JP2944026B2 - 瓶のゴミ除去装置 - Google Patents
瓶のゴミ除去装置Info
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- JP2944026B2 JP2944026B2 JP7763095A JP7763095A JP2944026B2 JP 2944026 B2 JP2944026 B2 JP 2944026B2 JP 7763095 A JP7763095 A JP 7763095A JP 7763095 A JP7763095 A JP 7763095A JP 2944026 B2 JP2944026 B2 JP 2944026B2
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、瓶口にキャップ又は
フードが装着された瓶のゴミ除去装置に関する。
フードが装着された瓶のゴミ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、瓶口にキャップ又はフードが装
着された瓶としては、牛乳瓶、乳飲料瓶、ヨーグルト瓶
等があり、使用済みの各瓶は、メーカによって回収さ
れ、洗浄後、再使用されている。
着された瓶としては、牛乳瓶、乳飲料瓶、ヨーグルト瓶
等があり、使用済みの各瓶は、メーカによって回収さ
れ、洗浄後、再使用されている。
【0003】一般にキャップは紙製となっており、フー
ドは薄いフィルム状の形状で口全体がカバーされてい
る。
ドは薄いフィルム状の形状で口全体がカバーされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、例えば、牛乳
瓶のキャップやフードは、牛乳を飲む時に取外され、大
部分はゴミ屑と一緒に処分されるようになるが、中には
瓶回収時に、キャップやフード付きのもの、あるいは瓶
内にタバコや包装紙等が挿入されたものがある。
瓶のキャップやフードは、牛乳を飲む時に取外され、大
部分はゴミ屑と一緒に処分されるようになるが、中には
瓶回収時に、キャップやフード付きのもの、あるいは瓶
内にタバコや包装紙等が挿入されたものがある。
【0005】このような大型のゴミは、瓶洗浄前に予め
取除く必要があり、一般には人手に頼ったり、あるい
は、プランジャポンプによる高圧水によって取除くよう
にしている。
取除く必要があり、一般には人手に頼ったり、あるい
は、プランジャポンプによる高圧水によって取除くよう
にしている。
【0006】しかしながら、前者にあっては、人件費、
作業性の面で望ましくないこと。
作業性の面で望ましくないこと。
【0007】また、後者にあっては、消耗部品が多く維
持管理の面で問題がある点、また、水を循環使用すると
故障し易くなる所から、一般には使い捨てとなってお
り、ちなみに、水の使用量は6t/hと多い点がネック
となっている。
持管理の面で問題がある点、また、水を循環使用すると
故障し易くなる所から、一般には使い捨てとなってお
り、ちなみに、水の使用量は6t/hと多い点がネック
となっている。
【0008】そこで、この発明は、水の使用量を少なく
すると共に、キャップやフード等の大型ゴミの取除きが
確実に行なえるようにした瓶のゴミ除去装置を提供する
ことを目的としている。
すると共に、キャップやフード等の大型ゴミの取除きが
確実に行なえるようにした瓶のゴミ除去装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、瓶口にキャップ又はフードが装着され
た瓶を含む多数の瓶が入ったケースを所定角度傾斜させ
て各瓶を斜めに搬送する搬送装置と、その搬送装置によ
り搬送される前記各瓶に対して上から温水を浴びせる第
1工程と、前記搬送装置により搬送され、斜めに搬送さ
れる各瓶の瓶口に対して真上からビーム状の温水を噴射
して各瓶口を開口させる第2工程と、前記搬送装置によ
り搬送され、各瓶内へ温水を一定量注入し、浮上させる
第3工程と、温水注入完了後、所定距離搬送して瓶内の
ゴミの動きを安定させる第4工程と、前記搬送装置によ
り搬送され、各瓶内に真上からビーム状の温水を噴射し
て内部のゴミを瓶口から外へ排出する除去工程とから成
っている。
に、この発明は、瓶口にキャップ又はフードが装着され
た瓶を含む多数の瓶が入ったケースを所定角度傾斜させ
て各瓶を斜めに搬送する搬送装置と、その搬送装置によ
り搬送される前記各瓶に対して上から温水を浴びせる第
1工程と、前記搬送装置により搬送され、斜めに搬送さ
れる各瓶の瓶口に対して真上からビーム状の温水を噴射
して各瓶口を開口させる第2工程と、前記搬送装置によ
り搬送され、各瓶内へ温水を一定量注入し、浮上させる
第3工程と、温水注入完了後、所定距離搬送して瓶内の
ゴミの動きを安定させる第4工程と、前記搬送装置によ
り搬送され、各瓶内に真上からビーム状の温水を噴射し
て内部のゴミを瓶口から外へ排出する除去工程とから成
っている。
【0010】
【作用】かかる瓶のゴミ除去装置によれば、搬送装置に
よって搬送される各瓶は、第1工程により温水が浴びせ
られる。この時、瓶口に装着された紙製のキャップは水
分を含んだ膨潤状態となる一方、薄いフィルム製のフー
ドは熱が与えられて急速に収縮し、収縮時に瓶口から外
れたり、かろうじてとどまった状態で第2工程へ進む。
第2工程ではビーム状の温水の噴射により、膨潤状態の
キャップは簡単に瓶内へ押し込められると共に、フード
は瓶口から外れたり瓶内へキャップと一緒に押し込まれ
る結果、各瓶の口はすべて開口状態となる。瓶口が開口
した各瓶内には、第3工程において温水が注入され、特
に、紙製のキャップや包装紙等のゴミは温水を含んで柔
らかくなると共に、口元近くまで浮上する。次に、第4
工程において、所定距離移動することで、口元近くまで
浮上した内部のゴミの動きが安定する。次に、除去工程
において瓶内に、真上からビーム状の温水が噴射される
と、はね上がる水と一緒に瓶内のキャップやフード等の
ゴミは、斜めになった瓶口から無理なく外へ排出される
ようになる。
よって搬送される各瓶は、第1工程により温水が浴びせ
られる。この時、瓶口に装着された紙製のキャップは水
分を含んだ膨潤状態となる一方、薄いフィルム製のフー
ドは熱が与えられて急速に収縮し、収縮時に瓶口から外
れたり、かろうじてとどまった状態で第2工程へ進む。
第2工程ではビーム状の温水の噴射により、膨潤状態の
キャップは簡単に瓶内へ押し込められると共に、フード
は瓶口から外れたり瓶内へキャップと一緒に押し込まれ
る結果、各瓶の口はすべて開口状態となる。瓶口が開口
した各瓶内には、第3工程において温水が注入され、特
に、紙製のキャップや包装紙等のゴミは温水を含んで柔
らかくなると共に、口元近くまで浮上する。次に、第4
工程において、所定距離移動することで、口元近くまで
浮上した内部のゴミの動きが安定する。次に、除去工程
において瓶内に、真上からビーム状の温水が噴射される
と、はね上がる水と一緒に瓶内のキャップやフード等の
ゴミは、斜めになった瓶口から無理なく外へ排出される
ようになる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図6の図面を参照しながらこ
の発明の実施例を具体的に説明する。
の発明の実施例を具体的に説明する。
【0012】図中1は瓶のゴミ除去装置3の装置本体を
示しており、図面右側がケース挿入口5、左側がケース
取出口7となっている。装置本体1内にはケース挿入口
5からケース取出口7へ向かってケース9を搬送する搬
送装置11と、搬送装置11に沿ってケース挿入口5か
らケース取出口7へ向かって第1,第2,第3,第4工
程13,15,17,19、除去工程21、水切り工程
23とを有している。
示しており、図面右側がケース挿入口5、左側がケース
取出口7となっている。装置本体1内にはケース挿入口
5からケース取出口7へ向かってケース9を搬送する搬
送装置11と、搬送装置11に沿ってケース挿入口5か
らケース取出口7へ向かって第1,第2,第3,第4工
程13,15,17,19、除去工程21、水切り工程
23とを有している。
【0013】ケース9は、図2に示す如く合成樹脂製
で、牛乳瓶25の瓶口27を上向きとして横5列、縦9
列入れられる大きさに形成されている。なお、ケース9
は、横5列、縦8列のものと、横5列、縦5列のものも
ある。
で、牛乳瓶25の瓶口27を上向きとして横5列、縦9
列入れられる大きさに形成されている。なお、ケース9
は、横5列、縦8列のものと、横5列、縦5列のものも
ある。
【0014】搬送装置11は、駆動スプロケット29と
従動スプロケット31とに矢印イ方向に移動するよう掛
廻された搬送チェーン33と、ガイドレール35とから
成り、駆動スプロケット29は、減速機構を介して駆動
モータ36からの回転動力が与えられるようになってい
る。
従動スプロケット31とに矢印イ方向に移動するよう掛
廻された搬送チェーン33と、ガイドレール35とから
成り、駆動スプロケット29は、減速機構を介して駆動
モータ36からの回転動力が与えられるようになってい
る。
【0015】搬送チェーン33のチェーン部は、図3に
示す如くガイドレール35にセットされたケース9の底
部突起部9aと引掛かるようになっており、搬送チェー
ン33によるケース9の搬送が可能となっている。
示す如くガイドレール35にセットされたケース9の底
部突起部9aと引掛かるようになっており、搬送チェー
ン33によるケース9の搬送が可能となっている。
【0016】ガイドレール35は、ケース9の底部2箇
所と左右両側を支持する4本のレール部材によって形成
され、所定角度θ傾斜してガイドするようになってい
る。
所と左右両側を支持する4本のレール部材によって形成
され、所定角度θ傾斜してガイドするようになってい
る。
【0017】ガイドレール35は、ケース挿入口5から
ケース取出口7の全領域にわたって配設され、下方は貯
留タンク37となっている。
ケース取出口7の全領域にわたって配設され、下方は貯
留タンク37となっている。
【0018】貯留タンク37は、各工程で使用した使用
済みの水を受けて循環使用するようになっており、キャ
ップやフード等のゴミは、駆動モータ39により矢印ロ
方向に移動する掻出コンベア41上に残り、外部の受け
カゴ43内へ送り出されるようになっている。水は、掻
出コンベア41を通過するようになる。貯留タンク37
内の水は、液面pの高さがドレン口45aを越えるとド
レンパイプ45を介して外部へ排水されるようになって
いる。貯留タンク37内の液面pは、制御弁47を開閉
するフロート49によりほぼ一定に管理されると共に、
貯留タンク37内の水温は、貯留タンク37に設けられ
た温度センサ51からの信号により所定温度の温水が得
られるようになっている。即ち、蒸気発生装置53から
貯留タンク37内へ延長された供給パイプ55に制御弁
57が設けられ、その制御弁57を温度センサ51から
の信号に基づいて開閉制御することで、蒸気発生装置5
3からの蒸気が貯留タンク37内へ送り込まれるように
なっている。
済みの水を受けて循環使用するようになっており、キャ
ップやフード等のゴミは、駆動モータ39により矢印ロ
方向に移動する掻出コンベア41上に残り、外部の受け
カゴ43内へ送り出されるようになっている。水は、掻
出コンベア41を通過するようになる。貯留タンク37
内の水は、液面pの高さがドレン口45aを越えるとド
レンパイプ45を介して外部へ排水されるようになって
いる。貯留タンク37内の液面pは、制御弁47を開閉
するフロート49によりほぼ一定に管理されると共に、
貯留タンク37内の水温は、貯留タンク37に設けられ
た温度センサ51からの信号により所定温度の温水が得
られるようになっている。即ち、蒸気発生装置53から
貯留タンク37内へ延長された供給パイプ55に制御弁
57が設けられ、その制御弁57を温度センサ51から
の信号に基づいて開閉制御することで、蒸気発生装置5
3からの蒸気が貯留タンク37内へ送り込まれるように
なっている。
【0019】一方、第1工程13は、ケース9内に入っ
た各瓶25に対して温水を浴びせる噴射ノズル59を有
している。噴射ノズル59は均一に浴びせるノズル配列
となっていて、圧力はさほど重要ではなくポンプ61を
介して貯留タンク37と接続している。
た各瓶25に対して温水を浴びせる噴射ノズル59を有
している。噴射ノズル59は均一に浴びせるノズル配列
となっていて、圧力はさほど重要ではなくポンプ61を
介して貯留タンク37と接続している。
【0020】第2工程15は、ケース9内に入った各瓶
25の瓶口27に対向してビーム状の温水を噴射する横
一列に配列された噴射ノズル63を有し、牛乳瓶25と
対応して5つ配置されている。
25の瓶口27に対向してビーム状の温水を噴射する横
一列に配列された噴射ノズル63を有し、牛乳瓶25と
対応して5つ配置されている。
【0021】各噴射ノズル63は、キャップやフード等
を瓶口27から除いて瓶口27を開口する瓶口開口用と
なっていて図4に示す如く斜めに傾斜した各瓶25の瓶
口27とほぼ同一距離に設定され、同一条件の噴射圧が
得られるようになっており、ポンプ65を介して貯留タ
ンク37と接続している。
を瓶口27から除いて瓶口27を開口する瓶口開口用と
なっていて図4に示す如く斜めに傾斜した各瓶25の瓶
口27とほぼ同一距離に設定され、同一条件の噴射圧が
得られるようになっており、ポンプ65を介して貯留タ
ンク37と接続している。
【0022】第3工程17は、ケース9内に入った各瓶
25の内に所定量の温水を入れる横一列に配列された噴
射ノズル67を有している。各噴射ノズル67は温水注
入用となっていて、ポンプ69を介して貯留タンク37
と接続している。
25の内に所定量の温水を入れる横一列に配列された噴
射ノズル67を有している。各噴射ノズル67は温水注
入用となっていて、ポンプ69を介して貯留タンク37
と接続している。
【0023】第4工程19は、第3工程17において各
瓶25内に注入された温水によって動き回る大型ゴミの
動きを安定させる安定搬送工程となっていて、所定の搬
送距離Dを有している。
瓶25内に注入された温水によって動き回る大型ゴミの
動きを安定させる安定搬送工程となっていて、所定の搬
送距離Dを有している。
【0024】除去工程21は、ケース9内に入った各瓶
25内へビーム状の温水を噴射する横一列に配列された
噴射ノズル71を有している。各噴射ノズル71は、噴
射圧により瓶内のフードやキャップ等のゴミを温水と一
緒に瓶口27から排出する除去用となっていて、図4に
示す第2工程15の噴射ノズル63と同様に、斜めに傾
斜した各瓶25の瓶口27とほぼ同一距離に設定され、
ポンプ73を介して貯留タンク37と接続している。
25内へビーム状の温水を噴射する横一列に配列された
噴射ノズル71を有している。各噴射ノズル71は、噴
射圧により瓶内のフードやキャップ等のゴミを温水と一
緒に瓶口27から排出する除去用となっていて、図4に
示す第2工程15の噴射ノズル63と同様に、斜めに傾
斜した各瓶25の瓶口27とほぼ同一距離に設定され、
ポンプ73を介して貯留タンク37と接続している。
【0025】水切り工程23は、ケース9内に入った各
瓶25内へ高圧のエアを噴射する横一列に配列された噴
射ノズル75を有している。各噴射ノズル75は、瓶2
5内に残った水を吹き飛ばす水切り用となっていて、図
4に示す第2工程15の噴射ノズル63と同様に、斜め
に傾斜した各瓶25の瓶口27とほぼ同一距離に設定さ
れ、空気圧搾装置77と接続している。
瓶25内へ高圧のエアを噴射する横一列に配列された噴
射ノズル75を有している。各噴射ノズル75は、瓶2
5内に残った水を吹き飛ばす水切り用となっていて、図
4に示す第2工程15の噴射ノズル63と同様に、斜め
に傾斜した各瓶25の瓶口27とほぼ同一距離に設定さ
れ、空気圧搾装置77と接続している。
【0026】なお、図1において79は装置本体1の天
井部に設けられた排気ダクトを示しており、装置本体1
内で発生した蒸気を外へ排出するよう機能する。
井部に設けられた排気ダクトを示しており、装置本体1
内で発生した蒸気を外へ排出するよう機能する。
【0027】このように構成された瓶のゴミ除去装置3
によれば、牛乳瓶25が入れられたケース9をケース挿
入口5へセットすると、搬送装置11によりケース取出
口7側へ向かって搬送されるようになる。
によれば、牛乳瓶25が入れられたケース9をケース挿
入口5へセットすると、搬送装置11によりケース取出
口7側へ向かって搬送されるようになる。
【0028】この搬送時において、第1工程13では、
各瓶25に対して温水が浴びせられる。この時、瓶口2
7に装着された紙製のキャップは水分を含んで外れ易い
膨潤状態となる一方、薄いフィルム製のフードは、熱が
与えられて急速に収縮し、その収縮時に、瓶口27から
外れたり、かろうじてとどまった状態で第2工程15へ
進む。第2工程15では、各噴射ノズル63から噴射さ
れるビーム状の温水の噴射により膨潤状態のキャップ
は、場合によっては外へ飛ばされたり、あるいは、瓶2
5内へ押し込められる。また、フード等は瓶口27から
外れたり瓶25内へキャップと一緒に押し込められる結
果、各瓶25の瓶口27はすべて開口状態となる。
各瓶25に対して温水が浴びせられる。この時、瓶口2
7に装着された紙製のキャップは水分を含んで外れ易い
膨潤状態となる一方、薄いフィルム製のフードは、熱が
与えられて急速に収縮し、その収縮時に、瓶口27から
外れたり、かろうじてとどまった状態で第2工程15へ
進む。第2工程15では、各噴射ノズル63から噴射さ
れるビーム状の温水の噴射により膨潤状態のキャップ
は、場合によっては外へ飛ばされたり、あるいは、瓶2
5内へ押し込められる。また、フード等は瓶口27から
外れたり瓶25内へキャップと一緒に押し込められる結
果、各瓶25の瓶口27はすべて開口状態となる。
【0029】次に、第3工程17において各瓶25内へ
温水が注入され、特に、紙製のキャップや包装紙等のゴ
ミは、温水により一層柔らかくなると共に口元近くまで
浮上する。口元近くまで浮上したゴミは、第4工程19
において所定距離D移動することで、図5に示す如くゴ
ミの動きが安定する。
温水が注入され、特に、紙製のキャップや包装紙等のゴ
ミは、温水により一層柔らかくなると共に口元近くまで
浮上する。口元近くまで浮上したゴミは、第4工程19
において所定距離D移動することで、図5に示す如くゴ
ミの動きが安定する。
【0030】次に、除去工程21において、各瓶25内
に、噴射各ノズル71からビーム状の温水が噴射される
と、図6に示す如く、各瓶25内のキャップやフード等
のゴミは、はね上がる作用Fにより温水と一緒に瓶口2
7から外へ排出される。この場合、瓶口27は斜めにな
っているため、ゴミは無理なく、しかも、確実に外へ排
出される。
に、噴射各ノズル71からビーム状の温水が噴射される
と、図6に示す如く、各瓶25内のキャップやフード等
のゴミは、はね上がる作用Fにより温水と一緒に瓶口2
7から外へ排出される。この場合、瓶口27は斜めにな
っているため、ゴミは無理なく、しかも、確実に外へ排
出される。
【0031】一方、使用済みの水は、貯留タンク37内
へ戻り、循環使用されるようになる。
へ戻り、循環使用されるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の瓶の
ゴミ除去装置によれば、除去処理前段工程と、瓶を傾斜
させて搬送する搬送装置とによって、キャップやフード
等のゴミを除去工程において無理なく確実に取除くこと
ができるようになる。また、プランジャポンプを使用し
なくて済むため、設備費の削除が図れると共に水の循環
使用が可能となり、水の消費量を大巾に減らせるように
なる。
ゴミ除去装置によれば、除去処理前段工程と、瓶を傾斜
させて搬送する搬送装置とによって、キャップやフード
等のゴミを除去工程において無理なく確実に取除くこと
ができるようになる。また、プランジャポンプを使用し
なくて済むため、設備費の削除が図れると共に水の循環
使用が可能となり、水の消費量を大巾に減らせるように
なる。
【図1】この発明にかかるゴミ除去装置全体の説明図。
【図2】ケースを斜めに搬送支持する状態を示した説明
図。
図。
【図3】ケースと搬送チェーンの関係を示した説明図。
【図4】噴射ノズルと瓶口との関係を示した説明図。
【図5】キャップ等ゴミの不安定状態と安定状態を示し
た説明図。
た説明図。
【図6】噴射ノズルによってゴミが瓶口から排出される
動作説明図。
動作説明図。
9 ケース 11 搬送装置 13 第1工程 15 第2工程 17 第3工程 19 第4工程 21 除去工程 25 瓶 27 瓶口
Claims (1)
- 【請求項1】 瓶口にキャップ又はフードが装着された
瓶を含む多数の瓶が入ったケースを所定角度傾斜させて
各瓶を斜めに搬送する搬送装置と、その搬送装置により
搬送される前記各瓶に対して上から温水を浴びせる第1
工程と、前記搬送装置により搬送され、斜めに搬送され
る各瓶の瓶口に対して真上からビーム状の温水を噴射し
て各瓶口を開口させる第2工程と、前記搬送装置により
搬送され、各瓶内へ温水を一定量注入し、ゴミを浮上さ
せる第3工程と、温水注入完了後、所定距離搬送して瓶
内のゴミの動きを安定させる第4工程と、前記搬送装置
により搬送され、各瓶内に真上からビーム状の温水を噴
射して内部のゴミを瓶口から外へ排出する除去工程とか
ら成ることを特徴とする瓶のゴミ除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7763095A JP2944026B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 瓶のゴミ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7763095A JP2944026B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 瓶のゴミ除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276992A JPH08276992A (ja) | 1996-10-22 |
JP2944026B2 true JP2944026B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=13639229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7763095A Expired - Fee Related JP2944026B2 (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 瓶のゴミ除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944026B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3976478B2 (ja) * | 2000-06-28 | 2007-09-19 | シブヤマシナリー株式会社 | 容器処理装置 |
ES2228220B1 (es) * | 2002-08-14 | 2006-06-01 | Roda Iberica, S.A.U. | Maquina lavadora de cajas de plastico. |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP7763095A patent/JP2944026B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08276992A (ja) | 1996-10-22 |
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