JP2942802B2 - 高光沢性容器の製造法 - Google Patents
高光沢性容器の製造法Info
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- JP2942802B2 JP2942802B2 JP21188190A JP21188190A JP2942802B2 JP 2942802 B2 JP2942802 B2 JP 2942802B2 JP 21188190 A JP21188190 A JP 21188190A JP 21188190 A JP21188190 A JP 21188190A JP 2942802 B2 JP2942802 B2 JP 2942802B2
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- Japan
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- container
- product label
- flame
- burner
- blow
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/08—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by flame treatment ; using hot gases
- B29C59/085—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by flame treatment ; using hot gases of profiled articles, e.g. hollow or tubular articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/04—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould using liquids, gas or steam
- B29C35/045—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould using liquids, gas or steam using gas or flames
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高光沢性容器を有して商品価値が高められ
る容器の製造法に関する。
る容器の製造法に関する。
従来、例えば、ポリエチレンを用いたブロー成形容器
にあっては、容器の表面に高光沢性をもたらせることは
困難とされている。その理由は、成形された容器の表面
を平滑にするためブロー成形金型の内面を平滑にする
と、成形パリソンが金型内面に密着しエアの排出を阻害
し、成形パリソンとの間にエア溜まりが発生し、成形商
品の表面肌が粗くなってしまうことによる。そして、こ
の肌荒れを防止するには、ブロー成形金型の表面を比較
的粗いサンドブラスト（50メッシュ〜80メッシュ）で仕
上げることとなる。
にあっては、容器の表面に高光沢性をもたらせることは
困難とされている。その理由は、成形された容器の表面
を平滑にするためブロー成形金型の内面を平滑にする
と、成形パリソンが金型内面に密着しエアの排出を阻害
し、成形パリソンとの間にエア溜まりが発生し、成形商
品の表面肌が粗くなってしまうことによる。そして、こ
の肌荒れを防止するには、ブロー成形金型の表面を比較
的粗いサンドブラスト（50メッシュ〜80メッシュ）で仕
上げることとなる。
そうすると、成形された容器の表面は光沢性のないも
のとなる。
のとなる。
したがって、以上のような点を踏まえて、従来より知
られる高光沢性ブロー成形容器の製造法としては、ポリ
エチレン自体の材質改良、およびブロー成形金型のダイ
ス内面にテフロンコート処理を行なう方法がある。
られる高光沢性ブロー成形容器の製造法としては、ポリ
エチレン自体の材質改良、およびブロー成形金型のダイ
ス内面にテフロンコート処理を行なう方法がある。
また、成形された容器の表面をバーナで加熱して平滑
にすることが考えられている。
にすることが考えられている。
しかしながら、高密度ポリエチレンの材質改良および
金型のダイス内面にテフロンコート処理については、実
験の結果、ある程度の効果が確認されてはいるものの、
量産性および金型側の耐摩耗性などに問題があり、現在
までその多くが実用化されるには至っていない。
金型のダイス内面にテフロンコート処理については、実
験の結果、ある程度の効果が確認されてはいるものの、
量産性および金型側の耐摩耗性などに問題があり、現在
までその多くが実用化されるには至っていない。
また、バーナで加熱する手段も、インモールド成形に
よって、容器の表面に商品ラベルが貼着されている場合
は、加熱温度を高温にすると商品ラベルが白化するの
で、光沢性に優れた表面とすることはできない。
よって、容器の表面に商品ラベルが貼着されている場合
は、加熱温度を高温にすると商品ラベルが白化するの
で、光沢性に優れた表面とすることはできない。
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、好適
な高光沢性容器の製造法を提供することを技術的課題と
する。
な高光沢性容器の製造法を提供することを技術的課題と
する。
本発明による高光沢性容器の製造法は、インモールド
成形により商品ラベルを側面に付設する容器を前工程で
ブロー成形し、ブロー成形後の容器を、外側に対向して
配置された熱処理装置の火炎バーナ間にセットして、商
品ラベルの存在する部分はバーナからの短い火炎で比較
的低温により加熱し、商品ラベルの存在しない部分はバ
ーナからの長い火炎で比較的高温で加熱することによ
り、商品ラベルを白化させず、高光沢性の容器肌を得
る。
成形により商品ラベルを側面に付設する容器を前工程で
ブロー成形し、ブロー成形後の容器を、外側に対向して
配置された熱処理装置の火炎バーナ間にセットして、商
品ラベルの存在する部分はバーナからの短い火炎で比較
的低温により加熱し、商品ラベルの存在しない部分はバ
ーナからの長い火炎で比較的高温で加熱することによ
り、商品ラベルを白化させず、高光沢性の容器肌を得
る。
インモールド成形により側面に商品ラベルが付設され
た容器をブロー成形する。この容器を熱処理装置の火炎
バーナに商品ラベルが対面するようにして位置決めす
る。装置を作動することによりバーナから火炎が射出さ
れる。
た容器をブロー成形する。この容器を熱処理装置の火炎
バーナに商品ラベルが対面するようにして位置決めす
る。装置を作動することによりバーナから火炎が射出さ
れる。
そして、中央部の商品ラベルの存在する部分は、火炎
の吹き出し長さを短くすることによって、商品ラベルに
対して必要以上に高熱が作用するのを防ぎ、商品ラベル
自身を高熱から保護して白化を防止する。
の吹き出し長さを短くすることによって、商品ラベルに
対して必要以上に高熱が作用するのを防ぎ、商品ラベル
自身を高熱から保護して白化を防止する。
また、商品ラベルの存在しない部分は火炎を長くして
容器表面が充分に加熱されるようにする。
容器表面が充分に加熱されるようにする。
この加熱による熱処理によって、商品ラベルの白化が
なく、表面が平滑で高光沢性の容器が成形される。
なく、表面が平滑で高光沢性の容器が成形される。
以下、本発明による高光沢性容器の製造法の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
前工程で、第１図に示すような容器１が成形素材のパ
リソンをブロー成形法により成形される。この容器１
は、内面が高密度の硬質ポリエチレンで、外面が低密度
の軟質ポリエチレン製であり、共押し出しにより成形さ
れたものである。
リソンをブロー成形法により成形される。この容器１
は、内面が高密度の硬質ポリエチレンで、外面が低密度
の軟質ポリエチレン製であり、共押し出しにより成形さ
れたものである。
そして、この容器１の両側面には樹脂シートによる商
品ラベル2,2が貼着されている。ここでは、ブロー成形
金型（図示せず）の内側表面に商品ラベル2,2が予めセ
ットされ、パリソン挿入後のエア吹き込みによる膨張
で、容器１の両側面に商品ラベル2,2が貼着され、いわ
ゆるインモールド成形法で得られた容器１とする。
品ラベル2,2が貼着されている。ここでは、ブロー成形
金型（図示せず）の内側表面に商品ラベル2,2が予めセ
ットされ、パリソン挿入後のエア吹き込みによる膨張
で、容器１の両側面に商品ラベル2,2が貼着され、いわ
ゆるインモールド成形法で得られた容器１とする。
次に、以上の前工程で成形された容器１を、図示のよ
うな対抗するバーナ3,3を備えた熱処理仕上装置に送
る。この外側のバーナ3,3に容器１の表面が対面するよ
うにして容器１が保持台４上に位置決めされる。これよ
り、装置を作動させてバーナ3,3から火炎を放射する。
うな対抗するバーナ3,3を備えた熱処理仕上装置に送
る。この外側のバーナ3,3に容器１の表面が対面するよ
うにして容器１が保持台４上に位置決めされる。これよ
り、装置を作動させてバーナ3,3から火炎を放射する。
この火炎放射の際、容器１側の商品ラベル2,2を高熱
による白化を防いで保護する必要がある。そのため、外
側のバーナ3,3から放射される火炎は、上下方向で上部
および下部の火炎５と、これらに上下で挟まれる中央の
火炎６とに区分され、上下部火炎５は商品ラベル２の面
積範囲を除く容器１の表面全体を加熱するに可能な吹き
出し長さを有し、中央部火炎６は上下部火炎５の吹き出
し長さよりも短い火炎長さを有するように設定されてい
る。即ち、中央部火炎６の吹き出し長さを短くすること
によって、商品ラベル２に対して必要以上に高熱が作用
するのを防ぎ、商品ラベル２自身を高熱から保護して白
化を防止する。この加熱による熱処理によって、商品ラ
ベル２の白化がなく、表面が平滑で高光沢性の容器１が
成形される。
による白化を防いで保護する必要がある。そのため、外
側のバーナ3,3から放射される火炎は、上下方向で上部
および下部の火炎５と、これらに上下で挟まれる中央の
火炎６とに区分され、上下部火炎５は商品ラベル２の面
積範囲を除く容器１の表面全体を加熱するに可能な吹き
出し長さを有し、中央部火炎６は上下部火炎５の吹き出
し長さよりも短い火炎長さを有するように設定されてい
る。即ち、中央部火炎６の吹き出し長さを短くすること
によって、商品ラベル２に対して必要以上に高熱が作用
するのを防ぎ、商品ラベル２自身を高熱から保護して白
化を防止する。この加熱による熱処理によって、商品ラ
ベル２の白化がなく、表面が平滑で高光沢性の容器１が
成形される。
ここでは、バーナ３から射出される上下部火炎５およ
び中央部火炎６の性状について言及していないが、通常
の石油系ガス燃料の燃焼熱、遠赤外線等の採用が考えら
れる。いずれにせよ、容器１自身の表面肌の光沢性を損
なうことなく、材質に影響を与えて変化させることのな
い発熱温度が得られるもの、コスト的に採算の合うもの
が適用されることが望まれる。
び中央部火炎６の性状について言及していないが、通常
の石油系ガス燃料の燃焼熱、遠赤外線等の採用が考えら
れる。いずれにせよ、容器１自身の表面肌の光沢性を損
なうことなく、材質に影響を与えて変化させることのな
い発熱温度が得られるもの、コスト的に採算の合うもの
が適用されることが望まれる。
以上説明したように、本発明による高光沢性容器の製
造法によれば、特にインモールド成形法による商品ラベ
ルの貼着手段を採り、前工程のブロー成形で得られた容
器の熱処理による高光沢性化を目標としており、商品ラ
ベルを除いた範囲で容器を長い火炎でもって加熱し、商
品ラベルの部分を加熱する火炎は短くしたので、商品ラ
ベルの白化を防ぎつつ、表面肌が高光沢性を有する容器
が得られる。また、コスト的にも低減で所要の品質の容
器が得られ、従来から困難とされてきた高密度ポリエチ
レン製容器の高光沢性化が可能であり、商品価値を高め
る実用的効果の大なるものである。
造法によれば、特にインモールド成形法による商品ラベ
ルの貼着手段を採り、前工程のブロー成形で得られた容
器の熱処理による高光沢性化を目標としており、商品ラ
ベルを除いた範囲で容器を長い火炎でもって加熱し、商
品ラベルの部分を加熱する火炎は短くしたので、商品ラ
ベルの白化を防ぎつつ、表面肌が高光沢性を有する容器
が得られる。また、コスト的にも低減で所要の品質の容
器が得られ、従来から困難とされてきた高密度ポリエチ
レン製容器の高光沢性化が可能であり、商品価値を高め
る実用的効果の大なるものである。
第１図は本発明による高光沢性容器の製造法で採用され
る装置の概略図を示す。 １…容器、２…商品ラベル、３…バーナ、５…容器を加
熱する長い火炎、６…商品ラベル部を加熱する短い火
炎。
る装置の概略図を示す。 １…容器、２…商品ラベル、３…バーナ、５…容器を加
熱する長い火炎、６…商品ラベル部を加熱する短い火
炎。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 49/00 - 49/80 B29C 59/08 B29C 35/00 B29C 51/42
Claims (1)
- 【請求項１】インモールド成形により商品ラベルを側面
に付設する容器を前工程でブロー成形し、ブロー成形後
の容器を、外側に対向して配置された熱処理装置の火炎
バーナ間にセットして、商品ラベルの存在する部分はバ
ーナからの短い火炎で比較的低温により加熱し、商品ラ
ベルの存在しない部分はバーナからの長い火炎で比較的
高温で加熱することにより、商品ラベルを白化させず、
高光沢性の容器肌が得られる高光沢性容器の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21188190A JP2942802B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 高光沢性容器の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21188190A JP2942802B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 高光沢性容器の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494916A JPH0494916A (ja) | 1992-03-27 |
| JP2942802B2 true JP2942802B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16613173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21188190A Expired - Lifetime JP2942802B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 高光沢性容器の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942802B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2606645B2 (ja) * | 1992-12-25 | 1997-05-07 | 東洋製罐株式会社 | 表面光沢性に優れたブロー成形多層プラスチック容器 |
| CN107538729A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-01-05 | 重庆大江渝强塑料制品有限公司 | 一种表面火焰处理设备 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP21188190A patent/JP2942802B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494916A (ja) | 1992-03-27 |
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Legal Events
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