JP2943238B2 - 雑音除去回路 - Google Patents

雑音除去回路

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JP2943238B2 JP2124781A JP12478190A JP2943238B2 JP 2943238 B2 JP2943238 B2 JP 2943238B2 JP 2124781 A JP2124781 A JP 2124781A JP 12478190 A JP12478190 A JP 12478190A JP 2943238 B2 JP2943238 B2 JP 2943238B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複合映像信号中の雑音成分の除去を行うよ
うにした雑音除去回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は雑音除去回路に関し、抽出された雑音成分を
元の信号から減算して雑音除去を行う際の雑音成分のレ
ベルを、元の信号の波形のエッジ部分を検出して制御す
ることによって、エッジ部分での過剰な除去を防止し
て、常に良好な雑音除去を行うことができるようにする
ものである。
〔従来の技術〕
例えば光学式のビデオディスクプレーヤにおいては、
再生信号に含まれる雑音成分を抽出して再生信号の雑音
除去を行うことが実施されている。
すなわち第7図はそのための回路の一例を示す。この
図において、(1)は再生され復調された複合映像信号
の入力端子であって、この入力端子(1)からの信号は
減算回路(2)を通じて出力端子(3)に取り出され
る。
これに対して入力端子(1)からの信号が、例えば3.
58MHzのクロマ信号のトラップ回路(4)を通じて例え
ば遮断周波数900kHzのハイパスフィルタ(5)に供給さ
れ、信号中の高域の雑音成分が抽出される。この雑音成
分がリミッタ(6)、アッテネータ(7)を通じて減算
回路(2)に供給され、元の複合映像信号から減算され
る。
これによって再生信号中の雑音成分の除去が行われる
ようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこのような再生信号中の雑音成分の除去にお
いて、例えば供給される複合映像信号の波形が第8図A
に示すような大幅な振幅の変化によるエッジ部分を有し
ていた場合に、この信号をトラップ回路(4)、ハイパ
スフィルタ(5)、リミッタ(6)を通じて取り出した
雑音成分には、同図Bに示すようにエッジ部分に矩形の
信号が形成されてしまう。このためこのような信号を元
の信号から減算すると除去が過剰になり、同図Cに示す
ようにエッジ部分の波形が削られて波形特性が劣化され
てしまうことになる。
この出願はこのような点に鑑みてなされたもので、簡
単な構成でエッジ部分においても波形特性の劣化の生じ
ることのない、良好な雑音除去が行われるようにするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複合映像信号からクロマ信号成分を除去
(トラップ回路(4))し、このクロマ信号成分の除去
された映像信号の高域成分を抽出(ハイパスフィルタ
(5))し、この高域成分を元の上記複合映像信号から
減算する(減算回路(2))ようにした雑音除去回路に
おいて、上記クロマ信号成分の除去された映像信号を第
1の特性のハイパスフィルタ(11)に供給して上記映像
信号の波形のエッジ部分を検出し、この検出信号をリミ
ッタアンプ(12)に供給して上記エッジの高さに応じた
幅の信号を形成し、この形成信号を両波整流(回路(1
3))し、この整流信号を第2の特性のハイパスフィル
タ(14)に供給して波形が略三角波状のフィルタ出力を
得、このフィルタ出力を用いて上記減算される高域成分
のレベルを制御する(アッテネータ(7))ようにした
雑音除去回路である。
〔作用〕
これによれば、フィルタ出力を用いて減算レベルの制
御を行うようにしたので、エッジ部分の雑音成分の矩形
信号による過剰な除去が防止され、波形特性の劣化のな
い良好な雑音除去を行うことができる。
〔実施例〕
第1図において、トラップ回路(4)からの信号が例
えば遮断周波数70kHzのハイパスフィルタ(11)に供給
され、この出力信号がリミッタアンプ(12)を通じて両
波整流回路(13)に供給される。この整流信号が例えば
遮断周波数2MHzのハイパスフィルタ(14)に供給され、
この出力信号がアンプ(15)、スライサ(16)を通じて
アッテネータ(7)の利得制御端子に供給される。他は
従来の技術で述べた回路と同様にされる。
これによってこの回路において、トラップ回路(4)
からの信号がハイパスフィルタ(11)に供給されて例え
ば第2図Aに示すような映像信号の波形のエッジ部分が
検出され、この検出信号がリミッタアンプ(12)に供給
されて同図Bに示すようなエッジの高さに応じた幅の信
号が形成される。この形成信号が両波整流回路(13)に
供給されて同図Cに示すような整流信号が形成され、こ
の整流信号がハイパスフィルタ(14)に供給されて同図
Dに示すように各矩形信号のエッジが削られた波形が略
三角波状のフィルタ出力が形成される。
さらにこのフィルタ出力が、アンプ(15)で同図Eに
示すように最大レベルでアッテネータ(7)の利得が0
になるように増幅され、スライサ(16)で同図Fに示す
ように不要成分が除去されてアッテネータ(7)の利得
制御端子に供給される。
従ってこの回路において、エッジ部分では減算される
雑音成分のレベルが低下され、これによってエッジ部分
での矩形信号による除去が減少されて、波形特性の劣化
が防止される。
こうして上述の装置によれば、フィルタ出力を用いて
減算レベルの制御を行うようにしたので、エッジ部分の
雑音成分の矩形信号による過剰な除去が防止され、波形
特性の劣化のない良好な雑音除去を行うことができるも
のである。
なお上述の装置において、スライサ(16)からの信号
によって利得の制御されるアッテネータ(7)には、例
えば第3図に示すような構成のものが利用できる。すな
わち図において第1及び第2の差動アンプ(31)(32)
の出力端が共通に接続されると共に、これらの電流源が
第3の差動アンプ(33)を成すように構成される。そし
てこの第1の差動アンプ(31)の一対のトランジスタの
ベース間にリミッタ(6)からの信号が供給されると共
に、第2の差動アンプ(32)の一対のトランジスタのベ
ース間には定電圧が供給され、さらに第1の差動アンプ
(31)の電流源となる一方のトランジスタのベースにス
ライサ(16)からの信号が供給され、第2の差動アンプ
(32()の電流源となる他方のトランジスタのベースに
は定電圧が供給される。
これによってこのアッテネータ(7)の利得が、スラ
イサ(16)からの信号によって第4図に示すようにリニ
アに制御され、共通に接続された出力端間には、リミッ
タ(6)からの信号をリニアに利得制御した信号が取り
出される。
ところで上述の装置では、雑音成分及びアッテネータ
(7)の利得制御信号の形成をトラップ回路(4)を通
じて取り出された信号によって行っている。その場合に
従来のいわゆるCR型のトラップ回路では、第5図に示す
ようにトラップ周波数の付近での位相の回転が発生し、
雑音成分の除去が良好に行われないばかりか位相の回転
量によっては雑音成分が加算されてしまう恐れも生じ
た。
一方近年の映像機器においては、S端子と呼ばれる輝
度成分とクロマ成分とを分離して出力することが行われ
ている。その場合にこのような輝度成分とクロマ成分と
の分離にはくし型フィルタと呼ばれる位相変動のない回
路が用いられる。そこで上述の雑音成分及びアッテネー
タ(7)の利得制御信号の形成にも、この回路を流用す
ることが考えられる。
すなわち第6図はその場合の回路構成を示す。この図
において減算回路(2)からの信号が出力端子(3)に
出力されると共に、輝度成分とクロマ成分との分離用の
くし型フィルタ(41)に供給される。そしてこのくし型
フィルタ(41)から輝度成分の出力端子(42Y)とクロ
マ成分の出力端子(42C)から成るいわゆるS端子が導
出される。
それと共に、この輝度成分の出力端子(42Y)からの
信号がハイパスフィルタ(5)及び(11)に供給され、
これによって形成されたアッテネータ(7)からの信号
が減算回路(2)に供給される。
従ってこの回路によれば、雑音成分及びアッテネータ
(7)の利得制御信号が、位相変動のないくし型フィル
タで分離された輝度成分によって形成されるので、位相
の回転による問題を生じることがなく、良好な雑音除去
を行うことができる。
なおこの回路の場合、雑音成分及びアッテネータ
(7)の利得制御信号の形成が帰還ループで行われる。
従ってこの回路においてループゲインをGとし、入力ノ
イズをN1、出力ノイズをN2としたときの伝達関数は、 となり、この場合に雑音成分は除去ではなく圧縮される
ことになるが、例えばGの値を40dBとすると雑音成分は
1/100になり、除去と同様の効果を得ることができる。
なお本願は光学式のビデオディスクプレーヤに限ら
ず、一般の映像信号の雑音除去を行う場合に適用でき
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、フィルタ出力を用いて減算レベル
の制御を行うようにしたので、エッジ部分の雑音成分の
矩形信号による過剰な除去が防止され、波形特性の劣化
のない良好な雑音除去を行うことができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による雑音除去回路の一例の構成図、第
2図はその説明のための波形図、第3図はアッテネータ
の構成を示す接続図、第4図はその特性図、第5図はト
ラップ回路の特性図、第6図は他の例の構成図、第7図
は従来の雑音除去回路の構成図、第8図はその説明のた
めの波形図である。 (1)は複合映像信号の入力端子、(2)は減算回路、
(3)は出力端子、(4)はクロマ信号のトラップ回
路、(5)(11)(14)はハイパスフィルタ、(6)
(12)はリミッタ、(7)はアッテネータ、(13)は整
流回路、(15)はアンプ、(16)はスライサである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合映像信号からクロマ信号成分を除去
    し、 このクロマ信号成分の除去された映像信号の高域成分を
    抽出し、 この高域成分を元の上記複合映像信号から減算するよう
    にした雑音除去回路において、 上記クロマ信号成分の除去された映像信号を第1の特性
    のハイパスフィルタに供給して上記映像信号の波形のエ
    ッジ部分を検出し、 この検出信号をリミッタアンプに供給して上記エッジの
    高さに応じた幅の信号を形成し、 この形成信号を両波整流し、 この整流信号を第2の特性のハイパスフィルタに供給し
    て波形が略三角波状のフィルタ出力を得、 このフィルタ出力を用いて上記減算される高域成分のレ
    ベルを制御するようにした雑音除去回路。
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