JP2939245B1 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2939245B1
JP2939245B1 JP15796398A JP15796398A JP2939245B1 JP 2939245 B1 JP2939245 B1 JP 2939245B1 JP 15796398 A JP15796398 A JP 15796398A JP 15796398 A JP15796398 A JP 15796398A JP 2939245 B1 JP2939245 B1 JP 2939245B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
prize
payout
balls
prize ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15796398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11347222A (ja
Inventor
邦夫 松元
Original Assignee
株式会社藤商事
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社藤商事 filed Critical 株式会社藤商事
Priority to JP15796398A priority Critical patent/JP2939245B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2939245B1 publication Critical patent/JP2939245B1/ja
Publication of JPH11347222A publication Critical patent/JPH11347222A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 賞球と貸し球とが合い前後して供給皿に払い
出された場合でも、供給皿に遊技球を案内する球案内口
を遊技者が見れば、その時の遊技球が賞球か貸し球かを
容易に判断できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 発射手段26に供給する遊技球を貯留する
供給皿21と、入賞条件が成立した時の賞球払い出し指令
により賞球を、球貸し要求により貸し球を払い出す払い
出し手段とを備え、払い出し手段からの賞球を供給皿21
に案内する賞球案内口52と、払い出し手段からの貸し球
を供給皿21に案内する貸し球案内口53とを別々に設けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の弾
球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所謂CR機と言われるパチンコ機等の弾
球遊技機では、前枠の裏側に遊技球の払い出し手段を備
え、遊技盤側の入賞手段に遊技球が入賞した時の賞球払
い出し指令、及び遊技者が球貸し操作手段を操作した時
の球貸し機からの球貸し要求に応じて払い出し手段が作
動し、入賞時には規定個数の遊技球を賞球として、また
球貸し要求時にはその要求に応じた個数の遊技球を貸し
球として夫々案内口から上皿に払い出すようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、遊技者が球貸し操作手段を操作した時の球貸し要求
と、遊技球が入賞手段に入賞した時の賞球払い出し指令
とが続いた場合、遊技者は案内口から上皿に案内される
遊技球を見ても、その遊技球が球貸し要求による貸し球
であるのか、又は入賞による賞球であるのか判断し難
い。
【0004】即ち、従来の弾球遊技機では、貸し球も賞
球も全て単一の払い出し手段から払い出されて、その遊
技球が同じ案内経路を経て単一の案内口から上皿内へと
案内されるため、案内口から上皿内に排出される遊技球
を見ただけでは、直ちにその遊技球が貸し球と賞球との
何れであるか判断することができない。
【0005】このため、上皿の遊技球が少なくなって球
貸し操作をした後に、払い出し手段が作動して遊技球が
順次払い出されるような状況が生じた場合には、その遊
技球の払い出し状況から賞球の払い出し状況を把握して
ゲームを行うことが難しくなる。従って、賞球を確実に
把握しながらゲームを行うには、常に遊技盤の入賞手段
への遊技球の入賞状況を確実に把握し、遊技球の払い出
しを受けた時に、その遊技球がどの時点のどの入賞手段
への入賞によるものかを知っておく必要がある。しか
し、これは、実際のゲームでは非常に困難であり、却っ
て遊技者のゲームに対する興趣を損なう恐れがある。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
賞球と貸し球とが合い前後して供給皿に払い出された場
合でも、供給皿に遊技球を案内する球案内口を遊技者が
見れば、その時の遊技球が賞球か貸し球かを容易に判断
できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、発射手段26に
供給する遊技球を貯留する供給皿21と、入賞条件が成立
したときの賞球払い出し指令により賞球を、球貸し要求
により貸し球を夫々払い出す払い出し手段40,80,80A,80
B,82とを備えた弾球遊技機において、前記払い出し手段
40,80,80A,80B からの賞球を前記供給皿21に案内する賞
球案内口52,81,81A,81B と、前記払い出し手段40,82 か
らの貸し球を前記供給皿21に案内する貸し球案内口53,8
3 とを別々に設け、賞球払い出し動作の待機中に球貸し
要求を受けたときに、前記払い出し手段40に未処理分の
賞球払い出し動作の開始に優先して貸し球払い出し処理
を行わせる球貸し優先制御手段69と、貸し球払い出し動
作中に球貸し要求の受け付けを禁止する受け付け禁止制
御手段72とを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0009】図1〜図7は本発明の第1の実施形態を例
示する。図1はカード式弾球遊技機の正面図を示し、1
は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 に開
閉自在に枢着された前枠3 を備えている。遊技機本体1
は、プリペイドカード式の球貸し機4 と左右に交互に並
べて島側に装着されている。
【0010】球貸し機4 は遊技球の貸し出し処理を行う
ためのもので、プリペイドカードを挿脱自在に挿入する
カード挿排口5 と、カード挿排口5 に挿入されたプリペ
イドカードに対して情報の読み取り書き込みを行うカー
ド読取書込手段6 と、カード挿排口5 にプリペイドカー
ドを挿入した時に点灯するカード挿入表示ランプ7 と、
図外のカード挿排用の送り手段とを備えている。
【0011】前枠3 はガラス扉8 及び前面板9 を備え、
その裏側に遊技盤10が配置されている。遊技盤10は前枠
3 の裏側の三方枠11(図2参照)等に後方から着脱自在
に装着されている。遊技盤10の前面には、遊技球を案内
するガイドレール12と、そのガイドレール12の内側の遊
技領域13に配置された入賞手段14〜17、変動図柄表示手
段18、始動手段19、大入賞手段20、その他の遊技部品が
設けられている。
【0012】前面板9 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿(供給皿)21と、この上皿21を覆う上皿カバー22と
が装着され、その上皿カバー22に球貸し用の残額表示手
段23と球貸し操作手段24とが設けられている。前枠3 の
下部には、余剰球を貯留する下皿25と、遊技盤10側に遊
技球を発射するための発射手段26用の発射ハンドル27と
が設けられている。
【0013】残額表示手段23は、カード読取書込手段6
により読み取られたプリペイドカードの有価価値を表示
するためのもので、例えば7セグメント式のLED等に
よって構成されている。なお、残額表示手段23は、プリ
ペイドカードの残額を直接数字で表示しても良いし、使
用度数を数字で表示しても良く、その表示形態は問わな
い。
【0014】球貸し操作手段24は、カード読取書込手段
6 からの情報に基づいて遊技球の貸し出し操作を行い且
つカード読取書込手段6 を操作する機能と、ゲーム終了
時等にプリペイドカードを返却するように球貸し機4 側
を操作する機能とを有し、例えば貸し出しスイッチと返
却スイッチとにより構成されている。貸し出しスイッチ
は遊技球の貸し出し操作用であり、返却スイッチはプリ
ペイドカードの返却操作用である。
【0015】図2は弾球遊技機の背面図を示す。図2に
おいて、発射手段26は、打撃槌28と、打撃槌28を駆動す
る発射モータ29とを備え、発射ハンドル27を操作した時
に発射モータ29が打撃槌28を駆動して、上皿21側から1
個づつ供給される遊技球を打撃槌28により打撃して遊技
盤10側に発射させるようになっている。
【0016】30は裏機構板で、三方枠11に開閉自在に枢
着され、且つ遊技盤10を裏側から押圧して固定するよう
に閉状態でロックされている。裏機構板30には、その中
央部に開口部31が形成され、この開口部31に遊技盤10の
裏側の裏カバー32と入賞球タンク33とが嵌合されてい
る。
【0017】裏カバー32は、遊技盤10に装着された入賞
手段14〜17、大入賞手段20等の各遊技部品を裏側から覆
うように配置されている。入賞球タンク33は、入賞手段
14〜17等に入賞して遊技盤10の裏側に通過した遊技球を
集めて貯留するためのもので、裏カバー32の下側に配置
されている。入賞球タンク33の下部の排出口34側に、こ
の排出口34内の入賞球を検出する入賞球検出スイッチ35
と、入賞球検出スイッチ35が遊技球を検出した時に作動
してその遊技球を1個づつ排出する排出ソレノイド36を
備えた入賞球排出手段37とが設けられている。
【0018】裏機構板30には、開口部31の上側に遊技球
タンク38と案内レール39とが、左右方向の一側方に払い
出し手段40と通路ユニット41とが夫々装着されている。
遊技球タンク38は島側の球補給装置から補給された遊技
球を貯留するためのもので、この遊技球タンク38から案
内レール39を経て払い出し手段40側に遊技球を供給する
ようになっている。
【0019】払い出し手段40は、入賞球排出手段37によ
る入賞球の排出動作に同期して行う賞球の払い出し用
と、球貸し機4 側からの球貸し要求に応じて行う貸し球
の払い出し用とに兼用されている。払い出し手段40は、
上下方向に配置された払い出しケース40a と、この払い
出しケース40a 内に横軸回りに回転自在に設けられた回
転体40b と、この回転体40b を駆動する払い出しモータ
40c とを備え、回転体40b の回転により遊技球タンク38
内の遊技球を賞球又は貸し球として払い出すようになっ
ている。
【0020】通路ユニット41は、図3〜図6に示すよう
に払い出し通路42、溢流式の分流手段43、切り換え手段
44及び分流通路45等を備え、裏機構板30と通路カバー62
等に設けられている。払い出し通路42は、払い出し手段
40からの遊技球を案内するためのものである。
【0021】分流手段43は、前下がり状に傾斜する溢流
板46を有する落下通路47と、払い出し通路42の下端側に
設けられ且つ払い出し通路42からの遊技球を落下通路47
を経て溢流板46上に落下させる落下板48とを備え、上皿
21側の遊技球が満杯状態の時に、溢流板46上に落下した
遊技球をその後端側から分流通路45へと溢流させるよう
になっている。
【0022】落下通路47は、下セット板49に形成された
賞球案内通路50及び貸し球案内通路51に連通され、また
賞球案内通路50及び貸し球案内通路51は賞球案内口52及
び貸し球案内口53に接続されている。下セット板49は遊
技盤10を下側から支承するように、三方枠11の下端部で
前枠3 の裏側に固定されている。
【0023】賞球案内口52及び貸し球案内口53は、前面
板9 の裏側に装着された通路ケース54により構成され、
この賞球案内口52から賞球を、貸し球案内口53から貸し
球を夫々上皿21へと案内するようになっている。なお、
賞球案内口52及び貸し球案内口53は、前面板9 が開閉自
在であるため、この前面板9 を閉じた時に各賞球案内通
路50及び貸し球案内通路51の前側に接続するようになっ
ている。
【0024】前面板9 の前面には、賞球案内口52及び貸
し球案内口53に跨がってその上側に化粧カバー55が装着
され、その化粧カバー55に賞球案内口52と貸し球案内口
53とに対応して賞球表示手段56と貸し球表示手段57とが
設けられている。
【0025】各表示手段56,57 は、賞球の払い出しと貸
し球の払い出しとを遊技者に識別可能に点滅表示等で報
知する報知手段を構成するもので、図5及び図6に示す
ように、化粧カバー55に横方向に所定間隔おきに設けら
れたレンズ部56a,57a と、この各レンズ部56a,57a の裏
側に配置された発光体56b,57b とを備えている。各発光
体56b,57b は基板58に装着され、前面板9 の裏側等に固
定されている。
【0026】切り換え手段44は、賞球の払い出しと貸し
球の払い出しとに応じて、溢流板46上に落下した遊技球
を賞球案内通路50と貸し球案内通路51とに択一的に切り
換えて案内するためのもので、縦軸59廻りに左右方向に
回動自在に枢支された切り換え板60と、この切り換え板
60を縦軸59廻りに切り換え駆動する切り換え駆動手段61
とを備え、落下板48から落下する遊技球が溢流板46上に
載るように、落下通路47の案内通路50,51 側に配置され
ている。切り換え駆動手段61は、正逆転モータ、ソレノ
イド等からなり、溢流板46の下側のボスにネジ等を介し
て固定されている。
【0027】分流通路45は、裏機構板30と通路カバー62
との間に上下方向に形成され且つ上端側が分流手段43に
連通する縦通路63と、前枠3 の下部の裏側に固定され且
つ縦通路63から落下する遊技球を受ける受け樋64とによ
り構成され、受け樋64の遊技球を通口65を介して下皿25
へと案内するようになっている。
【0028】図7は弾球遊技機の制御系を例示する。図
7において、66は払い出し手段40を制御する払い出し制
御装置で、賞球払い出し制御手段67と貸し球払い出し制
御手段68と球貸し優先制御手段69とを備えている。賞球
払い出し制御手段67は、規定数(例えば15個)の賞球
を単位賞球払い出し動作として、入賞球検出スイッチ35
が入賞球タンク33内の入賞球を1個検出する毎に、払い
出し手段40が単位賞球払い出し動作を繰り返して賞球を
払い出すように払い出し手段40を制御すべく構成されて
いる。
【0029】貸し球払い出し制御手段68は、球貸し操作
手段24の球貸し操作に伴う球貸し機4 からの球貸し要求
があった時に、その球貸し操作に応じた個数の貸し球を
払い出し手段40が払い出すように払い出し手段40を制御
すべく構成されている。
【0030】球貸し優先制御手段69は、賞球払い出し動
作を待機している単位賞球払い出し動作の未完状態、即
ち、賞球払い出し動作を待機中において、球貸し機4 か
ら球貸し操作を受けた時に、賞球払い出し制御手段67に
未処理分の単位賞球払い出し動作を待機させて、その未
処理分の単位賞球払い出し動作の開始に優先して、球貸
し要求に基づく貸し球払い出し処理を先に行うように貸
し球払い出し制御手段68を介して払い出し手段40を制御
するためのものである。
【0031】70は切り換え手段44を制御する切り換え制
御手段で、賞球の払い出し時にその賞球を賞球案内通路
50側へ、貸し球の払い出し時にその貸し球を貸し球案内
通路51側へと夫々案内するように、切り換え駆動手段61
により切り換え板60を回動させるようになっている。な
お、切り換え制御手段70は、賞球払い出し制御手段67及
び貸し球払い出し制御手段68の信号に基づいて切り換え
駆動手段61を駆動しても良いし、その信号以外の信号に
基づいて制御するようにしても良い。
【0032】71は賞球表示手段56及び貸し球表示手段57
を制御する表示制御手段で、払い出し手段40による賞球
の払い出し時に、賞球案内口52側の賞球表示手段56を発
光させ、払い出し手段40による貸し球の払い出し時に、
貸し球案内口53側の貸し球表示手段57を発光させるよう
になっている。
【0033】72は受け付け禁止制御手段で、払い出し手
段40による貸し球の払い出し動作中に、球貸し操作手段
24の操作に伴う球貸し機4 からの球貸し要求があって
も、その球貸し要求の受け付けを禁止するようになって
いる。
【0034】上記構成の弾球遊技機において、球貸し機
4 のカード挿排口5 にプリペイドカードを挿入すると、
残額表示手段23にカード残額が表示される。そこで、遊
技者が球貸し操作手段24により球貸し操作を行うと、球
貸し機4 からの球貸し要求によって貸し球払い出し制御
手段68が働き、払い出し手段40が貸し球の払い出し動作
を行うと共に、切り換え制御手段70により切り換え駆動
手段61が作動し、切り換え板60が縦軸59廻りに図4のa
矢示方向に回動する。
【0035】従って、払い出し手段40において、払い出
しモータ40c により回転体40b が回転すると、案内レー
ル39を経て遊技球タンク38から払い出しケース40a 内に
供給される遊技球を回転体40b が貸し球として払い出
す。なお、払い出し手段40は、100円につき25個を
基準として、1回の貸し球払い出し動作で300円、5
00円又は1000円分等の貸し球を払い出す。
【0036】この払い出し手段40により払い出しされた
貸し球は、落下通路47の落下板48から溢流板46上に落下
し、切り換え板60により貸し球案内通路51側に案内され
た後、貸し球案内通路51から貸し球案内口53を経て上皿
21へと案内されて行く。
【0037】一方、表示制御手段71により貸し球案内口
53側の貸し球表示手段57が点滅発光等を行い、上皿21に
案内される現在の遊技球が貸し球であることを表示す
る。従って、遊技者は、遊技球が案内される貸し球案内
口53、又は点滅発光等で表示状態の貸し球表示手段57を
見れば、その遊技球が貸し球であることを容易に判断で
きる。
【0038】払い出し手段40は球貸し要求毎に1回の貸
し球払い出し動作を行うが、払い出し手段40による貸し
球払い出し動作以前、及び貸し球払い出し動作中に遊技
者が球貸し操作手段24を操作した場合には、受け付け禁
止制御手段72が働いて後の球貸し要求の受け付けを禁止
する。従って、貸し球払い出し動作中に遊技者が誤って
球貸し操作を行った場合にも、それによって払い出し手
段40が貸し球を払い出すようなことはなく、遊技球の無
駄な貸し出し、借り出しを防止できる。
【0039】上皿21に遊技球がある状態で遊技者が発射
ハンドル27を操作すると、発射手段26が作動して、上皿
21から1個づづ供給される遊技球を発射させる。この遊
技球はガイドレール12に沿って遊技盤10の上部側へと案
内されて遊技領域13内に入った後、遊技釘等に衝突しな
がら遊技盤10に沿って下方へと落下する。
【0040】遊技球はその落下中に入賞手段14〜17等に
入賞するか、又は遊技領域13の下まで落下してアウト口
から遊技盤10の裏側へと回収されて行く。入賞手段14〜
17等に入賞した入賞球は、その入賞手段14〜17等を経て
遊技盤10の裏側に案内された後、全て入賞球タンク33に
貯留される。
【0041】入賞球タンク33に入賞球が入ると、その入
賞球は下部の排出口側へと移動するので、入賞球検出ス
イッチ35がその入賞球を検出する。そして、入賞球検出
スイッチ35が入賞球を1個検出する毎に、入賞球排出手
段37が作動して入賞球検出スイッチ35で検出した遊技球
を下方に排出する。
【0042】これと同時に賞球払い出し制御手段67が働
いて払い出し手段40が入賞球1個毎に単位賞球払い出し
動作を行い、遊技球タンク38内の遊技球を賞球として払
い出す。勿論、この時にも切り換え制御手段70が働いて
切り換え駆動手段61が作動し、切り換え板60が縦軸59廻
りに反a 矢示方向に回動する。
【0043】従って、払い出し手段40では単位賞球払い
出し動作毎に回転体40b が回転して、この回転体40b の
回転により規定数の賞球を払い出して行く。そして、こ
の賞球は、落下通路47の落下板48から溢流板46上に落下
し、切り換え板60により賞球案内通路50側に案内された
後、賞球案内通路50から賞球案内口52を経て上皿21へと
案内されて行く。
【0044】また表示制御手段71により賞球案内口52側
の賞球表示手段56が点滅発光等を行い、上皿21に案内さ
れる現在の遊技球が賞球であることを表示する。従っ
て、遊技者は、遊技球が案内される賞球案内口52、又は
点滅発光等で表示状態の賞球表示手段56を見れば、その
遊技球が賞球であることを容易に判断できる。
【0045】大入賞手段20が開放した場合には、多数の
遊技球が大入賞手段20に入賞し、その入賞球が入賞球タ
ンク33に貯留される。そして、その入賞球を入賞球検出
スイッチ35が順次検出し、入賞球排出手段37が順次入賞
球を下方に排出すると共に、入賞球を1個排出する都
度、払い出し手段40が作動して単位賞球払い出し動作を
行う。このため、大入賞手段20が開放した場合には、払
い出し手段40が断続的に続けて賞球の払い出し動作を行
い、多数の賞球を払い出すことになる。
【0046】上皿21が遊技球で満杯状態になれば、賞球
案内口52から賞球通路内の全体に遊技球が充満して溢流
板46側にも溜まる。このため払い出し手段40により払い
出された後続の賞球は、落下板48から溢流板46の上に落
下した後、その溢流板46の後方側から縦通路63側へと溢
流し、この縦通路63から受け樋64を経て下皿25へと案内
される。
【0047】入賞球タンク33に1個以上の入賞球がある
状態において、遊技者が球貸し操作手段24を操作して球
貸し機4 から球貸し要求があった場合には、残りの入賞
球分の賞球払い出し動作が行われておらず、言わば賞球
払い出し未完状態にあるが、球貸し優先制御手段69が働
いて未処理分の単位賞球払い出し動作に優先して、その
貸し球要求に基づく貸し球払い出し処理を行うように貸
し球制御手段により払い出し手段40を制御する。
【0048】従って、賞球の払い出し動作中でも、遊技
者が球貸し操作を行えば、その時の単位賞球払い出し動
作の終了後、一旦、賞球の払い出し動作を中断して貸し
球の払い出し処理を行う。このため、上皿21の遊技球が
少なくなった場合、球貸し操作を行えば何時でも貸し球
の払い出しを受けることができる。
【0049】払い出し手段40は賞球用と貸し球用とに兼
用し、この払い出し手段40から払い出される賞球と貸し
球とを切り換え手段44で賞球案内通路50と貸し球案内通
路51とに切り換えて案内し、賞球案内口52及び貸し球案
内口53から上皿21へと案内するようにしているので、構
造を簡単にできる。
【0050】図8は本発明の第2の実施形態を例示し、
特定の入賞条件が成立した時と他の入賞条件が成立した
時とで単位払い出し動作当たりの賞球の払出し個数が異
なるようにしたものである。この実施形態では、特定の
入賞条件の成立を大入賞手段20への入賞とする一方、こ
の大入賞手段20に入賞した時の単位賞球払い出し個数を
例えば13個とし、その他の各入賞手段14〜17に入賞し
た時の単位賞球払い出し個数を例えば6個として、後者
の払い出し個数が少なくなるように設定している。
【0051】払い出し手段40は、その払い出しモータ40
c にステッピングモータ等を使用したものであって、大
入賞手段20に遊技球が入賞した時に13個となり、その
他の入賞手段14〜17に遊技球が入賞した時に6個となる
ように、回転体40b の回転角度を適宜制御することによ
って単位払い出し動作当たりの賞球の払出し個数を変え
ることが可能である。
【0052】75は優先払い出し制御手段で、他の入賞条
件の成立による単位賞球払い出し動作未完状態におい
て、特定の入賞条件が成立した時に、他の入賞条件の成
立による単位賞球払い出し動作に優先して、払い出し手
段40に特定の入賞条件の成立による単位賞球払い出し動
作を行わせるように構成されている。
【0053】即ち、優先払い出し制御手段75は、入賞球
タンク33内に各入賞手段14〜17に入賞した入賞球があ
り、その入賞球毎の単位賞球払い出し動作が未完状態に
おいて、大入賞手段20に遊技球が入賞して特定入賞球検
出スイッチ76がその特定入賞球を検出した時に、この特
定入賞球検出スイッチ76の検出信号と入賞球検出スイッ
チ35が入賞球を検出する検出信号とに基づいて、6個の
賞球を払い出す通常の払い出し動作に優先して、単位賞
球払い出し動作で13個の賞球を払い出す動作を行わせ
るべく、賞球払い出し制御手段67を介して払い出し手段
40を制御するように構成されている。
【0054】なお、特定入賞球検出スイッチ76が入賞球
を検出した時には、それを加減算式の計数手段77で計数
し入賞球の個数を記憶しておき、入賞球排出手段37が特
定入賞球を1個づつ排出する毎に計数値を1個づつ減算
し、その減算値が0になった時点で優先払い出し制御手
段75による優先払い出し制御を停止させるようになって
いる。計数手段77は記憶手段を構成する。またその他の
構成は、第1の実施形態の場合と同じである。
【0055】この実施形態の場合には、入賞球タンク33
に未処理分の入賞球があり、その入賞球1個当たりに6
個の賞球を払い出す賞球払い出し動作の未完状態におい
て、大入賞手段20に遊技球が特定入賞球として入賞する
と、その特定入賞球は入賞球タンク33内に集められて先
の他の入賞球と混ざるが、大入賞手段20に入賞した時に
特定入賞球検出スイッチ76が特定入賞球を検出する。一
方、入賞球タンク33内の入賞球が入賞球検出スイッチ35
側に移動すると、入賞球検出スイッチ35がその入賞球を
検出して、入賞球排出手段37がその入賞球を1個づつ排
出する。
【0056】この時、特定入賞球検出スイッチ76と入賞
球検出スイッチ35との検出信号により優先払い出し制御
手段75が働き、通常の6個の賞球の払い出し動作に優先
して13個の賞球の払い出し指令を出すので、払い出し
手段40の回転体40b が賞球13個分だけ回転して、13
個の賞球を払い出す。そして、この払い出された賞球
は、賞球案内口52を経て上皿21へと案内されて行く。
【0057】大入賞手段20には、通常多数の遊技球が続
けて入賞するので、特定入賞球検出スイッチ76が特定入
賞球を検出した時に、その特定入賞球の個数を計数手段
77で計数して記憶する。そして、入賞球排出手段37が1
個の入賞球を排出する毎に払い出し手段40により13個
の賞球を払い出すと共に、計数値を1個づつ減算して行
き、その減算値が0になった時点で優先払い出し制御手
段75による優先払い出し制御を停止させる。
【0058】従って、大入賞手段20に入賞した特定入賞
球と他の入賞手段14〜17に入賞した他の入賞球とが入賞
球タンク33内で混ざっても、大入賞手段20に入賞した個
数分だけ13個の賞球の払い出し動作を優先させること
ができる。
【0059】なお、この第2の実施形態では、大入賞手
段20に遊技球が入賞した時に、特定の入賞条件の成立す
るものとして説明したが、特定入賞手段、その他の入賞
手段に遊技球が入賞した時を特定の入賞条件の成立とし
ても良い。また特定の入賞条件が成立した時の賞球の単
位払い出し個数を、その他の時の単位払い出し個数より
も多くしても良い。
【0060】図9は本発明の第3の実施形態を例示し、
賞球払い出し系78と貸し球払い出し系79とに分け、その
賞球払い出し系78に賞球払い出し手段80と賞球案内口81
とを直列状に設け、貸し球払い出し系79に貸し球払い出
し手段82と貸し球案内口83とを直列状に設けたものであ
る。従って、この実施形態では、賞球案内口81と貸し球
案内口83とが別にあり、その賞球案内口81と貸し球案内
口83とに対応して賞球払い出し手段80と貸し球払い出し
手段82とが別々に設けられている。
【0061】なお、各払い出し手段80,82 は、払い出し
ケース80a,82a 内に回転体80b,82bを備え、その回転体8
0b,82b を払い出しモータ80c,82c で駆動するようにな
っている。
【0062】この場合には、賞球払い出し指令があれ
ば、賞球払い出し手段80が作動して遊技球タンク38から
の遊技球を賞球として払い出し、その賞球を賞球案内口
81を経て上皿21へと案内する。また球貸し操作による球
貸し要求があれば、貸し球払い出し手段82が同様に遊技
球タンク38内の遊技球を貸し球として払い出し、その貸
し球を貸し球案内口83を経て上皿21へと案内する。この
ため遊技者は、遊技球が案内される賞球案内口81、貸し
球案内口83を見れば、その遊技球が賞球か貸し球かを容
易に判断できる。
【0063】図10は本発明の第4の実施形態を例示
し、賞球払い出し系78と貸し球払い出し系79とに分け、
その賞球払い出し系78に、1個の賞球払い出し手段80と
2個の賞球案内口81A,81B と切り換え手段84とを設けた
ものである。賞球払い出し手段80は、例えば大入賞手段
20に遊技球が入賞した時の単位払い出し個数を13個と
し、その他の入賞手段14〜17に入賞した時の単位払い出
し個数を6個とする等、特定の入賞条件が成立した時
と、他の入賞条件が成立した時とで異なる数の賞球を払
い出し可能である。
【0064】2個の賞球案内口81A,81B の内、第1賞球
案内口81A は特定の入賞条件が成立した時の賞球を案内
し、第2賞球案内口81B は他の入賞条件が成立した時の
賞球を案内するようになっている。賞球払い出し手段80
と各賞球案内口81A,81B との間には、入賞条件に応じて
賞球払い出し手段80から払い出される遊技球を各賞球案
内口81A,81B に切り換えるように切り換え手段84が設け
られている。賞球案内口81A,81B に対応して賞球表示手
段56A,56B が設けられている。
【0065】この実施形態では、例えば大入賞手段20に
遊技球が入賞すると、賞球払い出し手段80が作動して単
位払い出し動作毎に13個の賞球を払い出すと共に、切
り換え手段84がその賞球を第1賞球案内口81A 側に案内
すべく切り換わるので、賞球が第1賞球案内口81A を経
て上皿21へと案内されて行く。また他の入賞手段14〜17
に入賞した場合には、賞球払い出し手段80が作動して単
位払い出し動作毎に6個の賞球を払い出すと共に、切り
換え手段84がその賞球を第2賞球案内口81B 側に案内す
べく切り換わるため、賞球が第2賞球案内口81B を経て
上皿21へと案内されて行く。
【0066】従って、遊技者は、2個の賞球案内口81A,
81B の何れから賞球が案内されるかを見れば、その賞球
の払い出しが特定の入賞条件の成立によるものか、又は
他の入賞条件の成立によるものかを容易に判断できる。
【0067】図11は本発明の第5の実施形態を例示
し、賞球払い出し系78と貸し球払い出し系79とに分離す
ると共に、その賞球払い出し系78を単位払い出し動作当
たりの払い出し個数の違いによって複数、例えば2つに
分離したものである。貸し球払い出し系79は、貸し球払
い出し手段80A,80B と貸し球案内口81A,81B と貸し球表
示手段56A,56B とにより構成されている。
【0068】賞球払い出し系78は、特定の入賞条件の成
立と他の入賞条件の成立とで賞球の単位払い出し個数が
異なるので、特定入賞条件系A と他の入賞条件系B とに
分け、その各々に賞球払い出し手段80A,80B と賞球案内
口81A,81B と賞球表示手段56A,56B とを設けている。そ
して、大入賞手段20に入賞する等、特定の入賞条件が成
立した時には、賞球払い出し手段80A が13個の賞球
を、他の入賞手段14〜17に入賞する等、他の入賞条件が
成立した時には、賞球払い出し手段80B が6個の賞球を
夫々払い出すようになっている。
【0069】この場合にも前述と同様に実施できる。ま
た賞球払い出し系78を特定入賞条件系A と他の入賞条件
系B とに分け、その各々に賞球払い出し手段80A,80B と
賞球案内口81A,81B とを設けているので、切り換え手段
等が不要である。
【0070】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、実施形態では、特定の入賞条件を大入賞手段20への
入賞としているが、大入賞手段20以外に入賞した時を特
定の入賞条件の成立としても良い。
【0071】また賞球案内口と貸し球案内口は上下方向
に配置しても良いし、賞球案内口を複数個設ける場合に
は、上下方向に配置しても良い。各払い出し手段は、回
転体を利用したものの他、スクリュー式、その他でも良
い。報知手段は、実施形態の発光体による表示手段以外
の報知方式、例えば音声による報知方式を採用しても良
い。供給皿として実施形態では上皿21を例示している
が、これは発射手段26に遊技球を供給するためのもので
あれば良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機、その他の各種の弾球遊技機においても同様に
実施可能であることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】本発明では、払い出し手段40,80,80A,80
B からの賞球を供給皿21に案内する賞球案内口52,81,81
A,81B と、払い出し手段40,82 からの貸し球を供給皿21
に案内する貸し球案内口53,83 とを別々に設けているの
で、賞球と貸し球とが相前後して供給皿21に払い出され
る場合でも、供給皿21に遊技球を案内する球案内口52,5
3,81,81A,81B,83 を遊技者が見れば、そのときの遊技球
が賞球か貸し球かを容易に判断できる。しかも賞球払い
出し動作の待機中に球貸し要求を受けたときに、払い出
し手段40に未処理分の賞球払い出し動作の開始に優先し
て貸し球払い出し処理を行わせる球貸し優先制御手段69
と、貸し球払い出し動作中に球貸し要求の受け付けを禁
止する受け付け禁止制御手段72とを備えているので、貸
し球の払い出しを優先でき、また誤った余分な球貸し操
作を防止できる。
【0073】また賞球の払い出しと貸し球の払い出しと
を行う単一の払い出し手段40を設け、この払い出し手段
40により払い出された遊技球を賞球案内口52と貸し球案
内口53とに切り換える切り換え手段44を設けているの
で、構造を簡単にできる。
【0074】更に賞球の払い出しと貸し球の払い出しと
を遊技者に対して識別可能に報知する報知手段56,57,56
A,56B を設けているので、遊技者が賞球の払い出しと貸
し球の払い出しと容易に識別できる。
【0075】また賞球案内口81,81A,81Bを経て賞球を供
給皿21に払い出す賞球払い出し手段80,80A,80Bと、貸し
球案内口83を経て貸し球を供給皿21に払い出す貸し球払
い出し手段82とを別々に備えているので、賞球払い出し
系78と貸し球払い出し系79とを独立させて配置できる。
【0076】
【0077】特定の入賞条件の成立と他の入賞条件の成
立とで異なる単位払い出し個数の賞球を払い出し可能な
払い出し手段40を備え、他の入賞条件の成立による単位
賞球払い出し動作未完状態において、特定の入賞条件が
成立した時に、他の入賞条件の成立による単位賞球払い
出し動作に優先して、払い出し手段40に特定の入賞条件
の成立による単位賞球払い出し動作を行わせる優先払い
出し制御手段75を備えているので、特定の入賞条件の成
立による賞球の払い出し動作を優先できる。
【0078】また特定の入賞条件の成立と他の入賞条件
の成立とで異なる単位払い出し個数の賞球を払い出し可
能な払い出し手段80を備え、特定の入賞条件が成立した
時の賞球を案内する賞球案内口81A と、他の入賞条件が
成立した時の賞球を案内する賞球案内口81B とを別々に
設け、成立する入賞条件に応じて払い出し手段80から払
い出される遊技球を対応する各賞球案内口81A,81B に切
り換える切り換え手段84を設けているので、特定の入賞
条件の成立と他の入賞条件の成立とで単位払い出し個数
が異なるにも拘わらず、1個の賞球払い出し手段80で対
応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の背
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の下
部側の縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の下
部側の横断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す球案内口側の正
面図である。
【図6】図5のX−X線断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す球払い出し系の
概略図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す球払い出し系
の概略図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す球払い出し系
の概略図である。
【符号の説明】
26 発射手段 21 供給皿 33 入賞球タンク 37 入賞球排出手段 40 払い出し手段 44,84 切り換え手段 52,81,81A,81B 賞球案内口 53,83 貸し球案内口 56,56A,56B 賞球表示手段(報知手段) 57 貸し球表示手段(報知手段) 69 球貸し優先制御手段 72 受け付け禁止制御手段 75 優先払い出し制御手段 77 記憶手段 80,80A,80B,82 賞球払い出し手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射手段(26)に供給する遊技球を貯留す
    る供給皿(21)と、入賞条件が成立したときの賞球払い出
    し指令により賞球を、球貸し要求により貸し球を夫々払
    い出す払い出し手段(40)(80)(80A)(80B)(82)とを備えた
    弾球遊技機において、前記払い出し手段(40)(80)(80A)
    (80B)からの賞球を前記供給皿(21)に案内する賞球案内
    口(52)(81)(81A)(81B)と、前記払い出し手段(40)(82)か
    らの貸し球を前記供給皿(21)に案内する貸し球案内口(5
    3)(83)とを別々に設け、賞球払い出し動作の待機中に球
    貸し要求を受けたときに、前記払い出し手段(40)に未処
    理分の賞球払い出し動作の開始に優先して貸し球払い出
    し処理を行わせる球貸し優先制御手段(69)と、貸し球払
    い出し動作中に球貸し要求の受け付けを禁止する受け付
    け禁止制御手段(72)とを備えたことを特徴とする弾球遊
    技機。
  2. 【請求項2】 賞球の払い出しと貸し球の払い出しとを
    行う単一の払い出し手段(40)を設け、この払い出し手段
    (40)により払い出された遊技球を前記賞球案内口(52)と
    前記貸し球案内口(53)とに切り換える切り換え手段(44)
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 賞球の払い出しと貸し球の払い出しとを
    遊技者に対して識別可能に報知する報知手段(56)(57)(5
    6A)(56B)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記賞球案内口(81)(81A)(81B)を経て賞
    球を前記供給皿(21)に払い出す賞球払い出し手段(80)(8
    0A)(80B)と、前記貸し球案内口(83)を経て貸し球を前記
    供給皿(21)に払い出す貸し球払い出し手段(82)とを別々
    に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 特定の入賞条件の成立と他の入賞条件の
    成立とで異なる単位払い出し個数の賞球を払い出し可能
    な払い出し手段(40)を備え、他の入賞条件の成立による
    単位賞球払い出し動作の未完状態において、特定の入賞
    条件が成立したときに、前記他の入賞条件の成立による
    単位賞球払い出し動作に優先して、前記払い出し手段(4
    0)に前記特定の入賞条件の成立による単位賞球払い出し
    動作を行わせる優先払い出し制御手段(75)を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技
    機。
  6. 【請求項6】 特定の入賞条件の成立と他の入賞条件の
    成立とで異なる単位払い出し個数の賞球を払い出し可能
    な払い出し手段(80)を備え、特定の入賞条件が成立した
    ときの賞球を案内する賞球案内口(81A) と、他の入賞条
    件が成立したときの賞球を案内する賞球案内口(81B) と
    を別々に設け、成立する入賞条件に応じて前記払い出し
    手段(80)から払い出される遊技球を前記対応する各賞球
    案内口(81A)(81B)に切り換える切り換え手段(84)を設け
    たことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球
    遊技機。
  7. 【請求項7】 特定の入賞条件が成立したときの入賞球
    と他の入賞条件が成立したときの入賞球とを集める入賞
    球タンク(33)と、この入賞球タンク(33)内の入賞球を1
    個づつ排出する入賞球排出手段(37)と、この入賞球排出
    手段(37)に連動して賞球を払い出す払い出し手段(40)と
    を備え、特定の入賞条件の成立による入賞球を計数し記
    憶する記憶手段(77)とを備え、前記優先払い出し制御手
    段(75)が記憶手段(77)の記憶数分だけ特定の入賞条件の
    成立による単位賞球払い出し動作を優先させるようにし
    たことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球
    遊技機。
JP15796398A 1998-06-05 1998-06-05 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP2939245B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15796398A JP2939245B1 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15796398A JP2939245B1 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2939245B1 true JP2939245B1 (ja) 1999-08-25
JPH11347222A JPH11347222A (ja) 1999-12-21

Family

ID=15661283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15796398A Expired - Fee Related JP2939245B1 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2939245B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11347222A (ja) 1999-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5127195B2 (ja) パチンコ機
JP5127172B2 (ja) パチンコ機
JPS6314296A (ja) 遊技機
JP2024019561A (ja) 遊技機
JPS6311189A (ja) 遊技機
EP1127340A1 (en) Amusement apparatus
JP2939245B1 (ja) 弾球遊技機
JP2001293185A (ja) 遊技装置
JP4306893B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2709681B2 (ja) メダル落とし遊技機
JP2004089521A (ja) パチンコ玉集計装置
JPH10314433A (ja) 弾球遊技機
JP4606575B2 (ja) 遊技機
JP2004242740A (ja) 弾球遊技機
JP2000000357A (ja) カード式パチンコ遊技機の球払出装置
JP2005160831A (ja) 遊技機の収支管理制御システム、中継装置及び遊技機
JP2003070978A (ja) スロットマシン
JP2017080025A (ja) 遊技機
JP2000014900A (ja) カード式パチンコ遊技機の球払出装置
JP2023133463A (ja) 遊技機
JPH06312049A (ja) 弾球遊技機
JPH10146451A (ja) 遊技用装置
JPH06304317A (ja) 弾球遊技機
JP2000254314A (ja) パチンコ遊技機
JP2753606B2 (ja) 遊技機の玉貸装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees