JP2946435B2 - 光ディスク装置のトラックアクセス装置 - Google Patents
光ディスク装置のトラックアクセス装置Info
- Publication number
- JP2946435B2 JP2946435B2 JP23730791A JP23730791A JP2946435B2 JP 2946435 B2 JP2946435 B2 JP 2946435B2 JP 23730791 A JP23730791 A JP 23730791A JP 23730791 A JP23730791 A JP 23730791A JP 2946435 B2 JP2946435 B2 JP 2946435B2
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- JP
- Japan
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- track
- signal
- preformat
- pulse
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクのトラックア
クセス装置に関し、特にトラックパルス検出時にセクタ
ーマーク等のプリフォーマットのマスクをおこない、ト
ラックミスカウントがなく、安定したトラック突入が可
能な光ディスク装置のトラックアクセス装置に関する。
クセス装置に関し、特にトラックパルス検出時にセクタ
ーマーク等のプリフォーマットのマスクをおこない、ト
ラックミスカウントがなく、安定したトラック突入が可
能な光ディスク装置のトラックアクセス装置に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、光ヘッドを駆動する送りモータと、
光ヘッド内にあって集光レンズを駆動するトラッキング
アクチュエータを持つ光ディスク装置のトラックアクセ
ス装置において、光ビームを現在トラックから目標トラ
ックへ移動する際、該光ビームの光ディスク上の位置及
び速さを検出するのに、光スポットがトラックを通過す
るときのトラッキングエラー信号を使用している。
光ヘッド内にあって集光レンズを駆動するトラッキング
アクチュエータを持つ光ディスク装置のトラックアクセ
ス装置において、光ビームを現在トラックから目標トラ
ックへ移動する際、該光ビームの光ディスク上の位置及
び速さを検出するのに、光スポットがトラックを通過す
るときのトラッキングエラー信号を使用している。
【０００３】まず、トラッキングエラー信号をコンパレ
ータに通してトラックパルスを得る。該トラックパルス
の間隔は、距離的にはトラックピッチに等しいためその
周波数から相対移動速さを求めることができる。この信
号により現在アドレス位置から目標アドレス位置までの
シーク本数を割り出し、目標アドレス位置までの目標速
度に従って、速度制御を行なう。
ータに通してトラックパルスを得る。該トラックパルス
の間隔は、距離的にはトラックピッチに等しいためその
周波数から相対移動速さを求めることができる。この信
号により現在アドレス位置から目標アドレス位置までの
シーク本数を割り出し、目標アドレス位置までの目標速
度に従って、速度制御を行なう。
【０００４】このとき光ディスクの傷やプリフォーマッ
ト信号等がノイズとなり、トラックパルスの周期が乱れ
てしまい、速度検出が正確に行なわれなく、トラッキン
グをオンするタイミングがずれること等でトラックアク
セスが失敗してしまう場合がある。また正確な位置が求
まらず、アクセス時間が延びてしまう。
ト信号等がノイズとなり、トラックパルスの周期が乱れ
てしまい、速度検出が正確に行なわれなく、トラッキン
グをオンするタイミングがずれること等でトラックアク
セスが失敗してしまう場合がある。また正確な位置が求
まらず、アクセス時間が延びてしまう。
【０００５】この対策として、従来の例えば特開平２−
９８８７８号公報に開示されるように、速度対応型適応
フィルターを用いているものがある。トラックパルスの
周波数は移動速度に比例するため、ノイズを除去するた
めのフイルタ特性をアクセス指令速度に応じて切り換え
るものである。ディジタル的に構成され、トラックパル
スの周期に対して異常な周期のものをノイズとして除去
するものである。
９８８７８号公報に開示されるように、速度対応型適応
フィルターを用いているものがある。トラックパルスの
周波数は移動速度に比例するため、ノイズを除去するた
めのフイルタ特性をアクセス指令速度に応じて切り換え
るものである。ディジタル的に構成され、トラックパル
スの周期に対して異常な周期のものをノイズとして除去
するものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、標準の光デ
ィスクにおいては、プリフォーマット信号は１回転に等
間隔で３１個所ある。このとき光ディスクを３６００ｒ
ｐｍで回転させるとプリフォーマットの周波数は１８６
０Ｈｚとなる。そしてトラックアクセス時のトラックパ
ルスは約２ＫＨｚ（トラックアクセス終了付近の低速
時）から約５００ＫＨｚ（最大速度で移動する時）まで
変化する。従って、上記特開平２−９８８７８号公報に
開示する方法では、トラックアクセス終了付近のトラッ
クパルスの周期と、プリフォーマットとの周期が近付
き、両者のフィルターによる分離が困難になると共に、
回路構成が複雑になるという問題があった。
ィスクにおいては、プリフォーマット信号は１回転に等
間隔で３１個所ある。このとき光ディスクを３６００ｒ
ｐｍで回転させるとプリフォーマットの周波数は１８６
０Ｈｚとなる。そしてトラックアクセス時のトラックパ
ルスは約２ＫＨｚ（トラックアクセス終了付近の低速
時）から約５００ＫＨｚ（最大速度で移動する時）まで
変化する。従って、上記特開平２−９８８７８号公報に
開示する方法では、トラックアクセス終了付近のトラッ
クパルスの周期と、プリフォーマットとの周期が近付
き、両者のフィルターによる分離が困難になると共に、
回路構成が複雑になるという問題があった。
【０００７】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、目標トラックに近づき所定速度以下になった時にト
ラックパルスに重畳されているプリフォーマットをマス
クし、安定して動作する光ディスク装置のトラックアク
セス装置を提供することを目的とする。
で、目標トラックに近づき所定速度以下になった時にト
ラックパルスに重畳されているプリフォーマットをマス
クし、安定して動作する光ディスク装置のトラックアク
セス装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、光ヘッドを駆動する送りモータと、該光ヘッ
ド内にあって集光レンズを駆動するトラッキングアクチ
ュエータを具備する光ディスク装置のトラックアクセス
装置であって、光ヘッドから得られる再生信号により光
ディスクのプリフォーマット信号を検出し、再生時にプ
リフォーマット信号を読み込み、その位置を覚えプリフ
ォーマット信号幅より若干大きめでプリフォーマット信
号の位置がわかるＰＦ信号を出力する手段を有し、この
手段はトラッキングが外れて、再生信号が得られない状
態でも、ＰＦ信号は、前の覚え込んだ位置で出力される
様に構成され、光ビームを現在トラックから目標トラッ
クへ移動する際、光ビームがトラックを横断するときに
発生するトラッキングエラーに基づく信号からトラック
パルスを生成し、プリフォーマット信号が重畳されたト
ラックパルスからＰＦ信号を用いてプリフォーマット信
号を除去し、ＰＦトラックパルスを得る手段と、トラッ
クパルスを用いて前記光ビームの位置及び移動速度を求
め、移動速度が予め設定された目標速度に追従するよう
に、トラッキングアクチュエータと送りモータで制御す
る速度制御系を構成し目標トラックまで光ビームを移動
させ、目標トラックに到達してから位置制御に切り換え
る手段を有することを特徴とする。
本発明は、光ヘッドを駆動する送りモータと、該光ヘッ
ド内にあって集光レンズを駆動するトラッキングアクチ
ュエータを具備する光ディスク装置のトラックアクセス
装置であって、光ヘッドから得られる再生信号により光
ディスクのプリフォーマット信号を検出し、再生時にプ
リフォーマット信号を読み込み、その位置を覚えプリフ
ォーマット信号幅より若干大きめでプリフォーマット信
号の位置がわかるＰＦ信号を出力する手段を有し、この
手段はトラッキングが外れて、再生信号が得られない状
態でも、ＰＦ信号は、前の覚え込んだ位置で出力される
様に構成され、光ビームを現在トラックから目標トラッ
クへ移動する際、光ビームがトラックを横断するときに
発生するトラッキングエラーに基づく信号からトラック
パルスを生成し、プリフォーマット信号が重畳されたト
ラックパルスからＰＦ信号を用いてプリフォーマット信
号を除去し、ＰＦトラックパルスを得る手段と、トラッ
クパルスを用いて前記光ビームの位置及び移動速度を求
め、移動速度が予め設定された目標速度に追従するよう
に、トラッキングアクチュエータと送りモータで制御す
る速度制御系を構成し目標トラックまで光ビームを移動
させ、目標トラックに到達してから位置制御に切り換え
る手段を有することを特徴とする。
【０００９】なお、前記光ビームの位置を求める場合シ
ーク方向によりＰＦトラックパルスの極性を反転させる
か、又はそのパルスエッヂの立ち上がりを使うか、立ち
下がりを使うか切り換えて、目標トラックに到達したこ
とを判断するトラックパルス及びＰＦトラックパルスを
どちらのシーク方向でも同じ状態にすることも有効であ
る。
ーク方向によりＰＦトラックパルスの極性を反転させる
か、又はそのパルスエッヂの立ち上がりを使うか、立ち
下がりを使うか切り換えて、目標トラックに到達したこ
とを判断するトラックパルス及びＰＦトラックパルスを
どちらのシーク方向でも同じ状態にすることも有効であ
る。
【００１０】
【作用】本発明は光ディスク装置のトラックアクセス装
置を上記のように構成することにより、現在トラックか
ら目標トラックまでシークする場合、トラックパルスを
用いて行なう方式において、トラックパルス検出時にセ
クターマーク等のプリフォーマットのマスクを行なうた
め、トラックミスカウントがなく、安定したトラック突
入が可能となり、安定してシークが行なえる。
置を上記のように構成することにより、現在トラックか
ら目標トラックまでシークする場合、トラックパルスを
用いて行なう方式において、トラックパルス検出時にセ
クターマーク等のプリフォーマットのマスクを行なうた
め、トラックミスカウントがなく、安定したトラック突
入が可能となり、安定してシークが行なえる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の光ディスク装置のトラックアク
セス装置の構成例を示すブロック図、図２はプリフォー
マット除去のタイミングチャート、図３はプリフォーマ
ットマスク回路の構成例を示すブロック図である。
明する。図１は本発明の光ディスク装置のトラックアク
セス装置の構成例を示すブロック図、図２はプリフォー
マット除去のタイミングチャート、図３はプリフォーマ
ットマスク回路の構成例を示すブロック図である。
【００１２】図１において、１０はマイクロプロセッサ
ー（以下「ＭＰＵ」と称する）であり、該ＭＰＵ１０は
内部に入力ポート、出力ポート、メモリ、カウンター等
を持つシングルチップマイクロプロセッサーである。内
部は１０MHzで動作し、制御系としては問題のないスピ
ードで動作する。
ー（以下「ＭＰＵ」と称する）であり、該ＭＰＵ１０は
内部に入力ポート、出力ポート、メモリ、カウンター等
を持つシングルチップマイクロプロセッサーである。内
部は１０MHzで動作し、制御系としては問題のないスピ
ードで動作する。
【００１３】５０は光ディスクであり、スピンドルモー
タ３０により一定回転速度で回転する。３４は光ヘッド
３１を駆動する送りモータであり、光ヘッド３１の中に
はトラッキングアクチュエータ３２が組み込まれてい
て、通常光ビーム３６の位置制御を行なっている。３３
はトラッキングアクチュエータ３２の光ヘッド３１に対
する中点位置ずれを検出する中点センサーである。光ヘ
ッド３１からはトラッキングエラー信号Ａ、反射光量和
信号Ｂ及びデータ信号である再生信号Ｃが出力される。
タ３０により一定回転速度で回転する。３４は光ヘッド
３１を駆動する送りモータであり、光ヘッド３１の中に
はトラッキングアクチュエータ３２が組み込まれてい
て、通常光ビーム３６の位置制御を行なっている。３３
はトラッキングアクチュエータ３２の光ヘッド３１に対
する中点位置ずれを検出する中点センサーである。光ヘ
ッド３１からはトラッキングエラー信号Ａ、反射光量和
信号Ｂ及びデータ信号である再生信号Ｃが出力される。
【００１４】１１はＤ／Ａコンバータであり、その出力
はスイッチＳＷ１を介してトラッキングアクチュエータ
３２に出力されると共に、加算器１３で中点センサー３
３の出力と加算され送りモータ３４に出力される。
はスイッチＳＷ１を介してトラッキングアクチュエータ
３２に出力されると共に、加算器１３で中点センサー３
３の出力と加算され送りモータ３４に出力される。
【００１５】４０はＥＮＤＥＣ（エンコーダデコーダ）
であり、光ヘッド３１から得られる再生信号Ｃにより光
ディスク５０のプリフォーマット信号を検出し、さらに
記録データと分離し、図示されていない上位コンピュー
タと光ディスク装置とのデータのやりとりの仲介を行な
うものである。このときここで使用するＥＮＤＥＣ４０
は例えばＷＤ６０Ｃ３１（ウエスタンディジタル社製）
であり、再生時にプリフォーマット信号を読み込み、そ
の位置を覚えプリフォーマット信号幅より若干大きめで
プリフォーマット信号の位置がわかるＰＦ信号を出力す
る構成になっている。そして、それ以降のアクセス時に
トラッキングが外れて、再生信号Ｃが得られない状態で
も、ＰＦ信号は、前の覚え込んだ空間的な位置で出力さ
れる様に構成されている。
であり、光ヘッド３１から得られる再生信号Ｃにより光
ディスク５０のプリフォーマット信号を検出し、さらに
記録データと分離し、図示されていない上位コンピュー
タと光ディスク装置とのデータのやりとりの仲介を行な
うものである。このときここで使用するＥＮＤＥＣ４０
は例えばＷＤ６０Ｃ３１（ウエスタンディジタル社製）
であり、再生時にプリフォーマット信号を読み込み、そ
の位置を覚えプリフォーマット信号幅より若干大きめで
プリフォーマット信号の位置がわかるＰＦ信号を出力す
る構成になっている。そして、それ以降のアクセス時に
トラッキングが外れて、再生信号Ｃが得られない状態で
も、ＰＦ信号は、前の覚え込んだ空間的な位置で出力さ
れる様に構成されている。
【００１６】１６はトラッキングエラー信号ＡのＤＣ成
分を除去するトラックエラーフィルターであり、その出
力は波形整形しトラックパルスＴＰを得るためにコンパ
レータ１５に接続されている。１７はプリフォーマット
マスク回路でトラックパルスＴＰに含まれるプリフォー
マット信号を前記ＰＦ信号を用いて除去するものであ
る。以後この出力をＰＦトラックパルスと呼ぶ。プリフ
ォーマットマスク回路１７はマスクするかどうかをＭＰ
Ｕ１０で制御できる。マスクしないときは、トラックパ
ルスＴＰがそのまま出力される。
分を除去するトラックエラーフィルターであり、その出
力は波形整形しトラックパルスＴＰを得るためにコンパ
レータ１５に接続されている。１７はプリフォーマット
マスク回路でトラックパルスＴＰに含まれるプリフォー
マット信号を前記ＰＦ信号を用いて除去するものであ
る。以後この出力をＰＦトラックパルスと呼ぶ。プリフ
ォーマットマスク回路１７はマスクするかどうかをＭＰ
Ｕ１０で制御できる。マスクしないときは、トラックパ
ルスＴＰがそのまま出力される。
【００１７】２０は反射光量和信号のＤＣ成分を除去す
る和信号フィルターであり、その出力は波形整形し和信
号パルスＢＰを得るためにコンパレータ１９に接続され
ている。ＰＦトラックパルスはＭＰＵ１０のカウンタ
ー、兼入力ポートに接続されている。また、ＰＦトラッ
クパルスは１０ＭＨｚのクロックを用いて周期カウンタ
１４でその周期が測定され、ＭＰＵ１０に取り込まれる
ようになっている。ＰＦトラックパルス信号と和信号パ
ルスＢＰは方向検出器１８に接続され、光スポットのト
ラックに対する方向が２値論理で出力される。この方向
検出方法に関しては特公平１ー５０９７２公報に詳しく
述べられている。この方向信号はＭＰＵ１０の入力ポー
トに接続されている。ＭＰＵ１０ではソフトウェアで制
御できるような構成になっている。
る和信号フィルターであり、その出力は波形整形し和信
号パルスＢＰを得るためにコンパレータ１９に接続され
ている。ＰＦトラックパルスはＭＰＵ１０のカウンタ
ー、兼入力ポートに接続されている。また、ＰＦトラッ
クパルスは１０ＭＨｚのクロックを用いて周期カウンタ
１４でその周期が測定され、ＭＰＵ１０に取り込まれる
ようになっている。ＰＦトラックパルス信号と和信号パ
ルスＢＰは方向検出器１８に接続され、光スポットのト
ラックに対する方向が２値論理で出力される。この方向
検出方法に関しては特公平１ー５０９７２公報に詳しく
述べられている。この方向信号はＭＰＵ１０の入力ポー
トに接続されている。ＭＰＵ１０ではソフトウェアで制
御できるような構成になっている。
【００１８】図２はプリフォーマット除去のタイミング
チャートである。ＥＮＤＥＣ４０からのＰＦ信号でトラ
ックパルスＴＰからプリフォーマット信号を除去し、Ｐ
Ｆトラックパルスを得ている。
チャートである。ＥＮＤＥＣ４０からのＰＦ信号でトラ
ックパルスＴＰからプリフォーマット信号を除去し、Ｐ
Ｆトラックパルスを得ている。
【００１９】図３はプリフォーマットマスク回路１７の
構成例を示すブロック図である。図示するように、プリ
フォーマットマスク回路１７はＮＡＮＤ回路１７−１と
ラッチ１７−２で構成されている。ラッチ１７−２のＤ
端子にトラックパルスＴＰが接続され、ＮＡＮＤ回路１
７−１の一方の端子にはＥＮＤＥＣ４０からのＰＦ信号
が接続され、他方の端子にはＭＰＵ１０からのマスク回
路ＯＮ／ＯＦＦ信号が接続される。そしてラッチ１７−
２のＱ端子から、トラックパルスＴＰからプリフォーマ
ット信号を除去したＰＦトラックパルスが出力される。
構成例を示すブロック図である。図示するように、プリ
フォーマットマスク回路１７はＮＡＮＤ回路１７−１と
ラッチ１７−２で構成されている。ラッチ１７−２のＤ
端子にトラックパルスＴＰが接続され、ＮＡＮＤ回路１
７−１の一方の端子にはＥＮＤＥＣ４０からのＰＦ信号
が接続され、他方の端子にはＭＰＵ１０からのマスク回
路ＯＮ／ＯＦＦ信号が接続される。そしてラッチ１７−
２のＱ端子から、トラックパルスＴＰからプリフォーマ
ット信号を除去したＰＦトラックパルスが出力される。
【００２０】上記の通り構成されたアクセス制御系にお
いて、通常光ディスク５０は一定回転速度で回転し、フ
ォーカスサーボがかけられ、トラッキングサーボという
位置制御がされている状態にある。図示しない上位装置
からシーク命令を受けると、スイッチＳＷ１をＤ／Ａコ
ンバータ１１側にセットする。
いて、通常光ディスク５０は一定回転速度で回転し、フ
ォーカスサーボがかけられ、トラッキングサーボという
位置制御がされている状態にある。図示しない上位装置
からシーク命令を受けると、スイッチＳＷ１をＤ／Ａコ
ンバータ１１側にセットする。
【００２１】このときからＭＰＵ１０は、プリフォーマ
ットマスク回路１７をマスクしないように設定して、そ
の出力トラックパルス数から内部の位置カウンタで現在
トラックを求め、目標トラックと現在トラックの差に応
じて光ヘッドを移動すべき目標速度データを求め、周期
カウンター１４の値からＭＰＵ１０で求めた実際の速さ
との差に応じて偏差信号をＤ／Ａコンバータ１１から出
力する。ＭＰＵ１０内部の位置カウンターはシーク方向
に応じてトラックパルスＴＰの立ち上がりを使用するか
立ち下がりを使用するかを切り換えることにより、どち
らのシーク方向でも同じ状態でトラックカウントをする
ことができる。
ットマスク回路１７をマスクしないように設定して、そ
の出力トラックパルス数から内部の位置カウンタで現在
トラックを求め、目標トラックと現在トラックの差に応
じて光ヘッドを移動すべき目標速度データを求め、周期
カウンター１４の値からＭＰＵ１０で求めた実際の速さ
との差に応じて偏差信号をＤ／Ａコンバータ１１から出
力する。ＭＰＵ１０内部の位置カウンターはシーク方向
に応じてトラックパルスＴＰの立ち上がりを使用するか
立ち下がりを使用するかを切り換えることにより、どち
らのシーク方向でも同じ状態でトラックカウントをする
ことができる。
【００２２】このときトラッキングアクチュエータ３２
は移動し始め、中点センサー３３の出力で送りモータ３
４が追従してくるが、さらにＤ／Ａコンバータ１１の出
力でもってその追従遅れを補うように動作する。現在位
置はＭＰＵ１０に内蔵の位置カウンターを用いてＰＦト
ラックパルスをカウントして求めているので、これを目
標トラックまで繰り返すことにより送りモータ、すなわ
ち光ビームを目標速度で移動させることができる。
は移動し始め、中点センサー３３の出力で送りモータ３
４が追従してくるが、さらにＤ／Ａコンバータ１１の出
力でもってその追従遅れを補うように動作する。現在位
置はＭＰＵ１０に内蔵の位置カウンターを用いてＰＦト
ラックパルスをカウントして求めているので、これを目
標トラックまで繰り返すことにより送りモータ、すなわ
ち光ビームを目標速度で移動させることができる。
【００２３】このようにして目標トラックへの突入速度
を４mm／ｓ以下になるよう設定する。目標トラックの数
十トラック手前からプリフォーマットマスク回路１７を
動作させる。トラックパルスＴＰからＰＦトラックパル
スを生成し、トラックカウントミスのないようにするこ
とで、トラッキングオンタイミングがトラック位置に対
して正確に行なえるため、安定にトラック突入ができる
ようになる。
を４mm／ｓ以下になるよう設定する。目標トラックの数
十トラック手前からプリフォーマットマスク回路１７を
動作させる。トラックパルスＴＰからＰＦトラックパル
スを生成し、トラックカウントミスのないようにするこ
とで、トラッキングオンタイミングがトラック位置に対
して正確に行なえるため、安定にトラック突入ができる
ようになる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
在トラックから目標トラックまでシークする場合、トラ
ックパルスを用いて行なう方式において、トラックパル
ス検出時にセクターマーク等のプリフォーマットのマス
クを行なうため、トラックミスカウントがなく、安定し
たトラック突入が可能となり、安定してシークが行なえ
るという優れた効果が得られる。
在トラックから目標トラックまでシークする場合、トラ
ックパルスを用いて行なう方式において、トラックパル
ス検出時にセクターマーク等のプリフォーマットのマス
クを行なうため、トラックミスカウントがなく、安定し
たトラック突入が可能となり、安定してシークが行なえ
るという優れた効果が得られる。
【図１】本発明の光ディスク装置のトラックアクセス装
置の構成例を示すブロック図である。
置の構成例を示すブロック図である。
【図２】プリフォーマット除去のタイミングチャートで
ある。
ある。
【図３】プリフォーマットマスク回路の構成例を示すブ
ロック図である
ロック図である
１０ マイクロプロセッサー（ＭＰＵ） １１ Ｄ／Ａコンバータ １３ 加算器 １４ 周期カウンタ １５ コンパレータ １６ トラックエラーフィルター １７ プリフォーマットマスク回路 １８ 方向検出器 １９ コンパレータ ２０ 和信号フィルター ３０ スピンドルモータ ３１ 光ヘッド ３２ トラッキングアクチュエータ ３３ 中点センサ ３４ 送りモータ ４０ ＥＮＤＥＣ ５０ 光ディスク
Claims (1)
- 【請求項１】 光ヘッドを駆動する送りモータと、該光
ヘッド内にあって集光レンズを駆動するトラッキングア
クチュエータを具備する光ディスク装置のトラックアク
セス装置であって、 光ヘッドから得られる再生信号により光ディスクのプリ
フォーマット信号を検出し、再生時に前記プリフォーマ
ット信号を読み込み、その空間的な位置を覚え前記プリ
フォーマット信号幅より若干大きめで前記プリフォーマ
ット信号の位置がわかるＰＦ信号を出力するとともに、
それ以降のアクセス時にトラッキングが外れて、前記再
生信号が得られない状態でも、前記ＰＦ信号を前の覚え
込んだ空間的な位置で出力するＰＦ信号出力手段と、 光ビームを現在トラックから目標トラックへ移動する
際、前記光ビームがトラックを横断するときに発生する
トラッキングエラーに基づく信号からトラックパルスを
生成し、前記プリフォーマット信号が重畳された前記ト
ラックパルスから前記ＰＦ信号を用いて前記プリフォー
マット信号を除去し、ＰＦトラックパルスを得るＰＦト
ラックパルス形成手段と、 目標トラックに達した時に速度制御から位置制御に切り
換える切換手段とを有し、速度制御が指令されると、前
記トラックパルスを用いて前記光ビームの位置及び移動
速度を求め、移動速度が予め設定された目標速度に追従
するように、前記トラッキングアクチュエータと送りモ
ータで制御する速度制御系を構成し目標トラックまで光
ビームを移動させ、目標トラックに近づきトラックアク
セス終了付近になった時に、前記ＰＦトラックパルス形
成手段でＰＦトラックパルスを生成してＰＦトラックパ
ルスを用いてトラックカウントを行ない、目標トラック
に到達してから前記切換手段により位置制御に切り換え
ることを特徴とする光ディスク装置のトラックアクセス
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730791A JP2946435B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 光ディスク装置のトラックアクセス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23730791A JP2946435B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 光ディスク装置のトラックアクセス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554402A JPH0554402A (ja) | 1993-03-05 |
| JP2946435B2 true JP2946435B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17013431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23730791A Expired - Lifetime JP2946435B2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 光ディスク装置のトラックアクセス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946435B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP23730791A patent/JP2946435B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0554402A (ja) | 1993-03-05 |
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