JP2937920B2 - ごみ圧縮処理装置 - Google Patents

ごみ圧縮処理装置

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JP2937920B2 JP9005594A JP559497A JP2937920B2 JP 2937920 B2 JP2937920 B2 JP 2937920B2 JP 9005594 A JP9005594 A JP 9005594A JP 559497 A JP559497 A JP 559497A JP 2937920 B2 JP2937920 B2 JP 2937920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械工場等で発
生するダライ粉、切粉や空缶などの金属ごみあるいはそ
の他のごみを圧縮処理するごみ圧縮処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械工場等で切削、切断等により発生す
るダライ粉や切粉のような金属ごみは、一般にはドラム
缶のような所定のごみ収納箱に入れて、一杯になるとそ
のごみをトラックに積み替えて搬出し、再生資源として
利用される。このようなごみ貯留手段では金属ごみが直
ぐに一杯となるため、ドラム缶数本分のごみを圧縮して
貯留する貯留装置としてごみ圧縮処理装置が特開平5−
200592号公報により提案されている。
【0003】このごみ圧縮処理装置は、金属ごみ等であ
れば体積を数分の1程度に小さく圧縮して貯留でき、ド
ラム缶数本分の金属ごみを小さなスペースに安全に貯留
できるという優れた利点を有する。その概略構造は、外
側ケーシング内にホッパと一体形の内側ケーシングを移
動自在に設け、圧縮板をシリンダで押圧して内側ケーシ
ング内に投入された金属ごみを排出端の開閉蓋へ向って
圧縮を繰り返し、ごみを圧縮貯留する。ごみ排出時には
内側ケーシングをごみ押圧方向と反対方向に少しだけバ
ックさせ内圧を解除した後開閉蓋を開くというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
み圧縮処理装置はケーシングが外側ケーシングと内側ケ
ーシングの2重構造で、かつホッパが内側ケーシングと
一体に形成されているという構造上の制約から、小型ご
み圧縮処理装置として利用されており、ドラム缶5〜6
杯分のごみ容量程度のものであって、それ以上の大型化
には適していない。
【0005】これは、上記2重構造である点及びホッパ
と内側ケーシングが一体形である点から大型化するとホ
ッパが大きくなり過ぎて動作がスムースでなくなるから
である。然るに、機械工場等の規模によっては上記小型
ごみ圧縮処理装置の貯留能力以上の金属ごみを排出する
所があり、さらに中、大型化したごみ圧縮処理装置の要
望が強い。
【0006】この発明は、上述した従来のごみ圧縮処理
装置の現状に留意して、ごみを受入れるホッパを貯留装
置としかつ収縮自在で1次及び2次圧縮によりごみを排
出時の数拾分の1まで高圧縮して貯留でき、かつ構造が
シンプルで安価に製作し得るごみ圧縮処理装置を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決する手段として、対向して配置した側板の間隔を収
縮自在とした収縮ホッパと、このホッパで収縮されたご
みをその側方から1次圧縮する1次圧縮用プッシャとを
備え、ホッパ下底にはホッパ端壁の下部に設けた開口に
接続される凹所と上記開口を開閉自在とする蓋板とを設
け、上記凹所内に収容された圧縮ごみを上下方向に圧縮
する竪押え部材と、上記開口の蓋板に向って圧縮ごみを
2次圧縮する2次圧縮用プッシャとを備えて成るごみ圧
縮処理装置としたのである。
【0008】かかる構成のごみ圧縮処理装置は、ごみを
受入れるホッパ自体を貯留手段として利用し、かつその
側板を収縮自在としてある程度ごみを収縮させ、その後
1次及び2次圧縮用プッシャで2段階にごみ圧縮を行
い、ごみを初期投入時の体積の数拾分の1と高度に圧縮
してその後の処分又は貯留が容易な大きさにすることが
できるようにしたものである。
【0009】ホッパに投入されたごみは側板間距離を収
縮させてホッパ中央に寄せられる。収縮された側板間距
離にほぼ等しい幅の1次圧縮用プッシャで上記収縮ごみ
を押圧すればごみは片側端壁へと寄せられ、この1次圧
縮だけでもごみは初期体積の数分の1に圧縮される。
【0010】上記片側端壁へ寄せて圧縮されるごみの上
方適当な高さに竪押え部材を設けておけばごみはその下
方に寄せられるから、次に竪押え部材を作動させて下方
に押し下げると高さ方向に圧縮されつつその下方に設け
られている凹所内へ押し込まれる。
【0011】上記凹所内へ押し込まれたごみは次に2次
圧縮用プッシャで開口へ向ってさらに2次圧縮される。
この時、開口の外側に設けた蓋板は閉じたままとしてお
けば上記押圧によって蓋板との間でごみは数拾分の1と
極めて高圧縮率で小さい塊状に縮小される。従って、体
積の小さい塊状となったごみはその後の処理、あるいは
貯留する際の取扱いが容易となり、貯留する場合も大き
なスペースを必要としない。
【0012】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1はごみ圧縮処理装置の全体
概略構成を示す一部断面を含む外観斜視図、図2は縦断
面図、図3は図2の矢視III −III からの断面図であ
る。なお、図2は後述する収縮ホッパ6が収縮した状態
で、図3は拡張した状態で図示されているため、厳格に
は図3の断面は図2の矢視III −III と合致しないが、
構成を理解し易くするため便宜的に不一致のまま図示し
ている。共通台板1上にはポンプ室2と排出機構室3と
が設けられ、各室の対向する端壁4と5それぞれの下部
の間に収縮ホッパ6が設置されている。端壁4の中央部
は図2に示すように傾斜状のホッパ端壁6dをなし、反
対側の端壁5の下部は垂直なホッパ端壁5aとして形成
されている。
【0013】収縮ホッパ6は、後述するように左右対称
に設けた3枚の側板6a、6b、6cと、ホッパ底板7
と、前後のホッパ端壁5a、6dとで形成され、側板6
a〜6cを移動、回転によって幅方向の断面が収縮・拡
張自在となるように設けてある。その詳細については後
で説明する。
【0014】上記側板6a、6b、6cが回転、移動に
より変位して側板間の断面が縮小したときに一番下方の
側板6c〜6c間に形成される収縮空間8内に収縮され
たごみをホッパ端壁5の方へ1次圧縮するための1次
圧縮用プッシャ9(図2参照)がポンプ室2の下方で収
縮空間8に対応するレベルに設けられている。10は上
記プッシャ9用の押圧シリンダ、10Bはこのシリンダ
を収納するシリンダボックス、Pはポンプである。な
お、ポンプPから各シリンダへの配管は図示省略する。
【0015】次に、上記プッシャ9で端壁5の下部の
ッパ端壁5aへ向って1次圧縮されたごみを上下方向に
押圧する竪押部材11とその押圧シリンダ12が端壁5
ホッパ端壁5aに跨がって設けた固定用ボックス13
内に取り付けられている。
【0016】さらに、上記竪押部材11により押圧され
たごみを収容するための凹所14がホッパ底板7の中央
で下方に突出するように設けられており、この凹所14
内に押し下げられて収容されたごみを2次圧縮するため
の2次圧縮用プッシャ15が、1次圧縮用プッシャ9の
下方に重なるように並行に設けられている。15aはプ
ッシャ本体、16は同プッシャ15用の押圧シリンダで
ある。
【0017】上記押圧シリンダ16はシリンダボックス
16B内に収納され、ピストン16aの前端16a’
が、プッシャ本体15aの前端寄りの内側にリング部材
15a’により連結されている。プッシャ本体15aは
後で説明するように、L字形に屈曲したL字部材から成
り、その後端はガイド部材19により水平に案内されて
いる。
【0018】上記凹所14は、図2に示すように、ホッ
端壁5の底部に設けた開口18に接続されており、
この開口18は蓋板31により開閉自在に構成されてい
る。このため蓋板31は図8に示すような頑丈な門形の
ガイドフレーム32により上下方向に案内され、その上
端に接続される開閉用シリンダ30により開閉駆動され
る。
【0019】上述したように、凹所14内に押し込まれ
たごみは2次圧縮用プッシャ15で2次圧縮されるが、
その際凹所14より上方に少しはみ出すごみ部分が必ず
生じるため、2次圧縮と共にそのはみ出し部分を切断す
るための一対の切断刃17と17’が、図2に示すよう
に、2次圧縮用プッシャ15の前上端と、ホッパ端壁5
aの下端にそれぞれ設けられている。
【0020】図3に示すように、ホッパ6の左右の3枚
の側板6a、6b、6cは、2枚の傾斜側板6a、6b
と垂直側板6cから成る。2枚の傾斜側板6aと6b
は、6aがホッパ内側に、6bが外側に重なるように設
けられている。
【0021】傾斜側板6aは上端がピン21の回りに回
転自在に支持され、下端はフリーであり、自重により垂
直側板6c又は傾斜側板6b上に重なるように設けられ
ている。傾斜側板6bは上端がピン22を介してホッパ
開閉用シリンダ20のロッド20aの先端に回転自在に
連結され、下端は回転軸23を介して垂直側板6cの上
端に係合されている。傾斜側板6bは、後で説明するよ
うに、その両端に設けたガイドローラ24aを案内溝2
4で案内される。
【0022】垂直側板6cはその前、後端に設けられた
ガイド部25のガイドローラ25aを案内レール26に
係合させて、案内レール26の傾斜に沿って斜めに移動
する(図4も参照)。垂直側板6cの下端はフリーであ
り、ホッパ底板7上を摺動して移動する。案内レール2
6は、端壁5の下部のホッパ端壁5aと、反対側のホッ
6dの下方に延びる図示しない垂直壁に取り付け
られている。
【0023】以上の構造を理解するのを容易とするた
め、図4にホッパ側板6a、6b、6cを収縮させた状
態、図5に装置全体の平面図、図6に側面図を示してい
る。
【0024】さらに、図7にホッパ側板6a、6b、6
cを拡げた状態でホッパの外側からホッパ側板付近を見
た一部断面を含む側面図を示す。側板6aは6bに重な
っているため上部のみが認められ、側板6bが立上がっ
ている状態が分かる。側板6bは、やや傾斜して垂直壁
に設けられている案内溝24に両端に設けたガイドロー
ラ24aが案内される。
【0025】垂直側板6cは、回転軸23を介して上方
の側板6bと回転自在に連結されると共に、上端の前後
端付近を一部切欠いて案内レール26に嵌合するように
設けられ、その外側面に取り付けた断面がL字形のガイ
ド部25とガイドローラ25aで案内レール26を挟む
ようにして案内される。ホッパ底板7は外側中央付近に
切欠7aが設けられ、そこに開閉用シリンダ20が挿置
されている。
【0026】以上の構成とした実施形態のごみ圧縮処理
装置の作用は次の通りである。以下の説明では主とし
て、図9、図10を参照して説明する。又、圧縮処理す
るごみは主に金属ごみを対象として以下説明するが、金
属ごみ以外でも同様に圧縮処理できることは言うまでも
ない。
【0027】機械工場等で生じる切粉などの金属ごみ
は、図3に示すように、ごみ圧縮処理装置のホッパ6の
側板6a、6b、6cをその中に収納する容量が最大と
なるように最大幅に拡げておき、これに次々と投入して
出来る限り一杯となるまで金属ごみを多量に貯留する。
【0028】ホッパ6内に一杯まで金属ごみが貯留され
ると、さらに生じる金属ごみを貯留できる状態とするた
めホッパ6の両側板6a、6b、6cの幅を収縮させて
1次圧縮をする。両側板6a、6b、6cを収縮させる
ため開閉用シリンダ20のロッド20aをシリンダ20
内に引き込むと図4に示すように側板6c、6c間が最
小幅まで収縮し、その間に金属ごみが図9(a)に示す
ように収縮される。
【0029】この時、図9(b)に示すように、金属ご
みは未だホッパの両垂直壁間に拡がったままであり、こ
れを1次圧縮するため図9(c)に示すように、1次圧
縮用プッシャ9を突出させホッパ端壁5aに向けて圧縮
する。これにより金属ごみは体積が数分の一に圧縮され
る。
【0030】上記1次圧縮により金属ごみは相当な圧縮
を受けるが、さらに2次圧縮するため図9(c)に示す
ようにホッパ端壁5aに沿って待機している竪押え部材
11を図10(a)に示すように下方へ押出してホッパ
底板7の中央下方へ突出する凹所14内へ押し込む。
【0031】こうして凹所14内へ押し込ませた金属ご
みは、図10(b)に示すように、2次圧縮用プッシャ
15をさらに突出させ蓋板31に向って2次圧縮すると
体積はさらに数分の1となる。これにより大きく拡がっ
て投入された金属ごみは数拾分の1程に圧縮されて体積
が激減し小さくなる。この時蓋板31は開口18を閉じ
たままである。
【0032】なお、2次圧縮用プッシャ15で金属ごみ
を2次圧縮する際に凹所14内に押し込まれた金属ごみ
は1次圧縮と下方への押下力で塊となって押し込まれる
が、その一部はホッパ底板7より上方へ突出したままの
ものもある。従って、上方へ突出したごみ部分を含む金
属ごみを2次圧縮用プッシャ15で2次圧縮する際にそ
の突出部分が問題となるが、この装置では一対の切断刃
17、17’がプッシャ15の上端と開口上端にそれぞ
れ設けられているため、2次圧縮と同時にその突出部分
を切断するから、2次圧縮がスムースに行われる。
【0033】一方、圧縮された金属ごみを2次圧縮用プ
ッシャ15で蓋板31に押圧したままでは金属ごみ内部
に生じる内圧で蓋板31を開くのに大きな力を必要とす
ると共に作業が危険であるから、2次圧縮用プッシャ1
5は、図10の(b)に2点鎖線で示す位置までプッシ
ャ15をわずかに後退させ内圧を解除する。
【0034】内圧が解除されると蓋板31はその自重分
の力で持上げれば容易に開くことができ、蓋板31が開
かれるとさらに2次圧縮用プッシャ15を突出させ開口
から2次圧縮された金属ごみを外部へ排出する。排出さ
れた金属ごみは体積が数10分の1に小さくなっている
からフォークリフト等により所定の貯留場所、例えばド
ラム缶などに貯留される。
【0035】なお、特定の大型貯留装置に貯留したいと
きは、上記開口出口に持上装置と搬送装置を接続して搬
送するようにしてもよい。
【0036】図11以下に2次圧縮用プッシャ15によ
るごみ圧縮機構の詳細を示す。図11は上記プッシャ1
5を取付けたプッシャ本体15aをシリンダーボックス
16Bから引抜いた状態の分解斜視図、図12は主要縦
断面図を示す。
【0037】基本的な作用は、既に説明した通り金属ご
みを上記プッシャ15により2次圧縮することである
が、図11以下にその詳細を図示している理由はその際
に上記プッシャ15による2次圧縮作用をスムースに実
行する機構を含んでいることを説明するにある。
【0038】前述したように、2次圧縮用プッシャ15
のプッシャ本体15aは前端がL字形に屈曲したL字部
材から成り、このプッシャ本体15aを図12(b)に
示すように最も前進した位置に押し出した状態でL字部
材の後端がガイド部材19で水平に案内されるような関
係となるように形成されている。
【0039】プッシャ本体15aの前端は開口18とほ
ぼ同じ寸法の矩形断面であり、その前端の上下幅方向の
ほぼ中心にシリンダ16の中心位置が合致するようにし
てあり、シリンダ16の中心がプッシャ本体前端の中心
と10〜20%上下にずれても許容範囲内である。そし
て、ガイド部材19による案内面もほぼ上記関係と同じ
ように設けてある。
【0040】上記の構成とすることにより2次圧縮用プ
ッシャ15による2次圧縮作用がきわめてスムースとな
る。その理由は次の通りである。図14(a)に上記構
成の2次圧縮用プッシャ15による作用を、図14
(b)に作用がスムースでない構成例を比較例として示
している。
【0041】図14(b)の例ではプッシャ本体15a
は断面が矩形状の全長に亘り同一断面のものとして形成
され、かつガイド部材19は設けられていない。このよ
うな構成とすると、シリンダ16により2次圧縮のため
2次圧縮用プッシャ15を突出させ開口18に向ってご
みを2次圧縮した場合、ごみから受ける反力でプッシャ
本体15aは、図14(b)に示すようにその前端が浮
き上がることとなる。これは、プッシャ本体15aが前
進したときに凹所14の上部が空間として開放されてい
るためプッシャ本体15aを水平に抑制する部材がない
からである。
【0042】これに対し、図14(a)に示す本実施形
態の構成では、2次圧縮用プッシャ15が前進したとき
もプッシャ本体の後端を水平に移動するように案内する
ガイド部材19が設けられているため、プッシャ本体1
5aの前端も浮き上がることなく水平に移動するからで
ある。
【0043】このように、プッシャ本体15aが水平に
案内されて移動するため、2次圧縮用プッシャ15の前
端上部の切断刃17はホッパ端壁5aの下部の切断刃1
7’と正確に噛み合ってプッシャ本体15a上にはみ出
した金属ごみをスムースに切断できることとなる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、収縮ホッパ
と1次圧縮用プッシャによりホッパ内に投入されるごみ
を収縮して1次圧縮し、ホッパ下底凹所へごみを圧縮落
下させる竪押え部材と開口の蓋板に向って2次圧縮する
2次圧縮用プッシャとを備えて2次圧縮するようにした
から、ホッパ内に大量に投入されるごみを数拾分の1ま
で高圧縮率で圧縮して大量のごみを圧縮貯留でき、かつ
装置を中型、大型であってもシンプルな構造で安価に製
作できるという多くの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ごみ圧縮処理装置の全体概略斜視図
【図2】同上の縦断面図
【図3】図2の矢視III −III から見た断面図
【図4】同上の作用説明図
【図5】ごみ圧縮処理装置の一部断面を含む平面図
【図6】同上の側面図
【図7】開閉用シリンダ付近の部分拡大断面図
【図8】図2の矢視VIII−VIIIから見た一部断面を含む
正面図
【図9】作用の説明図
【図10】作用の説明図
【図11】2次圧縮用プッシャ機構の分解斜視図
【図12】同上の縦断面図
【図13】図12の矢視XIII−XIIIから見た断面図
【図14】2次圧縮用プッシャ機構の作用の説明図
【符号の説明】
1 共通台板 2 ポンプ室 3 排出機構室 4、5 端壁5a ホッパ端壁 6 収縮ホッパ 6a〜6c 側板6d ホッパ端壁ホッパ底板 8 収縮空間 9 1次圧縮用プッシャ 10 押圧シリンダ 11 竪押部材 12 押圧シリンダ 13 固定用ボックス 14 凹所 15 2次圧縮用プッシャ 16 押圧シリンダ 17、17’切断刃 18 開口 19 ガイド部材 20 ホッパ開閉用シリンダ 21、22 ピン 23 回転軸 24 案内溝 25 ガイド部 26 案内レール 30 開閉用シリンダ 31 蓋板 32 ガイドフレーム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置した側板の間隔を収縮自在
    とした収縮ホッパと、このホッパで収縮されたごみをそ
    の側方から1次圧縮する1次圧縮用プッシャとを備え、
    ホッパ下底にはホッパ端壁の下部に設けた開口に接続さ
    れる凹所と上記開口を開閉自在とする蓋板とを設け、上
    記凹所内に収容された圧縮ごみを上下方向に圧縮する竪
    押え部材と、上記開口の蓋板に向って圧縮ごみを2次圧
    縮する2次圧縮用プッシャとを備えて成るごみ圧縮処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記収縮ホッパが側板の両端に対向立設
    したホッパ端壁、この壁間に設けたホッパ底、及び
    幅方向に収縮自在な側板とから成ることを特徴とする請
    求項1に記載のごみ圧縮処理装置。
  3. 【請求項3】 前記側板が傾斜側板と垂直側板とから成
    り、上端が回転する傾斜側板の下端を回転自在に垂直側
    板上端に接続し、垂直側板は垂直状のままホッパ底板上
    をスライド移動して側板間の幅を収縮自在としたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のごみ圧縮処理装置。
  4. 【請求項4】 前記2次圧縮用プッシャの上端と前記開
    口上端に互いに一対となる切断刃を設けたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のごみ圧縮処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記2次圧縮用プッシャがL字状屈曲部
    材から成り、押圧シリンダをプッシャ前端にそれぞれの
    中心を互いに所定誤差範囲内で一致するように接続し、
    上記プッシャ後端を上記プッシャ中心と所定誤差範囲内
    で一致するレベルで水平に案内するガイド部材を設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載のごみ圧縮処理装置。
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