JP2949353B2 - 板ガラスに対する樹脂枠材の形成方法 - Google Patents
板ガラスに対する樹脂枠材の形成方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、板ガラスに対する樹脂枠材の形成方法に関
する。
する。
[従来の技術] 板ガラスの周縁部には、モールやウェザーストリッ
プ、ガスケットなどと称されている樹脂枠材が一体的と
なって配設される例が多い。
プ、ガスケットなどと称されている樹脂枠材が一体的と
なって配設される例が多い。
この場合における板ガラスの周縁部への樹脂枠材の形
成方法としては、第1図に示すように板ガラス5を上型
2と下型3とからなる型1にセットし、この型1内に形
成されるキャビティ4に樹脂原料を射出して注入し、第
2図に示すような樹脂枠材6を板ガラス5の周縁部に一
体的に形成する方法が知られている。
成方法としては、第1図に示すように板ガラス5を上型
2と下型3とからなる型1にセットし、この型1内に形
成されるキャビティ4に樹脂原料を射出して注入し、第
2図に示すような樹脂枠材6を板ガラス5の周縁部に一
体的に形成する方法が知られている。
この場合の樹脂枠材を形成する方法としては、大別し
て2つの方法がよく知られている。
て2つの方法がよく知られている。
その1つは、反応射出成形法(RIM法)といわれるも
のであり、ウレタンに代表される2種類の反応物を同時
に混合射出して反応させ、型内に樹脂枠材を形成するよ
うにしたものである。
のであり、ウレタンに代表される2種類の反応物を同時
に混合射出して反応させ、型内に樹脂枠材を形成するよ
うにしたものである。
また、他の1つは、熱可塑性樹脂原料を加熱溶融させ
て射出注入し、型内に樹脂枠材を形成するようにしたも
のである。
て射出注入し、型内に樹脂枠材を形成するようにしたも
のである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来方法のうち、反応射出成形法につ
いては、材料自体のコストが高いこと、材料の耐候性に
難があり、製品化後に塗装する必要があること、型内で
反応させるので脱型までに比較的長時間を要し、作業性
が悪いこと等、コスト及び生産性の点で問題を残してお
り、一般にはあまり採用されていないものである。
いては、材料自体のコストが高いこと、材料の耐候性に
難があり、製品化後に塗装する必要があること、型内で
反応させるので脱型までに比較的長時間を要し、作業性
が悪いこと等、コスト及び生産性の点で問題を残してお
り、一般にはあまり採用されていないものである。
一方、熱可塑性樹脂原料を用いる方法については、上
記のようなコスト及び生産性の点での問題が少ないこと
から広く採用されている。
記のようなコスト及び生産性の点での問題が少ないこと
から広く採用されている。
しかし、この方法によるときは、溶融された樹脂原料
を射出するものであることから、射出時に高い熱と圧力
とを要することになり、通常、樹脂原料に対する加熱温
度が180〜200℃程度で、かつ、射出圧力が300〜500kg/c
m2程度必要であるとされている。
を射出するものであることから、射出時に高い熱と圧力
とを要することになり、通常、樹脂原料に対する加熱温
度が180〜200℃程度で、かつ、射出圧力が300〜500kg/c
m2程度必要であるとされている。
このため、金型にセットされる板ガラスが例えば合せ
ガラスや複層ガラスであるような場合には、その周縁部
が射出された樹脂原料の熱と圧力とに晒されるに至る結
果、ガラス自体に割れを生じさせたり、合せガラスの中
間膜や複層ガラスのシール剤などに変質や損傷を生じさ
せたりする不都合があった。
ガラスや複層ガラスであるような場合には、その周縁部
が射出された樹脂原料の熱と圧力とに晒されるに至る結
果、ガラス自体に割れを生じさせたり、合せガラスの中
間膜や複層ガラスのシール剤などに変質や損傷を生じさ
せたりする不都合があった。
しかも、このような不都合に対処すべく、熱可塑性樹
脂原料として比較的低温で溶融する樹脂組成物、あるい
は溶融時の粘度が低くて流動性に富み、低圧で射出成形
することができる樹脂組成物を用いて樹脂枠材を形成す
るときは、所要の抗張力や伸び、耐寒性、熱変形性など
の基本的な物性を大きく劣化させてしまい、新たな不都
合が生じてしまう問題があった。
脂原料として比較的低温で溶融する樹脂組成物、あるい
は溶融時の粘度が低くて流動性に富み、低圧で射出成形
することができる樹脂組成物を用いて樹脂枠材を形成す
るときは、所要の抗張力や伸び、耐寒性、熱変形性など
の基本的な物性を大きく劣化させてしまい、新たな不都
合が生じてしまう問題があった。
本発明は、従来方法の上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、樹脂原料を比較的低温、かつ、低
圧で射出して樹脂枠材を形成することにより、板ガラス
の側への悪影響を極力抑制するようにした板ガラスに対
する樹脂枠材の形成方法を提供することにある。
であり、その目的は、樹脂原料を比較的低温、かつ、低
圧で射出して樹脂枠材を形成することにより、板ガラス
の側への悪影響を極力抑制するようにした板ガラスに対
する樹脂枠材の形成方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成しようとするものであり、
その構成上の特徴は、型内に配置した板ガラスの周縁部
に樹脂枠材を形成すべく型を閉じてキャビティを形成
し、該キャビティ内に熱可塑性樹脂原料を射出注入し、
固化させて板ガラスの周縁部に樹脂枠材を形成する板ガ
ラスに対する樹脂枠材の形成方法において、前記熱可塑
性樹脂原料として、180℃未満の温度で溶融可能であ
り、かつその溶融粘度が300poise以下である架橋剤が含
有された熱可塑性樹脂原料を使用し、該熱可塑性樹脂原
料を180℃未満の温度、300poise以下の粘度、かつ150kg
/cm2以下の注入圧力でキャビティ内に射出注入し固化さ
せて樹脂枠剤を形成した後に、脱型して前記樹脂枠材を
架橋・硬化させることさせることにある。
その構成上の特徴は、型内に配置した板ガラスの周縁部
に樹脂枠材を形成すべく型を閉じてキャビティを形成
し、該キャビティ内に熱可塑性樹脂原料を射出注入し、
固化させて板ガラスの周縁部に樹脂枠材を形成する板ガ
ラスに対する樹脂枠材の形成方法において、前記熱可塑
性樹脂原料として、180℃未満の温度で溶融可能であ
り、かつその溶融粘度が300poise以下である架橋剤が含
有された熱可塑性樹脂原料を使用し、該熱可塑性樹脂原
料を180℃未満の温度、300poise以下の粘度、かつ150kg
/cm2以下の注入圧力でキャビティ内に射出注入し固化さ
せて樹脂枠剤を形成した後に、脱型して前記樹脂枠材を
架橋・硬化させることさせることにある。
本発明が適用される板ガラスについては、構造的にみ
た場合、強化ガラスのほか、合せガラスや複層ガラス、
通常の板ガラスなど、各種の構造のものに適用すること
ができる。特に、従来、前記RIM法によらなければその
形成が困難であるとされていた合せガラスや複層ガラス
に対し、RIM法に代えて安価で効率的に樹脂枠材を形成
することができ、冷凍ショーケース用ドアガラスのほ
か、民生用車両や産業用車両、鉄道用車両等の各種車両
用ウインドとして好適に用いることができる。
た場合、強化ガラスのほか、合せガラスや複層ガラス、
通常の板ガラスなど、各種の構造のものに適用すること
ができる。特に、従来、前記RIM法によらなければその
形成が困難であるとされていた合せガラスや複層ガラス
に対し、RIM法に代えて安価で効率的に樹脂枠材を形成
することができ、冷凍ショーケース用ドアガラスのほ
か、民生用車両や産業用車両、鉄道用車両等の各種車両
用ウインドとして好適に用いることができる。
また、これが取り付けられる対象部位については、車
両用であればフロントウインドのほか、サイドウイン
ド、ルーフウインド、リヤウインド等、あらゆる部位の
ウインドとして取り付けることができる。
両用であればフロントウインドのほか、サイドウイン
ド、ルーフウインド、リヤウインド等、あらゆる部位の
ウインドとして取り付けることができる。
一方、本発明において、板ガラスをセットした後、樹
脂原料が射出注入される型は、ステンレスや鉄等の金属
からなる金型を用いることができるのはもとより、従来
方法に比較して低い圧力と熱のもとで射出することがで
きるので、製品数量が比較的少ない場合には、硬質樹脂
製の型を用いることもできる。
脂原料が射出注入される型は、ステンレスや鉄等の金属
からなる金型を用いることができるのはもとより、従来
方法に比較して低い圧力と熱のもとで射出することがで
きるので、製品数量が比較的少ない場合には、硬質樹脂
製の型を用いることもできる。
さらに、本発明において用いられる樹脂原料として
は、熱可塑性であって、比較的低温、かつ、低圧力で射
出可能な溶融粘度を有し、しかも、射出成形した後、光
や熱、放射線等の各種エネルギーを作用させることで容
易に架橋・硬化させることができ、さらには、架橋後の
成形品が樹脂枠材として必要最小限の抗張力と伸び、耐
寒性、耐候性等の実用的基本物性を示すものが好適に用
いられる。
は、熱可塑性であって、比較的低温、かつ、低圧力で射
出可能な溶融粘度を有し、しかも、射出成形した後、光
や熱、放射線等の各種エネルギーを作用させることで容
易に架橋・硬化させることができ、さらには、架橋後の
成形品が樹脂枠材として必要最小限の抗張力と伸び、耐
寒性、耐候性等の実用的基本物性を示すものが好適に用
いられる。
そして、これらの諸条件を満たす樹脂原料としては、
ポリエチレンもしくはポリプロピレン、塩素含有高分子
化合物系の熱可塑性樹脂を用いることができ、特に、コ
スト、耐候性、流動性の点を考慮するならば、塩化ビニ
ルを好適に用いることができる。
ポリエチレンもしくはポリプロピレン、塩素含有高分子
化合物系の熱可塑性樹脂を用いることができ、特に、コ
スト、耐候性、流動性の点を考慮するならば、塩化ビニ
ルを好適に用いることができる。
また、これらの樹脂原料の見掛けの粘度については、
低い圧力のもとでも射出成形が可能な十分な流動性を確
保する必要があることから、300poise以下、より好まし
くは100poise以下とするのが望ましい。
低い圧力のもとでも射出成形が可能な十分な流動性を確
保する必要があることから、300poise以下、より好まし
くは100poise以下とするのが望ましい。
しかも、このような樹脂原料には、枠材としての実用
的な使用が可能となるよう所定の物性を付与する必要が
あり、可塑剤や熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤等、
所要の添加剤を添加しておくのが望ましく、特に限定さ
れるものではないが、具体的には、例えば自動車用のウ
インドモールとして使用されている硬質塩ビコンパウン
ドに加えられているものとしてBa系、Zn系の熱安定剤や
ペンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤などを用いること
ができる。
的な使用が可能となるよう所定の物性を付与する必要が
あり、可塑剤や熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤等、
所要の添加剤を添加しておくのが望ましく、特に限定さ
れるものではないが、具体的には、例えば自動車用のウ
インドモールとして使用されている硬質塩ビコンパウン
ドに加えられているものとしてBa系、Zn系の熱安定剤や
ペンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤などを用いること
ができる。
また、これらの樹脂原料には、その成形後に熱や光、
放射線等のエネルギーを作用させて架橋する必要がある
ので、適当な架橋剤が含有される。この場合の架橋剤と
しては、例えば樹脂原料が塩化ビニルであれば、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、トリメトキシエ
トキシビニルシラン、トリアジンチオール等の多官能モ
ノマーを用いることができる。
放射線等のエネルギーを作用させて架橋する必要がある
ので、適当な架橋剤が含有される。この場合の架橋剤と
しては、例えば樹脂原料が塩化ビニルであれば、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、トリメトキシエ
トキシビニルシラン、トリアジンチオール等の多官能モ
ノマーを用いることができる。
本発明における架橋方法としては、線状高分子を架橋
する一般に知られている方法、すなわち、熱や光や放射
線など、いずれかのエネルギーを成形後の樹脂枠材に作
用させることができるものであれば特に限定されるもの
ではなく、例えば、樹脂原料が塩化ビニルである場合
に、加熱であれば120〜150℃の温度雰囲気中で10分間、
また、放射線であれば3〜10Mradの線量を与えることで
十分に架橋させることができ、このような架橋により樹
脂枠材としては不十分であった物性を所望する程度にま
で改良することができる。
する一般に知られている方法、すなわち、熱や光や放射
線など、いずれかのエネルギーを成形後の樹脂枠材に作
用させることができるものであれば特に限定されるもの
ではなく、例えば、樹脂原料が塩化ビニルである場合
に、加熱であれば120〜150℃の温度雰囲気中で10分間、
また、放射線であれば3〜10Mradの線量を与えることで
十分に架橋させることができ、このような架橋により樹
脂枠材としては不十分であった物性を所望する程度にま
で改良することができる。
本発明は、このようにして構成されているので、射出
圧力が150kg/cm2以下であっても型内に形成されるキャ
ビティに対して熱可塑性樹脂原料を注入し、所望形状の
樹脂枠材に形成することができる。このため、強化ガラ
スとは異なり、通常の板ガラス程度の強度か有していな
い合せガラスや複層ガラスに対しても、射出成形時の熱
や圧力でガラス割れを生じさせたり、合せガラスの中間
膜や複層ガラスのシール剤などに変質や損傷を生じさせ
たりすることなく、樹脂枠材を形成することができる。
圧力が150kg/cm2以下であっても型内に形成されるキャ
ビティに対して熱可塑性樹脂原料を注入し、所望形状の
樹脂枠材に形成することができる。このため、強化ガラ
スとは異なり、通常の板ガラス程度の強度か有していな
い合せガラスや複層ガラスに対しても、射出成形時の熱
や圧力でガラス割れを生じさせたり、合せガラスの中間
膜や複層ガラスのシール剤などに変質や損傷を生じさせ
たりすることなく、樹脂枠材を形成することができる。
しかも、従来であれば、上記手法により形成されるよ
うな樹脂枠材に対しては、所要の抗張力や伸び、耐寒
性、耐候性などというような基本的物性を付与すること
ができなかったにも拘らず、本発明によれば、樹脂枠材
に含まれている架橋剤に対し光や熱や放射線などのいず
れかのエネルギーを作用させることで、その物性の改良
を図ることができ、実用的な品質性能を有する樹脂枠剤
を形成することができる。
うな樹脂枠材に対しては、所要の抗張力や伸び、耐寒
性、耐候性などというような基本的物性を付与すること
ができなかったにも拘らず、本発明によれば、樹脂枠材
に含まれている架橋剤に対し光や熱や放射線などのいず
れかのエネルギーを作用させることで、その物性の改良
を図ることができ、実用的な品質性能を有する樹脂枠剤
を形成することができる。
[実施例] 本発明の実施例として、次のような条件のもとで樹脂
枠剤を形成した。
枠剤を形成した。
・実施例1 鉄製の金型を用い、板ガラスとして合せガラスを配置
し、キャビティ内には架橋剤として6−ジブチルアミノ
−1,3,5−トリアジン−2,4−ジオチールを含み、ポリ塩
化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を10
0kg/cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を
一体的に形成した。その後、140℃の温度雰囲気中に10
分間置き、架橋・硬化させ、この樹脂枠材を実施品1と
する。
し、キャビティ内には架橋剤として6−ジブチルアミノ
−1,3,5−トリアジン−2,4−ジオチールを含み、ポリ塩
化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を10
0kg/cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を
一体的に形成した。その後、140℃の温度雰囲気中に10
分間置き、架橋・硬化させ、この樹脂枠材を実施品1と
する。
・実施例2 鉄製の金型を用い、板ガラスとして合わせガラスを配
置し、キャビティ内には架橋剤としてエポキシ変性した
可塑剤を含み、ポリ塩化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹
脂原料を射出圧力を100kg/cm2で注入し、合わせガラス
の周縁部に樹脂枠材を一体的に形成した。脱型後の樹脂
枠材に対しては、紫外線を5分間照射し、架橋・硬化さ
せ、この樹脂枠材を実施品2とする。
置し、キャビティ内には架橋剤としてエポキシ変性した
可塑剤を含み、ポリ塩化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹
脂原料を射出圧力を100kg/cm2で注入し、合わせガラス
の周縁部に樹脂枠材を一体的に形成した。脱型後の樹脂
枠材に対しては、紫外線を5分間照射し、架橋・硬化さ
せ、この樹脂枠材を実施品2とする。
・実施例3 ガラス繊維入エポキシ樹脂製の金型を用い、板ガラス
として複層ガラスを配置し、キャビティ内には架橋剤と
してトリメチロールプロパントリメタクリレートを含
み、ポリ塩化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射
出圧力を100kg/cm2で注入し、複層ガラスの周縁部に樹
脂枠材を一体的に形成した。脱型後の樹脂枠材に対して
は、放射線を10Mradの線量を与え、架橋・硬化させ、こ
の樹脂枠材を実施品3とする。
として複層ガラスを配置し、キャビティ内には架橋剤と
してトリメチロールプロパントリメタクリレートを含
み、ポリ塩化ビニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射
出圧力を100kg/cm2で注入し、複層ガラスの周縁部に樹
脂枠材を一体的に形成した。脱型後の樹脂枠材に対して
は、放射線を10Mradの線量を与え、架橋・硬化させ、こ
の樹脂枠材を実施品3とする。
・比較例1 鉄製の金型を用い、板ガラスとして合わせガラスを配
置し、キャビティ内には、平均重合度400のポリ塩化ビ
ニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を100kg/
cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を一体
的に形成した。脱型後の樹脂枠材を比較品1とする。
置し、キャビティ内には、平均重合度400のポリ塩化ビ
ニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を100kg/
cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を一体
的に形成した。脱型後の樹脂枠材を比較品1とする。
・比較例2 鉄製の金型を用い、板ガラスとして合わせガラスを配
置し、キャビティ内には、平均重合度1000のポリ塩化ビ
ニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を400kg/
cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を一体
的に形成した。脱型後の樹脂枠材を比較品2とする。
置し、キャビティ内には、平均重合度1000のポリ塩化ビ
ニル樹脂からなる熱可塑性樹脂原料を射出圧力を400kg/
cm2で注入し、合わせガラスの周縁部に樹脂枠材を一体
的に形成した。脱型後の樹脂枠材を比較品2とする。
上記実施例と比較例とについて、各種の試験を行った
結果、次の表1のような結果が得られた。
結果、次の表1のような結果が得られた。
上表からも、本発明によれば、十分な実用性能を具有
する樹脂枠材を板ガラスに対し一体的に形成し得ること
が確認された。
する樹脂枠材を板ガラスに対し一体的に形成し得ること
が確認された。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、射出時における樹脂
原料は180℃未満の温度で溶融可能であり、かつ、その
溶融粘度も300poise以下であるので、従来よりも低い15
0kg/cm2以下の注入圧力のもとで射出することができ、
板ガラスの側に悪影響を及ぼすことを少なくしてキャビ
ティ内に注入して樹脂枠材を板ガラスの周縁部に一体的
に形成することができる。しかも、脱型後の形成された
樹脂枠材に対しては、予め含ませてある架橋剤に作用さ
せて架橋・硬化させることができるので、所定の実用的
な品質性能を付与することができる。
原料は180℃未満の温度で溶融可能であり、かつ、その
溶融粘度も300poise以下であるので、従来よりも低い15
0kg/cm2以下の注入圧力のもとで射出することができ、
板ガラスの側に悪影響を及ぼすことを少なくしてキャビ
ティ内に注入して樹脂枠材を板ガラスの周縁部に一体的
に形成することができる。しかも、脱型後の形成された
樹脂枠材に対しては、予め含ませてある架橋剤に作用さ
せて架橋・硬化させることができるので、所定の実用的
な品質性能を付与することができる。
第1図は、板ガラスに樹脂枠材を形成する際の一般的な
配置関係を示す説明図である。 第2図は、樹脂枠材が形成された場合の板ガラスの部分
断面図である。 1……型、2……上型、 3……下型、4……キャビティ、 5……板ガラス、6……樹脂枠材
配置関係を示す説明図である。 第2図は、樹脂枠材が形成された場合の板ガラスの部分
断面図である。 1……型、2……上型、 3……下型、4……キャビティ、 5……板ガラス、6……樹脂枠材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 俊郎 東京都大田区南六郷2丁目37番1号 理 研ビニル工業株式会社コンパウンド技術 部内 (56)参考文献 特開 平1−122722(JP,A) 実開 昭63−15212(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84
Claims (3)
- 【請求項1】型内に配置した板ガラスの周縁部に樹脂枠
材を形成すべく型を閉じてキャビティを形成し、該キャ
ビティ内に熱可塑性樹脂原料を射出注入し、固化させて
板ガラスの周縁部に樹脂枠材を形成する板ガラスに対す
る樹脂枠材の形成方法において、 前記熱可塑性樹脂原料として、180℃未満の温度で溶融
可能であり、かつその溶融粘度が300poise以下である架
橋剤が含有された熱可塑性樹脂原料を使用し、該熱可塑
性樹脂原料を180℃未満の温度、300poise以下の粘度、
かつ150kg/cm2以下の注入圧力でキャビティ内に射出注
入し固化させて樹脂枠材を形成した後に、脱型して前記
樹脂枠材を架橋・硬化させることを特徴とする板ガラス
に対する樹脂枠材の形成方法。 - 【請求項2】熱可塑性樹脂原料は、ポリオレフィン系も
しくは塩素含有高分子化合物であることを特徴とする請
求項1記載の板ガラスに対する樹脂枠材の形成方法。 - 【請求項3】熱可塑性樹脂原料に含有される架橋剤は、
2個またはそれ以上のカルボキシル基、メルカプト基も
しくは芳香族性水酸基をもつ多官能化合物であることを
特徴とする請求項1記載の板ガラスに対する樹脂枠材の
形成方法。
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