JP2937946B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2937946B2
JP2937946B2 JP9145237A JP14523797A JP2937946B2 JP 2937946 B2 JP2937946 B2 JP 2937946B2 JP 9145237 A JP9145237 A JP 9145237A JP 14523797 A JP14523797 A JP 14523797A JP 2937946 B2 JP2937946 B2 JP 2937946B2
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敏司 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
に関し、特に感熱印字媒体にサーマルヘッドを用いて印
字を行うサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルプリンタの構成を図4に
示す。印字媒体21は、ロール状に巻かれて印字媒体ボ
ックス22にセットされている。印字媒体ボックス22
から引き出された印字媒体21は、補助ローラ23およ
び補助ローラ24を介してサーマルヘッド25とプラテ
ン26の間を走行し、印字媒体21の表面へ文字や図形
を印字される。
【0003】図5は印字媒体21の断面図である。印字
媒体21としては感熱紙が用いられる。感熱紙は基材と
なる紙31の表面に発色剤32が塗布されている。サー
マルヘッド25とプラテン26の間を走行するときに、
サーマルヘッド25の熱により、表面の発色剤32が発
色して文字や図形を形成する。
【0004】一般に使用されている発色剤は、薬品の接
触や日光の照射により発色が消える、つまり、印字した
文字や図形が消える現象が発生する。また、機械強度が
弱く、表面がこすられると印字の汚れや文字欠けが発生
しやすい。
【0005】これを防止し、印字した内容の保存性を向
上させるために、表面の発色剤32の上にオーバーコー
ト33を施し、保護する方法もある。
【0006】また、特開平3−21471号公報あるい
は特開平2−223461号公報に記載されているよう
に、テープなどの透明の印字媒体の裏面に、感熱方式で
はなくサーマルヘッドを使用した熱転写方式によって反
転文字を印字し印字媒体の印字面を引っかき等の傷から
保護し、印字の品位を向上させる方法もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のサーマ
ルプリンタは、印字面に薬品等が付着すると発色剤と化
学反応を起こして印字が消去したり日光の照射により発
色が消えるという問題点があった。また、機械強度が弱
く、表面がこすられると印字の汚れや文字欠けが発生し
やすいという問題点があった。
【0008】また、表面の発色剤の上にオーバーコート
を施すことは、発色剤に対するサーマルヘッドの熱伝達
効率が低下するため、発色性を損なうという問題点があ
った。
【0009】一方、特開平3−21471号公報あるい
は特開平2−223461号公報に記載された方法で
は、熱転写方式となるため熱転写用のインクリボンが必
要であり、またそのインクリボンを駆動させる機構等が
必要となり、構造が複雑になるという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、印字の汚れや文字欠けが
発生しないと共に、印字媒体表面を長時間日光等の光に
当てても印字が消えないように、また印字媒体表面に薬
品が付着しても印字に悪影響がないように、印字の保存
性を向上させたを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルプリン
タは、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドを制御す
るヘッド制御部とを有し、感熱印字媒体に印字を行うサ
ーマルプリンタにおいて、前記感熱印字媒体は透明また
は半透明の基材と前記基材の表面に塗布された遮光塗料
と前記基材の裏面に塗布された発色剤とから構成され
前記サーマルヘッドは前記発色剤を加熱することにより
前記感熱印字媒体の裏面に印字を行うことを特徴とす
る。
【0012】本発明のサーマルプリンタは、サーマルヘ
ッドと、前記サーマルヘッドを制御するヘッド制御部と
を有し、感熱印字媒体に印字を行うサーマルプリンタに
おいて、前記感熱印字媒体は透明または半透明の基材と
前記基材の表面に塗布された紫外線吸収塗料と前記基材
の裏面に塗布された発色剤とから構成され、前記サーマ
ルヘッドは前記発色剤を加熱することにより前記感熱印
字媒体の裏面に印字を行うようにしてもよい。
【0013】
【0014】
【0015】本発明のサーマルプリンタは、前記ヘッド
制御部は印字を表裏反転印字とするようにしてもよい。
【0016】本発明のサーマルプリンタは、前記サーマ
ルプリンタはPOS端末用プリンタであるようにしても
よい。
【0017】印字媒体ボックスにセットされている感熱
印字媒体は、補助ローラによってサーマルヘッドとプラ
テンの間に案内され、サーマルヘッドはヘッド制御部に
よって制御され、感熱印字媒体の発色剤が塗布されてい
る裏面へ表裏反転文字を印字する。感熱印字媒体は、透
明または半透明の基材の表面に遮光塗料が塗布されてい
る。印字された文字は、表面から見ると正立文字として
見ることが可能である。印字面は裏面であるため、印字
文字に傷が付くのを防ぐ効果がある。また、印字媒体の
表面を長時間日光等の光に当てたり、薬品が付着したり
しても、印字が消去するのを防ぐ効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
概略図である。図1を参照して、印字を行う機構を説明
する。感熱印字媒体1はロール状に巻かれ、印字媒体ボ
ックス2にセットされている。印字媒体ボックス2から
引き出された感熱印字媒体1は補助ローラ3および補助
ローラ4を介してサーマルヘッド5とプラテン6の間を
走行して印字される。ヘッド制御部7はサーマルヘッド
5の各発熱素子(図示せず)のコントロールを行う。
【0020】図2は、感熱印字媒体1の断面図である。
基材11は透明または半透明のフィルムである。裏面に
発色剤12が塗布されている。表面には遮光塗料13が
塗布されている。表面に塗布する遮光塗料13として
は、紫外線部分を選択的に吸収する紫外線吸収塗料とす
ると、印字内容の可視性を損なうことが少なく、より効
果的である。
【0021】次に動作について説明する。
【0022】感熱印字媒体1がサーマルヘッド5とプラ
テン6の間を走行するときに、印字制御部7がサーマル
ヘッド5の発熱素子を発熱させて感熱印字媒体1の裏面
に塗布された発色剤12を加熱する。加熱された部分の
発色剤12は発色して文字や図形が読み取り可能とな
る。ヘッド制御部7は文字や図形が表裏反転した印字と
なるように制御を行う。
【0023】感熱印字媒体1の裏面に表裏反転した印字
が行われるので、表面からは表裏が正しい正立文字とし
て判読できる。
【0024】本実施の形態では、印字が裏面に行われる
ため、従来行われているように表面に印字する場合に比
較して、印字面のこすれや引っかけ等による印字の汚れ
や文字欠け等から保護することができる。
【0025】また、表面に遮光塗料13が塗布されてい
るため、日光等の光に長時間照射されて印字が消えるこ
とも防止できる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0027】第2の実施の形態を示す概略図は、第1の
実施の形態で説明した図1と同じである。
【0028】図3は本発明の第2の実施の形態の感熱印
字媒体1の断面図である。基材14は透明または半透明
のフィルムである。裏面に発色剤12が塗布されてい
る。基材14の内部には遮光剤15が練り込まれてい
る。内部に練り込む遮光剤15としては、紫外線部分を
選択的に吸収する紫外線吸収剤とすると、印字内容の可
視性を損なうことが少なく、より効果的である。
【0029】第1および第2の実施の形態で説明したサ
ーマルプリンタが利用される有効な例としては、POS
(販売時点情報管理)端末用プリンタが挙げられる。例
えば、百貨店やスーパーマーケットに代表される小売店
のレジスターに組み込まれているレシート発行用のプリ
ンタである。レシートは、購入した商品の購入店、購入
日、購入価格を証明するものとして、一定期間の保存性
を有することが望ましく、本発明のプリンタを使用する
ことによってレシートの保存性が向上するので効果的で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、感熱印
字媒体の基材を透明あるいは半透明として裏面に印字す
るため、表面をこすっても印字の汚れや文字欠けが起き
ないという効果がある。
【0031】また、感熱印字媒体の表面に薬品等が付着
しても裏面の発色剤とは化学反応を起こすことがなく、
印字内容の保存性が向上するという効果がある。
【0032】また、遮光剤を感熱印字媒体の表面に塗布
するか、内部に練り込んでいるため、表面を長時間日光
等の光に当てておいても、印字が消えてしまうというこ
とがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す概略図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の感熱印字媒体の断
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の感熱印字媒体の断
面図である。
【図4】従来のサーマルプリンタの構成図である。
【図5】従来のサーマルプリンタの印字媒体の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 感熱印字媒体 2 印字媒体ボックス 3 補助ローラ 4 補助ローラ 5 サーマルヘッド 6 プラテン 7 ヘッド制御部 11 基材 12 発色剤 13 遮光塗料 14 基材 15 遮光剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−127093(JP,A) 特開 平4−371861(JP,A) 特開 平6−166194(JP,A) 特開 平7−61144(JP,A) 特開 平7−17131(JP,A) 特開 平6−320871(JP,A) 特開 平8−34163(JP,A) 特開 平5−139055(JP,A) 実開 平3−72450(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/32 - 2/325 B41J 3/36 B41J 2/485 B41M 5/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドと、前記サーマルヘッド
    を制御するヘッド制御部とを有し、感熱印字媒体に印字
    を行うサーマルプリンタにおいて、前記感熱印字媒体は
    透明または半透明の基材と前記基材の表面に塗布された
    遮光塗料と前記基材の裏面に塗布された発色剤とから構
    成され、前記サーマルヘッドは前記発色剤を加熱するこ
    とにより前記感熱印字媒体の裏面に印字を行うことを特
    徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドと、前記サーマルヘッド
    を制御するヘッド制御部とを有し、感熱印字媒体に印字
    を行うサーマルプリンタにおいて、前記感熱印字媒体は
    透明または半透明の基材と前記基材の表面に塗布された
    紫外線吸収塗料と前記基材の裏面に塗布された発色剤と
    から構成され、前記サーマルヘッドは前記発色剤を加熱
    することにより前記感熱印字媒体の裏面に印字を行うこ
    とを特徴とするサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド制御部は印字を表裏反転印字
    とすることを特徴とする請求項1または2記載のサーマ
    ルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記サーマルプリンタはPOS端末用プ
    リンタであることを特徴とする請求項1、2または3
    載のサーマルプリンタ。
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