JP2948062B2 - Cu配線形成方法 - Google Patents
Cu配線形成方法Info
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Description
関する。
線を微細化し或は半導体デバイスの動作速度を高速化す
るために配線電流密度を増大させると、エレクトロマイ
グレーションによる配線の信頼性低下が問題となる。現
在広く用いられているAl配線はエレクトロマイグレー
ション耐性に劣るため、これに代わる種々の配線材料が
検討されている。CuはAlに代わる配線材料のひとつ
として注目されており、Cu配線形成技術に関する研究
報告が文献:電子情報通信学会技術報告 SDM89−
85 p25〜29 1989に成されている。
(Reactive Ion Etching)法を用いて、Cuを配線形状
にエッチング加工する。エッチングの際には、基板温度
を400℃程度とし、またCCl4 反応性エッチングガ
ス及びN2 希釈ガスを用いる。CCl4 反応性ガス単独
では化学反応性が高くCuのアンダーカット或はサイド
エッチングが著しいので、これを防止するため、CCl
4 反応性エッチングガスをN2 希釈ガスで希釈すること
によりエッチングプラズマ中のClラジカル密度を制御
する。またCuの酸化による配線抵抗の増加を防止する
目的で、Cu配線をTiNバリア層で被覆する。このた
めCu及びTiの合金膜を積層し、この合金膜を上述と
同様にしてRIE法でエッチング加工する。そして加工
後の合金膜をN2 ガス雰囲気中に保持しながら800℃
で30分の間合金膜の熱処理を行なう。この熱処理によ
り、合金膜中のTiは合金膜表面に拡散し、このTiが
雰囲気中のN2 と結合して合金膜表面にTiNバリア層
を形成する。この結果、合金膜内部のTi濃度は低下す
る。
従来技術では、TiN形成のために行なう熱処理温度が
800℃と高温である。従ってMOSFETなどの半導
体素子を基板に形成し終えた後、基板上に配線を形成す
る場合に、高温の熱処理によって素子特性が劣化するこ
とがある。
を解決するため、配線を覆うバリア層の形成温度を低減
できるCu配線形成方法を提供することにある。
め、第一発明のCu配線形成方法は、下地上に順次に下
側バリア層、Cu層及び上側バリア層を積層する工程
と、上側バリア層上にエッチングマスクを形成する工程
と、反応性イオンエッチング法により、Cu層を配線形
状にエッチング加工しながら、Cu層のエッチング加工
側壁面に、主としてエッチングマスクと反応性エッチン
グガスとの反応生成物より成る側壁バリア層を堆積させ
る工程とを含んで成ることを特徴とする。
上に順次に下側バリア層及びCu層を積層する工程と、
Cu層上に上側バリア層を兼ねるエッチングマスクを形
成する工程と、反応性イオンエッチング法により、Cu
層を配線形状にエッチング加工しながら、Cu層のエッ
チング加工側壁面に、主としてエッチングマスクと反応
性エッチングガスとの反応生成物より成る側壁バリア層
を堆積させる工程とを含んで成ることを特徴とする。
るときに、エッチングマスクと反応性エッチングガスと
の間で反応生成物を生じさせる。そして主としてこの反
応生成物を、Cu層のエッチング加工側壁面に堆積させ
ることにより、側壁バリア層を形成する。従ってエッチ
ングと同時に並行して側壁バリア層を形成できるので側
壁バリア層形成のための熱処理を省くことができ、その
結果、従来と比べて低温で側壁バリア層を形成できる。
また下側及び上側バリア層を低温で形成することは、例
えば従来周知の薄膜形成技術により容易に達成できる。
ング加工するときに、エッチングマスクと反応性エッチ
ングガスとの間で反応生成物を生じさせる。そして主と
してこの反応生成物を、Cu層のエッチング加工側壁面
に堆積させることにより、側壁バリア層を形成する。従
ってエッチングと同時に並行して側壁バリア層を形成で
きるので側壁バリア層形成のための熱処理を省くことが
でき、その結果、従来と比べて低温で側壁バリア層を形
成できる。また下側バリア層を低温で形成することは例
えば従来周知の薄膜形成技術により、そして上側バリア
層を兼ねるエッチングマスクを低温で形成することは、
例えば従来周知の薄膜形成技術及びエッチング技術によ
り容易に達成できる。
明する。尚、図面は発明が理解できる程度に概略的に示
してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定するもの
ではない。
する工程図である。まず、下地10上に順次に下側バリ
ア層12、Cu層14及び上側バリア層16を積層す
る。この実施例では、下地10をSi基板或はSiO2
膜とし、スパッタ法により、この下地10上に順次に、
TiN下側バリア層12、Cu層14及びTiN上側バ
リア層16を積層する(図1(A)〜図1(C))。バ
リア層12、16の厚さを0.1μm、またCu層14
の厚さを0.6μmとする。
を形成している場合でも、従来周知の薄膜形成技術例え
ばスパッタ法によれば、半導体素子の電気的特性を劣化
させない程度に低い温度で、各層12、14、16を形
成できる。
スク18aを形成する。この実施例では、まず、プラズ
マCVD(Chemical Vapor Deposition )法により、上
側バリア層16上にSiO2 マスク材料18を積層する
(図2(A))。マスク材料18の厚さを0.5μmと
する。次いでマスク材料18上にレジストを厚さ1μm
に塗布し、然る後、レジストを露光及び現像してレジス
トパターン20を形成する(図2(B))。レジストパ
ターン20の平面形状は配線形状となっている。次いで
反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etchi
ng)法により、レジストパターン20を介してマスク材
料18をエッチング加工し、この材料18から成るエッ
チングマスク18aを得る(図2(C))。好ましく
は、このRIEで用いる反応性エッチングガスを、上側
バリア層16をエッチングせずマスク材料18を選択的
にエッチングできるガスとする。例えばCHF3 ガス及
びO2 ガスの混合ガスとすれば良い。エッチングマスク
18aにレジストパターン20の形状が転写され、従っ
てエッチングマスク18aの平面形状は配線形状とな
る。このマスク18a形成後、レジストパターン20を
除去する。
を形成している場合でも、従来周知のエッチング技術例
えばRIE法によれば、半導体素子の電気的特性を劣化
させない程度に低い温度で、エッチングマスク18aを
形成できる。
形状にエッチング加工しながらCu層14のエッチング
加工側壁面141に側壁バリア層22を堆積させる。側
壁バリア層22は、主として、エッチングマスク18a
と反応性エッチングガスとの反応生成物より成る。好ま
しくは、このRIEで用いる反応性エッチングガスをS
i原子及びCl原子を含むガスとし、この反応性エッチ
ングガス中のSi原子数及びCl原子数の比の値を制御
することにより、側壁バリア層22の堆積厚を制御す
る。
の反応室23内に下地10を設置し(図3(A))、然
る後、この反応室23内に反応性エッチングガスを導入
する。反応性エッチングガスをSiCl4 ガス、Cl2
ガス及びN2 ガスの混合ガスとする。そしてマグネトロ
ンRIE法により、エッチングマスク18aを介して上
側バリア層16、Cu層14及び下側バリア層12を順
次にエッチング加工し、所望の形状にエッチングされた
上側バリア層16a、Cu層14a(Cu配線14a)
及び下側バリア層12aを得る(図3(B))。エッチ
ングを行なう際、半導体素子の電気的特性を劣化させな
い程度に低い温度例えば300℃に下地10を加熱す
る。またSiCl4 、Cl2 及びN2 のガス流量をそれ
ぞれ20sccm、10sccm及び120sccmと
して、これらの混合ガスを反応室23内に導入し、反応
室23内の圧力を35mTorrに保持する。そしてR
Fパワーを500Wとして、エッチングを行なう。
12に順次にエッチングマスク18aの形状が転写さ
れ、従って平面形状が配線形状となった上側バリア層1
6a、Cu層14a(Cu配線14a)及び下側バリア
層12aが得られる。また反応性エッチングガスとエッ
チングマスク18aとの反応生成物としてSiOX NY
(但しX・Y≠0)が生じ、主としてSiOX NY より
成る側壁バリア層22が得られる。側壁バリア層22
は、Cu配線14aの側壁面141に堆積するのみなら
ず、エッチングマスク18a、上側バリア層16a及び
下側バリア層12aの側壁面にも堆積する。側壁バリア
層22は自己整合的に各層の側壁面に堆積する。上述し
たエッチング条件のもとでは、側壁バリア層22の堆積
厚Tを700A°(A°:オングストローム)程度とす
ることができる。
上側バリア層16a及び側壁バリア層22によって囲ま
れるので、Cu配線14aの耐酸化性は向上する。図4
は耐酸化性の実験結果を示す図である。同図において
は、実施例(下側、上側及び側壁バリア層によって囲ん
だストライプ状のCu配線)に関する実験結果を曲線I
で、また比較例(下側、上側及び側壁バリア層で囲んで
いないシート状のCu薄膜であって、SiO2 膜上に形
成したCu薄膜)に関する実験結果を曲線IIで示す。
実施例及び比較例のいずれの場合も、雰囲気を空気とし
て雰囲気温度を100〜260℃の範囲内で段階的に変
化させ、各段階毎に、一定温度の雰囲気中に1時間の間
Cu配線及びCu薄膜を放置し、然る後、Cu配線及び
Cu薄膜の抵抗値rを調べた。雰囲気温度[℃]を図の
横軸に、また形成直後のCu配線(実施例)及びCu薄
膜(比較例)の抵抗値をr0 として求めたr/r0 を図
の縦軸に示した。比較例のCu薄膜についてはr及びr
0 はシート抵抗である。一般的な傾向として、Cu配線
の酸化が少なければ抵抗rの増加は少なく、またCu配
線の酸化が多ければ抵抗rの増加は多くなる。この点を
考慮して曲線I及びIIを比較すれば、曲線Iでは雰囲
気温度220℃位までr/r0 の増加がないのに対し曲
線IIでは雰囲気温度100℃を越えるとr/r0 が増
加し始め、従って実施例の方が比較例よりも酸化しにく
いことが理解できる。
EM(Scanning Electron Microscope)を用いて写真を
取り、その写真像を模写した図を、図5に示す。図5か
らも理解できるように、側壁バリア層22はエッチング
マスク18aから下側バリア層12まで連続的に延在す
るように堆積する。従って300℃の加熱を行ないなが
らエッチングを行なっている間に、下側バリア層12a
とCu層14aとの間、Cu層14aと上側バリア層1
6aとの間で剥離が生じるのを、側壁バリア層22によ
って防止できる。これら各層12a、14a及び16a
を熱膨張係数の異なる材料で形成してもこれらの間で剥
離が生じるのを防止できる。
及びCl原子数の比の値Rを任意好適な値に調整するこ
とにより、側壁バリア層22を堆積させることができ
る。しかもSi及びCl原子数の比の値Rを変化させる
ことにより、側壁バリア層22の堆積厚Tを、変化させ
ることができる。図6はこれら堆積厚TとSi及びCl
原子数の比の値Rとの関係を、実験的に調べた結果を示
す図である。同図の縦軸に側壁バリア層22の堆積厚T
[A°]を、及び、横軸にSi及びCl原子数の比の値
Rを取って示す。比の値Rは、R=(反応性エッチング
ガス中のSi原子個数)/(反応性エッチングガス中の
Cl原子個数)とする。上側バリア層16を形成せずま
た比の値Rを変化させるほかは上述した実施例と同様
に、Cu配線14aを形成して、側壁バリア層22の形
成の有無と堆積厚Tとを調べた。この実験例では、図6
からも理解できるように、比の値Rを0.1以下とした
ときは側壁バリア層22は形成されないと考えられる。
比の値Rを0.1よりも大きくしたとき側壁バリア層2
2は形成されると考えられ、比の値Rがほぼ0.1〜
0.17の範囲ではその堆積厚Tは比の値Rの増加とと
もに増加する。比の値Rがほぼ0.17を越えると堆積
厚Tはほぼ一定となると考えられる。
形成した側壁バリア層22をオージェ電子分光分析で調
べたところ、側壁バリア層22におけるCl残存量を1
〜2atomic%程度と非常に少なくすることができ
た。Clはエッチング過程で側壁バリア層22中に入り
込み残存するものであるが、側壁バリア層22中に残存
するClはCu配線14aの腐食の原因となるものであ
る。しかしCl残存量が1〜2atomic%程度であ
れば、Cu配線14aは殆ど腐食しない。Cu配線14
a形成後、50日間空気中に晒しておいてもCu配線1
4aの腐食は観察されず、腐食しないことが実験的に確
認できた。
する工程図である。まず、下地24上に順次に下側バリ
ア層26及びCu層28を積層する。この実施例では、
下地24をSi基板或はSiO2 膜とし、スパッタ法に
より、この下地24上に順次に、TiN下側バリア層2
6及びCu層28を積層する(図7(A)〜図7
(B))。
を形成している場合でも、従来周知の薄膜形成技術例え
ばスパッタ法によれば、半導体素子の電気的特性を劣化
させない程度に低い温度で、各層26、28を形成でき
る。
るエッチングマスク30aを形成する。この実施例で
は、まず、任意好適な薄膜形成技術例えばCVD法によ
り、Cu層28上にSiOX NY マスク材料30を積層
する(図7(C))。次いでマスク材料30上にレジス
トを塗布し、然る後、レジストを露光及び現像してレジ
ストパターン32を形成する(図8(A))。レジスト
パターン32の平面形状は配線形状となっている。次い
で任意好適なエッチング技術例えばRIE法により、レ
ジストパターン32を介してマスク材料30をエッチン
グ加工し、この材料30から成るエッチングマスク30
aを得る(図8(B))。好ましくは、このRIEで用
いる反応性エッチングガスを、Cu層28をエッチング
せずマスク材料30を選択的にエッチングできるガスと
する。エッチングマスク30aにレジストパターン32
の形状が転写され、従ってエッチングマスク30aの平
面形状は配線形状となる。このマスク30a形成後、レ
ジストパターン32を除去する。
を形成している場合でも、従来周知の薄膜形成技術例え
ばCVD法及びエッチング技術例えばRIE法によれ
ば、半導体素子の電気的特性を劣化させない程度に低い
温度で、エッチングマスク30aを形成できる。
形状にエッチング加工しながらCu層28のエッチング
加工側壁面281に側壁バリア層34を堆積させる。側
壁バリア層34は、主として、エッチングマスク30a
と反応性エッチングガスとの反応生成物より成る。好ま
しくは、このRIEで用いる反応性エッチングガスをS
i原子及びCl原子を含むガスとし、この反応性エッチ
ングガス中のSi原子数及びCl原子数の比の値を制御
することにより、側壁バリア層34の堆積厚を制御す
る。
の反応室36内に下地24を設置し下地24を300℃
に加熱する(図9(A))。然る後、この反応室36内
に反応性エッチングガスを導入する。反応性エッチング
ガスをSiCl4 ガス、Cl2 ガス及びN2 ガスの混合
ガスとする。そしてマグネトロンRIE法により、エッ
チングマスク30aを介して上側バリア層16、Cu層
28及び下側バリア層26を順次にエッチング加工し、
所望の形状にエッチングされたCu層28a(Cu配線
28a)及び下側バリア層26aを得る(図9
(B))。下地24に半導体素子例えばMOSFETを
形成している場合でも、RIE法によれば、半導体素子
の電気的特性を劣化させない程度に低い温度でエッチン
グを行なえる。
順次にエッチングマスク30aの形状が転写され、従っ
て平面形状が配線形状となったCu層28a(Cu配線
28a)及び下側バリア層26aが得られる。また反応
性エッチングガスとエッチングマスク30aとの反応生
成物としてSiOX NY (但しX・Y≠0)が生じ、主
としてSiOX NY より成る側壁バリア層34が得られ
る。側壁バリア層34は、Cu配線28aの側壁面28
1に堆積するのみならず、エッチングマスク30a及び
下側バリア層26aの側壁面にも堆積し側壁バリア層3
4は下側バリア層26aからエッチングマスク30aま
で連続的に延在する。
チングを行なっても、下側バリア層26aとCu配線2
8aとの間、Cu配線28aとエッチングマスク30a
との間で剥離が生じるのを、側壁バリア層34によって
防止できる。これら各層26a、28a及び30aを熱
膨張係数の異なる材料で形成しても、これらの間で剥離
が生じるのを防止できる。またCu配線28aは下側バ
リア層26a、上側バリア層を兼ねるエッチングマスク
30a及び側壁バリア層26aに囲まれるので、Cu配
線28aの耐酸化性を向上できる。
及びCl原子数の比の値を任意好適な値に調整すること
により、側壁バリア層34を堆積させることができる。
しかもSi及びCl原子数の比の値を変化させることに
より、側壁バリア層34の堆積厚を、変化させることが
できる。
のではなく、従って各構成成分の形成材料、形成方法、
数値的条件及びそのほかを任意好適に変更できる。
クの形成材料をSiO2 或はSiOX とし、反応性エッ
チングガスをSiCl4 及びCl2 の混合ガスとして、
SiOX 側壁バリア層を形成するようにしても良い。
の形成材料をSiOX NY (但しX・Y≠0)とし、反
応性エッチングガスをSiCl4 及びCl2 の混合ガス
又はSiCl4 、Cl2 及びN2 の混合ガスとして、S
iOX NY 側壁バリア層を形成するようにしても良い。
の形成材料をSiNとし、反応性エッチングガスをSi
Cl4 、Cl2 及びO2 の混合ガス又はSiCl4 、C
l2、O2 及びN2 の混合ガスとして、SiOX NY 側
壁バリア層を形成するようにしても良い。またこの場合
に、エッチングガスをSiCl4 、Cl2 及びN2 ガス
の混合ガスとして、SiN側壁バリア層を形成するよう
にしても良い。
クの形成材料をSiOX NY (但しX・Y≠0)とし、
反応性エッチングガスをSiCl4 及びCl2 の混合ガ
スとして、SiOX NY 側壁バリア層を形成するように
しても良い。
の形成材料をSiNとし、反応性エッチングガスをSi
Cl4 、Cl2 及びO2 の混合ガス又はSiCl4 、C
l2、O2 及びN2 の混合ガスとして、SiOX NY 側
壁バリア層を形成するようにしても良い。またこの場合
に、エッチングガスをSiCl4 、Cl2 及びN2 ガス
の混合ガスとして、SiN側壁バリア層を形成するよう
にしても良い。
兼ねるエッチングマスクの形成をリフトオフ法により形
成するようにしても良い。この場合も、半導体素子の特
性を劣化させないような低い温度でエッチングマスクを
形成できる。
ア層の形成材料と、第二発明における下側バリア層の形
成材料とは、TiNに限定されない。これら各層の形成
材料を、TiNとするほか、例えばSiN、SiOX N
Y 、W、Mo、Ta、V或はTiWとすることができ
る。
一発明のCu配線形成方法によれば、Cu層をエッチン
グ加工するときに、エッチングマスクと反応性エッチン
グガスとの間で反応生成物を生じさせる。そして主とし
てこの反応生成物を、Cu層のエッチング加工側壁面に
堆積させることにより、側壁バリア層を形成する。従っ
てエッチングと同時に側壁バリア層を形成できるので側
壁バリア層形成のための熱処理を省くことができ、その
結果、従来と比べて低温で側壁バリア層を形成できる。
また下側及び上側バリア層を低温で形成することは、例
えば従来周知の薄膜形成技術により容易に達成できる。
その素子特性を劣化させないような低い温度でCu配線
のバリア層を形成できる。
ば、Cu層をエッチング加工するときに、エッチングマ
スクと反応性エッチングガスとの間で反応生成物を生じ
させる。そして主としてこの反応生成物を、Cu層のエ
ッチング加工側壁面に堆積させることにより、側壁バリ
ア層を形成する。従ってエッチングと同時に側壁バリア
層を形成できるので側壁バリア層形成のための熱処理を
省くことができ、その結果、従来と比べて低温で側壁バ
リア層を形成できる。また下側バリア層を低温で形成す
ることは例えば従来周知の薄膜形成技術により、そして
上側バリア層を兼ねるエッチングマスクを低温で形成す
ることは例えば従来周知の薄膜形成技術及びエッチング
技術により、容易に達成できる。
その素子特性を劣化させないような低い温度でCu配線
を形成できる。
する工程図である。
する工程図である。
する工程図である。
る。
中のSi及びCl原子数の比の値との関係を示す図であ
る。
する工程図である。
する工程図である。
する工程図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 下地上に順次に下側バリア層、Cu層及
び上側バリア層を積層する工程と、 前記上側バリア層上にエッチングマスクを形成する工程
と、 反応性イオンエッチング法により、前記Cu層を配線形
状にエッチング加工しながら、該Cu層のエッチング加
工側壁面に、主として前記エッチングマスクと反応性エ
ッチングガスとの反応生成物より成る側壁バリア層を堆
積させる工程とを含んで成ることを特徴とするCu配線
形成方法。 - 【請求項2】 下地上に順次に下側バリア層及びCu層
を積層する工程と、 前記Cu層上に上側バリア層を兼ねるエッチングマスク
を形成する工程と、 反応性イオンエッチング法により、前記Cu層を配線形
状にエッチング加工しながら、該Cu層のエッチング加
工側壁面に、主として前記エッチングマスクと反応性エ
ッチングガスとの反応生成物より成る側壁バリア層を堆
積させる工程とを含んで成ることを特徴とするCu配線
形成方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のCu配線形成方法
において、側壁バリア層をSiOX NY (但しX・Y≠
0)としたことを特徴とするCu配線形成方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のCu配線形成方法
において、反応性エッチングガスをSi原子及びCl原
子を含むガスとし、反応性エッチングガス中のSi原子
数及びCl原子数の比の値を制御することにより、側壁
バリア層の堆積厚を制御することを特徴とするCu配線
形成方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載のCu配線形成方法
において、反応性エッチングガスを少なくともSiCl
4 ガス及びCl2 ガスを混合したガスとすることを特徴
とするCu配線形成方法。 - 【請求項6】 請求項1記載のCu配線形成方法におい
て、エッチングマスクをSiO2 、SiOX NY (但し
X・Y≠0)及びSiNのなかから選択した1種の材料
で形成することを特徴とするCu配線形成方法。 - 【請求項7】 請求項2記載のCu配線形成方法におい
て、エッチングマスクをSiOX NY (但しX・Y≠
0)又はSiNで形成することを特徴とするCu配線形
成方法。
Priority Applications (1)
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JP20420693A JP2948062B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | Cu配線形成方法 |
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JP20420693A JP2948062B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | Cu配線形成方法 |
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Family Applications (1)
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1993
- 1993-08-18 JP JP20420693A patent/JP2948062B2/ja not_active Expired - Lifetime
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