JP2946037B1 - 包装方法及び包装装置 - Google Patents
包装方法及び包装装置Info
- Publication number
- JP2946037B1 JP2946037B1 JP9000198A JP9000198A JP2946037B1 JP 2946037 B1 JP2946037 B1 JP 2946037B1 JP 9000198 A JP9000198 A JP 9000198A JP 9000198 A JP9000198 A JP 9000198A JP 2946037 B1 JP2946037 B1 JP 2946037B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carton
- support plate
- flap
- transport direction
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Abstract
包装装置を簡素化すること。 【解決手段】 支持板(1) 上を搬送されてくる物体(7)
をシート状のカートン(8) で包装する方法であって、物
体(7) を支持板(1) から搬送方向に押し出すと共に、支
持板(1) の下方から物体(7) の前方に向ってカートン
(8) を供給する供給工程と、カートン(8) の前方端部を
第1フラップ(81)として折り曲げて物体(7)に前方から
当接させる当接工程と、第1フラップ(81)が物体(7) に
当接した状態で物体(7) を搬送方向に押し出してカート
ン(8) 上に載置させる載置工程と、第1フラップ(81)を
搬送方向に傾斜させて物体(7) から離反させる離反工程
と、第1フラップ(81)と物体(7) との間にカートン(8)
の一部を第2フラップ(82)として挿入する挿入工程と、
を具備すること。
Description
に、支持板上を搬送されてくる物体をシート状のカート
ン(包装用箱を展開したもの)で包装する包装方法に関
するものである。又、包装装置、特に、物体をシート状
のカートンで包装する包装装置に関するものである。
図であり、図11は、図10の包装方法の第1の工程の
説明図であり、図12は、図10の包装方法の第2の工
程の説明図である。この従来の包装方法は、上記した物
体としてのボトル(7) 群をシート状のカートン(8) で包
装するものである。
ボトル(7) 群は、水平姿勢に配置された支持板(1) 上を
棒体(23)で押されて搬送される。そして、図11及び図
10のb工程に示すように、これらボトル(7) 群は、載
置状態のまま搬送方向に棒体(23)で支持板(1) から押し
出される。又、同時に、カートン(8) は、第1コンベア
(3) により支持板(1) の下方からボトル(7) 群の前方に
向って供給される。
方端部(フラップ(81))は、図11の実線から二点鎖線
となるように、第2コンベア(4) に装着された折込片(9
a)によって上方に折り曲げられる。このフラップ(81)
は、図12に示すように、搬送方向に対する折曲げ角度
θが45°程度となるまで折り曲げられる。この折曲げ
と同時に、図12に示すように、ボトル(7) 群に対して
その前方から抑え片(9c)が当接する。この抑え片(9c)
は、油圧シリンダー(90)の出力軸の先端に装着されてお
り、ボトル(7) 群の搬送方向に移動可能となっている。
した状態で、ボトル(7) 群が搬送方向に支持板(1) から
押し出される。これによって、ボトル(7) 群は、図10
のc工程に示すように、カートン(8) に於けるフラップ
(81)の後方側に続くシート部(80)に載置されたものとな
る。このカートン(8) は、ボトル(7) 群と共に第2コン
ベア(4) で搬送方向に更に移送される。
の後方側に続くフラップ(82)も、前記したフラップ(81)
と同様にして上方に45°程度折り曲げられ、図10の
d工程に示す状態となる。尚、この折曲げ時に、棒体(2
3)がフラップ(82)とボトル(7) 群との間から退避する。
この後、図10のe工程に示すように、ボトル(7) 群と
フラップ(81)との間に、カートン(8) の他のフラップ(8
3)(84)が挿入されると共に、ボトル(7) 群とフラップ(8
2)との間に、更に他のフラップ(85)(86)が挿入される。
1)(82)がボトル(7) 群から離れた状態となっているか
ら、これら相互間に対してフラップ(83)(84)(85)(86)を
挿入可能となっている。更にこの後、図示していない
が、カートン(8) が折り曲げられて、最終的に、直方体
状の箱体に成形される。
ル(7) 群の前方に向ってカートン(8) が供給される構成
であるから、支持板(1) の搬送方向の先端(11)と前記供
給されたカートン(8) との間には少なからず隙間が形成
される。特に、図11に示すように、カートン(8) の供
給に伴ってフラップ(81)が折り曲げられる構成であるか
ら、支持板(1) の先端(11)とフラップ(81)との干渉を避
ける為に、この隙間が比較的大きいものとなる。
ボトル(7) 群の乗移りに際して、ボトル(7) の各々は、
傾いたり、カートン(8) への落下により衝撃を受けたり
し易い。これによって、ボトル(7) が倒れて荷崩れを生
じ易い傾向となる。しかし、この乗移りに際して、ボト
ル(7) 群に対して前方から抑え片(9c)が当接しているか
ら、この乗移りが安定化されている。これによって、ボ
トル(7) 群の荷崩れが防止されている。
ものでは、ボトル(7) 群を抑える為に抑え片(9c)及び油
圧シリンダー(90)等が設けられているから、ボトル(7)
群を包装する為の装置が複雑となる。本発明は、カート
ンへの物体の乗移りを安定化した上で包装の為の装置を
簡素化することを課題とする。
ために講じた本発明の解決手段は、『支持板上を搬送さ
れてくる物体をシート状のカートンで包装する包装方法
であって、前記物体を前記支持板から前記搬送方向に押
し出すと共に、前記支持板の下方から前記物体の前方に
向って前記カートンを供給する供給工程と、前記供給さ
れたカートンの前方端部を第1フラップとして折り曲げ
て前記物体に前方から当接させる当接工程と、前記第1
フラップが前記物体に当接した状態で前記物体を前記搬
送方向に押し出して前記カートン上に載置させる載置工
程と、前記第1フラップを前記搬送方向に傾斜させて前
記物体から離反させる離反工程と、前記第1フラップと
前記物体との間に前記カートンの一部を第2フラップと
して折り曲げて挿入する挿入工程と、を具備する』こと
を特徴とする。
支持板から搬送方向に押し出されると共に、支持板の下
方から物体の前方に向ってカートンが供給される。そし
て、当接工程に於いて、前記供給されたカートンの前方
端部は、第1フラップとして折り曲げられて物体に前方
から当接する。この後の載置工程に於いて、第1フラッ
プが物体に当接した状態で物体が搬送方向に押し出され
てカートン上に載置される。
搬送方向に傾斜して物体から離反する。そして、挿入工
程に於いて、第1フラップと物体との間にカートンの一
部が第2フラップとして折り曲げられて挿入される。こ
のものでは、支持板から搬送方向に押し出される物体の
前方に向って支持板の下方からカートンが供給されるか
ら、支持板の搬送方向の先端と前記供給されたカートン
との間には少なからず隙間が形成される。従って、支持
板から搬送方向に押し出された物体がカートン上に載置
される際に、物体が傾いたり、カートンへの落下により
衝撃を受けたりし易い傾向となる。しかし、この物体の
乗移り時に、物体に対してその前方からカートンの第1
フラップが当接しているから、前記した傾向が低減され
る。
カートンの進行に伴って第1フラップが折り曲げられる
ものでも、前記供給されたカートンが一時停止した状態
で第1フラップが折り曲げられるものでもよい。又、第
1フラップの折曲げの終了と同時にこの第1フラップが
物体に当接するものでも、第1フラップの折曲げ後にこ
の第1フラップに物体が当接するものでもよい。
板からカートンへの物体の乗移りに際して、物体に対し
てその前方から第1フラップが当接しているから、この
乗移りが安定化される。又、この乗移りの安定化の為
に、物体に第1フラップを当接させる構成であるから、
従来のような抑え片や油圧シリンダーのような構成が不
要となり、包装の為の装置が簡素化される。
他の解決手段は、『物体をシート状のカートンで包装す
る包装装置であって、前記物体が載置される支持板と、
前記物体を前記支持板から前記載置状態で搬送方向に押
し出す押出手段と、前記支持板の下方から前記支持板に
対して前記搬送方向に間隔を開けた所定位置に向って前
記カートンを供給する供給手段と、前記カートンの前方
端部をフラップ部として上方に折り曲げる折曲げ手段
と、前記支持板から押し出される物体が前記折り曲げら
れたフラップ部に当接した状態で前記カートン上に載置
されるようにし、且つ、前記物体が前記カートンに載置
された状態で前記折り曲げられたフラップ部の折曲げ度
合いを小さくして前記物体から前記フラップ部が離反す
るように、前記押出手段、前記供給手段及び前記折曲げ
手段を制御する制御手段と、を具備する』ことを特徴と
する。
支持板から載置状態で搬送方向に押し出される。又、供
給手段によって、支持板の下方から支持板に対して搬送
方向に間隔を開けた所定位置に向ってカートンが供給さ
れる。そして、折曲げ手段によって、前記供給されたカ
ートンの前方端部がフラップ部として折り曲げられる。
手段及び折曲げ手段が制御されて、支持板から押し出さ
れる物体が前記折り曲げられたフラップ部に当接した状
態でカートン上に載置される。そして、物体がカートン
に載置された状態で前記折り曲げられたフラップ部の折
曲げ度合いが小さくなって物体からフラップ部が離反す
る。
対して搬送方向に間隔を開けた所定位置に向ってカート
ンが供給される構成であるから、支持板の搬送方向の先
端と前記供給されたカートンとの間には少なからず隙間
が形成される。従って、支持板からカートンへの物体の
乗移りに際して、物体が傾いたり、カートンへの落下に
より衝撃を受けたりし易い傾向となる。しかし、この物
体の乗移り時に、物体に対してその前方からカートンの
フラップ部が当接しているから、前記した傾向が低減さ
れる。
てフラップ部を折り曲げる構成としても、供給されたカ
ートンが一時停止した状態でフラップ部を折り曲げる構
成としてもよい。又、フラップ部の折曲げ終了と同時に
このフラップ部が物体に当接するものでも、フラップ部
の折曲げ後にこのフラップ部に物体が当接するものでも
よい。
板からカートンへの物体の乗移り時に、物体に対してそ
の前方からカートンのフラップ部が当接しているから、
この乗移りが安定化される。又、この乗移りの安定化の
為に、物体にカートンのフラップ部を当接させる構成で
あるから、従来のような抑え片や油圧シリンダーのよう
な構成が不要となり、包装の為の装置が簡素化される。
持し且つ前記支持板を前記搬送方向に進退させる駆動手
段を更に具備し、前記制御手段は、前記カートンの供給
に伴って前記フラップ部が折り曲げられるようにし、且
つ、前記フラップ部の折曲げに伴って前記支持板が前記
搬送方向に進出するように、前記供給手段、前記折曲げ
手段及び前記駆動手段を制御する』ものでもよい。
記フラップ部が折り曲げられるから、この折曲げ時のフ
ラップ部と支持板との干渉を避ける為に、フラップ部の
折曲げ開始時点に於いて、支持板の搬送方向の先端と前
記供給されたカートンとの隙間が大きくなり易い。とこ
ろが、フラップ部の折曲げに伴って支持板が搬送方向に
進出するから、フラップ部と支持板との干渉を避けた状
態で、支持板の先端とカートンとの隙間が小さくなる。
従って、この点でも、支持板からカートンへの物体の乗
移りが安定化される。
体が前記搬送方向に整列し且つ前記支持板に対して直立
する複数の筒体』の場合、支持板からカートンに乗り移
る際の倒れ易い傾向が大きいから、フラップ部による物
体の乗移りの安定化の効果が顕著となる。
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける包装方法のa〜d工程の概要を示す図であ
り、図2は、図1のa〜d工程に続くe〜i工程の概要
を示す図である。図3は、図1及び図2の包装方法を実
行する包装装置(100) の供給工程での平面図であり、図
4は、包装装置(100) の供給工程での正面図であり、図
5は、包装装置(100) の供給工程に続く当接工程での要
部の正面図であり、図6は、包装装置(100) の当接工程
の終了時点での正面図であり、図7は、包装装置(100)
の当接工程に続く載置工程での正面図であり、図8は、
包装装置(100) の載置工程の終了時点での正面図であ
り、図9は、包装装置(100) の離反工程及び挿入工程の
正面図である。
に、行列状に整列したボトル(7) 群をシート状のカート
ン(8) で包装するものである。ボトル(7) には、例え
ば、清涼飲料水が収容されている。又、カートン(8)
は、段ボール紙よりなり、その折曲げによって直方体状
の箱体となるような展開形状に形成されている。そし
て、この方法を実行する包装装置(100) には、図3及び
図4に示すように、支持板(1) と、押出機構(2) と、第
1・第2コンベア(3)(4)と、第1・第2折曲げ片(5a)(5
b)と、制御回路(6) と、が備えられている。
矩形状で且つ水平姿勢の平板により構成されている。
又、この支持板(1) には、ボトル(7) 群が載置され、こ
の載置状態のボトル(7) 群が支持板(1) の長手方向に搬
送される。更に、この支持板(1) に於けるボトル(7) 群
の搬送方向(以下、単に「搬送方向」と称する)の先端
部は、その下面が傾斜して先端(11)に向って漸次薄肉と
なる形状に形成されている。
(7) 群を載置状態で支持板(1) から押し出すものであ
る。そして、この押出機構(2) には、支持板(1) の上方
に配置された棒体(23)と、この棒体(23)を支持する一対
のチェーン(21)(22)と、が備えられている。
方向(搬送方向)に対する直角方向(以下、「幅方向」
と称する)に延びる水平姿勢に配置されている。そし
て、この棒体(23)の両端部がチェーン(21)(22)の一部に
固定されている。チェーン(21)(22)は、公知の構成であ
り、平面視にて幅方向に並んで配置されている。又、こ
れらチェーン(21)(22)は、搬送方向に延びる経路であっ
て図4の二点鎖線のようなループ状の経路に設定されて
いる。そして、この経路の水平な下辺に沿って搬送方向
に棒体(23)が動くことによって棒体(23)でボトル(7) 群
が搬送方向に押圧されるように、各部が構成されてい
る。
出手段」に相当する。 *第1コンベア(3) * 第1コンベア(3) は、図3及び図4に示すように、支持
板(1) の下方域に配置された一対のチェーン(31)(32)
と、これらチェーン(31)(32)に一体化された片部(33)
と、を具備する構成となっている。
並んで搬送方向に延びており、支持板(1) の下方域から
支持板(1) の搬送方向の前方側に向って上方に傾斜して
いる。又、チェーン(31)(32)の上面の搬送方向の端部
が、支持板(1) に対して搬送方向に間隔を開けた所定位
置(P) に一致している。尚、この所定位置(P) は、正面
視に於いて、支持板(1) の上面から搬送方向に延長した
仮想線上にある。
幅方向に延びる構成であり、その両端部がチェーン(31)
(32)の上面に固定されている。従って、支持板(1) の下
方でチェーン(31)(32)にカートン(8) が載置されると、
カートン(8) が片部(33)により押圧されて上記した所定
位置(P) に向って供給される。
「供給手段」に相当する。 *第2コンベア(4) * 第2コンベア(4) は、図3及び図4に示すように、第1
コンベア(3) により供給されたカートン(8) を搬送方向
に更に移送するものである。そして、この第2コンベア
(4) には、水平方向に延びる一対のチェーン(41)(42)が
備えられている。そして、正面視に於いて、これらチェ
ーン(41)(42)の上面がチェーン(31)(32)の上面に対して
上記した所定位置(P) で連続する構成となっている。
1)(32)とは、1つのモータ(図示せず)で駆動される構
成となっている。又、これらチェーン(31)(32)(41)(42)
の各々は、その内周側に沿って延びるガイドレール(図
示せず)により支持されている。これによって、チェー
ン(31)(32)(41)(42)の各々の上面が真っ直ぐ延びる構成
となっている。
るカートン(8) の前方端部を上方に折り曲げる為のもの
である。そして、この第1折曲げ片(5a)は、図3及び図
4に示すように、チェーン(41)(42)に各々装着された
「へ」字状の可動片部(51)(52)と、これら可動片部(51)
(52)の一方端部に一体化された平板(55)と、これら可動
片部(51)(52)の他方端部に装着されたローラ(51a)(52a)
と、を具備する構成となっている。
いてチェーン(41)(42)の外側に配置されている。又、こ
れら可動片部(51)(52)は、その屈曲部を中心にして上下
方向に回動自在となるようにチェーン(41)(42)に対して
各々軸支されている。平板(55)は、可動片部(51)(52)に
跨がって幅方向に延びる構成であり、その両端部が可動
片部(51)(52)に一体化されている。又、この平板(55)
は、チェーン(41)(42)の外周側であってチェーン(41)(4
2)の回動方向にて可動片部(51)(52)の後方側に配置され
ている。
チェーン(41)(42)に沿って配置された所定経路の溝部(5
0)を各々有する一対のレールが設けられ、これら溝部(5
0)に対してローラ(51a)(52a)が各々嵌め込まれている。
第2折曲げ片(5b)は、第2コンベア(4) により移送され
たカートン(8) の後方端部を上方に折り曲げる為のもの
であり、チェーン(41)(42)の回動方向に於いて第1折曲
げ片(5a)に対して後方側に離れた位置に配置されてい
る。
及び図8に示すように、第1折曲げ片(5a)と同様、チェ
ーン(41)(42)に各々装着された「へ」字状の可動片部(5
3)(54)と、これら可動片部(53)(54)の一方端部に一体化
された平板(56)と、これら可動片部(53)(54)の他方端部
に装着されたローラ(53a)(54a)と、を具備する構成とな
っている。この第2折曲げ片(5b)の各部は、第1折曲げ
片(5a)の各部と同様の構成となっている。又、ローラ(5
3a)(54a)は、上記した一対の溝部(50)に対して各々に嵌
め込まれている。
にてカートン(8) の前方端部(フラップ(81))を折り曲
げることができるようにし、且つ、第2折曲げ片(5b)が
その後の工程にてカートン(8) の後方端部(フラップ(8
2))を折り曲げることができるように、第1・第2折曲
げ片(5a)(5b)の動きが設定されている。この為に、可動
片部(51)(52)(53)(54)の屈曲形状及び大きさや溝部(50)
の経路等が設定されている。
「折曲げ手段」に相当する。 *制御回路(6) * 制御回路(6) は、マイクロコンピューター等により構成
されている。そして、この制御回路(6) には、図4に示
すように、チェーン(31)(32)(41)(42)駆動用のモータ
(図示せず)、及び、チェーン(21)(22)駆動用のモータ
(図示せず)が電気接続されている。従って、この制御
回路(6) によって、押出機構(2) 及び第1・第2コンベ
ア(3)(4)が制御される。
等が既述の「制御手段」に相当する。そして、これら制
御回路(6) 及び溝部(50)等によって、包装装置(100) の
各部が後述の各工程を行うように制御される。 *駆動機構(1a)* 更に、この包装装置(100) には、上記した支持板(1) を
保持して搬送方向に進退させる為の駆動機構(1a)が備え
られている。この駆動機構(1a)には、図3及び図4に示
すように、支持板(1) を保持する一対の保持部材(12)(1
3)と、支持板(1) を進退させる為の油圧シリンダー(15)
と、が備えられている。
の両端縁に沿って延びるように配置されている。これら
保持部材(12)(13)の対向面には、支持板(1) の搬送方向
に延びる溝(120)(130)が各々形成されている。これら溝
(120)(130)に対して支持板(1) がスライド自在となるよ
うに嵌め込まれている。油圧シリンダー(15)は、その主
体部が一定位置に固定されると共に、この主体部から突
出する出力軸が搬送方向に延びるように配置されてい
る。そして、この油圧シリンダー(15)の出力軸の先端が
支持板(1) の下面に設けられた突片(14)に固定されてい
る。従って、この油圧シリンダー(15)の作動によって支
持板(1) が搬送方向に進出及び後退する。
(6) によって制御される構成となっている。 [ボトル(7) 群の包装について]次に、包装装置(100)
によるボトル(7) 群の包装時の各工程について順に説明
する。
6条4列の行列状に整列した状態に支持板(1) に載置さ
れる。又、ボトル(7) の各々は、支持板(1) に対して直
立する筒体に形成されている。更に、カートン(8) は、
支持板(1) の下方にて第1コンベア(3) のチェーン(31)
(32)に載置される。
3及び図4に示すように、押出機構(2) の作動によっ
て、支持板(1) に載置されたボトル(7) 群が棒体(23)で
搬送方向に押圧されて移動する。この移動時に、ボトル
(7) 群は、支持板(1) に対して載置された状態のまま支
持板(1) の上面に対して摺動する。そして、この移動に
よって、ボトル(7) 群は支持板(1) から搬送方向に押し
出される。
よって、カートン(8) は、片部(33)で押圧されて上記し
た所定位置(P) (ボトル(7) 群の前方側)に向って供給
される。尚、カートン(8) は、全体として矩形状に形成
されており、このカートン(8)には、供給方向の前方側
端部に位置する矩形状のフラップ(81)と、このフラップ
(81)の後方側に続く矩形状のシート部(80)と、このシー
ト部(80)の後方側に続く矩形状のフラップ(82)と、が備
えられている。更に、幅方向に於いてシート部(80)に連
続する矩形状部分には、幅方向に於いてフラップ(81)の
両側に位置するフラップ(83)(84)と、フラップ(82)の両
側に位置するフラップ(85)(86)が連設されている。
1フラップ」「フラップ部」に相当し、フラップ(82)が
既述の「第2フラップ」に相当する。 *当接工程* 第1コンベア(3) により供給されたカートン(8) は、図
5の実線に示すように、フラップ(81)が支持板(1) の先
端(11)よりも前方に位置した状態で第1折曲げ片(5a)に
より上方に折り曲げられる。即ち、カートン(8) の供給
に伴って、第1折曲げ片(5a)がチェーン(41)(42)の回動
により上方に移動しながらシート部(80)側に向って回動
する。これによって、フラップ(81)は、図5の実線の状
態からS 1 の状態、S2 の状態、S3 の状態と順次折り
曲げられ、最終的に、S4 の状態(二点鎖線)となる。
この状態では、水平方向に対する折曲げ角度θ1 が90
°となる。尚、フラップ(81)は、第1折曲げ片(5a)の平
板(55)により押圧されて折り曲げられる。
ル(7) 群は、図5の実線の状態から点線の状態、更に、
二点鎖線の状態となるように、支持板(1) から押し出さ
れる。そして、図5の二点鎖線、及び、図6に示すよう
に、折曲げ終了時点のフラップ(81)がボトル(7) 群に対
して前方から当接する。このものでは、カートン(8) の
供給に伴ってフラップ(81)が上記したS1 〜S 4 のよう
に移動する構成であるから、フラップ(81)の折曲げ開始
時点では、折曲げ時のフラップ(81)と支持板(1) との干
渉を避ける為に、支持板(1) の先端(11)と供給されたカ
ートン(8) との間の隙間が比較的大きく設定されてい
る。
て、駆動機構(1a)の油圧シリンダー(15)が作動して、支
持板(1) は、図5の実線→点線→二点鎖線のように進出
する。これによって、支持板(1) とフラップ(81)との干
渉を避けた状態で、支持板(1)の先端(11)と供給された
カートン(8) との間の隙間が小さくなる。尚、このフラ
ップ(81)の折曲げ時に、折曲げ片(5a)(5b)とは別の折曲
げ機構(図示せず)によってフラップ(83)(84)も上方に
折り曲げられる。
於いて、ボトル(7) 群が棒体(23)で搬送方向に更に押し
出される。又、この押出しに伴って、カートン(8) がボ
トル(7) 群と共に第2コンベア(4) で搬送方向に移送さ
れる。これによって、図7に示すように、支持板(1) か
ら押し出されるボトル(7) の各々が順次カートン(8) の
シート部(80)に載置される。そして、最終的には、図1
のc工程に示すように、ボトル(7) 群の全体がカートン
(8) (シート部(80))に乗り移ったものとなる。
載置が終了した時点で、油圧シリンダー(15)の作動によ
り支持板(1) が図5の実線の初期位置まで後退する。こ
れによって、支持板(1) の先端(11)と供給されたカート
ン(8) との間の隙間が大きくなる。又、ボトル(7) 群の
載置の終了後、図8に示すように、カートン(8) のフラ
ップ(82)が第2折曲げ片(5b)によって上方に折り曲げら
れる。即ち、第2コンベア(4) によるカートン(8) の移
送に伴って、第2折曲げ片(5b)がチェーン(41)(42)の回
動により上方に移動しながらシート部(80)側に向って回
動する。これによって、フラップ(82)は、同図の二点鎖
線→実線となるように折り曲げられ、水平方向に対する
折曲げ角度θ2 が最終的に90°となる。これによっ
て、フラップ(82)がボトル(7) 群に対して後方側から当
接する。尚、フラップ(82)は、第2折曲げ片(5b)の平板
(56)により押圧されて折り曲げられる。
1)と供給されたカートン(8) との間の隙間をフラップ(8
2)が通過することとなる。しかし、このフラップ(82)の
折曲げに先立って、支持板(1) が初期位置まで後退して
いるから、このフラップ(82)の折曲げが可能となってい
る。又、この折曲げを可能とする為に、初期位置にある
支持板(1) の先端(11)と供給されたカートン(8) との間
の隙間が比較的大きくなる。
折曲げ機構(図示せず)によってフラップ(85)(86)も上
方に折り曲げられる。更に、図1のd工程に示すよう
に、フラップ(82)が折り曲げられた状態で、カートン
(8) 及びボトル(7) 群が搬送方向に所定距離移送され
る。 *離反工程* この後、第1・第2折曲げ片(5a)(5b)が下方に20〜4
5°程度回動する。これによって、図2のe工程、及
び、図9に示すように、カートン(8) のフラップ(81)(8
2)の折曲げ度合いが小さくなる。即ち、フラップ(81)が
搬送方向に傾斜してボトル(7) 群から離反した状態とな
ると共に、フラップ(82)が搬送方向とは反対方向に傾斜
してボトル(7) 群から離反した状態となる。
すように、フラップ(81)とボトル(7) 群との間にフラッ
プ(83)(84)が挿入されると共に、フラップ(82)とボトル
(7) 群との間にフラップ(85)(86)が挿入される。この
後、カートン(8) は、図2のg〜i工程に示すように折
り曲げられて、最終的に直方体状の箱体に成形される。
又、この段階での折曲げに際して、カートン(8) の所定
部分に対して、糊用のガン(N) から噴出した糊が付着す
る。これによって、成形された箱体が糊により接着され
てその形状が維持される。
うな効果を奏する。 .支持板(1) から押し出されるボトル(7) 群がカート
ン(8) に載置される際、支持板(1) の先端(11)とカート
ン(8) との隙間によって、ボトル(7) の各々が傾いた
り、カートン(8) への落下による衝撃を受けたりし易い
傾向となる。しかし、このボトル(7) 群の乗移り時に、
ボトル(7) 群に対してその前方からカートン(8) のフラ
ップ(81)が当接しているから、前記した傾向が低減され
る。つまり、この乗移りが安定化される。
(7) 群にフラップ(81)を当接させる構成であるから、従
来のようにボトル(7) 群を抑える為の抑え片及び油圧シ
リンダーなどが不要となり、この包装装置(100) が簡素
化される。 .上記したように、カートン(8) の供給に伴ってフラ
ップ(81)が折り曲げられるから、支持板(1) の先端(11)
と供給されたカートン(8) との隙間が大きくなり易い。
従って、フラップ(81)によるボトル(7) 群の乗移りの安
定化の効果が顕著となる。
(1) が搬送方向に進出することによって、折曲げ時のフ
ラップ(81)と支持板(1) との干渉を避けた状態で、支持
板(1) の先端(11)とカートン(8) との隙間が小さくな
る。従って、この点でも、支持板(1) からカートン(8)
へのボトル(7) 群の乗移りが安定化される。 .搬送方向に整列し且つ支持板に対して直立する複数
のボトル(7) が支持板(1) からカートン(8) に乗り移る
構成であるから、この乗移り時にボトル(7) が倒れ易い
傾向となる。従って、フラップ(81)によるボトル(7) 群
の乗移りの安定化の効果が顕著となる。
に、支持板(1) の先端(11)と供給されたカートン(8) と
の間の隙間が比較的大きくなる。従って、この点でも、
フラップ(81)によるボトル(7) 群の乗移りの安定化の効
果が顕著となる。 .第2コンベア(4) によるカートン(8) 及びボトル
(7) 群の移送に際して、ボトル(7) 群が移送方向の前後
からフラップ(81)(82)により抑えられているから、この
移送に於けるボトル(7) 群の荷崩れ等が防止されてい
る。 [他の実施の形態] .上記の実施の形態では、当接工程に於いて、カート
ン(8) の供給に伴ってフラップ(81)が折り曲げられる構
成としたが、これを、供給されたカートン(8)が一時停
止した状態でフラップ(81)が折り曲げられる構成として
もよい。
いて、フラップ(81)の折曲げが終了すると同時にこのフ
ラップ(81)がボトル(7) 群に当接する構成としたが、こ
れを、フラップ(81)が折り曲げられた後に、このフラッ
プ(81)にボトル(7) 群が当接する構成としてもよい。 .上記の実施の形態では、上記の所定位置(P) は、支
持板(1) の上面から搬送方向に延長した仮想線上にある
が、これを、この仮想線よりも下方にある構成としても
よい。
を、最終的に直方体状の箱体に成形される形状に構成し
たが、これを、最終的に矩形皿状に成形される形状に構
成してもよい。又、上記の実施の形態のカートン(8) と
は別の形状のカートンを用いた場合、フラップ(81)とボ
トル(7) 群との間にフラップ(83)(84)とは別のフラップ
が挿入されるものでもよい。
d工程の概要を示す図
す図
00) の供給工程での平面図
要部の正面図
図
正面図
図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 支持板上を搬送されてくる物体をシート
状のカートンで包装する包装方法であって、 前記物体を前記支持板から前記搬送方向に押し出すと共
に、前記支持板の下方から前記物体の前方に向って前記
カートンを供給する供給工程と、 前記供給されたカートンの前方端部を第1フラップとし
て折り曲げて前記物体に前方から当接させる当接工程
と、 前記第1フラップが前記物体に当接した状態で前記物体
を前記搬送方向に押し出して前記カートン上に載置させ
る載置工程と、 前記第1フラップを前記搬送方向に傾斜させて前記物体
から離反させる離反工程と、 前記第1フラップと前記物体との間に前記カートンの一
部を第2フラップとして折り曲げて挿入する挿入工程
と、 を具備する包装方法。 - 【請求項2】 物体をシート状のカートンで包装する包
装装置であって、 前記物体が載置される支持板と、 前記物体を前記支持板から前記載置状態で搬送方向に押
し出す押出手段と、 前記支持板の下方から前記支持板に対して前記搬送方向
に間隔を開けた所定位置に向って前記カートンを供給す
る供給手段と、 前記カートンの前方端部をフラップ部として上方に折り
曲げる折曲げ手段と、 前記支持板から押し出される物体が前記折り曲げられた
フラップ部に当接した状態で前記カートン上に載置され
るようにし、且つ、前記物体が前記カートンに載置され
た状態で前記折り曲げられたフラップ部の折曲げ度合い
を小さくして前記物体から前記フラップ部が離反するよ
うに、前記押出手段、前記供給手段及び前記折曲げ手段
を制御する制御手段と、 を具備する包装装置。 - 【請求項3】 前記支持板を保持し且つ前記支持板を前
記搬送方向に進退させる駆動手段を更に具備し、 前記制御手段は、前記カートンの供給に伴って前記フラ
ップ部が折り曲げられるようにし、且つ、前記フラップ
部の折曲げに伴って前記支持板が前記搬送方向に進出す
るように、前記供給手段、前記折曲げ手段及び前記駆動
手段を制御する請求項2に記載の包装装置。 - 【請求項4】 前記物体は、前記搬送方向に整列し且つ
前記支持板に対して直立する複数の筒体を含む請求項2
又は3に記載の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000198A JP2946037B1 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 包装方法及び包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9000198A JP2946037B1 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 包装方法及び包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2946037B1 true JP2946037B1 (ja) | 1999-09-06 |
JPH11292026A JPH11292026A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=13986372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9000198A Expired - Fee Related JP2946037B1 (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 包装方法及び包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946037B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6766627B2 (en) * | 2001-05-14 | 2004-07-27 | Windings, Inc. | Machine for boxing wound coils of filamentary material |
GB0905291D0 (en) * | 2009-03-27 | 2009-05-13 | Meadwestvaco Packaging Systems | Packaging machine |
IT201700090029A1 (it) * | 2017-08-03 | 2019-02-03 | Panotec Srl | Impianto per il confezionamento automatizzato di oggetti all'interno di scatole di cartone |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP9000198A patent/JP2946037B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11292026A (ja) | 1999-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5581223B2 (ja) | 袋を段ボール箱に入れる方法と装置 | |
US3585776A (en) | Process and apparatus for manufacturing a box completely filled with a stack of articles | |
JPH10194219A (ja) | ポケット箱の包装方法とその装置 | |
US6625957B2 (en) | Method and machine for producing hinged-lid packets of cigarettes | |
JP2946037B1 (ja) | 包装方法及び包装装置 | |
US20070000211A1 (en) | Method and device for producing packs from at least two partial packs | |
JP2011131901A (ja) | 箱詰めシステム、及び箱詰め方法 | |
JP4054274B2 (ja) | 包装対象品の装填装置 | |
KR102510979B1 (ko) | 만드렐 둘레에서 블랭크를 형상화시키기 위한 방법 및 장치 | |
JPH0516903A (ja) | ラツプラウンド包装装置 | |
JPH07223602A (ja) | 缶ケーサー | |
KR101718151B1 (ko) | 미닫이 상자 포장의 자동포장 시스템에 있어서 속상자 자동 폴딩 공급장치 | |
JP5434080B2 (ja) | カートン成形装置 | |
JPS59174406A (ja) | 包装装置 | |
JP5153692B2 (ja) | 商品充填方法および商品充填装置 | |
CN115867492A (zh) | 用于给送箱堆叠件的装置 | |
JP2001048123A (ja) | 段ボールケーサ | |
JP7327812B2 (ja) | ラップアラウンドカートナー及び方法 | |
JP3945258B2 (ja) | ケーサ | |
JPH0385210A (ja) | 上包み包装機 | |
JP3247355B2 (ja) | 製函装置 | |
JP3164155B2 (ja) | 仕切部材の挿入装置 | |
JP2007091416A (ja) | 搬送装置 | |
JP2021017269A (ja) | シュリンク包装装置及びシュリンク包装方法 | |
JP2005193922A (ja) | 箱移送装置及び箱詰装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |