JP2942876B2 - モータ回転数制御回路 - Google Patents

モータ回転数制御回路

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JP2942876B2 JP3040361A JP4036191A JP2942876B2 JP 2942876 B2 JP2942876 B2 JP 2942876B2 JP 3040361 A JP3040361 A JP 3040361A JP 4036191 A JP4036191 A JP 4036191A JP 2942876 B2 JP2942876 B2 JP 2942876B2
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健二 落合
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送風ファン等を駆動する
インダクションモータの回転数制御回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、インダクションモ−タを機器の動
作状態に応じて最適な回転数に切り替える場合、トライ
アック等の電流制御素子により位相制御を行なって、必
要な回転数に調節していた。しかし、この調節方式のも
のでは、モ−タ回転数の高低切り替え調節が可能とはい
うものの、商用交流電源の電圧変動の影響を避けること
ができず、この対策として例えば、実開昭62−202
096号公報のように電圧変動に対して制御位相を調整
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述従来例にお
いては、電圧変動に対して整流回路に検出される変化位
相分が出力負荷の変化位相となるため、負荷位相が、0
°付近では出力電圧変化が小さくなり、また90°〜1
80°になると出力電圧変化が大きくなるので、電圧補
正が正しく行なわれないといった問題があった。
【0004】このような問題への現実的な対応として
は、回転数の変動を許容したかたちで設計を行なわざる
を得ない場合が多かった。そのため、状況によっては性
能の低下が避けられなかった。
【0005】なお、回転数の変動を避けるために、直流
モータを直流定電圧で駆動する手法もあるが、その場合
は機器の高額化をまねくという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、従来から用いられているインダクション
モータの位相制御方式を用いる。その際、商用交流電源
を全波整流した電圧を直流定電圧と比較して、全波整流
波形のインターバルの幅を計測し、マイクロコンピュー
タがそのインターバル幅の大小に応じて電流制御素子の
位相制御信号発生のタイミングに補正を加え、最適なゲ
ートパルス発生位相角を決定し、その補正されたゲート
パルス発生位相角に基づいてトライアックを制御してモ
ータ回転数を一定に保つようにする。
【0007】
【作用】回転数切り替え回路によってモータ回転数が指
示されると、この回路からマイクロコンピュータに対し
て電流制御素子制御用ゲート信号の発生基本位相角の情
報が入力される。
【0008】商用交流電源を全波整流した電圧を直流定
電圧と比較して得られる全波整流波形のインターバルの
幅は、商用電源電圧が高いときには小と計測され、逆に
電圧が低いときには大と計測されるので、マイクロコン
ピュータはそのインターバル幅の大小によって商用交流
電源の電圧変動を観測し、電流制御素子の位相制御信号
であるゲートパルスの発生位相角をそれに合わせて補正
する。ドライバはその情報に基づいて電流制御素子をト
リガする。その結果モータは一定回転数で回転する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1において、商用交流電源1の電圧はト
ランス2により降圧されたあとダイオード3、4、5、
6からなる全波整流回路7により全波整流され、その後
レギュレータ8および平滑用コンデンサ9、10からな
る定電圧直流化回路11によって定電圧化された直流電
圧になる。コンパレータ12にはこの直流定電圧と前述
全波整流電圧とが入力され、その比較結果である全波整
流波形間のインターバルに関する出力が次段のマイクロ
コンピュータ13に入力される。このマイクロコンピュ
ータ13にはモータの回転数を切り替える回転数切り替
え回路14が接続し、回転数に応じた位相制御信号を出
力する。この位相制御信号は、商用交流電源のある想定
された電圧においてモータを所定回転数で回転させるた
めの基本になるゲートパルス発生位相角に関するもの
で、この明細書において基本位相角と称するものであ
る。
【0011】コンパレータ12の入力と出力の関係を図
示すれば図2の通りであり、電源電圧の変動に連動して
変動する全波整流電圧が高い場合およびその逆に低い場
合とで、直流定電圧との比較によって計測される全波整
流波形のインターバルの幅が大小変化することを示して
いる。
【0012】マイクロコンピュ−タ13はプログラム上
では図3に示したフロ−チャ−トの如く動作する。つま
り、機器の運転状態即ち高速回転なのかあるいは低速回
転なのかにより、モ−タに与えるべきゲ−トパルスの発
生基本位相角θが前述の回転数切り替え回路14により
与えられると、商用交流電源1の電圧の変動を全波整流
回路7の電圧変動の形に修正した後コンパレ−タ12が
出力するインタ−バル幅Wpを通じて計測し、その計測
値に応じたゲ−トパルスの発生基本位相角θに対応した
適正補正を加え、ゲ−トパルス発生位相角θ’を決定す
る。これをゲ−トパルス信号としてドライバ15へ出力
する。
【0013】再び図1において、マイクロコンピュータ
13がゲートパルス信号をドライバ15に出力すると、
ドライバ15はフォトカプラ16を通じて電流制御素子
であるトライアック17を駆動し、この補正されたゲー
トパルス発生位相角θ’でインダクションモータ18を
駆動制御し、定速回転を実現する。
【0014】このときの補正の仕方については、演算に
よってゲートパルス発生基本位相角θに適正な係数、定
数を与える手法のほか、計測されたインターバル幅Wp
に対する補正量の適正な値をマイクロコンピュータ内部
にメモリーテーブルとして備えておく手法等様々な手法
をとることができる。このように電源電圧変動をインタ
ーバル幅という形で監視しつつ、これに見合うゲートパ
ルス信号を出力することにより、モータを位相制御して
回転変動を抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上本発明によれば、マイクロコンピュ
−タ内部のプログラム処理により商用交流電源電圧の変
動時にも電圧変動に対応した適正位相幅補正により、モ
−タを位相制御でき、回転数に変動を起こさせることな
く安定した回転制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の回路図である。
【図2】同じく一実施例のインターバル幅についての説
明図である。
【図3】同じく一実施例におけるマイクロコンピュータ
のプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 商用電源 7 全波整流回路 11 定電圧直流化回路 12 コンパレータ 13 マイクロコンピュータ 14 回転数切り替え回路 15 ドライバ 17 トライアック(電流制御素子) 18 インダクションモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源(1)と、インダクションモ
    ータ(18)と、このインダクションモータに直列接続した
    電流制御素子(17)と、前記商用交流電源を全波整流する
    回路(7)と、この全波整流回路の出力を定電圧直流化す
    る回路(11)と、これら全波整流回路と定電圧直流化回路
    の各出力を比較して全波整流波形間のインターバルに関
    する情報を出力するコンパレータ(12)と、前記インダク
    ションモータの回転数の切り替えのために前記電流制御
    素子を制御するゲート信号発生の基本位相角に関する情
    報を出力する回転数切り替え回路(14)と、前記コンパレ
    ータの出力を入力してインターバルの幅を計測するとと
    もにそのインターバル幅に基づいて前記回転数切り替え
    回路から出力されるゲート信号発生基本位相角に関する
    情報を補正して出力するマイクロコンピュータ(13)と、
    そしてこのマイクロコンピュータの出力に基づいて前記
    電流制御素子のゲートに駆動パルス信号を出力するドラ
    イバ(15)とで構成したことを特徴とするモータ回転数制
    御回路。
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