JP2940844B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2940844B2 JP4239813A JP23981392A JP2940844B2 JP 2940844 B2 JP2940844 B2 JP 2940844B2 JP 4239813 A JP4239813 A JP 4239813A JP 23981392 A JP23981392 A JP 23981392A JP 2940844 B2 JP2940844 B2 JP 2940844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミックRAM等
の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の半導体記憶装置の回路の
一部(メモリブロックの1つ)を示している。図5に
は、メモリセルアレイ1、行デコーダ2、列プリデコー
ダ3、列デコーダ4、メインアンプ20、出力回路6、
ワード線30、ビット線対31及びデータ線対32等が
示されている。本明細書では、ビット線対31の一方を
ビット線31A、他方をビット線31Bと示す。同様
に、データ線対32の一方をデータ線32A、他方をデ
ータ線32Bと示す。
【0003】図5のメモリブロックは、256個の列デ
コーダ、及び256個のビット線対を有している。
【0004】行デコーダ2は、入力された行アドレスに
応じて、複数本のワード線30から1本のワード線30
を選択的にアクティブにする。本明細書では、「信号線
をアクティブにする」とは「信号線の電位をある値にす
ることにより、その信号線を論理的に活性化状態あるい
は選択状態にする」と定義する。同様に、「信号線を非
アクティブにする」とは「信号線の電位をある値にする
ことにより、その信号線を論理的に非活性化状態あるい
は非選択状態にする」と定義する。
【0005】列プリデコーダ3は、入力された列アドレ
ス(CA0−CA7)に応じて、それぞれ4本の信号線
からなる4組の信号線セット(CA01、CA23、C
A45、CA67)の内、それぞれの組から1本の信号
線を選択的にアクティブにする。列プリデコーダ3によ
って選択的にアクティブにされた信号線の組み合わせに
応じて、0番の列デコーダから255番の列デコーダま
でのいづれかが選択され、その列デコーダに接続された
列信号線47がアクティブにされる。このとき、その列
信号線47に接続されたスイッチングトランジスタ34
がオン状態となることにより、ビット線対31とデータ
線対32とが電気的に接続される。
【0006】ビット線プリチャージ信号発生回路7は、
ビット線プリチャージ信号を発生させる。そのビット線
プリチャージ信号によって、ビット線31A、31Bの
それぞれの電位が1/2Vccにプリチャージされる。
【0007】センスアンプ駆動発生回路8は、ビット線
対31がプリチャージされている時は、PMOSセンス
アンプ駆動信号線48及びNMOSセンスアンプ駆動信
号線49の電位をそれぞれ1/2Vccとし、センスア
ンプ9が動作している時は、PMOSセンスアンプ駆動
信号線48の電位をVccに、NMOSセンスアンプ駆
動信号線49の電位をGNDとする。
【0008】センスアンプ9は、メモリセル33からビ
ット線対31に読みだされた電位差を増幅する。
【0009】メインアンプ20は、データ線対32の電
位差を増幅する。出力回路6は、メインアンプ20の出
力に応じて、メモリセル33に記憶されていたデータを
特定するための信号を出力端子35に出力する。
【0010】タイミング発生回路10は、行デコーダ
2、ビット線プリチャージ信号発生回路7、センスアン
プ駆動信号発生回路8、列プリデコーダ3、メインアン
プ20のそれぞれに接続された信号線51−55を予め
決められたタイミングでアクティブにする。
【0011】図6は、メインアンプ20及び出力回路6
の回路例を示す。メインアンプ20は、2つの差動増幅
器60、61を有している。図7は、従来の差動増幅器
60の回路例を示す。図7に示すように、差動増幅器6
0は、−入力端子63Bに接続されているNMOSトラ
ンジスタ80、+入力端子63Aに接続されているNM
OSトランジスタ81、及びNMOSトランジスタ80
のソースとNMOSトランジスタ81のソースとの接合
点88の電位をプルダウンするためのトランジスタ84
を有している。差動増幅器61の構成も差動増幅器60
の構成と同様である。
【0012】以下、差動増幅器60の動作を以下の
(1)、(2)の場合に分けて説明する。差動増幅器6
1の動作も差動増幅器60の動作と同様である。
【0013】(1)メインアンプ20の活性化端子62
に入力される活性化信号の電位がローレベル(L)の場
合、差動増幅器60の出力端子69から出力される信号
の電位はローレベル(L)である。
【0014】(2)メインアンプ20の活性化端子62
に入力される活性化信号の電位がハイレベル(H)の場
合、さらに以下の(a)、(b)の場合に分けられる。
【0015】(a)+入力端子63Aに入力される信号
の電位が−入力端子63Bに入力される信号の電位より
高い場合は、差動増幅器60の出力端子69から出力さ
れる信号の電位はハイレベル(H)となる。
【0016】(b)+入力端子63Aに入力される信号
の電位が−入力端子63Bに入力される信号の電位より
低い場合は、差動増幅器60の出力端子69から出力さ
れる信号の電位はローレベル(L)のままである。
【0017】信号線55がアクティブになると、活性化
端子62に入力される活性化信号はの電位はハイレベル
(H)になる。したがって、差動増幅器60、61は上
述の(2)の場合に従って動作する。
【0018】図6において、メインアンプ出力線37
A、37Bのそれぞれは、端子66から入力される出力
回路プリチャージ信号によってハイレベル(H)にプリ
チャージされる。ここで、メインアンプ出力線37A、
37Bの電位は、アクティブ時にローレベル(L)とな
り、非アクティブ時にハイレベル(H)になるものとす
る。また、出力回路6は、メインアンプ出力線37Aの
電位がローレベル(アクティブ状態)になった時には出
力端子35にデータHを出力し、メインアンプ出力線3
7Bの電位がローレベル(アクティブ状態)になった時
には出力端子35にデータLを出力する。すなわち、メ
インアンプ出力線37Aがアクティブ(L)であること
は、データHを意味し、メインアンプ出力線37Bがア
クティブ(L)であることは、データLを意味する。
【0019】活性化端子62から活性化信号が入力され
ると、メインアンプ20は、データ線32Aと32Bと
の電位差を増幅し、増幅された電位差を有する信号をそ
れぞれメインアンプ出力線37A、37Bに出力する。
【0020】以下、メインアンプ20の動作を以下の
(1)、(2)の場合に分けて説明する。
【0021】(1)データ線32Aの電位がデータ線3
2Bの電位より高い場合、差動増幅器60から出力され
る信号の電位はハイレベル(H)となり、差動増幅器6
1から出力される信号の電位はローレベル(L)となる
ので、メインアンプ出力線37Aの電位はローレベル
(アクティブ状態)に下がり、メインアンプ出力線37
Bの電位はハイレベル(非アクティブ状態)に保たれ
る。このとき、出力回路6は出力端子35にデータHを
出力する。
【0022】(2)データ線32Aの電位がデータ線3
2Bの電位より低い場合、差動増幅器60から出力され
る信号の電位はローレベル(L)となり、差動増幅器6
1から出力される信号の電位はハイレベル(H)となる
ので、メインアンプ出力線37Aの電位はハイレベル
(非アクティブ状態)に保たれ、メインアンプ出力線3
7Bの電位はローレベル(アクティブ状態)に下がる。
このとき、出力回路6は出力端子35にデータLを出力
する。
【0023】メインアンプ出力線37A及びメインアン
プ出力線37Bがプリチャージされた状態の時、すなわ
ちメインアンプ出力線37A及びメインアンプ出力線3
7Bの電位がいづれもハイレベル(H)である時、出力
回路6は、出力端子35に対してハイインピーダンスで
ある。また、出力回路6は、メインアンプ出力線37A
の電位がローレベル(アクティブ状態)に下がると、出
力端子35からハイレベル(H)の電位の出力信号を出
力し、メインアンプ出力線37Bの電位がローレベル
(アクティブ状態)に下がると、出力端子35からロー
レベル(L)の電位の出力信号を出力する。
【0024】図8は、図6に示された従来の差動増幅器
60、61をメインアンプ20に有する半導体記憶装置
が動作する場合における各種の信号線の電位の変化を示
す。図8において、横軸は経過時間、縦軸は電圧を示
す。この例では、メモリセル33から読みだされるデー
タはローレベル(L)であるとしている。
【0025】タイミング発生回路10は、信号線52を
非アクティブとし、信号線51をアクティブとし、信号
線53をアクティブとし、信号線54をアクティブと
し、信号線55をアクティブとする。その結果、図8に
示すように、各信号線の電位が変化する。
【0026】ビット線プリチャージ信号発生回路7は、
信号線52が非アクティブになると、ビット線プリチャ
ージ信号の電位をローレベル(L)にする。
【0027】行デコーダ2は、信号線51がアクティブ
になると、入力された行アドレスに応じて、1本のワー
ド線30を選択的にアクティブにする。
【0028】センスアンプ駆動信号発生回路8は、信号
線53がアクティブになると、PMOSセンスアンプ駆
動信号線48の電位を1/2Vccから電源電位Vcc
にし、NMOSセンスアンプ駆動信号線49の電位を1
/2VccからGNDにする。
【0029】列プリデコーダ3は、信号線54がアクテ
ィブになると、入力された列アドレス(CA0−CA
7)に応じて、4本の信号線からなる信号線セットCA
01の内1本を選択的にアクティブにする。これ以前
に、他の3組の信号線セット(CA23、CA45、C
A67)の内、それぞれの組から1本の信号線が既に選
択的にアクティブにされている。
【0030】列デコーダ4は、列プリデコーダ3によっ
て選択的にアクティブにされた信号線の組み合わせに応
じて、信号線セットCA01の内1本が選択的にアクテ
ィブになるのと同時に列信号線47をアクティブにす
る。その列信号線47に接続されたスイッチングトラン
ジスタ34がオン状態となることにより、ビット線対3
1とデータ線対32とが電気的に接続される。
【0031】メインアンプ20は、信号線55がアクテ
ィブになると、データ線対32に伝達された電位差を増
幅する。図8に示す例では、データ線32Aの電位がデ
ータ線32Bの電位より高いため、メインアンプ出力線
37Bの電位はローレベル(L)に下がる。一方、メイ
ンアンプ出力線37Aの電位はハイレベル(H)(すな
わち、Vcc)に保たれたままである。
【0032】メインアンプ20を活性化するための信号
線55は、列信号線47がアクティブにされてから予め
設定された遅延時間の経過後に、アクティブにされる必
要があった。なぜなら、データ線32Aとデータ線32
Bとの間の電位差が十分大きくなるまでメインアンプ2
0を活性化しないようにする必要があったからである。
データ線32Aとデータ線32Bとの間の電位差が十分
大きくなる前にメインアンプ20を活性化すると、メイ
ンアンプ20に入力される電圧の電位差がまだ小さいた
めに、メインアンプ20が誤ったデータを出力する可能
性があった。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
では、列信号線47がアクティブにされてからメインア
ンプ20を活性化するための信号線55がアクティブに
されるまでの遅延時間を設定することが必要であった。
言い換えると、データ線32Aとデータ線32Bとの間
の電位差が十分大きくなるまでメインアンプ20を活性
化しないようにする必要があった。上記の遅延時間又は
データ線32Aとデータ線32Bとの間の電位差が十分
大きくなるまでの時間にばらつきが生じると、データ線
32Aとデータ線32Bとの間の電位差が十分大きくな
る前にメインアンプ20を活性化するために、メインア
ンプ20が誤ったデータを出力する可能性があるという
問題点があった。また、上記の遅延時間を十分な余裕を
もって設定すると、遅延時間が不必要に長くなる。その
結果、半導体記憶装置のアクセスタイムを増大させると
いう問題点があった。
【0034】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、半導体記憶装置において、(1)メ
インアンプ20を活性化するまでの遅延時間の設定を省
くこと、(2)メインアンプ20の誤動作を無くすこ
と、(3)不必要な遅延時間を無くすことによりアクセ
スタイムを短縮することを目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、データを記憶するためのメモリセル、該メモリセル
に記憶されたデータに応じた電位にチャージされるビッ
ト線対、該ビット線対と電気的に接続されるデータ線
対、該データ線対の電位差を増幅し、該データに対応す
る信号を出力するためのメインアンプを備えた半導体記
憶装置であって、該メインアンプは、該データ線対の電
位差が予め決められた一定の値より大きくなった時には
じめて該データに対応する信号を出力し、該メインアン
プは、該データ線対の一方に接続された+入力端子及び
他方に接続された−入力端子を有する差動増幅器を有し
ており、該差動増幅器は、該+入力端子に入力される信
号の電位が、該−入力端子に入力される信号の電位に予
め決められた一定の電圧を加えた電位より高くなった時
にはじめて出力信号を反転させ、該差動増幅器の出力信
号が反転したのを契機として、該メインアンプは該デー
タに対応する信号を出力することにより、上記目的が達
成される。本発明の半導体記憶装置は、データを記憶す
るためのメモリセル、該メモリセルに記憶されたデータ
に応じた電位にチャージされるビット線対、該ビット線
対と電気的に接続されるデータ線対、該データ線対の電
位差を増幅し、該データに対応する信号を出力するため
のメインアンプを備えた半導体記憶装置であって、該メ
インアンプは、該データ線対の電位差が予め決められた
一定の値より大きくなった時にはじめて該データに対応
する信号を出力し、該メインアンプは、+入力端子及び
−入力端子を有する第1及び第2の差動増幅器を有して
おり、該第1の差動増幅器の該+入力端子及び該第2の
差動増幅器の該−入力端子は該データ線対の一方に接続
され、該第1の差動増幅器の該−入力端子及び該第2の
差動増幅器の該+入力端子は該データ線対の他方に接続
されており、該差動増幅器のそれぞれは、該+入力端子
に入力される信号の電位が、該−入力端子に入力される
信号の電位に予め決められた一定の電圧を加えた電位よ
り高くなった時にはじめて出力信号を反転させ、該第1
及び第2の差動増幅器の内少なくとも一方の出力信号が
反転したのを契機として、該メインアンプは該データに
対応する信号を出力することにより上記目的が達成され
る。 前記差動増幅器は、前記−入力端子に接続されてい
る第1のNMOSトランジスタ、前記+入力端子に接続
されている第2のNMOSトランジスタ、及び該第1の
NMOSトランジスタのソースと該第2のNMOSトラ
ンジスタのソースとの接合点の電位をプルダウンするた
めのトランジスタを有し、該第2のNMOSトランジス
タの該ソースと該接合点との間にインピーダンスが挿入
されていてもよい。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【作用】本発明の半導体記憶装置では、列信号線がアク
ティブにされてからメインアンプを活性化するための信
号線がアクティブにされるまでの時間は、データ線対の
の電位差が十分大きくなるのに要する時間と無関係に決
めてよい。例えば、列信号線とメインアンプを活性化す
るための信号線は同時にアクティブにされてもよい。本
発明の半導体装置では、データ線対の電位差が予め決め
られた電位差より小さければ、メインアンプ出力線はい
ずれも非アクティブ(H)のままである。データ線対の
電位差がその予め決められた電位差よりも大きくなった
時点ではじめてメインアンプ出力線のいづれかがアクテ
ィブ(L)になる。
【0040】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0041】図1は、本発明の半導体記憶装置の回路の
一部を示す。図1は、メインアンプ5を除いて、図5と
同じである。図2は、本発明の半導体記憶装置における
メインアンプ5及び出力回路6の回路例を示す。図2
は、本発明の2つの差動増幅器70、71を示してい
る。図2は、差動増幅器70、71を除いて、図6と同
じである。
【0042】図3は、本発明による差動増幅器70の回
路例を示す。差動増幅器71の構成は差動増幅器70の
構成と同様である。本発明による差動増幅器70の構成
と図6の従来の差動増幅器60の構成とが異なる点は、
差動増幅器70において、NMOSトランジスタ91と
接合点99との間にインピーダンスが挿入されている点
である。NMOSトランジスタ91と接合点99との間
にインピーダンスを挿入するためには、例えば、図3に
示すように、NMOSトランジスタ91と接合点99と
の間にNMOSトランジスタ93を設け、NMOSトラ
ンジスタ91のソースの電位がNMOSトランジスタ9
0のソースの電位よりも高くなるようにすればよい。そ
の結果、差動増幅器70の+入力端子73Aに入力され
る信号の電位が、差動増幅器70の−入力端子73Bに
入力される信号の電位に予め決められた一定の電圧を加
えた電位より高くなった時にはじめて、差動増幅器70
の出力端子79から出力される信号は反転する。この予
め決められた一定の電圧を「入力オフセット電圧」と呼
ぶ。差動増幅器70から出力される信号が反転する時、
または、差動増幅器71から出力される信号が反転する
時、すなわち、データ線対32の電位差が入力オフセッ
ト電圧より大きくなった時にはじめて、メインアンプ5
は、メモリセル33から読み出されたデータに対応する
信号を出力する。
【0043】図9は、本発明の差動増幅器70、71に
よって得られる効果を、図6の従来の差動増幅器60、
61を用いて模式的に示したものである。図9におい
て、差動増幅器60、61は、電池80、81により入
力オフセット電圧を与えられる。
【0044】図4は、図2に示した差動増幅器70、7
1を有する半導体記憶装置が動作する場合における各種
の信号線の電位の変化を示す。図4において、横軸は経
過時間、縦軸は電圧を示す。従来例の図8と異なる点に
ついてのみ述べる。本実施例では、図4に示すように、
メインアンプを活性化するための信号線55をアクティ
ブにするタイミングを従来例よりも前に設定している。
メインアンプを活性化するための信号線55をアクティ
ブにするタイミングは、列信号線47をアクティブにす
るタイミングと同時でもよい。その結果、メインアンプ
5が活性化された時点では、データ線31Aとデータ線
31Bとの間の電位差が十分大きくなっておらず、上記
の入力オフセット電圧より小さいため、メインアンプ出
力線37A、37Bはいづれも非アクティブ(H)のま
まである。データ線31Aとデータ線31Bとの間の電
位差が上記の入力オフセット電圧よりも大きくなった時
点で、はじめてメインアンプ出力線37Bがアクティブ
(L)になる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、列信号線47がアクテ
ィブにされてからメインアンプ5を活性化するための信
号線55がアクティブにされるまでの遅延時間の設定を
省くことができる。言い換えると、データ線32Aとデ
ータ線32Bとの間の電位差が十分大きくなるまでメイ
ンアンプ5を活性化しないようにすることができる。こ
の遅延時間又はデータ線32Aとデータ線32Bとの間
の電位差が十分大きくなるまでの時間にばらつきが生じ
ても、メインアンプ5が誤ったデータを出力することは
ない。したがって、本発明によれば、不必要な遅延時間
のないアクセスタイムの短い半導体記憶装置を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の回路の一部を示す図
である。
【図2】本発明の半導体記憶装置におけるメインアンプ
の回路を示す図である。
【図3】本発明のメインアンプにおける差動増幅器の回
路を示す図である。
【図4】本発明の半導体記憶装置が動作する場合の各種
信号線の電位の変化を示す図である。
【図5】従来例の半導体記憶装置の回路の一部を示す図
である。
【図6】従来例の半導体記憶装置におけるメインアンプ
の回路を示す図である。
【図7】従来例のメインアンプにおける差動増幅器の回
路を示す図である。
【図8】従来例の半導体記憶装置が動作する場合の各種
信号線の電位の変化を示す図である。
【図9】本発明の差動増幅器を従来例の差動増幅器を用
いて模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 行デコーダ 3 列プリデコーダ 4 列デコーダ 5 メインアンプ 6 出力回路 30 ワード線 31 ビット線対 31A、31B ビット線 32 データ線対 32A、32B データ線 33 メモリセル 37A、37B メインアンプ出力線 47 列信号線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するためのメモリセル、該
    メモリセルに記憶されたデータに応じた電位にチャージ
    されるビット線対、該ビット線対と電気的に接続される
    データ線対、該データ線対の電位差を増幅し、該データ
    に対応する信号を出力するためのメインアンプを備えた
    半導体記憶装置であって、 該メインアンプは、該データ線対の電位差が予め決めら
    れた一定の値より大きくなった時にはじめて該データに
    対応する信号を出力し、 メインアンプは、該データ線対の一方に接続された+
    入力端子及び他方に接続された−入力端子を有する差動
    増幅器を有しており、該差動増幅器は、該+入力端子に
    入力される信号の電位が、該−入力端子に入力される信
    号の電位に予め決められた一定の電圧を加えた電位より
    高くなった時にはじめて出力信号を反転させ、該差動増
    幅器の出力信号が反転したのを契機として、該メインア
    ンプは該データに対応する信号を出力する、半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 データを記憶するためのメモリセル、該
    メモリセルに記憶されたデータに応じた電位にチャージ
    されるビット線対、該ビット線対と電気的に接続される
    データ線対、該データ線対の電位差を増幅し、該データ
    に対応する信号を出力するためのメインアンプを備えた
    半導体記憶装置であって、 該メインアンプは、該データ線対の電位差が予め決めら
    れた一定の値より大きくなった時にはじめて該データに
    対応する信号を出力し、 メインアンプは、+入力端子及び−入力端子を有する
    第1及び第2の差動増幅器を有しており、該第1の差動
    増幅器の該+入力端子及び該第2の差動増幅器の該−入
    力端子は該データ線対の一方に接続され、該第1の差動
    増幅器の該−入力端子及び該第2の差動増幅器の該+入
    力端子は該データ線対の他方に接続されており、該差動
    増幅器のそれぞれは、該+入力端子に入力される信号の
    電位が、該−入力端子に入力される信号の電位に予め決
    められた一定の電圧を加えた電位より高くなった時には
    じめて出力信号を反転させ、該第1及び第2の差動増幅
    器の内少なくとも一方の出力信号が反転したのを契機と
    して、該メインアンプは該データに対応する信号を出力
    する、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記差動増幅器は、前記−入力端子に接
    続されている第1のNMOSトランジスタ、前記+入力
    端子に接続されている第2のNMOSトランジスタ、及
    び該第1のNMOSトランジスタのソースと該第2のN
    MOSトランジスタのソースとの接合点の電位をプルダ
    ウンするためのトランジスタを有し、該第2のNMOS
    トランジスタの該ソースと該接合点との間にインピーダ
    ンスが挿入されている、請求項記載の半導体記憶装
    置。
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