JP2938683B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JP2938683B2 JP2938683B2 JP4259860A JP25986092A JP2938683B2 JP 2938683 B2 JP2938683 B2 JP 2938683B2 JP 4259860 A JP4259860 A JP 4259860A JP 25986092 A JP25986092 A JP 25986092A JP 2938683 B2 JP2938683 B2 JP 2938683B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/02—Housings; Casings; Bases; Mountings
- H01H71/0207—Mounting or assembling the different parts of the circuit breaker
- H01H71/0228—Mounting or assembling the different parts of the circuit breaker having provisions for interchangeable or replaceable parts
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- Breakers (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、警報スイッチ，補助
スイッチなどの付属装置を備えた回路遮断器に関するも
のである。
スイッチなどの付属装置を備えた回路遮断器に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図９，図１０は例えば実開昭５９−８６
６３９号公報および特開昭５９−１０１７３４号公報に
示された従来の回路遮断器を示す図で、図９は分解斜視
図、図１０は図９を組立てて線Ｘ−Ｘで断面した図であ
る。図において、１はベース１ａとこのベース１ａに着
脱自在に固定される主カバー１ｂとからなりかつ遮断機
構（図示せず）を内蔵する遮断器ケース、２は遮断機構
の付属装置で、例えば警報スイッチ，補助スイッチ，電
圧引出し装置，不足電圧引外し装置がある。３は主カバ
ー１ｂのベース１ａとは反対側の面１０１に形成されて
付属装置２を収容する凹所、４は凹所３の底面に開口し
て付属装置２のアクチュエータ５を遮断機構に連繋させ
るためのアクチュエータ挿入孔、６は遮断機構を外部か
ら操作するハンドル、７は凹所３を閉塞する補助カバー
で、ネジ８により主カバー１ｂに着脱自在に取付けられ
る。
６３９号公報および特開昭５９−１０１７３４号公報に
示された従来の回路遮断器を示す図で、図９は分解斜視
図、図１０は図９を組立てて線Ｘ−Ｘで断面した図であ
る。図において、１はベース１ａとこのベース１ａに着
脱自在に固定される主カバー１ｂとからなりかつ遮断機
構（図示せず）を内蔵する遮断器ケース、２は遮断機構
の付属装置で、例えば警報スイッチ，補助スイッチ，電
圧引出し装置，不足電圧引外し装置がある。３は主カバ
ー１ｂのベース１ａとは反対側の面１０１に形成されて
付属装置２を収容する凹所、４は凹所３の底面に開口し
て付属装置２のアクチュエータ５を遮断機構に連繋させ
るためのアクチュエータ挿入孔、６は遮断機構を外部か
ら操作するハンドル、７は凹所３を閉塞する補助カバー
で、ネジ８により主カバー１ｂに着脱自在に取付けられ
る。
【０００３】このように主カバー１ｂのベース１ａとは
反対側の面１０１に凹所３を形成して、その中に付属装
置２を収容することにより、付属装置２を遮断器ケース
１内に収容した場合と比較して、付属装置２の取付けや
取外しの場合に補助カバー７だけを外せばよく、主カバ
ー１ｂは外す必要がないため、遮断器ケース１内に異物
が侵入したり部品が脱落したりすることがなくなり、ま
た遮断機構の開閉接点間に生じるアークにより付属装置
２が損傷を受けることがなくなるといった利点が得られ
るものである。
反対側の面１０１に凹所３を形成して、その中に付属装
置２を収容することにより、付属装置２を遮断器ケース
１内に収容した場合と比較して、付属装置２の取付けや
取外しの場合に補助カバー７だけを外せばよく、主カバ
ー１ｂは外す必要がないため、遮断器ケース１内に異物
が侵入したり部品が脱落したりすることがなくなり、ま
た遮断機構の開閉接点間に生じるアークにより付属装置
２が損傷を受けることがなくなるといった利点が得られ
るものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路遮断器では
前記したように補助カバー７を外すだけで付属装置２を
凹所３に取付けたり，取外したりできるようになってい
るので、客先において付属装置２の取捨選択ができる。
従って、凹所３に付属装置２を取付けないで使用する状
態においては、凹所３のアクチュエータ挿入孔４が開放
するので、ここから遮断器ケース１内にゴミが侵入する
という問題点があった。
前記したように補助カバー７を外すだけで付属装置２を
凹所３に取付けたり，取外したりできるようになってい
るので、客先において付属装置２の取捨選択ができる。
従って、凹所３に付属装置２を取付けないで使用する状
態においては、凹所３のアクチュエータ挿入孔４が開放
するので、ここから遮断器ケース１内にゴミが侵入する
という問題点があった。
【０００５】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、凹所のアクチュエータ挿入孔からのゴ
ミの侵入がない信頼性の高い回路遮断器を得ることを目
的とする。
なされたもので、凹所のアクチュエータ挿入孔からのゴ
ミの侵入がない信頼性の高い回路遮断器を得ることを目
的とする。
【０００６】
【発明を解決するための手段】この発明に係わる回路遮
断器は、凹所に圧力吸収部材を嵌め、アクチュエータ挿
入孔を塞いだものである。
断器は、凹所に圧力吸収部材を嵌め、アクチュエータ挿
入孔を塞いだものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、凹所のアクチュエータ挿
入孔を圧力吸収部材により塞いだので、アクチュエータ
挿入孔から遮断器ケース内にゴミが進入しない。
入孔を圧力吸収部材により塞いだので、アクチュエータ
挿入孔から遮断器ケース内にゴミが進入しない。
【０００８】
実施例１．この発明の一実施例を図１，図２について説
明する。図１は補助カバーを外した分解斜視図、図２は
図１を組立てて線II−IIで断面した図であり、前記従来
のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。図において、９は凹所３の底面に貼ってア
クチュエータ挿入孔４を塞いだシールである。
明する。図１は補助カバーを外した分解斜視図、図２は
図１を組立てて線II−IIで断面した図であり、前記従来
のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。図において、９は凹所３の底面に貼ってア
クチュエータ挿入孔４を塞いだシールである。
【０００９】このように凹所３の底面にシール９を貼っ
てアクチュエータ挿入孔４を塞いでおくと、アクチュエ
ータ挿入孔４からゴミが遮断器ケース１内に侵入しな
い。そして、凹所３に付属装置２を取付けるときにはシ
ール９を剥せばよいし、シール９の表面に付属装置取付
けの取扱説明・収納される付属装置の形名等を表示して
おけば便利である。
てアクチュエータ挿入孔４を塞いでおくと、アクチュエ
ータ挿入孔４からゴミが遮断器ケース１内に侵入しな
い。そして、凹所３に付属装置２を取付けるときにはシ
ール９を剥せばよいし、シール９の表面に付属装置取付
けの取扱説明・収納される付属装置の形名等を表示して
おけば便利である。
【００１０】実施例２．前記した実施例１におけるシー
ル９に、図３〜図５に示すように切込み１０を設けてお
くと、付属装置２を凹所３に取付けるとき、図５に示す
ようにアクチュエータ５を切込み１０からアクチュエー
タ挿入孔４に挿入できるので、シール９を剥さなくても
よいし、再び付属装置２を取外すときには図３，図４に
示すようにシール９がアクチュエータ挿入孔４を塞ぐこ
とができる。
ル９に、図３〜図５に示すように切込み１０を設けてお
くと、付属装置２を凹所３に取付けるとき、図５に示す
ようにアクチュエータ５を切込み１０からアクチュエー
タ挿入孔４に挿入できるので、シール９を剥さなくても
よいし、再び付属装置２を取外すときには図３，図４に
示すようにシール９がアクチュエータ挿入孔４を塞ぐこ
とができる。
【００１１】実施例３． この発明の他の実施例を図６〜図８について説明する。
図６は補助カバーを外した分解斜視図、図７は図６を組
立てて線VII −VII で断面した図、図８は図６をさらに
分解した斜視図であり、前記従来のものと同一または相
当部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、１１は凹所３に嵌まる凵状に形成された圧力吸収部
材で、アクチュエータ挿入孔４を塞ぐと共に両側面に凹
所３の各係合凹部３ａにそれぞれ係合する取付爪１１ｂ
を有している。また、下面にアクチュエータ挿入孔４を
塞ぐ凸部１１ａを有する形状でもよい。
図６は補助カバーを外した分解斜視図、図７は図６を組
立てて線VII −VII で断面した図、図８は図６をさらに
分解した斜視図であり、前記従来のものと同一または相
当部分には同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、１１は凹所３に嵌まる凵状に形成された圧力吸収部
材で、アクチュエータ挿入孔４を塞ぐと共に両側面に凹
所３の各係合凹部３ａにそれぞれ係合する取付爪１１ｂ
を有している。また、下面にアクチュエータ挿入孔４を
塞ぐ凸部１１ａを有する形状でもよい。
【００１２】この圧力吸収部材１１を凹所３に嵌めた状
態では、図６，図７に示すようにアクチュエータ挿入孔
４を塞ぐのでアクチュエータ挿入孔４から遮断器ケース
１内にゴミが侵入しないし、両取付爪１１ｂが両係合凹
部３ａに係合するので遮断時のガス圧によって圧力吸収
部材１１が飛ばないし、補助カバー７が破損することも
ない。さらに、凸部１１ａを有することにより、ゴミの
侵入防止の効果はさらに高まる。
態では、図６，図７に示すようにアクチュエータ挿入孔
４を塞ぐのでアクチュエータ挿入孔４から遮断器ケース
１内にゴミが侵入しないし、両取付爪１１ｂが両係合凹
部３ａに係合するので遮断時のガス圧によって圧力吸収
部材１１が飛ばないし、補助カバー７が破損することも
ない。さらに、凸部１１ａを有することにより、ゴミの
侵入防止の効果はさらに高まる。
【００１３】この圧力吸収部材１１を凹所３に嵌めると
きには、凹所３の上方から下向きにパチンと嵌めること
ができるし、両突出端を内側に絞ってつまめば上方に容
易に外すことができる。この点から圧力吸収部材１１を
弾性材料で形成しておくとなお効果的である。
きには、凹所３の上方から下向きにパチンと嵌めること
ができるし、両突出端を内側に絞ってつまめば上方に容
易に外すことができる。この点から圧力吸収部材１１を
弾性材料で形成しておくとなお効果的である。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば付属装
置を凹所に取付けないで使用する状態においても凹所の
アクチュエータ挿入孔から遮断器ケース内にゴミが侵入
しない信頼性の高いものが得られるという効果がある。
置を凹所に取付けないで使用する状態においても凹所の
アクチュエータ挿入孔から遮断器ケース内にゴミが侵入
しない信頼性の高いものが得られるという効果がある。
【図１】この発明の実施例１を示す分解斜視図である。
【図２】図１を組立てて線II−IIで断面した図である。
【図３】この発明の実施例２を示す分解斜視図である。
【図４】図３を組立てて線IV−IVで断面した図である。
【図５】図４において付属装置を追加した図である。
【図６】この発明の実施例３を示す分解斜視図である。
【図７】図６を組立てて線VII −VII で断面した図であ
る。
る。
【図８】図６をさらに分解した斜視図である。
【図９】従来の回路遮断器を示す分解斜視図である。
【図１０】図９を組立てて線Ｘ−Ｘで断面した図であ
る。
る。
１ 遮断器ケース １ａ ベース １ｂ 主カバー １０１ 主カバーのベースとは反対側の面 ２ 付属装置 ３ 凹所 ３ａ 係合凹所 ４ アクチュエータ挿入孔 ５ アクチュエータ ６ ハンドル ７ 補助カバー ９ シール １０ 切込み １１ 圧力吸収部材 １１ａ 凸部 １１ｂ 取付爪
フロントページの続き (72)発明者 鐘尾 茂 福山市緑町１番８号 三菱電機株式会社 福山製作所内 (56)参考文献 特開 平１−236536（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−133020（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−134152（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−61304（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−86639（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−59931（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01H 9/02 H01H 71/02 H01H 73/06
Claims (1)
- 【請求項１】 ベースとこのベースに固定される主カバ
ーとからなると共に遮断機構を内臓する遮断器ケース、
前記主カバーの前記ベースとは反対側の面に形成されて
前記遮断機構の付属装置を収容する凹所、前記主カバー
に取付けられて前記凹所を閉塞する補助カバー、および
前記凹所の底面に開口して前記付属装置のアクチュエー
タを前記遮断機構に連繋させるためのアクチュエータ挿
入孔を備えた回路遮断器において、 前記凹所に嵌まる形状を有する圧力吸収部材を備え、勝
つこの圧力吸収部材は、前記アクチュエータ挿入孔を塞
ぐと共に両側面に前記凹所の各係合部にそれぞれ係合す
る取付爪を有することを特徴とする回路遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259860A JP2938683B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259860A JP2938683B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 回路遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06111659A JPH06111659A (ja) | 1994-04-22 |
| JP2938683B2 true JP2938683B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17339977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4259860A Expired - Fee Related JP2938683B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2938683B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6208229B1 (en) * | 2000-04-06 | 2001-03-27 | Eaton Corporation | Moulded case power switch housing with removably secured secondary cover |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0347227Y2 (ja) * | 1985-10-03 | 1991-10-08 | ||
| JPS62171114U (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-30 | ||
| US4788621A (en) * | 1987-12-16 | 1988-11-29 | General Electric Company | Molded case circuit breaker multiple accessory unit |
| JPH03133020A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-06 | Fuji Electric Co Ltd | 回路遮断器 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4259860A patent/JP2938683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06111659A (ja) | 1994-04-22 |
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Legal Events
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