JP2942276B2 - ワイパー用紙 - Google Patents

ワイパー用紙

Info

Publication number
JP2942276B2
JP2942276B2 JP1129083A JP12908389A JP2942276B2 JP 2942276 B2 JP2942276 B2 JP 2942276B2 JP 1129083 A JP1129083 A JP 1129083A JP 12908389 A JP12908389 A JP 12908389A JP 2942276 B2 JP2942276 B2 JP 2942276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
paper
nonwoven fabric
polyester
wet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1129083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02307423A (ja
Inventor
正樹 岡崎
憲二 平松
為丸 江嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURARE KK
Original Assignee
KURARE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURARE KK filed Critical KURARE KK
Priority to JP1129083A priority Critical patent/JP2942276B2/ja
Publication of JPH02307423A publication Critical patent/JPH02307423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2942276B2 publication Critical patent/JP2942276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般家庭の台所用ワイパーをはじめ、手足
を拭くのに用いられるワイパー、さらに工業用として機
械及びその組立、塗装時等に用いられるワイパーなどに
用いられる紙に関するものである。
(従来の技術) ワイパーと言えば、セルローズパルプを主体としたテ
ィッシュペーパーや台所のふきん用、手足を拭くウエッ
トタイプ不織布が市販されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしこれらは、柔軟性と吸液性及び吸液時の紙力が
劣つている。柔軟性に関しては15〜20g/m2と薄葉化する
ことにより解決することはできるが、吸水性に関しては
吸水倍率6倍以下と少なく、吸水時の紙力も低く、さら
にワイピング時に紙粉が出るという欠点も有している。
これらを補うために他のシートと一体化するなどの方法
が用いられているが、製造コストが高くなる欠点があ
る。また紙料がセルローズパルプであるため濡れた時に
紙がへたり、ボリュームがなくなるため、そして保水量
が低下するため、大変取り扱いにくいものである。
(課題を解決するための手段) 本発明はこれら問題点を解決するものであり、具体的
手段として、湿式不織布からなるワイパー用紙であっ
て、該湿式不織布は、捲縮形態がスパイラル捲縮である
偏心芯鞘型又はサイドバイサイド型のポリエステル系複
合繊維を15重量%以上含む紙料を湿式抄紙してなり、熱
溶融又は熱軟化バインダー繊維成分で構成繊維間を熱溶
着してなる湿式不織布であり、その2.5g/cm2荷重時の嵩
比重が0.06以下であるワイパー用紙である。
捲縮形態がスパイラル捲縮で偏心芯鞘型又はサイドバ
イサイド型ポリエステル複合繊維は、基本的には収縮性
の異なる2種類のポリエステル重合体、すなわち熱高収
縮性ポリエステル(A)と熱低収縮性ポリエステル
(B)から構成され、好ましくはそのうち熱高収縮性の
ポリエステル重合体成分(A)として、基本構成単位が
エチレンテレフタレート単位よりなり、そのテレフタレ
ート成分の10〜80モル%がイソフタレートまたは1〜6
モル%が金属スルホネート基を有するイソフタレート成
分に置き換えられている共重合ポリエステルが用いられ
ている。そして熱低収縮側の重合体成分(B)には実質
的にポリエチレンテレフタレートからなるポリエステル
が用いられる。(A)と(B)の重量比としては、
(A):(B)=40〜60:60〜40の範囲が好ましく、
(A)成分と(B)成分は繊維断面において偏心芯鞘型
又はサイドバイサイド型として存在する。捲縮数として
は所定温度条件下で25mm当り30ケ以上のスパイラル捲縮
を発現するのが好ましい。捲縮数は用いるポリマー
(A)の共重合割合や(A)と(B)の重合比により決
定される。
本発明に用いる斯る複合ポリエステル繊維は、熱処理
前において繊度1〜15デニール、特に2〜6デニール、
捲縮数(機械捲縮)0〜20ケ/25mm、繊維長3〜20mmが
好ましい。また湿式不織布成形のための該ポリエステル
系複合繊維の配合量は15重量%以上が必要であり、15重
量%未満では本発明が目的とするワイパーとしての機能
が得られない。即ち2.5g/cm2荷重時の嵩比重も0.06を越
え、吸液量は10倍に満たない。
従来より、種々のスパイラル捲縮繊維が知られている
が、本発明で規定するポリエステル系複合繊維が嵩高
性、吸液性、吸液時の弾性回復性等の点で極立つて優れ
ている。
該ポリエステル系複合繊維を構成するポリマー(A)
が湿式不織布製造時の乾燥温度条件下(通常80〜130
℃)で熱溶融あるいは熱軟化するポリマーである場合に
は、該ポリエステル系複合繊維が不織布のバインダー繊
維としても働くため、新たに他のバインダー繊維を配合
することは必ずしも必須ではない。(A)成分が80〜13
0℃で熱溶融または熱軟化するための好ましいポリマー
としては、イソフタル酸を20〜80モル%共重合したポリ
エチレンテレフタレート系ポリマーが挙げられ、さらに
このイソフタル酸と共に金属スルホネート基を有するイ
ソフタル酸、たとえば5−ナトリウムスルホイソフタル
酸、5−カリウムスルホイソフタル酸、5−チリウムス
ルホイソフタル酸等を0〜6モル%共重合していてもよ
く、さらにグリコールの0〜15モル%がジエチレングリ
コールで置換されていてもよい。なお該ポリエステル系
複合繊維が偏心芯鞘型の複合繊維である場合には、
(A)成分が鞘成分となつていなければならない。
該ポリエステル系複合繊維を構成するポリマーが湿式
不織布製造時の乾燥温度条件下で熱溶融あるいは熱軟化
しない場合には、該乾燥温度条件下で熱溶融するかある
いは熱軟化するバインダー成分(好ましくはバインダー
繊維)を添加するか、あるいは該乾燥温度条件よりも高
温の条件下で不織布を処理して不織布構成繊維の少なく
とも一つを熱溶融あるいは熱軟化させ、バインダー繊維
としての働きをもたす方法が用いられる。このためのバ
インダー繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフイン系ポリマー、共重合ポリエステル等
の低融点または低軟化点(200℃以下)ポリマーを表面
の少なくとも一部に有している繊維が挙げられる。繊維
形態としては、芯鞘型、貼り合せ型多成分系繊維や合成
パルプなどがある。
その代表的な商品としは(株)ダイワボウの「NB
F」、(株)チツソ「ES」、ユニチカ(株)のメルテ
イ、(株)クラレのソフイツト−N702、−N710等があげ
られる。これらのバインダー繊維の使用量は嵩高紙の風
合、柔軟さと紙力及び毛羽の発生量から決められるが、
一般には5〜50重量5程度である。5重量%未満では嵩
高性はよいものの紙力が低く、毛羽の発生が多く、ワイ
パー用不織布としては好ましくない。50重量%を越えて
は紙力強度は高くなるものの風合が硬くなり、求める嵩
比重のものは得られない。もちろん前記ポリエステル系
複合繊維の(A)成分がバインダーの働きを有している
場合には、新たなバインダー繊維の配合は必須ではな
い。
次に本発明に用いるワイパー用の繊維としては、セル
ローズパルプやコツトンリンターなどが抄紙性向上及び
親水性の点から、さらに経済性の点からも好ましい。そ
の配合量としては10〜70重量%が好ましい。10重量%未
満ではセルローズパルプやコツトンリンターの添加効果
が少ない。また70重量%を越えると、ワイパー中に占め
るセルローズパルプやコツトンリンターの量が多くなる
ために嵩高性が得られず、不織布の柔軟性も損われる。
また親水性の合成繊維であるレーヨンやポリビニルアル
コール系の合成繊維が配合されていてもよい。これらの
配合率は5〜70重量%が好ましい。これら添加繊維を用
いたものは吸液性のうち特に吸水性の尺度である吸水速
度及び吸水量が大きく、かつ柔軟で濡れた状態での弾性
回復性にすぐれている。
これら以外に、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリ
アクリルニトリル系の合成繊維を用いた時は、得られる
不織布は柔軟性に富むものとなり、吸液性のうちでも非
水系の油や溶剤を吸収し易くその濡れ性の尺度である吸
液速度や吸液量が大きく、また濡れた状態では弾性回復
性にすぐれている。その配合量としては15〜60重量%が
好ましい。
次に本発明のワイパーの製造方法の一例を示す。まず
原料繊維である捲縮形態がスパイラル捲縮である捲縮を
加熱条件下で起こすサイドバイサイドのポリエステル繊
維の製造方法としては(A)成分にイソフタール酸変性
のポリエチレンテレフタレートを用い(B)成分に通常
のポリエチレンテレフタレートを用い、これらをノズル
より溶液押出ししサイドバイサイド型の複合繊維を得
る。かかる繊維を所定の延伸熱処理し、そして10mmの繊
維長に切断する。
その他の繊維としてコツトンリンターと極細ポリエス
テル繊維(EPO43×5 クラレ社製0.4デニール5mm)、
及びバインダー繊維としてソフイツト−N720(クラレ社
製芯にポリエステル鞘に変性ポリエステルを配した芯鞘
複合繊維、軟化温度110℃)を用いる。これら繊維の組
成比としては、スパイラル捲縮発現繊維45重量%、コツ
トンリンター15重量%、極細ポリエステル繊維25重量
%、バインダー繊維15重量%である。
まずサイドバイサイド型の複合繊維は分散性を向上さ
せるためには水中撹拌に十分な時間を要するので、予め
0.1重量%のスラリーとしてビーターにて離解を充分に
行なう。また別のコツトンリンター、極細ポリエステ
ル、バインダー繊維の混合物を離解機にて離解し、パル
パーにてサイドバイサイド型複合繊維含有スラリーを添
加し全てを混合しポリオキシエチレンを分散剤として添
加し、混合することにより繊維濃度0.01重量%の均一な
スラリーを得ることができる。
常法により長網、または丸網にて白水にて2〜10倍に
希釈しながらこのスラリーを抄紙し、100〜130℃のヤン
キータイプの乾燥機にて乾燥し、巻きとる、用いたサイ
ドバイサイド型の複合繊維が80℃熱処理で捲縮形態がス
パイラル捲縮で、その捲縮数が30ケ以上/25mmの捲縮を
発現するものである場合には、乾燥と同時に捲縮発現が
起こり、嵩比重0.06以下の嵩高な不織布が得られる。
一方用いたサイドバイサイド型の複合繊維が170℃近
辺の熱処理で捲縮形態がスパイラル捲縮で捲縮数が30ケ
以上/25mmの捲縮を発現するものである場合には単にヤ
ンキータイプの乾燥又は多筒タイプの乾燥だけでは得ら
れる紙の嵩比重は0.12以上と高く嵩高ではない。そのた
め170℃以上の空気中又は幅射タイプのトンネル熱処理
を行うことが必要でそれによつて嵩比重0.06以下の不織
布を得ることができる。得られな不織布は目付10〜200g
/m2と幅広く、その内の低い坪量のものでも不織布の均
一性が高く、さらに湿式抄紙法であるため生産性も高く
経済性に富みデイスポーザブルワイパー用には極めて好
適である。
求められるワイパー性能として、取扱う時に、ワイパ
ーは人の肌や器物に触れるものであることから柔軟で、
かつ弾力性があり、さらに吸液性に富み、そしてその吸
液速度が速いことが重要である。また使用している間に
吸液がすすんでくると繊維が濡れセルロースパルプやレ
ーヨンはへたり易くなる。即ち繊維のヤング率が低下し
て、水の界面張力に抗しきれなくなり、せつかく吸液す
べき空間構造を有していたものがつぶれてしまい、手で
取扱つている時の実際上の吸液量が低下し、逆に絞り出
される結果となりワイパーとしては好ましくない。その
ために吸液した時のワイパーの弾性回復性能が重量な因
子となる。
ここで言う吸液時の弾性回復率とは、まず乾燥時の不
織布を10枚重ね、その厚み(t0)をマイクロメーターで
測定する。この不織布を15分間水に浸漬後取り出し、不
織布上に100g/m2の荷重を10分間かけ、そして除荷重10
分後の不織布の厚さ(t1)をマイクロメーターで測定す
る。そしてt1/t0×100を弾性回復率とした。パルプのみ
からなる紙やレーヨンのみからなる不織布は水に浸漬し
た時点でへたつてしまい、10%以下の弾性回復しか得ら
れなかつた。それに対し本発明のワイパー用紙は70%以
上と弾性回復を示すものであつた。
吸液量は不織布の組織構造の支配する要因が大であ
る。その要因は嵩比重であつて、理論的には嵩比重0.06
の場合水の量は0.94となり不織布の吸液量(不織布1gが
吸う水の量)は0.94/0.06≒16となるはずであるが、一
般に配合繊維の種類、坪量の効果、測定誤差から理論値
よりも低い値となる。本発明では吸液量は10〜40倍のも
のである。一般のパルプ紙が6〜7倍程度であることに
比べると、本発明のワイパー用紙がはるかに大きな吸液
量を有するものであることがわかる。
以下実施例で説明する。
実施例1〜4、比較例1 重合体成分(A)としてエチレンテレフタレートを主
成分とし、5−ナトリウムスルホイソフタル酸2.0モル
%共重合した固有粘度0.55の改質ポリエステルを用い、
重合体成分(B)として実質的にエチレンテレフタレー
ト単位のみから成る固有粘度0.65のポリエステルを用い
て、複合溶解紡糸装置による丸断面口金孔から285℃で
複合比率50:50のサイドバイサイド型とし、345g/minの
吐出量、1150m/minの速度で捲き取り、ケープルデニー
ル2700の未延伸糸を得た。これらの未延伸糸を延伸倍率
2.4倍、延伸温度75℃で延伸し、緊張熱処理温度150℃で
熱処理を行い、単繊維繊度2.4デニールのストレートの
潜在捲縮繊維を得た。この繊維の170℃の乾燥処理にお
ける捲縮数は53ケ/25mmであつた。該潜在捲縮性繊維を
繊維長5mmに切断して抄紙用原料とした。
得られた斯る潜在捲縮性ポリエステル複合繊維、熱融
着性バイダー繊維、さらにセルローズパルプ、レーヨ
ン、エステル繊維を表−1に示す実施例1〜4及び比較
例1の配合にて同時にTAPPI標準離解機にて2g/の濃度
に300カウント離解した。更に0.2g/に希釈し、TAPPI
標準角型抄紙機にて目標米坪量36g/m2となるようにスラ
リーをサンプリングして抄紙した。湿紙は脱水後110℃
の熱風乾燥機にて乾燥し更に170℃の熱風乾燥機中に金
網に乗せて2分間熱処理した。その時の紙物性も表−1
に示した。
用いた添加繊維 熱融着性バインダー繊維;ソフイツト −N7202d×5m
m(株クラレ社製) セルロースパルプ;NBKP未叩解パルプ レーヨン繊維 ;SD1.5dr×5mm(大和社製) ポリエステル繊維;EPO43×5 0.4dr×5mm(株クラレ
社製) 本発明に於ける各特性値等の測定法は次の通りであ
る。
(1) 固有粘度:フエノールと四塩化エタンの等量重
量混合溶液中30℃で測定。
(2) 繊度:JISL−1015−7−5−1Aの方法により測
定。
(3) 捲縮数:JISL−1015−7−12−1の方法により
測定。
(4) 紙物性の測定 坪 量 :JISP8124 嵩 比 重 :紙を4枚重ね合せ、荷重2.5g/cm2となる
ようにプラスチック板を当て、マイクロメーターで厚さ
を測定し、一枚当りの平均値の厚さから求めた。またこ
れ以外の方法としてJISP8118の方法により厚さおよび嵩
比重を測定する方法がある。実施例、比較例によつては
この方法によつても測定した。
強度及び伸度:JISP8113 吸 液 量 :液体物質として水及び機械油を用い
た。10cm×10cmの大きさに切り取つた紙料の重量(W1
を測定する。水及び機械油に15分間浸漬放置し、紙料中
の空気が置換されたことを確認する。紙料を空気中にひ
き上げ液滴の落下がなくなる時の紙料重量(W1)を測定
する。
より求めた値である。
(5) 地合の均一性: ◎ パルプ紙と同一の均一さ ○ ほぼパルプ紙と同一 △ 乾式不織布の程度 × スパンボンド不織布程度 (6) 風合:感応判定とし下記の通りとした。
◎ 兎の毛のような感触(ぬめり感のある柔らかさ) ○ 兎の毛のような感触(柔らかい感じ) △ 布のような感触(ザラザラしている) × 紙のような感触(バリバリしている) (7) 毛羽:毛羽のないもの(セルロースパルプ並) ◎ 毛羽の少ないもの ○ 乾式不織布でニードルパンチ方式の不織布並の もの × (8) 弾性回復率%:本文中に記載 (発明の効果) 本発明によれば、潜在捲縮性ポリエステル複合繊維と
必要により熱融着性バインダー繊維やその他の天然繊
維、再生繊維、合成繊維を混抄し、必要により熱処理す
ることにより、従来の湿式抄造設備で嵩高で柔軟なワイ
パー用紙が得られる。
本発明ではパルプの混抄が可能で抄紙性及び経済性の
点からも優れている。
またパルプ紙では得られない柔軟性と吸液性を有して
いることより本発明のワイパー用紙からなるワイパーは
Dry状態、湿潤状態の両方で使用することが可能であ
る。また水および油の両方に対し高い吸液性を示すこと
から工業用あるいは家庭用として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 13/16 D04H 1/12 D04H 1/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿式不織布からなるワイパー用紙であっ
    て、該湿式不織布は、捲縮形態がスパイラル捲縮である
    偏心芯鞘型又はサイドバイサイド型のポリエステル系複
    合繊維を15重量%以上含む紙料を湿式抄紙してなり、熱
    溶融又は熱軟化バインダー繊維成分で構成繊維間を熱融
    着してなる湿気不織布であり、その2.5g/cm2荷重時の嵩
    比重が0.06以下であるワイパー用紙。
JP1129083A 1989-05-22 1989-05-22 ワイパー用紙 Expired - Fee Related JP2942276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129083A JP2942276B2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 ワイパー用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129083A JP2942276B2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 ワイパー用紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02307423A JPH02307423A (ja) 1990-12-20
JP2942276B2 true JP2942276B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=15000662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1129083A Expired - Fee Related JP2942276B2 (ja) 1989-05-22 1989-05-22 ワイパー用紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2942276B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535230A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 エム ウンド イエ フィブルテク アー/エス 短繊維および長繊維の不織繊維ウェブを乾式製造するプラントおよび方法、綿リンターパルプ(clp)を含む綿繊維ウェブ

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6091168B2 (ja) * 2012-11-09 2017-03-08 ユニ・チャーム株式会社 ウェットワイプス、及びウェットワイプスの包装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535230A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 エム ウンド イエ フィブルテク アー/エス 短繊維および長繊維の不織繊維ウェブを乾式製造するプラントおよび方法、綿リンターパルプ(clp)を含む綿繊維ウェブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02307423A (ja) 1990-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI631245B (zh) 熱黏合複合纖維及其製作方法以及使用其不織布
JP2783602B2 (ja) 熱接着用極細複合繊維およびその織布または不織布
KR950007814B1 (ko) 습식 부직포 및 이에 사용되는 초미세 폴리에스테르 섬유
JPH03504144A (ja) 複合合成繊維及びその製造方法
KR20100134088A (ko) 다성분 섬유로부터 제조된 부직물
JP2591685B2 (ja) 嵩高パルプシート
JP2543624B2 (ja) 熱接着性繊維
JPH10280261A (ja) ウエットティッシュ用不織布
JP2002061060A (ja) 不織布及び不織布加工品
JP2942276B2 (ja) ワイパー用紙
JPH09273096A (ja) ポリエステル系湿式不織布
JP2001329432A (ja) 熱接着性複合繊維、繊維集合体およびそれを用いた不織布
WO2016140356A1 (ja) 湿式不織布用レーヨン繊維とその製造方法、湿式不織布とその製造方法、及び水解紙
JP2765947B2 (ja) 嵩高紙
JPH0291262A (ja) 高強力不織布
JP2512579B2 (ja) 嵩高紙の製造方法
JPH02258007A (ja) フイルター用紙
JP2833784B2 (ja) 水分散溶解性能を有する嵩高紙及びその製造方法
JP2555177B2 (ja) 嵩高紙及びその製造方法
JP2000178865A (ja) 衛生材用不織布
JPH0913257A (ja) ドライ感を有する繊維構造物
JP2003089955A (ja) 極細繊維不織布およびその製造方法
JP2801333B2 (ja) 繊維構造物
JP2807041B2 (ja) 熱接着性複合繊維
JP2528983B2 (ja) 湿式不織布並びにこれに使用される極細繊度ポリエステル繊維

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees