JPH07194183A - 誘導電動機用電力制御装置 - Google Patents

誘導電動機用電力制御装置

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JPH07194183A
JPH07194183A JP5354760A JP35476093A JPH07194183A JP H07194183 A JPH07194183 A JP H07194183A JP 5354760 A JP5354760 A JP 5354760A JP 35476093 A JP35476093 A JP 35476093A JP H07194183 A JPH07194183 A JP H07194183A
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JP
Japan
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induction motor
pulse width
voltage
width modulation
frequency
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Application number
JP5354760A
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English (en)
Inventor
Shigeto Kuwabara
成人 桑原
Takeshi Hatanaka
武史 畑中
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ALEX SOGO KENKYUSHO KK
Original Assignee
ALEX SOGO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導電動機の供給電圧の関数により補償した
変調パラメータにより誘導電動機の供給電圧を負荷に応
じた最適レベルに調整し、誘導電動機の任意周波数にお
いて常に最適力率で運転することを目的とする。 【構成】 誘導電動機の力率を力率検出器で求め、一
方、誘導電動機の供給電圧の関数により補償された変調
パラメータでパルス幅変調回路のパルス幅変調信号に変
調をかけて周波数毎に異なる曲線パターン上で負荷に応
じて下限値から上限値までインバータ部の出力電圧を調
整することで誘導電動機を最適力率で運転することを可
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導電動機用電力制御装
置に関し、さらに詳しくは、誘導電動機の高効率運転が
可能な誘導電動機用電力制御措置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータ装置において誘導電動
機を一定の設定力率に近づくように運転することが提案
されている。この提案において、設定力率は誘導電動機
の負荷の変動にかかわらず約80%の力率に固定されて
いる。この固定された力率は電動機が高負荷運転時にの
み有効であるが電動機の中〜軽負荷運転時においてはこ
の力率は大きすぎるため電動機の供給電圧は著しく低く
なって電動機のすべりが著しく上昇し、消費電力が増大
してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
ンバータ装置では誘導電動機の負荷の変動に応じて常に
高効率運転することはできない。高効率運転のためにイ
ンバータ装置の設定力を単純に設定した場合において、
その設定力率に何の補償もないとインバータ装置の制御
回路において誘導電動機の供給電圧は負荷の減少ととも
に一方的に低下現象に入ってついには電動機は停止して
しまう。したがって、力率制御形インバータ装置の実用
化が困難であった。この発明は電力制御装置においてパ
ルス幅変調信号を誘導電動機の供給電圧の関数により補
償されたパラメータで変調をかけることにより、任意周
波数において電動機負荷に応じて誘導電動機を予め定め
られたすべりで常時高効率運転させることを可能とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の電力制御装置
は交流を直流に整流する整流器と、この整流器が出力す
る直流電圧をパルス幅変調制御により可変電圧・可変周
波数の供給電圧に変換して誘導電動機を駆動するインバ
ータ部と、任意周波数を指令する周波数指令手段と、任
意周波数に応答してインバータ部を制御するためのパル
ス幅変調信号を発生する回路手段と、直流電圧とパルス
幅変調信号とにより得られた誘導電動機の供給電圧の関
数に応答して曲線パターン上で下限値から上限値まで周
波数毎に異なるレベルで電動機負荷の増加に応じて供給
電圧を上昇させるための変調信号を回路手段に出力する
変調手段とを備え、誘導電動機を高効率運転のための予
め定められたすべりで運転することを特徴とする。
【0005】
【作用】この発明はインバータで構成した電力製緒装置
のパルス幅変調回路のパルス幅変調信号に誘導電動機の
供給電圧の関数により補償された変調パラメータで変調
を加えることにより、誘導電動機の供給電圧を周波数毎
に負荷に応じて異なる曲線パターン上で下限値から上限
値まで変化させることにより誘導電動機の失速を伴うこ
となく高効率運転を可能とする。
【0006】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づき説明す
る。図1において、交流電源10と誘導電動機12との
間に接続された電力制御装置14の望ましい第1実施例
が示されている。電力制御装置14は交流を直流に整流
する整流器16と、この整流器16が出力する直流をパ
ルス幅変調により可変電圧・可変周波数の供給電圧に変
換して電動機12を駆動するインバータ部18と、計器
用変圧器19を介して誘導電動機12の供給電圧を検出
する電圧検出器20と、CTからなる電流検出器22
と、任意周波数を指令する周波数指令器24と、マイク
ロコンピュータからなる制御装置26とを備える。制御
装置26は周波数指令器26の出力により周波数に対応
した基準電圧信号28aを出力するV/F変換機28と
三角波キャリア信号30aと発生するキャリア発生器3
0と、基準電圧信号28aとキャリア信号30aとによ
りパルス幅変調信号32aを発生するパルス幅変調回路
32とを備え、このパルス幅変調信号32aに応答して
インバータ部18を駆動し、直流電力を可変電圧・可変
周波数の交流電力に変換して誘導電動機12を可変速運
転する。制御装置26は周波数指令器24の出力と誘導
電動機12の供給電圧の関数により補償された変調パラ
メータでパルス幅変調回路のパルス幅変調信号に変調を
かけて、後述の如く、周波数毎に複数の曲線パターン上
で電動機負荷に沿って下限値から上限値まで供給電圧を
変化させるための変調手段35を備える。変調手段35
は電動機12の負荷として運転力率を検出する力率検出
器36と、最適力率指令器38と、偏差検出用比較器4
0と、積分器42と、乗算器44とを備える。最適力率
指令器38は微調整信号Sを発生する微調整器46と、
周波数毎に電動機12の供給電圧に対応して異なる曲線
パターン上で変化する最適運転力率値Pfを発生する最
適運転力率メモリ手段48と、最適運転力率値Pfを微
調整するための微調整信号Sを発生する微調整器46
と、微調整信号Sと最適運転力率値Pfとを乗算して調
整運転力率パターン(図2参照)を発生する乗算器52
を備える。最適運転力率メモリ手段48は周波数毎に電
動機12の供給電圧器52を備える。最適運転力率メモ
リ手段48は周波数毎に電動機12の供給電圧の関数に
対応した力率値を予め記憶しており、供給電圧に対応し
た信号により最適運転力率値Pfが読み出される。調整
運転力率パターンの各々は任意の周波数において誘導電
動機を高効率運転のための予め定められたすべり(S+
Δs)で運転するために誘導電動機の供給電圧に対応し
ている。図1において、誘導電動機12の供給電圧とは
電圧検出器20の出力電圧またはV/F変換器28の基
準電圧信号28aのいずれでも良い。ここで、電動機1
2の供給電圧とは供給電圧に関連したパラメータであれ
ば、電圧検出器20の出力信号またはV/F変換器28
の電圧信号28aのいずれでも良い。乗算器52から出
力された調整運転力率値52aは最適力率値として比較
器40にて検出力率36aと比較され、その偏差が信号
Errとして積分器42で積分され、変調用パラメータ
42aとして乗算器44に供給される。乗算器44は変
調パラメータ42aと基準電圧信号28aとを掛け算し
てその演算結果を変調基準電圧信号28´aとして出力
する。この変調された基準電圧信号28´aによってパ
ルス幅変調回路32のパルス幅変調信号が変調され、イ
ンバータ部18の供給電圧は図3に示すように周波数毎
に電動機負荷に応じて複数の曲線パターン上で下限値か
ら上限値まで変化して誘導電動機12を図2に示すよう
な最適力率で高効率運転することが可能となる。
【0007】図1の構成において、誘導電動機12が図
4(a)で示す如く最適力率52aで運転されている場
合は積分器42のパラメータ出力42aは図4(b)の
如く0レベルであるため、パルス幅変調回路32は図4
(d)の如くキャリア信号30aと電圧信号28aとに
応答してパルス幅変調信号32aを出力する(図4
(e)参照)。時間Tにおいて、電動機12に負荷がか
かると、図4(a)の如く検出力率36aが最適力率に
比べて高くなり、図4(b)の如くパラメータ出力42
´aは上昇する。このとき、図4(d)の如く、電圧信
号28aは乗算器44に供給されるパラメータ出力42
´aによって変調された電圧信号28´aとなる。変調
された電圧信号28´aによってパルス幅変調信号32
´aのパルス幅は大きくなるように変調されて、電動機
12の供給電圧を上昇させて電動機12の運転力率を下
降させる。供給電圧の上昇は検出力率36aが最適力率
52a12の運転力率を下降させる。供給電圧の上昇は
検出力率36aが最適力率52aに一致するまで調整さ
れる。時間Tにおいて、電動機12の負荷が軽くなると
検出力率は最適力率よりも下がって電圧信号28aは低
レベルに変調されるため、パルス幅変調信号32´aの
パルス幅は小さくなるように変調され検出力率36aが
最適力率52aに一致するまで電動機12の供給電圧が
下げられる。このように、パルス幅変調回路32のパル
ス幅変調信号32aは電動機12の供給電圧と任意周波
数の関数により補償されたパラメータで変調されて電動
機12は常に最適力率で高効率運転される。
【0008】図5は誘導電動機12の負荷とすべりとの
関係を示すグラフであり、横軸に電動機負荷の変化を示
し、縦軸にすべりを示してある。カーブAは電動機のす
べりが零のときを表し、カーブBは商用電圧(例:20
0V)運転時の基準すべりSを表す。基準すべりSは電
動機負荷の増加につれて増大する。カーブCは図1の実
施例による予め定められたすべり(S+Δs)による電
動機運転の場合を示す。すなわち、Δsは商用運転時の
電動機回転数に対して0.5〜2.0%の範囲で変化
し、電動機負荷の増加に応じて減少し、電動機負荷が1
00%のときに(すなわち、電動機供給電圧が100%
のときに)Δsが零となる。
【0009】図6はインバータ装置を備えた電力制御装
置におけるV/Fパターン(出力電圧V対出力周波数
F)との関係を示すグラフを表し、各出力周波数50、
40、30Hz時の出力電圧はV0、V1、V2をそれ
ぞれ示す。本発明によれば、電動機供給電圧は任意の周
波数において電動機負荷の増加に応じてそれぞれV0−
V´0、V1−V´1、V2−V´2間で変化する。こ
のとき、誘導電動機は任意周波数において予め定められ
たすべり(S+Δs)で高効率運転される。たとえば、
任意周波数が50Hzのときに、電動機負荷が零のとき
供給電圧はV´0で図5においてΔsは最小となり、電
動機負荷が100%のとき供給電圧はV0でΔsは零と
なる。任意周波数が40Hzおよび30Hzのときも同
様の結果が得られる。このように、誘導電動機を予め定
められたすべりで高効率運転するための最適力率は図3
のグラフに示す如く周波数毎に電動機供給電圧に対応し
て下限値から上限値まで予め定められた曲線パターンで
変化している。図2は図3の最限値から上限値まで予め
定められた曲線パターンで変化している。図2は図3の
最適力率に沿って誘導電動機を高効率運転する場合の各
周波数毎に電動機負荷に対応して異なる曲線パターン上
で変化する供給電圧を表している。換言すれば、各周波
数毎の供給電圧は誘導電動機12を予め定められたすべ
り(S+Δs)で高効率運転するための値になってい
る。
【0010】図7は本発明の望ましい第2実施例の誘導
電動機用省電力制御装置を示し、図8はコンピュータに
よる処理のフローチャートを示す。図7において、省電
力制御装置58は三相交流電源60と誘導電動機62と
の間に接続されたインバータ装置を構成するコンバータ
64、平滑コンデンサ66およびスイッチング素子68
を備え、電圧調整の主であるスイッチング素子68はP
WM制御により誘導電動機62の巻線に供給される電圧
を後述の如く制御する役目をする。制御装置58はスイ
ッチング素子68を制御するための、マイクロコンピュ
ータと必要な周辺回路で組まれたマイクロコンピュータ
ユニット70と力率設定器72とドライブ回路74とか
ら構成される。マイクロコンピュータユニット70は微
調整信号Sを発生する微調整器72と、電圧検出器74
と、力率検出処理器76と最適運転力率メモリ手段78
と、乗算器80と、比較器82と、出力信号発生器84
とを備え、各々はマイクロコンピュータ内に処理の手順
を書き込んだ処理方法としてブロック化している。この
実施例において、最適運転力率メモリ手段78には周波
数毎に電動機62の供給電圧に対応した最適運転力率値
が記憶されていて、最適運転力率値88を読み出すため
の供給電圧Vuvは直流電圧96とPWM信号98とに
より電圧検出器74で演算される。供給電圧Vuvに応
じてメモリ手段78から最適運転力率値88が読みださ
れる。この力率値88と微調整信号Sとは乗算器80で
乗算されて、微調整された最適運転力率設定値92を出
力する。力率検出処理器76はCT1、CT2より検出
された誘導電動機62の巻線に流れるU送電流Iuおよ
びW送電流Iwの瞬時値IuおよびIw検出し、直流電
圧96とPWM信号98より電動機62に印加されてい
るU〜V間電圧およびW〜V間電圧の瞬時値Vuv、V
wvを算出しIu、IwとVuv、Vwvをそれぞれ乗
算し有効電力の瞬時値p(p=Iu・Vuv+Iw・V
wv)を算出し、pを交流1サイクルの間積算する。こ
れらは図8のステップ100〜104に示される。この
値は後述する有効電力を算出するために使用する。力率
検出処理器76は図8のステップ106の如く、さらに
Iu瞬時値とVuvの瞬時値の2乗を求め、それぞれの
値を交流1サイクルの間積算する。この値は後述する皮
相電力を算出するために使用する。力率検出処理器76
はステップ108のように以上のサンプリング処理を交
流1サイクルに対して充分短い周期で繰り返し、交流1
サイクルごとに以下の処理を行う。ステップ110にお
いて、力率検出処理器76は前記有効電力の瞬時値pの
積算値を1サイクルのサンプリング数より平均化して有
効電力(W)を求める。次に、ステップ112におい
て、Iu瞬時値とVuvの瞬時値の2乗値の積算値より
各々1サイクルのサンプリング数より平均化し、さらに
その平方根を求めIuとVuvの実効値Iu(rms)
とVuv(rms)を求める。実効値を求める手法は
“実効値=(2乗値の積分の平均)の平方根”という原
理に基づいている。ステップ114において、前記Iu
(rms)とVuv(rms)を乗算し、1サイクルの
皮相電力(P)を求める。ステップ116において、前
記有効電力(W)と皮相電力(P)により測定力率(P
fm)を算出する(Pfm=W/P)。ステップ11
8、120において、力率検出処理器76では自身で積
算していた前記積算値のすべてをクリアする。以上の処
理の流れにより1サイクル毎の誘導電動機62の運転力
率つまり測定力率86が算出できる。ステップ122に
おいて先にステップ112で算出した電圧実効値Vuv
に応じ、最適力率メモリ78より最適運転力率を読み込
む。最適力率メモリ78はマイクロコンピュータ内のR
OMを利用した関数発生器であり、書き替えることが容
易にできるようなものである。ステップ124において
微調整器72より微調整信号を読み込む。微調整は電動
機の若干の特性の違いを合わせ込むための目的である。
ステップ126では、先に読み込んだ最適運転力率88
と微調整信号を乗算し、運転力率設定値92を算出す
る。力率検出処理器76で算出された測定力率86と運
転力率設定値92は演算比較器82で比較され(ステッ
プ128)、比較値94を発生する(ステップ13
0)。ステップ132において、出力信号発生器84は
スイッチング素子68を駆動するための出力信号を生成
しており、比較値94の信号を受けてスイッチング素子
68の動作パルス幅(PWM)を変化させる処理を含ん
だパルス波形を発生する。前記測定力率86と最適運転
力率設定値92が一致していれば誘導電動機62の運転
力率は最良なのでステップ129の如く、引き続き前サ
イクルと同じ電圧で運転する。そうでない場合は力率比
較値94に応じて出力電圧を調整するための新しいドラ
イブ信号をドライブ回路74は供給する。スイッチング
素子68はドライブ回路74の信号に応じて導通幅が変
化し(ステップ134)、出力電圧の変化をさせる。こ
の出力は誘導電動機62の供給電圧であり、ステップ1
36において、誘導電動機の供給電圧は測定力率86と
運転力率設定値92が一致するべく変化する。
【0011】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明では省
電力制御装置において誘導電動機の供給電圧に対応した
変調パラメータでパルス幅変調信号に変調をかけること
により周波数毎に供給電圧に対応して異なる曲線パター
ン上で負荷に沿って下限値から上限値までインバータ部
の出力電圧を調整して誘導電動機を常に最適運転力率で
運転することを可能としたものであり、実用上の効果が
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導電動機用電力制御装置の望ましい
第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の電力制御装置における周波数毎の電動
機供給電圧と最適力率との関係を示すグラフである。
【図3】本発明の電力制御装置における周波数毎の電動
機負荷と供給電圧の関係を示すグラフである。
【図4】図1の電力制御装置における各種出力信号の波
形図を示す。
【図5】誘導電動機のすべりと電動機負荷との関係を示
すグラフである。
【図6】本発明の電力制御装置の供給電圧と出力周波数
との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の電力制御装置の第2実施例を示すブロ
ック図である。
【図8】図7の電力制御装置のコンピュータによる処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
10 交流電源 48 最適
運転力率メモリ手段 12 誘導電動機 52 乗算
器 14 電力制御装置 58 省電
力制御装置 16 整流器 60 交流
電源 18 インバータ部 62 誘導
電動機 20 電圧検出器 68 スイ
ッチング素子 22 電流検出器 70 マイ
クロコンピュータ 28 V/F変換器 72 微調
整器 32 PWM制御回路 74 電圧
検出器 35 変調手段 76 力率
検出処理器 36 力率検出器 78 最適
運転力率メモリ 40 比較器 80 乗算
器 42 積分器 82 比較
器 44 乗算器 84 出力
信号発生器 46 微調整器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を直流に整流する整流器と、この整
    流器が出力する直流電圧をパルス幅変調制御により可変
    電圧・可変周波数の供給電圧に変換して誘導電動機を駆
    動するインバータ部と、任意周波数を指令する周波数指
    令手段と、任意周波数に応答してインバータ部を制御す
    るためのパルス幅変調信号を発生するパルス幅変調回路
    手段と、前記直流電圧と前記パルス幅変調信号とにより
    演算された誘導電動機の供給電圧の関数に応じて変化す
    る変調パラメータを発生するパラメータ発生手段と、変
    調パラメータに応じてパルス幅変調信号を変調させる変
    調手段とを備え、変調パラメータは周波数毎に前記供給
    電圧の関数に対応した曲線パターン上で下限値から上限
    値まで誘導電動機の供給電圧を増加させて予め定められ
    たすべりで誘導電動機を運転する値を有することを特徴
    とする誘導電動機用電力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、任意周波数に対応し
    た基準電圧信号を発生するV/F変換手段をさらに備
    え、変調手段はV/F変換手段の基準電圧信号と変調パ
    ラメータとの積を演算する乗算手段からなる誘導電動機
    用電力制御装置。
  3. 【請求項3】 交流を直流に整流する整流器と、この整
    流器が出力する直流電圧をパルス幅変調制御により可変
    電圧・可変周波数の供給電圧に変換して誘導電動機を駆
    動するインバータ部と、任意周波数を指令する周波数指
    令手段と、任意周波数に応答してインバータ部を制御す
    るためのパルス幅変調信号を発生するパルス幅変調回路
    手段と、誘導電動機の供給電圧の関数により補償された
    変調パラメータを発生するパラメータ発生手段と、変調
    パラメータに応じてパルス幅変調信号を変調させる変調
    手段とを備え、変調パラメータ発生手段は誘導電動機の
    運転力率を検出する手段と、誘導電動機の供給電圧の関
    数に応答して供給電圧の増加に応じて周波数毎に曲線パ
    ターン上で下限値から上限値まで増加する最適力率を記
    憶するメモリ手段と、運転力率とメモリ手段からの最適
    力率との偏差の積分値を演算して前記パラメータを発生
    するパラメータ発生手段とを備え、前記変調手段が前記
    積分値に応答して前記パルス幅変調信号を変調する演算
    手段とからなり、前記変調パラメータ発生手段がさらに
    最適力率を微調整するための微調整手段を備えた誘導電
    動機用電力制御装置。
  4. 【請求項4】 交流を直流に整流する整流器と、この整
    流器が出力する直流電圧をパルス幅変調により可変電圧
    ・可変周波数の供給電圧に変換して誘導電動機を駆動す
    るインバータ部と、任意周波数を指令する周波数指令手
    段と、任意周波数に応答してインバータ部を制御するた
    めのパルス幅変調信号を発生するパルス幅変調信号発生
    回路手段と直流電圧とパルス幅変調信号とにより演算さ
    れた誘導電動機の供給電圧の関数により応答して周波数
    毎に曲線パターン上で誘導電動機負荷に応答して下限値
    から上限値まで変化する最適力率を発生する手段と、誘
    導電動機の運転力率が最適力率に沿うようにパルス幅変
    調信号に変調をかける変調手段とを備えた誘導電動機用
    電力制御装置。
  5. 【請求項5】 交流を直流に整流する整流器と、この整
    流器が出力する直流電圧をパルス幅変調により可変電圧
    ・可変周波数の供給電圧に変換して誘導電動機を駆動す
    るインバータ部と、任意周波数を指令する周波数指令手
    段と、任意周波数に応答してインバータ部を制御するた
    めのパルス幅変調信号を発生するパルス幅変調信号発生
    回路手段と、直流電圧とパルス幅変調信号とにより演算
    された誘導電動機の供給電圧の関数に応答した曲線パタ
    ーン上で下限値から上限値まで周波数毎に異なるレベル
    で電動機負荷の増加に応じて供給電圧を上昇されるため
    の変調パラメータをパルス幅変調信号発生回路手段に出
    力する変調手段とを備えた誘導電動機用電力制御装置。
JP5354760A 1993-12-24 1993-12-24 誘導電動機用電力制御装置 Pending JPH07194183A (ja)

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