JPS6020251B2 - 食品缶詰製造処理方法およびラインプラント - Google Patents

食品缶詰製造処理方法およびラインプラント

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JPS6020251B2
JPS6020251B2 JP10220179A JP10220179A JPS6020251B2 JP S6020251 B2 JPS6020251 B2 JP S6020251B2 JP 10220179 A JP10220179 A JP 10220179A JP 10220179 A JP10220179 A JP 10220179A JP S6020251 B2 JPS6020251 B2 JP S6020251B2
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省三 中石
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品缶詰の空缶容器箱出9E送から空缶洗浄
、内容物充填、缶蓋巻締め、殺菌洗浄処理、乾燥拭取り
処理、製品検査、箱詰め梱包までを全自動機械的に一貫
処理する食品缶詰製造処理方法およびそのラインプラン
トに関するものである。
今日、各種食品缶詰の多様化、大量消費化に伴い種々の
缶詰類製造処理技術が生まれて缶詰製造処理プラントは
飛躍的に向上し、その改良、改善段階も今では極った感
がある。
しかしながら大量生産によって生じる各種弊害は完全に
解消した訳でなく、とりわけ不良缶詰の発生率を極力抑
えることもまた急務である。即ち、大量生産によって生
じる不良缶詰の約60%は殺菌不足および殺菌後の二次
汚染であり、巻締後缶詰内に侵入した細菌の繁殖活動に
伴って、いわゆる膨脹缶を生ぜしめているという調査結
果が報告されている。
この種従来の食品缶詰の殺菌方法は、加熱殺菌を行なっ
た直後冷却処理を施し、缶詰に残留する余熱を放出させ
て内容物の変敗、変質および好熱性細菌の増殖を防いで
いるが、この冷却処理を行う段階で缶詰内の蒸気や空気
は凝縮し、真空状態を呈して前記加熱段階で軟化した巻
締部のシーリングコンパウンドから冷却水を吸い込んで
しまい折角加熱殺菌処理を行っても冷却時に汚染されて
しまうという二次汚染を引き起している。
また、さらに内容物を充填又は巻締めする段階で万一内
容物が惨出、飛散、漏洩状態を生じて缶外面に付着した
場合、倒立姿勢でしかも前洗浄をせずに殺菌を行う従来
の殺菌法では巻締め直後の缶詰を搬送途中で反転させる
ため缶蓋が下向になり、前記付着内容物は缶蓋巻緒部に
向って滴り落ち、前記加熱殺菌、冷却処理で冷却水と一
緒に巻縦部から吸い込んだり、また循環使用する冷却水
を汚したりする」倶れがある。
そして巻縦された実缶は僅かの衝撃でも密封性を失い易
く缶詰搬送のコンベヤ上で缶詰同志が互いに衝突し合い
騒音の発生にとどまらず缶胴に打痕を残したり、巻締部
には歪み、緩みを生ずれば、前記二次汚染をさらに増長
させ得ることは言うまでもない。また缶詰同志の衝突を
避けることが出来ても押合状態が生ずればコンベヤの動
きに逆らって缶詰の外底面に大きなスリップ槽擬痕を留
め、表面処理膜が欠き取られて銭を発生させたり、また
特に殺菌機出口に接続するチェーンコンベヤでは、塩素
を含有した殺菌水の付着する缶詰群が大量に搬送通過す
るので、当該チェーンコンベヤのスプロケットや軸受に
対して腐蝕防止効果、浸透性および潤滑効果の強い界面
活性剤であるクレンゼクト(石ケン水)をチェーンコン
ベヤの上行上面から噴射させているが、従来の殺菌機か
ら送出される缶詰群は倒立姿勢のため前記缶蓋巻縦部は
コンベヤ搬送面のクレンゼクトの泡に包まれてしまい、
当該泡に含まれる雑菌は、やはり前記同様二次汚染の発
生の原因となる等さまぎまな問題点を残している。本発
明は以上のような数多の問題点に鑑み、殺菌前に缶外面
を洗浄処理し、熱風乾燥処理を行なうとともに、従来の
搬送体制の改良と、関連作業の効率化、合理化、省力化
、態率化を向上させ、衛生かつ円滑なる食品缶詰製造処
理方法およびそのラインプラントを提供せんとするもの
である。本発明の実施例を第1図について説明する。本
発明の食品缶詰製造処理ラインプラントXは、供給され
て来る空缶容器Q群を詰めたパレットPから空缶容器Q
の缶口Q′を上向きに取出し、滅列搬送を行う空容器搬
送供給装置Aと、搬送されて来た空缶容器を反転させて
空缶容器Q内をバキューム清掃処理するェアクリーナ−
装置Bと、さらに所定斜煩姿勢で洗浄処理するりンザー
装置Cと、当該リンザー装置C終端で正立反転復帰した
空缶容器Q群に内容物を充填するフィラー装置Dと、当
該フィラー装置Dの初期稼動(アィドリング)時に充填
された缶体Q″を回収する回収処理装置Bと、缶蓋8を
戴冠し巻締密封するシーミング装置Fと、前工程で汚れ
た缶詰y外側面を洗浄する第一キャンウオッシヤー装置
Gと、缶詰ッ君主を加熱殺菌および冷却処理する殺菌装
置日と、当該殺菌装置日から多列送出される缶詰y群を
左右二列に分け最終洗浄処理を行う第二キャンゥオッシ
ャー装置1と、缶乾燥装置Jと、不良缶詰を検査分別す
る検査装置Kと、缶詰y群を箱語梱包するケーサ−装置
Lと、そして缶詰ッ群が所定量箱詰されているかを判定
するウェイトチェッカー装置M等を備えている。しかし
て空缶容器搬送供給装置Aは、パレットP内に数多集積
掛帯された空缶容器Q群を自動的に解体凝荷して一団的
に多量に送出させるデパレタィザー1にネットコンベヤ
2を延架し、デパレタィザーーから排出される全ての空
缶容器Q群の缶□Q′を上側に多列密集状に搬送され、
当該ネットコンベヤ2の搬送方向と直角に入口を構える
L字形コンベヤ3に沿って搬送方向を変え当該L字形コ
ンベヤ3の終端に横付け並列状にスラットコンベャ4を
複数配置して終端出口側で空缶客器ば群を一列にさせる
減列コンベヤ4′を形成し、当該滅列コンベヤ4′最終
端出口に搬送方向を直角に案内規制する1ターンテーブ
ル5とやはり搬送方向を変えるよう第2、第3、第4タ
ーンテーブル6,7,8を第1図のように配置し、前記
減列コンベヤ4′で一列に搬送されて来る空缶容器Qを
第1夕−ンテーブル5と第2ターンテーフル6そしてこ
れに続く第3、第4ターンテーブル7,8間のそれぞれ
に百つて配架するロープコンベヤ群9,10,11そし
て本発明のラインプラント×の中央を直線状に長距離横
断する大ロープコンベヤ12を介して空缶容器Q群はェ
アクリーナー装置B入口へと搬送される。
次にェアクリーナー装置Bは第1図乃至第3図のように
前記大ロープコンベヤー2終端とりンザー装置Cの入口
間に落送方向を斜め下方に向けて空缶容器Qの上下左右
を案内規制する6本のガイドロッド13群を第3図のよ
うにそれぞれ並行に配架し、当該滑送路入口側にはガイ
ドロッド13群をそれぞれ相対的に180o螺旋状に換
って空缶容器Qを反転倒立搬送させる第1ッィスタ−1
4を形成し、池方滑送路出口側には、やはりガイドロッ
ド13群を第4図のように45o振って前記リンザー装
置Cへ缶口Q′を斜め下向に送り渡すよう第2ッィスタ
ー15を形成する。
そして当該滑送路外側全域に上部カバー16および下部
カバー17とでカバートンネル18を形成し、下部カバ
ー17の第1ッィスター14終端下側に図示しないコン
ブレツサ−に蓬適する空気吹出しノズル19群をノズル
ロー9′を上向きに数多臨ませるとともに、当該ノズル
19群直後から第2ッィスタ−15下側間に亘つて開□
を臨ませた吸塵ダクト20を下部カバー17の下側へ突
出し、図示しない吸気源へ蓮通させれば、前記第1ッィ
スター14により反転した空缶容器Qの缶□Q′めがレ
ナて圧縮空気を吹付け内面に付着した塵挨を吹飛ばし、
さらに吸気清掃を行なって微細塵挨を排除することが出
来る。次にリンザー装置Cは第1図(又は第2図、第4
図の仮想線)で示すように、ヱアクリーナー装置Bから
缶口Q′を斜め下向きに傾斜案内軌道21中を滑降搬送
されて来た空缶容器Qの缶口。
′側近傍から所定圧力水を噴射して水洗する一方、缶□
Q′対側近傍から前記水洗圧力水に見合った均衡圧力流
体を噴射して空缶容器Qを傾斜案内軌道21中で平衡浮
上状態に保持し、他方空缶容器Qの側面側近僕から側面
に案内搬送方向に向け推進圧力流体を噴射して傾斜案内
軌道21中を高速強制搬送し、その後傾斜案内軌道21
の水切り領域を経て洗浄処理をし、最後に斜額状態を元
の正立搬送状態に戻す第3ッィスター22を介し次のフ
ィラー装置Dへ送出される。次にフィラー装置Dは第1
図のように前記リンザー装置Cによって水洗、水切りさ
れた空缶容器の群に内容物を充填するよう前記リンザー
装置Cの終端に搬送方向と直角に入口を構えるネットコ
ンベヤ23を、他方出口側にフィラー24をそれぞれ設
置し、当該フイラー24に欠設したポケット(図示せず
)に一箇宛受取られ、90〜95qo‘こ加熱された内
容物を充填し(ホットパック)、次のシーミング装置F
へと送出されるようにしてなる。
しかし、前記加熱充填される内容物はフィラー24の初
期稼動(アィドリング)時には、ホットパックの所要温
度に蓬せずに充填さてしまうため内容物自体の殺菌温度
との関係でこれを廃棄させなければならない。即ち回収
処理装置Eは第1図、第5図および第6図のように、フ
ィラ−装置Dと次のシーミング装置F間に渡架したフッ
クアップチェーンコンベヤ25で搬送されて来る初期内
容物充填缶体Q″を途中で横取り自在に始端をフックア
ップチェーンコンベヤ25に対し転轍自在に連結すると
ともに初期内容物充填缶体Q″の上下左右を案内規制す
る6本のガイドロッド26群を並行に配架して滑送路を
分岐引込み、当該滑送路入口寄りを直角に湾曲し、引続
きガイドロッド26群を90o螺旋状に換って内容物を
廃棄する第3ッィスター27と中間横転シュート28、
そして、さらに内容物を廃棄後再び元の正立姿勢に戻す
第4ッィスタ−29とを一貫連続形成して次のストック
装置30へ斜め下降状に掛け渡し、前記第3ッィスタ−
27と中間横転シュート28下側には採液樋31および
採液タンク32を設置し、そして第4ツィスター29上
側には図示しない水源より蓮適するシャワーノズル33
を垂設すれば、前記採液タンク32で内容物を廃棄し終
った空缶客器ばを洗浄処理して再使用回収させることが
出来る。なおストック装置30はチェーンコンベヤ34
の上行搬送面35と同一平面を以つて長方形のストツク
板36を両側に並談し、洗浄処理後の空缶容器Qを多数
ストックさせるようにしてなる。
次にシーミング装置F‘ま、前記フィラー装置Dの正常
運転で充填された缶体Q″の缶蓋を戴冠し巻締密封処理
を行うようシーマー37の図示しないポケットで缶体。
″を一箇宛受取るとともに、やはり図示しない缶蓋供給
装置より、缶蓋搬送コンベヤ38を介して缶蓋Bを送り
込み前記ポケット内の缶体Q″に戴冠させ従来通り巻稀
密封処理を行なうようにしている。次に前記シーミング
装置Fより送出される缶詰yを次の殺菌装置印こ入る前
に水洗処理する第1キヤンウオツシヤー装置Gは第1図
のようにシーマ−37出口より缶詰y群を一列に搬送す
るチェーンコンベヤ39の搬送路途中に数多設けた図示
しない温水シャワーノズルを介し、前工程で汚れた缶外
面を正立状態のまま洗浄し、次のL字形コンベヤ401
こ多列に搬送させ、次の殺菌工程へと向う。
次に殺菌装置日は第1図、第7図乃至第10図のように
前記L字形コンベヤ40で多列正立姿勢で搬送されて来
る缶詰y群を殺菌機41の入口幅一杯に隙間なく並べる
殺菌機入口コンベヤ42と、当該コンベヤ42から押出
し溢れ状に乗り移る殺菌機チェーンコンベヤ43と、第
10図に示す殺菌機出口コンベヤ44とで搬送路を形成
し、缶詰y群は終始正立姿勢のまま殺菌機41室内の入
口プロワー45真下、殺菌域46、第1〜第5冷却域4
7,48,49,50,51および出口ブロワー52真
下を定速通過する。
しかして、殺菌機チェーンコンベヤ43は図示しない駆
動装置に連結する駆動スプロケット53と従動スプロケ
ツト54群そしてテンションスプロケツト55とに百つ
てコンベヤチェーン56を無端張紫させるとともに、当
該殺菌機チェーンコンベヤ43の入口始端上側と他方出
□終端上側にそれぞれ入口ブロワ−45、出口ブロワー
52を架設し、前記第1キャンゥオッシャー装置Gおよ
び殺菌機41によって水滴の付着した缶詰y群に熱風を
吹付けて乾燥処理を行うようにしてなる。
この両ブロワー45,52間に入口側から順に殺菌シャ
ワーノズル57、第1〜第5冷却シャワーノズル58,
59,60,61,62を架設し、殺菌機チェーンコン
ベヤ43の上行搬送路下側には殺菌水を受ける殺菌水受
槽63および冷却水を受ける冷却水受槽64をそれぞれ
設け、殺菌水受槽63には底部にグラスウール材を被覆
して保温性を高め、熱水をポンプ57′にて汲み上げ循
環再利用するようにし、一方冷却水受槽64はそれぞれ
の温度城間にオーバーフロー堰65を3ケ所設け、溜っ
た温水をやはりポンプ58′,59′,60′,61′
で汲み上げ再利用し、また第1冷却城47にはドレーポ
ンプ66を設け各オーバーフロー堰65から溢れて来た
温水を排水するようにしてなる。なおこれら殺菌域46
、第1〜第5冷却城47,48,49,50,51にお
ける各シャワー流水の条件を次表に示す。
次に殺菌機出口コンベヤ44は第7図および第10図の
ように横側に入口を構え、殺菌、冷却を終了した缶詰ッ
群を多列押出し状に乗り移らせ、次の第2キャンウオッ
シャ−装置1へとガイド柵67により両側を案内規制さ
れつつ搬出させるよう原動スプロケット68と従動スプ
ロケット間に亘り無端張架したコンベヤチェーン69の
折返し寄り下行裏側に潤滑用のクレンゼクト噴射ノズル
70を図示しないクレンゼクト供給源に蓮通し、当該殺
菌機出口コンベヤ44のフレームに止めネジ71で取付
金具72を固着しクレンゼクト噴射ノズル70をVボル
ト73およびナット74で固着すれば、コンベヤチェー
ン69の表面に付着した汚れを取り去り、同時に表面が
滑らかになり、正立搬送姿勢の缶詰y底面にスリップ沼
濠痕およびコンベヤチェーン69の摩滅を発生させずに
缶詰y群を送り出すとともにコンベヤチェーン69の上
行表側にはクレンゼクトによる泡立ちを極力抑えられ二
次汚染を解消することが出来る。
かくして缶詰ッ群は殺菌機出口コンベヤ44と同一搬送
態様で途中の中継チェーンコンベヤ75、L字形チェ−
ンコンベャ76を経て二股分岐チェーンコンベヤ77を
通過中にシャワー装置78を備える第2キャンゥオッシ
ャー装置1で最終洗浄処理を行い当該二股分岐チェーン
コンベヤ77の終端77a,77bに至ると缶乾燥装置
Jの一段低い始端との間に、第11図乃至第13図に示
すよう缶詰yの上下左右を案内規制する6本のガイドロ
ッド79群を180o螺旋状に撲って並行波架した第4
ッィスター80を形成して該部において従釆後続缶詰y
群の迫せ迫せにより1800反転する際生ずる追突衝撃
を大幅に緩和し、二股分岐チェーンコンベヤ77終端7
7a,77bから缶詰y群を一缶宛受継ぎ自重滑降によ
り180o反転して並列する缶乾燥装置Jのそれぞれ始
端に受渡すよう構成してなる。次に缶乾燥装置Jは、反
転倒立姿勢で二股チェーンコンベヤ77から受継いだ水
滴等が付着する缶詰yの印刷面側に相当する缶底に付着
する水滴等を拭う第1ワィピング装置81と、途中正立
姿勢に戻して搬送されて来る缶詰yの缶蓋Bと外周面に
上方から熱風を吹付けて乾燥させる熱風吹付装置82と
缶蓋8に残留付着する水滴等を拭う第2ワイピング装置
83とを、缶搬送ライン84上に順次組合設置する一方
、熱風を供給するため熱風吹付装置82と図示しないヒ
ートプロワー間に亘り、フレキシブルホース85を接続
して、第1実缶コンベヤ86にて倒立搬送姿勢で送られ
て来る缶詰yを第1ワィピング装置81内を通し、モー
ター87駆動により回転するタオリングロッド88に取
付けた数多の布タオル89を通過する缶詰yの缶底にそ
れぞれ順繰り回接して行き缶底に付着する水滴等を接触
する布タオル89で均一に拭取る第1拭取工程の後、反
転シューター90を通り倒立搬送姿勢から正立搬送姿勢
に反転して第2実缶コンベヤ91始端に受渡し、第2実
缶コンベヤ91にて正立搬送姿勢で送られて来る缶詰y
を熱風吹付装置82内を通し熱風吹出し箱92真下の通
過の際ノズル口92aから熱風を缶蓋8に吹き付けて缶
蓋8に付着する水滴等を吹き飛ばしと同時に加熱乾燥す
る熱風乾燥を経てさらに、第2実缶コンベヤ91にて正
立搬送姿勢をそのま)継続しつつ第2ワィピング装置8
3内を通し、モーター93駆動により回転するタオリン
グロッド94に取付けた数多の布タオル95を通過する
缶詰yの缶詰81こ前段の熱風乾燥工程で蒸発し損なっ
て付着する残留水滴等を布タオル95に順繰り回接して
完全に拭取る第2拭取工程を経過して以後の搬送途中で
の各種衝撃等による付着水等を内部に吸引し内容物を腐
蝕劣敗する弊害を解消するとともに次段の印字工程にお
いて清浄乾燥済みの缶底面に対するインキの載りを保証
して鮮明なる印字を確保し、しかも錆発生の一要因をな
くす。
かくして缶乾燥装置Jから排出された缶詰y群は第1図
に示すよう従釆の規定通り以後順次マーキング装置96
、内容量チェツカー97、缶詰y内圧検査を行う検査装
置K、所定箇数単位で箱詰梱包するケーサー装置Lおよ
び缶詰ッの箇数不良を検査するウエートチェツカーM等
を経て最終出荷又は在庫処理される。本発明は、内容物
充填前に予め空缶容器内をバキューム清浄するとともに
殺菌工程で95℃の熱水を従来時間よりも最目に噴射処
理し内容物の完全殺菌を計ることにより缶蓋巻縦密封後
から缶乾燥装置に至る間常に正立姿勢で搬送して可吸的
に缶蓋の巻綿部から汚染水の吸込みをなくし、しかも缶
蓋巻緒密封工程後の殺菌工程前に缶詰を洗浄し殺菌工程
での缶詰外周面への内容物競付けや処理水の汚損を少な
くして品質優良な缶詰を得る等優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の食品缶詰製造処理ラインプラントのー
レィアウト例を示す平面図、第2図はェアクリーナー装
置の側面図、第3図乃至第4図は、第2図m−mおよび
W−W線視断面図、第5図乃至第6図は回収処理装置の
平面図および側面図、第7図乃至第8図は殺菌装置の平
面図および側面図、第9図は第7図K−K線視断面図、
第10図は殺菌機出口コンベヤの要部拡大側面図、第1
1図乃至第12図は、第4ッィスターの取付状態を説明
する平面図および側面図、第13図は始端に第4ッィス
ターを連結した缶乾燥装置の斜面図である。 B・・・・・・ェアクリーナー装置、C・・・・・・リ
ンザー装置、D・・・・・・フイラー装置、E・・・・
・・回収処理装置、F・・・・・・シーミング装置、G
・・・・・・第1キャンウオツシヤ−装置、日・・・・
・・殺菌装置、1・・・・・・第2キャンウオッシャー
装置、J・・・・・・缶乾燥装置、X・・・・・・食品
缶詰製造処理ラインプラント、Q・・・・・・空缶容器
、Q・・・・・・缶口、Q・・・・・・缶体、8…・・
・缶蓋、y……缶詰、12・・・…大ロープコンベヤ、
13,26……ガイドロッド、14……第1ッィスタ−
、15・・・・・・第2ッィスター、19・・・・・・
空気吹出しノズル、20……吸塵ダクト、24……フイ
ラー、25“””フックアップチエ−ンコンベヤ、27
……第3ッィスター、28……中間横転シュート、29
……第4ッィスター、30……ストック装置、32…・
・・採液タンク、33・・・・・・シャワーノズル、3
7・・・・・・シーマ−、41・・・…殺菌機、42・
・・・・・殺菌機入口コンベヤ、43・・・・・・殺菌
機チェーンコンベヤ、44・・・・・・殺菌機出口コン
ベヤ、45…・・・入口ブロワ−、46・・…・殺菌城
、47〜51…・・・第1〜第5冷却城、52・・・…
出口ブロワー、57・・・・・・殺菌シャワーノズル、
58〜62・・・・・・第1〜第5冷却シャワーノズル
、63……殺菌水受槽、64・…・・冷却水受槽、69
…・・・コンベヤチェーン、70・・・・・・クレンゼ
クト噴射ノズル。 第3図図 縦 図 N 船 図 寸 ※ 図 山 船 図 ○ 縦 図 〇 舷 第7図 第8図 第9図 第11図 第12図 図 の 船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内容物充填工程に先立つて倒立した各缶詰容器内に
    圧力空気を噴き付けて当該空缶容器内面に付着した塵芥
    を吹き飛ばし引続き吸塵清浄するとともに、缶蓋の巻締
    密封工程後正立搬送姿勢の缶詰の外周面に付着した内容
    物等を洗浄処理してから殺菌工程に供給し、当該殺菌工
    程および缶詰外周面に付着した水滴を拭うその後のワイ
    ピング工程に至る直前まで搬送姿勢を正立状態に維持す
    る当該一連の作業工程を大気解放下で行い缶詰内に雑菌
    等の後天的浸入による内容物の変敗や膨脹缶の発生を阻
    止してなる食品缶詰製造処理方法。 2 内容物充填工程は、内容物温度を90℃以上に保持
    したホツトパツクである特許請求の範囲第1項記載の食
    品缶詰製造処理方法。 3 殺菌工程は、熱風乾燥工程と、熱水シヤワー殺菌工
    程と、段階的中間徐冷工程と、熱風乾燥工程とを一貫連
    続してなる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の食品
    缶詰製造処理方法。 4 熱水シヤワー殺菌工程は、約95℃前後の熱水を循
    環使用してなる特許請求の範囲第3項記載の食品缶詰製
    造処理方法。 5 段階的中間徐冷工程は、約40℃前後の湯水を噴射
    する第1段工程と、約33℃前後の塩素水を噴射する第
    2段工程と、約28℃前後の塩素水を噴射する第3段工
    程と、約24℃前後の清水を噴射する第4段工程と、約
    18℃前後の真水を噴射する第5段工程とからなる特許
    請求の範囲第3項又は第4項記載の食品缶詰製造処理方
    法。 6 内容物フイラー装置の前段階に正立姿勢で一列搬送
    されて来る空缶容器を倒立反転し当該空缶容器の内面を
    清浄するエアクリーナー装置と、前記フイラー装置とシ
    ーミング装置間に分岐介在し、フイラー装置の初期稼動
    時前記シーミング装置に送給せずに初期内容物充填缶体
    を別途引込んで内容物と空缶容器を再回収する回収処理
    装置と、前記シーミング装置と殺菌装置間に介在し、正
    立姿勢で一列搬送されて来る外面汚染缶詰を洗浄する第
    一キヤンウオツシヤー装置と、前記殺菌装置から正立姿
    勢で殺菌機出口コンベヤを介して排出されて来た缶詰を
    缶乾燥装置に送る手前で自然落差により反転倒立せしめ
    るツイスターとを備えてなる食品缶詰製造処理ラインプ
    ラント。 7 エアクリーナー装置は、大ロープコンベヤ終端とリ
    ンザー装置の入口間に亘り、滑送方向を斜め下方に向け
    て空缶容器の上下左右を案内規制するガイドロツド群を
    渡架して形成した滑送路の入口側には180°螺旋状に
    捩つて空缶容器を反転倒立滑降させる第1ツイスターを
    、かつ出口側には45°捩つて前記リンザー装置に缶口
    を斜め下向にして送り渡す第2ツイスターをそれぞれ形
    成し、前記第1ツイスターの終端下側には空気吹出しノ
    ズルのノズル口を上向に臨ませる一方、当該空気吹出し
    ノズルの直後から前記第2ツイスター下側間に亘つて吸
    塵ダクトの開口を臨ませてなる特許請求の範囲第6項記
    載の食品缶詰製造処理ラインプラント。 8 回収処理装置は、フイラー装置とシーミング装置間
    に延架したコンベヤ途中とストツク装置間に亘り、滑送
    方向を斜め下方に向けて渡架し、前記コンベヤから横取
    りした初期内容物充填缶体の上下左右を案内規制するガ
    イドロツド群の始端を前記コンベヤに対し転轍自在に連
    結するとともに、90°螺旋状に捩つて前記缶体内容物
    を廃棄する第3ツイスターと中間横転シユートとさらに
    缶体を正立姿勢に戻す第4ツイスターとを前記ガイドロ
    ツド群にて一貫連続形成する一方、前記第3ツイスター
    と中間横転シユートの下側に亘り採液タンクの開口を臨
    ませ、他方、前記第4ツイスターの終端上側にシヤワー
    ノズルを垂下してなる特許請求の範囲第6項又は第7項
    記載の食品缶詰製造処理ラインプラント。 9 殺菌装置は、殺菌機室の入口と出口に亘り、缶詰群
    を正立姿勢で搬送する殺菌機チエーンコンベヤを無端張
    架し、入口始端上側と出口終端上側に入口ブロワーと出
    口ブロワーをそれぞれ架設する一方、前記殺菌機室内を
    前記チエーンコンベヤに沿つて殺菌域、第1〜第5冷却
    域に順次区分するとともに当該各域に対応する前記チエ
    ーンコンベヤの上行を中に挾んで上側と下側に順次殺菌
    シヤワーノズルと殺菌水受槽、第1〜第5冷却シヤワー
    ノズルと冷却水受槽を対向配列してなる特許請求の範囲
    第6項、第7項又は第8項記載の食品缶詰製造処理ライ
    ンプラント。 10 殺菌機出口コンベヤは、無端張架したコンベヤチ
    エーンの折返しを始端寄りと終端寄りの一方又は両方の
    下行裏側にクレンゼクト噴射ノズルを垂下臨ませて無端
    回動時上行表側に可及的にクレンゼクトによる泡立ちを
    抑えてなる特許請求の範囲第6項、第7項、第8項又は
    第9項記載の食品缶詰製造処理ラインプラント。
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