JP3247355B2 - 製函装置 - Google Patents

製函装置

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JP3247355B2
JP3247355B2 JP23825399A JP23825399A JP3247355B2 JP 3247355 B2 JP3247355 B2 JP 3247355B2 JP 23825399 A JP23825399 A JP 23825399A JP 23825399 A JP23825399 A JP 23825399A JP 3247355 B2 JP3247355 B2 JP 3247355B2
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善孝 小沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箱形成用素材で
あるブランクを移送して底付きの箱を形成する製函装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボール箱を使用する自動梱包システム
では、上部が開かれた状態の箱をまず組立て、そしてこ
の箱の上方から内部に商品を収納し、この後必要に応じ
て上部を閉じるようにして梱包が行われている。
【0003】従来、上部が開かれた状態の箱を製造する
装置として、箱の内側寸法に合わせて形成した四角形状
のマンドレルの周囲にブランクを巻付け、この状態で四
角形の胴部を形成する側壁の接着と、底壁を形成する底
フラップの折曲げおよび接着とを行うことにより、上部
の蓋フラップが開かれた状態の箱を製造する装置がある
(特開平2−22043号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置に
おいては、ブランクの側壁をマンドレルに巻付ける手
段、胴部を接着する手段、ブランクの底フラップを折り
重ねる手段および底壁を接着する手段の総ての手段をマ
ンドレルのほぼ同じ位置に設けることによって、箱に組
立て、製造する際、ブランクをマンドレルの位置に搬
送、供給し、そのブランクの同じ停止位置でマンドレル
の周囲にブランクを巻付け、それから胴部の接着を行っ
た後に、その停止位置で底フラップの折曲げと接着とを
行って、これら一連の工程を終えている。
【0005】従って、これら一連の工程に要する時間を
経て製造された箱が、マンドレルから排出された後でな
ければ次のブランクをマンドレルへ供給して同様に箱に
製造することができない。このため、ブランクを供給す
る時間の間隔が長くなり、箱を製造する能力が極めて低
いという問題がある。
【0006】そこで、マンドレルに沿って搬送されるブ
ランクの移送路に第1成形部と箱成形部とを設け、第1
成形部で中間部の1つの側壁の両側に連設された側壁の
それぞれを上方に折曲げて、ブランクを一旦凹形に成形
し、その凹形ブランクを下流側の箱成形部に送り、その
箱成形部で凹形ブランクを角筒状に成形し、かつ底フラ
ップの折重ねとその重合部の接着により底を形成するよ
うにすれば、先に送られたブランクが第1成形部から箱
成形部に搬送されると次のブランクを第1成形部に供給
することができるため、ブランクを供給する時間間隔が
短くなり箱を能率よく形成することができる。
【0007】しかし、そのような箱の成形装置を採用し
た場合、第1成形部で成形された凹形ブランクを箱成形
部に搬送する際に、起立状態とされた側壁、特に、2枚
の連設状態にある側壁が搬送方向の後方側に倒れが生
じ、凹形ブランクを安定よく移送させることができず、
精度の高い箱を高速度で成形することができなくなる。
【0008】この発明の課題は、ブランクを供給する時
間間隔の短縮化を図り、精度の高い箱を能率よく形成す
ることができるようにした製函装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、4枚の側壁およびのり代が
折目線を介して横方向に連設され、4枚の側壁のそれぞ
れ一端に折目線を介して底フラップが連設された扁平な
ブランクの折曲げによって形成される箱の内側寸法に合
わせて形成された四角形状の固定マンドレルと、このマ
ンドレルの下面に中間部の1つの側壁が対応するように
してマンドレルに沿って搬送されるブランクの前記1つ
の側壁の両側に連設された側壁の折曲げを行ってブラン
クを凹形に成形する成形部と、この成形部で成形された
凹形ブランクをマンドレルに沿って搬送させて下流側の
位置で凹形ブランクののり代および側壁の折曲げと接着
によりブランクを角筒状に成形し、かつ底フラップの折
重ねとその重なり部の接着により底を形成する箱成形
部とから成り、前記凹形ブランクを前記成形部から箱成
形部に搬送する搬送手段が、押圧部材を有し、その押圧
部材で凹形ブランクの後端の上部を押圧して移送させる
上部移送装置と、押圧部材を有し、その押圧部材で後端
の下部を押圧して移送させる下部移送装置を備えて
構成を採用したのである。
【0010】上記のように、第1成形部でブランクを凹
形に成形したのち、その凹形ブランクを箱成形部に搬送
して箱を形成することにより、凹形ブランクが第1成形
部から箱成形部に向けて送られると次のブランクの供給
を開始することができるため、ブランクの供給の時間間
隔が従来のものより短くなり、箱を能率よく形成するこ
とができる。
【0011】凹形ブランクを上部移送装置と下部移送装
のそれぞれに設けられた押圧部材で後端の上下部を押
圧して箱成形部に移送させることにより、起立された側
壁の後方への倒れを防止し、凹形ブランクをきわめて安
定よく移送することができる。このため、箱成形部で精
度の高い箱の形成を可能とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0013】図12(a)は、箱形成用素材としてのブ
ランク1を示す。このブランク1は平行な縦折目線2を
介して連設された第1側壁3a、第2側壁3b、第3側
壁3c、第4側壁3dおよびのり代4を有し、各側壁3
a乃至3dの両端縁に底を形成する底フラップ5および
蓋を形成する蓋フラップ6が横折目線7を介して設けら
れている。
【0014】上記ブランク1は、図1に示す搬送装置1
0によって各側壁3a乃至3dが左右方向に並ぶ状態で
一方向に搬送される。
【0015】搬送装置10は、第1チェーンコンベヤ1
1と、下部移送装置としての第2チェーンコンベヤ12
および上部および下部移送装置としての第3チェーンコ
ンベヤ13から成る。第1チェーンコンベヤ11は、図
2に示すように、複列に設けられており、エンドレスの
チェーン11aに取付けた押し爪11bでブランク1の
後端縁を押圧して下流側の第2チェーンコンベヤ12に
送り込むようにしている。
【0016】第2チェーンコンベヤ12は、図3に示す
ように、第2側壁3bの移送路の下方に複列に設けられ
ている。第2チェーンコンベヤ12のチェーン12aに
は押し爪12bが設けられている。押し爪12bの移動
速度は、第1チェーンコンベヤ11の押し爪11bの移
動速度より速く、第1チェーンコンベヤ11の押し爪1
1bでブランク1が送り込まれてくると、上記押し爪1
2bがブランク1の後端縁すなわち第2側壁3bに連設
する蓋フラップ6の後端縁に係合してブランク1を第3
チェーンコンベヤ13に向けて下流側へ搬送する。
【0017】第3チェーンコンベヤ13は、図5および
図7に示すように、上向きに90°起こされた第1側壁
3aと第3側壁3cの移送路の両側上下にそれぞれ設け
られている。その第3チェーンコンベヤ13のチェーン
13aにはブランク1の後端縁上下部すなわち各側壁3
a、3cに連する蓋フラップ6の後端縁上下部と係合
可能な押し爪13bがピン14によって回動自在に取付
けられ、その押し爪13bの移動を案内する爪ガイド1
5がキャリア側チェーン13aに沿って設けられてい
る。
【0018】押し爪13bは爪ガイド15に沿って移動
するとき、向きが一定に保持され、その状態においてブ
ランク1を搬送し、爪ガイド15の先端を通過してブラ
ンク1が停止されると、ピン14を中心に回動してブラ
ンク1に対する係合が解除される。
【0019】図1及び図2に示すように、第1チェーン
コンベヤ11によって搬送されるブランク1の移送路に
は、接着剤の塗布装置16が設けられている。塗布装置
16は、ホットメルトを噴射する複数の噴射ノズル16
aから成り、各噴射ノズル16aは、第2側壁3bと第
4側壁3dの移送路上にそれぞれ2組設けられ、各側壁
3b、3dに設けられた底フラップ5の両側部と、第4
側壁3dの側部に図12(a)に示すようにホットメル
ト17を噴射する。
【0020】図1および図4に示すように、第2チェー
ンコンベヤ12によって搬送されるブランク1の第2側
壁3bの移送路にはマンドレル20及び側壁折曲げ装置
30a、30bから成る側壁折曲げ手段が設けられてい
る。
【0021】マンドレル20は、第2側壁3bの幅寸法
に対応する間隔をおいて設けた左右一対の下部側壁ガイ
ド21と、この下部側壁ガイド21の上方に第1側壁3
aおよび第3側壁3cの幅寸法に対応する間隔をおいて
設けた左右一対の上部側壁ガイド22とによって四角形
状となっており、各側壁ガイド21、22は、ブランク
1の折曲げによって形成される角筒状ブランクの4つの
内側コーナ部分に対応する配置とされている。また、側
壁ガイド21、22のそれぞれは、第3チェーンコンベ
ヤ13によって搬送されるブランク1の移送路まで長く
のびている。
【0022】第2チェーンコンベヤ12によってマンド
レル20に沿って搬送されるブランク1の移送路上には
第1成形部S1 が設けられている。第1成形部S1
は、前記一対の側壁折曲げ装置30a、30bが設けら
れている。側壁折曲げ装置30a、30bのそれぞれ
は、マンドレル20の側壁ガイド21、22に平行に配
置された回転軸31と、その回転軸31に中途が固定さ
れたアーム32と、そのアーム32の両端に固定されて
ブランク1の移送方向の上流側に長く延びる一対のロッ
ド33とから成り、上記回転軸31は、一対のロッド3
3の一方がブランク1の移送路の下方に回転したときブ
ランク1が送り込まれるように、ブランク1の移動とタ
イミングをとって図4の矢印方向に回転される。
【0023】上記側壁折曲げ装置30a、30bは送り
込まれてくるブランク1の中間の第2側壁3bの両側に
それぞれ連設する第1側壁3aおよび第3側壁3cを一
対のロッド33の一方によって下部側壁ガイド21に沿
って上方に起立するように90°折曲げる。
【0024】ブランク1は、第1側壁3aおよび第3側
壁3cが上方に折曲げられた凹形状態で第2チェーンコ
ンベヤ12に設けてある押し爪12bでその後端縁を押
圧されることによって第3チェーンコンベヤ13に向け
て搬送され、直ちに、次のブランク1が第1チェーンコ
ンベヤ11によって第2チェーンコンベヤ12へ供給さ
れて来る。
【0025】第3チェーンコンベヤ13の押し爪13b
は、運び込まれてくる凹形ブランク1の後端縁上下部
なわち第1側壁3aおよび第3側壁3cに連設する蓋フ
ラップ6の後端縁上下部と係合して、そのブランク1を
箱成形部S2 に搬送する。箱成形部S2 は胴成形部S3
と底成形部S4 とから成る。胴成形部S3 にはのり代折
曲げ装置40が設けられ、他側方には第4側壁3dを折
曲げる側壁折曲げ装置50が設けられている。
【0026】のり代折曲げ装置40は、図5に示すよう
に、回転軸41に下端部が固定された第1アーム42
と、この第1アーム42に平行に配置されて下端部がピ
ン43を中心として揺動自在に支持された第2アーム4
4の上端部間に横アーム45の後端部を連結し、横アー
ム45の先端部に折曲げ板46を取付け、上記回転軸4
1を図示省略したカム機構により所定角度正逆回転させ
て折曲げ板46をマンドレル20の上部ガイド22上に
向けて前後動させ、前進時にのり代4を上部ガイド22
に沿って90°内方向に折曲げる。
【0027】一方、側壁折曲げ装置50は、図1および
図5に示すように、駆動軸51に一対のアーム52を取
付け、各アーム52に一端部が連結されたロッド53間
に折曲げ板54を取付け、上記駆動軸51を矢印方向に
所定角度正逆回転させ、駆動軸51を中心とする折曲げ
板54の内方向への回動によって図6に示すように、第
4側壁3dを上部側壁ガイド22に沿って内方向に折り
曲げる。この第4側壁3dおよび前記のり代4の折曲げ
によってブランク1はマンドレル20における上流側位
置で角筒状とされる。
【0028】角筒状ブランクAの後端縁は第3チェーン
コンベヤ13の押し爪13bで押されて、マンドレル2
0に沿ってさらに下流側に搬送され、底フラップ5を折
曲げて固着する底形成部S4 に送り込まれる。底形成部
4 は、図1に示すように、角筒状ブランクAの内側に
配置された底フラップ固着板64と、その底フラップ固
着板64の下流側に配置されて、箱形成時に内側に位置
する対向状態の一対の内底フラップを角筒状ブランクA
の移送中に折曲げる内底フラップ折曲げ装置60とを備
える。
【0029】内底フラップ折曲げ装置60は、図7およ
び図9で示すように、フラップ折曲げ部材61の一側に
ラック62を設け、このラック62に噛合させたピニオ
ン63の回転によって上記フラップ折曲げ部材61を角
筒状ブランクAの移送方向に対して交差方向に前後動さ
せるようにしており、その折曲げ部材61の前進動によ
って内底フラップ5を図9に示すように内方向に90°
折曲げ、この時、内底フラップ5は底フラップ固着板6
4に支持される。
【0030】上記フラップ折曲げ部材61は、側壁ガイ
ド21、22の終端から角筒状ブランクAの移送方向に
所定寸法離れた位置に設けられ、底フラップ5の横折目
線7が側壁ガイド21、22の終端を通過したとき前進
動するよう角筒状ブランクAの移動とタイミングをとっ
て往復動される。
【0031】底フラップ固着板64は、図7および図9
に示すように、角筒状ブランクAの移動方向に移動自在
に設けられ、図示省略したシリンダの作動によって往復
動される。
【0032】上記底フラップ固着板64は、図7に示す
ように、底フラップ5の横折目線7が底フラップ固着板
64と近接したとき角筒状ブランクAの移動速度と略等
しい速度で前進動する。
【0033】内底フラップ5が折曲げられた角筒状ブラ
ンクAは、フラップ折曲げ部材61に対する当接によっ
て停止状態とされる。このとき、第3チェーンコンベヤ
13の押し爪13bは爪ガイド15の先端から外れて回
動可能な状態にあり、上記角筒状ブランクAがフラップ
折曲げ部材61に当接して停止すると、図9に示すよう
に、押し爪13bはピン14を中心に回動して蓋フラッ
プ6に対する係合が解除され、係合解除状態でチェーン
13aと共に移動する。
【0034】前記のり代折曲げ装置40のブランク移送
方向の下流側には、図1に示すように、第4側壁3dを
のり代4に押し付けるプレス装置70が設けられてい
る。プレス装置70は、図6に示すように、駆動軸71
にL形アーム72の一端部を固定し、L形アーム72の
他端部にプレス板73を取付け、このプレス板73を駆
動軸71の回転により下向きに回動させて第4側壁3d
を押し付ける。
【0035】上記プレス装置70は、角筒状ブランクA
の停止状態において第4側壁3dを押え付けるようにな
っている。そのプレス装置70を設けることによって第
4側壁3dとのり代4とが確実に接合される。
【0036】プレス装置70は上記側壁ガイド22との
間で第4側壁3dとのり代4を挾み込み接合を行なう
が、本実施例の場合、角筒状ブランクAの底部付近は部
分的に上部側壁ガイド22が欠落することになっている
が、接合上、特に問題はない。
【0037】停止状態に保持される角筒状ブランクAの
第2側壁3b及び第4側壁3dのそれぞれに連設され
た、箱形成時に外側に位置する外底フラップ5、5の上
下方には、図1に示すように、その外底フラップ5を内
方向に折曲げる一対の外底フラップ折曲げ装置80が設
けられている。
【0038】図10に示すように、外底フラップ折曲げ
装置80は、回転軸81とこれに平行に配置した支持軸
82のそれぞれに一対のリンク83、84の各一端部を
連結し、一対のリンク83、84の他端部間に支持板8
5を取付け、その支持板85に設けられたアーム86の
先端部に折曲げ板87をピン88で回転自在に取付け、
その折曲げ板87に図示省略したスプリングの弾力を付
与してアーム86に取付けられたストッパ89に折曲げ
板87を当接させるようにしている。
【0039】上記外底フラップ折曲げ装置80は、角筒
状ブランクAが停止したとき、各回転軸81を回転さ
せ、その回転により折曲げ板87を内方向に移動させ
て、既に折曲げられている内底フラップ上へ外底フラッ
プ5、5を折曲げる。
【0040】このとき、底フラップ固着板64は先に折
曲げられた底フラップ5を内面から支持する状態にあ
り、しかも、折曲げ板87によって後から折曲げられる
底フラップ5の内面にはホットメルト17が塗布されて
いるため、底フラップ5は内底フラップと外底フラップ
の重合部で互に接合され、その接合によって蓋フラップ
6が開放する箱A2 が形成される。
【0041】なお、折曲げ板87が外底フラップ5を折
曲げ始めると、折曲げ部材61は後退する。
【0042】実施形態のような外底フラップ折曲げ装置
80を採用すると、回転軸81を上記と逆方向に回転さ
せて折曲げ板87を外底フラップ5から離反させた場
合、その折曲げ板87は後退と同時にピン88を中心に
回動して箱A2 の移送路から外れるため、箱A2 の排出
動作を直ちに開始させることができる。
【0043】上記箱A2 は、図1および図11に示す排
出装置90によって排出される。ここで、排出装置90
は、既に述べた第3チェーンコンベヤ13を利用し、そ
の第3チェーンコンベヤ13のチェーン13aに揺動自
在に設けられた押し爪13bとの間に所要の間隔をおい
て押し爪91を取付け、この押し爪91を蓋フラップ6
の後端縁に係合させて箱A2 を移動させるようにしてい
る。
【0044】実施形態の場合は、蓋フラップ6を有する
ブランク1の折曲げを例にとって説明したが、蓋フラッ
プ6を省略した箱ブランク1の折曲げにも採用すること
ができる。この場合、複列の第1チェーンコンベヤ11
は、扁平なブランク1の第1側壁3aおよび第4側壁3
dの後端縁を押し爪11bで押圧して第2チェーンコン
ベヤ12上にブランク1を送り込み、また、第2チェー
ンコンベヤ12は、ブランク1の水平に保持される第2
側壁3bの後端縁を押し爪12bで押圧して第3チェー
ンコンベヤ13に向けてブランク1を搬送する。
【0045】さらに、第3チェーンコンベヤ13は、凹
形に成形されたブランク1の起立状態にある第1側壁3
aおよび第3側壁3cの後端縁上下部を押し爪13bで
押圧して凹形ブランク1を形成部に向けて搬送する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
成形部において凹形に成形されたブランクが箱成形部に
向けて送られると次のブランクを第1成形部に向けて供
給することができるため、ブランクの供給時間間隔の短
縮化を図り、箱を能率よく形成することができる。
【0047】また、凹形ブランクの後端の上下部を押圧
部材で押圧しながら移送させるようにしたので、凹形ブ
ランクを安定よく箱成形部に送ることができ、精度の高
い箱を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る製函装置を概略的に示す斜視図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1のV−V線に沿った断面図
【図6】図5の作動状態を示す断面図
【図7】図1の第3チェーンコンベヤ部の横断平面図
【図8】図7の右側面図
【図9】角筒状ブランクの内底フラップの折曲げ状態を
示す平面図
【図10】角筒状ブランクの外底フラップの折曲げ装置
を示す横断平面図
【図11】箱の排出装置を示す平面図
【図12】(a)乃至(f)はブランクの折曲げ状態を
段階的に示す斜視図
【符号の説明】
1 ブランク 3a〜3d 側壁 4 のり代 5 底フラップ 12 第2チェーンコンベヤ(下部移送装置) 13 第3チェーンコンベヤ(上部および下部移送装
置) 20 マンドレル S1 第1成形部 S2 箱成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−80044(JP,A) 特開 平2−22043(JP,A) 特公 昭49−36987(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/36 301 B31B 3/00 B31B 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4枚の側壁およびのり代が折目線を介し
    て横方向に連設され、4枚の側壁のそれぞれ一端に折目
    線を介して底フラップが連設された扁平なブランクの折
    曲げによって形成される箱の内側寸法に合わせて形成さ
    れた四角形状の固定マンドレルと、このマンドレルの下
    面に中間部の1つの側壁が対応するようにしてマンドレ
    に沿って搬送されるブランクの前記1つの側壁の両側
    に連設された側壁の折曲げを行ってブランクを凹形に成
    形する成形部と、この成形部で成形された凹形ブランク
    をマンドレルに沿って搬送させて下流側の位置で凹形ブ
    ランクののり代および側壁の折曲げと接着によりブラン
    クを角筒状に成形し、かつ底フラップの折重ねとその
    なり部の接着により底を形成する箱成形部とから成
    り、前記凹形ブランクを前記成形部から箱成形部に搬送
    する搬送手段が、押圧部材を有し、その押圧部材で凹形
    ブランクの後端の上部を押圧して移送させる上部移送装
    置と、押圧部材を有し、その押圧部材で後端の下部を押
    圧して移送させる下部移送装置を備えてることを特徴
    とする製函装置。
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