JP2946983B2 - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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JP2946983B2
JP2946983B2 JP5005820A JP582093A JP2946983B2 JP 2946983 B2 JP2946983 B2 JP 2946983B2 JP 5005820 A JP5005820 A JP 5005820A JP 582093 A JP582093 A JP 582093A JP 2946983 B2 JP2946983 B2 JP 2946983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気抵抗素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平1−125882
号公報に示されているように、磁気センサ等に磁気抵抗
素子が使用されている。これは、図21に示すように、
基板30上にアルミ配線金属31が配置され、その上に
Ni−Co系強磁性磁気抵抗素子薄膜32の一部が重な
るように配置されて電気的に接続され、さらに、これら
を表面保護膜33にて覆っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、表面保護膜
33として耐湿性に優れたプラズマシリコン窒化膜(P
−SiN膜)を用いた場合には、Ni−Co系強磁性磁
気抵抗薄膜32とアルミ配線金属31との接合部におい
てコンタクト抵抗が増大して素子特性の劣化を招いてし
まうことが実験により判明した。
【0004】つまり、図21に示す磁気センサにおい
て、Ni−Co/Alのコンタクト抵抗を、表面保護膜
33であるプラズマシリコン窒化膜(P−SiN膜)形
成前後で測定した結果を、図22に示す。プラズマシリ
コン窒化膜の形成前に比べてプラズマシリコン窒化膜の
形成後はコンタクト抵抗が2桁も大きくなっていること
が明らかになった。このことは、Ni−Co/Alの電
気接続不良を示す。この原因を明らかにするために、プ
ラズマシリコン窒化膜形成時の雰囲気ガスの1つである
NH3 ガス雰囲気で同じようにコンタクト抵抗の変化を
調べた。その結果を図23に示す。NH3 雰囲気にさら
すことにより、Ni−Co/Alコンタクト抵抗はNH
3 雰囲気にさらす前に比べて約2桁変化しており、前述
のプラズマシリコン窒化膜形成後のコンタクト抵抗の増
大はNH3 ガスが主な原因であることが判明した。又、
プラズマシリコン窒化膜形成後のNi−Co/Al界面
をSIMS分析(二次イオン質量分析法)した結果を図
24に示す。同図から、アルミ配線金属の表面に絶縁物
の窒化アルミニウム(AlN)が存在することが分か
り、これがコンタクト抵抗を大きくする原因となってい
る。
【0005】そこで、この発明は、表面保護膜の形成に
伴う磁気抵抗素子薄膜と配線金属との接合抵抗の増加を
抑制することができる磁気抵抗素子を提供するもので
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、基板上に
ニッケル系磁気抵抗素子薄膜と非アルミ系導体とアルミ
系配線金属とを配置して、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜
とアルミ系配線金属とを非アルミ系導体を介在した状態
で電気的に接続するとともに、ニッケル系磁気抵抗素子
薄膜と非アルミ系導体とアルミ系配線金属とをプラズマ
シリコン窒化膜よりなる表面保護膜にて被覆した磁気抵
抗素子をその要旨とする。
【0007】第2の発明は、基板上においてニッケル系
磁気抵抗素子薄膜の端部上にアルミ系配線金属を重ねて
配置して、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線
金属とを電気的に接続するとともに、ニッケル系磁気抵
抗素子薄膜とアルミ系配線金属とをプラズマシリコン窒
化膜よりなる表面保護膜にて被覆した磁気抵抗素子をそ
の要旨とする。
【0008】第3の発明は、基板上にニッケル系磁気抵
抗素子薄膜とアルミ系配線金属とを配置して、ニッケル
系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属とを電気的に接
続するとともに、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ
系配線金属とをシリコン酸化膜又はアモルファスシリコ
ン膜にて被覆し、そのシリコン酸化膜又はアモルファス
シリコン膜をプラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護
膜にて被覆した磁気抵抗素子をその要旨とする。
【0009】第4の発明は、基板上に、ニッケル系磁気
抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属との間に、窒化物化す
ることにより低抵抗化するバリア金属を積層した状態で
配置して、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線
金属とを電気的に接続するとともに、ニッケル系磁気抵
抗素子薄膜とアルミ系配線金属とをプラズマシリコン窒
化膜よりなる表面保護膜にて被覆した磁気抵抗素子をそ
の要旨とするものである。
【0010】
【作用】第1の発明は、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜と
アルミ系配線金属とが非アルミ系導体を介在した状態で
電気的に接続される。よって、プラズマシリコン窒化膜
を形成する際のNH3 ガス雰囲気下においてニッケル系
磁気抵抗素子薄膜と非アルミ系導体との接合部、及び非
アルミ系導体とアルミ系配線金属との接合部には、絶縁
物のAlNが存在しない。
【0011】第2の発明は、ニッケル系磁気抵抗素子薄
膜の端部上にアルミ系配線金属が重ねて配置されてお
り、プラズマシリコン窒化膜を形成する際のNH3 ガス
雰囲気下においてアルミ系配線金属の表面に不動態が形
成され、それ以上のNH3 の侵入が防止されアルミ系配
線金属とニッケル系磁気抵抗素子薄膜との接合部には、
絶縁物のAlNが存在しない。
【0012】第3の発明は、ニッケル系磁気抵抗素子薄
膜とアルミ系配線金属とがシリコン酸化物又はアモルフ
ァスシリコン膜にて覆われており、プラズマシリコン窒
化膜を形成する際のNH3 ガス雰囲気下においてシリコ
ン酸化膜又はアモルファスシリコン膜によりNH3 の侵
入が防止されニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配
線金属との接合部には、絶縁物のAlNが存在しない。
【0013】第4の発明は、ニッケル系磁気抵抗素子薄
膜とアルミ系配線金属との間にバリア金属が積層した状
態で配置されており、プラズマシリコン窒化膜を形成す
る際のNH3 ガス雰囲気下においてバリア金属が窒化物
化されるが、この窒化物は低抵抗されているので、接合
抵抗の増加は抑制される。
【0014】
【実施例】(第1実施例)以下、この発明を磁気センサ
に具体化した一実施例を図面に従って説明する。
【0015】図1は磁気センサの断面図であり、強磁性
磁気抵抗素子薄膜11と信号処理回路とが同一基板内に
集積化されている。図2〜図4には、その製造工程を示
す。
【0016】まず、図2に示すように、P型半導体基板
(シリコン基板)1の主表面に、公知の半導体加工技術
を用いて縦形NPNバイポーラトランジスタを形成す
る。つまり、P型半導体基板1の主表面上に、N+ 型埋
込層2、N- 型エピタキシャル層3を形成する。そし
て、N- 型エピタキシャル層3の主表面上にシリコン酸
化膜4を熱酸化法により形成し、シリコン酸化膜4を所
望の回路パターンによりホトエッチングし、不純物の拡
散にてP+ 型素子分離領域5、P+ 型拡散領域6、N+
型拡散領域7、8を形成する。即ち、N+ ならばリン
を、P+ ならばボロンをイオン注入法もしくは拡散法に
より選択的に拡散して形成する。このようにして、縦形
NPNバイポーラトランジスタがN+ 型埋込層2、N-
型エピタキシャル層3、P+ 型拡散領域6、及びN+
拡散領域7、8にて構成され、このトランジスタは後述
する強磁性磁気抵抗素子薄膜11からの信号を増幅す
る。
【0017】次に、図3に示すように、シリコン酸化膜
4上に、TiWよりなる非アルミ系導体としての導体金
属9をスパッタリング法で堆積する。膜厚は10nm〜
30nm程度とする。この導体金属9をフォトエッチン
グによりパターニングする。
【0018】その後、シリコン酸化膜4にフォトリソグ
ラフィを用いて選択的に開口部4aを明け、コンタクト
部を形成する。そして、図4に示すように、P型半導体
基板1の主表面上に薄膜のアルミ配線金属10を約1.
0μm堆積するとともに、このアルミ配線金属10をフ
ォトエッチングによりパターニングする。このとき、導
体金属9の端部の上面にアルミ配線金属10の端部が重
なるように配置される。そして、熱処理工程によりアル
ミ配線金属10と回路素子(シリコン)とのオーミック
接合を行う(合金化処理を行う)。
【0019】引き続き、電子ビーム蒸着装置内の基板ホ
ルダーに上記基板をセットする。そして、Ni−Coよ
りなる強磁性磁気抵抗素子薄膜11を電子ビーム蒸着法
により約50nm堆積し、フォトエッチング法によりパ
ターニングする。このとき、導体金属9の端部の上面に
強磁性磁気抵抗素子薄膜11の端部が重なるように配置
される。そして、この強磁性磁気抵抗素子薄膜11とア
ルミ配線金属10とが導体金属9を介して電気的に接続
される。
【0020】最後に、図1に示すように、プラズマCV
D装置を用いてプラズマシリコン窒化膜よりなる表面保
護膜12を成膜する。つまり、P型半導体基板1を20
0〜400℃程度の温度とし、ガス(モノシラン、窒
素、アンモニア等)を流し、高周波電源によりプラズマ
を励起させシリコン窒化膜(P−SiN)を形成する。
このプラズマシリコン窒化膜形成時において雰囲気ガス
の1つであるNH3 ガスにさらされるが、TiWよりな
る導体金属9においてはその表面に窒化層が形成されな
い。そして、この表面保護膜12により、導体金属9と
アルミ配線金属10と強磁性磁気抵抗素子薄膜11とP
型半導体基板1の主表面に作製した回路素子とが外気か
ら保護される。
【0021】よって、このようにして製造された磁気セ
ンサにおいては、P型半導体基板1上にNi−Coより
なる強磁性磁気抵抗素子薄膜11とTiWよりなる導体
金属9とアルミ配線金属10とが配置され、強磁性磁気
抵抗素子薄膜11とアルミ配線金属10とが導体金属9
を介在した状態で電気的に接続されるとともに、強磁性
磁気抵抗素子薄膜11と導体金属9とアルミ配線金属1
0とがプラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護膜12
にて被覆されている。
【0022】図5には、表面保護膜12(P−SiN
膜)形成時の雰囲気ガスの1つであるNH3 ガス雰囲気
下における強磁性磁気抵抗素子薄膜11のホトエッチン
グ後とプラズマシリコン窒化膜形成後のNi−Co/A
lのコンタクト抵抗の測定結果を示す。この図から、本
実施例(第1実施例)においては、NH3 雰囲気にさら
してもコンタクト抵抗の増大は見られなかった。
【0023】このように本実施例では、P型半導体基板
1上にNi−Coよりなる強磁性磁気抵抗素子薄膜11
とTiWよりなる導体金属9(非アルミ系導体)とアル
ミ配線金属10とを配置して、強磁性磁気抵抗素子薄膜
11とアルミ配線金属10とを導体金属9を介在した状
態で電気的に接続するとともに、強磁性磁気抵抗素子薄
膜11と導体金属9とアルミ配線金属10とをプラズマ
シリコン窒化膜よりなる表面保護膜12にて被覆した。
よって、表面保護膜12を形成する際のNH3ガス雰囲
気下において強磁性磁気抵抗素子薄膜11と導体金属9
との接合部、及び導体金属9とアルミ配線金属10との
接合部には、絶縁物のAlNが存在しない。つまり、窒
化物を形成しない導体金属9(TiW)を介して強磁性
磁気抵抗素子薄膜11とアルミ配線金属10とを電気接
続することにより、表面保護膜形成によるNi−Co/
Alコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
【0024】尚、非アルミ系導体としての導体金属9
は、TiWのように表面保護膜形成時に表面に窒化層を
形成しないか、もしくはチタンナイトライドのように窒
化膜が導体であり、かつ、強磁性磁気抵抗素子薄膜11
及びアルミ配線金属10と電気接続可能であり、かつ、
エッチング液により変質しないものが使用できる。従っ
て、非アルミ系導体(9)として用いることのできるも
のとしては、TiW、TiN、多結晶シリコン、Au,
Pt等の貴金属が挙げられる。 (第2実施例)次に、第2実施例を説明する。
【0025】図6は磁気センサの断面図であり、強磁性
磁気抵抗素子薄膜14と信号処理回路とが同一基板内に
集積化されている。図7〜図9には、その製造工程を示
す。
【0026】まず、図7に示すように、第1実施例で説
明したように、NPNバイポーラトランジスタを形成す
る。そして、シリコン酸化膜4にフォトリソグラフィを
用いて選択的に開口部4aを明け、コンタクト部を形成
する。そして、シリコン酸化膜4上にアルミ配線金属1
3を堆積するとともに、このアルミ配線金属13をフォ
トエッチングによりパターニングする。さらに、熱処理
工程によりアルミ配線金属13と回路素子(シリコン)
とのオーミック接合を行う。引き続き、電子ビーム蒸着
装置内の基板ホルダーに上記基板をセットして、Ni−
Coよりなる強磁性磁気抵抗素子薄膜14を電子ビーム
蒸着法により堆積し、フォトエッチング法によりパター
ニングする。このとき、アルミ配線金属13と強磁性磁
気抵抗素子薄膜14とは離間している。
【0027】そして、図8に示すように、プラズマシリ
コン窒化膜よりなる絶縁膜15を約0.5μm堆積す
る。この絶縁膜15に対しフォトリソグラフィを用い
て、アルミ配線金属13と強磁性磁気抵抗素子薄膜14
に至る開口部15aを選択的に形成する。
【0028】その後、図9に示すように、スパッタリッ
ング法により、薄膜よりなるアルミ配線金属16を堆積
する。尚、このアルミ配線金属16の堆積前に、逆スパ
ッタ法にてアルミ配線金属13の表面と強磁性磁気抵抗
素子薄膜14の表面をエッチングしておく。そして、フ
ォトリソグラフィを用いて、アルミ配線金属16をパタ
ーニングする。その結果、アルミ配線金属16によりア
ルミ配線金属13と強磁性磁気抵抗素子薄膜14とが電
気的に接続される。尚、アルミ配線金属13の厚さは1
μm程度、アルミ配線金属16の厚さは5000Å程度
である。
【0029】最後に、図6に示すように、プラズマCV
D装置を用いてプラズマシリコン窒化膜よりなる表面保
護膜17を形成する。このプラズマシリコン窒化膜形成
時において雰囲気ガスの1つであるNH3 ガスにさらさ
れるが、アルミ配線金属16の表面に不動態が形成さ
れ、それ以上のNH3 の侵入が防止されアルミ配線金属
16と強磁性磁気抵抗素子薄膜14との接合部には、絶
縁物のAlNが存在しない。
【0030】よって、このようにして製造された磁気セ
ンサにおいては、P型半導体基板1上においてNi−C
oよりなる強磁性磁気抵抗素子薄膜14が配置され、そ
の端部上にアルミ配線金属16が重ねた状態で配置さ
れ、強磁性磁気抵抗素子薄膜14とアルミ配線金属16
とが電気的に接続されている。又、強磁性磁気抵抗素子
薄膜14とアルミ配線金属13,16とがプラズマシリ
コン窒化膜よりなる表面保護膜17にて被覆されてい
る。
【0031】その結果、図5に示すように、本実施例
(第2実施例)において、NH3 雰囲気にさらしてもコ
ンタクト抵抗の増大は見られなかった。このように本実
施例では、P型半導体基板1上においてNi−Coより
なる強磁性磁気抵抗素子薄膜14の端部上にアルミ配線
金属16を重ねて配置して、強磁性磁気抵抗素子薄膜1
4とアルミ配線金属16とを電気的に接続するととも
に、強磁性磁気抵抗素子薄膜14とアルミ配線金属16
とをプラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護膜17に
て被覆した。よって、表面保護膜(プラズマシリコン窒
化膜)17を形成する際のNH3 ガス雰囲気下において
アルミ配線金属16の表面に不動態が形成され、それ以
上のNH3 の侵入が防止されアルミ配線金属16と強磁
性磁気抵抗素子薄膜14との接合部には、絶縁物のAl
Nが存在しない。その結果、P−SiN膜形成によるN
i−Co/Alコンタクト抵抗の増大を抑制することが
できる。 (第3実施例)次に、第3実施例を説明する。
【0032】図10は磁気センサの断面図であり、強磁
性磁気抵抗素子薄膜19と信号処理回路とが同一基板内
に集積化されている。図11〜図13には、その製造工
程を示す。
【0033】まず、図11に示すように、第1実施例で
説明したように、NPNバイポーラトランジスタを形成
する。そして、シリコン酸化膜4にフォトリソグラフィ
を用いて選択的に開口部4aを明け、コンタクト部を形
成する。そして、P型半導体基板1の主表面上に薄膜の
アルミ配線金属18を堆積するとともに、このアルミ配
線金属18をフォトエッチングによりパターニングす
る。この際、アルミ配線金属18の端部は斜状(テーパ
状)に形成されている。その後、熱処理工程によりアル
ミ配線金属18と回路素子(シリコン)とのオーミック
接合を行なう(合金化処理を行う)。
【0034】又、Alシンタ工程(熱処理工程)後に真
空容器内に基板ホルダーに上記基板をセットして、不活
性ガス(例えば、Arガス)のスパッタエッチングによ
りアルミ配線金属18の表面上の酸化層をエッチング除
去する。その後に、同一の真空容器内で、図12に示す
ように、強磁性磁気抵抗素子薄膜19を真空を破らず電
子ビーム蒸着させる。つまり、Ni−Coよりなる強磁
性磁気抵抗素子薄膜19を電子ビーム蒸着法により堆積
する。そして、この強磁性磁気抵抗素子薄膜19をフォ
トエッチング法にて所望のブリッジパターンにエッチン
グする。このとき、アルミ配線金属18の端部上に強磁
性磁気抵抗素子薄膜19が配置される。
【0035】次に、図13に示すように、スパッタ法に
よりシリコン酸化膜20を堆積する。さらに、図10に
示すように、プラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護
膜21を堆積する。このプラズマシリコン窒化膜形成時
において雰囲気ガスの1つであるNH3 ガスにさらされ
るが、シリコン酸化膜20によりNH3 の侵入が防止さ
れ強磁性磁気抵抗素子薄膜19とアルミ配線金属18と
の接合部には、絶縁物のAlNが存在しない。
【0036】よって、このようにして製造された磁気セ
ンサにおいては、P型半導体基板1上にNi−Coより
なる強磁性磁気抵抗素子薄膜19とアルミ配線金属18
とが配置され、強磁性磁気抵抗素子薄膜19とアルミ配
線金属18とが電気的に接続されるとともに、強磁性磁
気抵抗素子薄膜19とアルミ配線金属18とがシリコン
酸化膜20にて被覆され、そのシリコン酸化膜20がプ
ラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護膜21にて被覆
されている。
【0037】その結果、図5に示すように、本実施例
(第3実施例)において、NH3 雰囲気にさらしてもコ
ンタクト抵抗の増大は見られなかった。このように本実
施例では、P型半導体基板1上にNi−Coよりなる強
磁性磁気抵抗素子薄膜19とアルミ配線金属18とを配
置して、強磁性磁気抵抗素子薄膜19とアルミ配線金属
18とを電気的に接続するとともに、強磁性磁気抵抗素
子薄膜19とアルミ配線金属18とをシリコン酸化膜2
0にて被覆し、そのシリコン酸化膜20をプラズマシリ
コン窒化膜よりなる表面保護膜21にて被覆した。つま
り、表面保護膜(プラズマシリコン窒化膜)21を形成
する際のNH3 ガス雰囲気下においてシリコン酸化膜2
0によりNH3 の侵入が防止され強磁性磁気抵抗素子薄
膜19とアルミ配線金属18との接合部には、絶縁物の
AlNが存在しない。よって、シリコン酸化膜20を用
いることにより、P−SiN膜形成によるNi−Co/
Alコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
【0038】尚、絶縁膜としてのシリコン酸化膜20
は、スパッタリング法の他にも電子ビーム蒸着法で成膜
してもよく、又、プラズマ法ではプラズマSiOx 膜や
TEOS(テトラエトキシオキシシラン)膜が使用でき
る。さらに、シリコン酸化膜20の代わりに、CVDに
よるアモルファスシリコン膜を用いてもよい。 (第4実施例)次に、第4実施例を説明する。
【0039】図14は磁気センサの断面図であり、強磁
性磁気抵抗素子薄膜24と信号処理回路とが同一基板内
に集積化されている。図15〜図17には、その製造工
程を示す。
【0040】まず、図15に示すように、第1実施例で
説明したように、NPNバイポーラトランジスタを形成
する。その後、シリコン酸化膜4にフォトリソグラフィ
を用いて選択的に開口部4aをあけ、コンタクト部を形
成する。そして、P型半導体基板1の主表面上に薄膜の
アルミ配線金属22を堆積するとともに、このアルミ配
線金属22をフォトエッチングによりパターニングす
る。この際、アルミ配線金属22の端部は斜状(テーパ
状)に形成されている。その後、熱処理工程によりアル
ミ配線金属22と回路素子(シリコン)とのオーミック
接合を行う(合金化処理を行う)。さらに、アルミ配線
金属22の表面の酸化膜をスパッタエッチングする。
【0041】次に、図16に示すように、蒸着法または
スパッタリング法によりTi(チタン)膜よりなるバリ
ア金属23を100〜3000Å堆積する。さらに、バ
リア金属23に対しアルミ配線金属22の端部の斜状領
域上を残すようにフォトエッチング法によりパターニン
グする。
【0042】その後、図17に示すように、蒸着法にて
Ni−Coよりなる強磁性磁気抵抗素子薄膜24を堆積
する。そして、強磁性磁気抵抗素子薄膜24をフォトエ
ッチングにて所望のブリッジパターンにエッチングす
る。このとき、強磁性磁気抵抗素子薄膜24はバリア金
属23を介してアルミ配線金属22の端部上に配置さ
れ、強磁性磁気抵抗素子薄膜24とアルミ配線金属22
とが電気的に接続される。
【0043】さらに、図14に示すように、プラズマシ
リコン窒化膜よりなる表面保護膜25を堆積する。この
プラズマシリコン窒化膜形成時において雰囲気ガスの1
つであるNH3 ガスやN2 ガスにさらされ、NH3 ガス
やN2 ガスが強磁性磁気抵抗素子薄膜24を透過し、強
磁性磁気抵抗素子薄膜24とバリア金属23の界面にお
いてバリア金属23の表面にTiN層を形成する。この
TiN層はAlNとは異なり導電気性が良いため導電不
良に至ることはない。つまり、Ti(チタン)膜よりな
るバリア金属23が窒化されTi(チタン)の窒化物が
形成されるが、Ti(チタン)は窒化物化することによ
り体積抵抗率が減少するものであるので、この部分での
導電不良に至ることはない。このように、バリア金属2
3が窒化されることにより、アルミ配線金属22の表面
は窒化物化しない。このため、表面保護膜形成による強
磁性磁気抵抗素子薄膜24とアルミ配線金属22との間
のコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
【0044】このように本実施例では、P型半導体基板
1上に、Ni−Coよりなる強磁性磁気抵抗素子薄膜2
4(ニッケル系磁気抵抗素子薄膜)とアルミ配線金属2
2(アルミ系配線金属)との間に、Ti(チタン)膜よ
りなるバリア金属23を積層した状態で配置して、強磁
性磁気抵抗素子薄膜24とアルミ配線金属22とを電気
的に接続するとともに、強磁性磁気抵抗素子薄膜24と
アルミ配線金属22とをプラズマシリコン窒化膜よりな
る表面保護膜25にて被覆した。
【0045】よって、強磁性磁気抵抗素子薄膜24とア
ルミ配線金属22との間にバリア金属23が積層された
状態で配置されており、プラズマシリコン窒化膜を形成
する際のNH3 ガス雰囲気下においてバリア金属23が
窒化物化されるが、この窒化物は低抵抗されているの
で、接合抵抗の増加は抑制される。
【0046】尚、本実施例ではバリア金属としてTi
(チタン)膜を用いたが、Zr(ジルコニウム)等であ
ってもよい。要は、アルミ系配線金属より窒化され易
く、窒化物となると低抵抗され、かつ、導体であるもの
であればよい。
【0047】又、本実施例の他の態様としては、図1
8,19に示すように具体化してもよい。つまり、図1
8には基板1における平面図を示し、図19にはA−A
断面図を示す。これは、アルミ配線金属22上の全体に
バリア金属23を形成し、さらに、基板1上にバリア金
属23の引き出し部23aを延設したものである。
【0048】尚、この発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、上記実施例では強磁性磁気抵抗
素子薄膜としてNi−Coを用いたが、他の強磁性磁気
抵抗素子薄膜、特にNi系薄膜(Ni−Fe等)に適用
できる。又、アルミ系配線金属としては、純アルミの他
にも、Al−SiやAl−Si−Cu等のアルミ系材料
でもよい。
【0049】尚、Al−Si系配線金属を使用した場合
には、配線端部をテーパ加工してもSiが析出して十分
なテーパ部が得られず、強磁性磁気抵抗素子薄膜を堆積
する際に強磁性磁気抵抗素子薄膜が断絶してしまうこと
が懸念されるが、本実施例では、他の金属膜(例えば第
2のAl配線金属膜)を用いてAl−Si系配線金属と
強磁性磁気抵抗素子薄膜とを結線するようにしているた
め、Al−Si系配線金属の端部にテーパを形成する必
要もなく、強磁性磁気抵抗素子薄膜が断絶してしまうこ
とはない。
【0050】さらに、上記実施例ではバイポーラトラン
ジスタ上に形成した磁気センサについて述べたが、C−
MOSやN−MOS、Bi−CMOS等のMOSFET
上に形成した磁気センサやディスクリートの磁気センサ
にも適用できる。図20にはC−MOSトランジスタ上
に第2実施例の構造を採用した例を示す。図21〜図2
6には、その特徴となる製造工程を示す。
【0051】まず、図21に示すようにLOCOS酸化
膜とBPSG膜が形成されているC−MOS構造シリコ
ン基板26の主表面上にAl−Si系の金属薄膜からな
る第1の配線13を形成する。
【0052】次に、図22に示すように、基板表面にシ
リコン窒化膜あるいはシリコン酸化膜からなる第1の絶
縁膜27を例えばCVD法,プラズマCVD法等により
堆積する。その後、図23に示すように、第1の絶縁膜
27上にNi−Co膜を堆積し、パターニングすること
により強磁性磁気抵抗素子薄膜14を形成する。この
際、後述するように、第1の絶縁膜27は強磁性磁気抵
抗素子薄膜14をパターニングするためのエッチングか
ら第1の配線を保護する。
【0053】次に、図24に示すように、第1の絶縁膜
27と同様な第2の絶縁膜15を堆積し、その後、図2
5に示すように、第1の配線13と強磁性磁気抵抗素子
薄膜14との電気的接続部131および141におい
て、第1の配線13上の第1の絶縁膜27と第2の絶縁
膜15と、強磁性磁気抵抗素子薄膜14上の第2の絶縁
膜15とをCF4 系のガスを用いたエッチングにて除去
し、それぞれの電気的接続部131および141を露出
させる。その後、上述の第1の絶縁膜27形成時に第1
の配線表面に成長した絶縁物を逆スパッタ法にてエッチ
ング除去する。
【0054】そして図26に示すように、第1の配線1
3と強磁性磁気抵抗素子薄膜14を電気的に接合するた
めのAl系金属薄膜を堆積し、パターニングすることに
より第2の配線16を形成する。この第2の配線16の
パターニングに際し、第2の絶縁膜15は、強磁性磁気
抵抗素子薄膜14を保護する作用がある。
【0055】その後、図20に示すようにプラズマシリ
コン窒化膜からなる表面保護膜17を形成し、素子外部
との電気的接続を取るための窓開けを行い、さらにモー
ルド樹脂との接合強度を高めるためのポリイミド膜8を
形成する。そしてポリイミド膜28にも窓明けを行いボ
ンディングパット部29を設ける。
【0056】以上のように本構成においては、C−MO
S回路を形成するAl−Si系の合金薄膜からなる第1
の配線13とNi−Coからなる強磁性磁気抵抗素子薄
膜14との間にシリコン窒化膜あるいはシリコン酸化膜
からなる第1の絶縁膜27が介在する構成となってい
る。この効果を以下に詳細に説明する。
【0057】Ni−Co膜を堆積した場合、基板表面の
凹凸形状にあわせてその段差部分においては、Ni−C
o膜は平坦部に比べ薄く、また、Ni−Co膜より下の
第1の配線13も該段差部のために疎状態となってい
る。そのため、Ni−Co膜を所望のパターンに形成す
るためのエッチング工程において、Ni−Co膜と第1
の配線13との間に第1の絶縁膜がない場合(図27参
照)には、段差部のNi−Co膜は平坦部に比べ早くエ
ッチングされ、さらに第1の配線13もエッチングされ
てしまい、断線してしまうことが懸念される。しかし、
本構成では、Ni−Co膜と第1の配線13との間に第
1の絶縁膜が介在しているため、Ni−Co膜をエッチ
ングする際にエッチング液が第1の配線13に触れるこ
とはなく、第1の配線が断線してしまうことを防止でき
る。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
表面保護膜の形成に伴う磁気抵抗素子薄膜と配線金属と
の接合抵抗の増加を抑制することができる優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の磁気センサの断面図である。
【図2】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図3】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図4】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図5】コンタクト抵抗の測定結果を示す図である。
【図6】第2実施例の磁気センサの断面図である。
【図7】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図8】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図9】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図10】第3実施例の磁気センサの断面図である。
【図11】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図12】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図13】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図14】第4実施例の磁気センサの断面図である。
【図15】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図16】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図17】磁気センサの製造工程を示す断面図である。
【図18】第4実施例の他の態様例の磁気センサの平面
図である。
【図19】図18のA−A断面図である。
【図20】別例の磁気センサの断面図である。
【図21】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図22】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図23】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図24】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図25】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図26】磁気センサの製造行程を示す断面図である。
【図27】Al配線が断線する様子を示す図である。
【図28】従来の磁気センサの断面図である。
【図29】コンタクト抵抗の測定結果を示す図である。
【図30】コンタクト抵抗の測定結果を示す図である。
【図31】SIMS分析結果を示す図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 9 非アルミ系導体としての導体金属 10 アルミ配線金属 11 強磁性磁気抵抗素子薄膜 12 表面保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 浩樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 江口 浩次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 吉野 好 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−126187(JP,A) 特開 平1−21977(JP,A) 特開 昭60−257582(JP,A) 特開 平1−200683(JP,A) 実開 昭57−41671(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 43/08 G01R 33/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にニッケル系磁気抵抗素子薄膜と
    非アルミ系導体とアルミ系配線金属とを離間して配置し
    て、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属と
    を非アルミ系導体を接続導体として介在した状態で電気
    的に接続するとともに、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜と
    非アルミ系導体とアルミ系配線金属とをプラズマシリコ
    ン窒化膜よりなる表面保護膜にて被覆したことを特徴と
    する磁気抵抗素子。
  2. 【請求項2】 基板上において、アルミ系配線とニッケ
    ル系磁気抵抗素子薄膜とを離間して配置し、これらアル
    ミ系配線及びニッケル系磁気抵抗素子薄膜とを絶縁膜に
    て覆い、前記絶縁膜にコンタクトホールを形成し、該コ
    ンタクトホールを介して前記アルミ系配線とニッケル系
    磁気抵抗素子薄膜とを導通させる導電膜を形成し、前記
    ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属とをプ
    ラズマシリコン窒化膜よりなる表面保護膜にて被覆した
    ことを特徴とする磁気抵抗素子。
  3. 【請求項3】 回路素子が形成された基板上に、前記回
    路素子に接続するアルミ系配線金属が形成され、このア
    ルミ系配線金属の上に接続するようにニッケル系磁気抵
    抗素子薄膜を配置して、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜と
    アルミ系配線金属とを電気的に接続するとともに、ニッ
    ケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属とをシリコ
    ン酸化膜又はアモルファスシリコン膜にて被覆し、その
    シリコン酸化膜又はアモルファスシリコン膜をプラズマ
    シリコン窒化膜よりなる表面保護膜にて被覆したことを
    特徴とする磁気抵抗素子。
  4. 【請求項4】 基板上に、アルミ系配線金属とニッケル
    系磁気抵抗素子薄膜とを順次積層し、前記アルミ系配線
    金属とニッケル系磁気抵抗素子薄膜との間に、窒化物化
    することにより低抵抗化するバリア金属を積層した状態
    で配置して、ニッケル系磁気抵抗素子薄膜とアルミ系配
    線金属とを電気的に接続するとともに、ニッケル系磁気
    抵抗素子薄膜とアルミ系配線金属とをプラズマシリコン
    窒化膜よりなる表面保護膜にて被覆したことを特徴とす
    る磁気抵抗素子。
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