JP2943424B2 - 漏液センサーカバー - Google Patents

漏液センサーカバー

Info

Publication number
JP2943424B2
JP2943424B2 JP3196516A JP19651691A JP2943424B2 JP 2943424 B2 JP2943424 B2 JP 2943424B2 JP 3196516 A JP3196516 A JP 3196516A JP 19651691 A JP19651691 A JP 19651691A JP 2943424 B2 JP2943424 B2 JP 2943424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
transport pipe
leak sensor
sensor cover
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3196516A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06235494A (ja
Inventor
祐 押田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP3196516A priority Critical patent/JP2943424B2/ja
Publication of JPH06235494A publication Critical patent/JPH06235494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2943424B2 publication Critical patent/JP2943424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管体を連結して液体を
輸送する輸送管の連結部とこの連結部に取着された漏液
センサーとを隠蔽する漏液センサーカバー、特に輸送管
の連結部から液漏れが噴射状態で発生した際に周囲への
液体の飛散を防止できるとともに、屋外に配設された輸
送管の連結部にも漏液センサーを取着することを可能に
する漏液センサーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】次に、管体を連結して液体を輸送する輸
送管について図2を参照しながら説明する。図2は、輸
送管と漏液センサーとの説明図で、同図(a) は輸送管の
要部側断面図、同図(b) は漏液センサーの平面図、同図
(c) は漏液センサーのA−A線断面図である。
【0003】酸やアルカリ等の液体をその貯蔵タンク
(図示せず)からそのユースポイントにポンプ(図示せ
ず)を介して輸送する輸送管10は、同図(a) に示すよう
に所定の長さの複数の管体11を連結して構成されている
のが一般的である。
【0004】そして、内周面に弗素樹脂等の材料よりな
るライニング14を施した管体11の連結は、それぞれの管
体11の端部に取り付けられて互いに対向したフランジ12
間に、弾性を有するとともに輸送する液体Qに対して安
定な材料より構成したリング状のパッキン13を介装し、
そして、フランジ12に予め設けて置いたバカ孔12a に挿
通させた締付螺子15で締め付けてそれぞれのフランジ12
をパッキン13に押圧させることにより行なっていた。
【0005】ところが、このパッキン13が弾性を失った
り、また締付螺子15の締め付け度合い緩んだりすること
により、液体Qがフランジ12とパッキン13との境界面を
通過して輸送管10の外に漏れ出すことも間々発生する。
【0006】このような液体Qの輸送管10からの漏れ出
しをいち早く検出し、迅速な処置を講じられるようにす
るために、同図(b) 及び同図(c) に示すように平行で互
いに離隔したペアの裸線21,21'を絶縁布22に織り込んで
形成した漏液センサー20を輸送管10の連結部10a に取着
するとともに、このペアの裸線21,21'に電圧を常時印加
している。
【0007】したがって、液体Qの漏れ出しの検出は、
漏れ出した液体Qが漏液センサー20の絶縁布22に染み込
むことで起きるペアの裸線21,21'の電流の増加を検出す
ればよいこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、輸送管10の
連結部10a は、図2(a) に示すように何の隠蔽もされず
に剥き出しの状態であった。
【0009】このため、輸送管10を通過する液体Qが高
圧で、この液体Qが輸送管10の連結部10a から漏れ出す
と、場合によっては噴水状になって周囲に飛び散って周
囲を広く汚染する危険性があった。
【0010】また、屋外に敷設された輸送管10の連結部
10a に漏液センサー20を取着すると、降雨時等に漏液セ
ンサー20の絶縁布22に水分が含まれてペアの裸線21,21'
に電流が流れ、実際は輸送管10からは液体Qが漏れ出し
ていないにも関わらず、恰も液体Qが漏れ出していると
誤判断する危険性が少なからずあった。
【0011】したがって、屋外に敷設された輸送管10の
連結部10a には、漏液センサー20を取着できないという
問題があった。本発明は、このような問題を同時に解消
するためになされたものであって、その目的は輸送管の
連結部から液漏れが噴射状態で発生した際に周囲への液
体の飛散を防止できるとともに、屋外に配設された輸送
管の連結部にも漏液センサーを取着することを可能にす
る漏液センサーカバーの提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的は図1に示す如
く、複数の管体11を連結してなる輸送管10に着脱自在に
取付けられて、輸送管10の連結部10a とこの連結部10a
に取着された漏液センサー20とを隠蔽する中央ドーム部
30a を設けたことを特徴とする漏液センサーカバーによ
り達成される。
【0013】
【作用】本発明の漏液センサーカバーは、輸送管10に取
付けられてその連結部10a とこの連結部10a に被着した
漏液センサー20とを中央ドーム部30a で隠蔽できる。
【0014】したがって、この漏液センサーカバーは、
輸送管10の連結部10a から液漏れが噴射状態で発生して
も周囲への液体Qの飛散を防止できるとともに、風雪避
けとしての機能をも有するので屋外に配設された輸送管
10の連結部10a にも漏液センサー20を取着することを可
能にする。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の漏液センサーカバ
ーについて図1を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例の漏液センサーカバーの説明図で、同図(a) は
漏液センサーカバーの斜視図、同図(b) は輸送管の連結
部に取り付けた漏液センサーカバーの側断面図である。
【0016】なお、本明細書においては、同一部品、同
一材料等に対しては全図をとおして同じ符号を付与して
ある。同図(a) に示す本発明の一実施例の漏液センサー
カバー30は、ポリ塩化ビニルをモールド成形して一体的
に形成したもので、酸にもアルカリにも侵され難く然も
弾性を有して機械的強度も大きいという特徴を備えてい
る。
【0017】そして、かかる本発明の一実施例の漏液セ
ンサーカバー30は、同図(a) に示すように、両端の中心
部を同心円状に開口した開口部を有する円筒を半割りす
るが如く形成した中央ドーム部30a と、この中央ドーム
部30a の両端の半円状のそれぞれの溝30a1に円弧状の外
周面30b1を嵌着するが如く形成された樋状の端部ドーム
部30b と、中央ドーム部30a と端部ドーム部30b の側端
に端面30c1を固着するが如く形成されてそれぞれの角部
に一つずつ合計4個のバカ孔30c2を設けた平板部30c と
を設けて構成したものである。
【0018】したがって、このように構成した漏液セン
サーカバー30を2個使用することにより、輸送管10の一
つの連結部10a を隠蔽できることとなる。すなわち、同
図(b) に示すようにそれぞれの漏液センサーカバー30の
中央ドーム部30a で漏液センサー20を取着した輸送管10
の連結部10a を両側から収納するとともに端部ドーム部
30b に輸送管10の連結部10a の近傍の管体11を収納し、
そして、平板部30c のバカ孔30c2に挿通させた締付螺子
31により2つの漏液センサーカバー30を締め付けること
により、輸送管10の連結部10a から液体Qが噴射状態と
なって液漏れが発生しても、この液体Qは漏液センサー
カバー30により遮られて周囲へ飛散することはない。
【0019】また、輸送管10の連結部10a は漏液センサ
ーカバー30により隠蔽されているから、輸送管10を屋外
に敷設しても連結部10a に風雪がかかることがない。か
くして、本発明の一実施例の漏液センサーカバー30は、
屋外に敷設した輸送管10の連結部10a にも漏液センサー
20の設置を可能にする。
【0020】なお、漏液センサーカバー30を透明に形成
すれば、連結部10a からの液漏れ等を目視により検出す
ることも可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、輸送管の
連結部から液漏れが噴射状態で発生した際に周囲への液
体の飛散を防止できるとともに、屋外に配設された輸送
管の連結部にも漏液センサーを取着することを可能にす
る漏液センサーカバーの提供を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施例の漏液センサーカバーの
説明図、
【図2】は、輸送管と漏液センサーとの説明図である。
【符号の説明】
10は、輸送管、 10a は、連結部、 11は、管体、 12は、フランジ、 13は、パッキン、 14は、ライニング、 15は、締付螺子、 20は、漏液センサー、 21と21' は、裸線、 22は、絶縁布、 30は、漏液センサーカバー、 30a は、中央ドーム部、 30b は、端部ドーム部、 30c は、平板部、 31は、締付螺子をそれぞれ示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−78196(JP,A) 特開 昭64−6734(JP,A) 実開 平1−147054(JP,U) 実開 昭63−146295(JP,U) 実開 平3−96493(JP,U) 実開 昭64−36793(JP,U) 実開 昭63−132195(JP,U) 実開 昭59−54295(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 55/00,55/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の管体(11)を連結してなる輸送管(1
    0)に着脱自在に取付けられて、輸送管(10)の連結部(10
    a) とこの連結部(10a) に取着された漏液センサー(20)
    とを隠蔽する中央ドーム部(30a) を設けたことを特徴と
    する漏液センサーカバー。
JP3196516A 1991-08-06 1991-08-06 漏液センサーカバー Expired - Fee Related JP2943424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3196516A JP2943424B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 漏液センサーカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3196516A JP2943424B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 漏液センサーカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06235494A JPH06235494A (ja) 1994-08-23
JP2943424B2 true JP2943424B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=16359044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3196516A Expired - Fee Related JP2943424B2 (ja) 1991-08-06 1991-08-06 漏液センサーカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2943424B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183849A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Jc Staff:Kk 配管継手部の漏水発見装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106247069B (zh) * 2016-09-28 2018-08-14 常州普莱德新能源电池科技有限公司 一种防喷溅水管、防喷溅冷水管及车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183849A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Jc Staff:Kk 配管継手部の漏水発見装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06235494A (ja) 1994-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6659510B1 (en) Pipe-end-connecting joint
EP1291223A3 (en) Fuel tank connector
JP2943424B2 (ja) 漏液センサーカバー
ATE168319T1 (de) Tankanschlussteilkonstruktion
US4865220A (en) Double wall tank fittings
JPH06235484A (ja) スプリンクラー巻き出し配管の継手部
JPH0632553Y2 (ja) 流体管の端末接続具
JPH11304065A (ja) 管継手
JP2812903B2 (ja) 配管接続用コネクタ
JPH07180787A (ja) 管状部材の接続部シール構造
JP2590835Y2 (ja) 管継手
JPH067158Y2 (ja) 配管端末の防水構造
JPH1061834A (ja) 二重管
JP3106381B2 (ja) 管端防食構造
JPH0134798Y2 (ja)
JPS5832067Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPH0313034Y2 (ja)
JP3288225B2 (ja) 管継手部防食カバ−
JPH0422159Y2 (ja)
JPH0234540Y2 (ja)
JP2543977Y2 (ja) 管継手
JPS5925912Y2 (ja) グラウト用注入治具
JPH01299395A (ja) 管継手
JPH0454814A (ja) 信号用ケーブルの保護管
JPH11101390A (ja) 配 管

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees