JP2940412B2 - インデックス装置 - Google Patents

インデックス装置

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JP2940412B2
JP2940412B2 JP6228688A JP22868894A JP2940412B2 JP 2940412 B2 JP2940412 B2 JP 2940412B2 JP 6228688 A JP6228688 A JP 6228688A JP 22868894 A JP22868894 A JP 22868894A JP 2940412 B2 JP2940412 B2 JP 2940412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインデックス装置に係
り、更に詳しくは、電話番号あるいは住所等を記録した
複数枚のカードから所定のカードを開くことのできるイ
ンデックス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、50音順あるいはアルファベ
ット順に区分されたカードに、個人、法人の電話番号や
住所等を記録し、特定人の電話番号等の記録箇所を容易
に開くことのできるインデックス装置が知られている。
このインデックス装置は、上面側が開放した皿状の容器
本体に、電話番号並びに住所等を50音順に記録した複
数枚のカードを収容するとともに、容器本体の後方位置
で蓋体を回動可能に連結して当該蓋体を開閉可能とした
構成が採用されている。また、容器本体と蓋体との間に
は、蓋体の自由端側を容器本体から離間する方向に付勢
するコイルばねが介装されている一方、蓋体の自由端と
相対する容器本体の前方部分には上方からの押圧力付与
で解除可能な係合構造が採用されており、前記自由端に
沿ってスライド移動可能に設けられた鈎状フックを有す
るスライダを任意の位置に合せて前述の係合を解除する
ことで蓋体を開放することができ、所望の電話番号等が
記録された該当カードを直ちに表出させることができる
ようになっている。
【0003】このようなインデックス装置においては、
机上における電話器の近傍に設置して用いる態様が一般
的であり、これによって、電話使用時の番号調べが容易
とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インデックス装置にあっては、内部に収容されるカード
が一定の平面積を備えていることとの関係で、全体的な
平面積がある程度の大きさに設定されている一方、カー
ド積層高さは比較的に低いことから、簿型に形成されて
いる。そのため、インデックス装置を起立姿勢で机上に
設置することは困難であり、容器本体の底壁が机上等の
上面に接する態様でインデックス装置が置かれることと
なり、これが机上の有効作業面積を減少させる不都合の
要因となっていた。尤も、インデックス装置を机の引き
出し等に収納すれば前記不都合は解消し得るが、この場
合には、電話器との離間距離が長くなってインデックス
装置がもたらす本来的な効果は消失することになる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、インデックス
装置を電話器等の近傍で起立姿勢に保持可能とし、机上
等における有効面積の減少を極力回避することのできる
インデックス装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、上面側に複数枚のカードが収容された容器本体と、
この容器本体の後方位置に回動可能に連結された蓋体と
を備え、この蓋体の自由端側を開くことで所定のカード
が表出可能に設けられたインデックス装置において、前
記容器本体の後端に所定間隔を隔てて配置された一対の
平面部を設けるとともに、前記蓋体の基部端縁を前記平
面部と同一平面上に位置可能に設け、前記平面部及び蓋
体の基部端縁を被設置面に着座させて起立姿勢に保持可
能に設ける、という構成を採っている。
【0007】
【0008】また、本発明は、上面側に複数枚のカード
が収容された容器本体と、この容器本体の後方位置に回
動可能に連結された蓋体とを備え、この蓋体の自由端側
を開くことで所定のカードが表出可能に設けられたイン
デックス装置において、前記容器本体の後端に凹部を設
ける一方、当該凹部に嵌合可能な支持突部を有するスタ
ンドを設け、前記凹部に支持突部を嵌合することで前記
スタンド上で起立可能に設け、これによって前述の目的
をより良く達成しようとしたものである。なお、この構
成においては、前記容器本体及び蓋体は、前記スタンド
上に支持された状態で起立位置から略水平位置に倒伏可
能に設ける構成が併せて採用されている。
【0009】
【作用】蓋体を閉じた状態において、前記蓋体の基部端
縁及び平面部は、同一平面上に位置することとなる。
って、基部端縁及び平面部が下となる姿勢でインデック
ス装置を起立姿勢に保持することができる。
【0010】インデックス装置をスタンドによって起立
姿勢に保持する態様においては、スタンドの平面積を一
定以上に設定することでより一層の安定化を図ることが
できる。このスタンドに支持された状態でインデックス
装置全体を略水平方向に倒伏可能とした構成では、イン
デックス装置を常に一定の位置で起立、倒伏させること
ができ、机上等における装置所在の明瞭化が図られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るインデックス装置の一実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1にはインデックス装置の正面図が示さ
れ、図2にはその分解斜視図が示されている。また、図
3にはインデックス装置を裏面側から見た斜視図が示さ
れている。これらの図において、インデックス装置10
は、上面側が開閉される容器本体11と、この容器本体
11の後方位置に基部が連結されて前記開閉動作を行う
蓋体12とを含んで構成されている。
【0013】容器本体11は、図2及び図3に示される
ように、ベース15と、このベース15内に固定される
カードホルダ18とにより構成されている。ベース15
は後方側が緩やかに傾斜して二股に分れた傾斜部20A
を備えた底壁20と、この底壁20の短寸幅方向両側か
ら立設された一対の側壁21と、これら側壁21の後方
間に連設されるとともに、略中央部にスリット23が形
成された後壁22とにより構成されている。後壁22
は、図2ないし図4に示されるように、左右両側が底壁
20の面方向と略直交する方向に向けられた一対の設置
部として作用する平面部22Aと、これらの平面部22
Aから内向きの段部22Bを介して凹んだ位置に連設さ
れた湾曲面部22Cとを備えた形状に設けられている。
ここにおいて、前記段部22B及び湾曲面部22Cで囲
まれる領域が凹部19として形成されている。平面部2
2Aは、前記底壁20における傾斜部20Aの先端から
も連なる形状をなし、比較的に大きな平面積が確保でき
るようになっている。また、平面部22Aは、前記蓋体
12を閉じたときに当該蓋体12の基部端縁12Aと略
同一平面上に位置するようになっている。
【0014】図3に示されるように、各平面部22A,
22Aとこれに連なる段部22B,22Bとの角部には
溝24が形成されており、段部22B,22Bの相対面
には突起25,25がそれぞれ形成されている。また、
段部22B,22B間には平面部22Aと面一に連なる
状態でキャップ26が着脱自在に装着されるようになっ
ている。このキャップ26は、一片側が僅かに短くなっ
た略V字状の外形とされ、その短寸幅側の片26Aに
は、前記湾曲面部22Cに形成されたスリット23に嵌
合するフック26Bが設けられ、長手方向の両端部分に
は、前記段部22Bに形成された溝24に挿入されるガ
イド突起26Cが設けられている。キャップ26を装着
した状態では、当該キャップ26の長寸幅側の片26D
は、その外側面が前記平面部22Aと面一に連なるよう
に形成されている。
【0015】なお、前記ベース15の底壁20と湾曲面
部22Cとには、ねじ固定部27が四箇所に設けられて
おり、これらのねじ固定部27と前記カードホルダ18
に形成されたねじ穴28Aとを合せてねじ17をねじ込
むことで、ベース15とカードホルダ18とが一体化で
きるようになっている。
【0016】前記カードホルダ18は、図2に示される
ように、略平板状に形成されるとともに前記ねじ穴28
Aを有するカード支持面部28と、このカード支持面部
28の一端側に落込み面部29を介して上方に向けられ
た押圧面部30と、この押圧面部30が形成された位置
と反対側の左右二箇所に設けられた第1及び第2の軸受
筒32及び33と、前記カード支持面部28の下面にお
いて前記底壁20の上面形状に沿う脚片34とを備えて
構成されている。なお、前記落込み面部29は、押圧面
部30に上方からの押圧力を与えた時に、当該押圧面部
30が外側に若干撓むことのできる板厚に設定されてい
る。
【0017】前記カードホルダ18の上面には電話番号
等が記録される複数枚のカードPが保持される。これら
のカードPは、カード収束具31を介してカードホルダ
18に保持可能とされ、このカード収束具31は、前記
第1及び第2の軸受筒32及び33の間に着脱自在に装
着できるようになっている。
【0018】前記第1の軸受筒32内には、コイルばね
36が収容されている。このコイルばね36の一端側は
カード支持面部28に形成された溝28B内に係止され
ている一方、他端側は、前記蓋体12の内面側に突設さ
れた二条の突片38間に係止され、これにより、常時は
蓋体12に開く方向への付勢力が与えられるようになっ
ている。また、第1の軸受筒32の外側には、前記蓋体
12の基部側に設けられた第1のピン40を軸支するピ
ン収容穴42(図1参照)が形成されている。この一
方、第2の軸受筒33の外側は、図1及び図5に示され
るように、若干内側に落ち込んだ位置にピン収容穴43
が形成されており、このピン収容穴43に、前記ピン4
0と相対的に配置された第2のピン45が収容できるよ
うになっている。また、ピン収容穴43の外周側には、
図6にも示されるように、内向き隆起部47Aを有する
楕円状の円弧面となったガイド面47が形成されてい
る。
【0019】前記第2のピン45は、図5に拡大して示
されるように、部分的な楕円状部45Aを備えた形状に
設けられている。この楕円状部45Aを含む第2のピン
45の外周にはシリコーンゴム等からなる弾性リング5
5が楕円形状に変形した状態で嵌合される。この弾性リ
ング55は、前記蓋体12が閉塞位置にある時に、図6
中点線で示される位置に存在してガイド面47とは殆ど
接触しない位置に設定される。この一方、蓋体12の回
動に追従して弾性リング55が矢印A方向に回転するに
従い、ガイド面47に形成された内向き隆起部47Aに
弾性リング55が接触して両者間に摩擦抵抗が生じるよ
うになっており、これによって蓋体12の開き速度が次
第に減速するダンパ効果が得れれるようになっている。
【0020】前記蓋体12の自由端側にはスライダ60
が装着されている。このスライダ60にはカードPの自
由端縁に段階的に係合可能な鈎上のフック部61が一体
的に設けられている。スライダ60は、蓋体12の内側
縁に沿って刻設された複数の溝62に係脱可能に設けら
れており、蓋体12の表側面には各溝62に対応した5
0音順の文字欄63(図1参照)が印刷され、スライダ
60を特定の溝62に合せて蓋体12を開いた時に、当
該溝60の位置に対応した50音の頭文字に相当するカ
ードが表出可能となる。
【0021】図4に示されるように、前記インデックス
装置10は、前述のキャップ26を取り外した状態で、
後端部分が大きく内側に凹んだ凹部19を形成するよう
になっており、この凹んだ領域内を利用してインデック
ス装置10を支持するスタンド70が別体として設けら
れている。このスタンド70は、下面側が平面に設けら
れたベース部71と、このベース部71の図4中右側手
前に形成された支持突部72と、この支持突部72の後
方に形成された印鑑収納部74と、これら支持突部72
及び印鑑収納部74の左側位置で上方に向けて突設され
たペンケース部76と、このペンケース部76の外側に
設けられたクリップ等の収納部77と、当該収納部77
及び前記ペンケース部76の後方に形成されたタック8
0(図7参照)等の収納部79とを備えて構成されてい
る。
【0022】前記支持突部72は、前記インデックス装
置10の凹部19内に嵌合可能な外形を備えており、そ
の長手方向両側には、溝72A,72Aがそれぞれ形成
されている。これらの溝72A,72Aは、前記容器本
体11の段部22Bに形成された突起25を上方より差
し込んで相互に係合でき、これにより、インデックス装
置10全体を起立姿勢に保持することができるようにな
っている。なお、前記支持突部72と印鑑収納部74と
の間におけるベース部70上には支持突部72と平行な
方向に延びる突片82が形成されており、この突片82
は、前記蓋体12の基部側端縁に係合可能に設けられて
起立姿勢の安定化が実現される。
【0023】インデックス装置10は、スタンド70の
支持突部72によって起立姿勢に支持された状態から、
図7中二点鎖線で示される位置に倒伏可能とされてい
る。これは、前記容器本体11側の突起25が支持突部
72の溝72Aに遊嵌されているため、突起25を支点
としたインデックス装置10全体の回動が許容されるた
めである。
【0024】また、インデックス装置10はスタンド7
0から外した状態で、前述のキャップ26を装着し、図
8に示されるように、容器本体の後端に位置する平面部
22Aと、キャップ26における片26Dの外側面と、
蓋体12の基部端縁12Aとが被設置面Sに着座して単
独で起立させることができ、また、図9に示されるよう
に、略水平状態に倒伏して蓋体12を開閉させる使用も
可能となっている。
【0025】次に本実施例の作用について説明する。
【0026】今、蓋体12によって容器本体11の上面
側が閉塞されているものと仮定する。ここで、容器本体
11の押圧面部30を上方より押圧すると、当該押圧面
部30が外側に僅かに撓み、このとき押圧面部30と蓋
体12の自由端との係合が解除されることとなる。
【0027】この係合解除がなされると、蓋体12にコ
イルばね36の付勢力が作用していることから、蓋体1
2は第1及び第2のピン40,45の軸線を支点として
起立する方向に回動する。この回動の初期段階におい
て、第2のピン45に楕円状に嵌合されている弾性リン
グ55は、これの周囲に存在するガイド面47に対して
殆ど接触しない状態で回動する。そして、蓋体12が一
定角度回動して最終回動位置の手前側に到達すると、弾
性リング55の最大径部周辺の外面がガイド面47の内
向き隆起部47Aに当接して次第に接触抵抗を増大させ
ることとなり、この時、蓋体12の開き速度が徐々に減
速されてゆっくりと最終回動位置に到達する。蓋体12
を閉塞するときは、その自由端側を閉塞位置まで倒伏さ
せることで押圧面部30と自由端との相互係合が適宜な
クリック動作を以て行われ、以後の閉蓋状態が維持され
る。
【0028】前記インデックス装置10をスタンド70
と共に利用する場合には、図7に示されるように、イン
デックス装置10の不使用時にこれを起立させておき、
使用するときに倒伏して押圧面部30を押圧して蓋体1
2を開くことができる。この一方、スタンド70を用い
ることなくインデックス装置10を単体として利用する
ときは、図8に示されるように、容器本体11の平面部
22Aの外側面、キャップ26の片26D外側面及び蓋
体12の基部端縁12Aを下にして起立可能となる。そ
してこれを使用するときは、図9に示されるように倒伏
して前述と同様に押圧面部30を押圧すればよい。
【0029】このような実施例によれば、前記インデッ
クス装置10は、容器本体11の平面部22Aと、この
平面部22Aと面一に連なるキャップ26における片2
6Dの外側面と、蓋体12の基部端縁12Aとを設置部
として被設置面S上で起立姿勢に保持することができ、
単体として用いた場合でも不使用時における机上の有効
面積を広く確保できるという効果がある。
【0030】また、インデックス装置10をスタンド7
0に組み合わせて用いる態様では、当該スタンド70上
において、インデックススタンド10を更に一層の安定
性を付与して起立させることができ、しかも、スタンド
70に形成されたペンケース部76等との併用によっ
て、机上に文具を散乱させる虞も有効に回避することが
できる。
【0031】さらに、蓋体12の基部に設けられたピン
45に楕円状部45Aを設けるとともに、これの外周に
弾性リング55を嵌合して楕円状に変形させることがで
きる一方、この弾性リング55の周囲に、内向き隆起部
47Aを備えた円弧状のガイド面47を配置する構成と
したから、蓋体12の開き角度が大きくなるにつれて開
き速度を次第に減速するダンパ効果が得られ、耳障りな
音の発生を良好に回避でき、蓋体12が勢いよく開いた
時に見られるカード浮き上がりを防止しつつ確実に所望
のカードを表出させることができる。また、弾性リング
55をシリコーンゴム等によって形成したから、樹脂製
のものに比べて大きな摩擦抵抗を得ることができるとと
もに、弾性リング55に寸法誤差等があっても何等の不
利もなく期待するダンパ効果を確保することができる。
【0032】また、前述のダンパ効果を得るための構造
は、機能上もとより必要となる第2のピン45に僅かな
形状変化を与えて弾性リング55を装着する一方、これ
に対応するガイド面47をピン収容穴43の外側に形成
しただけであるため、極めて簡単な構造とすることがで
き、既存のインデックス装置に比して製造コストを上昇
させる虞も殆どない。
【0033】なお、前記実施例において、容器本体11
の後端に平面部22Aを設けるとともに、この平面部2
2Aと同一平面上に位置するキャップ26及び蓋体12
の基部端縁12Aを設置部として構成する例を図示説明
したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではな
い。例えば、容器本体11及び蓋体12の側壁部分の上
下方向幅を比較的広く確保するようにしてこれを設置部
として構成する変形等も可能である。但し、デザイン若
しくは機能上の美観を考慮した場合には、前記実施例構
成が有利であろう。
【0034】また、第2のピン45を蓋体12側に設け
て弾性リング55を嵌合する一方、これに対応したピン
収容穴43及びガイド面47を容器本体12側に設けた
ダンパ機構を図示説明したが、これらを逆の配置関係に
構成しても同様に実施することができる。また、ダンパ
機構は蓋体12の基部両側に一対設けることも考えられ
る。
【0035】さらに、ガイド面47の内向き隆起部47
Aの形成部位は、適宜周方向にシフトすることもでき、
これにより、弾性リング55との接触抵抗が生ずるポイ
ントを変化させてもよい。
【0036】また、インデックス装置10のキャップ2
6は必ずしも設けなくともよい。この場合においても平
面部22A及び蓋体12の基部端縁12Aによってイン
デックス装置10を起立姿勢に保持することが可能であ
る。
【0037】さらに、前記説明ではコイルばね36を用
いた例を説明したが、これを板ばね等に代替することが
可能であり、また、弾性リング55は、シリコーンゴム
以外の組成からなる種々のリングを採用してもよい。
【0038】また、容器本体11はベース15と、これ
に固定されるカードホルダ18との二分割構成を採用し
たが、カードホルダ18はベース11と一体成形物とし
て省略することもできる。この場合には、部品点数の削
減が図られるという別途の効果を得る。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、インデックス装置を
電話器等の近傍で起立姿勢に保持可能とし、机上等にお
ける有効面積の減少を極力回避できる、という従来にな
い優れた効果を奏するインデックス装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るインデックス装置の正面図であ
る。
【図2】前記インデックス装置の分解斜視図である。
【図3】前記インデックス装置に対するキャップ装着構
造を示す斜視図である。
【図4】前記インデックス装置とこれを保持するスタン
ドの斜視図である。
【図5】ダンパ機構を示す拡大斜視図である。
【図6】ダンパ機構の作用説明図である。
【図7】前記インデックス装置をスタンドに保持した状
態の側面図である。
【図8】前記インデックス装置を単体として起立させた
状態を示す側面図である。
【図9】前記インデックス装置を単体として使用する状
態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 インデックス装置 11 容器本体 12 蓋体 12A 設置部を構成する基部端縁 19 凹部 22A 設置部を構成する平面部 70 スタンド 72 支持突部 P カード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面側に複数枚のカードが収容された容
    器本体と、この容器本体の後方位置に回動可能に連結さ
    れた蓋体とを備え、この蓋体の自由端側を開くことで所
    定のカードが表出可能に設けられたインデックス装置に
    おいて、前記容器本体の後端に所定間隔を隔てて配置さ
    れた一対の平面部を設けるとともに、前記蓋体の基部端
    縁を前記平面部と同一平面上に位置可能に設け、前記平
    面部及び蓋体の基部端縁を被設置面に着座させて起立姿
    勢に保持可能としたことを特徴とするインデックス装
    置。
  2. 【請求項2】 上面側に複数枚のカードが収容された容
    器本体と、この容器本体の後方位置に回動可能に連結さ
    れた蓋体とを備え、この蓋体の自由端側を開くことで所
    定のカードが表出可能に設けられたインデックス装置に
    おいて、前記容器本体の後端に凹部を設ける一方、当該
    凹部に嵌合可能な支持突部を有するスタンドを設け、前
    記凹部に支持突部を嵌合することで前記スタンド上に起
    立保持可能としたことを特徴とするインデックス装置。
  3. 【請求項3】 前記容器本体及び蓋体は、前記スタンド
    上に支持された状態で起立位置から略水平位置に倒伏可
    能に設けられていることを特徴とする請求項2記載のイ
    ンデックス装置。
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