー１２（又は各右向き腰折ウ
ェットテシュー１１）の上部折片１２ｂ（又は１１ｂ）
とを相の手に組んで多重ねにしている。
【００２３】換言すると各右向き腰折ウェットテシュー
１１（又は各左向き腰折ウェットテシュー１２）の下部
折片１１ａ（又は１２ａ）の内面に各左向き腰折ウェッ
トテシュー１２（又は各右向き腰折ウェットテシュー１
１）の上部折片１２ｂ（又は１１ｂ）の内面が重なるよ
うに交叉掛けにする。これを相の手組と称する。
【００２４】又右向き腰折ウェットテシュー１１とは左
側に腰折り用の折線Ｓ１を有して右オープンとなされた
腰折ウェットテシューを意味し、左向き腰折ウェットテ
シュー１２とは左側に腰折り用の折線Ｓ１を有して左オ
ープンとなされた腰折ウェットテシューを意味する。
【００２５】上記各右向きと左向き腰折ウェットテシュ
ー１１，１２の下部折片１１ａ，１２ａの遊離端側を各
腰折ウェットテシューの腰折り方向とは逆方向に折り返
して短巾の重畳端１１ｃ，１２ｃを形成し、上記各右向
き腰折ウェットテシュー１１の短巾重畳端１１ｃと、各
左向き腰折ウェットテシュー１２の上部折片１２ｂの遊
離端側とを相の手に組み、上記各左向き腰折ウェットテ
シュー１２の短巾重畳端１２ｃと、各右向き腰折ウェッ
トテシュー１１の上部折片１１ｂの遊離端側とを相の手
に組む。そして上記右向き腰折ウェットテシュー１１の
短巾重畳端１１ｃと左向き腰折ウェットテシュー１２の
短巾重畳端１２ｃとが多重腰折ウェットテシュー１４の
左半部側と右半部側に按分される構成とした。
【００２６】図６においては上記各右向きと左向きの腰
折ウェットテシュー１１，１２の下部折片１１ａ，１２
ａの遊離端側を同折片の基部側外面へ折り返し上記短巾
重畳端１１ｃ，１２ｃを形成した実施例を示している。
【００２７】又図７においては、上記各右向きと左向き
の腰折ウェットテシュー１１，１２の下部折片１１ａ，
１２ａの遊離端側を同折片の基部側内面へ折り返し上記
短巾重畳端１１ｃ，１２ｃを形成した実施例を示してい
る。
【００２８】図６、図７に示す多重腰折ウェットテシュ
ー１４は、先ず各ウェットテシューの先端部をウェット
テシュー長の略四分の一に相当する長さだけ外側又は内
側へ折り返し、前記短巾重畳端１１ｃ，１２ｃを形成す
る。この短巾重畳端１１ｃ，１２ｃが前記腰折ウェット
テシュー、１１，１２の下部折片１１ａ，１２ａに相当
する。又１１ｄ，１２ｄは折り返し片を示す。
【００２９】次に図８Ａ、図９Ａに示すように上記短巾
重畳端１１ｃ，１２ｃが先行するウェットテシューの尾
端と重なり合うようにし、次に図８Ｂ，図９Ｂに示すよ
うに、上記短巾重畳端１１ｃ，１２ｃと先行するウェッ
トテシューの尾端とが重なり合う部分の端部において腰
折りを行ない、図６、図７に示す多重腰折ウェットテシ
ューを得る。
【００３０】図１０は上記各腰折ウェットテシュー１
１，１２の展開図を示し、Ｓ１は腰折り用の折線、Ｓ２
は上記下部折片１１ａ，１２ａの折り返し用の折線を夫
々示し、上記折線Ｓ１は図示のように定長のウェットテ
シューを略二等分する位置に設定し、折線Ｓ２は下部折
片１１ａ，１２ａを更に略二等分する位置に設定する。
従って折線Ｓ２によって折り返された折り返し片１１
ｄ，１２ｄは腰折ウェットテシュー１１，１２の展開長
の略四分の一の長さになる。
【００３１】斯くして形成された多重腰折ウェットテシ
ュー１４を容器１３内に収容し、該容器１３の天板に設
けた取出口１３ａより最上位の腰折ウェットテシュー１
１又は１２の上部折片１１ｂ又は１２ｂを引き出すこと
により上記相の手組部において摩擦係合する下位の腰折
ウェットテシュー１２又は１１の上部折片１２ｂ又は１
１ｂの遊離端を上記取出口１３ａより誘出させ連続取出
しが行なえるようにする。
【００３２】図６、図７に示す短巾重畳端１１ｃ，１２
ｃにおける重畳形態から理解できるように、何れの多重
腰折ウェットテシュー１４も上位の腰折ウェットテシュ
ーが下位の腰折ウェットテシューを過度に引き出してし
まう構成を有していない。
【００３３】即ち、図６に示す多重腰折ウェットテシュ
ー１４は上位の腰折ウェットテシューの下部端末と下位
の腰折ウェットテシューの下部端末とが互いに接着せ
ず、下位腰折ウェットテシューを過度に引き出す原因を
排除する構成となっている。換言すると、例えば上位の
腰折ウェットテシュー１１の下部折片１１ａによって形
成した前記短巾重畳端１１ｃはその折り返し片１１ｄが
下位の腰折ウェットテシュー１２の上部折片１２ｂと接
着しない構造となっており接着巾は下部折片１１ａの二
分の一である。
【００３４】上位の腰折ウェットテシュー１１の短巾重
畳端１１ｃはその基部側において下位の腰折ウェットテ
シュー１２の上部折片１２ｂの遊離側と重なり合うのみ
である。従って上位の腰折ウェットテシュー１１の下部
折片１１ａの全長と下位の腰折ウェットテシュー１２の
上部折片１２ｂの全長とが重なり合って過度の友連れを
来す要因を排除できる。
【００３５】又図７に示す多重腰折ウェットテシューは
短巾重畳端１１ｃ，１２ｃの折り返し片１１ｄ，１２ｄ
が下位の腰折ウェットテシューの上部折片の遊離端側と
重なり合っているが、この重なりは図１乃至図５に示す
重なりと構成が明白に異なっている。即ち折り返し片１
１ｄ，１２ｄは下位の腰折ウェットテシューの上部折片
１１ｂ，１２ｂの遊離端側と相の手に組まれておらず、
換言すると折り返し片１１ｄ，１２ｄは下位の腰折ウェ
ットテシューの上部折片１１ｂ，１２ｂの遊離端と互い
に逆向きとなるように重なっておらず、互いに同方向に
向くように重なり合っている。
【００３６】従って上位の腰折ウェットテシューの取出
しに際しての引張力は逆に引剥力として上記折り返し片
１１ｄ，１２ｄに作用する。この結果、上位の腰折ウェ
ットテシュー１１の引き出しに際して下位腰折ウェット
テシュー１２の上部折片１２ｂの全体又は下位腰折ウェ
ットテシュー全体を引き出してしまう不具合を解消でき
る。上記多重腰折ウェットテシュー１４は家庭用の殺菌
液等を含浸させた多重腰折ウェットテシューの連続取出
し構造として有効である。
【００３７】
【発明の効果】この発明は各上位の腰折ウェットテシュ
ーの上部折片の遊離端を、容器に設けた取出口より連続
的に取出すための手段としたものであり、各上位腰折ウ
ェットテシューの下部折片の上記短巾重畳端と各下位腰
折ウェットテシューの上部接片とによる相の手組部の寸
法を腰折ウェットテシューの展開長の略四分の一に縮小
でき、この結果、相の手組部における摩擦係合によって
容器の取出口から誘出される各腰折ウェットテシューの
上部折片の寸法は最大上記略四分の一の寸法に短縮でき
る。
【００３８】又上記短巾重畳端を形成した多重腰折ウェ
ットテシューは各腰折ウェットテシューの下部折片の末
端（折り返し片１１ｄ，１２ｄ）か次に引き出される腰
折ウェットテシューの上部折片の末端に直接引張力を及
ぼす構造を形成しない。
【００３９】従って、上位腰折ウェットテシューの下部
折片の全巾と下位腰折ウェットテシューの上部折片の全
巾とが液により接着して下位腰折ウェットテシュー全体
又は同下位ウェットテシューの上部折片を容器の取出口
より過度に引き出してしまう不具合を極めて有効に解消
できる。
【００４０】又この発明によれば上記相の手組部の寸法
を縮小しながら、同相の手組部を多重腰折ウェットテシ
ューの左側と右側に略均等に按分することができるの
で、多重腰折ウェットテシューの局部を嵩高にし商品性
を損なったり、積上げ時に転倒する問題も併せて解消で
きる。
【００４１】殊にこの発明によれば上位の腰折ウェット
テシューの取出しに伴って下位の腰折ウェットテシュー
が過度に誘出されて殺菌液を乾燥してしまい効力を喪失
してしまう問題点を有効に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１従来例であり、多重腰折ウェットテシュー
を容器内に収容した状態を以って示す概略断面図であ
る。
【図２】第２従来例であり、多重腰折ウェットテシュー
を容器内に収容した状態を以って示す概略断面図であ
る。
【図３】第３従来例であり、（Ａ）は多重腰折ウェット
テシューを容器内に収容した状態を以って示す概略断面
図、（Ｂ）はこの例における多重腰折ウェットテシュー
の局部嵩高状態を示す側面図である。
【図４】第４従来例であり、（Ａ）は多重腰折ウェット
テシューを容器内に収容した状態を以って示す概略断面
図、（Ｂ）はこの例における多重腰折ウェットテシュー
の局部嵩高状態を示す側面図である。
【図５】第５従来例であり、多重腰折ウェットテシュー
を容器内に収容した状態を以って示す概略断面図であ
る。
【図６】この発明の第１実施例であり、多重腰折ウェッ
トテシューを容器内に収容した状態を以って示す概略断
面図である。
【図７】この発明の第２実施例であり、多重腰折ウェッ
トテシューを容器内に収容した状態を以って示す概略断
面図である。
【図８】上記第１実施例における多重腰折ウェットテシ
ューの加工法を例示する概略側面図である。
【図９】上記第２実施例における多重腰折ウェットテシ
ューの加工法を例示する概略側面図である。
【図１０】腰折ウェットテシューの展開図を示す平面図
である。
【符号の説明】
１１ 右向き腰折ウェットテシュー １２ 左向き腰折ウェットテシュー １１ａ，１２ａ 下部折片 １１ｂ，１２ｂ 上部折片 １１ｃ，１２ｃ 短巾重畳端 １１ｄ，１２ｄ 折り返し片 １３ 容器 １３ａ 取出口 １４ 多重腰折ウェットテシュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−269051（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−194723（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−124297（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−123773（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−25443（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−70388（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−186689（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭63−63216（ＪＰ，Ｂ１) 米国特許3462043（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47K 10/20 A47K 7/00 A47K 10/16 A47K 10/42 B65H 45/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】各右向き腰折ウェットテシュー（又は左向
    き腰折りウェットテシュー）の下部折片と、各左向き腰
    折ウェットテシュー（又は右向き腰折ウェットテシュ
    ー）の上部折片とを相の手に組んで多重腰折ウェットテ
    シューを形成し、該多重腰折ウェットテシューを容器内
    に収容し、該容器に設けた取出口より最上位の腰折ウェ
    ットテシューの上部折片を引き出すことにより上記相の
    手組部において摩擦係合する下位の腰折ウェットテシュ
    ーの上部折片の遊離端を上記取出口より誘出させ連続取
    出しが行なわれるようにした多重腰折ウェットテシュー
    の連続取出し構造において、上記各右向きと左向き腰折
    ウェットテシューの下部折片の遊離端側を各腰折ウェッ
    トテシューの腰折り方向とは逆方向に折り返して短巾の
    重畳端を形成し、上記各右向き腰折ウェットテシューの
    短巾重畳端を各左向き腰折ウェットテシューの上部折片
    の遊離端側と相の手に組み、上記各左向き腰折ウェット
    テシューの短巾重畳端を各右向き腰折ウェットテシュー
    の上部折片の遊離端側と相の手に組み、上記右向き腰折
    ウェットテシューの短巾重畳端と左向き腰折ウェットテ
    シューの短巾重畳端とが多重腰折ウェットテシューの左
    半部側と右半部側に按分される構成としたことを特徴と
    する多重腰折ウェットテシューの連続取出し構造。
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