JP2944044B2 - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JP2944044B2
JP2944044B2 JP2188780A JP18878090A JP2944044B2 JP 2944044 B2 JP2944044 B2 JP 2944044B2 JP 2188780 A JP2188780 A JP 2188780A JP 18878090 A JP18878090 A JP 18878090A JP 2944044 B2 JP2944044 B2 JP 2944044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は眼底カメラに係り、さらに詳述すれば、被検
眼の視線位置を誘導する固視指標に関する。
[従来技術] 当初眼底カメラはその外ケースに固視指標(固視目
標)を有するものが一般的であったが、操作性の良さか
ら固視指標を内蔵した眼底カメラが普及してきた。
眼底カメラに固視指標を内蔵する方式としては、大別
して2つの方式が知られている。
1つは固視指標を照明系から入れる方式であり、また
は観察系から入れる方式である。
固視指標を照明系から入れる方式については、特公昭
61−95号公報に開示されている。これを第4図に基づい
て説明する(第1図とほぼ同一の機能を有する部材には
同一の番号に「′」を付している。)。
観察照明用光源1′から対物レンズ13′に至るレンズ
系が照明光学系を形成している(この光学系は無散瞳型
眼底カメラの照明光学系であるが、赤外線照明の点を除
けば第1図とほぼ同一と考えても良い)。
この照明光学系の光路外に光源50により背後から照明
される固視標板(固視チャート)51を設け、固視標板に
形成された固視指標を反射部材10′を介し眼底上に結像
することによって、被検者の固視の誘導を行っている。
また、観察系から入れる方式については特公昭60−57
854号において開示されている(第5図参照)。
眼底からの反射光が対物レンズ13′等を介し、反転ミ
ラー53、フィルター54でそれぞれ反射し、撮像管55に至
る光路の光学系が観察光学系を形成している。光源56に
より背後から照明される固視標板(固視チャート)57を
設け、固視標板に形成された固視指標をフィルタ54を介
し観察光学系と同軸にして、被検者の固視の誘導を行っ
ている。
[本発明が解決すべき課題] 前者の固視指標を照明系から入れる方式の場合、固視
指標と被検眼眼底とは共役な位置に配置される必要があ
るが、被検眼の屈折状態により眼底共役位置は変化する
ので、共役関係を維持するには固視指標の位置を被検眼
の屈折状態に合わせて、移動させる必要がある。
しかし、被検眼の屈折状態に合わせて固視指標を移動
させるには撮影系の焦点合わせ・レンズの移動に対して
連動して動くような機構を別途設けなければならず、装
置が複雑になるという問題点がある。
これに対して、観察系から入れる方式の場合、焦点合
わせは撮影系の焦点合わせと共通であるので、撮影系の
焦点合わせ機構と別個に設ける必要がないという利点は
ある。
しかしながら、この方式では撮影リレーレンズを共用
しているので、固視指標の照明光が撮影リレーレンズ表
面で反射し、観察及び撮影に悪影響を及ぼしやすいとい
う欠点がある。
[課題を解決する手段] 上記目的を達成するために本発明は、被検眼眼底を照
明するための照明光学系と、被検眼の眼底を撮影するた
めの撮影光学系と、被検眼の眼底を観察するための眼底
カメラにおいて、固視視標用の可視レーザ光源と、該可
視レーザ光源から発したレーザ光をほぼ平行な細い複数
の光束に分割する手段と、該分割された複数の光束の中
から選択的に投射するために光束を選択的に遮蔽する光
束遮蔽手段と、前記レーザ光を反射し被検眼眼底に向け
るために前記照明光学系の光路内に配置されるビームス
プリッタと、を備えることを特徴とする。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を横から見たときの光学系
概略配置図であり、照明光学系、撮影光学系、観察光学
系、固視標光学系からなる。
照明光学系 1は観察用照明光源であるハロゲンランプ、2はコン
デンサーレンズ、3は撮影用光源であるキセノンフラッ
シュランプである。ハロゲンランプ1とキセノンフラッ
シュランプ3はコンデンサーレンズ2に対して共役の位
置にある。なお、前述した特公昭61−95号公報に開示さ
れているように、観察用照明光源を赤外に発光領域を有
する光源とし、可視域の光をフィルターでカットするよ
うな構成にしても良い。
4はコンデンサーレンズ、5はリレーレンズ、6は開
口絞りである。7は光路を変えるためのミラー、8は照
明系リレーレンズ、9は照明絞り、10はビームスプリッ
ター、11は照明系リレーレンズ、12は穴開きミラーであ
る。
開口絞り6はリング状のスリットから構成されてお
り、穴開きミラー12の開口部近傍にスリットの中間像を
形成し、穴開きミラー12で反射した後、対物レンズ13
(対物レンズは市販のものを含め内部反射を取除く設計
となっている。)により角膜近傍にスリット像を結像
し、被検眼14の眼底を照明する。
撮影光学系 13は対物レンズ、15は絞りである。絞り15は被検眼瞳
孔と対物レンズ13に対して共役になるように配置されて
いる。
被検眼の眼底で反射した光束は対物レンズ13によりA
点で中間像を結んだ後、穴開きミラー12及び絞り15の開
口部を通過した後、リレーレンズ16、フォーカシングレ
ンズ17、結像レンズ19により眼底像をフィルム面20に結
像する。フォーカシングレンズ19は光軸方向を移動可能
となっている。
18ははね上げミラーで、撮影光学系と観察光学系の光
路を切替えるもので、キセノンフラッシュランプ3の発
光と同期しており、ランプ3の発光と同時にはね上げミ
ラー18を矢印方向にはね上げ、眼底からの光束をフィル
ム面に導く。
観察光学系 観察光学系は対物レンズ13からはね上げミラー18に至
る光学素子は撮影光学系の光学系と共用する。
対物レンズ13乃至フォーカシングレンズ17を介して導
かれた眼底からの反射光は、はね上げミラー18により反
射された後、さらにミラー21により光路を変更する。観
察系結像レンズ22により接眼視野絞り23の位置に眼底像
を再度結像し、この像を接眼レンズ24を介して撮影者25
は観察する。
固視標光学系 30は固視指標(固視視標とも固視目標ともいわれる)
として用いる光束を射出する光源でHe−Neレーザーを用
いている。また、可視域に発光領域を有する半導体レー
ザ等でも良い。31はビームスプリッター、32はシャッタ
ーである。
第2図は固視標光学系の構成の詳細を示す図である。
ビームスプリッター31は平行平面板で、片面の一部31
aの部分にハーフミラーコートが施されている。これに
よりレーザ光束は2本に分離される。2本に分離された
レーザ光束はそれぞれ右眼用固視指標、左眼用固視指標
として使用する。
32はシャッターであり、右眼撮影のときは左眼用の固
視光束を遮断し、また左眼撮影のときは右眼用の固視光
束を遮断するよう、シャッター32は駆動機構(図示せ
ず)により動作する。
第3図は被検者が対物レンズ13を覗いたときに見える
固視指標と照明光の範囲を示したものである。
40は対物レンズ13の外形を示したものであ41a,bはそ
れぞれ固視指標であり、41aは左眼用、41bは右眼用のも
のである。
固視指標は中心より左右に15゜、下方に2゜の位置に
配置されているが、これは乳頭部が画面中央にくるよう
に構想されたものである。従って、固視位置を換える必
要があるときはビームスプリッター31を移動させ、或い
はビームスプリッター10とシャッター32の間にプリズム
等の偏向素子を挿入して行う。
以上の光学系の構成の実施例において、その動作を説
明する。
ケーシングに収められた光学系本体はそれを載置する
移動台とこれと相対移動する固定台とからなる摺動機構
を有し、固定台に固着されたアゴ台に被検者を固定し、
装置内部の固視指標を注視するように指示する。
検者が右眼を撮影しようとするときは、装置の右眼選
択スイッチ(図示せず)を押し、シャッター32により右
眼用固視光束を通過させ、左眼用固視光束を遮断する。
その後、観察用照明光源であるハロゲンランプ1を点
灯し、被検眼を照明する。眼底での照明位置は黄斑の外
側なので、可視光でも羞明感は少ない。撮影者は照明系
の開口絞り6の角膜上での像と被検眼の瞳孔をジョイス
ティックにより摺動機構を動作させて光学系を左右、上
下に動かしてアライメントする。ほぼアライメントがで
きると、眼底を照明光が照明することになる。
眼底での反射光は対物レンズを通過後、中間像を形成
し、穴開きミラー12及び絞り15の開口部を通過した後、
リレーレンズ16、フォーカシング17を介し、はね上げミ
ラー18により反射された後、さらにミラー21により光路
を変更する。その後、観察系結像レンズ22により接眼視
野絞り23の位置に眼底像を再度結像し、この像を接眼レ
ンズ24を介して撮影者25は観察する。
次に、フォーカシングレンズ19に連動したノブを操作
し、最良なピント位置にフォーカスを合わせると同時
に、フレアのでない状態にアライメントを微調整する。
アライメント及びピント合わせが終了したら、撮影ボ
タンを押し、キセノンフラッシュランプ3を発光させ
る。キセノンフラッシュランプ3が発光すると、それに
同期して撮影系内のはね上げミラー18がはね上がり、フ
ィルム面に露光される。
以上のような動作は手動の部分を除き、装置内部のマ
イクロコンピューター(図示せず)により制御される。
以上の実施例ではレーザ光束を使用した例で説明した
が、光量が十分なものであれば、光学系でほぼ平行な細
い光束に絞ることが可能であるので、レーザ光束に限ら
ないことはもち論である。
[発明の効果] 本発明によれば、被検眼の屈折状態(近視、遠視)を
補正するための固視標系の複雑な調整機構が必要でなく
なり、また、レンズの表面反射等固視用光束による撮影
系への影響のない固視指標を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を横から見たときの光学系概
略配置図、第2図は固視標光学系の構成の詳細を示す
図、第3図は被検者が対物レンズ13を覗いたときに見え
る固視指標と照明光の範囲を示した図、第4図及び第5
図は従来装置の光学系概略配置図である。 6……開口絞り、11……照明系リレーレンズ 10……ビームスプリッター 12……穴開きミラー、13……対物レンズ 30……He−Neレーザー 31……ビームスプリッター 31……シャッター

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼眼底を照明するための照明光学系
    と、被検眼の眼底を撮影するための撮影光学系と、被検
    眼の眼底を観察するための眼底カメラにおいて、固視視
    標用の可視レーザ光源と、該可視レーザ光源から発した
    レーザ光をほぼ平行な細い複数の光束に分割する分割手
    段と、該分割された複数の光束の中から選択的に投射す
    るために光束を選択的に遮蔽する光束遮蔽手段と、前記
    レーザ光を反射し被検眼眼底に向けるために前記照明光
    学系の光路内に配置されるビームスプリッタと、を備え
    ることを特徴とする眼底カメラ。
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