JP2941220B2 - 電解液充填装置 - Google Patents

電解液充填装置

Info

Publication number
JP2941220B2
JP2941220B2 JP8197972A JP19797296A JP2941220B2 JP 2941220 B2 JP2941220 B2 JP 2941220B2 JP 8197972 A JP8197972 A JP 8197972A JP 19797296 A JP19797296 A JP 19797296A JP 2941220 B2 JP2941220 B2 JP 2941220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
electrolyte
case
nozzle
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8197972A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0945311A (ja
Inventor
祐鎮 朴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiu Denshi Kk
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiu Denshi Kk filed Critical Daiu Denshi Kk
Publication of JPH0945311A publication Critical patent/JPH0945311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941220B2 publication Critical patent/JP2941220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/60Arrangements or processes for filling or topping-up with liquids; Arrangements or processes for draining liquids from casings
    • H01M50/609Arrangements or processes for filling with liquid, e.g. electrolytes
    • H01M50/627Filling ports
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/14Cells with non-aqueous electrolyte

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は電池を電解液で充
填する装置に関するものであり、更に詳細には電解液を
充填する際に発生されるケースの腐食が防止出来る電池
を電解液で充填する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カムコーダなどのような携帯用
電子機器には携帯、装着が容易なリチウム電池が電源と
して広く使用されている。こうしたリチウム電池は金属
リチウムを陰極活成物質として、また二酸化マンガンを
陽極活成物質として使用し、さらにプロピレンカーボネ
ートを含有した非水性溶媒の中で無機電解質を溶解した
電解液を使用して電池を形成する。図1は従来のリチウ
ム電池の分離斜視図であり、また図2は図1に示すリチ
ウム電池を組立てた状態の断面図であり、さらに図3は
図2に示した記号Aで示す部分の拡大断面図である。図
1及び図2に示すようにリチウム電池100はケース6
0を含む。ケース60の上部には折り曲げ部61が形成
されており、前記折り曲げ部61の下に電解液が充填さ
れている。
【0003】前記電解液70の反応により電流が発生
し、発生した電流は陰極リード52と陽極リード51を
通して負荷に印加される。図2に示すように、陰極リー
ド52は折り曲げられてケースの底面と接触する。前記
ケース60の上部には、貫通孔31を中央部に形成した
カバー30を配置する。前記陽極リード51は折り曲げ
されて前記カバー30と接触する。前記カバー30には
内部にアルミニウム箔32とプラスティック材料とで構
成したリングプレート33が積層して設けられている。
アルミニウム箔32は、電解液70が爆発した場合、爆
発力を外部に容易に放出するため破れやすくなってい
る。
【0004】図2及び図3に示すように、前記カバー3
0上には、一定以上の温度(例えは80℃)に上昇する
場合に、抵抗が無限大になるPTC素子 (Positive The
rmalCoefficient Thermistor)20を設ける。前記PT
C素子20の中央には前記カバー30の貫通孔31に対
応する開口部21を形成する。前記PTC素子20は電
解液70の温度が一定以上の温度に上昇する場合に、抵
抗が無限大になり電流を遮断する。前記PTC素子20
上には、陽極の接点の役割をするキャップ10を配置す
る。前記キャップ10の中心部にはベントホール11を
形成する。前記PTC素子20は種々の金属材料を混合
して製造する。温度が80℃以上に上がると、PTC素
子20の抵抗が無限大に増加して、電流がキャップ10
に流れることを防止する。
【0005】図3に詳細に示すように、前記キャップ1
0、PTC素子20及びカバー30を取り囲んでこれら
とケース60の内壁の間に、内部を密封するためのガス
ケット40を設ける。
【0006】前記ケース60は電気伝達が可能な金属材
料で形成されており、陰極リード52と接触して陰極の
接点の役割をする。また、折り曲げ部61の上部に固定
するガスケット40を固定するために、上側の端部は内
側に折り曲げられる。
【0007】前記ケース60に内蔵されたワインディン
グアセンブリ(winding assembly)50は、ケース6
0内に充填した電解液70と化学的に反応して電流を発
生する。前記ケース60に内蔵されたワインディングア
センブリ50は、外側でワインディングした螺旋または
円形形態に構成される。リチウム電池は相対的に高い電
圧を得るようにするため電解液70とワインディングア
センブリ50との反応面積を広げる必要がある。
【0008】前記陽極及び陰極リード51及び52と電
気的に連結され、前記電解液70と反応する物質が塗布
された金属板で成すワインディングアセンブリ50は電
解液70との反応面積を広げるため外側でワインディン
グされ、螺旋または円形形態で構成される。ワインディ
ングアセンブリ50と電解液70との反応により電流が
生成され、電流は前記陽極リード51及び陰極リード5
2を通して負荷に印加される。
【0009】前記のようなリチウム乾電池100を使用
すると、ワインディングアセンブリ50と電解液70と
が反応して電流が発生し、発生した電流は陽極リード5
1と陰極リード52を通して携帯用電子機器に供給され
る。
【0010】こうしたリチウム乾電池100では、温度
や外部の衝撃により電解液70が爆発する場合がある。
この際に、爆発力によりアルミニウム箔33が破れ、膨
張した空気はPTC素子20の貫通孔21とキャップ1
0のベントホール11とを通して外部に放出される。
【0011】前記電解液70は前記ワインディングアセ
ンブリ50の陽極リード51と陰極リード52の間に充
填される。また、前記電解液70は腐食性が強いので迅
速に充填することが望ましい。しかし、前記陽極リード
51と陰極リード52との間の距離が狭小であるため自
然状態では電解液70が注入される速度が遅い。
【0012】ワインディングアセンブリ50の陽極リー
ド51と陰極リード52の間により迅速に電解液70を
充填する方法は真空を利用する方法と円心力を利用する
方法がある。真空を利用する方法はワインディングアセ
ンブリ50が内蔵されたケース60の内部を真空状態に
した後、ケース60の内部に電解液を充填する。このよ
うな方法を利用すると、ケース60の内部が真空状態に
あるため電解液はケース60の内部の部圧によりワイン
ディングアセンブリ50の陽極リード51及び陰極リー
ド52の間に迅速に充填される。
【0013】一方、遠心力を利用する方法はワインディ
ングアセンブリ50が内蔵されたケース60の底面に向
かうように遠心力をケース60に作用させると同時に電
解液70を充填する。このような方法によると、電解液
70は遠心力によりワインディングアセンブリ50の陽
極リード51と陰極リード52の間に存在する空気をケ
ース60の外部に押し出しながらその間に充填される。
【0014】真空を利用した電解液充填方法は電池用電
解液供給機と呼ばれる名称でToshihiro Is
oi et.alによる米国特許第4,980,249
号に開示される。Toshihiroの電解液供給機は
電池内のそれぞれのシェルと同一な個数のシェルを有す
る胴体を具備する。シェル内部にはそれぞれのシェルに
供給される電解液が充填され、電解液を電池シェルの内
部に供給する際にには胴体を裏返す。シェル内部に空気
が流入されながらシェルの内部の電解液は電池のシェル
の内部に供給される。
【0015】遠心力を利用する従来の電解液注入装置2
00は図4乃至図6に示す。示すように、従来の電解液
充填装置200はワインディングアセンブリ50が内蔵
された電池のケース60が挿入され支持されるケース収
納部210、前記ケース収納部210の上部に固定さ
れ、前記ケース60の内部に一定量の電解液を充填する
充填ポート220を具備する。
【0016】前記ケース収納部210は一対の連結部材
234により胴体230の底面に旋回可能に連結され、
胴体230の回転により前記胴体230と平行に旋回し
た状態で回転される。
【0017】電解液供給部240は一定量の電解液70
を供給し、電解液70を供給するポンプ242、充填ポ
ート220に一定量の電解液70を供給して前記胴体2
30の上に位置する供給ノズル246、そして前記供給
ノズル246を支持するノズル支持台248を具備す
る。
【0018】前記ケース収納部210は前記多数のケー
ス60が収納される長孔212が形成される。前記長孔
212は前記ケース60を支持する旋回可能な支持板2
14により分割される。ワインディングアセンブリ50
が内蔵されたケース60はベルトベルトコンベヤ(図示
せず)により移動してケース収納部210の下部に到達
すると、支持板214が旋回して長孔212が開放さ
れ、ケース60は長孔212の内部に挿入され支持板2
14により支持される。
【0019】充填ポート220は前記ケース収納部21
0の長孔212の上部に固定され、上部は開放され下部
には所定大きさの常時開放された充填ノズル222が形
成される。
【0020】前記胴体230は円形プレートで形成され
モータなどにより回転する。前記ケース収納部210は
胴体230の底面に連結部材234により所定の間隔で
旋回可能に懸垂される。前記胴体230は前記充填ポー
ト220の中心と同一な位置に供給孔232が形成され
る。
【0021】以上で説明した従来の電解液充填装置20
0の作用は次のようである。ケース60はベルトコンベ
ヤによりケース収納部210の長孔212の下部に移動
する。この際に、支持板214が旋回することにより長
孔212が開放されケース60は長孔212内部に挿入
される。ケース60は支持板214が再び旋回すること
により支持される。
【0022】電解液70はポンプ242により充填ノズ
ル246の内部に充填され、再び充填ノズル246によ
り電解液充填ポート220の内部に充填され、胴体23
0は所定の角度回転する。
【0023】胴体230が所定の角度回転すると、説明
したようなケース60の挿入、電解液の充填ポート22
0への供給、そして胴体230の所定角度の回転の過程
はすべてのケース収納部210にケース60が挿入さ
れ、すべての充填ポート220内に一定量の電解液が供
給される際にまで反復される。ケース60のケース収納
部210への挿入及び電解液の充填ポート220への供
給が終わると胴体230は早い速度で回転する。
【0024】胴体230の回転により発生した遠心力は
胴体230に懸垂されたそれぞれのケース収納部210
に作用する。遠心力はケース収納部210のそれぞれを
旋回しながら地表面から上昇するように作用する。ケー
ス収納部210は胴体230と平行するように上昇して
胴体230と共に回転する。
【0025】充填ポート220内に注入された電解液は
胴体230が回転する間に遠心力によりケース60に向
かって落下する。ケース60に落下した電解液は遠心力
によりワインディングアセンブリ50の内部に染み込ん
でワインディングアセンブリ50の内部に存在する空気
は電解液70によりケース60の外部に除去される。
【0026】充填ポート220内の電解液70全部がケ
ース60の内部、すなわち、ワインディングアセンブリ
の内部に染み込むと、胴体230の回転速度を下げてケ
ース収納部210が最初の位置に戻るようにする。この
ように電解液が充填されたケース60はケース収納部2
10の外部に放出され洗滌工程を経るようになる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の電解液注入装置によると、それぞれの充填ポート22
0の内部へ電解液を注入する間、充填ポート220の充
填ノズルが開放された状態にある。従って、一つのケー
ス収納部210内にケース60を挿入及び充填ポート2
20内部に電解液を充填した後、新しいケース収納部2
10内部にケース60を挿入してその充填ポート220
内部に電解液を注入する間、すでに電解液が充填された
他の充填ポート220の充填ノズル222の先端には電
解液70が徐々に漏洩して電解液滴72が形成される。
【0028】胴体230が停止している際に、充填ポー
ト220の充填ノズル222の先端に形成された電解液
滴72は徐々にその大きさが増加して自重によりケース
60に向かってい落下するようになる。落下した電解液
滴72の一部はワインディングアセンブリ50の内部に
徐々に染み込んで余りは飛散し、ケース60の外壁など
に付くようになる。または、胴体230の回転が始まっ
て胴体230の回転速度が所定の速度まで上昇する間、
充填ノズル222の先端の電解液滴72の一部がケース
60の外部に落下してケース60の外壁に付くようにな
る。しかし、電解液70は腐食性が強いのでケース60
外壁は電解液70により腐食される。このような問題を
解決するためには電解液が付いているケース60の外壁
を人の手で拭き取らなければならない。
【0029】ひいては、充填ノズル222に形成された
電解液滴72がケース60の内部に落下すると、電解液
70とワインディングアセンブリ50とが互いに反応し
て電池としての機能をするようになる。従って、電解液
滴72が落下された始点により電池の寿命が異なり得る
し、ケース60の内部に充填される電解液70の量が異
なることもある。
【0030】本発明の目的は電解液充填の時の電解液の
漏洩を防止してケースの腐食を防止して、多数の電池ケ
ースを均一な量の電解液で同時に充填し、均質の電池が
生産出来る電解液充填装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的を
達成するため、本発明による電解液充填装置は一対の電
解液供給ノズルを具備して一対量の電解液を供給する電
解液供給部と、ワインディングアセンブリが内蔵された
電池ケースが挿入される一対の長孔が形成され、下部に
旋回可能に装着され前記ケースを支持する支持板を具備
するケース収納部と、底面に前記ケース収納部が旋回可
能に装着され、外側円周上に一定の間隔で一対の孔が形
成され、そして前記電解液供給ノズルの下に位置して前
記ケース収納部を回転させる胴体と、前記ケース収納部
の長孔内に摺動可能に装着され、前記胴体の回転速度が
所定値に到達する際に、前記ケース収納部の長さ方向に
下降し、前記胴体の回転速度が所定値以下の際に、前記
ケース収納部の長さ方向に上昇して、前記電解液供給ノ
ズルから供給される電解液を貯蔵して、底面に形成され
る充填ノズル、そして上端に形成される肩を具備する充
填ポートと、前記胴体の回転速度が所定値に到達する際
に、前記充填ポートの充填ノズルを開放して、前記胴体
が所定の回転速度未満に回転する際に、前記充填ノズル
を閉鎖する充填バルブユニットを含むことを特徴とす
る。
【0032】前記胴体は円形のプレートで構成される。
胴体の直径方向の外側には一定の間隔で一対の孔が形成
される。
【0033】前記バルブユニットは前記充填ポートの肩
と前記ケース収納部の上面との間に設置され前記充填ポ
ートにバイアシング力を作用させるバイアス部材、前記
充填ポートの充填ノズル上部に位置して前記充填ノズル
を開閉する充填バルブ、そして前記充填ポートの間の前
記ケース収納部の上面に固定され前記充填バルブが懸垂
されるバルブ支持台を具備する。
【0034】前記ケース収納部にケースが挿入され、前
記電解液供給部により前記充填ポートに一定量の電解液
が注入されると胴体は回転し始める。胴体が回転する
と、ケース収納部に遠心力が作用し、ケース収納部の下
部は連結部材を中心に回動する。胴体の回転速度が所定
速度に到達すると充填ポートはバイアス部材のバイアシ
ング力を克服しながらケース収納部の長さ方向に摺動す
る。つまり、ポートはケースに向かって摺動し、充填ノ
ズルは開放される。充填ノズルが開放されると充填ポー
ト内部にあった電解液はケース内部に流入しワインディ
ングアセンブリの内部に染み込む。
【0035】本発明によると、胴体の回転速度が所定値
に到達する前に充填ノズルが開放されないので電解液が
ケース外部に落下したり飛散しないし、多数個のケース
に同一量の電解液を同時に充填出来る。また、電解液が
ケース外壁に付かないためにケースの腐食防止、均質の
電池の生産が可能である。
【0036】
【実施の形態】図7及び図8に示すように、本発明の望
ましい実施例による電解液充填装置300は一対の電解
液供給ノズル246を具備して一定量の電解液70を供
給する電解液供給部240、ワインディングアセンブリ
50が内蔵された電池ケース60が挿入される一対の長
孔212が形成され、下部に旋回可能に装着され前記ケ
ース60を支持する支持板214を具備するケース収納
部210を具備する。
【0037】胴体230は前記ケース収納部210を回
転させ、前記電解液供給ノズル246の下に位置し、そ
して外側円周上に一定の間隔で一対の孔232が形成さ
れる。前記ケース収納部210は前記胴体230の下部
に連結部材234により旋回可能に懸垂される。
【0038】前記ケース60を電解液70に充填する充
填ポート220は上端に肩224が形成され、底面に充
填ノズル222が形成され、そして前記ケース収納部2
10の長孔212内に摺動可能に装着される。前記充填
ポート220は前記胴体230が所定値の回転速度で回
転する際に、前記ケース収納部210の長さ方向に下降
して、前記胴体230が所定値以下の回転速度で回転す
る際に、前記ケース収納部210の長さ方向に上昇す
る。前記充填ポート220は前記供給ノズル246から
供給される電解液70を臨時的に貯蔵する。
【0039】前記充填ノズル222はバルブユニット3
50により開閉される。バルブユニット350は前記胴
体230が所定の回転速度に到達する際に、前記充填ポ
ート220の充填ノズル222を開放し、前記胴体23
0が所定の回転速度未満で回転する時前記充填ノズル2
22を閉鎖する。
【0040】前記電解液供給部240は電解液を供給す
るポンプ242、ポンプ242により供給される電解液
70を電解液ポートに注入する一対の供給ノズル24
6、そして前記供給ノズル246を支持するノズル支持
台248を具備する。電解液70はポンプ242により
流路244に沿って流動してノズル支持台248により
支持される供給ノズル246により充填ポート220の
内部に流入する。
【0041】前記ケース収納部210は内側に一対の長
孔212が形成され、長孔212下部には長孔212の
下端を通して挿入されるケース60を支持する支持板2
14が設置される。長孔212は支持板214により2
分割される。ケース収納部210の上部には一対の連結
部材234の端部が旋回可能に連結される。前記支持板
214が旋回すると、前記長孔212は開放され、ワイ
ンディングアセンブリ50を内蔵した電池ケース60が
長孔212の内部に挿入される。この際に、支持板21
4は再び旋回して長孔212は閉鎖され、ケース60は
支持板214により支持される。
【0042】胴体230が回転すると、前記ケース収納
部210は連結部材234を中心に旋回する。つまり、
前記ケース収納部210の上部は連結部材234に対し
て下降し、下部は胴体230に向かって上昇する。胴体
230の回転速度が所定値に到達すると前記ケース収納
部210は前記胴体230と平行な状態で胴体230と
共に回転する。ケース60の電解液充填が完了すると、
支持板214が旋回して長孔212が開放されケース6
0は長孔212の下に落下してケース収納部210の外
部に放出される。
【0043】前記胴体230が回転して、前記胴体23
0の回転(遠心力)により前記充填ポート220は前記
長孔212内部に移動する。前記充填ポート220の内
部に一時的に貯蔵された電解液70は充填ノズル222
を通してケース60の内部に流入する。
【0044】前記バルブユニット350は前記充填ノズ
ル222を開閉するように前記充填ノズル222上端に
位置するバルブ352、前記充填ポート220の間の前
記ケース収納部210上端に位置するバルブ支持台35
4、前記バルブ352を前記バルブ支持台354に懸垂
するバルブ連結棒356、そして充填ポート220の肩
224と前記ケース収納部210の上端の間に設置さ
れ、前記胴体230の回転速度が所定値以下の時、前記
充填ポート220の充填ノズル222の開放を防止する
スプリング、そしてゴムなどのようなバイアス部材35
8を具備する。前記胴体230が停止する時または前記
胴体230の回転速度が所定値以下の際に、前記充填ポ
ート220は前記バイアス部材358のバイアシング力
により前記長孔212の内部に、つまり前記ケース収納
部210の長さ方向に下降することは出来ない。
【0045】しかし、前記胴体230の回転速度が所定
値に到達すると、前記充填ポート220は前記バイアス
部材358の前記バイアシング力を克服しながら前記長
孔212の内部に下降する。この際に、前記バルブ35
2により閉鎖された前記充填ノズル222は開放され
る。前記胴体230の回転速度が所定値以下に減少する
と、前記バイアス部材358により前記充填ポート22
0は前記ケース収納部210の長さ方向に上昇し、そし
て前記充填ノズル222は前記バルブ352により閉鎖
される。
【0046】ワインディングアセンブリ50が内蔵され
た電池ケース60がベルトコンベヤによりケース収納部
210の下に到達すると、支持板214が旋回して長孔
212を開放する。開放された長孔212の内部にケー
ス60が挿入されると支持板214は再び旋回して長孔
212を閉鎖して前記ケース60を支持する。
【0047】一方、電解液供給部240のポンプ242
が作動して、電解液70は流路244、及び供給ノズル
246を経由して前記長孔212の上部に位置した充填
ポート220に供給される。この際に、充填ノズル22
2のバルブ352により閉鎖され充填ポート220の内
部の電解液70は充填ノズル222を通して漏洩されな
い。
【0048】一つのケース収納部210の内に一対のケ
ース60が挿入され、それぞれの充填ポート220内に
電解液が供給されると、胴体230は一定の角度ほど回
転して他のケース収納部210が電解液供給240の電
解液供給ノズル246の下に置かれるようになる。この
際に、前記のケース60の挿入、そして充填ポート22
0内部への電解液供給を繰り返す。
【0049】胴体230に懸垂されたそれぞれのケース
収納部210の内部にケース60がすべて挿入され、そ
れぞれの充填ポート220の内部に電解液70が全部供
給されると、胴体230が回転する。胴体230の回転
速度が増加して所定値に到達すると、ケース収納部21
0は旋回して胴体230と平行な状態で胴体230と共
に回転する。図10に示すように、前記充填ポート22
0は前記バイアス部材358の前記バイアシング力を克
服しながら前記長孔212の内部に下降してそして充填
ノズル222は開放される。
【0050】この際に、充填ポート220内部に臨時貯
蔵されている電解液70は充填ノズル222を通してケ
ース60の内部に流入する。ケース60の内部に流入し
た電解液70はワインディングアセンブリ50の微細な
隙間の空気をケース60の外部に放出しながら染み込
む。
【0051】前記充填ポート220の電解液70すべて
が前記ケース60の内部に流入されると、胴体230の
回転速度は所定値以下になり、充填ポート220はバイ
アス部材358によりケース収納部210の長さ方向に
上昇して充填ノズル222はバルブ352により閉鎖さ
れる。
【0052】前記胴体230が停止すると、前記ケース
収納部210は前記胴体230に対して垂直に位置し、
前記支持板214が旋回して前記長孔212を開放する
ことにより電解液70が充填された前記ケース60はケ
ース収納部210の外部に放出される。
【0053】
【発明の効果】本発明の望ましい実施例による電解液充
填装置によると、胴体の回転速度が所定値に到達しない
と、充填ノズルを通して電解液が漏洩しない。従って、
同じ時間同じ量の電解液をすべての電池ケース内部に充
填出来るので、均質の電池が生産出来、電解液を充填す
る間に発生するケース腐食が防止出来る。
【0054】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリチウム乾電池の分解斜視図である。
【図2】図1に示したリチウム乾電池の結合状態の断面
図である。
【図3】図2に示した記号Aで示す拡大断面図である。
【図4】従来の電解液充填装置を見せる平面図である。
【図5】図4に示した電解液充填装置の断面図である。
【図6】図4及び図5に示した電解液充填装置の電解液
充填作動を示す図面である。
【図7】本発明による電解液充填装置を見せる平面図で
ある。
【図8】図1に示した電解液充填装置の断面図である。
【図9】図1に示した電解液充填装置の電解液充填作動
を見せる図面である。
【図10】図9に示した電解液充填作動状態での充填ポ
ートの作動を説明するための図面である。
【符号の説明】
50 ワインディングアセンブリ 60 電池ケース 70 電解液 210 ケース収納部 212 長孔 214 支持板 220 充填ポート 222 充填ノズル 224 肩 230 胴体 234 連結部材 240 電解液供給部 242 ポンプ 244 流路 246 供給ノズル 248 ノズル支持台 300 電解液充填装置 350 バルブユニット

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電解液供給ノズルを具備して一定
    量の電解液を供給する電解液供給部と、 ワインディングアセンブリが内蔵された電池ケースが挿
    入される一対の長孔が形成され、下部に旋回可能に装着
    され前記ケースを支持する支持板を具備するケース受納
    部と、 底面に前記ケース受納部が旋回可能に装着され、外側円
    周上に一定の間隔で一対の孔が形成され、そして前記電
    解液供給ノズルの下に位置して前記ケース受納部を回転
    させる胴体と、 前記ケースの受納部の長孔の内に摺動可能に装着され、
    前記胴体の回転速度が所定値に到達する際に、前記ケー
    スの受納部の長さの方向に下降して、前記胴体の回転速
    度が所定値の以下である際に、前記ケース収納部の長さ
    の方向に上昇して、前記電解液供給ノズルから供給され
    る電解液を貯蔵して、底面に形成される充填ノズル、そ
    して上端に形成される肩を具備する充填ポートと、 前記胴体の回転速度が所定値に到達する際に、前記充填
    ポートの充填ノズルを開放して、前記胴体が所定の回転
    速度未満に回転する際に、前記充填ノズルを閉鎖する充
    填バルブユニットを含むことを特徴とする電解液充填装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電解液供給部は電解液を供給するポ
    ンプと、 前記ポンプから供給される電解液を前記充填ポートの内
    部に注入する供給ノズルと、 前記供給ノズルを支持するノズル支持台を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の電解液充填装置。
  3. 【請求項3】 前記充填バルブユニットは前記肩と前記
    ケース収納部の上端の間に設置され、前記充填ポートに
    バイアシング力を作用させるバイアス部材と、 前記充填ポート内部の底面に位置して、前記胴体が所定
    値の回転速度で回転する際に、前記充填ノズルを開放し
    て、前記胴体が所定値以下の回転速度で回転する際に、
    前記充填ノズルを閉鎖するバルブと、 前記充填ポートの間の前記ケース収納部の上端に位置し
    て前記バルブを支持するバルブ支持台と、 前記充填バルブを前記バルブ支持台に懸垂させるバルブ
    連結棒を含むことを特徴とする請求項1に記載の電解液
    充填装置。
  4. 【請求項4】 前記バイアシング部材はスプリングであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の電解液充填装置。
  5. 【請求項5】 前記バイアシング部材はゴムであること
    を特徴とする請求項3に記載の電解液充填装置。
JP8197972A 1995-07-28 1996-07-26 電解液充填装置 Expired - Lifetime JP2941220B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019950022748A KR0141633B1 (ko) 1995-07-28 1995-07-28 리튬건전지의 전해액 주입장치
KR95-22748 1995-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0945311A JPH0945311A (ja) 1997-02-14
JP2941220B2 true JP2941220B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=37068542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8197972A Expired - Lifetime JP2941220B2 (ja) 1995-07-28 1996-07-26 電解液充填装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5730192A (ja)
EP (1) EP0756342A1 (ja)
JP (1) JP2941220B2 (ja)
KR (1) KR0141633B1 (ja)
AR (1) AR003050A1 (ja)
IL (1) IL118947A0 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6182711B1 (en) * 1999-11-12 2001-02-06 Delphi Technologies, Inc. Method and apparatus for filling electrical energy storage devices
KR100709388B1 (ko) * 2000-12-19 2007-04-20 재단법인 포항산업과학연구원 제철부산물을 이용한 복토 혹은 성토용 매립재 및 그제조방법
KR100472907B1 (ko) * 2002-04-04 2005-03-08 주식회사 포스코건설 슬러지 처리제 조성물
JP2004327167A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Sony Corp 電解液の注入方法、湿式光電変換素子の製造方法および湿式装置の製造方法
CN100347881C (zh) * 2005-05-25 2007-11-07 深圳市豪鹏科技有限公司 一种采用夹具的电池离心注液方法
DE102016225173A1 (de) * 2016-12-15 2018-06-21 Robert Bosch Gmbh Verfahren und System zur Herstellung einer Batteriezelle
CN108336289B (zh) * 2017-12-27 2020-11-10 广州倬粤动力新能源有限公司 水平电池灌酸设备

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134558A (ja) * 1983-01-20 1984-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池への電解液注液方法
JPH061692B2 (ja) * 1985-12-12 1994-01-05 松下電器産業株式会社 電池への電解液注液方法
JPH0621177Y2 (ja) * 1989-01-20 1994-06-01 湯浅電池株式会社 蓄電池用電解液供給装置
US5487417A (en) * 1993-09-03 1996-01-30 Toshiba Battery Co., Ltd. Electrolyte injection apparatus
JP3587552B2 (ja) * 1994-06-13 2004-11-10 東芝電池株式会社 電解液注液装置
JPH087879A (ja) * 1994-06-17 1996-01-12 Toshiba Battery Co Ltd 電解液注液装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5730192A (en) 1998-03-24
JPH0945311A (ja) 1997-02-14
EP0756342A1 (en) 1997-01-29
IL118947A0 (en) 1996-10-31
AR003050A1 (es) 1998-05-27
KR0141633B1 (ko) 1998-07-01
KR970008689A (ko) 1997-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2941220B2 (ja) 電解液充填装置
KR100614367B1 (ko) 이차 전지
KR101004400B1 (ko) 이차 전지용 내압 측정 장치
US20010053473A1 (en) Method of assembling electrochemical cell and electrode
CN113488692A (zh) 一种纽扣电池防爆密封结构、纽扣电池及其封装方法
US7504177B2 (en) Reserve battery with set back mechanism for delayed battery activation
CN104937745A (zh) 自限制的电解质填充方法
KR100202928B1 (ko) 유기 전해액 전지용 안전장치
JP2008311218A (ja) 単3形の電池
US5327784A (en) Apparatus for measuring the pressure inside a rechargeable electrochemical cell
CN208189694U (zh) 一种防爆的节能电池
KR20080087345A (ko) 이차 전지
CA1268807A (en) Deferred-action battery
US2307765A (en) Dry cell battery unit
JPH08115716A (ja) 電解液注液装置
JPS584260A (ja) 電気化学的電池への充「てん」方法と電気化学的電池
JP2002110123A (ja) 制御弁式鉛蓄電池
JPH065274A (ja) 密閉型電池
JP2000306559A (ja) パック電池
CN215834572U (zh) 一种纽扣电池防爆密封结构、纽扣电池
FR2692722A1 (fr) Méthode et appareil pour refroidir ou réchauffer des éléments de batterie lors d'un contrôle électrique.
KR100225584B1 (ko) 실험용 전지
CN221009020U (zh) 一种电控型可充电电池
CN218632235U (zh) 电池
CN109301340B (zh) 硬壳电池化成结构以及电池化方式