JP2939315B2 - 形状保持板用折曲げ具 - Google Patents

形状保持板用折曲げ具

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JP2939315B2
JP2939315B2 JP25644790A JP25644790A JP2939315B2 JP 2939315 B2 JP2939315 B2 JP 2939315B2 JP 25644790 A JP25644790 A JP 25644790A JP 25644790 A JP25644790 A JP 25644790A JP 2939315 B2 JP2939315 B2 JP 2939315B2
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直実 岡村
暁男 二村
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば部材、物品等の垂直・傾斜接合な
いしは所定角度の固定、商品の立体的ディスプレイ、あ
るいは置物や商品の転倒防止等を簡単に行うことができ
る形状保持複合粘着板や金属板等からなる形状保持板を
正確に所定位置で所定角度折曲げることができる新規な
形状保持板用折曲げ具に関するものである。
〔従来の技術〕
本出願人は部品、物品等の垂直接合、傾斜接合、垂直
固定、傾斜固定、立体ディスプレイ等を簡単に行うこと
のでき、さらに置物、商品等の転倒防止及び部材、商品
等の隅角部の強化保護を簡単に行うことができることを
目的として新規な商品である形状保持複合粘着板の特許
出願をした(特願平2−31953号)。
この形状保持複合粘着板は、有機高分子発砲体からな
る基板と、この基板の一面に接着された屈曲可能かつ形
状保持可能な金属板と、この基板の他面に塗布された粘
着剤と、この粘着剤層を介して基板の他面に剥離自在に
接着される離型紙とから成る構成をしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記粘着板を所定位置で所定角度折曲げて使用
する場合、手指で持って折り曲げる際、折曲げ部分が
大きく湾曲してしまい見栄えが悪い、また正確な角度
に折曲げたいとき、例えば垂直に折曲げるとき簡単にか
つ正確に折曲げることが難しい、かつ所定位置で折曲
げることができず、さらに折曲げ部分が斜めになって
しまう等という課題を有している。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、折
曲げ部分が斜めにならずに、かつ大きく湾曲しないとと
もに、所定の位置で正確な角度で自由に折曲げることが
でき、そして構造が簡単で廉価な折曲げ具を提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解消するため本発明に係る折曲げ具は、相
対向する一対の側板と該側板の底部を連結する底板とか
らなる凹形状をなす横長の挟持部材と、該挟持部材の先
端側において底板の表面と面一となるように一体的に形
成された設定板とからなり、前記側板の内面先端部側に
相対向するよう突出部を設け、該突出部間により形状保
持板を挟持する挟持溝を形成してなる形状保持板用折曲
げ具とした。
また前記設定板に前記挟持部材の先端付近から形状保
持板の折曲げ角度を示す角度目盛りを表示するようにす
るとともに、前記挟持部材の側板の外側面の長手方向に
沿って目盛りを付すようにすれば、所定位置において正
確に所定角度形状保持板を折曲げることができるので好
ましい。
さらに前記挟持部材の側板の先端側を外方向に向かっ
て斜めに切り欠きテーパ部を形成するとともに、側板先
端に僅かに丸みを付けるようにすれば、形状保持板を90
゜以上折曲げることができるとともに、形状保持板の折
曲げ部分に傷が付かないので好ましい。
さらにまた前記挟持部材を透明の合成樹脂材で作るよ
うにすれば、挟持部材内に挟持された形状保持板の位置
が見易く好ましい。
〔作用〕
挟持部材(12)が形成している凹状の収納部(20)内
に形状保持板(P)を押し込むようにして、すなわち突
出部(26)間の挟持溝(26a)の間隔(l)は形状保持
板(P)の厚みよりも狭いので側板(16)の弾性力に抗
して形状保持板(P)を押し込んで収納部(20)内に形
状保持板(P)を収納する。そして形状保持板(P)が
傾かないように底板(18)及び設定板(14)の表面にぴ
ったりとくっつけて折曲げたい箇所を、例えば形状保持
板(P)の後端部を側板(16)に表示された目盛り(2
8)に合わせる。その後挟持板(12)を指で支持し、例
えば90゜に折曲げたい場合は第3図の鎖線で示されるよ
うに挟持板(12)の先端部から突出した形状保持板
(P)を指で持ち、角度目盛り(30)の90゜の位置まで
折曲げる。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示す一実施例に基づいて具
体的に説明する。
第5図は出願人が先に出願した形状保持複合粘着板の
断面図であり、同図において(2)は基板、(4)は金
属板、(6)は粘着剤、(8)は離型紙である。基板
(2)は有機高分子発砲体、いわゆるスポンジ状の基板
である。金属板(4)は屈曲可能かつ形状保持可能なも
のであり、例えばアルミ、鉄、銅、真鍮、ステンレス等
が使用可能であるが、軽くてかつ安価であるという点で
特にアルミが好ましい。しかし本願発明は上述した形状
保持複合粘着板に限らず、例えば基板のない状態の物あ
るいは単に金属板のみであってもよく、以下これら被折
曲げ体を形状保持板(P)と称して説明する。
第1図は本発明に係る折曲げ具(10)の斜視図であっ
て、該折曲げ具(10)は合成樹脂材で作られており、好
ましくは透明の合成樹脂材で成形されており、、前記形
状保持板(P)を直接折曲げる挟持部材(12)と、該挟
持部材(12)と一体に作られ、形状保持板(P)の折曲
げ角度を設定する設定板(14)とを有している。
前記挟持部材(12)は、横長で所定間隔(D)開けて
相対向して平行となるよう設けられた一対の側板(16)
と、該側板(16)の底部において連結され第4図に示さ
れるように一体に成形された底板(18)とから構成さ
れ、断面凹状となっており、前記形状保持板(P)を収
納する収納部(20)を有している。この側板(16)の先
端部は前記設定板(14)の略中央に位置しており、該先
端部の外側面は斜めに切り欠かれたテーパ面(22)を有
している。またこの側板(16)の先端部は形状保持板
(P)を折り曲げる際に形状保持板(P)の折曲げ部の
ところで傷が付かないように丸みを有している。さらに
一対の側板(16)の内面側角部は形状保持板(P)が収
納部(20)内に入り易いように切り欠かれて上方に拡開
するテーパ(24)が形成されている。(26)は側板(1
6)の先端側の内方に突出形成された突出部であって、
図示の例では側板(16)の上面より底板(18)まで一連
に設けられているが、間欠的に数箇所設けるようにして
もよく、また対峙するように一箇所だけ設けるようにし
てもよい。この突出部(26)間で形状保持板(P)を挟
持する挟持溝(26a)を形成し、その間隔(l)は前記
側板(16)間の間隔(D)よりも狭いことは勿論のこと
であるが、形状保持板(P)の厚みよりも僅かに狭いよ
うに設定するのが形状保持板(P)をしっかりと挟持す
るので好ましい。また間隔(D)は形状保持板(P)の
厚みと同等か若しくはこれにより僅かに広い間隔を有し
ているものであ。なお(28)は側板(16)の外側面に設
けられた目盛りであって、形状保持板(P)をどこから
折曲げるかを表示するのに便利である。
前記設定板(14)は、その表面は前記底板(18)の表
面と面一となっており、底板(18)と同一の厚みとなっ
た板体である。該設定板(14)の表面には中心より分度
器のように角度目盛り(30)が付されている。従って形
状保持板((P)を挟持部材(12)により挟んで折曲げ
る際、正確な角度で折曲げることができる。また挟持板
(12)の側板(16)のテーパ部(22)によって形状保持
板(P)を90゜以上折曲げることが可能となる。なおこ
の設定板(14)は図示の例では円板状をしたものが例示
されていが、何も円板状に限る必要はなく、四角形状の
ものであってもよく、また必要に応じて装飾効果を付し
たもの、例えば星形状のものであってもよい。なお前記
実施例では角度目盛り(30)は設定板(14)の表面に付
した例を示しているが、設定板(14)が透明体であれば
裏面に角度目盛り(30)を付すようにすれば表面が凹凸
せず面一となるので好ましい。
本発明の折曲げ具(10)は以上のような構成をしてお
り、次にその使用の仕方について説明する。先ず挟持部
材(12)が形成している凹状の収納部(20)内に形状保
持板(P)を押し込むようにして、すなわち突出部(2
6)間の挟持溝(26a)の間隔(l)は形状保持板(P)
の厚みよりも狭いので側板(16)の弾性力に抗して形状
保持板(P)を押し込んで収納部(20)内に形状保持板
(P)を収納する。そして形状保持板(P)が傾かない
ように底板(18)及び設定板(14)の表面にぴったりと
くっつけて折曲げたい箇所を、例えば形状保持板(P)
の後端部を側板(16)に表示された目盛り(28)に合わ
せる。その後挟持板(12)を指で支持し、例えば90゜に
折曲げたい場合は第3図の鎖線で示されるように挟持板
(12)の先端部から突出した形状保持板(P)を指で持
ち、角度目盛り(30)の90゜の位置まで折曲げる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、折曲げたい形状
保持板の厚みに適した挟持部材と角度目盛りが付された
設定板とを一体に成形するようにしたので、厚みの薄い
金属板や形状保持複合粘着板等からなる形状保持板を正
確な位置及び角度で、かつ折曲げ部が大きく湾曲するこ
となくきれいに折曲げることができるとともに、簡単な
構成でもって安価に製造できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る折曲げ具の斜視図、 第2図は、折曲げ具の正面図、 第3図は、第2図における上面図、 第4図は、第2図におけるIV−IV線断面図、 第5図は、形状保持複合粘着板の構成を示す概略断面図
である。 (10):折曲げ具、(12):挟持部材、 (14):設定板、(16):側板、 (18):底板、(20):収納部、 (22):テーパ部、(26):突出部、 (26a):挟持溝、(28):目盛り、 (30):角度目盛り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 53/00 - 53/84 B21D 5/00 - 5/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する一対の側板と該側板の底部を連
    結する底板とからなる凹形状をなす横長の挟持部材と、
    該挟持部材の先端側において底板の表面と面一となるよ
    うに一体的に形成された設定板とからなり、前記側板の
    内面先端部側に相対向するよう突出部を設け、該突出部
    間により形状保持板を挟持する挟持溝を形成したことを
    特徴とする形状保持板用折曲げ具。
  2. 【請求項2】前記設定板に前記挟持部材の先端付近から
    形状保持板の折曲げ角度を示す角度目盛りを表示したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の形状保持板用折曲げ
    具。
  3. 【請求項3】前記挟持部材の側板の外側面に長手方向に
    沿って目盛りを付したことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の形状保持板用折曲げ具。
  4. 【請求項4】前記挟持部材の側板の先端側を外方向に向
    かって斜めに切り欠きテーパ部を形成するとともに、側
    板先端に僅かに丸みを付けたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の形状保持板用折曲げ具。
  5. 【請求項5】前記挟持部材が透明の合成樹脂材からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の形状保持板用折曲げ具。
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