JP4279938B2 - 空き缶プレス装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空き缶を圧縮し容積を小さくして搬送を容易にするための空き缶プレス装置に関する。本発明は、市場に流通している各種缶入り商品の空き缶リサイクル時の圧縮処理に利用する。本発明は小型あるいは中型の空き缶プレス装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
省資源がさけばれている折から空き缶回収のために小さな空き缶から大きな空き缶までの多くの種類の空き缶の圧縮処理を行う専用プレス装置が利用されている。これらの装置のほとんどは、空き缶を圧縮する圧縮室と、この圧縮室に投入された空き缶を下方にむけて押圧するプレス装置とにより構成され、圧縮室は、空き缶を収容する枠体と、この枠体の下部に固定された下部圧盤と、プレス装置に連結されその外周が枠体内で摺動自在に上下する上部圧盤とにより形成される。
【0003】
この種の装置による空き缶の圧縮作業は、空き缶を装置下部に設けられた投入口から圧縮室内に投入し、プレス装置に連結した上部圧盤を降下させて圧縮を行い、圧縮された空き缶ブロックを投入口から取り出すことによって行われる。
【0004】
また、空き缶プレス装置の一部には、圧縮室を装置の上部に設け、上部圧盤を固定し下部圧盤を可動にして、この下部圧盤の下側にプレス装置を配置し、下部圧盤を押し上げることにより空き缶を圧縮する装置がある。この種の装置は、空き缶の投入および圧縮された空き缶の取出しを行うための出し入れ口が圧縮室の側面に設けられ、この出し入れ口に開閉扉を備えた構造に構成されている。この種の装置による圧縮作業は、開閉扉を開けて圧縮室に空き缶を投入し、開閉扉を閉じてロック状態にした後にプレス装置を操作して下部圧盤を押し上げることにより行われる。圧縮された空き缶は開閉扉を開放することにより取出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した押し下げ形の装置は、大型装置の場合には空き缶の投入および圧縮された空き缶の取り出しが自動的に行われるので、空き缶の出し入れ口が低い位置にあっても作業上支障はないが、小型あるいは中型の装置の場合には作業者の手によって空き缶の投入および取り出しが行われるために、出し入れ口が低い位置にあった場合に、腰をかがめた不自然な姿勢で空き缶の投入および圧縮後の取り出しを行わなければならない。そのために作業がしにくく、場合によっては腰痛を起すなどの労働障害を起す要因となる。
【0006】
また、押し上げ形の装置の場合は、空き缶の出し入れ口が装置の上部に設けられているので、無理な姿勢をとらずに投入および取り出しを行うことができる利点はあるが、圧縮室に開閉扉が設けられているので、圧縮時の内圧に耐え得る強固な構造が必要になるとともに安全装置を装備する必要があり、さらに圧縮された空き缶を取り出す際に下部圧盤を出し入れ口の位置まで降下させて停止させる操作が必要になる。
【0007】
本発明はこのような背景のもとに行われたものであって、不自然な作業姿勢をとることなく空き缶の投入および圧縮された空き缶の取り出しを行うことができる装置を提供することを目的とする。本発明は、空き缶の投入および圧縮された空き缶の取り出しに大きな力を要することになく作業を行うことができる装置を提供することを目的とする。本発明は危険をともなわずに安全な状態で作業を行うことができる装置を提供することを目的とする。本発明は、圧縮された空き缶の結束作業を簡単に短時間で行うことができ、作業効率を向上させることができる装置を提供することを目的とする。本発明は、特別に安全装置を装備する必要のない簡単な構造で構成し、安価に製造することができる装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空き缶の投入口の開口扉と投入された空き缶が圧縮されるときの受圧板とを共通に利用し、プレス板を上昇させることにより空き缶を圧縮し、圧縮後に開閉扉を開放して圧縮された空き缶をその位置で取出すことができる構造を特徴とする。
【0009】
すなわち、本発明は、投入された空き缶が圧縮される圧縮箱と、この圧縮箱内を昇降するプレス板と、このプレス板を駆動する駆動手段とを備えた空き缶プレス装置において、前記圧縮箱に受圧板となる開閉可能な上蓋を備え、前記駆動手段は、圧縮時に前記プレス板を上昇させ、圧縮終了時にその上昇位置を保持する手段を含むことを特徴とする。
【0010】
前記上蓋は前記圧縮箱の上部にヒンジにより取付けられ、この圧縮箱のヒンジとは反対側に前記上蓋を係止する係止板が形成され、前記上蓋には、前記係止具に係合する係止具と、バランス・ウエイトとが備えられ、前記係止具は、コ字状の溝に前記係止板と上蓋端部とを嵌合する構造であることが望ましく、前記圧縮箱内部には、前記プレス板の昇降する方向に互いに対向して二つの凸状部が設けられることが望ましい。
【0011】
さらに、前記圧縮室に隣接して圧縮された空き缶を仮置きする仮置き部が設けられ、この仮置き部の底面の中央には圧縮された空き缶を結束するための結束資材が引き出されて配置される溝が設けられることが望ましい。
【0012】
上蓋を開放しプレス板を最下端まで降下させることにより圧縮する空き缶の投入空間が形成される。この空間内に投入された空き缶が適量に達したときに、上蓋を閉じて固定し、駆動手段を駆動してプレス板を上昇させる。この駆動手段には油圧シリンダを用いることが利用上便利である。
【0013】
プレス板が上昇すると、投入された空き缶の上面が上蓋の内側に当接して圧縮される。駆動手段によりプレス板に与えられる圧力値はあらかじめ空き缶の種類により設定しておくことができる。例えば、油圧シリンダを用いた場合にはその油圧値を設定しておき、油圧ゲージにその設定値が示されたときに加圧を停止しその圧力値を保持する。あるいは設定値に到達したときにブザーによって操作者に加圧の停止を指示する。
【0014】
これにより、投入された空き缶は圧縮された状態で圧縮箱上部に支持される。この状態で上蓋を開放すると圧縮された空き缶の上面は圧縮箱の上部端面に一致した位置にある。ここで圧縮された空き缶ブロックを取り出し易くするために油圧シリンダを加圧してプレス板を上昇させ、空き缶ブロックを取り出すことができる位置まで上昇させる。この操作により圧縮された空き缶ブロックを容易に取り出すことができる。
【0015】
上蓋はヒンジにより圧縮箱の上部に取付けられているので、上蓋に備えられている係止具と圧縮箱の係止板との係合を解除し持ち上げることにより開放することができる。上蓋は空き缶を圧縮するときの高い圧力に耐え得るために重量のある構造に形成されるが、ヒンジを支点としてその反対側にバランス・ウエイトが備えられているので、このバランス・ウエイトの位置を調節しておくことにより、大きな力を要することなく上蓋の開閉を行うことができる。また、係止具は1個の場合は片手で操作でき、2個の場合には両手で操作する。
【0016】
空き缶を圧縮したときに、圧縮箱内部の互いに対向する面のプレス板が昇降する方向に設けられた二つの凸状部により、圧縮された空き缶ブロックの対向する側面に垂直方向の溝が形成される。空き缶ブロックは複数個結束して運搬されるので、結束時にこの溝に沿って結束資材を巻回することにより、位置決めを容易に行うことができるとともに、結束に多少の緩みが生じてもこの溝により結束資材の外れが防止され、運搬時にばらけを生じることが回避される。
【0017】
圧縮された空き缶ブロックは結束できる適量になるまで圧縮室に隣接して設けられた仮置き部に一時保管する。ブロックが所定の個数に達したときに、その底部に設けられた溝内に引き出されている結束資材を用いてブロックを結束する。結束資材の引き出し位置とブロックに形成された溝の位置とは同じ位置にあるので結束作業は容易かつ簡単に行うことができる。
【0018】
このような本発明による装置を用いることにより、不自然な作業姿勢をとることなく、かつ大きな力を要せずに空き缶の投入および圧縮後の取り出しを安全な状態で行うことができる。また、付帯作業として行われる圧縮後の空き缶ブロックの結束作業を簡単に短時間で行うことができ作業効率を向上させることができる。さらに、特別に安全装置を装備する必要のない簡単な構造で構成することができるので製造コストを低減することができる。また、簡単な操作で空き缶プレス作業を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
【実施例】
次に、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。
【0020】
(第一実施例)
図1は本発明第一実施例装置の構成を示す正面図、図2は本発明第一実施例装置の構成を示す斜視図、図3は本発明第一実施例装置の構成を示す背面側部分斜視図、図4は本発明第一実施例装置における上蓋の構成を示す平面図である。
【0021】
本発明第一実施例装置は、投入された空き缶が圧縮される圧縮箱1と、この圧縮箱1内を昇降するプレス板2と、このプレス板2を駆動する駆動手段とが備えられる。駆動手段には油圧シリンダ3が用いられ、この油圧シリンダ3は電動機により駆動される油圧ポンプの加圧によって上昇し、弁の切替によって降下する構造に構成される。
【0022】
プレス板2は油圧シリンダ3の可動部先端に連結され、油圧シリンダ3の加圧によって上昇し、所定の油圧に達したときに加圧を停止することによりその上昇位置を保持し、弁切替操作を受けたときに降下する。
【0023】
圧縮箱1の上面には受圧板となる上蓋4が備えられ、この上蓋4を固定する係止板5と、プレス板2の昇降する方向に互いに対向した二つの凸状部18とが形成される。上蓋4には、圧縮箱1に形成された係止板5に係合するコ字状の係止具6と、バランス・ウエイト7と、ロック・スプリング8と、このロック・スプリング8の一方を支持する支持ピン9と、バランス・ウエイト7を支持する一対の支持アーム10とが備えられ、圧縮箱1とヒンジ11により回動自在に取付けられる。プレス板2には凸状部18に対応する一対の摺動溝が形成される。
【0024】
係止具6には、回動板12と、操作レバー13と、ロック・スプリング8の他方を支持する支持ピン14とが固定され、回動板12がボルト15により上蓋4に回動自在に取付けられる。
【0025】
バランス・ウエイト7は、円筒状に形成され、その軸芯に一対の支持軸16が備えられ、この支持軸16が支持アーム10に形成された固定溝17に固定される。このバランス・ウエイト7は、あらかじめ上蓋4とのバランスが調節され操作し易い位置に固定される。
【0026】
さらに、圧縮箱1に隣接して空き缶が圧縮されて形成された圧縮ブロック30を積み重ねて仮置きする仮置き部21が設けられ、この仮置き部21の底面の中央には積み重ねた圧縮ブロック30を結束するための結束資材31を配置する溝22が設けられる。
【0027】
結束資材31には、鉄線、アルミ線あるいはビニール製の紐などを適宜用いることができ、この結束資材31は、図3に示すように、仮置き部21の背面に設けられた結束資材支持具23に支持され、挿通孔24を通して溝22内に収容されて装置の前方に引き出される。
【0028】
次に、このように構成された本発明第一実施例装置による空き缶の圧縮動作について説明する。
【0029】
図2に示すように、プレス板2を最下端まで降下させた状態で上蓋4を開放状態にし圧縮箱1内に適量の空き缶を投入し、操作レバー13を手前に引いて上蓋4を閉じる。上蓋4の開放時は、ヒンジ11を支点としてバランス・ウエイト7により、垂直な面よりもやや背面側の死点を越えた位置にあるので、大きな外力を受けないかぎり前に倒れることなく安全な状態が維持される。また、上蓋4を閉じるために操作レバー13を手前に引いたときに、上蓋4の重量が操作レバー13にかかるが、バランス・ウエイト7によって操作レバー13にかかる重量が調節されているので、大きな力を要することなく安全な状態で上蓋4を閉じることができる。また、係止具6はコ字状であり、操作レバー13を片手で操作するだけで、コ字状内に係止板5と上蓋4の端部とを係止することができるので上蓋4の閉じる操作が容易である。
【0030】
上蓋4を閉じた状態では係止具6および操作レバー13は図4の二点鎖線で示す位置にある。操作レバー13を矢印方向に回動させると、ボルト15を支点にして係止具6が実線で示す位置まで回動する。このとき、ロック・スプリング8も同時に回動して死点を越え、その張力が係止具6に付勢されて、図5に示すように、係止具6のコ字状の溝が上蓋4と係止板5とに嵌合した状態で固定される。
【0031】
ここで、操作ボタン41が押されレバー42が手前に引かれると、油圧シリンダ3内に圧油が供給されプレス板2を押し上げる。圧縮箱1内に投入された空き缶はこのプレス板2と上蓋4との間で圧縮される。この加圧操作はあらかじめ空き缶の種類によって定められた圧力値P(kg/cm2 )が圧力ゲージ43に示されたときに停止する。また圧力値Pに到達したときにブザーを鳴動させて加圧操作停止が指示される。手前に引いていたレバー42を垂直の位置に戻すことにより加圧動作は停止し、プレス板2はその上昇位置で支持される。
【0032】
このような操作により空き缶の圧縮が終了すると、操作レバー13を操作して係止具6を図4に示す二点鎖線の位置に回動させる。この回動により図6に示すように係止具6のコ字状の溝は上蓋4と係止板5との嵌合状態から離脱する。この操作レバー13の操作にともなって、ロック・スプリング8も同じ方向に回動し、死点を越えた状態で係止具6を付勢し、係止具6が上蓋4および係止板5から脱離した状態が維持される。
【0033】
ここで上蓋4を開放すると、圧縮箱1に投入された空き缶は圧縮ブロック30となってその上面が圧縮箱1の上部端面に一致した状態で現れる。この圧縮ブロック30を圧縮箱1から取り出すために再度レバー42を手前に引くと、油圧シリンダ3が加圧されてプレス板2が上昇する。このプレス板2の上昇にともなって圧縮ブロック30も上昇し、その上面が圧縮箱1の上部端面からせり出す。圧縮ブロック30が取り出し易い位置まで上昇したときに、レバー42を垂直位置に戻すと上昇動作は停止する。この状態で圧縮箱1内から圧縮ブロック30を取り出し仮置き部21上に収容する。
【0034】
圧縮ブロック30の前面および背面には、圧縮時に凸状部18により溝32が形成されるので、この溝32が仮置き部21に設けられた溝22に一致するように収容する。
【0035】
これらの作業、すなわち、圧縮箱1への空き缶の投入、上蓋4の開閉操作、圧縮作業のための操作ボタン41およびレバー42の操作、圧縮ブロック30の取り出しおよび仮置き部21への収容作業は、圧縮箱1が作業し易い装置の上部に備えられているためにいずれも無理な姿勢をとることなく行うことができる。
【0036】
次の圧縮作業を行うときは、レバー42を垂直の位置から前方に倒すことにより、油圧シリンダ3への油圧を供給する弁が切り替えられてプレス板2が降下し、圧縮箱1内に空き缶の投入空間が設定される。
【0037】
仮置き部21上の圧縮ブロック30が適量に達したときは、仮置き部21の背面から挿通孔24を通して溝22内に配置された結束資材31を複数個積み重ねられた圧縮ブロック30の溝32に沿って図7に示すように巻回し結束する。この結束した圧縮ブロック30を仮置き部21から取り出した後は、挿通孔24に現れている結束資材31を引き出し、溝22に収容して次の作業に備える。これらの作業も仮置き部21が高い位置に配置されているので楽な姿勢で行うことができる。
【0038】
空き缶の圧縮の際に飲み残しの液体、油、塗料などが流れ出るが、これらの廃液は圧縮箱1の底部に設けられた排出口(図示せず)から別途ホース等により外部の廃液溜に排出され、あるいは下部の廃液受け皿25に排出される。
【0039】
(第二実施例)
図8は本発明第二実施例装置の構成を示す正面図、図9は本発明第二実施例装置の構成を示す右側面図である。
【0040】
本発明第二実施例装置は、空き缶を圧縮する圧縮箱の容積が第一実施例装置よりも大きな形態の例を示したもので、投入された空き缶が圧縮される圧縮箱101と、この圧縮箱101内を昇降するプレス板102と、このプレス板102を駆動する油圧シリンダ103と、圧縮箱101にヒンジ11により回動自在に取付けられた上蓋104とが備えられる。
【0041】
上蓋104には、係止板105が形成され、一対の係止手段と、バランス・ウエイト7とが備えられる。この一対の係止手段およびバランス・ウエイト7は第一実施例同様に構成される。圧縮箱101の内部にはプレス板102の昇降する方向に互いに対向する二対の凸状部18が設けられ、プレス板102にはこの凸状部18に対応する二対の摺動溝が形成される。
【0042】
本第二実施例の場合も、図10に示すように、上蓋104を開放しプレス板102の位置を降下させた状態で圧縮箱101内に適量の空き缶を投入し、図11に示すように上蓋104を閉じ、操作レバー13を操作して図12に示すように係止具6のコ字状の溝を上蓋104および係止板105に嵌合させる。これにより上蓋104は圧縮箱101に堅固に固定される。本第二実施例装置の場合も上蓋104がバランス・ウエイト7によりヒンジ11を支点としてバランスがとられているので、上蓋104の重量が増加しても開閉操作を大きな力を要することなく行うことができる。また、この第二実施例では、両手で二つの係止具6の操作レバー13を操作するため、操作者の安全性をさらに高めることができる。
【0043】
圧縮箱101に投入された空き缶の圧縮動作は操作ボタン41およびレバー42の操作によって第一実施例装置と同様に行われる。
【0044】
本第二実施例装置は仮置き部を設けない構成で説明したが、第一実施例同様に圧縮箱に隣接して設けることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、腰をかがめるような不自然な作業姿勢をとることなく、かつ大きな力を要せずに空き缶の投入および圧縮後の取り出しを安全な状態で行うことができる。また、上蓋を閉める操作等の作業が簡単になる利点がある。付帯作業として行われる圧縮後の空き缶ブロックの結束作業を短時間で行うことができるので作業効率を向上させることができる。さらに、特別に安全装置を装備する必要のない簡単な構造に構成することができるので製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置の構成を示す正面図。
【図2】本発明第一実施例装置の構成を示す斜視図。
【図3】本発明第一実施例装置の構成を示す背面側部分斜視図。
【図4】本発明第一実施例装置における上蓋の構成を示す平面図。
【図5】本発明第一実施例装置の上蓋が係止具により圧縮箱の係止板に固定された状態を示す部分斜視図。
【図6】本発明第一実施例装置の係止具が上蓋および係止板から離脱した状態を示す部分斜視図。
【図7】本発明第一実施例装置により圧縮された圧縮ブロックの結束状態を示す斜視図。
【図8】本発明第二実施例装置の構成を示す正面図。
【図9】本発明第二実施例装置の構成を示す右側面図。
【図10】本発明第二実施例装置の上蓋が開放された状態を示す部分斜視図。
【図11】本発明第二実施例装置の上蓋を閉じた状態を示す部分斜視図。
【図12】本発明第二実施例装置の上蓋が係止具により圧縮箱の係止板に固定された状態を示す部分斜視図。
【符号の説明】
1、101 圧縮箱
2、102 プレス板
3、103 油圧シリンダ
4、104 上蓋
5、105 係止板
6 係止具
7 バランス・ウエイト
8 ロック・スプリング
9、14 支持ピン
10 支持アーム
11 ヒンジ
12 回動板
13 操作レバー
15 ボルト
16 支持軸
17 固定溝
18 凸状部
21 仮置き部
22、32 溝
23 結束資材支持具
24 挿通孔
25 廃液受け皿
30 圧縮ブロック
31 結束資材
41 操作ボタン
42 レバー
43 圧力ゲージ

Claims (4)

  1. 投入された空き缶が圧縮される圧縮箱と、この圧縮箱内を昇降するプレス板と、このプレス板を駆動する駆動手段とを備えた空き缶プレス装置において、
    前記圧縮箱に受圧板となる開閉可能な上蓋が備えられ、
    前記駆動手段は、圧縮時に前記プレス板を上昇させ、圧縮終了時にその上昇位置を保持する手段を含み、
    前記上蓋は前記圧縮箱の上部にヒンジにより取付けられ、この圧縮箱のヒンジとは反対側に前記上蓋を係止する係止板が形成され、前記上蓋には、前記係止板に係合する係止具が備えられ、
    前記係止具は、コ字状の溝に前記上蓋端部と前記係止板とを挟んで嵌合させる構造であり、前記上蓋が圧縮箱を閉じた状態で水平方向に回動可能に前記上蓋に取り付けられ、前記係止具端部に設けられた操作レバーを回動させて、前記上蓋と前記係止板とを嵌合して固定する
    ことを特徴とする空き缶プレス装置。
  2. 前記上蓋には、バランス・ウエイが備えられた請求項1記載の空き缶プレス装置。
  3. 前記圧縮箱内部には、前記プレス板の昇降する方向に互いに対向して二つの凸状部が設けられた請求項1または2記載の空き缶プレス装置。
  4. 前記圧縮室に隣接して圧縮された空き缶を仮置きする仮置き部が設けられ、この仮置き部の底面の中央には圧縮された空き缶を結束するための結束資材が引き出されて配置される溝が設けられた請求項記載の空き缶プレス装置。
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