JPH087879A - 電解液注液装置 - Google Patents
電解液注液装置Info
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- JPH087879A JPH087879A JP6135757A JP13575794A JPH087879A JP H087879 A JPH087879 A JP H087879A JP 6135757 A JP6135757 A JP 6135757A JP 13575794 A JP13575794 A JP 13575794A JP H087879 A JPH087879 A JP H087879A
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- Japan
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- funnel
- electrolytic solution
- electrolyte
- nozzle
- valve
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/60—Arrangements or processes for filling or topping-up with liquids; Arrangements or processes for draining liquids from casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/60—Arrangements or processes for filling or topping-up with liquids; Arrangements or processes for draining liquids from casings
- H01M50/609—Arrangements or processes for filling with liquid, e.g. electrolytes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工性が優れた漏斗を備え、かつ高い精度で
電解液が注液され、歩留まりが向上された電解液注液装
置を提供することを目的とする。 【構成】 回転テーブルの回転の中心点に向けて傾動自
在に支持され、下端が弁座34として機能する筒状出口
部33を有する漏斗27と、前記漏斗27の下端に前記
出口部33を囲むように固定されたノズル28と、前記
ノズル28内に前記弁座34の下方に位置するように上
下動自在に配置された弁体29と、前記ノズル28内に
配置され、前記弁体29を上方に付勢するための圧縮手
段31とを具備することを特徴とする。
電解液が注液され、歩留まりが向上された電解液注液装
置を提供することを目的とする。 【構成】 回転テーブルの回転の中心点に向けて傾動自
在に支持され、下端が弁座34として機能する筒状出口
部33を有する漏斗27と、前記漏斗27の下端に前記
出口部33を囲むように固定されたノズル28と、前記
ノズル28内に前記弁座34の下方に位置するように上
下動自在に配置された弁体29と、前記ノズル28内に
配置され、前記弁体29を上方に付勢するための圧縮手
段31とを具備することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠心力を利用して電解液
未収容電池に電解液を注液する電解液注液装置に関する
ものである。
未収容電池に電解液を注液する電解液注液装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えばニッケル水素二次電池は、ニッケ
ル酸化物を含む正極と水素吸蔵合金を含む負極との間に
合成樹脂製のセパレータが介装された積層物からなる電
極群をアルカリ電解液と共に容器内に収納した構造を有
する。前記アルカリ電解液は目的とする量から外れて前
記容器内に収容されると電池性能が劣化するため、高い
精度で前記容器内に供給される必要がある。
ル酸化物を含む正極と水素吸蔵合金を含む負極との間に
合成樹脂製のセパレータが介装された積層物からなる電
極群をアルカリ電解液と共に容器内に収納した構造を有
する。前記アルカリ電解液は目的とする量から外れて前
記容器内に収容されると電池性能が劣化するため、高い
精度で前記容器内に供給される必要がある。
【0003】前記電極群が収納された容器に前記アルカ
リ電解液を注液するための電解液注液装置としては従来
より、図6及び図7に示す下端の出口部の大きさが極め
て小さい漏斗61と、前記漏斗の下方に配置された電極
群収納容器保持手段とを回転テーブルにその半径方向に
傾動自在に取付け、かつ前記漏斗にアルカリ電解液を注
液するための定量吐出ポンプを設けたものが知られてい
る。このような装置において、前記保持手段に電極群収
納容器を収納し、前記定量吐出ポンプにより前記漏斗に
目的とする量の電解液を供給した後、前記回転テーブル
を回転させると、前記容器及び前記漏斗が前記回転テー
ブルから離れるようにその中心点に向けて傾動され、前
記容器及び前記漏斗に遠心力が働くため、前記漏斗内の
電解液が前記容器に移動されて前記容器に電解液が注液
される。
リ電解液を注液するための電解液注液装置としては従来
より、図6及び図7に示す下端の出口部の大きさが極め
て小さい漏斗61と、前記漏斗の下方に配置された電極
群収納容器保持手段とを回転テーブルにその半径方向に
傾動自在に取付け、かつ前記漏斗にアルカリ電解液を注
液するための定量吐出ポンプを設けたものが知られてい
る。このような装置において、前記保持手段に電極群収
納容器を収納し、前記定量吐出ポンプにより前記漏斗に
目的とする量の電解液を供給した後、前記回転テーブル
を回転させると、前記容器及び前記漏斗が前記回転テー
ブルから離れるようにその中心点に向けて傾動され、前
記容器及び前記漏斗に遠心力が働くため、前記漏斗内の
電解液が前記容器に移動されて前記容器に電解液が注液
される。
【0004】しかしながら、前記装置において、前記漏
斗の出口部は前述した図7に示すように極めて小さいも
のの、常に開口されているため、前記漏斗を電解液が収
容された状態でしばらくの間放置した際に、前記漏斗の
出口部から前記電解液が漏れる。遠心力のような物理的
な電解液の移動力が加わっていない状態では前記電極群
は電解液が浸透し難いため、前記漏斗から漏れた電解液
は前記容器内の電極群の上部に溜る場合がある。この状
態で前記回転テーブルを回転させると、前記容器内の前
記電極群の上部に溜った電解液が外部に飛散するため、
前記容器に収容される電解液量が減少して歩留りが低下
するという問題点があった。
斗の出口部は前述した図7に示すように極めて小さいも
のの、常に開口されているため、前記漏斗を電解液が収
容された状態でしばらくの間放置した際に、前記漏斗の
出口部から前記電解液が漏れる。遠心力のような物理的
な電解液の移動力が加わっていない状態では前記電極群
は電解液が浸透し難いため、前記漏斗から漏れた電解液
は前記容器内の電極群の上部に溜る場合がある。この状
態で前記回転テーブルを回転させると、前記容器内の前
記電極群の上部に溜った電解液が外部に飛散するため、
前記容器に収容される電解液量が減少して歩留りが低下
するという問題点があった。
【0005】また、前記漏斗の出口部の大きさが極めて
小さいため、前記漏斗に遠心力が働いた際に前記漏斗内
の電解液が前記容器に移動され難く、前記電解液の一部
が前記漏斗に残り、前記容器に収容される電解液量が減
少して歩留りが低下する恐れがあるという問題点があっ
た。更に、前記漏斗の出口部の穿設加工の作業は径が極
めて小さいために繁雑で、加工性が劣るため、前記装置
にかかるコストが高くなった。
小さいため、前記漏斗に遠心力が働いた際に前記漏斗内
の電解液が前記容器に移動され難く、前記電解液の一部
が前記漏斗に残り、前記容器に収容される電解液量が減
少して歩留りが低下する恐れがあるという問題点があっ
た。更に、前記漏斗の出口部の穿設加工の作業は径が極
めて小さいために繁雑で、加工性が劣るため、前記装置
にかかるコストが高くなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の問題を
解決するためになされたもので、加工性が優れた漏斗を
備え、かつ高い精度で電解液が注液され、歩留まりが向
上された電解液注液装置を提供しようとするものであ
る。
解決するためになされたもので、加工性が優れた漏斗を
備え、かつ高い精度で電解液が注液され、歩留まりが向
上された電解液注液装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転テーブル
と、前記回転テーブルに、前記テーブルの回転の中心点
に向けて傾動自在に支持され、下端が弁座として機能す
る筒状出口部を有する漏斗と、前記漏斗の下端に前記出
口部を囲むように固定されたノズルと、前記ノズル内に
前記弁座の下方に位置するように上下動自在に配置され
た弁体と、前記ノズル内に配置され、前記弁体を上方に
付勢するための圧縮手段と、前記漏斗の下方に配置され
た電解液未収容電池保持手段と、前記漏斗に電解液を供
給するための電解液供給手段とを具備し、前記弁体は、
前記圧縮手段により上方に付勢された際に前記弁座と当
接されて前記筒状出口部の穴を封鎖し、かつ前記漏斗が
前記テーブルの回転に伴う遠心力により前記テーブルか
ら離れる方向に傾動された際に前記弁座から離脱されて
前記出口部の穴を開放する作用をなすことを特徴とする
電解液注液装置である。
と、前記回転テーブルに、前記テーブルの回転の中心点
に向けて傾動自在に支持され、下端が弁座として機能す
る筒状出口部を有する漏斗と、前記漏斗の下端に前記出
口部を囲むように固定されたノズルと、前記ノズル内に
前記弁座の下方に位置するように上下動自在に配置され
た弁体と、前記ノズル内に配置され、前記弁体を上方に
付勢するための圧縮手段と、前記漏斗の下方に配置され
た電解液未収容電池保持手段と、前記漏斗に電解液を供
給するための電解液供給手段とを具備し、前記弁体は、
前記圧縮手段により上方に付勢された際に前記弁座と当
接されて前記筒状出口部の穴を封鎖し、かつ前記漏斗が
前記テーブルの回転に伴う遠心力により前記テーブルか
ら離れる方向に傾動された際に前記弁座から離脱されて
前記出口部の穴を開放する作用をなすことを特徴とする
電解液注液装置である。
【0008】
【作用】本発明の電解液注液装置によれば、遠心力が働
いた時に開く弁機構が設けられた漏斗を備えることによ
って、前記漏斗に遠心力が働いている時期のみにおい
て、漏斗内に収容された電解液を前記漏斗の出口部から
ノズルに供給して電解液未収容の電池に注液することが
できる。また、前記漏斗は前記弁機構を有し、前記ノズ
ルの出口穴の大きさを従来の弁機構が設けられていない
漏斗よりも大きくすることができるため、前記漏斗中の
電解液全てを確実に電解液未収容の電池に注液すること
ができる。従って、電解液未収容の電池に電解液を高い
精度で注液することができるため、歩留りを向上するこ
とができる。
いた時に開く弁機構が設けられた漏斗を備えることによ
って、前記漏斗に遠心力が働いている時期のみにおい
て、漏斗内に収容された電解液を前記漏斗の出口部から
ノズルに供給して電解液未収容の電池に注液することが
できる。また、前記漏斗は前記弁機構を有し、前記ノズ
ルの出口穴の大きさを従来の弁機構が設けられていない
漏斗よりも大きくすることができるため、前記漏斗中の
電解液全てを確実に電解液未収容の電池に注液すること
ができる。従って、電解液未収容の電池に電解液を高い
精度で注液することができるため、歩留りを向上するこ
とができる。
【0009】また、前記弁機構を有する漏斗は、ノズル
の出口穴を従来の漏斗のものよりも大きくすることがで
きるため、加工性を向上することができる。前記装置に
よれば、漏斗に供給された電解液は待機中は前記漏斗の
出口部から外部に漏れ出すことなく前記漏斗内にとどま
ることができ、かつ前記漏斗に遠心力が働いている時期
にのみ前記出口部から前記ノズルに供給されて電解液未
収容の電池に注液されるため、電解液供給作業を簡単に
することができる。
の出口穴を従来の漏斗のものよりも大きくすることがで
きるため、加工性を向上することができる。前記装置に
よれば、漏斗に供給された電解液は待機中は前記漏斗の
出口部から外部に漏れ出すことなく前記漏斗内にとどま
ることができ、かつ前記漏斗に遠心力が働いている時期
にのみ前記出口部から前記ノズルに供給されて電解液未
収容の電池に注液されるため、電解液供給作業を簡単に
することができる。
【0010】更に、漏斗が複数個設けられた電解液注液
装置を複数個狭い場所に設置して電解液の注液を行う場
合、前記複数の漏斗は遠心力が働くと回転テーブルから
離れるようにその中心点に向けて傾動されるため、前記
各装置はそれ自身よりも広いスペースを要する。従っ
て、すべての装置の回転テーブルを一度に回転させて前
記漏斗に遠心力を働かせることは困難であるため、互い
に隣り合う装置の回転テーブルを交互に回転させること
になる。このため、前記各装置において漏斗に電解液を
収容してから回転テーブルを回転させるまでに掛かる時
間が長くなる。従来の弁機構が設けられていない漏斗を
用いると、この待機時間に前記漏斗の出口部から電解液
が漏れ出すため、漏斗に電解液が収容されてから一定時
間内に前記回転テーブルが回転されなかった場合には供
給不良とみなして廃棄処理が行われる。しかしながら、
前記供給不良判定を行うと、電解液供給作業が繁雑にな
るという問題点があった。本発明に係る漏斗を用いる
と、前記待機時間に前記漏斗の出口部から電解液が漏れ
出さないため、前記供給不良判定が不要になり、電解液
供給作業を更に簡単にすることができる。
装置を複数個狭い場所に設置して電解液の注液を行う場
合、前記複数の漏斗は遠心力が働くと回転テーブルから
離れるようにその中心点に向けて傾動されるため、前記
各装置はそれ自身よりも広いスペースを要する。従っ
て、すべての装置の回転テーブルを一度に回転させて前
記漏斗に遠心力を働かせることは困難であるため、互い
に隣り合う装置の回転テーブルを交互に回転させること
になる。このため、前記各装置において漏斗に電解液を
収容してから回転テーブルを回転させるまでに掛かる時
間が長くなる。従来の弁機構が設けられていない漏斗を
用いると、この待機時間に前記漏斗の出口部から電解液
が漏れ出すため、漏斗に電解液が収容されてから一定時
間内に前記回転テーブルが回転されなかった場合には供
給不良とみなして廃棄処理が行われる。しかしながら、
前記供給不良判定を行うと、電解液供給作業が繁雑にな
るという問題点があった。本発明に係る漏斗を用いる
と、前記待機時間に前記漏斗の出口部から電解液が漏れ
出さないため、前記供給不良判定が不要になり、電解液
供給作業を更に簡単にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明の電解液注液装置を示す概略
正面図、図2は本発明の電解液注液装置を示す上面図、
図3は図1の弁機構を有する漏斗に電解液が収容された
状態を示す断面図、図4は図1の電解液注液手段に遠心
力が働いた状態を示す部分正面図、図5は図4の弁機構
を有する漏斗を示す断面図。
に説明する。図1は本発明の電解液注液装置を示す概略
正面図、図2は本発明の電解液注液装置を示す上面図、
図3は図1の弁機構を有する漏斗に電解液が収容された
状態を示す断面図、図4は図1の電解液注液手段に遠心
力が働いた状態を示す部分正面図、図5は図4の弁機構
を有する漏斗を示す断面図。
【0012】図1に示すように、支柱1には、円形の支
持台2が載置されている。円板3は前記支持台2に載置
されている。図示しないモータは前記支持台2内に配置
され、かつその駆動軸には傘歯車が嵌着されている。回
転軸4は、その先端付近が前記円板3に軸着され、かつ
その下端に嵌着された図示しない傘歯車は、前記駆動軸
の傘歯車に噛合されている。このような構成において、
前記モータを間欠的あるいは連続的に回転することによ
り前記駆動軸、2つの前記傘歯車及び前記回転軸が間欠
的あるいは連続的に回転され、これによって前記円板3
が間欠的あるいは連続的に回転される。
持台2が載置されている。円板3は前記支持台2に載置
されている。図示しないモータは前記支持台2内に配置
され、かつその駆動軸には傘歯車が嵌着されている。回
転軸4は、その先端付近が前記円板3に軸着され、かつ
その下端に嵌着された図示しない傘歯車は、前記駆動軸
の傘歯車に噛合されている。このような構成において、
前記モータを間欠的あるいは連続的に回転することによ
り前記駆動軸、2つの前記傘歯車及び前記回転軸が間欠
的あるいは連続的に回転され、これによって前記円板3
が間欠的あるいは連続的に回転される。
【0013】図2に示すように第1電解液注液手段5、
第2電解液注液手段6、第3電解液注液手段7、第4電
解液注液手段8、第5電解液注液手段9、第6電解液注
液手段10、第7電解液注液手段11、第8電解液注液
手段12、第9電解液注液手段13、第10電解液注液
手段14、第11電解液注液手段15、第12電解液注
液手段16は、前記円板3の同心円上に例えば30度の
等角度を隔てて配置されている。前記各電解液注液手段
5〜16は、支持棒17と、弁機構を有する漏斗18
と、弁機構を有する漏斗を支持するための支持手段19
と、電解液未収容電池保持手段20とをそれぞれ備え
る。
第2電解液注液手段6、第3電解液注液手段7、第4電
解液注液手段8、第5電解液注液手段9、第6電解液注
液手段10、第7電解液注液手段11、第8電解液注液
手段12、第9電解液注液手段13、第10電解液注液
手段14、第11電解液注液手段15、第12電解液注
液手段16は、前記円板3の同心円上に例えば30度の
等角度を隔てて配置されている。前記各電解液注液手段
5〜16は、支持棒17と、弁機構を有する漏斗18
と、弁機構を有する漏斗を支持するための支持手段19
と、電解液未収容電池保持手段20とをそれぞれ備え
る。
【0014】前記支持棒17は、その一端が前記円板3
の同一円周上に30度の等角度を隔てて固定されてい
る。駆動棒21は、前記支持棒17の他端に開口された
円形貫通穴22に回転自在に挿入されている。1対のジ
ョイント23(他方は図示せず)は、その上端が前記駆
動棒21の両端に1対のリベット24a,24bにより
連結されている。
の同一円周上に30度の等角度を隔てて固定されてい
る。駆動棒21は、前記支持棒17の他端に開口された
円形貫通穴22に回転自在に挿入されている。1対のジ
ョイント23(他方は図示せず)は、その上端が前記駆
動棒21の両端に1対のリベット24a,24bにより
連結されている。
【0015】前記支持手段19としての下部支持板25
は、前記1対のジョイント23の下端に固定されてい
る。上部支持板26は、前記下部支持板25に取付けら
れている。前記上部支持板26及び前記下部支持板25
には、円形貫通穴がそれぞれ開口されている。
は、前記1対のジョイント23の下端に固定されてい
る。上部支持板26は、前記下部支持板25に取付けら
れている。前記上部支持板26及び前記下部支持板25
には、円形貫通穴がそれぞれ開口されている。
【0016】前記弁機構を有する漏斗18は、前記上部
支持板26及び前記下部支持板25に挿入されている。
図3に示すように前記弁機構を有する漏斗18は、漏斗
27と、ノズル28と、弁体29と、ばね座30と、圧
縮手段としてのコイルスプリング31とを備える。前記
漏斗27は、上部に大径筒部32及び下部に出口部とし
ての小径筒部33を有する。前記出口部33の下端面3
4は半球状に加工されて弁座として機能している。前記
ノズル28は、前記漏斗27の前記大径筒部32の下端
に前記漏斗27の前記出口部33を囲むようにパッキン
35を介してねじ止めされている。前記弁体29は例え
ばステンレス製の球で、前記ノズル28内に前記出口部
33の前記弁座34の下方に位置するように配置され、
かつ前記弁座34と当接・離脱されて前記出口部33を
開閉する作用をなす。前記ばね座30は上部に十文字形
の寸法の小さいブロック36aと下部に十文字形の寸法
の大きいブロック36bとを有する。前記ばね座30
は、前記ブロック36bの下端が前記ノズル28内の先
端部に嵌着されている。前記ばね座30により前記ノズ
ル28内の先端部は四つ口に仕切られ、この4つの扇形
中空部は電解液通路となる。前記コイルスプリング31
は例えばステンレスからなり、前記ばね座30の前記ブ
ロック36bの上面と前記弁体29の下面との間に配置
され、前記弁体29を上方に向けて付勢している。前記
弁体29による前記出口部33の開閉のタイミングは、
前記コイルスプリング31の強度や前記出口部33の大
きさを調節することにより変化される。
支持板26及び前記下部支持板25に挿入されている。
図3に示すように前記弁機構を有する漏斗18は、漏斗
27と、ノズル28と、弁体29と、ばね座30と、圧
縮手段としてのコイルスプリング31とを備える。前記
漏斗27は、上部に大径筒部32及び下部に出口部とし
ての小径筒部33を有する。前記出口部33の下端面3
4は半球状に加工されて弁座として機能している。前記
ノズル28は、前記漏斗27の前記大径筒部32の下端
に前記漏斗27の前記出口部33を囲むようにパッキン
35を介してねじ止めされている。前記弁体29は例え
ばステンレス製の球で、前記ノズル28内に前記出口部
33の前記弁座34の下方に位置するように配置され、
かつ前記弁座34と当接・離脱されて前記出口部33を
開閉する作用をなす。前記ばね座30は上部に十文字形
の寸法の小さいブロック36aと下部に十文字形の寸法
の大きいブロック36bとを有する。前記ばね座30
は、前記ブロック36bの下端が前記ノズル28内の先
端部に嵌着されている。前記ばね座30により前記ノズ
ル28内の先端部は四つ口に仕切られ、この4つの扇形
中空部は電解液通路となる。前記コイルスプリング31
は例えばステンレスからなり、前記ばね座30の前記ブ
ロック36bの上面と前記弁体29の下面との間に配置
され、前記弁体29を上方に向けて付勢している。前記
弁体29による前記出口部33の開閉のタイミングは、
前記コイルスプリング31の強度や前記出口部33の大
きさを調節することにより変化される。
【0017】前記電解液未収容電池保持手段20は、図
1に示すように前記下部固定板25の下端に取付けられ
た円筒形の支持軸ガイド37と、上端が前記支持軸ガイ
ド37に挿入された上下動自在の支持軸38と、前記支
持軸38の下端にフランジにより固定された矩形状のフ
レーム39と、前記フレーム39の下端に取り付けら
れ、かつ上部が2本の軸40a,40bを支点にして矢
印方向に傾動自在になっている電池収納部材保持治具4
1と、前記下部支持板25の前記支持台2側の側面及び
前記フレーム39の支持台側の面にそれぞれ取付けられ
た2つの支持ピン42a,42bと、前記2つの支持ピ
ン42a,42b間に取着され、前記支持棒17を上方
に向けて付勢するコイルスプリング43と、上部が前記
フレーム39に挿入されると共に下端が前記電池収納部
材保持治具41に保持され、円形長穴を有する角形の電
池収納部材44とを備える。なお、衝撃吸収のための突
起部45は、前記支持台2の側面に取付けられ、かつ前
記支持ピン42bと当接している。
1に示すように前記下部固定板25の下端に取付けられ
た円筒形の支持軸ガイド37と、上端が前記支持軸ガイ
ド37に挿入された上下動自在の支持軸38と、前記支
持軸38の下端にフランジにより固定された矩形状のフ
レーム39と、前記フレーム39の下端に取り付けら
れ、かつ上部が2本の軸40a,40bを支点にして矢
印方向に傾動自在になっている電池収納部材保持治具4
1と、前記下部支持板25の前記支持台2側の側面及び
前記フレーム39の支持台側の面にそれぞれ取付けられ
た2つの支持ピン42a,42bと、前記2つの支持ピ
ン42a,42b間に取着され、前記支持棒17を上方
に向けて付勢するコイルスプリング43と、上部が前記
フレーム39に挿入されると共に下端が前記電池収納部
材保持治具41に保持され、円形長穴を有する角形の電
池収納部材44とを備える。なお、衝撃吸収のための突
起部45は、前記支持台2の側面に取付けられ、かつ前
記支持ピン42bと当接している。
【0018】電解液未収容電池供給手段としての駆動ロ
ーラ(図示せず)が取付けられた無端ベルト46は、図
2に示すように例えば前記電解液注液手段5の下方に配
置され、かつ矢印に示す前記円板3に向かう方向に回動
されている。図1及び図2に示すように電解液収容済み
電池回収手段としての駆動ローラ47が取付けられた無
端ベルト50は、例えば前記第電解液注液手段14の下
方に配置され、かつ矢印に示す前記円板3から離れる方
向に回動される。
ーラ(図示せず)が取付けられた無端ベルト46は、図
2に示すように例えば前記電解液注液手段5の下方に配
置され、かつ矢印に示す前記円板3に向かう方向に回動
されている。図1及び図2に示すように電解液収容済み
電池回収手段としての駆動ローラ47が取付けられた無
端ベルト50は、例えば前記第電解液注液手段14の下
方に配置され、かつ矢印に示す前記円板3から離れる方
向に回動される。
【0019】第1電解液供給手段49、第2電解液供給
手段50は、図2に示すように例えば前記電解液注液手
段7、前記電解液注液手段8の後方にそれぞれ配置され
ている。前記漏斗27への電解液供給は精度を向上する
ために、前記各電解液供給手段49,50を用いて2回
に分けて行われる。前記各電解液供給手段49,50
は、図1に示すように電解液貯蔵タンク51と、下端が
前記電解液貯蔵タンク51に侵漬された電解液吸入管5
2と、先端にノズルが接続された注液管53と、前記吸
入管52と前記注液管53との間に配置された定量吐出
ポンプ54とから構成される。このような構成によれ
ば、前記ポンプ54を駆動すると前記貯蔵タンク51内
の所定量の電解液が前記吸入管52に吸い上げられ、前
記注液管53に送られて前記ノズルから前記漏斗27に
供給される。
手段50は、図2に示すように例えば前記電解液注液手
段7、前記電解液注液手段8の後方にそれぞれ配置され
ている。前記漏斗27への電解液供給は精度を向上する
ために、前記各電解液供給手段49,50を用いて2回
に分けて行われる。前記各電解液供給手段49,50
は、図1に示すように電解液貯蔵タンク51と、下端が
前記電解液貯蔵タンク51に侵漬された電解液吸入管5
2と、先端にノズルが接続された注液管53と、前記吸
入管52と前記注液管53との間に配置された定量吐出
ポンプ54とから構成される。このような構成によれ
ば、前記ポンプ54を駆動すると前記貯蔵タンク51内
の所定量の電解液が前記吸入管52に吸い上げられ、前
記注液管53に送られて前記ノズルから前記漏斗27に
供給される。
【0020】次に、前述した電解液注液装置の動作を前
述した図1〜図3及び図4〜図5を参照して説明する。
まず、容器内にニッケル正極と水素吸蔵合金負極との間
に合成樹脂製のセパレータを介装して渦巻状に捲回され
た電極群が収納された構造を有する電解液未供給の円筒
形ニッケル水素二次電池Bを用意し、前記二次電池Bを
前記収納部材44に収納する。図示しない駆動源の電源
をオンにし、前述した図2に示すように前記電池供給手
段の前記無端ベルト46により前記収納部材44を前記
電解液注液手段5の下方に搬送する。搬送された前記収
納部材44は上部が前記各軸40a,40bを支点にし
て矢印方向に開かれた前記保持治具41の下方から挿入
されることにより上部が前記フレーム39に挿入され、
かつ下部が前記保持治具41に固定される。
述した図1〜図3及び図4〜図5を参照して説明する。
まず、容器内にニッケル正極と水素吸蔵合金負極との間
に合成樹脂製のセパレータを介装して渦巻状に捲回され
た電極群が収納された構造を有する電解液未供給の円筒
形ニッケル水素二次電池Bを用意し、前記二次電池Bを
前記収納部材44に収納する。図示しない駆動源の電源
をオンにし、前述した図2に示すように前記電池供給手
段の前記無端ベルト46により前記収納部材44を前記
電解液注液手段5の下方に搬送する。搬送された前記収
納部材44は上部が前記各軸40a,40bを支点にし
て矢印方向に開かれた前記保持治具41の下方から挿入
されることにより上部が前記フレーム39に挿入され、
かつ下部が前記保持治具41に固定される。
【0021】次いで、前記円板3を半時計回りに30°
回転すると、空の前記電解液注液手段16が前記無端ベ
ルト46の上方に移動され、かつ前記無端ベルト46に
より前記収納部材44が前記電解液注液手段16の下方
に搬送される。前記収納部材44は、上部が前記各軸4
0a,40bを支点にして矢印方向に開かれた前記保持
治具41の下方から挿入されることにより上部が前記フ
レーム39に挿入され、かつ下部が前記保持治具41に
固定される。
回転すると、空の前記電解液注液手段16が前記無端ベ
ルト46の上方に移動され、かつ前記無端ベルト46に
より前記収納部材44が前記電解液注液手段16の下方
に搬送される。前記収納部材44は、上部が前記各軸4
0a,40bを支点にして矢印方向に開かれた前記保持
治具41の下方から挿入されることにより上部が前記フ
レーム39に挿入され、かつ下部が前記保持治具41に
固定される。
【0022】次いで、前記円板3を半時計回りに30°
回転すると、前記電解液注液手段5が前記電解液供給手
段49のノズルの下方に移動され、前記漏斗27にアル
カリ電解液が供給される。この時、前記弁体29は、前
述した図3に示すように前記コイルスプリング31によ
り上方に付勢されているため、前記漏斗27の前記出口
部33の前記弁座34と当接されて前記出口部33を封
鎖している。このため、前記電解液は前記出口部33を
通って外部に漏れ出すことなく前記漏斗27内に留ま
る。また、前記円板3の回転に伴って、空の前記電解液
注液手段15が前記無端ベルト46の上方に移動され、
かつ前記無端ベルト46により前記収納部材44が前記
電解液注液手段15の下方に搬送される。前記収納部材
44は、上部が前記各軸40a,40bを支点にして矢
印方向に開かれた前記保持治具41の下方から挿入され
ることにより上部が前記フレーム39に挿入され、かつ
下部が前記保持治具41に固定される。
回転すると、前記電解液注液手段5が前記電解液供給手
段49のノズルの下方に移動され、前記漏斗27にアル
カリ電解液が供給される。この時、前記弁体29は、前
述した図3に示すように前記コイルスプリング31によ
り上方に付勢されているため、前記漏斗27の前記出口
部33の前記弁座34と当接されて前記出口部33を封
鎖している。このため、前記電解液は前記出口部33を
通って外部に漏れ出すことなく前記漏斗27内に留ま
る。また、前記円板3の回転に伴って、空の前記電解液
注液手段15が前記無端ベルト46の上方に移動され、
かつ前記無端ベルト46により前記収納部材44が前記
電解液注液手段15の下方に搬送される。前記収納部材
44は、上部が前記各軸40a,40bを支点にして矢
印方向に開かれた前記保持治具41の下方から挿入され
ることにより上部が前記フレーム39に挿入され、かつ
下部が前記保持治具41に固定される。
【0023】次いで、前記円板3を半時計回りに30°
回転すると、前記電解液注液手段5が前記電解液供給手
段50のノズルの下方に移動され、前記漏斗27にアル
カリ電解液が前記出口部33を通って外部に漏れ出すこ
となく収容される。これに伴って空の前記電解液注液手
段14が前記無端ベルト48の上方に移動され、前記無
端ベルト46により前記収納部材44が前記電解液注液
手段15の下方に搬送される。前記収納部材44は、上
部が前記各軸40a,40bを支点にして矢印方向に開
かれた前記保持治具41の下方から挿入されることによ
り上部が前記フレーム39に挿入され、かつ下部が前記
保持治具41に固定される。
回転すると、前記電解液注液手段5が前記電解液供給手
段50のノズルの下方に移動され、前記漏斗27にアル
カリ電解液が前記出口部33を通って外部に漏れ出すこ
となく収容される。これに伴って空の前記電解液注液手
段14が前記無端ベルト48の上方に移動され、前記無
端ベルト46により前記収納部材44が前記電解液注液
手段15の下方に搬送される。前記収納部材44は、上
部が前記各軸40a,40bを支点にして矢印方向に開
かれた前記保持治具41の下方から挿入されることによ
り上部が前記フレーム39に挿入され、かつ下部が前記
保持治具41に固定される。
【0024】このようにして前記各電解液注液手段5〜
16の前記ノズル28の下方に前記収納部材44を配置
し、前記漏斗27内に前記各電解液供給手段49,50
により電解液を収容した後、前記円板3を半時計回りに
連続的に回転させる。回転速度が高くなるにつれて前記
各電解液注液手段5〜16は前記円板3から離れるよう
にその半径方向に傾動されて図4に示すようにほぼ横置
きになり、これに伴って前記各電解液注液手段5〜16
の前記漏斗27内に収容された電解液及び前記弁体29
に遠心力が加わり図5に示すように前記弁体29が前記
コイルスプリング31の付勢力に抗して前記ばね座30
に向けて下降される。このような弁体29の下降により
前記弁体29が前記漏斗27の前記出口部33の前記弁
座34から離れて前記出口部33が開放され、前記漏斗
27内の電解液が前記出口部33を通って前記ノズル2
8内に移動される。移動された電解液は前記ばね座30
の周縁に形成された前記電解液通路を通って、前記ノズ
ル28の出口穴から前記二次電池Bに高い精度で注液さ
れる。
16の前記ノズル28の下方に前記収納部材44を配置
し、前記漏斗27内に前記各電解液供給手段49,50
により電解液を収容した後、前記円板3を半時計回りに
連続的に回転させる。回転速度が高くなるにつれて前記
各電解液注液手段5〜16は前記円板3から離れるよう
にその半径方向に傾動されて図4に示すようにほぼ横置
きになり、これに伴って前記各電解液注液手段5〜16
の前記漏斗27内に収容された電解液及び前記弁体29
に遠心力が加わり図5に示すように前記弁体29が前記
コイルスプリング31の付勢力に抗して前記ばね座30
に向けて下降される。このような弁体29の下降により
前記弁体29が前記漏斗27の前記出口部33の前記弁
座34から離れて前記出口部33が開放され、前記漏斗
27内の電解液が前記出口部33を通って前記ノズル2
8内に移動される。移動された電解液は前記ばね座30
の周縁に形成された前記電解液通路を通って、前記ノズ
ル28の出口穴から前記二次電池Bに高い精度で注液さ
れる。
【0025】次いで、前記円板3の回転速度を徐々に下
げると、前記各電解液注液手段5〜16に働く遠心力が
次第に小さくなるため、前記コイルスプリング31の付
勢力が前記遠心力よりも大きくなり、前記弁体29が上
方に付勢される。これにより前述した図3に示すように
前記出口部33の前記弁座34に前記弁体29が当接さ
れて前記出口部33が封鎖される。これに伴って前記各
電解液注液手段5〜16は前述した図1に示すように前
記支持ピン42bが前記支持台2の前記突起部45に当
接されて前記円板3の前記支持棒17に懸架され、かつ
前記電解液注液手段14が前記電池回収手段としての前
記無端ベルト48の上方に配置された状態に戻る。
げると、前記各電解液注液手段5〜16に働く遠心力が
次第に小さくなるため、前記コイルスプリング31の付
勢力が前記遠心力よりも大きくなり、前記弁体29が上
方に付勢される。これにより前述した図3に示すように
前記出口部33の前記弁座34に前記弁体29が当接さ
れて前記出口部33が封鎖される。これに伴って前記各
電解液注液手段5〜16は前述した図1に示すように前
記支持ピン42bが前記支持台2の前記突起部45に当
接されて前記円板3の前記支持棒17に懸架され、かつ
前記電解液注液手段14が前記電池回収手段としての前
記無端ベルト48の上方に配置された状態に戻る。
【0026】次いで、前記電解液注液手段14の前記保
持治具41の上部を前記各軸40a,40bを支点にし
て矢印方向に開き、電解液供給済みの二次電池Bが収納
された収納部材44を前記フレーム39の内面及び前記
保持治具14の内面に沿って下降させ、前記無端ベルト
48上に供給して回収する。この後、前記円板3を半時
計回りに30°ずつ回転させて、前記各電解液注液手段
5〜13,15,16から電解液供給済みの二次電池B
が収納された収納部材44を前記無端ベルト48により
回収する。
持治具41の上部を前記各軸40a,40bを支点にし
て矢印方向に開き、電解液供給済みの二次電池Bが収納
された収納部材44を前記フレーム39の内面及び前記
保持治具14の内面に沿って下降させ、前記無端ベルト
48上に供給して回収する。この後、前記円板3を半時
計回りに30°ずつ回転させて、前記各電解液注液手段
5〜13,15,16から電解液供給済みの二次電池B
が収納された収納部材44を前記無端ベルト48により
回収する。
【0027】このような構成の電解液注液装置によれ
ば、前記漏斗27に供給された電解液は待機中に前記出
口部33を通って外部に漏れ出すことなく前記漏斗27
内にとどまることができ、かつ前記漏斗27内に収容さ
れた電解液及び前記弁体29に遠心力が働いた時のみ前
記漏斗27内に収容された電解液を前記出口部33から
前記ノズル28に供給し、前記ノズル28の出口穴から
前記二次電池Bに注液することができる。
ば、前記漏斗27に供給された電解液は待機中に前記出
口部33を通って外部に漏れ出すことなく前記漏斗27
内にとどまることができ、かつ前記漏斗27内に収容さ
れた電解液及び前記弁体29に遠心力が働いた時のみ前
記漏斗27内に収容された電解液を前記出口部33から
前記ノズル28に供給し、前記ノズル28の出口穴から
前記二次電池Bに注液することができる。
【0028】なお、前記実施例では前記弁体29として
球形のものを用い、かつ前記弁座34として半球状のも
のを用いる説明にしたが、前記弁体29及び前記弁座3
4は前記出口部33の開閉を行うことができる形状であ
れば良く、例えば前記弁体29を円錐形にし、かつ前記
弁座34を円錐状にすることができる。
球形のものを用い、かつ前記弁座34として半球状のも
のを用いる説明にしたが、前記弁体29及び前記弁座3
4は前記出口部33の開閉を行うことができる形状であ
れば良く、例えば前記弁体29を円錐形にし、かつ前記
弁座34を円錐状にすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の電解液注液
装置によれば、電解液未収容の電池に電解液を高い精度
で注液することができ、歩留りを向上することができ、
かつ漏斗の加工性を向上することができ、更に電解液供
給作業を簡単にできるという顕著な効果を奏する。
装置によれば、電解液未収容の電池に電解液を高い精度
で注液することができ、歩留りを向上することができ、
かつ漏斗の加工性を向上することができ、更に電解液供
給作業を簡単にできるという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の電解液注液装置を示す概略正面図。
【図2】本発明の電解液注液装置を示す上面図。
【図3】図1の弁機構を有する漏斗に電解液が収容され
た状態を示す断面図。
た状態を示す断面図。
【図4】図1の電解液注液手段に遠心力が働いた状態を
示す部分正面図。
示す部分正面図。
【図5】図4の弁機構を有する漏斗を示す断面図。
【図6】従来の漏斗を示す斜視図。
【図7】図7の漏斗の断面図。
1…支柱、2…支持台、3…円板、5〜16…電解液注
液手段、18…弁機構を有する漏斗、19…支持手段、
20…電解液未収容電池保持手段、27…漏斗、28…
ノズル、29…弁体、30…ばね座、31…コイルスプ
リング、33…出口部、34…弁座、49,50…電解
液供給手段。
液手段、18…弁機構を有する漏斗、19…支持手段、
20…電解液未収容電池保持手段、27…漏斗、28…
ノズル、29…弁体、30…ばね座、31…コイルスプ
リング、33…出口部、34…弁座、49,50…電解
液供給手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転テーブルと、 前記回転テーブルに、前記テーブルの回転の中心点に向
けて傾動自在に支持され、下端が弁座として機能する筒
状出口部を有する漏斗と、 前記漏斗の下端に前記出口部を囲むように固定されたノ
ズルと、 前記ノズル内に前記弁座の下方に位置するように上下動
自在に配置された弁体と、 前記ノズル内に配置され、前記弁体を上方に付勢するた
めの圧縮手段と、 前記漏斗の下方に配置された電解液未収容電池保持手段
と、 前記漏斗に電解液を供給するための電解液供給手段とを
具備し、 前記弁体は、前記圧縮手段により上方に付勢された際に
前記弁座と当接されて前記筒状出口部の穴を封鎖し、か
つ前記漏斗が前記テーブルの回転に伴う遠心力により前
記テーブルから離れる方向に傾動された際に前記弁座か
ら離脱されて前記出口部の穴を開放する作用をなすこと
を特徴とする電解液注液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135757A JPH087879A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電解液注液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135757A JPH087879A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電解液注液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087879A true JPH087879A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15159154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6135757A Pending JPH087879A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電解液注液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087879A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101296339B1 (ko) * | 2012-02-29 | 2013-08-14 | 주식회사 엠플러스 | 이차 전지 전해액 필링 머신 |
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WO2018108410A1 (de) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und system zur herstellung einer batteriezelle |
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-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135757A patent/JPH087879A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN118040261A (zh) * | 2024-04-11 | 2024-05-14 | 陕西奥林波斯电力能源有限责任公司 | 一种补换液装置及锂离子电池的补换液方法 |
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