JP2939167B2 - 半導体レーザ素子 - Google Patents
半導体レーザ素子Info
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- JP2939167B2 JP2939167B2 JP7275497A JP27549795A JP2939167B2 JP 2939167 B2 JP2939167 B2 JP 2939167B2 JP 7275497 A JP7275497 A JP 7275497A JP 27549795 A JP27549795 A JP 27549795A JP 2939167 B2 JP2939167 B2 JP 2939167B2
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- diffraction grating
- semiconductor
- semiconductor laser
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストライプ構造を
有する半導体レーザ素子に関するものである。
有する半導体レーザ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを利用した光情報伝送システ
ムや光計測システムの光源として半導体レーザを利用す
る場合には、半導体レーザが単一縦モードで発振する動
作特性を有していることが、光ファイバとの結合に際し
て該光ファイバからの反射光による雑音を低減させるこ
とができ、望ましい。半導体レーザでは、共振器の反射
鏡を、分光器と同様の原理の回折格子で構成すれば、単
一縦モード発振が得られる。このような半導体レーザと
しては、活性領域あるいは活性領域に近接して周期的な
凹凸状の回折格子を形成した分布帰還(DFB)型半導
体レーザ、及び分布ブラッグ反射(DBR)型半導体レ
ーザが知られている。
ムや光計測システムの光源として半導体レーザを利用す
る場合には、半導体レーザが単一縦モードで発振する動
作特性を有していることが、光ファイバとの結合に際し
て該光ファイバからの反射光による雑音を低減させるこ
とができ、望ましい。半導体レーザでは、共振器の反射
鏡を、分光器と同様の原理の回折格子で構成すれば、単
一縦モード発振が得られる。このような半導体レーザと
しては、活性領域あるいは活性領域に近接して周期的な
凹凸状の回折格子を形成した分布帰還(DFB)型半導
体レーザ、及び分布ブラッグ反射(DBR)型半導体レ
ーザが知られている。
【0003】特に、660〜890nmの短波長のレー
ザ光を発振するDFB型半導体レーザは、従来、AlG
aAs系材料を中心として、MBE法(分子線エピタキ
シ法)、MOCVD法(有機金属分解気相成長法)、L
PE法(液相エピタキシ法)、あるいはLPE法とMO
CVD法の併合により製造されている。
ザ光を発振するDFB型半導体レーザは、従来、AlG
aAs系材料を中心として、MBE法(分子線エピタキ
シ法)、MOCVD法(有機金属分解気相成長法)、L
PE法(液相エピタキシ法)、あるいはLPE法とMO
CVD法の併合により製造されている。
【0004】AlGaAs/GaAs系材料を用いた7
80nm以下の短波長レーザ光を発振するDFB型半導
体レーザ素子の一例を図4に示す。該DFB型半導体レ
ーザはp型GaAs基板41にn型GaAs電流阻止層
42を積層した後に、横モード制御と電流閉じ込めのた
めに、V溝をその底部がp型GaAs基板41に達する
ように形成する。次いで、該V溝内およびn型GaAs
クラッド層42上にp型AlGaAsクラッド層43を
表面が平坦になるように成長させた後、該p型AlGa
Asクラッド層43上に、p型AlGaAs活性層4
4、n型AlGaAsキャリアバリア層45、およびn
型AlGaAs光ガイド層46を順次積層し、該n型A
lGaAs光ガイド層46表面に、二光束干渉露光法等
により凹凸状の回折格子を形成する。そして、該n型A
lGaAs光ガイド層46の回折格子上に、n型AlG
aAsクラッド層47およびn型GaAsキャップ層4
8を順次積層する。その後、n型GaAsキャップ層4
8上にn側のオーミック電極52を配設すると共に、p
型GaAs基板41にp側のオーミック電極52を配設
することにより、DFB型半導体レーザ素子が得られ
る。
80nm以下の短波長レーザ光を発振するDFB型半導
体レーザ素子の一例を図4に示す。該DFB型半導体レ
ーザはp型GaAs基板41にn型GaAs電流阻止層
42を積層した後に、横モード制御と電流閉じ込めのた
めに、V溝をその底部がp型GaAs基板41に達する
ように形成する。次いで、該V溝内およびn型GaAs
クラッド層42上にp型AlGaAsクラッド層43を
表面が平坦になるように成長させた後、該p型AlGa
Asクラッド層43上に、p型AlGaAs活性層4
4、n型AlGaAsキャリアバリア層45、およびn
型AlGaAs光ガイド層46を順次積層し、該n型A
lGaAs光ガイド層46表面に、二光束干渉露光法等
により凹凸状の回折格子を形成する。そして、該n型A
lGaAs光ガイド層46の回折格子上に、n型AlG
aAsクラッド層47およびn型GaAsキャップ層4
8を順次積層する。その後、n型GaAsキャップ層4
8上にn側のオーミック電極52を配設すると共に、p
型GaAs基板41にp側のオーミック電極52を配設
することにより、DFB型半導体レーザ素子が得られ
る。
【0005】このような構造のDFB型半導体レーザ素
子は、AlGaAs光ガイド層46上に回折格子を形成
し、その回折格子上にAlGaAsクラッド層47を積
層している。しかし、AlGaAs光ガイド層46のよ
うに、Alを成分として含む結晶は空気中で容易に酸化
し瞬時に酸化膜を形成する性質を有する。このため、A
lGaAs光ガイド層46上に回折格子を形成すると、
該回折格子上に酸化膜が形成され、該AlGaAs光ガ
イド層46上にAlGaAsクラッド層47を成長させ
ることは容易ではない。従って、AlGaAs/GaA
s系材料を用いて回折格子を有する発振波長が780n
m以下の半導体レーザ素子は、製造が容易ではない。
子は、AlGaAs光ガイド層46上に回折格子を形成
し、その回折格子上にAlGaAsクラッド層47を積
層している。しかし、AlGaAs光ガイド層46のよ
うに、Alを成分として含む結晶は空気中で容易に酸化
し瞬時に酸化膜を形成する性質を有する。このため、A
lGaAs光ガイド層46上に回折格子を形成すると、
該回折格子上に酸化膜が形成され、該AlGaAs光ガ
イド層46上にAlGaAsクラッド層47を成長させ
ることは容易ではない。従って、AlGaAs/GaA
s系材料を用いて回折格子を有する発振波長が780n
m以下の半導体レーザ素子は、製造が容易ではない。
【0006】回折格子の形成層として、AlGaAs結
晶に替えてInGaAsP結晶を用いたDFB型半導体
レーザ素子も開発されている。該DFB半導体レーザ素
子は、図5に示すように、図4に示したDFB型半導体
レーザのn型AlGaAsキャリアバリア層45および
n型AlGaAs光ガイド層46に替えて、InGaA
sP回折格子形成層53およびn型AlGaAsクラッ
ド層54がp型AlGaAs活性層44とn型AlGa
Asクラッド層47との間に順次積層されている。そし
て、該InGaAsP回折格子形成層53表面に凹凸状
の回折格子が形成されている。その他の構成は図4に示
すDFB型半導体レーザ素子と同様であるので、同一構
成部分に図4と同符号を付して説明を省略する。
晶に替えてInGaAsP結晶を用いたDFB型半導体
レーザ素子も開発されている。該DFB半導体レーザ素
子は、図5に示すように、図4に示したDFB型半導体
レーザのn型AlGaAsキャリアバリア層45および
n型AlGaAs光ガイド層46に替えて、InGaA
sP回折格子形成層53およびn型AlGaAsクラッ
ド層54がp型AlGaAs活性層44とn型AlGa
Asクラッド層47との間に順次積層されている。そし
て、該InGaAsP回折格子形成層53表面に凹凸状
の回折格子が形成されている。その他の構成は図4に示
すDFB型半導体レーザ素子と同様であるので、同一構
成部分に図4と同符号を付して説明を省略する。
【0007】このような構成のDFB型半導体レーザ素
子は、回折格子がInGaAsP回折格子形成層53に
形成されるため、n型AlGaAsクラッド層54が該
InGaAsP回折格子形成層53上に容易に成長させ
ることができる。
子は、回折格子がInGaAsP回折格子形成層53に
形成されるため、n型AlGaAsクラッド層54が該
InGaAsP回折格子形成層53上に容易に成長させ
ることができる。
【0008】一方、ストライプ構造を有する半導体レー
ザ素子の一例(特開昭60−110188)を図6に示
す。該半導体レーザ素子はまずn型GaAs基板61上
にn型AlGaAsクラッド層62、ノンドープAlG
aAs活性層63、p型AlGaAsクラッド層64、
p型GaAs酸化防止層65、n型AlGaAsエッチ
ング停止層66、n型GaAs電流阻止層67を順次積
層する。次に、ホトリソグラフィ法によりストライプ状
欠除領域70をn型GaAs電流阻止層67、n型Al
GaAsエッチング停止層66を貫通し、p型GaAs
酸化防止層65に達するまで形成する。次に、p型Al
GaAsクラッド層68、p型GaAsキャップ層69
を成長させる。その後、n型GaAs基板61にn側の
オーミック電極71を配設すると共に、p型GaAsキ
ャップ層69上にp型のオーミック電極72を配設する
ことにより該半導体レーザ素子が得られる。
ザ素子の一例(特開昭60−110188)を図6に示
す。該半導体レーザ素子はまずn型GaAs基板61上
にn型AlGaAsクラッド層62、ノンドープAlG
aAs活性層63、p型AlGaAsクラッド層64、
p型GaAs酸化防止層65、n型AlGaAsエッチ
ング停止層66、n型GaAs電流阻止層67を順次積
層する。次に、ホトリソグラフィ法によりストライプ状
欠除領域70をn型GaAs電流阻止層67、n型Al
GaAsエッチング停止層66を貫通し、p型GaAs
酸化防止層65に達するまで形成する。次に、p型Al
GaAsクラッド層68、p型GaAsキャップ層69
を成長させる。その後、n型GaAs基板61にn側の
オーミック電極71を配設すると共に、p型GaAsキ
ャップ層69上にp型のオーミック電極72を配設する
ことにより該半導体レーザ素子が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなInGaA
sP回折格子形成層53を有するDFB型半導体レーザ
素子では、回折格子が形成された該InGaAsP回折
格子形成層53上にn型AlGaAsクラッド層を積層
すると、メルトバックにより、該InGaAsP回折格
子形成層53の回折格子が侵蝕されるおそれがある。例
えば、該InGaAsP回折格子形成層53上に形成さ
れた回折格子が矩形波形状であれば、メルトバックによ
り矩形の波形の角部が侵蝕されて丸くなり、さらにメル
トバックにより該波形が侵蝕されると、三角波形状にな
ってしまう。このため、得られるDFB型半導体レーザ
では、単一縦モード発振が得られにくく、光ファイバと
の結合効率が著しく低下する。
sP回折格子形成層53を有するDFB型半導体レーザ
素子では、回折格子が形成された該InGaAsP回折
格子形成層53上にn型AlGaAsクラッド層を積層
すると、メルトバックにより、該InGaAsP回折格
子形成層53の回折格子が侵蝕されるおそれがある。例
えば、該InGaAsP回折格子形成層53上に形成さ
れた回折格子が矩形波形状であれば、メルトバックによ
り矩形の波形の角部が侵蝕されて丸くなり、さらにメル
トバックにより該波形が侵蝕されると、三角波形状にな
ってしまう。このため、得られるDFB型半導体レーザ
では、単一縦モード発振が得られにくく、光ファイバと
の結合効率が著しく低下する。
【0010】該DFBレーザでは、InGaAsP回折
格子形成層53に、実際に、ピッチ2500Å、高さ8
00Åの回折格子を形成して、該InGaAsP回折格
子形成層53上にAlGaAsクラッド層54を成長さ
せると、回折格子の高さが600Å程度に減少し、回折
格子の容積も、AlGaAsクラッド層54の積層前と
比べて30〜40%減少することが判明している。
格子形成層53に、実際に、ピッチ2500Å、高さ8
00Åの回折格子を形成して、該InGaAsP回折格
子形成層53上にAlGaAsクラッド層54を成長さ
せると、回折格子の高さが600Å程度に減少し、回折
格子の容積も、AlGaAsクラッド層54の積層前と
比べて30〜40%減少することが判明している。
【0011】また、図3に示す従来例では、第1の成長
の後形成したストライプの底面とストライプ外の最上面
とが同一材料(ここではGaAs)で構成されており、
その後の工程の第2の成長によってストライプを埋め込
んだ層は平坦とならない。このため、この半導体レーザ
素子をステムに実装するときに、通常行われるように、
p型のオーミック電極側をステムに密着させるように実
装すると、ストライプを埋め込んだ層に生じているくぼ
みによって、この部分で半導体レーザ素子とステムが密
着しなくなり、レーザ発振時に最も発熱する、活性層6
3のストライプ状欠如領域70付近からのステム側への
放熱性が低下してしまうという問題が生じることが明ら
かになっている。
の後形成したストライプの底面とストライプ外の最上面
とが同一材料(ここではGaAs)で構成されており、
その後の工程の第2の成長によってストライプを埋め込
んだ層は平坦とならない。このため、この半導体レーザ
素子をステムに実装するときに、通常行われるように、
p型のオーミック電極側をステムに密着させるように実
装すると、ストライプを埋め込んだ層に生じているくぼ
みによって、この部分で半導体レーザ素子とステムが密
着しなくなり、レーザ発振時に最も発熱する、活性層6
3のストライプ状欠如領域70付近からのステム側への
放熱性が低下してしまうという問題が生じることが明ら
かになっている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る半導体レーザ素子は、レーザ発振される活性層と積
層状態になっており、最上面がAlを組成物として含ま
ない半導体化合物で構成された第1の半導体積層構造体
と、該第1の半導体積層構造体上に、ストライプ状欠如
部分が形成されるように積層されており、前記第1の半
導体積層構造体最上面よりもAlを組成物としてより多
く含む半導体化合物を上面に有する第2の半導体積層構
造体と、前記第1及び第2の半導体積層構造体上に積層
された第3の半導体積層構造体と、を備え、前記第3の
半導体積層構造体は、下方にストライプ状欠如部分が形
成されているか否かで、その層厚が異なり、前記第1の
半導体積層構造体の上方でより厚く、前記第2の半導体
積層構造体の上方でより薄く形成されていることによっ
て、上記課題を解決する。
係る半導体レーザ素子は、レーザ発振される活性層と積
層状態になっており、最上面がAlを組成物として含ま
ない半導体化合物で構成された第1の半導体積層構造体
と、該第1の半導体積層構造体上に、ストライプ状欠如
部分が形成されるように積層されており、前記第1の半
導体積層構造体最上面よりもAlを組成物としてより多
く含む半導体化合物を上面に有する第2の半導体積層構
造体と、前記第1及び第2の半導体積層構造体上に積層
された第3の半導体積層構造体と、を備え、前記第3の
半導体積層構造体は、下方にストライプ状欠如部分が形
成されているか否かで、その層厚が異なり、前記第1の
半導体積層構造体の上方でより厚く、前記第2の半導体
積層構造体の上方でより薄く形成されていることによっ
て、上記課題を解決する。
【0013】この発明(請求項2)に係る半導体レーザ
素子は、請求項1の半導体レーザ素子において、前記第
3の半導体積層構造体の上面がほぼ平坦であることによ
って、上記課題を解決する。
素子は、請求項1の半導体レーザ素子において、前記第
3の半導体積層構造体の上面がほぼ平坦であることによ
って、上記課題を解決する。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下に
説明する。
説明する。
【0016】本発明の半導体レーザ素子は図1に示すよ
うに、p型GaAs基板11上に、n型AlGaAs電
流阻止層12が積層されている。該n型GaAs電流阻
止層12の中央部には、横モード制御および電流閉じ込
めのためのV溝がストライプ状に設けられており、該V
溝の底部はp型GaAs基板11に達している。該V溝
内およびn型GaAs電流阻止層12上には、p型Al
GaAsクラッド層13の上面は平坦になっている。該
p型AlGaAsクラッド層13上には、p型AlGa
As活性層14、ノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回
折格子形成層15が順次積層されている。該In1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15の前記V溝上方であ
る中央部のストライプ領域には、凹凸が周期的に形成さ
れた回折格子15aが形成されている。該回折格子15
aの幅は、前記n型GaAs電流阻止層12に形成され
たV溝の開口幅より広くなっている。
うに、p型GaAs基板11上に、n型AlGaAs電
流阻止層12が積層されている。該n型GaAs電流阻
止層12の中央部には、横モード制御および電流閉じ込
めのためのV溝がストライプ状に設けられており、該V
溝の底部はp型GaAs基板11に達している。該V溝
内およびn型GaAs電流阻止層12上には、p型Al
GaAsクラッド層13の上面は平坦になっている。該
p型AlGaAsクラッド層13上には、p型AlGa
As活性層14、ノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回
折格子形成層15が順次積層されている。該In1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15の前記V溝上方であ
る中央部のストライプ領域には、凹凸が周期的に形成さ
れた回折格子15aが形成されている。該回折格子15
aの幅は、前記n型GaAs電流阻止層12に形成され
たV溝の開口幅より広くなっている。
【0017】該In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層
15の回折格子15aが形成された中央部分を除く各側
部上には、n型AlzGa1-zAsチャネル形成層16が
積層されており、該n型AlzGa1-zAsチャネル形成
層16上にも凹凸が周期的に形成された回折格子16a
が形成されている。該n型AlzGa1-zAsチャネル形
成層16上の回折格子16a上およびIn1-xGaxAs
yP1-y回折格子形成層15の回折格子15a上にはn型
AlwGa1-wAsクラッド層17が積層されている。該
n型AlwGa1-wAsクラッド層17の上面は平坦にな
っており、該n型AlwGa1-wAsクラッド層17上
に、n型GaAsキャップ層18が積層されている。
15の回折格子15aが形成された中央部分を除く各側
部上には、n型AlzGa1-zAsチャネル形成層16が
積層されており、該n型AlzGa1-zAsチャネル形成
層16上にも凹凸が周期的に形成された回折格子16a
が形成されている。該n型AlzGa1-zAsチャネル形
成層16上の回折格子16a上およびIn1-xGaxAs
yP1-y回折格子形成層15の回折格子15a上にはn型
AlwGa1-wAsクラッド層17が積層されている。該
n型AlwGa1-wAsクラッド層17の上面は平坦にな
っており、該n型AlwGa1-wAsクラッド層17上
に、n型GaAsキャップ層18が積層されている。
【0018】そして、該n型GaAsキャップ層18に
n側のオーミック性金属電極21が配設されており、前
記p型GaAs基板11にp側のオーミック性金属電極
22が配設されている。
n側のオーミック性金属電極21が配設されており、前
記p型GaAs基板11にp側のオーミック性金属電極
22が配設されている。
【0019】このような構成の本発明の半導体レーザ素
子は次のように製造される。
子は次のように製造される。
【0020】p型GaAs基板上に、n型GaAs電流
阻止層12を積層した後、横モード制御および電流閉じ
込めのために、該n型GaAsクラッド層12の中央部
にV溝をその底部がp型GaAs基板11に達するよう
に、ストライプ状に形成する。
阻止層12を積層した後、横モード制御および電流閉じ
込めのために、該n型GaAsクラッド層12の中央部
にV溝をその底部がp型GaAs基板11に達するよう
に、ストライプ状に形成する。
【0021】次いで、該V溝内およびn型GaAs電流
阻止層12上にp型AlGaAsクラッド層13を成長
する。該p型AlGaAsクラッド層13の上面は平坦
にされる。そして、該p型AlGaAsクラッド層13
上に、p型AlGaAs活性層14、ノンドープIn
1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15、n型AlzG
a1-zAsチャネル形成層16を順次積層する。
阻止層12上にp型AlGaAsクラッド層13を成長
する。該p型AlGaAsクラッド層13の上面は平坦
にされる。そして、該p型AlGaAsクラッド層13
上に、p型AlGaAs活性層14、ノンドープIn
1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15、n型AlzG
a1-zAsチャネル形成層16を順次積層する。
【0022】その後、該n型AlzGa1-zAsチャネル
形成層16における前記GaAs電流阻止層12のV溝
上方域、すなわち、p型AlGaAs活性層14の活性
領域の上方域に、該V溝の開口幅よりも広い幅のストラ
イプが形成されるように、ホトレジスト膜を塗布してス
トライプのパターンを形成する。そして、該ホトレジス
ト膜をマスクとして、化学エッチングにより、n型Al
zGa1-zAsチャネル形成層16の中央部を、ノンドー
プIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15に達する
まで除去してチャネルを形成する。
形成層16における前記GaAs電流阻止層12のV溝
上方域、すなわち、p型AlGaAs活性層14の活性
領域の上方域に、該V溝の開口幅よりも広い幅のストラ
イプが形成されるように、ホトレジスト膜を塗布してス
トライプのパターンを形成する。そして、該ホトレジス
ト膜をマスクとして、化学エッチングにより、n型Al
zGa1-zAsチャネル形成層16の中央部を、ノンドー
プIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15に達する
まで除去してチャネルを形成する。
【0023】次いで、n型AlzGa1-zAsチャネル形
成層16上のホトレジスト膜を除去した後に、該n型A
lzGa1-zAsチャネル形成層16上面および露出され
たノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層1
5上面にホトレジスト膜を塗布し、紫外線レーザを用い
た二光束干渉露光により、周期2000〜3000Åで
ホトレジストの回折格子を形成し、化学エッチングによ
り、n型AlzGa1-zAsチャネル形成層16上および
ノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15
に周期的に凹凸を形成して、回折格子16aおよび15
aをそれぞれ形成する。その後、ホトレジスト膜を除去
した後に、各回折格子15aおよび16a上にn型Al
wGa1-wAsクラッド層17を成長させてその上面を平
坦にし、該n型AlwGa1-wAsクラッド層17上にn
型GaAsキャップ層18を積層する。そして、該n型
GaAsキャップ層18にn側のオーミック性金属電極
21を配設し、p型GaAs基板11上にp側のオーミ
ック性金属電極を配設することにより、図1に示すDF
B型半導体レーザ素子が得られる。
成層16上のホトレジスト膜を除去した後に、該n型A
lzGa1-zAsチャネル形成層16上面および露出され
たノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層1
5上面にホトレジスト膜を塗布し、紫外線レーザを用い
た二光束干渉露光により、周期2000〜3000Åで
ホトレジストの回折格子を形成し、化学エッチングによ
り、n型AlzGa1-zAsチャネル形成層16上および
ノンドープIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15
に周期的に凹凸を形成して、回折格子16aおよび15
aをそれぞれ形成する。その後、ホトレジスト膜を除去
した後に、各回折格子15aおよび16a上にn型Al
wGa1-wAsクラッド層17を成長させてその上面を平
坦にし、該n型AlwGa1-wAsクラッド層17上にn
型GaAsキャップ層18を積層する。そして、該n型
GaAsキャップ層18にn側のオーミック性金属電極
21を配設し、p型GaAs基板11上にp側のオーミ
ック性金属電極を配設することにより、図1に示すDF
B型半導体レーザ素子が得られる。
【0024】該DFB型半導体レーザ素子は、四元層で
あるIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15の混晶
比が、0.68≦x≦1、0.34≦y≦1、y=2.
04x−1.04を満足するように設定される。また、
該In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15上の各側
部上に積層されるn型AlzGa1-zAsチャネル形成層
16の混晶比は、0≦Z≦0.5の範囲で設定される。
このように、In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層1
5およびn型AlzGa1-zAsチャネル形成層16の混
晶比を設定すれば、該In1-xGaxAsyP1-y回折格子
形成層15上にn型AlzGa1-zAsチャネル形成層1
6を積層して、該n型AlzGa1-zAsチャネル形成層
16の中央部にストライプ状のチャネルを該In1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15に達するまで形成し
た際に、該AlzGa1-zAsチャネル形成層16上面
は、Alを含んでいるために表面に酸化膜が形成され
る。
あるIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15の混晶
比が、0.68≦x≦1、0.34≦y≦1、y=2.
04x−1.04を満足するように設定される。また、
該In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15上の各側
部上に積層されるn型AlzGa1-zAsチャネル形成層
16の混晶比は、0≦Z≦0.5の範囲で設定される。
このように、In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層1
5およびn型AlzGa1-zAsチャネル形成層16の混
晶比を設定すれば、該In1-xGaxAsyP1-y回折格子
形成層15上にn型AlzGa1-zAsチャネル形成層1
6を積層して、該n型AlzGa1-zAsチャネル形成層
16の中央部にストライプ状のチャネルを該In1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15に達するまで形成し
た際に、該AlzGa1-zAsチャネル形成層16上面
は、Alを含んでいるために表面に酸化膜が形成され
る。
【0025】そのため、そのチャネル内および該Alz
Ga1-zAsチャネル形成層16上にn型AlwGa1-w
Asクラッド層を液相エピタキシ法で成長させると、該
AlzGa1-zAsチャネル形成層16上に成長される結
晶は、表面酸化膜の影響で、成長開始時の成長速度が遅
くなる。その結果、液相エピタキシ法においてチャネル
内のIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15上に成
長される結晶の溶液は、過飽和状態になりやすく、その
結果の成長速度は速くなり、In1-xGaxAsyP1-y回
折格子形成層15に形成された凹凸状の回折格子はメル
トバックにより侵蝕されず、その形状が確実に保持され
る。
Ga1-zAsチャネル形成層16上にn型AlwGa1-w
Asクラッド層を液相エピタキシ法で成長させると、該
AlzGa1-zAsチャネル形成層16上に成長される結
晶は、表面酸化膜の影響で、成長開始時の成長速度が遅
くなる。その結果、液相エピタキシ法においてチャネル
内のIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15上に成
長される結晶の溶液は、過飽和状態になりやすく、その
結果の成長速度は速くなり、In1-xGaxAsyP1-y回
折格子形成層15に形成された凹凸状の回折格子はメル
トバックにより侵蝕されず、その形状が確実に保持され
る。
【0026】各回折格子15aおよび16a上に積層さ
れるn型AlwGa1-wAsクラッド層17の混晶比は、
該AlwGa1-wAsクラッド層17がIn1-xGaxAs
yP1-y回折格子形成層15よりも高い屈折率となるよう
に設定される。したがって、回折格子16aが形成され
るn型AlzGa1-zAsチャネル形成層16と同じ混晶
比であってもよい。
れるn型AlwGa1-wAsクラッド層17の混晶比は、
該AlwGa1-wAsクラッド層17がIn1-xGaxAs
yP1-y回折格子形成層15よりも高い屈折率となるよう
に設定される。したがって、回折格子16aが形成され
るn型AlzGa1-zAsチャネル形成層16と同じ混晶
比であってもよい。
【0027】なお、上記実施例では、n型AlzGa1-z
Asチャネル形成層16のチャネル内におけるIn1-x
GaxAsyP1-y回折格子形成層15上面、および該n
型AlzGa1-zAsチャネル形成層16のチャネル外上
面との両方に回折格子を形成する構成としたが、p型A
lGaAs活性層14の活性領域に対応したチャネル内
のIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15にのみ回
折格子を形成する構成であってもよい。
Asチャネル形成層16のチャネル内におけるIn1-x
GaxAsyP1-y回折格子形成層15上面、および該n
型AlzGa1-zAsチャネル形成層16のチャネル外上
面との両方に回折格子を形成する構成としたが、p型A
lGaAs活性層14の活性領域に対応したチャネル内
のIn1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層15にのみ回
折格子を形成する構成であってもよい。
【0028】また、回折格子形成層15としては、該回
折格子形成層15上に形成されたチャネル内に積層され
る結晶の溶液が成長時に過飽和状態となるものであれば
よく、例えばGaAsであってもよい。
折格子形成層15上に形成されたチャネル内に積層され
る結晶の溶液が成長時に過飽和状態となるものであれば
よく、例えばGaAsであってもよい。
【0029】ピッチ2500Å、高さ800Åの矩形波
形状の回折格子15aを形成して本実施例の半導体レー
ザ素子を製造したところ、該回折格子15aはメルトバ
ックされることがなく、その高さも800Åに保持され
ていた。
形状の回折格子15aを形成して本実施例の半導体レー
ザ素子を製造したところ、該回折格子15aはメルトバ
ックされることがなく、その高さも800Åに保持され
ていた。
【0030】図2は本発明に半導体レーザ素子の他の実
施例である。本実施例では、図1に示すDFB型半導体
レーザ素子のp型AlGaAs活性層14とIn1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15との間に、n型Al
GaAsキャリアバリア層31が介装されている。その
他の構成は図1に示す半導体レーザ素子と同様であるの
で同一構成部分に同符号を付して説明を省略する。
施例である。本実施例では、図1に示すDFB型半導体
レーザ素子のp型AlGaAs活性層14とIn1-xG
axAsyP1-y回折格子形成層15との間に、n型Al
GaAsキャリアバリア層31が介装されている。その
他の構成は図1に示す半導体レーザ素子と同様であるの
で同一構成部分に同符号を付して説明を省略する。
【0031】本実施例ではキャリアバリア層31がp型
AlGaAs活性層14上に積層されているため、該p
型AlGaAs活性層14のAl混晶比を増加させるこ
とができ、より短波長帯でのレーザ発振が可能となる。
また、この場合は、InGaAsP回折格子形成層15
が光ガイド層となるため回折格子の結合効率を向上させ
ることができる。
AlGaAs活性層14上に積層されているため、該p
型AlGaAs活性層14のAl混晶比を増加させるこ
とができ、より短波長帯でのレーザ発振が可能となる。
また、この場合は、InGaAsP回折格子形成層15
が光ガイド層となるため回折格子の結合効率を向上させ
ることができる。
【0032】本実施例では、回折格子上に積層されるn
型AlwGa1-wAsクラッド層17がInGaAsP回
折格子形成層15よりも低屈折率となるように設定され
ることが好ましい。
型AlwGa1-wAsクラッド層17がInGaAsP回
折格子形成層15よりも低屈折率となるように設定され
ることが好ましい。
【0033】
【0034】
【0035】上記実施例においては、すべて、DFBレ
ーザを例に挙げて説明したが、本願発明はこれに限定さ
れるものではなく、ストライプ底面の第1の半導体化合
物、ストライプ外の上面の第2半導体化合物のいずれか
に回折格子が形成されているものであっても、いずれに
も回折格子が形成されていないものであってもよいこと
はいうまでもない。
ーザを例に挙げて説明したが、本願発明はこれに限定さ
れるものではなく、ストライプ底面の第1の半導体化合
物、ストライプ外の上面の第2半導体化合物のいずれか
に回折格子が形成されているものであっても、いずれに
も回折格子が形成されていないものであってもよいこと
はいうまでもない。
【0036】すなわち、ストライプ底面の第1の半導体
化合物に比べ、ストライプ外の上面の第2の半導体化合
物をAlを多く含む半導体化合物とすることによって、
ストライプを埋めるように第2の成長を行うときに、ス
トライプ外上面が表面に形成される酸化膜の影響で成長
開始時の成長速度がストライプ底面に比べて遅くなり、
その結果、ストライプを埋める成長膜がより平坦化され
るのであれば、レーザ素子の基本的構成は問わないもの
である。
化合物に比べ、ストライプ外の上面の第2の半導体化合
物をAlを多く含む半導体化合物とすることによって、
ストライプを埋めるように第2の成長を行うときに、ス
トライプ外上面が表面に形成される酸化膜の影響で成長
開始時の成長速度がストライプ底面に比べて遅くなり、
その結果、ストライプを埋める成長膜がより平坦化され
るのであれば、レーザ素子の基本的構成は問わないもの
である。
【0037】また、第2の成長の成長方法もLPE法
(液相エピタキシ法)に限定されるものではなく、成長
開始時の成長速度に差が生じ、ストライプを埋める成長
膜がより平坦化されるのであれば、MBE法(分子線エ
ピタキシ法)、MOCVD法(有機金属分解気相成長
法)などの他の成長方法を用いてもよい。
(液相エピタキシ法)に限定されるものではなく、成長
開始時の成長速度に差が生じ、ストライプを埋める成長
膜がより平坦化されるのであれば、MBE法(分子線エ
ピタキシ法)、MOCVD法(有機金属分解気相成長
法)などの他の成長方法を用いてもよい。
【0038】ここで、GaAs/AlGaAs系半導体
レーザ素子においては、ストライプ底面をGaAsにす
ることが最適である。
レーザ素子においては、ストライプ底面をGaAsにす
ることが最適である。
【0039】
【発明の効果】本発明の半導体レーザ素子は、このよう
にストライプ底面上に半導体化合物が過飽和状態の溶液
にて高速にて成長されるため、該ストライプ底面の第1
の半導体化合物がメルトバックにより侵蝕されるおそれ
がなく、また、第3の半導体積層構造体の上面がほぼ平
坦となるため、ステムに実装し、レーザ発振させた時の
放熱性が良くなり、本発明の半導体レーザ素子を備えた
装置が、より信頼性の高いものとなる。
にストライプ底面上に半導体化合物が過飽和状態の溶液
にて高速にて成長されるため、該ストライプ底面の第1
の半導体化合物がメルトバックにより侵蝕されるおそれ
がなく、また、第3の半導体積層構造体の上面がほぼ平
坦となるため、ステムに実装し、レーザ発振させた時の
放熱性が良くなり、本発明の半導体レーザ素子を備えた
装置が、より信頼性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体レーザ素子の一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】本発明の半導体レーザ素子の一例を示す斜視図
である。
である。
【図3】従来の半導体レーザ素子の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】従来の半導体レーザ素子の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来の半導体レーザ素子の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
11 p型GaAs基板 12 n型GaAs電流阻止層 13 p型AlGaAsクラッド層 14 p型AlGaAs活性層 15 In1-xGaxAsyP1-y回折格子形成層 16 AlzGa1-zAsチャネル形成層 17 AlwGa1-wAsクラッド層 18 n型GaAsキャップ層 31 n型AlGaAsキャリアバリア層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 聰 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−134985(JP,A) 特開 昭60−110188(JP,A) 特開 昭63−177495(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザ発振される活性層と積層状態にな
っており、最上面がAlを組成物として含まない半導体
化合物で構成された第1の半導体積層構造体と、 該第1の半導体積層構造体上に、ストライプ状欠如部分
が形成されるように積層されており、前記第1の半導体
積層構造体最上面よりもAlを組成物としてより多く含
む半導体化合物を上面に有する第2の半導体積層構造体
と、 前記第1及び第2の半導体積層構造体上に積層された第
3の半導体積層構造体と、を備え、 前記第3の半導体積層構造体は、下方にストライプ状欠
如部分が形成されているか否かで、その層厚が異なり、
前記第1の半導体積層構造体の上方でより厚く、前記第
2の半導体積層構造体の上方でより薄く形成されている
ことを特徴とする半導体レーザ素子。 - 【請求項2】 前記第3の半導体積層構造体の上面はほ
ぼ平坦であることを特徴とする請求項1に記載の半導体
レーザ素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275497A JP2939167B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 半導体レーザ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275497A JP2939167B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 半導体レーザ素子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63267765A Division JP2806533B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 半導体レーザ素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213697A JPH08213697A (ja) | 1996-08-20 |
JP2939167B2 true JP2939167B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17556325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275497A Expired - Lifetime JP2939167B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 半導体レーザ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939167B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100491073B1 (ko) * | 2001-12-31 | 2005-05-24 | 한국과학기술연구원 | AlGaAs 삽입층에 의한 InGaAs 양자점의방사파장 조정방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60110188A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Sharp Corp | 半導体レ−ザ素子 |
JPH01134985A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザ装置 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275497A patent/JP2939167B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08213697A (ja) | 1996-08-20 |
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Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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