JP2938308B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2938308B2
JP2938308B2 JP5126270A JP12627093A JP2938308B2 JP 2938308 B2 JP2938308 B2 JP 2938308B2 JP 5126270 A JP5126270 A JP 5126270A JP 12627093 A JP12627093 A JP 12627093A JP 2938308 B2 JP2938308 B2 JP 2938308B2
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substrate
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一平 伊納
誠 岩本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶層を介在する一対
のプラスチック基板に少なくとも1層から成るガスバリ
ア膜を形成した液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子の薄型軽量化を図り、基板
の加工性を向上するためにガラスのかわりにプラスチッ
ク素材を用いて液晶表示素子の基板を形成することが試
みられている。しかし、プラスチック基板はガラス基板
に比べてガス透過率が高く、このために外部から透過し
てきたガスが液晶層中に気泡を生じ、液晶表示素子の表
示不良を生じる。
【0003】このため、特開平3−138617に示さ
れるように、液晶表示素子のプラスチック基板表面に透
光性を有するSi,Tiなどの金属酸化物あるいは金属
窒化物のガスバリア膜をスパッタ法などによって形成
し、プラスチック基板のガス透過性を抑制する構造が提
案されている。
【0004】図5は、従来の液晶表示素子1を示す断面
図である。液晶表示素子1は、一対のプラスチック基板
2間に液晶層3が封入され、シール材4によって封止さ
れて形成される。前記一対のプラスチック基板2は、両
面にハードコート膜6と、これに積層してSi,Tiな
どのアモルファス金属酸化物あるいは金属窒化物から成
るガスバリア膜7が形成され、さらに対向する面上にI
TO(インジウム錫酸化物)などの透光性を有する電極
5が形成される。
【0005】一方、前記ガスバリア膜7をPVA(ポリ
ビニルアルコール)、EVOA(PVAとエチレンの共
重合体)などの有機物で形成した液晶表示素子1も試み
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
Si,Tiなどの酸化膜あるいは窒化膜、たとえばSi
x,SiNxなどから成るガスバリア膜7は、ガスバリ
ア性が低いため、100nm以上形成しなければ充分な
機能を果たさない。
【0007】図6は、基板2上に形成される成膜原子8
の状態を示す断面図である。図6に示すように、真空蒸
着、スパッタリング、イオンプレーティングおよびCV
D法などで基板上に形成される膜は、膜を構成する原子
8が基板2上に積層されることによって成膜される。こ
のとき、成膜原子8の第1層9の構造は、基板2表面の
原子レベルの大きさでの凹凸および基板2表面を構成す
る原子および電子と成膜原子8との相互作用に依存して
おり、基板2表面の微視的状態を反映したものとなる。
しかし、成膜原子8が積層していくにしたがって、上層
の成膜原子8に対する基板2表面の影響は小さくなり、
膜厚が大きくなると、膜と基板2表面との界面10と膜
内部との構造が異なってくる。このため、膜内部が外に
拡がろうとし、膜と基板2表面との界面10を圧縮する
圧縮応力または膜内部が収縮し、膜と基板2表面との界
面10を引張る引張応力などの内部応力を生じる。この
ような内部応力は、膜厚が大きいほど大きくなる。した
がって、このように厚く形成されたガスバリア膜7は、
膜の内部応力が大きくなり、プラスチック基板2が反る
などの不都合を生じる。
【0008】図7は、基板2の曲げに対する膜7の強度
と、膜7の膜厚との関係を説明するための断面図であ
る。図7に示すように、膜7側が突部を形成するように
基板2を曲げていくと、膜7の突部側表面の伸びが膜7
の破壊伸度以上になったとき膜7の突部側表面に亀裂を
生じる。また、同じ厚さの基板2上に膜7を形成する場
合には、同じ曲げに対して膜7の膜厚42が大きいほど
突部側膜7表面の伸び43が大きくなり、これに対して
膜7の膜厚45を小さくすると、突部側膜7表面の伸び
44は小さい。このように、ガスバリア膜7を100n
m以上の厚さに形成すると、プラスチック基板2の曲げ
に対して弱く、基板2の曲げによってガスバリア膜7に
亀裂を生じることがあり、この亀裂から進入したガスに
よって液晶層3内に気泡を生じる結果となる。
【0009】また、これらの原因以外にもスパッタリン
グ時に基板面上に異物が付着したり、スパッタリング時
の異常放電などの原因によってガスバリア膜7に欠陥を
生じ、これによって液晶層3内に気泡を生じる可能性が
ある。
【0010】本発明の目的は、ガスバリア性に優れた薄
い膜厚のガスバリア膜をプラスチック基板面に形成する
ことによって、表示信頼性に優れた薄型軽量の液晶表示
素子を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のプラス
チック基板間に液晶層を介在して形成される液晶表示素
子において、前記プラスチック基板に少なくとも1層か
ら成るSiAlON膜を形成したことを特徴とする液晶
表示素子である。
【0012】
【0013】
【作用】本発明に従えば、液晶表示素子は一対のプラス
チック基板間に液晶層を介在して成り、前記プラスチッ
ク基板に少なくとも1層から成るSiAlON膜をたと
えば100nm以下の薄い膜厚に形成される。前記Si
AlON膜は、Si−Al,Si−O,Si−N,Al
−O,Al−NおよびO−Nの結合がランダムに生じ、
様々な原子が様々な結合距離で結合した構造から成る。
これによって、SiAlON膜は高いガスバリア性を有
し、100nm以下に形成してもプラスチック基板を介
するガスの透過を防止することができる。
【0014】
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例である液晶表示素子
11の全体の構成を示す断面図であり、図2は図1に示
すプラスチック基板12とそれに形成されるガスバリア
膜17の配置を示す断面図である。図1に示すように液
晶表示素子11は、膜処理が施された一対のプラスチッ
ク基板18間に液晶層13が注入され、シール材14に
よって封止されて形成される。前記プラスチック基板1
8は、図2(a)に示すように、プラスチック基板12
の片面のみ、あるいは図2(b)に示すようにプラスチ
ック基板12の両面にガスバリア膜17が形成される。
ガスバリア膜17がプラスチック基板12の片面のみに
形成されたプラスチック基板18を用いて液晶表示素子
11を形成する場合には、ガスバリア膜17はプラスチ
ック基板12の液晶層13側に配置されてもよいし、反
対側に配置されてもよい。また、あるいは図2(a)に
示すように、プラスチック基板12の片面にガスバリア
膜17を形成後、図2(c)に示すように、2枚のプラ
スチック基板12間にガスバリア膜17を介在させても
よい。前述のように、それぞれガスバリア膜17が形成
されたプラスチック基板18には、液晶層13を介在し
て対向する表面にITOなどから成る電極15が形成さ
れる。前記電極15に積層して配向膜16が形成され、
配向処理が施される。
【0016】前述のガスバリア膜17は、SiおよびA
lの酸化物と窒化物とが高次に結合した非晶質複合化合
物であるSiAlONから成り、O2とN2との混合ガス
を雰囲気とする反応性スパッタ法によって前述のプラス
チック基板12面上に形成される。また、前述のスパッ
タリングに、スパッタターゲットとしてSiおよびAl
の酸化物であるSiO2,Al23などを用いれば、N2
ガスを雰囲気とする反応性スパッタ法によって、SiA
lON薄膜を形成することができる。このようにして、
プラスチック基板12上に形成されたSiAlON膜1
7は、Si,Alの単純窒化膜、単純酸化膜がそれぞれ
の原子間の結合距離が一定であるのに対し、Si−A
l,Si−O,Si−N,Al−O,Al−NおよびO
−Nの結合がランダムに生じるので、様々な原子が様々
な結合距離で結合した構造を有する。このため、ガスバ
リア性に優れ、図6に示すSiOx,SiNxなどから成
るガスバリア膜7と比較すると、ガスバリア膜17を膜
厚100nm以下に形成した場合でも、100nm以上
の膜厚に形成されたSiOx,SiNx膜7に匹敵するガ
スバリア性を示す。
【0017】図3は基板12上にSiAlON膜17を
形成する際の反応性スパッタ法を説明するための断面図
であり、図4は反応性スパッタリングにおけるスパッタ
ターゲット23の1例を示す平面図である。図3(a)
に示すように、プラスチック基板12は充分な洗浄の後
スパッタチャンバー20内に設置される。さらに、スパ
ッタチャンバー20内を真空にし、スパッタチャンバー
20の内圧を5×10-5torrとする。このとき、スパッ
タチャンバー20内の湿度は、ほぼ0%になる。その
後、図3(b)に示すように、スパッタチャンバー20
内にO2ガス21を導入し、スパッタチャンバー20の
内圧を3×10-3torrとする。次に、プラスチック基板
12表面にO2プラズマ処理を施す。O2プラズマ処理
は、プラスチック基板12とガスバリア膜17との密着
性を良好にするために行われる。前記O2プラズマ処理
を施すことによって、プラスチック基板12の表面に原
子レベルの単位で、すなわち数nm〜数10nmの凹凸
を生じる。したがって、プラスチック基板12の表面積
すなわち結合面の面積が増大し、プラスチック基板12
とガスバリア膜17との密着性が向上する。また、O2
プラズマ処理によって、プラスチック基板12表面にカ
ルボニル基および水酸基を生成し(これを微視的酸化と
いう)、ガスバリア膜17とプラスチック基板12の表
面とが結合しやすくなる。O2プラズマ処理は、室温、
湿度0%、O2ガス中気圧3×10-3torrにて1分間1
00Wで放電して行われる。放電は、直流電源または交
流電源のいずれを用いて行ってもよい。この後、スパッ
タチャンバー20内にN2ガスを導入し、スパッタチャ
ンバー20の内圧が大気圧に等しくなったらプラスチッ
ク基板を取出す。
【0018】さらに、図3(c)に示すように、スパッ
タチャンバー20内にO2+N2の混合ガス22を導入す
る。O2とN2の混合比、N2/O2は、1/2〜2であれ
ばよく、N2/O2=1が望ましい。このO2+N2の混合
ガス22を雰囲気として、前述のO2プラズマ処理を施
された基板12をスパッタターゲット23によってスパ
ッタリングする。スパッタリングは、基板12の温度を
20〜120℃とし、N2+O2混合ガス中気圧5×10
-4〜3×10-3torr、温度0%、印加電力40〜200
W(直流でも交流でもよい)で行われ、プラスチック基
板12表面上にSiAlON膜17を100nmの膜厚
に形成する。このときの印加電力およびスパッタリング
時間は装置によって異なり、印加電力とスパッタリング
時間の関係は表1に示す。また、プラスチック基板12
とスパッタターゲット23との距離は30nmが望まし
い。
【0019】
【表1】
【0020】スパッタターゲット23は、Si−Alの
合金あるいは図4に示すようなAl基板24上にSiの
小片25を配置したものを用いる。スパッタターゲット
23は、Si−Alの合金を用いる場合、Si/Alが
1/4〜4であればよく、Si/Al=1が望ましい。
またスパッタターゲット23として、図4に示すような
Al基板24上にSiの小片25を配置したものを用い
る場合には、SiとAlの面積比Si/Alが1/4〜
4となるよう、好ましくはSi/Al=1となるよう配
置する。スパッタリングは、プラスチック基板12が過
熱しないよう40〜200Wで行う。このようにして、
スパッタターゲット23から飛来するSiとAlは、N
2+O2混合ガス22と反応しながらプラスチック基板1
2面上に積層され、SiAlON薄膜17を形成する。
また、図4に示すように、スパッタターゲット23は同
面積の正方形状のSi面25と、Al面24とが上下左
右方向に交互に配置されているが、スパッタターゲット
23としてはSi原子とAl原子がむらなくプラスチッ
ク基板12に放出されればよく、Si面25とAl面2
4とが図4に示す例とは異なるパターンに配置されても
よい。
【0021】さらにスパッタターゲット23には、石英
ガラス基板上にAlの小片を配置したもの、石英ガラス
基板上にサファイアの小片を配置したもの、あるいはS
iAlOから成る焼成酸化物などを用いてもよい。また
スパッタターゲット23として、前述のうちSiAlO
の焼成酸化物を用いる場合、N2ガスを雰囲気としてス
パッタリングを行うのが好ましいが、N2+O2混合ガス
22を用いて行ってもよい。また、スパッタターゲット
23として、SiAlONセラミクスを用いる場合に
は、スパッタリングの雰囲気としてArガスを用いるこ
とができる。
【0022】以上のようにして、本発明の液晶表示素子
11は、液晶層13を介在する一対のプラスチック基板
12上にそれぞれ膜厚100nmのSiAlONから成
るガスバリア膜17が形成される。前記ガスバリア膜1
7は、SiOxから成る膜厚200nmのガスバリア膜
7より優れたガスバリア性を示し、前記ガスバリア膜1
7をプラスチック基板12上に形成した液晶表示素子1
1と、ガスバリア膜7をプラスチック基板2上に形成し
た液晶表示素子1とを比較すると、室温、湿度50%、
大気中10気圧下に12時間放置した場合、基板2上に
200nmにSiOx膜を形成した液晶表示素子1には
液晶層3中に気泡が発生したが、基板12上に100n
mの膜厚でSiAlON膜17を形成した液晶表示素子
11には液晶層13中に気泡の発生が認められなかっ
た。
【0023】さらに、厚さ0.2mmのポリカーボネー
トシートから成るプラスチック基板12の表面上にガス
バリア膜17をそれぞれ50nm,100nm,200
nmおよび400nmの膜厚に形成し、前記各プラスチ
ック基板12を曲率半径R=40mm,20mm,10
mmおよび5mmに曲げ、プラスチック基板12の曲げ
に対するガスバリア膜17のクラック発生の有無を測定
した。表2に示すように、曲率半径40mmでは、いず
れの膜厚でもガスバリア膜17にクラックの発生は認め
られず、曲率半径20mmでは膜厚400nmに形成さ
れたガスバリア膜17にクラックが発生した。また、曲
率半径10mmでは、膜厚400nmおよび200nm
のガスバリア膜17にクラックの発生が認められ、曲率
半径5mmでは、全てのプラスチック基板12が割損し
た。このように、プラスチック基板12の曲げに対して
は、ガスバリア膜17の膜厚が薄いほどガスバリア膜1
7にクラックを生じにくく、膜厚100nm以下ではガ
スバリア膜17はプラスチック基板12とほぼ等しい膜
強度を示すことが判る。
【0024】
【表2】
【0025】このように本実施例によれば、プラスチッ
ク基板12上にSiAlONから成るガスバリア膜17
を形成することによって、ガスバリア膜17の膜厚を1
00nm程度に薄くしても充分に液晶層13中に気泡が
発生することを防止することができる。これによって、
ガスバリア膜17を薄くすることができるので、プラス
チック基板12のガスバリア膜17の内部応力による反
りを防止することができるとともに、ガスバリア膜17
のプラスチック基板12の曲げに対するクラックの発生
を低減することができ、前記プラスチック基板12の加
工性を向上することができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一対のプ
ラスチック基板間に液晶層を介在して成る液晶表示素子
は、前記プラスチック基板に少なくとも1層から成るS
iAlON膜を形成される。SiAlON膜は、高いガ
スバリア性を有し、薄膜に形成しても充分効果を発揮
し、たとえば膜厚100nm以下に形成した場合でも、
プラスチック基板のガスの透過を防止し、液晶層内に気
泡が発生することを防止することができる。さらに、S
iAlON膜を100nm以下に形成することによっ
て、プラスチック基板の曲げに対してSiAlON膜に
亀裂を生じにくくなり、SiAlON膜のガス透過防止
の信頼性を向上することができる。これによって、表示
信頼性に優れた薄型軽量の液晶表示素子を得ることがで
きる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液晶表示素子11の全
体の構成を示す断面図である。
【図2】図1に示すプラスチック基板12と、それに形
成されるガスバリア膜17とを示す断面図である。
【図3】基板12上にSiAlON膜17を形成する際
の反応性スパッタ法を説明するための断面図である。
【図4】反応性スパッタリングにおけるスパッタターゲ
ット23の1例を示す平面図である。
【図5】従来のガスバリア膜7を備えるプラスチック基
板液晶表示素子1を示す断面図である。
【図6】基板2上に形成される成膜原子8の状態を示す
断面図である。
【図7】基板2の曲げに対する膜7の強度と、膜7の膜
厚との関係を説明するための断面図である。
【符号の説明】
11 液晶表示素子 12 プラスチック基板 13 液晶層 14 シール材 15 電極 16 配向膜 17 SiAlON膜(ガスバリア膜) 18 膜処理を施したプラスチック基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のプラスチック基板間に液晶層を介
    在して形成される液晶表示素子において、 前記プラスチック基板に少なくとも1層から成るSiA
    lON膜を形成したことを特徴とする液晶表示素子。
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